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JP5196216B2 - 電気化学リアクター - Google Patents

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Description

本発明は、セル集積ユニット及び電気化学リアクターに関するものであり、更に詳しくは、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面へ電気化学セルを形成した構造を持つセル集積ユニット及びそれから構成される高性能な小型高効率電気化学リアクターに関するものである。本発明は、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に電気化学セルを形成した構造をもつセル集積ユニットであって、貫通孔のサイズが1ミリ以下で、当該貫通孔の内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層として用いて高出力化を達成可能にしたセル集積ユニット及びそれから構成される高性能の電気化学リアクターを提供するものである。
電気化学リアクターの適用例として、電解質に酸化物イオン伝導性を有する固体電解質を用いた固体酸化物型燃料電池(以下、「SOFC」という。)がある。このSOFCの基本構造は、空気極/固体電解質/燃料極の3層を接合した単セルより構成されている。当該SOFC単セルの幾何学形状は、平板型と管状型とに分類することができる。
体積出力密度としては、平板型SOFCが有利であるものの、平板型は、電気化学リアクターとして利用するためには、セパレータと単セルを交互に積層する必要があり、また、ガスシール方法等に問題があった。また、更なる高出力化のためには、平板型単セルの大面積化が必要となるが、従来の平板型単セルは、電極を支持体として用いるため、所定の機械的強度を付与するために支持体を厚くする必要があった。このため、単セル重量は、重くなり、また、材料コストも大きくなるという問題があった。
これに替わるSOFC単セルの集積構造として、ハニカム構造が提案されている(特許文献1、特許文献2)。これは、電解質からなるハニカム支持体の各孔内壁面に対し、燃料極層と空気極層を交互に形成した構造としたものであり、交互に並ぶ燃料極孔と空気極孔へ、それぞれ燃料ガス及び空気を供給する必要がある。
しかしながら、この種のハニカム構造では、体積出力密度を向上させるために、孔サイズを小さくする、もしくは電解質ハニカム支持体の壁厚を減少させると言った、高度かつ高精度なガス供給マニホールドやガスシール技術が要求されるようになる。更には、ハニカム構造体の強度保持のためには、壁厚、つまり電解質の厚さを0.1ミリ以上とする必要があり、電解質膜でのオーミック損失のため、SOFCセル性能を向上させることが困難であった。
また、先行文献(特許文献3及び特許文献4)に提案されるように、電極をハニカム支持体として用いるSOFC単セルの集積方法も報告されている。しかしながら、特許文献3では、ハニカム孔の半分をSOFCセルとして用い、残りの半分の孔をガス供給用に用いるため、特許文献1及び特許文献2と同様、ガス供給マニホールドやガスシール等に高度な技術が要求されると言う問題がある。
それに対し、特許文献4では、ハニカム孔の全てにSOFCセルを構築しており、ガスシール等の改善対策が提案されているものの、貫通孔壁面への製膜技術など未解決な技術的課題のため、これまで貫通孔としては3〜5ミリサイズしか試されておらず、圧力損失が低く、セル集積ユニットの体積出力密度の急激な増大が見込める貫通孔サイズ0.1〜1ミリの高性能領域(本明細書に添付の図1参照)の実現は困難とされてきた。
また、電気化学リアクターの用途として、SOFC以外に、排ガス浄化電気化学リアクターや水素製造リアクターが挙げられるが、上記SOFCと同様、電気化学反応単セルの小型化高集積化に限界があり、当該技術分野では、電気化学反応セルの小型化と高集積化を両立させ得る新技術を開発することが強く求められていた。
現在、広く使用されている平板型又は管状型の電気化学反応単セルを用いて、インターコネクタや集電用ワイヤーなどの複数部材を組み合わせることによって、電気化学リアクターが構築されている。しかし、この種の方法では、電気化学リアクターのトータルサイズは、大型なものとなり、単位体積当たりの高効率化を行うことが難しいという問題があった。また、単セルを小型化しようとした場合、インターコネクタやガスシールの形成には高度な技術が必要であり、セル集積ユニット及びそれから構成される電気化学リアクターの小型化には限界があった。
特開平10−40934号公報 特開平11−297344号公報 特開2002−216779号公報 特開2004−152645号公報
このような状況の中で、本発明者らは、上記従来技術に鑑みて、高性能な小型高効率電気化学リアクターを開発することを目標として鋭意研究を積み重ねた結果、電極材料からなる貫通孔の集積構造体を基本骨格とする電気化学リアクターを開発することに成功し、本発明を完成するに至った。本発明は、貫通孔サイズが0.1〜1ミリ、かつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に電気化学セルを形成し、当該内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層として用いた構造を有するセル集積ユニット、及びそれから構成される電気化学リアクターを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明は、以下の技術的手段から構成される。
(1)電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に電気化学セルを形成した構造をもつセル集積ユニットであって、貫通孔サイズが0.1〜1ミリ、かつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に電気化学反応セルを形成し、当該内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層として用いた構造を有するセル集積ユニットを製造する方法であって、
a)ゲルキャスティングもしくは押出成形により、一方の電極材料からなる貫通孔の集積構造体用の成形体を造形し、乾燥あるいは仮焼する工程、
b)スラリー圧入法により、得られた貫通孔の集積構造体用の成形体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面へセル構造を構築する工程、
を有することを特徴とするセル集積ユニットの製造方法。
(2)前記(1)に記載の製造方法で得られたセル集積ユニットであって、
1)電極材料からなる貫通孔の集積構造体と、該集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に構築した電気化学セル構造から構成され、2)当該貫通孔のサイズが0.1〜1ミリで、かつ当該内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層とした構造を有し、3)上記集積構造体が多孔質で、その気孔率が15〜50%であり、4)上記集積構造体が、空気極材料からなり、5)該空気極材料からなる集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に形成された電気化学反応セルが、空気極反応活性層、電解質層及び燃料極層の3層コートにより形成されており、6)上記空気極反応活性層材料が、Ag,La,Sr,Mn,Co,Fe,Sm,Ca,Ba,Ni,Mgの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物化合物から構成され、7)600℃での体積出力密度が少なくても2W/ccであること、を特徴とするセル集積ユニット。
(3)上記集積構造体中に含まれる貫通孔端面の全てもしくは一部が閉じられている、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(4)上記内壁コート層について、空気極反応活性層の厚みが1〜10ミクロン、電解質層の厚みが1〜50ミクロン、燃料極層の厚みが1〜100ミクロンである、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(5)上記集積構造体の外周面から連続して通じる構造体の壁をガスの流通経路として用いる、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(6)上記ガスが、燃料もしくは酸素を1種類以上含むガスである、前記(4)に記載のセル集積ユニット。
(7)上記電解質層が、セリア系酸化物:Ce1−xLn2−x/2(ただし、LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Yのうち少なくとも1種類を含み、xが0.05以上0.50以下)、スカンジア安定化ジルコニア酸化物:a mol% Sc−b mol% CeO−c mol% ZrO (ただし、aが8以上15以下、bが0以上2以下、かつa+b+c=100)、ランタンガレート酸化物:La1−mSrGa1−nMg(ただし、mが0.05以上0.3以下、nが0以上0.3以下)の1種類、もしくは2種類以上の複合体である、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(8)上記燃料極層材料が、Ni,Cu,Pt,Pd,Au,Ru,Co,La,Sr,Tiの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物化合物から構成される、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(9)上記燃料極層材料が、前記(7)に記載の電解質材料との複合体である、前記(8)に記載のセル集積ユニット。
(10)上記電極層が、活性補助材料を含み、該活性補助材料が、Pt,Pd,Ag,Ba,Sr,Ca,Mg,K,Na,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ti,Al,Ga,Nb,Ta,V,Laの元素を少なくとも1種類以上含む金属、もしくはこれらの元素を1種類以上含む酸化物である、前記(2)に記載のセル集積ユニット。
(11)上記空気極反応活性層材料が、前記(7)に記載の電解質層材料又は前記(10)に記載の活性補助材料のうち1種類以上を含む複合体である、前記()に記載のセル集積ユニット。
(12)前記()から(11)のいずれかに記載のセル集積ユニットから構成されることを特徴とする電気化学リアクター。
次に、本発明について更に詳細に説明する。
本発明は、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に電気化学セルを形成した構造をもつセル集積ユニットであって、貫通孔サイズが0.1〜1ミリ、かつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に、電解質層及び対電極層等を多層コートにより形成したセル集積ユニットの点、及び当該セル集積ユニットから構成される電気化学反応セルが高密度集積された小型で高効率の電気化学リアクターの点、に主要な特徴を有するものである。
従来の電気化学反応セルは、電極材料を支持体に用いており、ある程度の機械的強度を付与する必要があるため、支持体の厚さを減少させることには限界があり、重量やコスト面で不利であった。しかしながら、本発明で示されるような、高密度セル集積ユニット及びそれから構成される電気化学リアクターを構築することによって、高性能な小型で高効率の電気化学反応リアクターの開発が可能となる。
本発明の電気化学反応リアクターは、好適には、例えば、固体酸化物燃料電池(SOFC)、排ガス浄化電気化学リアクター、水素製造リアクターなどに適用される。本発明の電気化学反応セルにおいて、空気極及び電解質、燃料極材料を適宜選定することによって、セル構造を好適な構造にすることができ、前述のような用途において、高効率な電気化学反応リアクターを提供することが可能となる。
次に、本発明のセル集積ユニット及びそれから構成される電気化学リアクターについて説明する。本発明の電気化学リアクターは、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面上へ電気化学反応セルを形成して集積したセル集積ユニットを、複数直列又は並列に接続することにより構築される。貫通孔の形状により、電気化学反応単セル形状が決定されるが、管状や角状など、目的に応じて適宜の形状を選択することができる。なお、貫通孔の集積構造体として、六角形や四角形の規則配列構造を有するハニカム構造が例示されるが、それらに限定されるものではない。
図2に、電気化学リアクターの基本骨格となるセル集積ユニットの概要を示す。電極材料からなる貫通孔の集積構造体1の貫通孔内壁面に、緻密な電解質層2及びもう一方の電極層3が形成されている。電極材料からなる貫通孔の集積構造体1からなる壁/電解質層2/電極層3からなる同様のセル構造が、集積構造体中に含まれる他の貫通孔の全てもしくは一部に対しても同時に形成されることにより、セル集積ユニットが構築され、更に、セル集積ユニットを直列もしくは並列に接合することによって、電気化学リアクターが構築される。
本発明では、上記集積構造体は多孔質であり、その気孔率は15〜50%であること、が好ましく、また、上記集積構造体中に含まれる貫通孔端面の全てもしくは一部が閉じられていることが可能である。電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔を利用した電気化学セルには、2種類の構造が考えられる。その1つは、集積構造体が空気極からなり、その貫通孔内壁面へセル構造を構築する形式であり、もう1つは、集積構造体が燃料極からなり、その貫通孔内壁面へセル構造を構築する形式である。
ここで、図3に、空気極材料又は燃料極材料からなる貫通孔の集積構造体について見積もられる集電ロスを示す。本発明では、集積構造体用の材料として、空気極材料を選択しているが、それは、その集電ロスが燃料極材料からなる集積構造体と比べ、約1/8に抑えられるためである。その理由は、集電面積が非常に小さい内部電極層(図2の電極層3)に対し、一般的に、導電率が燃料極材料の1/10程度しかない空気極材料を使用しなければならないことにある。金属などの高導電性材料を空気極材料へ添加し、その導電率を高めることができれば、燃料極材料からなる貫通孔の集積構造体も適用できるが、リアクターの作動温度が数百℃以上となるため、高導電性材料−空気極材料の複合体の適用及びその長期安定性については、現時点では未知数である。
本発明では、上記空気極材料からなる集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に形成された電気化学反応セルが、電解質層及び燃料極層の2層コートにより形成されていること、上記空気極材料からなる集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に形成された電気化学反応セルが、空気極反応活性層、電解質層及び燃料極層の3層コートにより形成されていること、上記内壁コート層について、空気極反応活性層の厚みが1〜10ミクロン、電解質層の厚みが1〜50ミクロン、燃料極層の厚みが1〜100ミクロンであること、が好ましい。
上記集積構造体に用いられる空気極反応活性層材料としては、好適には、例えば、Ag,La,Sr,Mn,Co,Fe,Sm,Ca,Ba,Ni,又はMgの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物が、また、燃料極層材料としては、Ni,Cu,Pt,Pd,Au,Ru,Co,La,Sr,又はTiの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物、又は後記する電解質層材料又は活性補助材料のうち1種以上を含む複合体又はサーメットが挙げられる。
電解質層材料としては、高いイオン導電性を有する材料を使用することが必要であり、好適には、例えば、セリア系酸化物:Ce1−xLn2−x/2(ただし、LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Yのうち少なくとも1種類を含み、xが0.05以上0.50以下)、スカンジア安定化ジルコニア酸化物:a mol% Sc−b mol% CeO−c mol% ZrO(ただし、aが8以上15以下、bが0以上2以下、かつa+b+c=100)、ランタンガレート酸化物:La1−mSrGa1−nMg(ただし、mが0.05以上0.3以下、nが0以上0.3以下)の1種類、もしくは2種類以上の複合体を用いることが望ましい。
また、上記空気極や燃料極の電極反応活性を向上させるために、活性補助材料を組み合わせることも可能である。電極材料に活性補助材料を組み合わせる方法としては、電極材料中へ直接活性補助材料を混ぜ合わせる、もしくは電極と電解質の間に活性補助材料を含む中間層を挿入する方法など、目的に応じて、適宜の方法を選択することができる。
また、電極材料に直接混ぜ合わせる活性補助材料としては、Pt,Pd,Ag,Ba,Sr,Ca,Mg,K,Na,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ti,Al,Ga,Nb,Ta,V,又はLaの元素を少なくとも1種類以上含む金属、もしくはこれら元素を1種類以上含む酸化物であることが望ましい。空気極と電解質の間に挿入する活性層としては、空気極材料に対し、上述の電解質材料もしくは上述の活性補助材料のうち1種類以上を含む複合体を用いることが好ましい。
次に、電極材料からなる貫通孔の集積構造体壁に求められる多孔度について説明する。電極材料からなるセル集積ユニットに含まれる全ての電気化学反応セルが機能発現するためには、基本骨格(貫通孔の集積構造体)を構成する電極材料の電極反応に必要なガス(SOFC用空気極材料では空気、SOFC用燃料極材料では燃料ガス)が集積構造体壁中を拡散し、緻密な電解質層との界面へ連続的に供給される必要がある。
そのため、集積構造体壁には、ガス透過性が求められる。その条件を満たすためには、集積構造体壁が15%以上の気孔率を有していることが好ましい。同時に、集積構造体からなるセル集積ユニットは、電気化学リアクターの基本骨格を形成することになるため、その強度を保持するために、最大気孔率として、50%以下となることが好ましい。
また、基本骨格(貫通孔の集積構造体)を構成する電極材料の電極反応に必要なガス(SOFC用空気極材料では空気、SOFC用燃料極材料では燃料ガス)が、電極材料からなる集積構造体の壁内部をガス供給経路として、電解質層との界面部へ供給されるだけでなく、貫通孔の一部にはセル構造を構築せずに、露出した電極孔を反応ガスの供給経路として利用することも可能である。
本発明では、上記集積構造体の外周面から連続して通じる構造体の壁をガスの流通経路として用いること、上記ガスが、燃料もしくは酸素を1種類以上含むガスであること、が好ましい。なお、空気や燃料など供給ガスの反応率(利用率)によっては、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔端面の全てあるいは一部が閉じられていてもよい。
ここで、電解質層は、緻密であり、厚さが1〜50ミクロンの範囲であることが好ましく、更に、電解質の電気抵抗を抑えるためにも、厚さが20ミクロン以下であることが好ましい。また、燃料極層は、多孔質であり、厚さが1〜100ミクロンの範囲であることが好ましく、更に、集電抵抗を抑えるために、厚さが10ミクロン以上であることが好ましい。また、反応活性層は、多孔質であり、厚さが1〜10ミクロンの範囲であることが好ましい。
次に、本発明に係るセル集積ユニット、及びそれから構成される電気化学リアクターの製造方法について説明する。本発明の電気化学リアクターの製造方法は、具体的には、電極材料からなる貫通孔の集積構造体を作製し、その貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に対し、電気化学反応セル構造となるように多層コートを施し、焼成する工程で構成されている。
本発明に係る電気化学リアクターの製造方法は、基本的には、次のような工程を含んでいる。
(1)ゲルキャスティングもしくは押出成形により一方の電極材料からなる貫通孔の集積構造体を造形し、乾燥あるいは仮焼する工程、及び、
(2)スラリー圧入法により、得られた貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面へセル構造を構築する工程。
以下、上記工程について詳細に説明する。
はじめに、上記空気極材料の粉末にバインダーを加えて、水で練り、得られた塑性混合物を押し出し成形法等にて、所定の貫通孔の集積構造体を成形する。ここでは、セルロース系有機高分子を使用することが重要である。バインダー添加量は、電極材料100gに対して5〜50gのセルロース系有機高分子の使用が好ましく、好適には10〜30gである。この場合、必要に応じて、炭素粉末等の気孔生成剤を加えることができる。得られた貫通孔の集積構造体は、常温で乾燥する。必要に応じて、〜1100℃まで仮焼することができる。これらによって、焼成後15%以上の気孔率をもつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体を得ることができる。
また、例えば、水100gに対し、電極材料50〜200g、ゲル化剤1〜10gを混合して得られた貫通孔の集積構造体成形用のセラミックスラリーを成形型に鋳込み、ゲル化、乾燥し、離型後、所定の電極材料からなる貫通孔の集積構造体を得ることも可能である。この場合、必要に応じて、炭素粉末等の気孔生成剤をセラミックスラリーへ加えることができる。
成形型に平行に配列した複数の芯を入れた場合、平行に配列した複数の貫通孔が多孔質成形体中に形成される。芯の形状としては、円柱状や角柱状など様々な形状を用いることができる。押出成形法と同様、得られた成形体は、必要に応じて、1100℃まで仮焼することができる。これらによって、焼成後15%以上の気孔率をもつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体を作製することができる。
次に、電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に対し、電気化学反応セル構造が形成されるように、電解質材料及び電極材料等をコートし、乾燥、焼成することによって、図4に示すような、集積構造体からなるセル集積ユニットを製造することができ、また、複数のセル集積ユニットを直列又は並列に接合することによって、電気化学リアクターを作製することができる。
電極材料からなる貫通孔の集積構造体からセル集積ユニットを製造する工程としては、当該貫通孔の全てもしくは一部の貫通孔に対し、セル構造の構築に必要な積層コート層を、各層毎にコート及び焼成を繰り返す方法や、複数層をコート後、同時焼成する方法など、適宜の方法及び手段を使用して形成することができる。
貫通孔内壁面へのコート方法の一例として、スラリー圧入法が例示される。スラリーには、電極基材との良好な濡れ性や、乾燥後の基材に対する高い接着性、焼成後に電解質や燃料極として機能できる十分な膜厚かつ密度制御等が求められる。
そのため、エタノール溶媒100〜200mlに対し、電解質層、燃料極層、電極反応活性層などコート用材料100g、及び5〜20gのセルロース系有機バインダー、1〜5gの有機系分散剤、2〜5gの有機系可塑剤を混合したものを使用することが好ましい。好適には、エタノール溶媒100〜150mlに対し、コート用材料100g、及び5〜10gのセルロース系有機バインダー、1〜2gの有機系分散剤、3〜5gの有機系可塑剤という混合比が例示される。
これまで、貫通孔へのコート法として、前述の特許文献に記述されているように、ディップ法に代表されるスラリーコーティングが試されてきた。スラリーコーティングとは、基材を原料粉体が分散したスラリー中に直接浸積し、基材表面へコート膜を堆積させる手法であり、貫通孔サイズが数ミリ以上と大きな場合には、同手法は適用可能である。なお、これまでに報告されているハニカム型SOFCの貫通孔サイズとしては、3〜5ミリが選択されているのみである。しかしながら、本発明で提案する貫通孔サイズが0.1〜1ミリの場合、貫通孔内に気泡が残留しやすく、コートされない領域が生じてしまう、不要な部分もスラリーにコートされてしまう、貫通孔内へ必要以上にスラリーが残存してしまう、等の問題があり、適用が困難であった。
それに対し、本発明のスラリー圧入法は、シリンジポンプ等を用いて、上記スラリーを正確に貫通孔のみへ圧入後、圧力調整しながら充填スラリーを吸引する手法であり、対象が、0.1〜1ミリの貫通孔サイズであっても、その内壁面へ精緻にコート膜形成を行うことができる。
その際、スラリー条件によっては、ディップ法と同様、未コート領域が生じてしまう、不要なコート材料が貫通孔内に残留してしまう、膜の密度制御ができていない、など、様々なコート欠陥(比較例として示した、図5を参照。)ができてしまうため、前述のような高精度なスラリー調整が重要となる。
なお、本発明のスラリー圧入法では、全ての貫通孔へ同時にコート膜形成を行うことができるが、貫通孔の一部を封じることによって、残りの開口貫通孔全てにコート膜を同時形成させることも可能である。本発明におけるコート層の形成方法は、上記スラリー圧入法が好適であるが、これに限定されるものではなく、適宜のコート方法を任意に使用でき、また、本発明では、電極材料からなる貫通孔の集積構造体の気孔率、貫通孔のサイズや形状、堆積膜の厚さや緻密性は、任意に設定することができる。
本発明により、次のような効果が奏される。
(1)本発明では、電気化学反応セルの高集積化が可能であり、それにより、セル電極面積を飛躍的に増大させることができる。
(2)本発明のセル集積ユニットを用いて電気化学反応セルを高集積化することにより、電気化学リアクターを小型化することができる。
(3)本発明のセル集積ユニットを用いて電気化学反応セルを高集積化することにより、電気化学リアクターの高効率化が達成できる。
(4)本発明のセル集積ユニットを用いて電気化学反応セルを高集積化することにより、電気化学リアクターの低温作動化が可能となる。
(5)空気極材料をセル集積ユニットの基本骨格として選択することにより、集電ロスを大きく低減させることができる。
(6)本発明に係るスラリー圧入法により、貫通孔サイズが0.1〜1ミリ、かつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面へ電気化学セル構造を構築することができる。
次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
本実施例では、先ず、以下の手順に従い、空気極材料からなる貫通孔の集積構造体を成形した。空気極材料の一種であるマンガン酸ランタン(以下、LSMと記載する。)に、バインダーとしてニトロセルロースを加えて、水で練り、粘土状にした後、押し出し成形法により、貫通孔の集積構造体を成形した。得られた貫通孔の集積構造体は、外径15ミリ×15ミリ、孔数16×16、孔サイズ0.8ミリ×0.8ミリ、壁厚0.2ミリであった。
得られたLSMからなる貫通孔の集積構造体用の成形体を1000℃にて仮焼した後、コート用治具に取り付け、シリンジポンプにて、全ての貫通孔内に電解質スラリーを充填させ、同シリンジポンプにて、充填スラリーを吸引し、貫通孔壁面へ電解質コートを施した。電解質コートしたLSM成形体を、1300℃で共焼成することによって、全ての貫通孔壁面へ厚さ10ミクロンの緻密電解質膜の同時形成を行った。
共焼成したLSMからなる貫通孔の集積構造体壁の気孔率は、30%であり、空気極として十分な多孔度を有していた。共焼成後の貫通孔の集積構造体は、外径12ミリ×12ミリ、孔サイズ0.65ミリ×0.65ミリ、壁厚0.16ミリであった。
ここで、使用した電解質スラリーは、セリア系酸化物(以下、GDCと記載する。)もしくはスカンジア安定化ジルコニア(以下、ScSZと記載する。)等の電解質材料100g、エタノール−トルエン混合溶媒150ml、ポリビニルブチラールバインダ10g、分散剤1g、可塑剤5gのボールミル混合により調製した。
貫通孔内壁の全ての電解質膜上へ、更に、燃料極スラリーを、上述と同様の方法によりコートした後、1100℃以上の温度にて焼成し、図4に示すような、空気極からなる貫通孔の集積構造体を基本骨格としたセル集積ユニットを製造した。
同様のコート法により作製したLSM(基材、気孔率30%)/GDC(中間層)/ScSZ(電解質層)/NiO−GDC(燃料極層)系セル構造の電気化学的評価を行った。その結果、600℃にて最大出力密度73mW/cm、700℃にて、最大出力密度230mW/cmが得られた(図6参照)。この材料系にて、空気極からなる貫通孔の集積構造体を基本骨格としたセル集積ユニットを形成した場合、600℃でも2W/cc以上の体積出力密度が見込め、世界最高レベルの小型高性能電気化学リアクターの実現が可能となった。
以上詳述したように、本発明は、貫通孔サイズが0.1〜1ミリかつ、空気極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面を電気化学反応セルの構造支持体かつ空気極として用いるセル集積ユニット、それから構成される電気化学リアクターに係るものであり、本発明の製造方法により、小型高性能な電極材料からなる貫通孔の集積構造体を基本骨格としたセル集積ユニットが製造され、複数のセル集積ユニットを直列又は並列に接合することにより、電気化学リアクターを作製することができる。本発明では、貫通孔サイズが0.1〜1ミリの電気化学反応セルを高密度集積することによって、セル集積ユニットの小型高効率化、低温作動化が行えると同時に、材料系及びセル構造を改良することによって、600℃でも2W/cc以上を望める高性能電気化学リアクターの実現が可能となる。本発明は、固体酸化物燃料電池等の電気化学反応システムに関する新技術・新製品を提供するものとして有用である。
セル集積ユニットに関する孔サイズと体積出力密度及び圧力損失の関係を示す。 セル集積ユニットの概略図を示す。 支持体材料と集電ロスの関係を示す。 セル集積ユニットの断面図及びセル構造部の拡大図を示す。 様々なコーティング欠陥を示す。 LSM(基材)/GDC(中間層)/ScSZ(電解質層)/NiO−GDC(燃料極層)系セル構造の電気的特性を示す。

Claims (12)

  1. 電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に電気化学セルを形成した構造をもつセル集積ユニットであって、貫通孔サイズが0.1〜1ミリ、かつ電極材料からなる貫通孔の集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に電気化学反応セルを形成し、当該内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層として用いた構造を有するセル集積ユニットを製造する方法であって、
    (1)ゲルキャスティングもしくは押出成形により、一方の電極材料からなる貫通孔の集積構造体用の成形体を造形し、乾燥あるいは仮焼する工程、
    (2)スラリー圧入法により、得られた貫通孔の集積構造体用の成形体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面へセル構造を構築する工程、
    を有することを特徴とするセル集積ユニットの製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法で得られたセル集積ユニットであって、
    1)電極材料からなる貫通孔の集積構造体と、該集積構造体中に含まれる貫通孔の内壁面に構築した電気化学セル構造から構成され、2)当該貫通孔のサイズが0.1〜1ミリで、かつ当該内壁面を電気化学反応セルの構造支持体及び電極層とした構造を有し、3)上記集積構造体が多孔質で、その気孔率が15〜50%であり、4)上記集積構造体が、空気極材料からなり、5)該空気極材料からなる集積構造体中に含まれる貫通孔の全てもしくは一部の内壁面に形成された電気化学反応セルが、空気極反応活性層、電解質層及び燃料極層の3層コートにより形成されており、6)上記空気極反応活性層材料が、Ag,La,Sr,Mn,Co,Fe,Sm,Ca,Ba,Ni,Mgの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物化合物から構成され、7)600℃での体積出力密度が少なくても2W/ccであること、を特徴とするセル集積ユニット。
  3. 上記集積構造体中に含まれる貫通孔端面の全てもしくは一部が閉じられている、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  4. 上記内壁コート層について、空気極反応活性層の厚みが1〜10ミクロン、電解質層の厚みが1〜50ミクロン、燃料極層の厚みが1〜100ミクロンである、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  5. 上記集積構造体の外周面から連続して通じる構造体の壁をガスの流通経路として用いる、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  6. 上記ガスが、燃料もしくは酸素を1種類以上含むガスである、請求項4に記載のセル集積ユニット。
  7. 上記電解質層が、セリア系酸化物:Ce1−xLn2−x/2(ただし、LnはLa,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Yのうち少なくとも1種類を含み、xが0.05以上0.50以下)、スカンジア安定化ジルコニア酸化物:a mol% Sc−b mol% CeO−c mol% ZrO (ただし、aが8以上15以下、bが0以上2以下、かつa+b+c=100)、ランタンガレート酸化物:La1−mSrGa1−nMg(ただし、mが0.05以上0.3以下、nが0以上0.3以下)の1種類、もしくは2種類以上の複合体である、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  8. 上記燃料極層材料が、Ni,Cu,Pt,Pd,Au,Ru,Co,La,Sr,Tiの元素又はこれらの元素1種類以上を含む酸化物化合物から構成される、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  9. 上記燃料極層材料が、請求項7に記載の電解質材料との複合体である、請求項8に記載のセル集積ユニット。
  10. 上記電極層が、活性補助材料を含み、該活性補助材料が、Pt,Pd,Ag,Ba,Sr,Ca,Mg,K,Na,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Ti,Al,Ga,Nb,Ta,V,Laの元素を少なくとも1種類以上含む金属、もしくはこれらの元素を1種類以上含む酸化物である、請求項2に記載のセル集積ユニット。
  11. 上記空気極反応活性層材料が、請求項7に記載の電解質層材料又は請求項10に記載の活性補助材料のうち1種類以上を含む複合体である、請求項に記載のセル集積ユニット。
  12. 請求項から11のいずれかに記載のセル集積ユニットから構成されることを特徴とする電気化学リアクター。
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