JP4940612B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
例えば、カラーフィルターの場合、R(赤)、G(緑)、B(青)と3色の色が必要になるので、画像形成装置を3台用いて、色毎にインク吐出するか、3色分を一つのユニットに収めて同時にインク吐出する。
しかしながら、インク吐出ヘッドでの吐出解像度は、ヘッドの加工精度や吐出性能から、各ヘッド方式によって限度があり、ヘッド1個では例えば120dpiとか、200dpiとかが、実現できうる最大の解像度になる。
従って、例えば120dpiのヘッドで480dpiを実現するためにはヘッド4本を一組として480dpi化する必要がある。
よって、例えば、色の表現域を増やす目的で6色(RGBの他にCシアン、Mマゼンタ、Yイエロー)インクを用いたい場合等、1つのインク吐出ヘッドユニットに各色ヘッドをすべて搭載すると、非常に重く、大きなインク吐出ヘッドユニットになってしまうという問題があった。
そして、大きく重いインク吐出ヘッドユニットを作ったとしても、搬送時の精度や、インク吐出ヘッドユニットの相対的な機械精度、自重や熱膨張といった形状精度という様々な精度悪化要因が重なり、高精度なインク吐出が出来ないという問題があった。
また、膨大な数のヘッドを搭載すれば、その分、インク吐出ヘッドのノズル詰まりなど吐出不良の確立も増え、画像形成の歩留まりが上がらないという問題があった。
また、多色吐出や保護層等を形成する機能液等を基板上に吐出する場合、各々独立して走査および吐出出来るので、様々な吐出パターンに対応できる。
また、1つの門型ステージに2つのインク吐出ヘッドユニットを乗せたりするよりタクトは早くなる。
特にインク吐出ヘッドと媒体とのすき間(ノズルギャップという)を狭く(例えば500μm等)保つことは着弾精度の維持だけでなく、インク吐出から吐出されるインク粒と同時に放出されるミストやサテライトの影響を軽減するためにも重要である。
また、例えば、製罐構造や鋳物構造の門型ステージに300〜500kgのインク吐出ヘッドユニットをつるすと、場所にもよるが、門型ステージの撓みによって上下方向に200〜400μmの撓み量が発生してしまうので、この撓み解消には非常に有効である。
各々のインク吐出ヘッドユニットの走査位置によらず、その重さの影響による補正制御を門型ステージ毎に実施出来るので、非常に高精度にノズルギャップを維持することが出来る。
図1は本発明に係る画像形成装置の一例をあらわす略式斜視図で、ガラス基板18はストライプ方向を20にて示した位置にして吸着板1上にセットされている。吸着板1は搬送テーブル3上に設置されているフラットベットテーブルである。
また、吸着板1の端部に設けてある捨て打ちエリア2は、ここで、各ヘッドからの捨て打ちを行うもので、吐出を安定させる効果がある。
次にインク吐出ヘッドユニットは8と13に2つ設けてあり、それぞれ10,10‘ と11,11’の2つの門型ステージ(ガントリーステージとも言う)に搭載され、図示していないリニアモータでx方向に走査するが、図1では、メンテナンステーションのエリア(移動レール部9,19のあるエリア)に待避されている。
図3は、この画像形成装置の概略的な装置構成を示す上面図である。インク吐出ヘッドユニット8,13が基板18上に移動し、基板18がy方向に走査するときに搬送系のエンコーダ信号と同期させて精密インク吐出している。走査速度は、例えば、100mm/sec、加減速度は、例えば、0.06Gとすることができる。
インク吐出ヘッドユニット(重量は、200kg/ユニット)は、門型ステージの一部である門型ステージ可動部23に吊るされている。そして、門型ステージ可動部23は、図6に示すように上下方向(Z軸方向)にμm単位で上下動できるアクチュエータ19が設けてある。門型ステージでインク吐出ヘッドユニットが走査される際の最も門型ステージが撓むときのガラス基板とインク吐出ヘッドとのすき間(ギャップ)Cを0.4mmとすると(図5参照)、それ以下にヘッドユニットが下がらないようにメカ的なストッパー(リミッタ)が設けられている。通常はバネ21によってギャップCは1.0mm以上広いすき間で保持されている。そしてインク吐出ヘッドユニット走査時は、門型ステージの撓み量に応じて、アクチュエータ19で下降方向に押しつけて、0.4mmのギャップCを維持する制御を行う。
730mm×920mmの基板18の730mm方向を走査すると、外周部の30mm程度の非画像形成エリアを除けば1往復で1基板の画像形成が完了する。
2・・・捨て打ちエリア
3・・・搬送テーブル部(Y軸)
4、14・・・ワイピングユニット
5、15・・・加圧パージ(インク押し出し)、及び吸引パージ(インク吸引)ユニット
6、16・・・インク吐出ヘッド洗浄ユニット
7、17・・・キャッピングユニット
8・・・インク吐出ヘッドユニット(第1ユニット)
9、19・・・移動レール部
10,10’・・・第1ユニットの門型ステージ
11,11’・・・第2ユニットの門型ステージ
12・・・インク吐出ヘッド
13・・・インク吐出ヘッドユニット(第2ユニット)
18・・・基板
19・・・アクチュエータ
20・・・ストライプの例
21・・・バネ
22・・・水平部
23・・・門型ステージ可動部
C・・・ガラス基板とインク吐出ヘッドとのすき間
Claims (4)
- インク吐出法にて画像を形成する画像形成装置であって、該画像が形成される基板が載置される移動可能なフラットベットテーブルと、該フラットベットテーブルの上方にあって、各々が可動部を有する複数の門型ステージと、該複数の門型ステージの各々の可動部に独立して設けられ移動可能である複数のインク吐出ヘッドユニットとを有する画像形成装置において、
前記可動部に設けられたインク吐出ヘッドユニットは前記可動部に吊るされて設置されており、
前記可動部は複数の撓み補正手段を有し、
該撓み補正手段は、前記可動部を押し上げるバネと、前記可動部を押し下げるアクチュエータとからなり、該バネと該アクチュエータは前記可動部に設けられた水平部を介して前記可動部に設けられており、
前記撓み補正手段は、前記複数の門型ステージの前記可動部に各々に独立して設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数のインク吐出ヘッドユニットは、お互いに異なる色のインクを吐出するインク吐出ヘッドユニットであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記インク吐出ヘッドユニットは、一つのインク吐出ヘッドユニットに2色以上のインク吐出可能な複数のインク吐出ヘッドを有し、前記複数のインク吐出ヘッドユニットは基板の搬送方向と同じ方向に並列していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記複数のインク吐出ヘッドユニットは、お互いに同じ色のインクを吐出するインク吐出ヘッドをそれぞれ有し、前記複数のインク吐出ヘッドユニットは基板の搬送方向と同じ方向に並列していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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