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JP5471916B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体(以下、記録材、用紙又はシートともいう)に粉体粒子状の像形成物質(以下、トナーともいう)で形成された未定着画像を定着した後に、画像上に微小なレンズ列を形成して3D画像(立体表示画像)を作成する複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機、印刷機等の画像形成装置に関する。
近年、複写機、ファクシミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の情報処理システムの性能が急速に向上し、このような情報処理システムの出力媒体である記録媒体も種類も紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等、多岐にわたって開発されている。
そのような記録媒体の一種に、記録媒体表面に凹凸形状を持つ透光性の立体表示レンズが設けられたものがある。この立体表示レンズには、例えばレンチキュラーレンズ、フライアイレンズなどがあり、これらは立体感を生み出し目を引くため、ポスター、看板、CDジャケット、トレーディングカード等のコマーシャル、アミューズメント用途に広く使われている。
ここで、レンチキュラーレンズは、特別な装置なしに立体視を達成する「レンチキュラー方式」と呼ばれる方式に使用されるものである。また、フライアイレンズは、「フライアイ方式」と呼ばれる、左右方向だけでなく、上下方向にも視差を持たせた方式に使用されるものである。
これらの方式はいずれも左目と右目で違うものを捕らえるという目の視差を利用して表示画像に特徴を持たせており、平面画像を3次元画像のように表現する3D画像と、見る角度を変えることにより絵柄が変化する2D画像がある。すなわち、3D画像は、レンズを介することで、左右の目で見える位置が異なるため、左目と右目で別々のイメージを見ることになり、この視差が錯覚を起させイメージが立体的に見えるようにするものである。また、2D画像も基本的な原理は3D画像と同様であり、見る角度によって複数の絵柄が切り替わるものと、それが連続的に切り替わり、アニメーションのように動作して見えるアニメーションエフェクトなどがある。
これらの画像の形成方法として、例えば特許文献1では、電子写真画像をページごとに略連続的に立体表示レンズであるレンチキュラーシートに接着させて3D画像を得る発明が提案されている。
また、特許文献2では、電子写真画像上にインクジェットにて、透明樹脂を立体的に吐出させて立体表示レンズを形成することにより3D画像を得る発明が提案されている。
しかしながら、特許文献1,2の発明では、画像を構成する材質(ここでは電子写真式のトナー)と立体表示レンズを構成する透明樹脂との材質が異なるため、画像と立体表示レンズとの接着性が悪く問題となった。また、画像形成とレンズ形成の方式が大きく異なるため、装置が大型となり問題となった。
なお、特許文献3では、透明トナーを用いた透明トナー層表面に凹凸をつけ、その状態でシートを形成し、それを画像に転写溶着させることで、水蒸気や気体の膨張によるブリスターなどの異常画像を防ぎ、高い光沢の画像を得る発明が提案されているが、この発明は透明トナーを凹凸をつけた別のシートとして形成し、高光沢の画像を得ようとするものであり、立体表示レンズを形成する本発明と本質的に目的が異なる。
本発明は、以上の従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、装置の大型化を防ぎつつ、密着性の良好な立体表示レンズを有する3D画像を連続的に形成することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである。なお、カッコ内に本発明を実施するための形態において対応する部位及び符号等を示す。
〔1〕 記録媒体(記録材P)上に、有色トナーによるトナー画像及び透明トナーによる透明層を形成する画像形成部(作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10bからなる作像部、中間転写体15及び二次転写装置25などからなるトナー転写機構部、定着機構部300等)と、前記画像形成部の記録媒体搬送方向下流側に配置され、表面に所定の凹凸形状が設けられた成形部材(形状付与ベルト30)を有し、前記記録媒体の最外層に形成された前記透明層に前記成形部材を圧着して該成形部材表面の凹凸形状を転写させ前記透明層を立体表示レンズとする立体表示レンズ形成機構部(立体表示レンズ形成機構部301)と、を備えることを特徴とする画像形成装置(画像形成装置本体100、図1,図2)。
〔2〕 前記画像形成部は、前記立体表示レンズに対応した立体表示用のトナー画像を記録媒体に形成することを特徴とする前記〔1〕に記載の画像形成装置。
〔3〕 前記立体表示レンズ形成機構部は、前記記録媒体上に形成された立体表示用のトナー画像の所定位置と、前記成形部材の凹凸形状の所定位置を合わせるために、前記記録媒体の搬送及び/又は前記成形部材の駆動を制御する位置合わせ手段を有することを特徴とする前記〔2〕に記載の画像形成装置。
〔4〕 前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材を加熱する加熱手段(ハロゲンヒータ33)と、前記成形部材と圧着した記録媒体を冷却する冷却手段(冷却ファン41)と、を備えることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の画像形成装置(図2)。
〔5〕 前記立体表示レンズ形成機構部は、複数のローラ(加熱ローラ36,分離ローラ37)と、該複数のローラに架け渡される無端状ベルトである前記成形部材(形状付与ベルト30)と、前記複数のローラのうちいずれか1つのローラと前記成形部材を介して圧接する加圧部材(加圧ローラ40)と、を備えることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の画像形成装置(図2)。
〔6〕 前記成形部材は、ベルト外周面に前記立体表示レンズを形成するための凹凸形状部分(凹凸形状部分30c)と、平滑部分(平滑部分30d)とを有することを特徴とする前記〔5〕に記載の画像形成装置(図6)。
〔7〕 画像形成モードとして、3D画像モードとグロスアップモードとを有し、前記3D画像モードが選択されると、前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材の凹凸部分を前記記録媒体上の最外層の透明層に圧着させ、前記グロスアップモードが選択されると、前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材の平滑部分を前記記録媒体上の最外層の透明層に圧着させることを特徴とする前記〔6〕に記載の画像形成装置。
〔8〕 前記画像形成部が記録媒体上にトナー画像あるいはトナー画像及び透明層を形成し(S21,S22)、前記立体表示レンズ形成機構部が前記成形部材の平滑部分を使用して前記記録媒体上に形成されたトナー画像あるいはトナー画像及び透明層を平滑化し(S23,S24)、ついで前記画像形成部が記録媒体の前記トナー画像あるいはトナー画像及び透明層上に透明層を更に形成し(S26)、前記立体表示レンズ形成機構部が前記成形部材の凹凸形状部分を使用して前記記録媒体上の透明層を立体表示レンズに形成する(S27,S28)ことを特徴とする前記〔6〕に記載の画像形成装置(図7)。
〔9〕 前記立体表示レンズは、レンチキュラーレンズまたはフライアイレンズであることを特徴とする前記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、トナー画像表面に設けられるクリアトナーからなる透明層を立体表示レンズに成形しているので、特別な材料や機構を用いることなく立体表示レンズとトナー画像及び記録材との良好な密着性を有する3D画像を得ることができる。また、簡便な機構(立体表示レンズ形成機構部)を付加するだけで同じ画像形成システムにて立体表示レンズを形成することができ、高精細で高精度の形状の立体表示レンズが形成可能である。さらに装置の小型化や3D画像の画質を高くすることも可能である。
本発明に係る画像形成装置の内部機構を示す断面図である。 本発明の画像形成装置本体に備える定着機構部及び立体表示レンズ形成機構部の概略構成図である。 本発明の画像形成装置における3D画像作成の動作フローチャート例(1)である。 形状付与ベルトの表面凹凸形状の構成例(1)を示す斜視図である。 形状付与ベルトの表面凹凸形状の構成例(2)を示す斜視図である。 形状付与ベルトの表面凹凸形状の構成例(3)を示す断面図である。 本発明の画像形成装置における3D画像作成の動作フローチャート例(2)である。
以下に、本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の内部機構の構成例を示す断面図である。図中符号100は画像形成装置本体、200はその画像形成装置本体100上に取り付ける画像読取装置である。
本発明に係る画像形成装置は、記録材P上に、有色トナーによるトナー画像及び透明トナーによる透明層を形成する画像形成部と、前記画像形成部の記録材搬送方向下流側に配置され、表面に所定の凹凸形状が設けられた成形部材(形状付与ベルト30)を有し、記録材Pの最外層に形成された前記透明層に前記成形部材を圧着して該成形部材表面の凹凸形状を転写させ前記透明層を立体表示レンズとする立体表示レンズ形成機構部301と、を備える。
ここで、画像形成部は、電子写真方式により記録材P上に画像を形成するものであり、例えば作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10bからなる作像部と、中間転写体15、二次転写装置25などからなるトナー転写機構部と、定着機構部300等から構成される。
本発明に係る画像形成装置の詳細は次のとおりである。
すなわち、図1に示すように、画像形成装置本体100内には、クリア(cl)、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロ(y)、ブラック(b)の5つの作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10bがタンデム式に並べて設けられている。また、作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10b共通の書込み装置13を備える。各作像ステーションの構成は同じであるため、以下クリアの作像ステーション10clを代表例にその作像及び転写手順を説明する。
作像ステーション10clは、ドラム状の感光体11clと、その感光体11clの外周上に時計回り方向に配置される帯電装置12cl、現像装置14cl、一次転写装置16cl、一次クリーニング装置17clを備える。
作像ステーション10clでは、感光体11clの図中時計まわりの回転にともない、まず帯電装置12clでバイアス電圧を印加して表面を一様に帯電する。
次いで、複写機にあっては画像読取装置200による読取信号や、プリンタにあってはホストからの画像信号や、ファクシミリにあっては電話回線を介して送られてくる送信信号に基づき、共通の書込み装置13からレーザ光Lclを照射することにより書込みを行い、感光体11cl上に静電潜像を形成する。そののち、現像装置14clで透明トナーを付着してその静電潜像を現像し、感光体11cl上に透明層を形成する。
一次転写終了後の感光体11clは、一次クリーニング装置17clでクリーニングして転写残トナーを除去して初期化する。
なお、ほかの作像ステーション10c,10m,10y,10bでは各現像装置14c,14m,14y,14bでトナーを付着してその静電潜像を可視像化し、感光体11c,11m,11y,11b上に各々各色単色画像(トナー画像)を形成する。
ついで、感光体11cl,11c,11m,11y,11bに接触して無端ベルト状の中間転写体15を図中反時計まわりに走行し、各一次転写装置16cl,16c,16m,16y,16bにより感光体11cl,11c,11m,11y,11b上の各色単色画像(感光体11clにあっては透明層)をクリアから順に中間転写体15上に一次転写し、転写画像を重ね合わせて中間転写体15上にフルカラー画像及び透明層を形成する。
一方、適宜タイミングで給紙ローラ20の1つを選択的に回転し、画像形成装置本体100内の、対応する給紙カセット21から記録材Pを繰り出し、記録材搬送路23を通して搬送して一対のレジストローラ24間に突き当てて止める。そして、中間転写体15上のフルカラー画像にタイミングを合わせて一対のレジストローラ24を回転し、二次転写装置25によりそのフルカラー画像及び透明層を記録材Pに二次転写する。このとき、記録材P上では、透明層が最外層となっている。
そののち、フルカラー画像転写後の記録材Pを記録材搬送路23を通してそのまま上方へと搬送し、定着機構部300の定着ニップを通過するとき未定着転写トナーを記録材Pに定着し、さらにユーザーが3D画像を得るためのモード(3D画像モード)や光沢度を向上させるためのモード(グロスアップモード)を選択した場合には、記録材Pの種類によって、立体表示レンズ形成機構部301のニップを通過し、画像形成装置本体100上の排紙スタック装置27上にスタックする。3D画像を形成しない場合や光沢度を向上させない場合では、形状形成装置301のニップが形成されないように、形状付与ベルト30と加圧ローラ40が離間された状態で排紙される。
また、二次転写終了後の中間転写体15は、二次クリーニング装置18でクリーニングして転写残トナーを除去して初期化する。
なお、図中符号28cl,28c,28m,28y,28bは、それぞれ作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10b(すなわち各色現像装置14cl,14c,14m,14y,14b)にトナーを補給する各色トナーボトルである。これらのトナーは従来より電子写真方式の画像形成に用いられているものでよい。
以上の説明では、記録材Pにカラー画像を記録する場合について説明したが、上述した画像形成装置では、選択された単色モードまたは複数色モードにしたがい、適宜作像ステーション10cl,10c,10m,10y,10bのいくつかを選択使用し、モノクロ画像またはカラー画像(トナー画像)、クリアトナー層(透明層)を任意に形成することができるようになっている。
図2は、図1に示す画像形成装置本体100に備える定着機構部300及び立体表示レンズ形成機構部301の概略を示す断面図である。
ここで、定着機構部300は、定着ローラ2及び加熱ローラ3に架け渡された定着部材である定着ベルト1と、定着ベルト1に対して回転自在に圧接し定着ニップ部N1を形成する加圧部材である加圧ローラ4と、を備える。
定着ベルト1は、無端ベルトであり、断面構造としては、例えばニッケル、ステンレス、ポリイミドなどの基材にシリコンゴム層などの弾性層を形成した2層構造となっている。また、定着ローラ2は、金属の芯金にシリコンゴムなどの弾性層を設けたものである。ウォームアップ時間短縮のため、定着ベルト1の熱を吸収しにくいように、発泡のシリコンゴムを用いることもある。また、加熱ローラ3は、アルミ又は鉄の中空ローラで内部にハロゲンヒータなどのヒータ3hからなる熱源を有している。
定着機構部300の駆動の際には、例えば定着ローラ2の図中反時計回り方向の回転駆動により定着ベルト1が適切なテンションが付与された状態で記録材Pを排出する方向(図2では反時計回り方向)に回動し、加圧ローラ4が連れ回りする。駆動されるローラは定着ローラ2に限らず加圧ローラ4や加熱ローラ3であってもよい。また、定着の際には、定着ベルト1は、加熱ローラ3内部に配置されたヒータ3hの発熱によりサーミスタ(不図示)で検出される温度が所定の温度(例えばトナー定着に適する温度)まで加熱される。なお、本発明では、定着部材として、図2に示す定着ベルト1(無端ベルト)の形態を示したが、これに限定されるものではなく、中空円筒形状のローラ(定着ローラ)としてもよい。
加圧ローラ4は、通常はアルミ又は鉄等の芯金の上にシリコンゴム等の弾性層が設けられた円筒形状のローラである。また、加圧ローラ4の定着ベルト1への押し当ては、図示していない加圧手段により一定の圧力で定着ベルト1の方向へ押されることにより行われる。また、定着の際など必要なときに、加圧ローラ4は、内部に配置されたヒータ(不図示)の発熱により所定の温度となるように加熱されるようにしてもよい。
定着機構部300では、定着ベルト1、加圧ローラ4が回転駆動された状態で、定着ベルト1の表面は所定の温度まで加熱されており、定着ニップ部N1に未定着トナーTが形成された記録材Pが通され(図中、左側から右側方向への通紙)、定着ニップ部N1における加圧及び加熱により未定着トナーを記録材P上に熱融着させて定着を行なう。
これにより、記録材P上に転写されたトナー画像及び透明層が密着性よく定着される。
つぎに立体表示レンズ形成機構部301は、図2に示すように、定着機構部300の記録材搬送方向下流側に設けられ、成形部材(形状付与部材ともいう)である形状付与ベルト30は加熱ローラ36と分離ローラ37に張架されている。また加圧部材となる加圧ローラ40は形状付与ベルト30を介して、加熱ローラ36と圧接してニップ部N2を形成する形態で構成される。また、加圧ローラ40が不図示のモータにより回転駆動し、形状付与ベルト30、加熱ローラ36および分離ローラ37が従動回転するようになっている。
形状付与ベルト30は、表面に所定の凹凸形状が設けられた成形部材であり、例えば、厚みが10〜200μmの耐熱性樹脂であるポリイミド、ポリアミド等、もしくはニッケルやステンレスなどの金属で構成され、外径80〜300mmの無端状ベルトである。また、表層には、搬送された記録材Pのトナー画像面との密着性を向上させるために5〜50μmの厚さでシリコンゴムからなる密着弾性層を設けることが好ましい。
加熱ローラ36は、例えばAlやステンレス鋼またはFeで構成される外径がφ30〜50mmのローラである。なお、加圧ローラ40とのニップ部N2をニップ幅を長く形成させるために、ローラ表面にシリコンゴム等の弾性層を0.5〜2mmの厚みで設けても良い。分離ローラ37はφ10〜φ30mmの外径で、FeやAl、ステンレスで構成される。
加圧ローラ40は、外径φ30〜50mmで、FeやAl、ステンレス等の芯金ローラ上に厚さ1〜30mmのフッ素ゴムやシリコンゴム等の弾性層を形成しており、さらに最外層には厚さ5〜50μmのフッ素化合物等からなる離型層で構成される。
また、加圧ローラ40は不図示のカムにより、形状付与ベルト30に対して接離するように動作可能で、加熱ローラ36との軸間の距離を変えることで、成すニップ幅や荷重を可変可能に制御できる。例えば、記録材Pのトナー画像や透明層に形状を付与したくない場合はユーザーのオペレーション情報から、加熱ローラ36と加圧ローラ40との距離を離す、もしくは軽く接触する程度に軸間を移動させることが可能となっている。
また、立体表示レンズ形成機構部301は、形状付与ベルト30を加熱する加熱手段を備えることが好ましい。例えば、図2に示すように、加熱ローラ36内部に熱源となるハロゲンヒータ33を設け、非接触温度センサ56により形状付与ベルト30表層の温度をモニタし、不図示のコントローラによって形状付与ベルト30が一定の温度となるようにハロゲンヒータ33の発熱を制御する。これにより、定着処理後の記録材P上のトナー画像及び透明層を軟化させ、形状付与ベルト30の圧着による成形性をよくすることが可能である。
また、立体表示レンズ形成機構部301は、形状付与ベルト30と圧着した記録材Pを冷却する冷却手段を備えることが好ましい。例えば、図2に示すように、加圧ローラ40内部に冷却手段となる冷却ファン41を設け、不図示の温度センサにより加圧ローラ40の表面温度をモニタし、不図示のコントローラによって加圧ローラ40が一定の温度となるように冷却ファン41の風量、風速を制御する。あるいは、形状付与ベルト30の内周側に、ヒートシンクやファン、ヒートパイプ、ペルチェ素子などの冷却装置によりニップ部N2以降の形状付与ベルト30を冷却するようにしてもよい。これにより、形状付与ベルト30の圧着により成形された後の最外層の透明層を速やかに冷却し、その形状を固定することが可能になる。
以上のような構成の定着機構部300及び立体表示レンズ形成機構部301を有する画像形成装置における印刷動作は以下の手順で行われる。図3に示す3D画像の作成フローを参照しながら説明する。
(S11) 印刷信号が入力されると、まず作像部にて形成されたトナー画像及び透明層が記録材Pに転写される。なお、クリアトナー(透明トナー)による透明層を、実定着時に記録材Pの最外層としての透明層表面が滑らかで均一になるように、記録材P上のトナー画像の凹凸に対してネガティブな関係の凹凸形状に形成するとよい。また、クリアトナーの記録材Pへの付着量は、立体表示レンズ形成機構部301にて加圧されるときに、形状付与ベルト30表面の凹凸形状のトナー画像(カラー画像)へ影響が及ばない程度の厚さとなるように設定される。
(S12) ついで該記録材Pが定着機構部300を通過して、トナー画像及び透明層が記録材Pに定着される。
(S13) 定着後の記録材Pが立体表示レンズ形成機構部301に搬入される。このとき、定着機構部300の定着ニップ部N1と立体表示レンズ形成機構部301のニップ部N2とのニップ間は近距離、例えば距離50〜200mm程度になっていることから、定着機構部300から排紙された記録材P上のトナー像(トナー画像及び透明層)は弱い流動性を保った状態で、立体表示レンズ形成機構部301のニップ部N2に搬送される。
(S14) 立体表示レンズ形成機構部301では、そのトナー像の弱い流動性を保つために加熱ローラ36により形状付与ベルト30を加熱しており、例えばニップ部N2の入り口で形状付与ベルト30が100〜150℃程度になるように温度制御されている。また、加圧ローラ40が冷却ファン41により形状付与ベルト30の制御温度よりも20〜80度(deg)低い温度になるように制御されている。
(S15) 立体表示レンズ形成機構部301に搬入された記録材Pが形状付与ベルト30を介した加熱ローラ36と加圧ローラ40とで成すニップ部N2を通過する。このとき、記録材Pのトナー像は、形状付与ベルト30と直接圧接され、ニップ部N2で再加熱及び再加圧を受けることで、トナー像の最外層である透明層が形状付与ベルト30表面の所定の凹凸形状に倣うように成形される。
(S16) 記録材Pは形状付与ベルト30に密着した状態のままニップ部N2から排出され、形状付与ベルト30とともに搬送される。このとき、記録材Pはその裏面側から冷却された加圧ローラ40と接触することで、搬送されながら急速に冷却され、軟化あるいは溶融状態の成形後の透明層(透明トナー像)がその表面が形状付与ベルト30表面の凹凸形状に倣ったまま固化し、所定形状の立体表示レンズとなる。
(S17) 形状付与ベルト30に密着して搬送される記録材Pが分離ローラ37で曲率分離され、排紙スタック装置27に排紙される。
以上のように、トナー画像表面に設けられるクリアトナーからなる透明層を立体表示レンズとしているので、特別な材料や機構を用いることなく立体表示レンズとトナー画像及び記録材Pとの良好な密着性を有する3D画像を得ることができる。また、簡便な機構(立体表示レンズ形成機構部301)を付加するだけで同じ画像形成システムにて立体表示レンズを形成することができ、高精細で高精度の形状の立体表示レンズが形成可能である。さらに装置の小型化や3D画像の画質を高くすることも可能である。
なお、ここでいう立体表示レンズは、例えばレンチキュラーレンズまたはフライアイレンズである。
このうち、レンチキュラーレンズは、表面に微細な細長いかまぼこ状あるいは半円柱状の凸レンズが平行に多数配列されたものであり、3D画像として立体表示するためにはこの凸レンズの配列方向が見る人の左右方向となるようにレンチキュラーレンズを配置する。
このようなレンチキュラーレンズを形成するために形状付与ベルト30表面に設けられる凹凸形状は、図4の拡大図に示すように、かまぼこ形あるいは半円柱形の窪み30aがお互いの長手方向を平行に多数配列されたものとし、例えばその窪み30aの配列ピッチを100μm〜1mmピッチ程度とする。また、窪み30aの長手方向Xを形状付与ベルト30の幅方向とし、窪み30aの配列方向Yを形状付与ベルト30の円周方向とする。
また、立体表示レンズとしてのフライアイレンズは、単レンズを縦横にマトリクス状に配列してなるレンズである。フライアイレンズを3D画像用に形成することで、レンチキュラーレンズの場合よりも上下左右のいずれの方向においても3D感を得ることが可能となる。
このようなフライアイレンズを形成するために形状付与ベルト30表面に設けられる凹凸形状は、図5の拡大図に示すように、単レンズ用の凹型となる半球状の窪み30bを縦横に多数配列したものとする。このとき、窪み30bの形状付与ベルト30における縦横の配列方向に特に制約はない。
また3D画像を形成するとき、前記画像形成部は、形状付与ベルト30の立体表示レンズに対応した立体表示用のトナー画像を記録材Pに形成することが好適である。
例えばレンチキュラーレンズ用のトナー画像は、左目用と右目用の、視差が生じる2枚の画像を組み合わせてなるものであり、2つ以上の画像を細長く短冊状に切り、切った画像をインターレース状に順番に並べて1枚の画像にしたものとする。
またこのとき、トナー画像の1つの細片ごとにレンチキュラーレンズの1つの凸レンズが載るように両者の位置合わせを行う必要がある。すなわち、立体表示レンズ形成機構部301は、記録材P上に形成された立体表示用のトナー画像の所定位置と、形状付与ベルト30の凹凸形状の所定位置を合わせるために、記録材Pの搬送及び/又は形状付与ベルト30の駆動を制御する位置合わせ手段を有することが好ましい。
具体的には、立体表示レンズ形成機構部301において、形状付与ベルト30の円周上の所定位置に不図示のマーキング部分を設け、また、そのマーキングを検出する非接触の不図示の光学式のセンサを配置しておく。
また、記録材Pの先頭位置におけるトナー画像及び透明層が形成される位置を予め決めておき、該記録材Pが立体表示レンズ形成機構部301に通紙される際に、形状付与ベルト30のマーキング部分をホームポジションとして、常に形状付与ベルト30の同じ場所から記録材Pのトナー像と圧接する動作を行うことで、分割された3Dの元画像に対して、レンチキュラーレンズの位置を精度よく形成することが可能となり、結像ズレすなわち画像ボケ等を防止することができる。
なお、立体表示レンズがフライアイレンズの場合にも、レンチキュラーレンズと同様に、前記画像形成部は、フライアイレンズに対応した立体表示用のトナー画像を記録材Pに形成する必要があり、前記位置合わせ手段によりトナー画像の1つの細片ごとにフライアイレンズの1つの凸レンズが載るように両者の位置合わせを行う必要がある。
ところで、形状付与ベルト30の外周面全面に前述のような凹凸形状を設けてもよいが、図6に示すように、形状付与ベルト30の外周面に立体表示レンズを形成するための凹凸形状部分30cと、平滑部分30dとを有するようにしてもよい。
これにより、本発明の画像形成装置における印刷動作は以下の手順で行われ、より高品位な3D画像を形成することができる。図7に示す3D画像の作成フローを参照しながら説明する。
(S21) 印刷信号が入力されると、まず作像部にて形成されたトナー画像あるいはトナー画像及び透明層が記録材Pに転写される。
(S22) ついで該記録材Pが定着機構部300を通過して、トナー画像あるいはトナー画像及び透明層が記録材Pに定着される。
(S23) 定着後の記録材Pが立体表示レンズ形成機構部301に搬入される。このときの立体表示レンズ形成機構部301の条件は前記ステップS13、S14と同じである。
立体表示レンズ形成機構部301に搬入された記録材Pが形状付与ベルト30を介した加熱ローラ36と加圧ローラ40とで成すニップ部N2を通過する。このとき、記録材Pのトナー像(定着されたトナー画像あるいはトナー画像及び透明層)は、形状付与ベルト30の平滑部分30dと直接圧接され、ニップ部N2で再加熱及び再加圧を受けることで、トナー像が形状付与ベルト30表面の平滑部分30dの形状に倣うように平滑化される。
(S24) 記録材Pは形状付与ベルト30に密着した状態のままニップ部N2から排出され、形状付与ベルト30とともに搬送される。このとき、記録材Pはその裏面側から冷却された加圧ローラ40と接触することで、搬送されながら急速に冷却され、軟化あるいは溶融状態のトナー像の表面が形状付与ベルト30の平滑部分30dにより平滑化されたまま固化する。
(S25) トナー像が平滑化された記録材Pが分離ローラ37で曲率分離され、搬送装置92により再度作像部に搬送される。
(S26) 作像部にて平滑化されたトナー像上に透明層が転写され、ついで該記録材Pが定着機構部300を通過して、透明層が平滑化されたトナー像上に定着される。
(S27) 定着後の記録材Pが立体表示レンズ形成機構部301に搬入される。このときの立体表示レンズ形成機構部301の条件は前記ステップS13、S14と同じである。
立体表示レンズ形成機構部301に搬入された記録材Pが形状付与ベルト30を介した加熱ローラ36と加圧ローラ40とで成すニップ部N2を通過する。このとき、記録材Pのトナー像は、形状付与ベルト30の凹凸形状部分30cと直接圧接され、ニップ部N2で再加熱及び再加圧を受けることで、トナー像の最外層である透明層が形状付与ベルト30の凹凸形状部分30c表面の所定の凹凸形状に倣うように成形される。
(S28) 記録材Pは形状付与ベルト30に密着した状態のままニップ部N2から排出され、形状付与ベルト30とともに搬送される。このとき、記録材Pはその裏面側から冷却された加圧ローラ40と接触することで、搬送されながら急速に冷却され、軟化あるいは溶融状態の成形後の透明層(透明トナー像)がその表面が形状付与ベルト30の凹凸形状部分30c表面の凹凸形状に倣ったまま固化し、所定形状の立体表示レンズとなる。
(S29) 形状付与ベルト30に密着して搬送される記録材Pが分離ローラ37で曲率分離され、排紙スタック装置27に排紙される。
なお、本発明の画像形成装置において、画像形成モードとして、3D画像モードとグロスアップモードとを有するようにしておき、前記3D画像モードが選択されると、立体表示レンズ形成機構部301は、形状付与ベルト30の凹凸形状部分30cを記録材P上の最外層の透明層に圧着させることとし、前述のステップS11〜S17の手順に従って、3D画像を形成し、また前記グロスアップモードが選択されると、立体表示レンズ形成機構部301は、形状付与ベルト30の平滑部分30dを記録材P上の最外層の透明層に圧着させることとし、前述のステップS21〜S24の手順の後、排紙スタック装置27に排紙して光沢度を向上させた高光沢画像を形成するとよい。
以上のように、形状付与ベルト30の外周面に平滑部分30dと凹凸形状部分30cを設けることにより、ユーザーが3D画像モードとグロスアップモード(高光沢モード)を任意に指定することで、3D画像の他に、平滑な部分を使用した高光沢画像を得るモードに切り替えが可能にでき、また、形状付与ベルト30の平滑部分30dと凹凸形状部分30cとを適宜使用することで、より高品位な3D画像を形成することが可能となる。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 定着ベルト
2 定着ローラ
3 加熱ローラ
3h ヒータ
4 加圧ローラ
10cl,10c,10m,10y,10b 作像ステーション
11cl,11c,11m,11y,11b 感光体
12cl 帯電装置
13 書込み装置
14cl 現像装置
15 中間転写体
16cl,16c,16m,16y,16b 一次転写装置
17cl 一次クリーニング装置
18 二次クリーニング装置
20 給紙ローラ
21 給紙カセット
23 記録材搬送路
24 レジストローラ
25 二次転写装置
27 排紙スタック装置
28cl,28c,28m,28y,28b トナーボトル
30 形状付与ベルト
30a,30b 窪み
30c 凹凸形状部分
30d 平滑部分
33 ハロゲンヒータ
36 加熱ローラ
37 分離ローラ
40 加圧ローラ
41 冷却ファン
56 非接触温度センサ
92 搬送装置
100 画像形成装置本体
200 画像読取装置
300 定着機構部
301 立体表示レンズ形成機構部
Lcl レーザ光
N1 定着ニップ部
N2 ニップ部
T トナー(トナー像)
P 記録材(記録媒体)
特開2005−119826号公報 特開2009−139708号公報 特許第4026401号公報

Claims (9)

  1. 記録媒体上に、有色トナーによるトナー画像及び透明トナーによる透明層を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の記録媒体搬送方向下流側に配置され、表面に所定の凹凸形状が設けられた成形部材を有し、前記記録媒体の最外層に形成された前記透明層に前記成形部材を圧着して該成形部材表面の凹凸形状を転写させ前記透明層を立体表示レンズとする立体表示レンズ形成機構部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、前記立体表示レンズに対応した立体表示用のトナー画像を記録媒体に形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記立体表示レンズ形成機構部は、前記記録媒体上に形成された立体表示用のトナー画像の所定位置と、前記成形部材の凹凸形状の所定位置を合わせるために、前記記録媒体の搬送及び/又は前記成形部材の駆動を制御する位置合わせ手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材を加熱する加熱手段と、前記成形部材と圧着した記録媒体を冷却する冷却手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記立体表示レンズ形成機構部は、複数のローラと、該複数のローラに架け渡される無端状ベルトである前記成形部材と、前記複数のローラのうちいずれか1つのローラと前記成形部材を介して圧接する加圧部材と、を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記成形部材は、ベルト外周面に前記立体表示レンズを形成するための凹凸形状部分と、平滑部分とを有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成モードとして、3D画像モードとグロスアップモードとを有し、
    前記3D画像モードが選択されると、前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材の凹凸部分を前記記録媒体上の最外層の透明層に圧着させ、
    前記グロスアップモードが選択されると、前記立体表示レンズ形成機構部は、前記成形部材の平滑部分を前記記録媒体上の最外層の透明層に圧着させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部が記録媒体上にトナー画像あるいはトナー画像及び透明層を形成し、前記立体表示レンズ形成機構部が前記成形部材の平滑部分を使用して前記記録媒体上に形成されたトナー画像あるいはトナー画像及び透明層を平滑化し、
    ついで前記画像形成部が記録媒体の前記トナー画像あるいはトナー画像及び透明層上に透明層を更に形成し、前記立体表示レンズ形成機構部が前記成形部材の凹凸形状部分を使用して前記記録媒体上の透明層を立体表示レンズに形成することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記立体表示レンズは、レンチキュラーレンズまたはフライアイレンズであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
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