JP4951271B2 - 基板検査装置 - Google Patents
基板検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4951271B2 JP4951271B2 JP2006132778A JP2006132778A JP4951271B2 JP 4951271 B2 JP4951271 B2 JP 4951271B2 JP 2006132778 A JP2006132778 A JP 2006132778A JP 2006132778 A JP2006132778 A JP 2006132778A JP 4951271 B2 JP4951271 B2 JP 4951271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- illumination light
- substrate
- levitation stage
- stage
- scattering plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、簡単な構造で、かつ浮上ステージの隙間の上方を通過する基板の変形を防止し、基板の検査を精度良く行うことができる基板検査装置を提供することである。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、基板検査装置1はベース部2を有し、ベース部2の上部には、浮上ステージ3と、浮上ステージ3に沿ってガラス基板Wを搬送する搬送部4とが配置されている。図1において、搬送部4は、ベース部2の上面に敷設され、X方向に延びるガイドレール33に移動自在に設けられている。搬送部4には、ガラス基板Wの外縁部に下方から当接して吸着保持する吸着パッド35が複数設けられている。この搬送部4は、浮上ステージ3上に浮上したガラス基板Wの外縁部を吸着パッド35によって吸着保持し、このガラス基板Wを浮上ステージ3の手前側の一端部から他端部に向かう搬送方向(以下、X方向)に強制搬送する。さらに、ベース部2には、X方向に沿って一端部から他端部に至るまでの間に、検査部5が固定されている。検査部5は、X方向に直交するY方向に配設されて浮上ステージ3及び搬送部4を跨ぐ門型フレーム6と、門型フレーム6の梁部6Aに移動自在に設けられた顕微鏡(観察手段)7と、顕微鏡7の下方に設けられて顕微鏡7に連動して移動する透過照明光源8とを備えている。なお、図1においては、透過照明光源8が浮上ステージ3の外側に位置しているが、検査時には顕微鏡7の対物レンズと対向する光軸下に移動する。
なお、透過照明光源8に光を散乱透過させる部材が設けられることによって照明光の均一化が行われていれば、散乱板20は設けず、その代わりにガラスやプラスチック等の透明な材料からなる透明部材を用いても良い。
まず、搬送部4を浮上ステージ3の一端部側(基板搬入領域)で待機させた状態で、浮上ステージ3の孔11からエアの噴出を開始する。ガラス基板Wが、ロボットや別の浮上ステージ(不図示)等によって浮上ステージ3上に搬入されると、ガラス基板Wは、浮上ステージ3との間のエア層によって浮上した状態で、図示しない位置決め機構によって基準位置に整列される。この状態で吸着パッド35を上昇させてガラス基板Wに当接させて真空吸着を開始すると、ガラス基板Wが搬送部4に保持される。そして、搬送部4を図示しないリニアモータ等の駆動手段によってガイドレール32に沿って他端部に向かって移動させると、ガラス基板Wは、エアによって浮上した状態で浮上ステージ3上を搬送される。
本発明の第2の実施の形態は、散乱板の固定方法のみが第1の実施の形態と異なる。したがって、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
図6に示すように、散乱板20を保持する固定部材51(固定手段)は、浮上ステージ3の凹部10の間隔に合わせて、散乱板20の裏面外縁部に固定されている。この固定部材51の外形は、第1の実施の形態の固定部材21と同じである。
本発明の第3の実施の形態は、散乱板の固定方法のみが第1、第2の実施の形態と異なる。したがって、第1、第2の実施の形態と重複する説明は省略する。
図7に示すように、この実施の形態においては、浮上ステージ3側に、散乱板20をエア吸着によって固定する固定手段が設けられている。すなわち、浮上ステージ3の支持部16には、上下に貫通する孔61が複数形成されている。各孔61は、支持部16の下方に固定された各継ぎ手62に連結され、各継ぎ手62は、配管63を介して接続されている。配管63は、不図示の真空ポンプに接続されている。また、孔61の上側開口の周縁部には、調整手段である吸着部を兼ねるワッシャ64が配置されている。ワッシャ64の中央には、孔61と連通する貫通孔が形成されている。ワッシャ64は、第2の実施の形態と同様に、厚さの異なるものが複数用意されている。ワッシャ64は、散乱板20を傷付けないように、例えば弾性を有するシリコーン等の樹脂から製造されている。散乱板20を固定する際には、用意された複数種類のワッシャ64をひとつずつ交換し、散乱板20の上面が浮上ステージ3の上面3Aよりも低くかつ上面3Aと平行に、しかも浮上ステージ3の上面3Aから散乱板20までの高低差が1mm以下となったところで、孔61を介して真空吸着する。望ましくは、ガラス基板Wが無理なく通過できるように、上面3Aとほぼ面一になったところで真空吸着する。
例えば、照明光通過部15を透明のガラス板で覆い、透過照明光源8に散乱板を固定しても良い。この場合、照明光通過部15においてガラス基板Wとガラス板との間に空気層が形成されるので、ガラス基板Wの高さを略一定に保つことができる。しかも、ガラス板なので、透過照明光の減衰がなく、ガラス基板Wを明るく照明することができる。このように照明光通過部15として形成される隙間をガラス板によって塞いだ場合でも、浮上ステージ3の上面3Aとガラス基板Wとの間にエア層が形成されるので、照明光通過部15におけるガラス基板Wの高さをほぼ一定に保つことができる。
さらに、浮上ステージ3の孔11がX方向に等間隔に配置されるように、孔11の穿設間隔、及び照明光通過部15のX方向の幅を設定すれば、散乱板20がなくてもガラス基板Wの高さをほぼ一定に保つことができる。
Claims (10)
- エアで基板を浮上させる浮上ステージと、
前記浮上ステージ上を搬送される前記基板を浮上した状態で観察する観察手段と、
浮上している前記基板に対して下面から照明光を照射する透過照明光源と、
前記浮上ステージを上下に貫通し、前記照明光が通過可能な隙間からなる照明光通過部と、
前記照明光通過部の隙間を塞ぐように嵌め込まれ前記照明光を透過させる透過部材と、
前記浮上ステージおよび前記透過部材の少なくとも一方に設けられ、前記透過部材の上面が前記浮上ステージの上面とほぼ同じ高さ、もしくは前記浮上ステージの上面よりも下に位置するように前記透過部材を前記浮上ステージに取り付けるための取付部と、
を備えることを特徴とする基板検査装置。 - 前記透過部材は、前記照明光を透過させる透明なガラス板からなる請求項1に記載の基板検査装置。
- 前記透過部材は、前記照明光を散乱させる散乱板からなる請求項1に記載の基板検査装置。
- 前記透過部材は、前記照明光を散乱させる散乱状態、または前記照明光を透過させる透過状態に切り換え可能な透過型液晶散乱板からなる請求項1に記載の基板検査装置。
- 前記取付部は、前記隙間において前記浮上ステージの側部から突設した支持部を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 前記取付部は、搬送方向に対して平行となるように前記浮上ステージに複数条に形成された凹部と、前記透過部材の縁部に沿って複数個所に設けられる固定部材とを含み、前記固定部材を前記凹部に嵌め込むことにより前記透過部材が前記浮上ステージに固定される請求項1から5のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 前記取付部は、前記浮上ステージに固定する固定部材と、前記固定部材に設けられ、前記浮上ステージに対する前記透過部材の高さを調整する調整手段とを備えることを請求項1から4のいずれか一項に記載の基板検査装置。
- 前記固定部材は、前記浮上ステージに形成された基板固定用のネジ孔と、前記ネジ孔に締結される締結部材とを備え、前記調整手段は、前記固定部材に形成された基板の高さを調整する高さ調整用のネジ孔と、前記ネジ孔に螺入される高さ調整ビスとを備え、前記高さ調整ビスの前記ネジ孔に対する押し込み量を変化させることにより前記浮上ステージに対する前記透過部材の高さを調整し、前記基板固定用のネジ孔に前記締結部材を締結することにより、前記透過部材が前記固定部材を介して前記浮上ステージに固定される請求項7に記載の基板検査装置。
- 前記取付部は、搬送方向に対して平行となるように前記浮上ステージに複数条に形成された凹部を有し、前記固定部材は、前記透過部材の縁部に沿って複数個所に設けられ、前記固定部材を前記凹部に嵌め込むことにより前記透過部材が前記浮上ステージに固定される請求項7に記載の基板検査装置。
- 前記観察手段は、前記透過部材に向けてエアを吹き付けるエアブローユニットを備える請求項1に記載の基板検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006132778A JP4951271B2 (ja) | 2005-05-12 | 2006-05-11 | 基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005139515 | 2005-05-12 | ||
JP2005139515 | 2005-05-12 | ||
JP2006132778A JP4951271B2 (ja) | 2005-05-12 | 2006-05-11 | 基板検査装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006343327A JP2006343327A (ja) | 2006-12-21 |
JP2006343327A5 JP2006343327A5 (ja) | 2009-06-25 |
JP4951271B2 true JP4951271B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=37640371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006132778A Expired - Fee Related JP4951271B2 (ja) | 2005-05-12 | 2006-05-11 | 基板検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4951271B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100890282B1 (ko) * | 2007-02-09 | 2009-03-24 | 주식회사 탑 엔지니어링 | 어레이 테스트 장비 |
KR100903530B1 (ko) * | 2007-02-09 | 2009-06-23 | 주식회사 탑 엔지니어링 | 어레이 테스트 장비 |
CN101936916A (zh) * | 2009-07-02 | 2011-01-05 | 法国圣-戈班玻璃公司 | 检测分离的低刚度的透明或半透明体的缺陷的设备和方法 |
JP2011075401A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi High-Technologies Corp | インライン基板検査装置の光学系校正方法及びインライン基板検査装置 |
TWI458587B (zh) * | 2012-01-17 | 2014-11-01 | Chin Yen Wang | 位置校正裝置 |
JP6199585B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-09-20 | 住友化学株式会社 | レーザー光照射装置及び光学部材貼合体の製造装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002181714A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 薄板検査装置 |
JP3669323B2 (ja) * | 2001-11-20 | 2005-07-06 | Jfeスチール株式会社 | 表面検査装置 |
JP2003270155A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Olympus Optical Co Ltd | 基板保持装置及び検査装置 |
JP4307872B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2009-08-05 | オリンパス株式会社 | 基板検査装置 |
-
2006
- 2006-05-11 JP JP2006132778A patent/JP4951271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006343327A (ja) | 2006-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4951271B2 (ja) | 基板検査装置 | |
KR100786620B1 (ko) | 기판 검사 장치 | |
KR101305262B1 (ko) | 기판 검사 장치 | |
KR20140066551A (ko) | 릴-투-릴 검사장치 및 릴-투-릴 검사방법 | |
JP5344545B2 (ja) | 基板保持装置 | |
KR101346048B1 (ko) | 기판 검사 장치 | |
KR20120031872A (ko) | 글래스 기판 결함 검사 장치 및 글래스 기판 결함 검사 방법 | |
TWI712807B (zh) | 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置 | |
KR20140041819A (ko) | 밀착 노광 장치 및 밀착 노광 방법 | |
JP2007278715A (ja) | 基板検査装置 | |
JP2009229301A (ja) | 基板検査装置 | |
JP4780984B2 (ja) | 基板搬送装置 | |
KR20190079200A (ko) | 마스크 검사용 조명 장치 및 이를 이용한 마스크 검사 장치 | |
JP2008076079A (ja) | 基板検査装置 | |
TWI391649B (zh) | 面板缺陷之點燈測試機台及面板缺陷之點燈測試方法 | |
KR20080103437A (ko) | 광학 측정장치, 및 기판 유지장치 | |
KR100837436B1 (ko) | 기판 검사 및 측정 장치 | |
JP2009236732A (ja) | 基板検査装置 | |
JP2011082561A (ja) | 基板搬送装置 | |
JP4135283B2 (ja) | 検査装置 | |
KR101079501B1 (ko) | 반송 검사 장치 및 반송 장치 | |
KR101576945B1 (ko) | 웨이퍼 검사장치 | |
KR100698378B1 (ko) | 평판 디스플레이 장치용 글래스 스크라이버 | |
JP7417808B2 (ja) | 仮置きステージおよび部品搭載装置 | |
JP4495473B2 (ja) | 検査システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090508 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120312 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |