JP5298812B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを設定する設定部と、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向及び原稿サイズを検出する検出部と、
前記検出部により、前記原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズが異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、当該異種類画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に、変更後の集約モードで画像形成する集約モード倍率拡大・用紙変更処理を実行する制御部と、
を備えることを特徴とする。
複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを設定する設定部と、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向及び原稿サイズを検出する検出部と、
前記検出部により、前記原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズと異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、当該異種類画像の原稿画像の集約モードを解除して当該異種類画像の読み取り倍率を画像形成される用紙サイズと等倍となるように変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に、画像形成される用紙サイズと等倍で画像形成する集約モード解除・用紙変更処理、
又は、前記検出部により、前記集約原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズが異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、前記異種類画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に変更後の集約モードで画像形成する集約モード倍率拡大・用紙変更処理、の何れかを実行する制御部と、
前記制御部に前記集約モード解除・用紙変更処理、前記集約モード倍率拡大・用紙変更処理の何れを実行させるかをユーザに選択させるための選択部と、を備え、
前記制御部は、
前記選択部によるユーザの選択操作に応じて、前記集約モード解除・用紙変更処理又は前記集約モード倍率拡大・用紙変更処理を実行することを特徴とする。
前記設定部は、基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを前記集約原稿画像の先頭に位置する原稿画像に基づいて自動設定することを特徴とする。
前記設定部は、基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを、ユーザによる操作に応じて設定することを特徴とする。
画像形成を行う際に、用紙の表面に位置する原稿画像を指定可能な章分け機能を備え、
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズと異なる異種類画像を検出した場合、前記異種類画像に対して前記章分け機能を適用することを特徴とする。
ここで、集約モード解除・用紙変更処理においては、異種類画像の原稿画像は、異なる用紙又は異なる用紙面に、画像形成される用紙サイズと等倍で形成され、集約モード倍率拡大・用紙変更処理においては、異種類画像の原稿画像は、異なる用紙又は異なる用紙面に、基準画像方向と等しく且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードにて形成されるため、用紙に対する原稿画像の向きやサイズが異なる原稿画像を集約する場合であっても、見易さや見栄えを良好にすることができる。
この画像形成装置1においては、画像形成ジョブ(以下、ジョブと呼ぶ)について、集約モード、画像形成を行う部数、用紙の種類、画像形成を行う用紙の面(片面又は両面など)等をジョブの設定情報として設定入力することが可能に構成され、ジョブの設定情報を設定入力したのち、ジョブの実行を指示することで、ジョブの設定情報に従った画像形成が連続的に実行されるようになっている。
本体部10は、状態管理部100と、スキャナ部200と、ADF部300と、操作表示部400と、プリンタ部500と、プリンタコントローラ部600と、を備えて構成される。
例えば、2枚の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する「2in1」の集約モードが設定されている場合、1枚の用紙は上下又は左右の領域に2分割され、各領域に縮小した2枚の原稿画像がそれぞれ形成されることとなる。同様に、4枚の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する「4in1」の集約モードが設定されている場合、1枚の用紙は上下及び左右の領域に4分割され、各領域に縮小した4枚の原稿画像がそれぞれ形成されることとなる。
また、制御部101は、集約原稿画像を構成する複数の原稿画像の中に、所定の基準画像の画像方向(画像が正立する方向)である基準画像方向及び原稿サイズ(原稿画像のサイズ)である基準原稿サイズと異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、この異種類画像の読み取り倍率を、予め設定された基準原稿サイズの原稿画像の読み取り後の画像の大きさと等しくなるように変更するとともに、この異種類画像を異なる用紙に画像形成する制御(用紙変更処理)を実行する。
なお、基準画像方向及び基準原稿サイズは、ユーザの操作により選択・設定することもできる。具体的には、ユーザは、操作部403の設定操作により、任意の用紙の画像方向及び原稿サイズを、基準画像方向及び基準原稿サイズとして設定する。この場合、この任意の用紙の画像方向及び原稿サイズが、原稿画像読み取り時に用いる読み取り基準データとする。
具体的には、制御部101は、スキャナ部200により原稿画像が読み取られる際、又はプリンタコントローラ部600からジョブが送信された際に、用紙の「用紙セット方向」及び「用紙サイズ」を読み取って、後述の画像種類算出テーブル104aにより、「用紙セット方向」及び「用紙サイズ」に対応した「画像方向」を検出する。
また、「用紙サイズ」を「原稿サイズ」として、検出する。なお、実際の用紙のサイズである用紙サイズより所定倍率小さなサイズを、原稿画像のサイズである原稿サイズとして検出するよう設定しても良い。
図3において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「2in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について用紙変更処理を行った場合の集約原稿画像の一例、を各々示している。
なお、図3における集約モードは、横置きの用紙の左側から順次画像形成が行なわれるよう設定されている。
これに対して、用紙変更処理では、図3(C)に示すように、4頁目が3枚目の用紙の先頭となるよう画像形成される。
また、3頁目と4頁目の原稿画像の間には白の原稿画像のデータ(NULLデータ)が追加されて、2枚目の用紙の右側は、白画像が画像形成される(画像データが画像形成されない)こととなる。
なお、以下の説明においても、このように原稿画像の画像形成位置がずれた場合には、適宜、同様の白画像が画像形成される。
この結果、集約原稿画像毎(用紙毎)に、先頭に位置する原稿画像を基準画像として、異種類画像がある場合には異種類画像は異なる用紙に画像形成されるため、各用紙において原稿画像はすべて同じ向きを向くこととなって、出来上がった原稿をより見易くすることができるようになっている。
ここで、章とは、少なくとも1つの原稿画像からなる一つのまとまりとする。章分け機能とは、原稿画像を順に用紙に両面画像形成するにあたり、章先頭の原稿画像を表面に画像形成する機能であるものとする。また、章の最後のページが記録用紙の表面に画像形成される場合には、その次の画像として白の画像のデータ(NULLデータ)が追加されて、裏面に白の画像が画像形成される。
よって、章分け機能を適用するため、新たな機能を付加することなしに、処理を実行することができるようになっている。
また、制御部101は、異種類画像を検出した場合、その異種類画像の原稿画像の集約モードを解除して当該異種類画像の読み取り倍率を画像形成される用紙サイズと等倍となるように変更するとともに、異種類画像を異なる用紙に、画像形成される用紙サイズと等倍で画像形成するようにすることもできる。
図4において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「2in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について4頁目以降を集約モード解除処理を行った場合の一例、を各々示している。なお、図4における集約モードは、図3と同様に、横置きの用紙の左側から順次画像形成が行なわれるよう設定されている。
この場合、図4(C)に示すように、異種類画像である4、5頁目は、画像形成する用紙サイズと等倍で画像形成される。
よって、4、5頁目の原稿を、図3(C)と比較して、より見易いものとするができるようになっている。
また、制御部101は、異種類画像を検出した場合、その異種類画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、異種類画像の原稿画像を、異なる用紙に変更後の集約モードで画像形成するようにすることもできる。
図5において、(A)はジョブに含まれる原稿画像の一例、(B)は(A)の原稿画像について「4in1」の通常の集約モード処理を行った場合の集約原稿画像の一例、(C)は(A)の原稿画像について集約モード倍率拡大処理を行った場合の集約原稿画像の一例、を各々示している。
なお、図5における集約モードは、縦置きの用紙について、左上、右上、左下、右下の順に各原稿画像が集約されて画像形成が行なわれるよう設定されている。
これに対して、例えば、「4in1」から「2in1」に集約モードを変更するよう設定された場合、図5(C)に示すように、異種類画像である4、5頁目は2枚目の用紙に「2in1」のモードで画像形成される。
よって、4、5頁目の原稿は、縮小しつつも見易いものとするができるようになっている。
図6(A)に示すように、例えば、原稿画像の2〜4頁目と、原稿画像の1、5頁目とが異なる原稿サイズである(例えば、原稿画像の2〜4頁目はA4サイズ縦向き、原稿画像の1、5頁目はA3サイズ横向き等)場合は、通常の「4in1」集約モード処理では、図6(B)に示すように、原稿画像の1、5頁目は、2〜4頁目に合わせた倍率に縮小され、90度回転されて画像形成される。
これに対して、上記用紙変更処理を実行した場合、図6(C)に示すように、2頁目が2枚目の用紙の先頭となり、5頁目が3枚目の用紙の先頭となるように画像形成される。
また、上記集約モード倍率拡大・用紙変更処理を実行した場合、図6(D)に示すように、1頁目が1枚目の用紙に「2in1」の集約モードで画像形成され、2〜4頁目が2枚目の用紙に集約され、5頁目が3枚目の用紙に「2in1」の集約モードで画像形成される。
また、ユーザによる上記各処理の指定がない場合には、ジョブに含まれる全ての原稿画像に対して同一の集約モードが適用される。すなわち、図3〜6の(B)に示すように、全ての原稿画像に一律の集約モードが適用される。
図7に示すように、画像種類算出テーブル104aには、「用紙セット方向情報」及び「用紙サイズ情報」に対応した「画像方向情報」が記憶されている。
ここで、用紙セット方向及び用紙サイズは、スキャナ部200により画像が読み取られる際に検出されて画像種類算出テーブル104aに記憶されるものである。又は、プリンタコントローラ部600から送信されたジョブの設定情報に予め格納されて画像種類算出テーブル104aに記憶されるものである。
具体的には、原稿画像が上向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(I)、原稿画像が右向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(II)、原稿画像が下向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(III)、及び原稿画像が左向きで用紙が縦向き又は横向きのセット(IV)がある。
また、「用紙サイズ情報」は、用紙のサイズを示す情報であり、例えば、A4、A4R、A3等があり、用紙のサイズが原稿画像のサイズである原稿サイズとして利用されるようになっている。
「画像方向情報」は、用紙セット方向と用紙サイズとに対応した画像方向を示す情報であり、「ポートレイト」又は「ランドスケープ」の何れかに分類される。
例えば、「用紙セット方向情報」がセット(I)で「用紙サイズ情報」がA4の場合は「画像方向情報」はポートレイトである。また、「用紙セット方向情報」がセット(II)で「用紙サイズ情報」がA4の場合は「画像方向情報」はランドスケープである。
図8に示すように、集約モード設定テーブル104bは、「変更前の設定領域」と、「変更後の設定領域」と、を備えて構成される。
集約モード設定テーブル104bにおいて、「変更後の設定領域」に設定が成されている場合、集約モード解除・用紙変更処理や集約モード倍率拡大・用紙変更処理が実行されるようになっている。なお、集約モード設定テーブル104bにおいて、「変更後の設定」に設定入力がなされていない場合は、通常の集約モード処理が実行される。
例えば、「2in1」モードでは読み取り倍率0.707、「4in1」モードでは読み取り倍率0.500、「8in1」モードでは読み取り倍率0.353などとなっている。つまり、例えば「2in1」モードを指定すると、元の画像サイズに対して0.707倍で画像の読み取りが行なわれることとなる。
また、記憶部104は、操作表示部400を介するユーザの操作入力により設定される各種設定情報を記憶する。
伸長IC109は、DRAM制御IC107の制御により、入力される圧縮画像データに伸長処理を施す。
表示部401は、操作表示制御部402からの表示制御信号に従って、画面上に各種設定画面や画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
具体的には、表示部401には、例えば、複写枚数、複写倍率、集約モード等の設定画面や、絵記号、数字、文字などが表示されている複数の入力キーが表示されるようになっている。
集約モード設定キーとしては、8枚の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する8in1モードキー、4枚の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する4in1モードキー、2枚の原稿画像を1枚の用紙に画像形成する2in1モードキー、2枚の原稿画像を1枚の用紙の表裏に画像形成する両面モードキー、等が表示される。
なお、この際、さらに「両面モード」を選択することもできる。
このように、ユーザは、操作表示部400を用いて設定操作を行うことで処理を切り換えることが可能であり、集約モードの画像形成において、容易に所望の設定に変更することができる。
コントローラ制御部601は、各部の動作を統括的に制御し、LANIF604を介して、外部の情報端末PCから入力されるデータをジョブとして、状態管理部100に配信する。
LANIF604は、NIC(Network Interface Card)やモデム等のネットワークに接続するための通信インタフェースであり、情報端末PCからネットワークを介してデータを受信し、DRAM制御IC602に出力する。
具体的には、後処理制御部21のCPUは、入力された制御信号に基づいて、ROMに記憶されたプログラムとの協働により各部を駆動制御することで、例えば、ステイプル処理、パンチ処理等を行う。また、プリンタ部500から排紙された用紙等を所定の排紙トレイET1、ET2に排紙させる。
パンチ処理部23は、用紙にパンチ処理を施すもので、用紙の搬送方向上流側にパンチ処理を施す。
こうしたステイプル処理やパンチ処理部23が施された用紙は、排紙トレイET1、ET2に排出される。
次いで、ステップS102において、制御部101は、セットされた原稿を読み込んで、この読み込んだ原稿の用紙サイズを取得する。
次いで、ステップS103において、制御部101は、読み込んだ原稿の原稿画像の画像種類を算出する。
一方、基準画像方向及び基準原稿サイズの設定がない場合(ステップS105;NO)、続くステップS107において、制御部101は、最初の原稿の基準画像及び原稿サイズを、基準画像方向及び基準原稿サイズとして設定し、これを読み込み基準データとし、後述のステップS120に移行する。
次いで、ステップS112において、制御部101は、第1処理(集約モード解除・用紙変更処理)であるか否かを判断し、第1処理である場合(ステップS112;YES)には、続くステップS113において、原稿画像が読み込み基準データと異なる画像であるか否か判断する。
そして、読み込み基準データと異なる画像でない場合(ステップS113;NO)、制御部101は、後述のステップS120に移行する。
一方、読み込み基準データと異なる画像である場合(ステップS113;YES)、続くステップS114において、制御部101は、集約モードを解除して読み取り倍率を画像形成される用紙サイズと等倍とし、後述のステップS120に移行する。
そして、第2処理である場合(ステップS115;YES)には、続くステップS116において、制御部101は、読み込み基準データと異なる画像であるか否か判断し、読み込み基準データと異なる画像である場合(ステップS116;YES)、続くステップS117において、集約モードを変更し、変更後の集約モードに合わせて読み取り倍率を変更し、後述のステップS120に移行する。
一方、読み込み基準データと異なる画像でない場合(ステップS116;NO)、制御部101は、後述のステップS120に移行する。
一方、読み込み基準データと異なる画像でない場合(ステップS118;NO)、制御部101は、後述のステップS120に移行する。
次いで、ステップS121において、制御部101は、全ての原稿画像の読み込み処理が終了したか否かを判断し、全ての原稿画像の読み込み処理が終了していない場合には(ステップS121;NO)、続くステップS122において、原稿画像をインクリメント(N=N+1)し、上記ステップS101に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、全ての原稿画像の読み込み処理が終了している場合には(ステップS121;YES)、本処理を終了する。
次いで、ステップS204において、制御部101は、P番目の用紙に形成される集約原稿画像の先頭画像を基準画像として格納する。
次いで、ステップS208において、制御部101は、P番目の用紙の集約原稿画像の不足数分を白画像とする。
次いで、ステップS209において、制御部101は、P番目の用紙に対する画像合成処理を実行する。
次いで、ステップS210において、制御部101は、全ての原稿画像の集約処理が実行されたか否かを判断し、全ての原稿画像の集約処理が実行されていない場合(ステップS210;No)には、次の用紙(P=P+1)に対して、ステップS201以降の処理を行う一方、全ての原稿画像の集約処理が実行された場合(ステップS210;YES)には、本処理を終了する。
具体的には、第1処理の設定がされている場合には、異種類画像の原稿画像は、異なる用紙に、画像形成される用紙サイズと等倍で画像形成されるため、用紙に対する原稿画像の向きや用紙サイズが異なる原稿画像を集約する場合であっても、見易さや見栄えを良好にすることができる。
また、第2処理の設定がされている場合には、異種類画像の原稿画像は、異なる用紙に、基準画像方向と等しく且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードにて画像形成されるため、用紙に対する原稿画像の向きや用紙サイズが異なる原稿画像を集約する場合であっても、見易さや見栄えを良好にすることができる。
また、基準画像方向及び基準原稿サイズを自動的に設定することができるため、設定の手間が省くことができる。
例えば、本実施形態においては、制御部101は、異種類画像を検出した場合、次の用紙に画像形成する構成としたが、両面モードが設定されている場合には、裏面(異なる用紙面)に画像形成する構成としても良い。
100 状態管理部
101 制御部(設定部、検出部)
104 記憶部
104a 画像方向算出テーブル
104b 倍率テーブル
400 操作表示部
401 表示部
402 操作表示制御部
403 操作部(設定部、選択部)
Claims (5)
- 複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを設定する設定部と、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向及び原稿サイズを検出する検出部と、
前記検出部により、前記原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズが異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、当該異種類画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に、変更後の集約モードで画像形成する集約モード倍率拡大・用紙変更処理を実行する制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 複数の原稿画像を予め設定された集約数毎に集約した集約原稿画像を用紙に形成する集約モードの設定が可能な画像形成装置において、
基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを設定する設定部と、
前記集約原稿画像を構成する原稿画像の各々の画像が正立する画像方向及び原稿サイズを検出する検出部と、
前記検出部により、前記原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズと異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、当該異種類画像の原稿画像の集約モードを解除して当該異種類画像の読み取り倍率を画像形成される用紙サイズと等倍となるように変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に、画像形成される用紙サイズと等倍で画像形成する集約モード解除・用紙変更処理、
又は、前記検出部により、前記集約原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズが異なる画像方向及び原稿サイズの異種類画像を検出した場合、前記異種類画像の原稿画像の集約モードを、基準画像方向と等しく、且つ設定された集約数よりも少ない集約数となる集約モードに変更するとともに、前記異種類画像の原稿画像を異なる用紙又は異なる用紙面に変更後の集約モードで画像形成する集約モード倍率拡大・用紙変更処理、の何れかを実行する制御部と、
前記制御部に前記集約モード解除・用紙変更処理、前記集約モード倍率拡大・用紙変更処理の何れを実行させるかをユーザに選択させるための選択部と、を備え、
前記制御部は、
前記選択部によるユーザの選択操作に応じて、前記集約モード解除・用紙変更処理又は前記集約モード倍率拡大・用紙変更処理を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記設定部は、基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを前記集約原稿画像の先頭に位置する原稿画像に基づいて自動設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記設定部は、基準となる原稿画像の基準画像方向及び基準原稿サイズを、ユーザによる操作に応じて設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 画像形成を行う際に、用紙の表面に位置する原稿画像を指定可能な章分け機能を備え、
前記制御部は、
前記検出部により、前記集約原稿画像の中に、前記設定部により設定された基準画像方向及び基準原稿サイズと異なる異種類画像を検出した場合、前記異種類画像に対して前記章分け機能を適用することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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