Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5229306B2 - パンク修理液の回収方法及び回収装置 - Google Patents

パンク修理液の回収方法及び回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5229306B2
JP5229306B2 JP2010259492A JP2010259492A JP5229306B2 JP 5229306 B2 JP5229306 B2 JP 5229306B2 JP 2010259492 A JP2010259492 A JP 2010259492A JP 2010259492 A JP2010259492 A JP 2010259492A JP 5229306 B2 JP5229306 B2 JP 5229306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
tire
puncture repair
repair liquid
tire valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010259492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012111054A (ja
Inventor
関口  巧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010259492A priority Critical patent/JP5229306B2/ja
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to US13/885,780 priority patent/US8950443B2/en
Priority to CN201180055122.5A priority patent/CN103209820B/zh
Priority to EP11842091.8A priority patent/EP2641729B1/en
Priority to KR1020137015709A priority patent/KR101391129B1/ko
Priority to RU2013127651/05A priority patent/RU2522104C1/ru
Priority to PCT/JP2011/063222 priority patent/WO2012066811A1/ja
Publication of JP2012111054A publication Critical patent/JP2012111054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5229306B2 publication Critical patent/JP5229306B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/24Apparatus or accessories not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C25/00Apparatus or tools adapted for mounting, removing or inspecting tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/02Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D using liquid or paste-like material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/16Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents
    • B29C73/166Devices or methods for introducing sealing compositions into articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C73/00Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
    • B29C73/16Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents
    • B29C73/22Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents the article containing elements including a sealing composition, e.g. powder being liberated when the article is damaged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2030/00Pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0318Processes
    • Y10T137/0402Cleaning, repairing, or assembling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/598With repair, tapping, assembly, or disassembly means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、タイヤ内に注入されたパンク修理液を回収する方法及び装置に関し、更に詳しくは、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことを可能にしたパンク修理液の回収方法及び回収装置に関する。
近年、車両に装着されたタイヤがパンクした際に、タイヤバルブを介してタイヤ内にパンク修理液を注入することにより、パンクを応急的に修理すると同時にタイヤ内に空気を充填することが行われている。
しかしながら、上述のようなパンク修理方法では、タイヤ内にパンク修理液が残存するため、タイヤをホイールから取り外して交換する際にパンク修理液がタイヤから溢れ、タイヤチェンジャー等の機器を汚してしまうという不都合がある。
この対策として、パンク修理液の溢れを防止する方法が種々提案されている。例えば、パンク修理液が残存するタイヤの中にエマルション凝固剤を注入することにより、パンク修理液を固化し、タイヤをホイールから取り外した後にパンク修理液の固化物を廃棄することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この場合、ホイールに組付けられた状態のタイヤの中にエマルション凝固剤を注入することが難しいという欠点がある。
また、ホイールからタイヤバルブを切除し、タイヤバルブの取り付け穴からタイヤ内にチューブを挿入し、そのチューブを介してタイヤ内のパンク修理液を排出することが提案されている(例えば、特許文献2〜4参照)。しかしながら、この場合、タイヤバルブを切断する必要があり、タイヤバルブを再利用することができないという欠点がある。
更に、タイヤバルブ内に気体用流路を形成する管と液体用流路を形成する管を挿入し、気体用流路を介してタイヤ内に加圧空気を導入する一方で液体用流路を介してパンク修理液をタイヤ外に排出することが提案されている(例えば、特許文献5参照)。しかしながら、この場合、タイヤバルブの中に気体用流路を形成する管と液体用流路を形成する管を挿入する必要があり、液体用流路を極めて細くせざるを得ないので、パンク修理液の排出に多大な時間を要するという欠点がある。
特開2009−41006号公報 特開2003−127242号公報 特開平10−67212号公報 米国特許第5927348号明細書 特開2007−331210号公報
本発明の目的は、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことを可能にしたパンク修理液の回収方法及び回収装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のパンク修理液の回収方法は、ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置を用い、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、前記タイヤ内に充填された加圧空気を前記タイヤバルブから排出し、前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記チューブを前記パンク修理液の液面まで届くように挿入する一方で、前記封止部を前記タイヤバルブに嵌め込み、前記タイヤ内の残留圧力を利用して該タイヤ内のパンク修理液を前記チューブを介して回収することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明のパンク修理液の回収装置は、ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置であって、前記チューブのタイヤ外側の端部に該チューブよりも内径が大きい飛散防止部材を装着したことを特徴とするものである。
更に、上記目的を達成するための本発明のパンク修理液の回収装置は、ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置であって、前記チューブに対して該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブの外側に配置される延長チューブを接続し、該延長チューブのタイヤバルブ側の端部が前記封止部を構成することを特徴とするものである。
本発明では、ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きくタイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置を用い、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、タイヤ内に充填された加圧空気をタイヤバルブを介して排出し、タイヤ内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブからパンク修理液の液面まで届くようにチューブを挿入する一方で、チューブの封止部をタイヤバルブに嵌め込み、タイヤ内の残留圧力を利用してタイヤ内のパンク修理液をチューブを介して回収する。この場合、タイヤバルブを切除する必要はなく、パンク修理液の回収後においてタイヤバルブをそのまま使用することができる。また、チューブはタイヤバルブが許容する範囲で可及的に太くすることが可能であるので、従来のようにタイヤバルブの中に気体用流路の管と液体用流路の管を挿入する場合に比べてパンク修理液を短時間で回収することができる。従って、本発明によれば、タイヤバルブを切除することなくパンク修理液の回収作業を効率良く行うことができる。しかも、本発明によれば、パンク修理液の回収装置を複雑化することなく少ない部品点数で構成することができるという利点もある。
本発明において、チューブの外径はタイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にすることが好ましい。特に、チューブの外径は2.5mm〜3.0mmの範囲にすることが好ましい。これにより、チューブにある程度の剛性を与えてタイヤバルブへの挿入の容易さを確保しながらパンク修理液の排出効率を高めることができる。
チューブはタイヤバルブからパンク修理液の液面まで延長する挿入部分とタイヤバルブからタイヤ外部へ突出する突出部分とを含む一体的な成形物とすることができる。また、チューブに対して該チューブよりも外径が大きくタイヤバルブの外側に配置される延長チューブを接続しても良い。この場合、延長チューブのタイヤバルブ側の端部が封止部を構成することができる。
封止部はチューブに対してその長手方向に摺動自在に取り付け、タイヤサイズに応じてチューブの挿入部分の長さを調整自在に構成することが好ましい。この場合、封止部をチューブの長手方向に摺動させることにより、タイヤサイズに応じてチューブの挿入部分の長さを調整し、各種タイヤサイズに適応することができる。
チューブは切断長さを指示する目盛りを具備し、該目盛りに基づいてチューブをタイヤサイズに応じて切断することが好ましい。この場合、目盛りに基づいてチューブを切断することにより、各種タイヤサイズに適応することができる。目盛りはチューブに直接表示することが好ましいが、場合によっては、紙等に印刷された目盛りをチューブに同梱するようにしても良い。
チューブのタイヤ外側の端部には該チューブよりも内径が大きい飛散防止部材を装着することが好ましい。これにより、パンク修理液の回収作業において、パンク修理液の飛散を防止し、パンク修理液の回収作業を更に効率良く行うことができる。
更に、パンク修理液の回収装置は、パンク修理液を凝固させるための凝固剤と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋とを備えることが好ましい。この場合、タイヤ内から抜き取られたパンク修理液を袋の中に投入し、該袋の中でパンク修理液と凝固剤とを混合し、パンク修理液を凝固させた状態で回収する。これにより、使用済みのパンク修理液を可燃ゴミとして簡単かつ速やかに廃棄することができる。
本発明の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブの一例を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブをタイヤバルブに挿入した状態を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブを例示し、(a)〜(b)はそれぞれチューブの要部を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブを例示し、(a)〜(b)はそれぞれチューブの要部を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブに装着される飛散防止部材を例示し、(a)〜(b)はそれぞれ飛散防止部材を示す側面図である。 本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブと延長チューブとの組立体をタイヤバルブに挿入した状態を示す側面図である。 本発明で使用される凝固剤を封入した可撓性を有する袋を一部切り欠いて示す側面図である。 図8の袋を構成するラミネートフィルムを示す拡大断面図である。 図8の袋の使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなるパンク修理液の回収方法を示すものである。図1において、1は空気入りタイヤであり、2はホイールであり、3はホイールに取り付けられたタイヤバルブであり、4は空気入りタイヤ1の中に注入されたパンク修理液である。
図1に示すように、本実施形態のパンク修理液の回収方法においては、ホイール2のタイヤバルブ3からタイヤ1内に挿入されるチューブ10を備えたパンク修理液の回収装置が使用されている。チューブ10はタイヤバルブ3からパンク修理液4の液面まで延長する挿入部分10aとタイヤバルブ3からタイヤ1の外部へ突出する突出部分10bとを有し、これら挿入部分10a及び突出部分10bを備えたチューブ10が一体的な成形物として成形されている。チューブ10はその途中にチューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブ3に対して嵌合可能な封止部11を備えている(図2参照)。また、チューブ10は湾曲した形状を有している。
このようなパンク修理液の回収装置を用いてパンク修理液を回収する場合、先ず、タイヤ1内にパンク修理液4が注入されたホイール2をタイヤ1内に加圧空気が充填された状態にする。次に、タイヤ1をその中心軸が水平となるように接地させ、ホイール2のタイヤバルブ3がタイヤ1の中心軸の下方となるようにタイヤ1を配置し、その配置状態でホイール2のタイヤバルブ3からバルブコアを取り外し、図1に示すように、タイヤバルブ3からタイヤ1内の加圧空気が排出されている間にタイヤバルブ3を介してチューブ10をパンク修理液4の液面まで、より好ましくは、タイヤ1の内面まで届くように挿入し、チューブ10の封止部11をタイヤバルブ3に嵌め込む。これにより、タイヤ1内の残留圧力を利用してタイヤ1内のパンク修理液4をチューブ10を介して回収する。なお、タイヤ1内の加圧空気が排出されている間にチューブ10の挿入作業ができなかった場合、バルブコアが取り外された状態のままでタイヤバルブ3からタイヤ1内に加圧空気を充填し、再びタイヤバルブ3からタイヤ1内の加圧空気を排出するようにすれば良い。
上述したパンク修理液4の抜き取り作業においては、湾曲形状を有するチューブ10をその軸周りに回転させることにより、チューブ10の先端位置を適宜調整し、パンク修理液4を効率良く吸い出すことができる。パンク修理液4は適度な容量を有する容器20に回収すれば良い。パンク修理液4の注入量は例えばタイヤサイズ195/65R15の場合で450ml程度であるが、必ずしも全量を回収する必要はなく、全量の75%以上を回収することができればタイヤをリムから取り外すときに溢れることを防止できる。また、このときの回収時間は約4〜5分程度となる。
上述したパンク修理液の回収方法によれば、タイヤ1内のパンク修理液4を回収するにあたって、タイヤバルブ3を切除する必要はなく、パンク修理液4の回収後においてタイヤバルブ3をそのまま使用することができる。また、チューブ10はタイヤバルブ3が許容する範囲で可及的に太くすることが可能であるので、タイヤ1内の残留圧力に基づいてパンク修理液4を短時間で回収することができる。従って、タイヤバルブ3を切除することなくパンク修理液4の回収作業を効率良く行うことができる。
図2〜図5は本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブを示すものである。図2に示すように、チューブ10の途中にはチューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブ3に対して嵌合可能な封止部11が設けられている。より具体的には、封止部11はチューブ10よりも太いパイプ材で構成され、チューブ10に対してその長手方向に摺動自在に取り付けられている。そのため、封止部11をチューブ10の長手方向に沿って摺動させることにより、タイヤサイズに応じてチューブ10の挿入部分10aの長さを調整することができる。なお、封止部11はチューブ10に対して摺動自在であることが望ましいが、チューブ10に対して一体的に成形したものであっても良い。
図3に示すように、タイヤバルブ3は内部に円筒状の貫通孔3a(破線にて図示)を有すると共に、その基端側にはホイール2の取り付け穴に対して係合する括れ部3bが形成され、その先端側には雄ねじ部3cが形成されている。貫通孔3aは長手方向の一部が局部的に絞り込まれていて当該部位に内径が最小となる最細部3dが形成されている。内圧充填時において、タイヤバルブ3にはバルブコアが挿入される。
上記タイヤバルブ3の構造に鑑みて、チューブ10の外径はタイヤバルブ3の貫通孔3aの最細部3dの内径よりも小さくなっており、封止部11の外径はタイヤバルブ3の貫通孔3aの最細部3dの内径よりも大きくなっている。また、タイヤバルブ用のキャップ5の頂部にチューブ10が挿入される小穴を形成し、チューブ10を封止部1と共にタイヤバルブ3内に挿入した状態でキャップ5をタイヤバルブ3に締め込むようにした場合、キャップ5により封止部11をタイヤバルブ3内に押し込むことができる。
このようにチューブ10の途中にチューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブ3内に嵌合可能な封止部11を設け、タイヤ1内のパンク修理液4を回収する際に封止部11をタイヤバルブ3に嵌め込むことにより、チューブ10とタイヤバルブ3との間の隙間から空気が漏れることを防止し、パンク修理液4の回収作業を効率良く行うことができる。なお、気密性を高めるために封止部11をタイヤバルブ3に向かって先細りとなる楔形状としても良い。
チューブ10の材質は、特に限定されるものではないが、シリコーンゴム等のゴム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、フッ素樹脂等の合成樹脂、金属等を使用することができる。チューブ10の差し込み作業性を考慮すると、ポリエチレンやポリウレタンが好ましい。
チューブ10のタイヤ内に挿入する部分の長さは150mm以上で、好ましくは、150mm〜250mmの範囲にすると良い。これは、タイヤサイズによって適正長さが異なるためである。チューブ10のタイヤ外側部分の長さは、作業性を考慮すると50mm〜300mm程度が好ましい。従って、チューブ10の全長は200mm〜550mm程度になる。チューブ10は、タイヤ内に挿入する量が短い場合はもちろん、長過ぎてもタイヤ内のチューブ端部が適正位置に収まらないため、パンク修理液4の排出作業が難しくなる。
チューブ10の外径は2.5mm〜3.0mmの範囲にすると良い。チューブ10が太過ぎるとチューブ10をタイヤバルブ3内に通すことが難しくなり、逆に細過ぎるとパンク修理液4の排出に多大な時間を要することになる。また、チューブ10の内径をその外径の50%〜90%の範囲にすると良い。これにより、チューブ10にある程度の剛性を与えてタイヤバルブ3への挿入の容易さを確保しながらパンク修理液4の排出効率を高めることができる。チューブ10の内径が小さ過ぎるとパンク修理液4の排出効率が低下し、逆に大き過ぎるとチューブ10が過度に柔らかくなるためタイヤバルブ3への挿入が難しくなる。例えば、チューブ10の内径は上記外径に対して1.5mm〜2.0mmの範囲に設定することができる。
一方、封止部11の外径は3.2mm〜4.0mmの範囲にすると良い。封止部11が太過ぎると封止部11をタイヤバルブ3内に押し込むことが難しくなり、逆に細過ぎると気密性を確保することが難しくなる。
図4(a)〜(b)に示すように、チューブ10は封止部11の位置をアルファベットA〜Cにて指示する目盛り12を具備し、該目盛り12に基づいて封止部11の位置をタイヤサイズに応じて選択するようになっている。つまり、チューブ10の長さとしては想定される全てのタイヤについて適用可能な寸法が設定されており、目盛り12に基づいて封止部11の位置を適宜選択することにより、各種タイヤサイズに適応するようになっている。図4(a)においては、目盛り12がチューブ10に直接表示されている。図4(b)においては、目盛り12が紙等からなるシート13に印刷されている。目盛り12が印刷されるシート13は専用のものであっても良いが、取扱説明書の一部を利用しても良い。いずれの場合も目盛り12の意味は取扱説明書等に記載されるものとする。例えば、取扱説明書には目盛り12のアルファベットA〜Cとタイヤサイズとの対応関係が表示される。目盛り12は、線の太さ、色、本数等を異ならせることで区別可能としたり、上述のアルファベットに替えて数字や記号等を付記するようにしても良い。
上述のように封止部11の位置を変位させる替わりに、図5(a)〜(b)に示すように、チューブ10は切断長さをアルファベットX〜Zにて指示する目盛り12’を具備し、該目盛り12’に基づいてチューブ10をタイヤサイズに応じて切断するようにしても良い。つまり、使用前のチューブ10の長さとしては想定される全てのタイヤについてタイヤバルブ3からタイヤ1の内面まで届くような寸法が設定されており、目盛り12’に基づいてチューブ10を適宜切断することにより、各種タイヤサイズに適応するようになっている。図5(a)においては、目盛り12’がチューブ10に直接表示されている。図5(b)においては、目盛り12’が紙等からなるシート13’に印刷されている。目盛り12’が印刷されるシート13’は専用のものであっても良いが、取扱説明書の一部を利用しても良い。いずれの場合も目盛り12’の意味は取扱説明書等に記載されるものとする。例えば、取扱説明書には目盛り12’のアルファベットX〜Zとタイヤサイズとの対応関係が表示される。目盛り12’は、線の太さ、色、本数等を異ならせることで区別可能としたり、上述のアルファベットに替えて数字や記号等を付記するようにしても良い。
図6(a)〜(b)は本発明のパンク修理液の回収装置を構成するチューブに装着される飛散防止部材を示すものである。前述の手順によりタイヤ1内からのパンク修理液4の回収が概ね完了した状態になると、チューブ10の端部からはパンク修理液4と共に残留空気が排出され、その結果、チューブ10の端部からパンク修理液4が飛散する恐れがある。そこで、チューブ10のタイヤ外側の端部にはチューブ10よりも内径が大きい飛散防止部材14を装着すると良い。
図6(a)において、チューブ10のタイヤ外側の端部にはチューブ10の外径と等しい内径を有する円筒状の飛散防止部材14が装着されている。図6(b)において、チューブ10のタイヤ外側の端部にはチューブ10の外径よりも大きい内径を有する円筒状の飛散防止部材14が装着されている。
飛散防止部材14の内径は、例えば、チューブ10の内径より大きくすれば良く、より具体的には、チューブ10の内径の1.5倍以上とするのが良い。飛散防止部材14の内径が前記範囲から外れると飛散防止効果が不十分になる。また、飛散防止部材14の長さ(チューブ10の端部からの長さ)は、例えば、100mm以上とするのが良い。飛散防止部材14が短過ぎると飛散防止効果が不十分になる。
図7は本発明のパンク修理液の回収装置を構成する他のチューブを示すものである。図7においては、チューブ10に対して該チューブ10よりも外径が大きくタイヤバルブの外側に配置される延長チューブ10Xが接続されている。そして、延長チューブ10Xのタイヤバルブ3側の端部がタイヤバルブ3に対して嵌合可能な封止部11を構成している。この場合、延長チューブ10Xと一体的に形成された封止部11はチューブ10に対してその長手方向に摺動自在になっている。そのため、封止部11をチューブ10の長手方向に沿って摺動させることにより、タイヤサイズに応じてチューブ10の挿入部分10aの長さを調整することができる。
このようにチューブ10に対して延長チューブ10Xを接続した場合も、上述の実施形態と同様にして、タイヤ1内の残留圧力を利用してタイヤ1内のパンク修理液4を回収することができる。
上述した実施形態において、パンク修理液4はチューブ10を介して回収されるが、回収用の容器としては、バケツやボトル等の他に、可撓性を有する袋を使用することができる。そして、可撓性を有する袋の中で凝固剤によりパンク修理液4を凝固させることが好ましい。
図8〜図10は本発明で使用される凝固剤を封入した可撓性を有する袋を示すものである。図8に示すように、本実施形態に係るパンク修理液の回収装置は、パンク修理液を凝固させるための凝固剤30と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋40とを備えている。
凝固剤30は、エマルション粒子を含有するパンク修理液を凝固させるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、特開2009−41006号公報に記載の凝固剤を使用することができる。この凝固剤はエマルション粒子の凝集を引き起こす鉱物とゲル化剤とを含有するものである。
上記鉱物としては、ケイ酸塩、酸化物及び炭酸塩からなる群から選ばれた少なくとも1種を使用することができる。例えば、鉱物として、アルミナ、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、モンモリロナイト、ベントナイト及びゼオライトからなる群から選ばれた少なくとも1種を使用すると良い。
一方、ゲル化剤としては、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ヒドロキシエチルセルロース及びこれらの変性ポリマー、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール並びにジベンジリデンソルビトールからなる群から選ばれた少なくとも1種を使用すると良い。
ゲル化剤の量は、鉱物100重量部に対して、20〜700重量部、好ましくは、60〜200重量部であると良い。但し、上記凝固剤は、鉱物及びゲル化剤の他に、必要に応じて、例えば、充填剤、老化防止剤、酸化防止剤、顔料(染料)、可塑剤、揺変性付与剤、紫外線吸収剤、難燃剤、界面活性剤、分散剤、脱水剤、帯電防止剤等の添加剤を含有することができる。
一方、可撓性を有する袋40は、ラミネートフィルム44からなる2枚の側シート41,42とラミネートフィルム44からなる1枚のマチ43とを互いに熱融着して形成されている。袋40の中には予め凝固剤30が封入されている。また、袋40はタイヤ内から回収されるパンク修理液を収容するために700ml〜2000mlの容量を有することが望ましい。マチ43は袋40の下部に配置されている。マチ43は未使用時には折り畳まれた状態になっているが、常時開いた状態であっても良い。いずれにしても、袋40はマチ43を広げた状態において立体的な形状をなして自立する構造になっている。
ラミネートフィルム44は、図9に示すように、ガスバリア性を有する中間層44aと、中間層44aの内側に積層された内層44bと、中間層44aの外側に積層された外層44cとを含んでいる。中間層44aの構成材料としては、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、MXナイロン(MXD6)、ポリアクリロニトリル樹脂(PAN)等の気体透過性が低い合成樹脂の他、アルミ箔等の金属箔を使用することができる。一方、内層44b及び外層44cの構成材料としては、機械的強度や耐候性を確保するために、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂を使用することができる。内層44bと外層44cとは同一の材料から構成することが好ましいが、その要求特性に応じて互いに異なる材料から構成しても良い。
中間層44aの厚さは、合成樹脂の場合、5μm〜200μmにすると良い。アルミ箔等の金属箔の場合、1nm〜500nm、好ましくは5nm〜200nmにするのが良い。中間層44aが薄過ぎるとガスバリア性が低下し、逆に厚過ぎると可撓性が低下する要因となる。また、内層44b及び外層44cの各々の厚さは5μm〜100μmにする良い。これら内層44b及び外層44cが薄過ぎるとパンク修理液と凝固剤とを混合する際の耐久性が低下し、逆に厚過ぎると可撓性が低下することになる。
なお、内層44b及び外層44cは、それぞれ1層でも良いし、異なる材料からなる複数層でも良い。複数層の場合、その合計厚さが5μm〜100μmになるようにすると良い。
袋40の側縁の上部には切り口45が設けられており、この切り口45を起点として袋40の上端部分が引き裂かれることで開口部46(図10参照)が形成されるようになっている。そして、袋40には開口部46に沿って封止帯47が設けられている。封止帯47は、開口部46を封止可能であれば、その構造が特に限定されるものではないが、例えば、一方の側シート41において開口部46に沿って延在する溝47aと、他方の側シート42において開口部46に沿って延在すると共に溝47aに対して弾性的に嵌合する突条47bとから構成することができる。
上述した凝固剤30及び袋40を用いてパンク修理液4を回収する場合、図10に示すように、凝固剤30を内包している袋40の上端を開口し、その中にタイヤ1内から抜き取られたパンク修理液4を投入する。次いで、袋40の開口部46を封止帯47により封止した後、可撓性を有する袋40を揉んでパンク修理液4と凝固剤30とを混合することにより、袋40の中でパンク修理液4を凝固させる。その結果、使用済みのパンク修理液4は袋40と一緒に可燃ゴミとして簡単かつ速やかに廃棄することが可能になる。
上述したパンク修理液の回収方法においては、可撓性を有する袋40の開口部46に封止帯47を設けているので、袋40を揉むときにパンク修理液4が溢れるのを確実に防止することができる。
また、可撓性を有する袋40はガスバリア性を有する中間層44aを含むラミネートフィルム44からなり、袋40の中に予め凝固剤30が封入されているので、内包された凝固剤30は空気に晒されることはなく品質を長期間にわたって維持することができる。
更に、袋40は下部にマチ43を有していて自立する構造であるので、パンク修理液4をタイヤ1内から抜き取る際に袋40を支える必要がない。そのため、パンク修理液4をタイヤ1内から抜き取る際にチューブ等の操作が必要となる場合であっても、全ての回収作業を一人で行うことができるという利点がある。
上述した実施形態においては、可撓性を有する袋がガスバリア性を有する中間層を含むラミネートフィルムからなり、その袋の中に予め凝固剤が封入されている場合について説明したが、本発明では、可撓性を有する袋として軟質のビニール袋等を使用し、凝固剤はガスバリア性を有する他のパッケージに封入されていても良い。その場合、可撓性を有する袋の中にパンク修理液と共に凝固剤を投入し、それらパンク修理液と凝固剤とを混合すれば良い。
1 空気入りタイヤ
2 ホイール
3 タイヤバルブ
4 パンク修理液
5 キャップ
10 チューブ
10a 挿入部分
10b 突出部分
10X 延長チューブ
11 封止部
12,12’ 目盛り
13,13’ シート
14 飛散防止部材
20 容器
30 凝固剤
40 袋

Claims (19)

  1. ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置を用い、タイヤ内にパンク修理液が注入されたホイールのタイヤバルブからバルブコアを取り外し、前記タイヤ内に充填された加圧空気を前記タイヤバルブから排出し、前記タイヤ内の加圧空気が排出されている間に前記タイヤバルブから前記チューブを前記パンク修理液の液面まで届くように挿入する一方で、前記封止部を前記タイヤバルブに嵌め込み、前記タイヤ内の残留圧力を利用して該タイヤ内のパンク修理液を前記チューブを介して回収することを特徴とするパンク修理液の回収方法。
  2. 前記チューブの外径を前記タイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、前記チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にしたことを特徴とする請求項1に記載のパンク修理液の回収方法。
  3. 前記チューブを前記タイヤバルブから前記パンク修理液の液面まで延長する挿入部分と前記タイヤバルブからタイヤ外部へ突出する突出部分とを含む一体的な成形物としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパンク修理液の回収方法。
  4. 前記チューブに対して該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブの外側に配置される延長チューブを接続したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパンク修理液の回収方法。
  5. 前記延長チューブのタイヤバルブ側の端部が前記封止部を構成することを特徴とする請求項4に記載のパンク修理液の回収方法。
  6. 前記封止部を前記チューブに対してその長手方向に摺動自在に取り付け、タイヤサイズに応じて前記チューブの挿入部分の長さを調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  7. 前記チューブが切断長さを指示する目盛りを具備し、該目盛りに基づいて前記チューブをタイヤサイズに応じて切断することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  8. 前記目盛りを前記チューブに直接表示したことを特徴とする請求項7に記載のパンク修理液の回収方法。
  9. 前記チューブのタイヤ外側の端部に該チューブよりも内径が大きい飛散防止部材を装着したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  10. 前記パンク修理液の回収装置が、パンク修理液を凝固させるための凝固剤と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋とを備え、タイヤ内から抜き取られたパンク修理液を前記袋の中に投入し、該袋の中で前記パンク修理液と前記凝固剤とを混合し、前記パンク修理液を凝固させた状態で回収することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のパンク修理液の回収方法。
  11. ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置であって、前記チューブのタイヤ外側の端部に該チューブよりも内径が大きい飛散防止部材を装着したことを特徴とするパンク修理液の回収装置。
  12. 前記チューブの外径を前記タイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、前記チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にしたことを特徴とする請求項11に記載のパンク修理液の回収装置。
  13. 前記チューブを前記タイヤバルブから前記パンク修理液の液面まで延長する挿入部分と前記タイヤバルブからタイヤ外部へ突出する突出部分とを含む一体的な成形物としたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のパンク修理液の回収装置。
  14. ホイールに取り付けられたタイヤバルブからタイヤ内に挿入されるチューブを備え、該チューブの長手方向の一部に該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブ内に嵌合可能な封止部を設けたパンク修理液の回収装置であって、前記チューブに対して該チューブよりも外径が大きく前記タイヤバルブの外側に配置される延長チューブを接続し、該延長チューブのタイヤバルブ側の端部が前記封止部を構成することを特徴とするパンク修理液の回収装置。
  15. 前記チューブの外径を前記タイヤバルブの貫通孔の最細部の内径よりも小さくし、前記チューブの内径をその外径の50%〜90%の範囲にしたことを特徴とする請求項14に記載のパンク修理液の回収装置。
  16. 前記封止部を前記チューブに対してその長手方向に摺動自在に取り付け、タイヤサイズに応じて前記チューブの挿入部分の長さを調整自在に構成したことを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載のパンク修理液の回収装置。
  17. 前記チューブが切断長さを指示する目盛りを具備することを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載のパンク修理液の回収装置。
  18. 前記目盛りを前記チューブに直接表示したことを特徴とする請求項17に記載のパンク修理液の回収装置。
  19. パンク修理液を凝固させるための凝固剤と、パンク修理液を収容するための可撓性を有する袋とを備えることを特徴とする請求項11〜18のいずれかに記載のパンク修理液の回収装置。
JP2010259492A 2010-11-19 2010-11-19 パンク修理液の回収方法及び回収装置 Expired - Fee Related JP5229306B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010259492A JP5229306B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 パンク修理液の回収方法及び回収装置
CN201180055122.5A CN103209820B (zh) 2010-11-19 2011-06-09 刺破修补液的回收方法以及回收装置
EP11842091.8A EP2641729B1 (en) 2010-11-19 2011-06-09 Method for recovering puncture repair solution
KR1020137015709A KR101391129B1 (ko) 2010-11-19 2011-06-09 펑크 수리액의 회수 방법 및 회수 장치
US13/885,780 US8950443B2 (en) 2010-11-19 2011-06-09 Method for recovering puncture repair liquid and apparatus for recovering puncture repair liquid
RU2013127651/05A RU2522104C1 (ru) 2010-11-19 2011-06-09 Способ и устройство для извлечения жидкости для ремонта прокола
PCT/JP2011/063222 WO2012066811A1 (ja) 2010-11-19 2011-06-09 パンク修理液の回収方法及び回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010259492A JP5229306B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 パンク修理液の回収方法及び回収装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012111054A JP2012111054A (ja) 2012-06-14
JP5229306B2 true JP5229306B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=46083756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010259492A Expired - Fee Related JP5229306B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 パンク修理液の回収方法及び回収装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8950443B2 (ja)
EP (1) EP2641729B1 (ja)
JP (1) JP5229306B2 (ja)
KR (1) KR101391129B1 (ja)
CN (1) CN103209820B (ja)
RU (1) RU2522104C1 (ja)
WO (1) WO2012066811A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392195B1 (ja) 2019-11-21 2023-12-05 Dicグラフィックス株式会社 リキッド印刷インキ、及び積層体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140373974A1 (en) * 2013-06-24 2014-12-25 Brandon Ragan Pouch-type Sealant Injector

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2222047A (en) * 1938-04-06 1940-11-19 Goodrich Co B F Apparatus for removing liquid from tires
US4700531A (en) * 1984-07-20 1987-10-20 American Can Company Method of forming a package having strong seals and a modified ply-separation opening
JPH06560B2 (ja) * 1988-04-15 1994-01-05 株式会社タツノ・メカトロニクス 除水器
RU2012505C1 (ru) * 1991-06-03 1994-05-15 Воронежский шинный завод Способ ремонта повреждений покрышек
DE19625372B4 (de) 1996-06-25 2006-05-24 Sumitomo Rubber Industries Ltd., Kobe Verfahren zum Entfernen von Pannen-Abdichtmitteln aus Reifen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US6464697B1 (en) * 1998-02-19 2002-10-15 Curon Medical, Inc. Stomach and adjoining tissue regions in the esophagus
JPH11222244A (ja) * 1998-02-02 1999-08-17 Hosokawa Yoko:Kk 医薬、医療用ガセット袋
US6481645B1 (en) * 2000-05-22 2002-11-19 Shurflo Pump Mfg. Company, Inc. Condiment dispensing nozzle apparatus and method
JP3782333B2 (ja) 2001-10-22 2006-06-07 住友ゴム工業株式会社 シーリング剤の注入・抜き取り兼用ホース、及びそれを用いたタイヤの補修方法
AU2003227199A1 (en) * 2002-04-17 2003-10-27 Aohata Corporation Packaging material and packaging bag
JP3782385B2 (ja) * 2002-09-26 2006-06-07 住友ゴム工業株式会社 シーリング剤の注入・抜き取り兼用ホースセット
JP2005138400A (ja) 2003-11-06 2005-06-02 Bridgestone Corp シーリング剤回収装置
CN100489017C (zh) 2004-05-26 2009-05-20 株式会社普利司通 密封剂的处理方法以及密封剂处理装置
EP1752484B1 (en) 2004-05-26 2013-10-30 Bridgestone Corporation Method of disposing of sealing agent
US7621304B2 (en) * 2006-05-05 2009-11-24 Nielsen Idaho Tool & Engineering Corporation Closeable self-venting spout
US9555931B2 (en) * 2006-06-07 2017-01-31 Reynolds Consumer Products LLC Slider bag with handle below the zipper track
JP2007331210A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Bridgestone Corp シーリング剤回収装置
US7745511B2 (en) 2007-07-17 2010-06-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Emulsion coagulant
JP2009090574A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Bridgestone Corp シーリング剤の回収方法
JP2009090862A (ja) 2007-10-10 2009-04-30 Bridgestone Corp タイヤ・リム組立体、タイヤバルブ、及びシーリング剤回収方法
JP2010259492A (ja) 2009-04-30 2010-11-18 Topcon Corp 眼底観察装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392195B1 (ja) 2019-11-21 2023-12-05 Dicグラフィックス株式会社 リキッド印刷インキ、及び積層体

Also Published As

Publication number Publication date
CN103209820A (zh) 2013-07-17
EP2641729A1 (en) 2013-09-25
US20130233404A1 (en) 2013-09-12
EP2641729A4 (en) 2014-08-06
RU2522104C1 (ru) 2014-07-10
US8950443B2 (en) 2015-02-10
KR20130111589A (ko) 2013-10-10
EP2641729B1 (en) 2016-03-23
WO2012066811A1 (ja) 2012-05-24
JP2012111054A (ja) 2012-06-14
KR101391129B1 (ko) 2014-05-02
CN103209820B (zh) 2015-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3875523B2 (ja) パンクシーリング剤の収容容器、及びそれを用いたパンク修理システム
JP4743326B2 (ja) パンク修理液の回収方法
JP4743325B2 (ja) パンク修理液の回収方法及び回収装置
JP4743328B2 (ja) パンク修理液の回収方法及び回収装置
JP3782333B2 (ja) シーリング剤の注入・抜き取り兼用ホース、及びそれを用いたタイヤの補修方法
JP5229306B2 (ja) パンク修理液の回収方法及び回収装置
JP4743327B2 (ja) パンク修理液の回収方法及び回収装置
WO2011086764A1 (ja) パンク修理液の回収方法及び回収装置
JP5177208B2 (ja) パンク修理液の回収方法
JP3782385B2 (ja) シーリング剤の注入・抜き取り兼用ホースセット
JP2010000683A (ja) シーリング剤の回収方法、及び冶具
CN205905671U (zh) 快捷更换安全内胎

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120418

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20121115

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20121129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5229306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees