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JP4771115B2 - Icタグ - Google Patents

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Description

本発明は、ICタグに関する。
近年、ICタグを用いる非接触式個体識別システムは、物のライフサイクル全体を管理するシステムとして、製造、物流、販売、リサイクルのすべての業態で注目されている。特にUHF波やマイクロ波を用いる電波方式のICタグは、ICチップに外部アンテナを取り付けた構造で数メートルの通信距離が可能であるという特徴によって注目されており、現在、大量の商品の物流管理や製造物履歴管理、セキュリティ管理等を目的にシステムの構築が進められている。
13.56MHz帯を利用した電磁誘導方式のICタグを含めて、これらを利用した実証実験はアパレル、家電、航空、出版、農業等の各業界で進められており、アパレル等の一部の業界ではすでに実用化が図られている。
ICタグを用いた非接触式個体識別システムで大量の商品の物流及び物品管理を実現するためには、商品の1つ1つにICタグを取り付ける必要がある。そのためには安価なICタグを大量に生産しうる技術と、ICタグを種々の形状のものに容易に取り付ける技術が不可欠である。
ICタグの取り付けに関しては、種々の物品の形状や材質に適したICタグを選択し取り付ける必要がある。現在の一般的なICタグには、塩化ビニルやポリエチレンテレフタレート(PET)等の有機樹脂フィルムによってカード状に成型したもの、紙ラベルに加工されたもの、あるいは熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等で用途に合った形状に成型されたものなどがあり、被着体に紐や粘着剤等を利用して取り付けたり、梱包箱中に入れたりする場合が多い。しかし、被着体として衣服やタオル、シーツ等の布状の製品を考え、これらの製品が小売店の店頭に並ぶまでの物流管理だけでなく、使用時もしくは使用後までの管理を考える場合には、取り付けられるICタグに、繰り返し洗濯、脱水に耐えうる耐水性や耐圧性、耐折れ性及び耐ねじれ性等の機械的強度と、ICタグが取り付けられた衣服やタオルを使用する際の着心地や使い心地を損なわないための柔軟性が要求される。
マイクロ波を用いる電波方式のICタグとしては、例えば、株式会社日立製作所と株式会社ルネサステクノロジ社によって開発されたTCP(Tape Carrier Package)型インレットを用いたものが知られている。ここでインレットとは、非接触式固体識別用のICチップを送受信アンテナに実装したものであり、ICタグの中間形態である。
その他のインレット構造として、例えば、株式会社日立製作所により、外部電極が表裏面に1個ずつ形成されたICチップ(以下、両面電極チップ)を励振スリット型ダイポールアンテナに挟み込む構造が開発されている(特許文献1参照)。励振スリットを有するダイポールアンテナ構造は、このスリットの幅及び長さを変えることで、アンテナのインピーダンスとICチップの入力インピーダンスとを整合することが可能であり、良好な通信特性を得ることができる。
特開2004−127230号公報
しかしながら、耐水性と機械的強度を満足するには、ICチップ、送受信アンテナあるいはその接続部を破壊から保護するために有機樹脂等によって成型することが好ましいが、その剛性によって着心地、使い心地が損なわれたり、被着体の生地自体を傷めるという問題があった。
本発明は、前記に鑑みてなされたものであり、例えば衣服やタオル、シーツ等の布状の被着体に取り付けた際に、ICタグの信頼性を満足するための耐水性や機械的強度と、着心地や使い心地を損なわず被着体自体を傷めることのない柔軟性とを実現しうるICタグを提供するものである。
すなわち、本発明は以下の通りである。
1.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網からなることを特徴とするICタグ。
2.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網からなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
3.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、織布もしくは不織布もしくは網の表面に金属めっき層を形成したものからなることを特徴とするICタグ。
4.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、織布もしくは不織布もしくは網の表面に金属めっき層を形成したものからなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
5.織布もしくは不織布の表面にめっきされる金属は銅またはニッケルまたは銀または錫を含有することを特徴とする項3または4に記載のICタグ。
6.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、複数の開口部を有する金属加工板からなることを特徴とするICタグ。
7.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、複数の開口部を有する金属加工板からなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
8.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、金属糸もしくは金属に被覆された糸を織布もしくは不織布もしくはフィルムに刺繍したものからなることを特徴とするICタグ。
9.無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、金属糸もしくは金属に被覆された糸を織布もしくは不織布もしくはフィルムに刺繍したものからなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
10.ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が金属接合によって形成されることを特徴とする項1〜9いずれかに記載のICタグ。
11.ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部がはんだ接合または抵抗溶接または超音波接合から選択されることを特徴とする項10に記載のICタグ。
12.ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が導電性接着剤または異方導電性接着剤または非導電性接着剤によって形成されることを特徴とする項1〜9いずれかに記載のICタグ。
13.少なくともICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が有機樹脂によって封止されていることを特徴とする項1〜12いずれかに記載のICタグ。
14.ICチップの外部電極が対向する2つの面に形成されていることを特徴とする項1〜13いずれかに記載のICタグ。
.少なくとも送受信アンテナの一部がベース基材によって支持されていることを特徴とする項1〜1いずれかに記載のICタグ。
本発明のICタグによれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、無線通信用のICチップを、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網や、金属糸もしくは金属に被覆された糸を被着体に刺繍して形成した送受信アンテナに接続する構造によって、例えば衣服やタオル、シーツ等の布状の被着体に取り付けた際に、ICタグの信頼性を満足するための耐水性や機械的強度と、着心地や使い心地を損なわず被着体自体を傷めることのない柔軟性とを実現しうるICタグを実現することができる。
本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は例として示すものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。以下、送受信アンテナは、送受信アンテナまたはアンテナと記載する。
図1及び図2に、本発明のICタグの第1の形態を示す。図1(a)は上面から見た概略図である。ICチップ10はダイポールアンテナとなる2枚の金網20a及び20bに異方導電性接着剤40を介して接続されている。図1(b)は図1(a)を断面方向から見た図である。ICチップの一方の面内に形成された2つの外部電極11a及び11bがアンテナ(金網)20a及び20bに各々異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、両電極間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。図1の構造にて、ICタグの基本的な動作を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するためにICチップの周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。
図2(a)は図1に示したICタグにおいて、ICチップの周囲を有機樹脂50によって封止したものである。図2(b)はその断面構造を示す図である。すなわち、前述したようにICチップの周囲は封止樹脂によって耐圧力、耐曲げ、耐ねじれ等の機械的強度を確保するとともに、耐水性も備えている。一方、アンテナである金網は太さが数十マイクロメートルの金属ワイヤを用いて網を形成することにより、一般にICタグ用アンテナとして用いられる10〜30マイクロメートル程度のアルミニウム箔もしくは銅箔や、導電性ペーストの硬化物よりも高い耐曲げ、耐ねじれ性が得られる。また、金属ワイヤと同じ厚みの金属板と比較すれば柔軟性に優れている。
このように、図2(a)及び図2(b)にて説明した構造は、機械的強度と柔軟性を併せ持つICタグとして好適な構造である。なお、図1及び図2を用いて説明した本形態において、アンテナは金網の他に金属線を用いた織布もしくは不織布であってもよい。また、ICチップとアンテナとの接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
図3及び図4に、本発明のICタグの第2の形態を示す。
図3(a)は上面から見た概略図である。ICチップ10はICチップより一回り大きい第1のアンテナ30に接続されている。第1のアンテナ30には、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図るためにスリット31が形成された励振スリット型ダイポールアンテナが良好な通信特性を得るために好ましい。ここで、通信特性はスリットの形状によって大きく影響されるので、最適なスリットを精度良く形成するために、第1のアンテナ材料には銅箔やアルミニウム箔等の金属箔を使用するのが好ましい。また、アンテナの柔軟性を十分に得るためには第1のアンテナは可能な範囲で小さくしておくことが望ましい。
ICチップはその外部電極がスリットを跨いだ所定の位置に異方導電性接着剤40を介して接続されている。さらに第1のアンテナは第2のアンテナとなる2枚の金網20a及び20bに異方導電性接着剤を介して接続されている。図3(b)は図3(a)を断面方向から見た図である。ICチップの一方の面内に形成された2つの外部電極11a及び11bが第1のアンテナ30に異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、両電極間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。図3(b)で第1のアンテナはアンテナとなる導体32と導体を支持するベース基材33とから形成されているが、ベース基材は無くてもよい。第1のアンテナの両端は第2のアンテナ(金網)20a及び20bに各々導電性接着剤を介して接続されている。
図3の構造にて、ICタグの基本的な動作と良好な通信特性を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナとの接続部、さらに第1のアンテナと第2のアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するために第1のアンテナの周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。
図4(a)は図3に示したICタグにおいて、ICチップ及び第1のアンテナ及び第1のアンテナと第2のアンテナとの接続部の周囲を有機樹脂50によって封止したものである。図4(b)はその断面構造を示す図である。すなわち、前述したように第1のアンテナの周囲は封止樹脂によって耐圧力、耐曲げ、耐ねじれ等の機械的強度を確保するとともに、耐水性も備えている。一方、第2のアンテナである金網は太さが数十マイクロメートルの金属ワイヤを用いて網を形成することにより、一般にICタグ用アンテナとして用いられる10〜30マイクロメートル程度のアルミニウム箔もしくは銅箔や、導電性ペーストの硬化物よりも高い耐曲げ、耐ねじれ性が得られる。また、金属ワイヤと同じ厚みの金属板と比較すれば柔軟性に優れている。
このように、図4(a)及び図4(b)にて説明した構造は、機械的強度と柔軟性を併せ持ち、かつ良好な通信特性を得られるICタグとして好適な構造である。なお、図3及び図4を用いて説明した本形態において、第2のアンテナは金網の他に金属線を用いた織布もしくは不織布であってもよい。また、ICチップと第1のアンテナ、第1のアンテナと第2のアンテナの各接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
図5及び図6に、本発明のICタグの第3の形態を示す。
図5(a)は上面から見た概略図である。ICチップ10は複数の開口部を形成した金属板からなるアンテナ21に異方導電性接着剤40を介して接続されている。アンテナには第2の形態と同様に、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図るためのスリット22が形成されていることが良好な通信特性を得る上で好ましい。また、柔軟性を得るために金属板は薄く、かつアンテナの面積に占める開口部の比率は可能な範囲で大きいことが好ましい。
図5(b)は図5(a)を断面方向から見た図である。ICチップの一方の面内に形成された2つの外部電極11a及び11bがアンテナ20a及び20bに各々異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続さ、両電極間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。
図5の構造にて、ICタグの基本的な動作と良好な通信特性を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するためにICチップの周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。
図6(a)は図6に示したICタグにおいて、ICチップ及び第1のアンテナ及び第1のアンテナと第2のアンテナとの周囲を有機樹脂50によって封止したものである。図6(b)はその断面構造を示す図である。すなわち、前述したようにICチップの周囲は封止樹脂によって耐圧力、耐曲げ、耐ねじれ等の機械的強度を確保するとともに、耐水性も備えている。一方、アンテナである金属板は可能な範囲で薄く、開口部比率を大きくすることで柔軟性を得ることができる。
このように、図6(a)及び図6(b)にて説明した構造は、機械的強度と柔軟性を併せ持ち、かつ良好な通信特性を得られるICタグとして好適な構造である。なお、図5及び図6を用いて説明した本形態において、ICチップとアンテナの接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
図7に、本発明のICタグの第4の形態を示す。
図7(a)は上面から見た概略図である。ICチップ10はICチップより一回り大きい第1のアンテナ30に接続されている。第1のアンテナには、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図るためにスリット31が形成された励振スリット型ダイポールアンテナが良好な通信特性を得るために好ましい。ここで、通信特性はスリットの形状によって大きく影響されるので、最適なスリットを精度良く形成するために、第1のアンテナ材料には銅箔やアルミニウム箔等の金属箔を使用するのが好ましい。また、アンテナの柔軟性を十分に得るためには第1のアンテナは可能な範囲で小さくしておくことが望ましい。ICチップはその外部電極がスリットを跨いだ所定の位置に異方導電性接着剤40を介して接続されている。
第2のアンテナは金属糸もしくは金属に被覆された糸をICタグの被着体60に刺繍した2つの部分(刺繍アンテナ)23a及び23bからなり、第2のアンテナである金属糸もしくは金属に被覆された糸の一部が第1のアンテナの端部を貫通するように被着体60に刺繍することによって、第1のアンテナと第2のアンテナとの電気的接続及び固定をしている。
図7(b)は図7(a)を断面方向から見た図である。ICチップの一方の面内に形成された2つの外部電極11a及び11bが第1のアンテナ30に異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、両電極間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。図7(b)で第1のアンテナはアンテナとなる導体32と導体を支持するベース基材33とから形成されているが、ベース基材は無くてもよい。第1のアンテナの両端は第2のアンテナ(刺繍アンテナ)23a及び23bとなる金属糸もしくは金属に被覆された糸によって被着体60と一体化した状態で縫い付けられ、電気的な接続と同時に固定されている。
図7の構造にて、ICタグの基本的な動作と良好な通信特性を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナとの接続部、さらに第1のアンテナと第2のアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するために、第1のアンテナを第2のアンテナと固定する前もしくは固定した後に、ICチップの周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。なお、本形態において、ICチップと第1のアンテナの接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。
図8及び図9に、本発明のICタグの第5の形態を示す。
図8(a)は上面から見た概略図である。ICチップ12には2つの外部電極がICチップの表裏面にそれぞれ1個ずつ形成されており、ICチップの表裏面を挟んでダイポールアンテナとなる2枚の金網20a及び20bに異方導電性接着剤40を介して接続されている。図8(b)は図8(a)を断面方向から見た図である。ICチップの表裏面に形成された2つの外部電極13a及び13bがアンテナ(金網)20a及び20bに各々異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、両電極間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。
ICチップを挟んでアンテナを接続する本構造は、同一面に2つの外部電極が形成されているICチップを2つのアンテナに接続する場合と異なり、ICチップの各々の電極とアンテナとの位置合わせに高い精度が不要なことから、ICチップの大きさが小さい場合に有効な構造である。図8の構造にて、ICタグの基本的な動作を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するためにICチップの周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。
図9(a)は図8に示したICタグにおいて、ICチップの周囲を有機樹脂50によって封止したものである。図9(b)はその断面構造を示す図である。すなわち、前述したようにICチップの周囲は封止樹脂によって耐圧力、耐曲げ、耐ねじれ等の機械的強度を確保するとともに、耐水性も備えている。一方、アンテナである金網は太さが数十マイクロメートルの金属ワイヤを用いて網を形成することにより、一般にICタグ用アンテナとして用いられる10〜30マイクロメートル程度のアルミニウム箔もしくは銅箔や、導電性ペーストの硬化物よりも高い耐曲げ、耐ねじれ性が得られる。また、金属ワイヤと同じ厚みの金属板と比較すれば柔軟性に優れている。
このように、図9(a)及び図9(b)にて説明した構造は、機械的強度と柔軟性を併せ持つICタグとして好適な構造である。なお、図8及び図9を用いて説明した本形態において、アンテナは金網の他に金属線を用いた織布もしくは不織布であってもよい。また、ICチップとアンテナの接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
図10に、本発明のICタグの第6の形態を示す。図10(a)は上面から見た概略図である。ICチップ12には2つの外部電極がICチップの表裏面にそれぞれ1個ずつ形成されており、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図るためのスリット25を備えた励振スリット型ダイポールアンテナとなる金網24に短絡板34を介して接続されている。ICチップとアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板とアンテナは異方導電性接着剤を介して接続されている。
図10(b)は図10(a)を断面方向から見た図である。ICチップの下面に形成された外部電極13aがアンテナに形成されたスリットの一方の側に、上面に形成された外部電極13bが短絡板34に、短絡板がアンテナに形成されたスリットの他方の側に各々異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、各々の接続部間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。なお、図10(b)では短絡板を接続用の導体35と、導体35を支持するベース基材36の2層構造で示したが、ベース基材36は無くてもよい。
図10の構造にて、ICタグの基本的な動作を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板とアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するために、図には示さないがICチップ及び短絡板の周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。なお、本形態において、アンテナは金網の他に金属線を用いた織布もしくは不織布であってもよい。
また、ICチップとアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板とアンテナとの各接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
図11に、本発明のICタグの第7の形態を示す。図11(a)は上面から見た概略図である。ICチップ12には2つの外部電極がICチップの表裏面にそれぞれ1個ずつ形成されており、第1のアンテナ30に接続されている。第1のアンテナには、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合を図るためのスリット31が形成された励振スリット型ダイポールアンテナが良好な通信特性を得るために好ましい。
ICチップの一方の面の外部電極は第1のアンテナに形成されたスリットの一方の側に接続され、もう一方の面の外部電極は短絡板34を介してスリットを跨いだもう一方の側に接続されている。ICチップと第1のアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板と第1のアンテナは異方導電性接着剤を介して接続されている。さらに第1のアンテナは第2のアンテナとなる2枚の金網20a及び20bに異方導電性接着剤を介して接続されている。
図11(b)は図11(a)を断面方向から見た図である。ICチップの下面に形成された外部電極13aが第1のアンテナに形成されたスリットの一方の側に、上面に形成された外部電極13bが短絡板34に、短絡板が第1のアンテナに形成されたスリットを跨いだもう一方の側に各々異方導電性接着剤に含有される導電粒子41を介して電気的に接続され、各々の接続部間はマトリクス樹脂42によって固定されるとともに、電気的に絶縁性を保たれている。なお、図11(b)では短絡板を接続用の導体35と、導体35を支持するベース基材36の2層構造で示したが、ベース基材36は無くてもよい。さらに第1のアンテナの両端は第2のアンテナ20a及び20bに各々導電性接着剤を介して接続されている。
図11の構造にて、ICタグの基本的な動作を得ることはできるが、ICチップ及びICチップとアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板とアンテナとの接続部を保護し、耐水性や機械的強度を確保するために、図には示さないがICチップ及び短絡板の周囲を有機樹脂等によって封止することが望ましい。このように、図11(a)及び図11(b)にて説明した構造は、機械的強度と柔軟性を併せ持つICタグとして好適な構造である。なお、本形態において、第2のアンテナは金網の他に金属線を用いた織布もしくは不織布であってもよい。
また、ICチップと第1のアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板と第1のアンテナ、第1のアンテナと第2のアンテナとの各接続は、異方導電性接着剤の代わりに、導電性接着剤、非導電性接着剤、はんだ接合や超音波印加による金属接合等であってもよい。さらに、本形態で用いるアンテナはICタグに要求される柔軟性を損なわないベース基材に支持されたものであってもよい。
本発明の実施の形態を図1から図11を用いて説明したように、無線通信用のICチップを、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網や、金属糸もしくは金属に被覆された糸を被着体に刺繍して形成した送受信アンテナに接続する構造によって、例えば衣服やタオル、シーツ等の布状の被着体に取り付けた際に、ICタグの信頼性を満足するための耐水性や機械的強度と、着心地や使い心地を損なわず被着体自体を傷めることのない柔軟性とを実現しうるICタグを実現することができる。
以下、本発明の好適な実施例について説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
まず、同一面内に2つの外部電極が形成された、大きさが0.5mm×0.5mmの無線通信用のICチップを準備した。次に、厚さ10μmのアルミニウム箔と厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート基材を貼り合わせたフィルムを準備し、アルミニウム箔面にエッチングレジストを形成した後にエッチング法を用いて、図3に示した、中央にT字型のスリットが形成された第1のアンテナを作製した。第1のアンテナの大きさは3mm×3mmである。
次に、第1のアンテナのアルミニウム箔面の所定の位置に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮固定し、その上にICチップの2つの電極が第1のアンテナのスリットを跨ぐように位置決めし、180℃、3MPaの条件で20秒間加熱圧着してICチップと第1のアンテナとを接続固定した。
次に、第2のアンテナとなるステンレス製金網(メッシュ400×400、ワイヤ太さ30μm)を幅3mm、長さ25mmの大きさに切断したものを2枚準備した。次に、第1のアンテナのアルミニウム箔面の両端約1mmの部分に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮固定し、その上にステンレス製金網を両端に1枚ずつ位置決めし、ICチップの上から圧着ヘッドを用いて180℃、3MPaの条件で20秒間加熱圧着して第1のアンテナと第2のアンテナとを接続固定した。次に、ICチップ及び第1のアンテナが被覆されるように、大きさが約5mm×4mm、厚みが約1mmの範囲をポリアミド樹脂で封止した。
以上の工程にて、図4に示す構造で幅4mm、長さ51mmのICタグを2個作製した。このICタグをICタグリーダ(MR−STD2、出力150mW、日立国際電気株式会社製)とアンテナ(直線偏波方式1パッチアンテナ、日立国際電気株式会社製)で読み取ったところ、いずれも30mmの距離で通信ができた。
次に、上記のICタグのうちの1個を図12に示すように、タオルの折り返し部の内側に縫い付けた。また、もう1個を図13に示すように、小片の布地に縫い付け、さらにその布地をICタグが内側になるように衣服裏面の襟下部に縫い付けた。これらのタオル及び衣服を使用する際にICタグによって使い心地が損なわれることは無かった。
次に、上記のICタグ付きタオル及びICタグ付き衣服を家庭用ドラム式洗濯乾燥機にて洗濯、乾燥する工程を50回繰り返した。その後、これらのタオル及び衣服のICタグ縫い付け部を前記のICタグリーダとアンテナで読取ったところ、いずれも30mmの距離で通信ができた。
(実施例2)
まず、表裏面に各々1つずつの外部電極が形成された、大きさが0.5mm×0.5mmの無線通信用のICチップを準備した。次に、厚さ10μmのアルミニウム箔と厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート基材を貼り合わせたフィルムを準備し、アルミニウム箔面にエッチングレジストを形成した後にエッチング法を用いて、図11に示した、中央にT字型のスリットが形成された第1のアンテナを作製した。第1のアンテナの大きさは4mm×3mmである。
次に、第1のアンテナのアルミニウム箔面のT字スリット右下部の所定の位置に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮固定し、その上にICチップの下面の電極が第1のアンテナの異方導電性接着フィルムに対向するように位置決めし、仮固定した。次に、厚さ10μmのアルミニウム箔と厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート基材を貼り合わせたフィルムを準備し、アルミニウム箔面に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮接着した後、2mm×1.5mmの大きさに切断し、短絡板とした。
次に、短絡板を図11に示すように、T字スリットの縦方向のスリットを跨ぎ、かつ異方導電性接着フィルム面がICチップの上面の外部電極及び第1のアンテナのアルミニウム箔面に対向する向きで位置決めした。次に、短絡板をICチップ搭載部と、第1のアンテナ面に同時に加熱圧着できるように所定の位置にICチップの厚み分の突起を設けた圧着ヘッドを用いて、180℃、3MPaの条件で20秒間加熱圧着してICチップと第1のアンテナ、ICチップと短絡板、短絡板と第1のアンテナとを同時に接続固定した。
次に第2のアンテナとなるステンレス製金網(メッシュ400×400、ワイヤ太さ30μm)を幅3mm、長さ25mmの大きさに切断したものを2枚準備した。次に、第1のアンテナのアルミニウム箔面の両端約1mmの部分に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮固定し、その上にステンレス製金網を両端に1枚ずつ位置決めし、180℃、3MPaの条件で20秒間加熱圧着して第1のアンテナと第2のアンテナとを接続固定した。次に、ICチップ及び第1のアンテナが被覆されるように、大きさが約5mm×4mm、厚みが約1mmの範囲をポリアミド樹脂で封止した。
以上の工程にて、幅4mm、長さ52mmのICタグを2個作製した。このICタグをICタグリーダ(MR−STD2、出力150mW、日立国際電気株式会社製)とアンテナ(直線偏波方式1パッチアンテナ、日立国際電気株式会社製)で読み取ったところ、いずれも30mmの距離で通信ができた。
次に、上記のICタグのうちの1個を図12に示すように、タオルの折り返し部の内側に縫い付けた。また、もう1個を図13に示すように、小片の布地に縫い付け、さらにその布地をICタグが内側になるように衣服裏面の襟下部に縫い付けた。これらのタオル及び衣服を使用する際にICタグによって使い心地が損なわれることは無かった。
次に、上記のICタグ付きタオル及びICタグ付き衣服を家庭用ドラム式洗濯乾燥機にて洗濯、乾燥する工程を50回繰り返した。その後、これらのタオル及び衣服のICタグ縫い付け部を前記のICタグリーダとアンテナで読取ったところ、いずれも30mmの距離で通信ができた。
(比較例1)
まず、同一面内に2つの外部電極が形成された、大きさが0.5mm×0.5mmの無線通信用のICチップを準備した。次に、厚さ10μmのアルミニウム箔と厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート基材を貼り合わせたフィルムを準備し、アルミニウム箔面にエッチングレジストを形成した後にエッチング法を用いて、図14に示す、中央にT字型のスリットが形成されたアンテナを作製した。アンテナの大きさは51mm×3mmである。
次に、アンテナのアルミニウム箔面の所定の位置に異方導電性接着フィルム(AC−2052P−45、日立化成工業株式会社製)を仮固定し、その上にICチップの2つの電極が第1のアンテナのスリットを跨ぐように位置決めし、ICチップの上から圧着ヘッドを用いて180℃、3MPaの条件で20秒間加熱圧着してICチップとアンテナとを接続固定した。次に、ICチップが被覆されるように、大きさが約5mm×4mm、厚みが約1mmの範囲をポリアミド樹脂で封止した。
以上の工程にて、幅4mm、長さ51mmのICタグを2個作製した。このICタグをICタグリーダ(MR−STD2、出力150mW、日立国際電気株式会社製)とアンテナ(直線偏波方式1パッチアンテナ、日立国際電気株式会社製)で読み取ったところ、いずれも30mmの距離で通信ができた。
次に、上記のICタグを実施例1及び実施例2と同様に、1個をタオルの折り返し部の内側に、他の1個を小片の布地に縫い付け、さらにその布地をICタグが内側になるように衣服裏面の襟下部に縫い付けた。これらのタオル及び衣服を使用する際にICタグによって使い心地が損なわれることは無かった。
次に、上記のICタグ付きタオル及びICタグ付き衣服を家庭用ドラム式洗濯乾燥機にて洗濯、乾燥する工程を50回繰り返した。その後、これらのタオル及び衣服のICタグ縫い付け部を前記のICタグリーダとアンテナで読取ったところ、アルミニウム箔からなるアンテナが破断し、通信することができなかった。
本発明のICタグによれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、無線通信用のICチップを、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網や、金属糸もしくは金属に被覆された糸を被着体に刺繍して形成した送受信アンテナに接続する構造によって、例えば衣服やタオル、シーツ等の布状の被着体に取り付けた際に、ICタグの信頼性を満足するための耐水性や機械的強度と、着心地や使い心地を損なわず被着体自体を傷めることのない柔軟性とを実現しうるICタグを実現することができる。上記実施例と同様に複数の開口部を有する金属加工板を用いても同様な効果が得られる。
本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 本発明のICタグの一例を示す図である。 比較のためのICタグの一例を示す図である。
符号の説明
10、12:ICチップ
11a、11b、13a、13b:外部電極
20a、20b:アンテナ(金網)
21、24:アンテナ(金網)
22、25:スリット
23a、23b:刺繍アンテナ
30:第1のアンテナ
31:スリット
32:導体
33:ベース基材
34:短絡板
35:導体
36:ベース基材
37:アンテナ
40:異方導電性接着剤
41:導電粒子
42:マトリクス樹脂
50:封止樹脂(有機樹脂)
60:被着体


Claims (15)

  1. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網からなることを特徴とするICタグ。
  2. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、金属線を用いて構成される織布もしくは不織布もしくは金網からなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
  3. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、織布もしくは不織布もしくは網の表面に金属めっき層を形成したものからなることを特徴とするICタグ。
  4. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、織布もしくは不織布もしくは網の表面に金属めっき層を形成したものからなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
  5. 織布もしくは不織布の表面にめっきされる金属は銅またはニッケルまたは銀または錫を含有することを特徴とする請求項3または4に記載のICタグ。
  6. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、複数の開口部を有する金属加工板からなることを特徴とするICタグ。
  7. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、複数の開口部を有する金属加工板からなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
  8. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが励振スリットを有するダイポールアンテナであって、前記ICチップの2つの電極が前記励振スリットを跨いで接続固定され、前記送受信アンテナの少なくとも一部が、金属糸もしくは金属に被覆された糸を、織布もしくは不織布もしくはフィルムに刺繍したものからなることを特徴とするICタグ。
  9. 無線通信用のICチップと、送受信アンテナとを備えたICタグにおいて、前記送受信アンテナが、ベース基材の一方の面に貼り合わされた金属箔を加工して励振スリットを形成した第1のアンテナ部材と、金属糸もしくは金属に被覆された糸を織布もしくは不織布もしくはフィルムに刺繍したものからなる第2のアンテナ部材からなり、前記第1のアンテナ部材の金属箔面上に、前記ICチップの電極及び前記第2のアンテナ部材が接続固定されて構成されることを特徴とするICタグ。
  10. ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が金属接合によって形成されることを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載のICタグ。
  11. ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部がはんだ接合または抵抗溶接または超音波接合から選択されることを特徴とする請求項10に記載のICタグ。
  12. ICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が、導電性接着剤または異方導電性接着剤または非導電性接着剤によって形成されることを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載のICタグ。
  13. 少なくともICチップと送受信アンテナとの電気的接続部が有機樹脂によって封止されていることを特徴とする請求項1〜12いずれかに記載のICタグ。
  14. ICチップの外部電極が対向する2つの面に形成されていることを特徴とする請求項1〜13いずれかに記載のICタグ。
  15. 少なくとも送受信アンテナの一部がベース基材によって支持されていることを特徴とする請求項1〜14いずれかに記載のICタグ。
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