JP4326404B2 - 位相差検出回路及びその位相差検出回路を有する光ディスク装置 - Google Patents
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Description
ここで、光ディスク再生装置の位相差トラッキング法において、4分割の受光素子からの再生信号を2値化する際、記録面のピット長を正確に再生するために、増幅やフィルター等のアナログ処理を行う。
図9において、4分割の受光素子A〜Dは、受光した反射光を電気信号である再生信号にそれぞれ変換し、該変換して得られた各再生信号は、対応する増幅器AMPa〜AMPdでそれぞれ増幅される。増幅器AMPa及びAMPcでそれぞれ増幅された対角となる受光素子A及びCからの各再生信号を演算回路101で加算してコンパレータ103に出力され、コンパレータ103で2値化されて信号S103として位相比較回路105に出力される。同様に、増幅器AMPb及びAMPdでそれぞれ増幅された対角となる受光素子B及びDからの各再生信号を演算回路102で加算してコンパレータ104に出力され、コンパレータ104で2値化されて信号S104として位相比較回路105に出力される。
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えるものである。
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えるものである。
前記位相差補正回路部は、
前記変換回路部から出力された各信号の位相を比較し、該比較結果を示す信号を出力する位相比較回路部と、
該位相比較回路部の出力信号から前記1対の信号の位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差生成回路部と、
該位相差生成回路部で検出された位相差を記憶する位相差記憶回路部と、
該位相差記憶回路部に記憶された複数の位相差の平均値を算出し、該平均値に所定値を加減算して前記位相差ウィンドウを生成して出力する位相差ウィンドウ生成回路部と、
を備え、
前記位相差生成回路部は、位相差ウィンドウ生成回路部から位相差ウィンドウが入力され、検出した位相差に対して該位相差ウィンドウを用いて補正し、検出した位相差が前記位相差ウィンドウ外である場合、該検出した位相差の前記位相差記憶回路部への記憶を禁止するようにした。
前記位相差補正回路部は、
前記変換回路部から出力された各信号のパルス長を検出して出力するパルス長検出回路部と、
前記変換回路部から出力された各信号の位相を比較し、該比較結果を示す信号を出力する位相比較回路部と、
該位相比較回路部の出力信号から前記1対の信号の位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差生成回路部と、
該位相差生成回路部で検出された位相差を記憶する位相差記憶回路部と、
該位相差記憶回路部に記憶された複数の位相差の平均値を算出し、該平均値に所定値を加減算して前記位相差ウィンドウを生成して出力する位相差ウィンドウ生成回路部と、
を備え、
前記位相差生成回路部は、位相差ウィンドウ生成回路部から位相差ウィンドウが入力され、検出した位相差に対して該位相差ウィンドウを用いて補正し、前記パルス長検出回路部で検出された各パルス長の少なくとも一方が所定値よりも短い場合、該検出した位相差の前記位相差記憶回路部への記憶を禁止するようにしてもよい。
出力した位相差が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定回路部と、
該判定回路部の判定結果に応じて前記位相差ウィンドウ生成回路部に位相差ウィンドウの範囲を指定するウィンドウ範囲切替回路部と、
を備え、
前記ウィンドウ範囲切替回路部は、位相差が所定の範囲内であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1に指定し、位相差が所定の範囲外であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2に指定するようにしてもよい。
前記補正を行う前の位相差が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定回路部と、
該判定回路部の判定結果に応じて前記位相差ウィンドウ生成回路部に位相差ウィンドウの範囲を指定するウィンドウ範囲切替回路部と、
を備え、
前記ウィンドウ範囲切替回路部は、補正を行う前の位相差が所定の範囲内であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1に指定し、補正を行う前の位相差が所定の範囲外であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2に指定するようにしてもよい。
前記位相差検出回路は、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えるものである。
前記位相差検出回路は、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えるものである。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における位相差検出回路が使用される光ディスク装置の構成例を示したブロック図である。なお、図1では、CD−Rを例にして示している。
図1の光ディスク装置1において、光ディスク2に対してデータの読み出し及び書き込みを行う光ピックアップ3は、半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子、及びポジションセンサ等(図示せず)を内蔵しており、レーザ光を光ディスク2に照射して光ディスク2に対するデータの読み出し及び書き込みを行う。
また、CD−ROMエンコーダ13は、準備されたデータをバッファマネージャ8を介してバッファRAM9から読み出し、CDエンコーダ12内の後述するCIRC演算用RAM部に書き込む。CDエンコーダ12は、CIRC演算用RAM部内のデータをCIRC演算し、エラー訂正コードの付加やインタリーブを行って、演算を終えたデータを更にEFM変調して出力する。CDエンコーダ12から出力されたデータは、レーザコントロール回路14、光ピックアップ3を介して、光ディスク2に記録される。
図2において、図1の光ピックアップ3にある4分割の受光素子A〜Dは、受光した反射光を電気信号である再生信号にそれぞれ変換し、該変換された各再生信号は、図1のリードアンプ4にある対応する増幅器AMPa〜AMPdでそれぞれ増幅されて信号SA〜SDとして、図1のサーボ回路15におけるDPD回路をなす位相差検出回路21にそれぞれ出力される。位相差検出回路21は、信号SA及び信号SCを加算した信号S1と、信号SB及び信号SDを加算した信号S2との位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号であるトラッキングエラー信号TEを生成して出力する。
コンパレータ24は、加算回路22から入力された信号に対して、所定のしきい値を超えたか否かによって2値の信号に変換し、該変換された信号は、サンプリング回路26でサンプリング処理が行われて信号S3として位相比較回路28に出力される。同様に、コンパレータ25は、加算回路23から入力された信号に対して、所定のしきい値を超えたか否かによって2値の信号に変換し、該変換された信号は、サンプリング回路27でサンプリング処理が行われて信号S4として位相比較回路28に出力される。
位相差ウィンドウ生成回路31は、位相差メモリ30に記憶された各位相差データDPを元にして直近の位相差データDPの平均値を算出して位相差平均値AVEとする。該位相差平均値AVEを算出する方法としては、単純な加算平均や、ローパスフィルタによる高周波成分の除去による方法等がある。
図4において、位相差演算回路29は、位相差カウント回路41、位相差データ生成回路42、ウィンドウ内外判定回路43、位相差補正回路44及びAND回路45で構成されている。
位相差カウント回路41は、所定のクロック信号の周期を時間軸の基準としてカウントを行い、位相差信号UPがハイレベルである期間、及び位相差信号DNがハイレベルである期間の各カウントデータを示す位相差カウントデータ信号CPを生成して位相差データ回路42及びウィンドウ内外判定回路43にそれぞれ出力する。
図5における図4との相違点は、図4の位相差検出回路21に、クロック信号の周期を時間軸の基準としてカウントを行って信号S3及びS4の各パルス長をカウントするパルス長カウント回路47を備えると共に、図4の位相差演算回路29にパルス長カウント回路47からの各カウント値からパルス長が所定の長さよりも短いか否かの判定を行い該判定結果に応じたラッチディスエーブル信号SLDを生成して出力するパルス長判定回路48を備えたことにある。なお、パルス長カウント回路47はパルス長検出回路部をなす。
前記第1の実施の形態では、トラッキングエラー信号TEが示すデータ値に関係なく位相差ウィンドウPWの幅は所定値で一定であったが、トラッキングエラー信号TEが示すデータ値が所定の範囲外であるか否かに応じて、位相差ウィンドウ生成回路31で生成する位相差ウィンドウPWの幅を変えるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
図6は、本発明の第2の実施の形態における位相差検出回路の構成例を示したブロック図である。なお、図6では図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。また、本第2の実施の形態における位相差検出回路が使用される光ディスク装置の構成例を示したブロック図は、図1と同様であるので省略する。
図6において、位相差ウィンドウ幅設定回路52は、出力されたトラッキングエラー信号TEのデータ値Dteが、所定値D1<Dte<所定値D2を満たすか否かに応じて、オントラック状態にあるか否かを判定し、位相差ウィンドウ生成回路31に対して、位相差平均値AVEに加減算する値を設定する。
コンパレータ53は、データ値Dteと所定値D2との比較を行い、データ値Dteが所定値D2よりも大きい場合はローレベルの信号を出力し、データ値Dteが所定値D2よりも小さい場合はハイレベルの信号を出力する。また、コンパレータ54は、データ値Dteと所定値D1との比較を行い、データ値Dteが所定値D1よりも大きい場合はハイレベルの信号を出力し、データ値Dteが所定値D1よりも小さい場合はローレベルの信号を出力する。
位相差ウィンドウ生成回路31は、マルチプレクサ58から入力されたウィンドウ幅になるように、位相差平均値AVEを中心値にして位相差ウィンドウPWの上限値PWu及び下限値PWdをそれぞれ算出する。
前記第2の実施の形態では、トラッキングエラー信号TEのデータ値Dteに応じて位相差ウィンドウPWのウィンドウ幅を変えるようにしたが、位相差演算回路29から位相差メモリ30に出力された位相差データDPと、位相差ウィンドウ生成回路31で生成される位相差平均値AVEを比較し、該比較結果に応じて位相差ウィンドウPWのウィンドウ幅を変えるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第3の実施の形態とする。
図7は、本発明の第3の実施の形態における位相差検出回路の構成例を示したブロック図である。なお、図7では図6と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図6との相違点のみ説明する。また、本第3の実施の形態における位相差検出回路が使用される光ディスク装置の構成例を示したブロック図は、図1と同様であるので省略する。
コンパレータ53は、位相差データDPと(AVE−β)との比較を行い、位相差データDPが(AVE−β)よりも大きい場合はローレベルの信号を出力し、位相差データDPが(AVE−β)よりも小さい場合はハイレベルの信号を出力する。また、コンパレータ54は、位相差データDPと(AVE+β)との比較を行い、位相差データDPが(AVE+β)よりも大きい場合はハイレベルの信号を出力し、位相差データDPが(AVE+β)よりも小さい場合はローレベルの信号を出力する。
位相差ウィンドウ生成回路31は、マルチプレクサ58から入力されたウィンドウ幅になるように、位相差平均値AVEを中心値にして位相差ウィンドウPWの上限値PWu及び下限値PWdをそれぞれ算出する。
前記第1から第3の各実施の形態では、位相差を検出する前の段階で信号SAと信号SCを加算すると共に信号SBと信号SDを加算するようにしたが、各信号SA〜SDごとにコンパレータで2値化してサンプリング回路でサンプリングを行うようにし、信号SA及びSBに対する位相差を検出すると共に信号SC及びSDに対する位相差を検出して該各位相差を示すデジタルデータを加算するようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第4の実施の形態とする。
図8は、本発明の第4の実施の形態における位相差検出回路の構成例を示したブロック図である。なお、図8では図2と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。また、本第4の実施の形態における位相差検出回路が使用される光ディスク装置の構成例を示したブロック図は、図1と同様であるので省略する。
2 光ディスク
3 光ピックアップ
4 リードアンプ
15 サーボ回路
21,51,61,71 位相差検出回路
22,23,74 加算回路
24,25,53,54,72A〜72D コンパレータ
26,27,73A〜73D サンプリング回路
28,28A,28B 位相比較回路
29,29A,29B 位相差演算回路
30,30A,30B 位相差メモリ
31,31A,31B 位相差ウィンドウ生成回路
32,32A,32B ローパスフィルタ
41 位相差カウント回路
42 位相差データ生成回路
43 ウィンドウ内外判定回路
44 位相差補正回路
45 AND回路
47 パルス長カウント回路
48 パルス長判定回路
52,62 位相差ウィンドウ幅設定回路
55 OR回路
56,57 レジスタ
58 マルチプレクサ
AMPa〜AMPd 増幅器
Claims (18)
- 入力された複数の信号の内、所定の信号を加算して得られた少なくとも1対の信号間における位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差検出回路において、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えることを特徴とする位相差検出回路。 - 入力された複数の信号の内、所定の信号間における位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す各信号の所定の信号を加算して出力する位相差検出回路において、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えることを特徴とする位相差検出回路。 - 前記位相差補正回路部は、デジタル回路で形成されると共に前記位相差を示す信号はデジタルデータ信号であることを特徴とする請求項1又は2記載の位相差検出回路。
- 前記位相差補正回路部は、検出した位相差が前記位相差ウィンドウ外である場合、該検出した位相差の記憶を禁止することを特徴とする請求項1、2又は3記載の位相差検出回路。
- 前記位相差補正回路部は、前記1対の信号をそれぞれ2値の信号に変換し、該変換した各信号の少なくとも一方のパルス長が所定値よりも短い場合は、該1対の信号における位相差の記憶を禁止することを特徴とする請求項1、2又は3記載の位相差検出回路。
- 前記位相差補正回路部は、出力した位相差が所定の範囲内である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1にし、出力した位相差が所定の範囲外である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2にすることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の位相差検出回路。
- 前記位相差補正回路部は、前記補正を行う前の位相差が、算出した位相差平均値を基にした所定の範囲内にある場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1にし、前記補正を行う前の位相差が所定の範囲外である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2にすることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の位相差検出回路。
- 前記1対の信号をそれぞれ2値の信号に変換して出力する変換回路部を備え、
前記位相差補正回路部は、
前記変換回路部から出力された各信号の位相を比較し、該比較結果を示す信号を出力する位相比較回路部と、
該位相比較回路部の出力信号から前記1対の信号の位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差生成回路部と、
該位相差生成回路部で検出された位相差を記憶する位相差記憶回路部と、
該位相差記憶回路部に記憶された複数の位相差の平均値を算出し、該平均値に所定値を加減算して前記位相差ウィンドウを生成して出力する位相差ウィンドウ生成回路部と、
を備え、
前記位相差生成回路部は、位相差ウィンドウ生成回路部から位相差ウィンドウが入力され、検出した位相差に対して該位相差ウィンドウを用いて補正し、検出した位相差が前記位相差ウィンドウ外である場合、該検出した位相差の前記位相差記憶回路部への記憶を禁止することを特徴とする請求項4記載の位相差検出回路。 - 前記1対の信号をそれぞれ2値の信号に変換して出力する変換回路部を備え、
前記位相差補正回路部は、
前記変換回路部から出力された各信号のパルス長を検出して出力するパルス長検出回路部と、
前記変換回路部から出力された各信号の位相を比較し、該比較結果を示す信号を出力する位相比較回路部と、
該位相比較回路部の出力信号から前記1対の信号の位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差生成回路部と、
該位相差生成回路部で検出された位相差を記憶する位相差記憶回路部と、
該位相差記憶回路部に記憶された複数の位相差の平均値を算出し、該平均値に所定値を加減算して前記位相差ウィンドウを生成して出力する位相差ウィンドウ生成回路部と、
を備え、
前記位相差生成回路部は、位相差ウィンドウ生成回路部から位相差ウィンドウが入力され、検出した位相差に対して該位相差ウィンドウを用いて補正し、前記パルス長検出回路部で検出された各パルス長の少なくとも一方が所定値よりも短い場合、該検出した位相差の前記位相差記憶回路部への記憶を禁止することを特徴とする請求項5記載の位相差検出回路。 - 前記位相差補正回路部は、
出力した位相差が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定回路部と、
該判定回路部の判定結果に応じて前記位相差ウィンドウ生成回路部に位相差ウィンドウの範囲を指定するウィンドウ範囲切替回路部と、
を備え、
前記ウィンドウ範囲切替回路部は、位相差が所定の範囲内であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1に指定し、位相差が所定の範囲外であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2に指定することを特徴とする請求項8又は9記載の位相差検出回路。 - 前記位相差補正回路部は、
前記補正を行う前の位相差が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定回路部と、
該判定回路部の判定結果に応じて前記位相差ウィンドウ生成回路部に位相差ウィンドウの範囲を指定するウィンドウ範囲切替回路部と、
を備え、
前記ウィンドウ範囲切替回路部は、補正を行う前の位相差が所定の範囲内であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1に指定し、補正を行う前の位相差が所定の範囲外であると前記判定回路部が判定した場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2に指定することを特徴とする請求項8又は9記載の位相差検出回路。 - 光ディスクの記録面に照射したレーザービームの反射光を受光する複数の受光素子からの各信号の内、所定の信号を加算して得られた少なくとも1対の信号間における位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す信号を生成して出力する位相差検出回路を有する、光ディスクへのデータの記録又は再生を行う光ディスク装置において、
前記位相差検出回路は、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 光ディスクの記録面に照射したレーザービームの反射光を受光する複数の受光素子からの各信号における所定の信号間における位相差の検出を行い、該検出した位相差を示す各信号の所定の信号を加算して出力する位相差検出回路を有する、光ディスクへのデータの記録又は再生を行う光ディスク装置において、
前記位相差検出回路は、
前記1対の信号の位相差を所定のタイミングで検出して記憶すると共に、検出した位相差が、該記憶した複数の位相差の平均値に所定値を加減算して得られた位相差範囲である位相差ウィンドウよりも大きい場合、該検出した位相差を位相差ウィンドウの上限値に補正して出力し、位相差ウィンドウよりも小さい場合は、位相差ウィンドウの下限値に補正して出力する位相差補正回路部を備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 前記位相差補正回路部は、デジタル回路で形成されると共に前記位相差を示す信号はデジタルデータ信号であることを特徴とする請求項12又は13記載の光ディスク装置。
- 前記位相差補正回路部は、検出した位相差が前記位相差ウィンドウ外である場合、該検出した位相差の記憶を禁止することを特徴とする請求項12、13又は14記載の光ディスク装置。
- 前記位相差補正回路部は、前記1対の信号をそれぞれ2値の信号に変換し、該変換した各信号の少なくとも一方のパルス長が所定値よりも短い場合は、該1対の信号の位相差の記憶を禁止することを特徴とする請求項12、13又は14記載の光ディスク装置。
- 前記位相差補正回路部は、出力した位相差が所定の範囲内である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1にし、出力した位相差が所定の範囲外である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2にすることを特徴とする請求項12、13、14、15又は16記載の光ディスク装置。
- 前記位相差補正回路部は、前記補正を行う前の位相差が、算出した位相差平均値を基にした所定の範囲内にある場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1にし、前記補正を行う前の位相差が所定の範囲外である場合は、前記位相差ウィンドウの範囲を所定値W1よりも大きい所定値W2にすることを特徴とする請求項12、13、14、15又は16記載の光ディスク装置。
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