JP4966403B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
パンツ型吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4966403B2 JP4966403B2 JP2010226037A JP2010226037A JP4966403B2 JP 4966403 B2 JP4966403 B2 JP 4966403B2 JP 2010226037 A JP2010226037 A JP 2010226037A JP 2010226037 A JP2010226037 A JP 2010226037A JP 4966403 B2 JP4966403 B2 JP 4966403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet member
- sheet
- stretchable
- abdominal
- ventral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims description 138
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims description 138
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 72
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 13
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 6
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 18
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 18
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 16
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 14
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 10
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 10
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 9
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 9
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 3
- KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N Butadiene Chemical compound C=CC=C KAKZBPTYRLMSJV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N Isoprene Chemical compound CC(=C)C=C RRHGJUQNOFWUDK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000002174 Styrene-butadiene Substances 0.000 description 1
- MTAZNLWOLGHBHU-UHFFFAOYSA-N butadiene-styrene rubber Chemical compound C=CC=C.C=CC1=CC=CC=C1 MTAZNLWOLGHBHU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000004750 melt-blown nonwoven Substances 0.000 description 1
- 230000027939 micturition Effects 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229920001200 poly(ethylene-vinyl acetate) Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 239000011115 styrene butadiene Substances 0.000 description 1
- 229920003048 styrene butadiene rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
このようなパンツ型吸収性物品を連続生産する際には、外包材の帯状原反にレッグ開口部形成用の貫通孔や切り欠きを形成し、不要な部分をトリムとして除去するのが一般的である。
また、特許文献3には、そのようなパンツ型吸収性物品として、前ベルト部分及び後ろベルト部分からなる環状弾性ベルトと吸収性本体とを備えると共に、後ろベルト部分(背側シート部材)の縦方向の長さを、前ベルト部分(腹側シート部材)の縦方向の長さよりも長くしたプルオン衣類(パンツ型吸収性物品)が記載されている。
特に、特許文献2のパンツ型吸収性物品は、背側シート部材の下縁部と吸収性本体の側縁部との角度が、吸収性物品の収縮時に大きくなるようになされているため、着用時に、背側シート部材の下縁部が着用者の側部上方に向かって斜めになり易く、着用者の臀部が一層露出し易くなる。
特許文献3のプルオン衣類は、後ろベルト部分(背側シート部材)の縦方向の長さが、前ベルト部分(腹側シート部材)の同長さよりも長いことによって、着用者の臀部の被覆性が高められている。しかし、このパンツ型吸収性物品においても、後ろベルト部分の下縁部より下方や吸収性本体の側縁部から着用者の臀部の一部がはみ出した状態となり易く、見栄えが悪い、漏れやすい等の印象を与える等、着用者の背側や側方から見た外観が好ましくないという問題があった。
本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、おむつ1Aともいう)は、図1及び図2に示すように、着用者の腹側に配される腹側シート部材2Aと、着用者の背側に配される背側シート部材2Bと、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bに架け渡して固定された吸収性本体3とを具備し、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bの両側縁部2a,2a,2b,2bに、腹側シート部材2Aと背側シート部材2Bとが接合されて形成されたサイドシール部4,4を有している。
腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bは、図2に示すように、それぞれ矩形状を有している。
なお、着用時における上方は、図1における上側(ウエスト開口部側)であり、着用時における下方は、図1における下側(股下部側)である。
側部シート部34は、図2に示すように、吸収性本体3の長手方向に沿って延びており、吸収性本体3の全長に亘って存在している。側部シート部34は、図3に示すように、液抵抗性ないし撥水性のシート材35及び該シート材35に固定された弾性部材36,36を備えている。
側部シート部34は、その長手方向における弾性部材36が配されている範囲の略全体が、弾性部材が吸収性本体の長手方向に伸長状態で配された伸縮領域34cとなっている。伸縮領域34cは、吸収性本体3の長手方向に伸縮する。
即ち、股下部Cにおける伸縮領域34cは、側部シート部34に伸長状態で配された弾性部材36が収縮することで、側部シート部34を構成するシート材35が襞寄せされたり波状の断面形状に変形して、側部ギャザーを形成する。側部ギャザーは、おむつ1Aの自然状態及び/又は着用状態で形成されれば良く、また、おむつ1Aの着用時に、後述する線状接合部30の外縁端を起立端34bとして、着用者の肌側に向かって起立する。
そして、図1(b)に示すように、その背側縦伸縮部Ebの収縮により、自然状態のおむつ1Aにおける背側シート部材2Bの該背側縦伸縮部Eb付近の下縁部2dに、上方に向けて凸に屈曲した部分Pb,Pbが生じている。
そして、図1(a)に示すように、その腹側縦伸縮部Eaの収縮により、自然状態のおむつ1Aにおける背側シート部材2Bの該背側縦伸縮部Eb付近の下縁部2dに、上方に向けて凸に屈曲した部分Pa,Paが生じている。
また、弾性部材36は、背側シート部材2B側の端部も、吸収性本体3の端部3bとほぼ同位置にあり、弾性部材36及び側部シート部34の伸縮領域34cは、X方向における、背側シート部材2Bと重なっている部分の全域において伸縮性を発現する。また、側部シート部34は、背側シート部材2Bと重なっている部分の実質的に全域が、図5に示すように、接着剤8を介して背側シート部材2B上に接合されており、背側シート部材2Bは、側部シート部34が重なっている部分のX方向の全域が背側縦伸縮部Ebとなっている。
図6には、ウエスト開口部5に幼児の胴部7a、レッグ開口部6に幼児の脚部7bが挿通された状態が示されている。図12は、背側延出部を有する従来のパンツ型吸収性物品の場合を示す図であるが、背側シート部材の下縁部2dが、臀部と大腿部との境界に生じるライン7cからかなり上方に位置している。
また、背側縦伸縮部Ebは、延出部伸縮部G3に配された複数の弾性部材24のうち、半数以上に跨って形成されていることが好ましく、最も股下部寄りの一本を除く他の弾性部材24の総てに跨って形成されていることがより好ましく、総ての弾性部材24に跨って形成されていることが更に好ましい。後述する腹側縦伸縮部Eaについても同様である。
また、背側縦伸縮部Ebは、同様の観点から、図2に示すように、背側延出部21bと背側本体部20bとに跨って存在していることが好ましい。
また、おむつの自然状態において、背側シート部材2Bの下縁部2dにおける屈曲部分Pbの高さLp〔図1(a)参照〕は、背側延出部21bの長さL6の15〜75%であることが好ましく、より好ましくは30〜70%である。
立体ギャザー形成部38は、シート材35と、該シート材35に固定された立体ギャザー形成用の弾性部材39とを有してなる。立体ギャザー形成部38は、少なくとも股下部Cに立体ギャザー38cを形成する。本実施形態のおむつ1Aにおけるシート材35は、1枚のシートが、立体ギャザー形成部38における、立体ギャザー38cの自由端側の端部38aに配される折り曲げ部に沿って2つ折りされて2層構造とされている積層シートであり、該積層シートの層間に弾性部材39が接着剤を介して固定されている。また、その積層シートは、側部シート部34における、側部ギャザーの自由端側の端部34aに配される折り曲げ部に沿って更に2つ折りされており、それによって相対向した2枚の積層シート間に弾性部材36が接着剤を介して固定されている。また、その積層シートどうしは、吸収体33の側縁部の近傍、より詳細には側縁部のやや外方の位置に形成された線状接合部30において、両者間に表面シート31を介在させた状態で接合一体化されている。
そして、腹側シート部材2Aの側縁部2aの一部である接合部2a’と、背側シート部材2Bの側縁部2bの一部である接合部2b’とが接合されていることによって、おむつ1Aに、前述した一対のサイドシール部4,4が形成されている。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等が用いられる。また、この接合によって、サイドシール部4,4と共に、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されている。
図1〜図5には、ウエスト伸縮部G1、胴回り伸縮部G2、延出部伸縮部G3を形成する弾性部材24が、吸収体33を横断して、腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bの全幅に亘って延びている実施形態を示したが、胴回り伸縮部G2及び/又は延出部伸縮部G3を形成する弾性部材24は、吸収体33の幅方向中央部と重なる部分においては、熱処理等により弾性部材の弾性を喪失させたり、弾性部材を切断したりする等により、該部分では弾性部材24が腹側シート部材2A及び背側シート部材2Bに伸縮性を付与しないようにすることが好ましい。
また、腹側縦伸縮部Eaは、同様の観点から、図2に示すように、腹側延出部21aと腹側本体部20aとに跨って存在していることが好ましい。
また、腹側シート部材2Aの下縁部2dの屈曲部分Paの好ましい高さLpは、前述した屈曲部分Pbと同様である。
第2〜第4実施形態のパンツ型使い捨ておむつについては、第1実施形態との相違点について主として説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点は、第1実施形態と同様である。図7〜図11には、第1実施形態のおむつの構成要素等と同様の構成要素等に同一の符号を付してある。
即ち、第1実施形態のおむつ1Aにおいては、図5に示すように、側部シート部34の伸縮領域34cは、その幅方向(Y方向)の略全域が背側シート部材2Bの背側延出部21b上に接合されており、弾性部材36が配されている部分も背側延出部21b上に接合されているのに対して、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、図9(b)に示すように、伸縮領域34cは、その幅方向(Y方向)において、吸収体33寄りの部分のみが接着剤8を介して背側延出部21b上に接合されており、弾性部材36が配されている部分は、背側延出部21b上に接合されていない。
図8中の斜線を付した領域が、第3実施形態のおむつ1Cにおいて、吸収性本体3と背側シート部材2Bとの間又は吸収性本体3と腹側シート部材2Aとの間が接合されている領域である。
また、第3実施形態のおむつ1Cにおいては、側部シート部34の伸縮領域34cの幅方向(Y方向)の一部が、腹側延出部21aに接合されて、腹側シート部材2Aに腹側縦伸縮部Eaが形成されており、その腹側縦伸縮部Eaの収縮によって、自然状態のおむつにおける腹側シート部材2Aの、腹側縦伸縮部Ea付近の下縁部2dに、上方に向けて凸に屈曲した部分(図示せず)が生じる。
なお、吸収性本体3の幅方向(Y方向)において、伸縮領域34cと、腹側延出部21a又は背側延出部21bとが接合されている領域と、伸縮領域34cに固定された弾性部材36との離間距離L7〔図9(a)(b)参照〕は、例えば、0mm超10mm以下とすることができる。また、前記離間距離L7は、腹側縦伸縮部Ea又は背側縦伸縮部Ebの幅(Y方向の長さ)と、該離間距離L7との合計に対して、例えば50〜80%とすることができる。
図10中の斜線を付した領域が、第4実施形態のおむつ1Dにおいて、吸収性本体3と背側シート部材2Bとの間又は吸収性本体3と腹側シート部材2Aとの間が接合されている領域である。
立体ギャザー形成部38には、弾性部材39が、腹側延出部21aから背側延出部21bに亘って伸長状態で固定されており、股下部C、腹側延出部21a上及び背側延出部21b上に亘って、立体ギャザー38cが形成される。立体ギャザー38cは、弾性部材39の収縮力により、おむつの着用時に、弾性部材39が配された側が表面シート31から離間するように立ち上がる。
また、第4実施形態のおむつ1Dにおいては、腹側延出部21a上にも立体ギャザー38cが形成されるようになされており、腹側延出部21a上に形成された立体ギャザー38cの収縮力が、吸収体33の側縁部又はその近傍まで及ぶようになされており、腹側シート部材2Bの少なくとも腹側延出部21aにおける吸収体33の側縁付近に、該吸収性本体3の長手方向(X方向)に伸縮する腹側縦伸縮部Eaが形成されている。そして、その腹側縦伸縮部Eaの収縮によって、自然状態のおむつにおける腹側シート部材2Aの、腹側縦伸縮部Ea付近の下縁部2dに、上方に向けて凸に屈曲した部分(図示せず)が生じる。
また、腹側シート部材2Aにおける背側縦伸縮部Eb付近の下縁部2dに、上方に向けて凸の屈曲部分を形成させる観点から、側部シート部34の伸縮領域34cは、股下部Cから背側延出部21b上に亘って延在していることが好ましく、腹側縦伸縮部Ea付近の下縁部2dに、上方に向けて凸の屈曲部分を形成させる観点から、側部シート部34の伸縮領域34cは、股下部Cから腹側延出部21a上に亘って延在していることが好ましい。
例えば、吸収性本体3は、立体ギャザー形成部を有しないものであっても良い。
また、胴回り伸縮部G2を、腹側シート部材2A及び/又は背側シート部材2Bの全幅に亘るように形成しても良く、延出部伸縮部G3も、腹側シート部材2A及び/又は背側シート部材2Bの全幅に亘るように形成しても良い。
また、背側縦伸縮部Ebは、背側延出部21bのみに形成されていても良く、腹側縦伸縮部Eaも腹側延出部21aのみに形成されていても良い。背側縦伸縮部Eb及び腹側縦伸縮部Eaは、何れも吸収性本体の長手方向の端部に達していないものであっても良い。
上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。例えば、第1〜第4実施形態の何れか1つの腹側部A側の構成と、第1〜第4実施形態の何れか1つの背側部B側の構成とを組み合わせても良い。
2A 腹側シート部材
2a,2a 側縁部
20a 腹側本体部
21a 腹側延出部
2B 背側シート部材
2b,2b 側縁部
20b 背側本体部
21b 背側延出部
22 外層シート
23 内層シート
24 弾性部材
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
33a 吸収性コア
33b,33c コアラップシート
3J 柔軟部
34 側部シート部
34c 伸縮領域
35 側部シート部を構成するシート材
36 側部ギャザーを形成する弾性部材
38 立体ギャザー形成部
38c 立体ギャザー
4 サイドシール部
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
Ea 腹側縦伸縮部
Eb 背側縦伸縮部
G1 ウエスト伸縮部
G2 胴回り伸縮部
G3 延出部伸縮部
Pb 上方に向けて凸に屈曲した部分
Claims (10)
- 着用者の腹側に配される腹側シート部材と、着用者の背側に配された背側シート部材と、腹側シート部材及び背側シート部材に架け渡して固定された縦長の吸収性本体とを具備し、腹側シート部材と背側シート部材の両側縁部に、腹側シート部材と背側シート部材とが接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、
前記背側シート部材は、矩形状を有し、前記サイドシール部より下方に延出する背側延出部を有しており、
前記吸収性本体は、縦長の吸収体、及び該吸収体の長手方向の両側縁それぞれの外方に位置する側部シート部を有しており、
前記側部シート部は、着用者の股間部に配される股下部及び前記背側延出部上に、該側部シート部に伸長状態で固定された弾性部材によって伸縮性を示す伸縮領域を有しており、
前記背側シート部材の少なくとも前記背側延出部に、前記伸縮領域の幅方向の少なくとも一部が接合されて該伸縮領域と共に伸縮する背側縦伸縮部が形成されており、該背側縦伸縮部の収縮により、自然状態の吸収性物品における前記背側シート部材の該背側縦伸縮部付近の下縁部に、上方に向けて凸に屈曲した部分が生じているパンツ型吸収性物品。 - 前記背側縦伸縮部は、前記伸縮領域の幅方向における前記弾性部材が配されている部分が前記背側シート部材に接合されて形成されている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記背側縦伸縮部は、前記伸縮領域の幅方向における前記弾性部材が配されていない部分のみが前記背側シート部材に接合されて形成されている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記腹側シート部材に、前記伸縮領域の幅方向の少なくとも一部が接合されて該伸縮領域と共に伸縮する腹側縦伸縮部が形成されており、該腹側縦伸縮部の収縮により、自然状態の吸収性物品における前記腹側シート部材の該腹側縦伸縮部付近の下縁部に、上方に向けて凸に屈曲した部分が生じている請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記吸収性本体が、前記側部シート部より幅方向の内側に、立体ギャザーが形成されるようになされている請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 着用者の腹側に配される腹側シート部材と、着用者の背側に配された背側シート部材と、腹側シート部材及び背側シート部材に架け渡して固定された縦長の吸収性本体とを具備し、腹側シート部材と背側シート部材の両側縁部に、腹側シート部材と背側シート部材とが接合されて形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、
前記背側シート部材は、矩形状を有し、前記サイドシール部より下方に延出する背側延出部を有しており、
前記吸収性本体は、縦長の吸収体、該吸収体の長手方向の両側縁それぞれの外方に位置する側部シート部、及び該側部シート部より幅方向の内側に立体ギャザーを形成する立体ギャザー形成部を備えており、
前記側部シート部は、着用者の股間部に配される股下部及び前記背側延出部上に、該側部シート部に伸長状態で固定された弾性部材によって伸縮性を示す伸縮領域を有しており、前記伸縮領域は、その幅方向における前記弾性部材が配されている部分が、前記背側延出部に接合されておらず、
前記立体ギャザー形成部は、前記股下部及び前記背側延出部上に前記立体ギャザーを形成するようになされており、
前記背側シート部材の少なくとも前記背側延出部における前記吸収体の側縁付近に、該吸収性本体の長手方向に伸縮する背側縦伸縮部が形成されており、該背側縦伸縮部の収縮により、自然状態の吸収性物品における前記背側シート部材の該背側縦伸縮部付近の下縁部に、上方に向けて凸に屈曲した部分が生じているパンツ型吸収性物品。 - 前記吸収体は、前記股下部における、中央部と両側部との間に、吸収性コアの構成材料が配されていない欠落部又は該吸収性コアの構成材料が他の部分に比して少ない低坪量部からなる柔軟部を有している、請求項6記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記腹側シート部材も、矩形状を有し、該サイドシール部より下方に延出する腹側延出部を有している請求項1〜7の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記背側縦伸縮部が、前記背側シート部材における、前記背側延出部と、両側縁部に前記サイドシール部を有する背側本体部とに跨って存在している請求項1〜8の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記腹側縦伸縮部が、前記腹側シート部材における、前記腹側延出部と、両側縁部に前記サイドシール部を有する腹側本体部とに跨って存在している請求項8記載のパンツ型吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010226037A JP4966403B2 (ja) | 2010-10-05 | 2010-10-05 | パンツ型吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010226037A JP4966403B2 (ja) | 2010-10-05 | 2010-10-05 | パンツ型吸収性物品 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012075801A JP2012075801A (ja) | 2012-04-19 |
JP2012075801A5 JP2012075801A5 (ja) | 2012-06-07 |
JP4966403B2 true JP4966403B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=46236734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010226037A Active JP4966403B2 (ja) | 2010-10-05 | 2010-10-05 | パンツ型吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4966403B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5964389B2 (ja) * | 2014-10-24 | 2016-08-03 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
JP6863173B2 (ja) * | 2016-12-28 | 2021-04-21 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品 |
JP6332534B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-05-30 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品 |
JP6416989B1 (ja) | 2017-06-14 | 2018-10-31 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0838546A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | New Oji Paper Co Ltd | 立体パンツ型使いすておむつ |
AU2002357593A1 (en) * | 2002-12-18 | 2004-07-09 | Zuiko Corporation | Method for producing disposable wearing article |
JP2004329590A (ja) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Livedo Corporation | パンツ型おむつ |
US20050107763A1 (en) * | 2003-11-19 | 2005-05-19 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on garment |
KR20070037509A (ko) * | 2004-08-05 | 2007-04-04 | 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 | 일회용 팬티형 의복 |
US7918839B2 (en) * | 2005-10-14 | 2011-04-05 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article including barrier leg cuff structure and an elastically stretchable side panel |
JP4926742B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2012-05-09 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 吸収性物品 |
EP2123241B1 (en) * | 2007-02-28 | 2017-02-08 | Daio Paper Corporation | Paper diaper |
JP4589945B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-12-01 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
JP5008531B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-08-22 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
JP4494458B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2010-06-30 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
JP5328204B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-10-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て吸収性着用物品 |
JP5328203B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-10-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て吸収性着用物品 |
-
2010
- 2010-10-05 JP JP2010226037A patent/JP4966403B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012075801A (ja) | 2012-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4966355B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5592737B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5374338B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5006470B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6139164B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2011010840A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6274503B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2016104184A1 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5352427B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2012061138A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5415178B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5250407B2 (ja) | 使い捨てパンツ型おむつおよびその製造方法 | |
JP5898947B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP4966403B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5940838B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP4522351B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5871506B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP5492520B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5580675B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2017121387A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6316707B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP5946172B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2009225977A (ja) | パンツ型着用物品 | |
JP2016002391A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6438293B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120223 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120223 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20120223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20120319 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120330 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4966403 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |