JP4480198B2 - 導電性バー通し装置を有する壁の通過装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電性のバーを通すために壁に設けられたオリフィスを介して取り付けるバー通し装置を有する壁の通過装置に関する。この装置は、前記バーを受容する管路が端から端まで通る本体と、前記本体にはめ込まれるカバーとを含み、前記カバーは、前記バーを通すために本体の管路を延長した開口部を含む。
【0002】
【従来の技術】
バー通し装置は、たとえば変圧器のケースの壁などの壁を介して、特に電流の強さが大きい電線の通過を可能にするためのものである。
このような壁の通過手段は、バー通し装置および導電性のバーにより構成される。断面が細長い、特にほぼ長方形のバーの場合、バー通し装置は現在、プラスチック材料で構成されている。既知の構造において使用されている材料は、外部の有害作用に対して適切な耐性をもたないので、壁の通過手段は、保護カバーの下で、または戸外の悪天候から離れた部品内で用いなければならない。殊に、バー通し装置は十分な気密性をもっていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
戸外の悪天候にさらされても耐える既知の通過手段は、この場合、ロッド通しと称される磁器製のバー通し装置を有している。これらのロッド通し装置は、その製造方法のために、断面が円形の導電性ロッドしか通すことができない。さらに、これらは高価でもある。しかも脆いので、導電性ロッドが極度に撓むと耐えられない。
本発明は、戸外の悪天候にさらされてもよく、細長い断面、特に長方形の断面を持つバーを受容可能な、安価のバー通し装置を提案することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明は、上記のタイプのバー通し装置を目的とし、カバーの開口部は、導電性のバーの全周に気密に取り付けられるように構成された、弾性変形可能な周辺端により外側が縁取られることを特徴とする。
【0005】
本願で特許請求される発明は以下のとおりである。
(1)非鉄金属材料よりなる導電性のバー(12)を、壁(P)に設けられたオリフィス(O)を通して壁に気密に取り付けるためのバー通し装置(10)を有する壁の通過装置であって、該バー通し装置は、前記バー(12)を受容する管路(20)が端から端まで通る本体(14)と、前記本体(14)にはめ込まれるカバー(16)とを含み、前記カバー(16)は、前記バー(12)を通すために本体(14)の管路(20)を延長した開口部(24)を含み、カバー(16)の開口部(24)は、導電性のバー(12)の全周に気密に取り付けられるように構成された、弾性変形可能な周辺端(26)により外側が縁取られると共に、該周辺端(26)は、カバー(16)の外面を被覆する絶縁外装材と一体成形されることを特徴とする壁の通過装置。
【0006】
(2)周辺端(26)は、カバー(16)の少なくとも一部と一体成形されることを特徴とする(1)に記載の壁の通過装置。
(3)カバー(16)は、剛性の内部構造を含み、周辺端(26)は、前記剛性の内部構造上に再鋳造されていることを特徴とする(1)または(2)記載の壁の通過装置。
(4)前記管路(20)および開口部(24)は、細長い形のほぼ同じ断面を有することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の壁の通過装置。
【0007】
(5)本体(14)は、カバー(16)により被覆される領域(34)に、前記管路(20)に通じる横穴(40)を含み、横穴(40)は、それ自体がピンの端用の穴(42)を備える導電性のバー(12)の固定ピンを受容するように構成され、本体(14)にはめ込まれるカバー(16)がピンを密封することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の壁の通過装置。
(6)本体(14)は、壁(P)の面で支持される周辺フランジ(28)を含むこと、カバー(16)は、壁(P)への固定手段(54)を含み、本体(14)および周辺フランジ(28)を同時に被覆するキャップ形をしていること、および環状のパッキン(68)が、周辺フランジ(28)を中心として、カバー(16)の溝(66)内で壁(P)に配置されていることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の壁の通過装置。
【0008】
(7)カバー(16)は、本体(14)を受容する溝(22)を含み、この溝(22)は、開口部(24)に延長されていること、溝(22)は、本体(14)にカバー(16)を組み立てる際に、本体(14)とカバー(16)の間に介在する環状パッキン(72)を溝(22)でガイドおよび圧縮するように構成された、開口部(24)に向かって断面が徐々に小さくなる区間(63)を、その長さの少なくとも一部に含むことを特徴とする先行(1)〜(6)のいずれかに記載の壁の通過装置。
(8)非鉄金属材料よりなる導電性のバー(12)を、壁(P)に設けられたオリフィス(O)を通して壁に気密に取り付けるためのバー通し装置(10)を有する壁の通過装置であって、該バー通し装置は、前記バー(12)を受容する管路(20)が端から端まで通る本体(14)と、前記本体(14)にはめ込まれるカバー(16)とを含み、前記カバー(16)は、前記バー(12)を通すために本体(14)の管路(20)を延長した開口部(24)を含み、カバー(16)の開口部(24)は、導電性のバー(12)の全周に気密に取り付けられるように構成された、弾性変形可能な周辺端(26)により外側が縁取られるとともに、本体(14)は、カバー(16)により被覆される領域(34)に、前記管路(20)に通じる横穴(40)を含み、横穴(40)は、それ自体がピンの端用の穴(42)を備える導電性のバー(12)の固定ピンを受容するように構成され、本体(14)にはめ込まれるカバー(16)がピンを密封するとともに、導電性バー(12)、カバー(16)および本体(14)の端部の間で同時押圧される環状パッキン(72)を有することを特徴とする壁の通過装置。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の特定の実施態様によれば、バー通し装置は、以下の特徴の一つまたは複数を含む。
周辺端は、カバーの少なくとも一部と一体成形される。
カバーは、剛性の内部構造を含み、周辺端は、前記剛性の内部構造上に再鋳造されている。
周辺端は、カバーの外面の少なくとも主要部を被覆する絶縁外装材と一体成形される。
前記管路および開口部は、細長い形のほぼ同じ断面を有する。
【0010】
本体は、カバーにより被覆される領域に、前記管路に通じる横穴を含み、この横穴は、それ自体がピンの端用の穴を備える導電性のバーの固定ピンを受容するように構成され、本体にはめ込まれるカバーがピンを密封する。
本体は、壁の面で支持される周辺フランジを含み、カバーは、壁への固定手段を含んで、本体の主要部および周辺フランジを同時に被覆するキャップ形をしており、また環状のパッキンが、周辺フランジを中心として、カバーの溝内で壁に配置されている。
カバーは、本体の主要部を受容する溝を含み、この溝は、開口部に延長されており、また溝は、本体にカバーを組み立てる際に本体およびカバーの間に介在する環状パッキンを溝でガイドおよび圧縮するように構成された、開口部に向かって徐々に小さくなる断面区間を、その長さの少なくとも一部に含む。
【0011】
本発明はさらに、上記のような導電性のバーおよびバー通し装置を含む壁の通過手段を含むことを特徴とする。
本発明は、添付図を参照しながら単に例として挙げられた下記の説明を読めば、さらに明らかになるであろう。
図1は、本発明による壁の通過手段の4分の3の断面図である。
図2は、図1の通過手段のバー通し装置の一部断面斜視図である。
図1に示された通過手段は、バー通し装置10および導電性のバー12を含む。バー通し装置10は、本体14と、頂部に外側フランジ18を備えたカバー16とを含む。
【0012】
変形実施態様では、カバー16は、導電性のバー12の長さの一部に沿って積み重ねた複数のフランジを頂部に含むことができる。
本体14およびカバー16の形は、バー12の縦方向に対してほぼ軸対称である。これらは、たとえばポリアミド、ポリブチレンテレフタレートまたは「ピークpeek」(商品名)などの熱可塑性材料で主に構成される。さらに、カバー16の外面または露出面は、絶縁保護外装材19で全体が被覆されている。
導電性のバー12は直線で、断面は例えば長方形で細長く、その短い方の辺が丸みを帯びている。このバーは非鉄金属で構成され、電気ケーブル接続用の穴を各端に含んでいる。
本体14は、導電性のバー12を受容する管路20が端から端まで通っている。
【0013】
カバー16は鐘形で、本体14の主要部を受容する溝22を内側に画定している。溝22は、導電性のバー12が通る開口部24によりカバー16の上端に延長されている。この開口部の断面は、バー12の断面とほぼ同じである。
開口部24は、導電性のバー12の周囲に気密に取り付けるように構成された弾性変形可能な周辺端26により外側が縁取られている。周辺端26は、カバー16を被覆する外装材19と一体成形されている。
本体14およびカバー16は、図1および2に示したように、オリフィスOが通る壁Pの同じ側に配置されるように構成されている。
このために、本体14は主にスリーブ形をしており、その内部管路20の断面は一定である。管路20の内側の断面は、導電性のバー12の断面よりも僅かに大きい。
【0014】
本体14は、その中央面に、壁Pの外面で支持されるフランジ28を含む。このフランジは、壁Pを通過するように構成された部分と、カバー16に受容されるように構成された部分とに、本体を軸方向に分ける。
本体14は、オリフィスOを通って壁Pが画定する溝の内部に突出するように構成されたフランジ28の側に、頸部30を含む。頸部30は、管路20を画定する。この頸部は、その周辺に規則正しく配分された縦方向のリブ32により外側の剛性が高められている。
リブ32は、本体14をオリフィスOに挿入する際にオリフィスOで本体14をガイドするように、フランジ28から頸部30の自由端まで高さが徐々に減少している。さらに、フランジ28のすぐ近くでリブ32の高さをフランジ28の幅よりも小さくして、リブ32とフランジ28の外周との間に周辺支持面34を設けている。
【0015】
また本体14は、管路20を画定する細長い断面をもつ筒状の延長部34により、フランジ28の反対側に設けられている。筒状の延長部34は、フランジ28との結合ゾーンに、周辺肥厚部分36を含む。周辺肥厚部分は、周辺の面取り部分を形成して徐々に厚みが薄くなる区間38により、延長部34のつなぎ部分37に結合されている。記載された実施態様では、この区間38は、ほぼ円錐台形である。
径方向の穴40は、延長部34の平面で厚みの薄いつなぎ部分37に設けられている。この穴40は、管路20の内部に通じている。この穴は、バー12を軸方向に固定するためのピン(図示せず)の端を受容するように構成されている。ピンの他端は、穴40に合致するバーの横穴42に受容される。
【0016】
カバー16は、その鋳造を容易にするために、互いに弾性的に連動される二つの部分からなる。すなわち、カバー16は、本体14を覆う胴16Aと、フランジ18を設定する、はめ込まれた環状リング16Bとを含む。
胴16Aは、筒状の延長部34を囲む筒状の壁50を含む。筒状の壁50は、壁Pの外面と接する内側の端に固定基部52を含む。固定基部は、その他端でフランジ18を支持する。
固定基部52の形はほぼ長方形で、角が丸くなっている。この角には、固定ボルトを受容するための穴54が設けられている。
三角形の補強リブ56は、固定基部52の露出面を筒状の壁50に結合している。補強リブ56は、フランジ18の基部で始まっている。補強リブ56の高さは、固定基部52まで徐々に高くなっている。
胴16Aは、露出される全面の外側が、カバー16の全体を被覆する外装材の一部19Aで被覆されている。
【0017】
フランジ18の外周は横長で、ほぼ楕円形である。フランジ18は、固定基部52の方にやや傾斜しており、固定基部の面の主要部上にほぼ延びている。
フランジは、外装材19の一部19Bで被覆された環状のリング16Bから形成される。
環状のリング16Bは、ロッド12を通すための開口部24を部分的に画定するスカート57を含む。このスカートは、胴16Aにより画定される開口部24の一部の開いた端に設けられる座ぐり加工部58内に受容される。スカート57は、座ぐり加工部58内に受容されるその一端に外周リム59を有し、このリムは、胴16Aのくぼんだ環状の係合溝に弾性的に協働するように構成される。
スカート57は、その他端で、径方向に延びる外側リング60により縁取られる。リング60は、フランジ18に対して剛性の芯を構成するが、これは、フランジ18の他の部分が外装材19Bにより形成されているからである。
【0018】
変形可能な周辺端26は、開口部24を縁取る外側リムからなる。このリムは、周辺突起部を画定する鋭角26Aを頂部に有し、周辺突起部が、導電性のバー12で支持されるゾーンを画定する。鋭角26Aは、開口部24を画定するスカート57の内面の延長線上にある。
カバーの溝22の断面は、固定基部52から変形可能な周辺端26まで徐々に小さくなる。溝22は、そのつなぎ部分に主要区間61を含み、主要区間の断面は、筒状の延長部34の断面よりも僅かに大きい。
固定基部52の位置で、主要区間61は、本体の肥厚部分36を受容するための拡大区間62に続いている。拡大区間62は、カバー16の頂部に向かう、輪郭がほぼ円錐台形で断面が徐々に小さくなる区間63により、主要区間61に結合されている。この区間63は、区間38により画定される面取りに対応する面取りを画定する。
【0019】
溝22は、固定基部52に通じる端に、連続する2個の座ぐり加工部64,66を有し、座ぐり加工部の小さい方はフランジ28を受容するように構成され、座ぐり加工部の大きい方は、フランジ28と、フランジを中心として配置されるパッキン68とを同時に受容するように構成される。このパッキン68は、カバー16と本体14と壁Pの外面とで同時に支持されるように構成される。
主要区間58の長さは、筒状の延長部34の長さよりも長い。主要区間58は、この区間と共にショルダ70を画定する開口部24の位置で終わっている。
環状の気密パッキン72は、ショルダ70と筒状の延長部34の前端との間に配置されている。パッキン72は、図1に示したように、導電性のバーがバー通し装置で保持されているときに、本体14、カバー16および導電性のバー12で同時に支持されるように構成される。図示されていないが、変形実施態様では、単一パッキン72を、複数個の重ねたパッキンに代えている。
【0020】
本発明によれば、周辺端26は、たとえば絶縁エラストマーのシリコーン樹脂、ネオプレン樹脂、またはニトリル樹脂などの変形可能な材料で構成される。特に周辺端26は、カバーの環状リングを被覆する外装材19bと一体成形されている。かくして、カバー16は剛性の内部構造からなり、この構造は、例えば剛性のプラスチック材料から構成され、剛性構造の開口部24の縁に周辺端26が再鋳造される。周辺端26は従って、絶縁外装材19Aを介して、フランジ18と、カバー16の外面全体とに延長される。
このような通過手段の組立を行うために、導電性のバー12は、管路20を通って挿入される。導電性のバーは、並んだ穴40,42に挿入されるピン(図示せず)を設置することにより、そこで固定される。次いで、オリフィスOを通って本体14を挿入する。パッキン68は、壁Pの外面と接触するフランジ28を中心として設置される。
【0021】
同様に、パッキン72は、カバー16に設けられた溝22の内部に挿入される。より詳しくは、パッキン72は、主要区間61よりもやや幅広の区間62に一次的に配置される。
そのとき、カバー16は、バー12と本体14の外部とを中心としてはめ込まれる。筒状の延長部34にカバー16をはめ込むと、環状のパッキン72は、主要区間61の長さに沿ってショルダ70まで徐々に押し込まれる。こうした移動の際、断面が徐々に小さくなる区間63の面は、パッキン72の挿入と、特にその径方向の圧縮を促す。
固定基部52が壁Pの外面で支持されるとき、ボルトは、穴54を通して挿入されてカバー16を固定する。カバー16は、圧縮されたパッキン72を介して壁Pに本体14を押しつけて固定する。有利には、ボルトの突出部分を絶縁キャップで被覆する。
【0022】
カバー16が筒状の延長部34を被覆するとき、並んだ穴40,42に挿入されるピンが、バー通し装置の内部で密封保持されるので、バー12は、軸方向に固定保持される。
このようなバー12の固定手段により、導電性のバーを軸方向に固定するピンを抜かなくても、単にカバー16を分解するだけでパッキン68および72を交換することができる。
さらに、バー通し装置の組立時には、フランジ28を中心として環状のパッキン68を最初に配置する。フランジ28は、カバー16を設置する際にパッキン68を所定の位置に保持する。従って、カバー16の座ぐり加工部64にパッキン68を最初に設置する場合には、接着剤を塗布してカバーを固定することが必要になるが、本発明では、カバー16の座ぐり加工部64にパッキン68を最初に設置しなくてもよい。
【0023】
外側の周辺端26は、変形可能な材料で構成されるので、周辺端は、バー12の外面に直接取り付けることができ、これによって、通過手段の気密信頼性を確保する。
また、周辺端26は、外部絶縁外装材により延長されているので、カバーは、天候の悪影響に対しても適切な耐性を有する。かくしてカバー16は、特定の保護手段を追加しなくても外部に配置することができる。
壁Pに対して外部に突出している本体14の一部は、完全にカバー16により被覆される。従って本体は、悪天候に対する保護外装材を備えなくてもよい。
上記のような電気通過手段により、380Vの低電圧あるいは約20000Vの中間電圧に対して1000A以上の強さの電流を通すことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、悪天候に対して充分な耐性および気密性を有する導電性バー通し装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による壁の通過手段の4分の3の断面図である。
【図2】図1の通過手段のバー通し装置の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
O…オリフィス、P…壁、10…バー通し装置、12…バー、14…本体、16…カバー、18…外側フランジ、19…絶縁外装材、20…管路、22…溝、24…開口部、26…弾性周辺端、28…フランジ、30…頸部、34…延長部、37…つなぎ部分。
Claims (8)
- 非鉄金属材料よりなる導電性のバー(12)を、壁(P)に設けられたオリフィス(O)を通して壁に気密に取り付けるためのバー通し装置(10)を有する壁の通過装置であって、該バー通し装置は、前記バー(12)を受容する管路(20)が端から端まで通る本体(14)と、前記本体(14)にはめ込まれるカバー(16)とを含み、前記カバー(16)は、前記バー(12)を通すために本体(14)の管路(20)を延長した開口部(24)を含み、カバー(16)の開口部(24)は、導電性のバー(12)の全周に気密に取り付けられるように構成された、弾性変形可能な周辺端(26)により外側が縁取られると共に、該周辺端(26)は、カバー(16)の外面を被覆する絶縁外装材と一体成形されることを特徴とする壁の通過装置。
- 周辺端(26)は、カバー(16)の少なくとも一部と一体成形されることを特徴とする請求項1に記載の壁の通過装置。
- カバー(16)は、剛性の内部構造を含み、周辺端(26)は、前記剛性の内部構造上に再鋳造されていることを特徴とする請求項1または2に記載の壁の通過装置。
- 前記管路(20)および開口部(24)は、細長い形のほぼ同じ断面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の壁の通過装置。
- 本体(14)は、カバー(16)により被覆される領域(34)に、前記管路(20)に通じる横穴(40)を含み、横穴(40)は、それ自体がピンの端用の穴(42)を備える導電性のバー(12)の固定ピンを受容するように構成され、本体(14)にはめ込まれるカバー(16)がピンを密封することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の壁の通過装置。
- 本体(14)は、壁(P)の面で支持される周辺フランジ(28)を含むこと、カバー(16)は、壁(P)への固定手段(54)を含み、本体(14)および周辺フランジ(28)を同時に被覆するキャップ形をしていること、および環状のパッキン(68)が、周辺フランジ(28)を中心として、カバー(16)の溝(66)内で壁(P)に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の壁の通過装置。
- カバー(16)は、本体(14)を受容する溝(22)を含み、この溝(22)は、開口部(24)に延長されていること、溝(22)は、本体(14)にカバー(16)を組み立てる際に、本体(14)とカバー(16)の間に介在する環状パッキン(72)を溝(22)でガイドおよび圧縮するように構成された、開口部(24)に向かって断面が徐々に小さくなる区間(63)を、その長さの少なくとも一部に含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の壁の通過装置。
- 非鉄金属材料よりなる導電性のバー(12)を、壁(P)に設けられたオリフィス(O)を通して壁に気密に取り付けるためのバー通し装置(10)を有する壁の通過装置であって、該バー通し装置は、前記バー(12)を受容する管路(20)が端から端まで通る本体(14)と、前記本体(14)にはめ込まれるカバー(16)とを含み、前記カバー(16)は、前記バー(12)を通すために本体(14)の管路(20)を延長した開口部(24)を含み、カバー(16)の開口部(24)は、導電性のバー(12)の全周に気密に取り付けられるように構成された、弾性変形可能な周辺端(26)により外側が縁取られるとともに、本体(14)は、カバー(16)により被覆される領域(34)に、前記管路(20)に通じる横穴(40)を含み、横穴(40)は、それ自体がピンの端用の穴(42)を備える導電性のバー(12)の固定ピンを受容するように構成され、本体(14)にはめ込まれるカバー(16)がピンを密封するとともに、導電性バー(12)、カバー(16)および本体(14)の端部の間で同時押圧される環状パッキン(72)を有することを特徴とする壁の通過装置。
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