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JP4371027B2 - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンの空燃比制御装置に関し、特に、始動直後にリッチ空燃比で運転し、その後に空燃比フィードバック制御を開始する場合に、空燃比を速やかにストイキ点に収束させることができる空燃比制御装置に関する。
エンジンの空燃比制御装置では、始動直後に空燃比をリッチ化し、時間経過と共に空燃比を徐々にストイキに収束させるように漸減設定される目標空燃比補正係数TFBYAと、空燃比フィードバック制御条件にて空燃比センサからの信号に基づいて空燃比をストイキに収束させるように設定される空燃比フィードバック補正係数ALPHAとを用いて、燃料噴射量を演算・制御している(特許文献1、2参照)。
ここで、空燃比センサの活性検出後、目標空燃比補正係数TFBYA中の安定性増量値KSTBを0にすると共に、その減量分(KSTB)を空燃比フィードバック補正係数ALPHAに増量分として上乗せしてから、空燃比フィードバック制御を開始し、目標空燃比補正係数TFBYAには新たに未燃分補正値(未燃分平衡値)KUBを付加している。この未燃分補正値KUBは重質燃料が使用された場合に安定性を確保するためのもので、重質燃料でλ=1となるように適合されている。
特開平9−177580号公報 特開平10−110645号公報
しかしながら、空燃比センサ活性前は、空燃比保証のため、安定性増量値KSTBによりリッチに適合されており、空燃比フィードバック制御を開始すると、空燃比フィードバック補正係数ALPHAにてλ=1とするが、安定性増量値KSTBが大きかった場合には、空燃比フィードバック制御を開始してから収束するまで空燃比がリッチとなり、さらにフィードバックで吸収できた場合でも、空燃比センサ応答遅れ、フィードバック応答遅れ等により空燃比フィードバック補正係数ALPHAがリーン側に過補正となる場合がある。
また、空燃比フィードバック制御開始後に付加される未燃分補正値KUBは、安定性確保の観点から重質燃料で適合されているため、軽質燃料を入れた場合はリッチとなり、空燃比フィードバック補正係数ALPHAでλ=1となるまで排気が悪化する。
本発明は、このような実状に鑑み、空燃比を速やかにストイキ点に収束させることのできるエンジンの空燃比制御装置を提供することを目的とする。
このため、本発明では、空燃比センサの活性を検出した後に、目標空燃比補正係数TFBYAの減少速度を、活性検出前に比べて大きくし、その後、空燃比センサの出力がリッチ相当値を示している間、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを基準値に維持し、空燃比センサの出力がストイキ相当値に達したときに、空燃比フィードバック制御を開始することを特徴とする。
本発明によれば、通常領域での空燃比フィードバック制御のゲインによらず、運転性要求上限のスピードでλ=1とすることができる。また、リッチ領域からの制御でも空燃比フィードバック補正係数ALPHAの過補正でオーバーシュートすることを防止できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すエンジン(内燃機関)のシステム図である。
エンジン1の各気筒の燃焼室には、エアクリーナ2から吸気ダクト3、スロットル弁4、吸気マニホールド5を経て空気が吸入される。吸気マニホールド5の各ブランチ部には各気筒毎に燃料噴射弁6が設けられている。但し、燃料噴射弁6は燃焼室内に直接臨ませる配置としてもよい。
燃料噴射弁6は、ソレノイドに通電されて開弁し、通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁(インジェクタ)であって、後述するエンジンコントロールユニット(以下ECUという)12からの駆動パルス信号により通電されて開弁し、図示しない燃料ポンプから圧送されてプレッシャレギュレータにより所定圧力に調整された燃料を噴射供給する。従って、駆動パルス信号のパルス幅により燃料噴射量が制御される。
エンジン1の各燃焼室には点火プラグ7が設けられており、これにより火花点火して混合気を着火燃焼させる。
エンジン1の各燃焼室からの排気は、排気マニホールド8を介して排出される。また、排気マニホールド8からEGR通路9が導出され、これによりEGR弁10を介して排気の一部を吸気マニホールド5に還流している。
一方、排気通路には、排気マニホールド8の直下などに位置させて、排気浄化触媒11が設けられている。
ECU12は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器及び入出力インターフェイス等を含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種センサからの入力信号を受け、後述のごとく演算処理して、燃料噴射弁6の作動を制御する。
前記各種センサとしては、エンジン1のクランク軸又はカム軸回転よりクランク角度と共にエンジン回転数Neを検出可能なクランク角センサ13、吸気ダクト3内で吸入空気量Qaを検出するエアフローメータ14、スロットル弁4の開度TVOを検出するスロットルセンサ15(スロットル弁4の全閉位置でONとなるアイドルスイッチを含む)、エンジン1の冷却水温TWを検出する水温センサ16、排気マニホールド8の集合部にて排気空燃比のリッチ・リーンに応じた信号を出力する空燃比センサ(O2センサ)17などが設けられている。尚、空燃比センサ17としては、通常のO2センサの他、空燃比の変化に対し比例的な信号を出力可能な広域型A/Fセンサを用いてもよい。また、空燃比センサ17はヒータを内蔵しており、始動時からヒータに通電して素子温度を上昇させることで早期活性化を図ることができる。ECU12には更にスタートスイッチ18などからも信号が入力されている。
次にECU12による燃料噴射量Tiの演算について説明する。
エアフローメータ14により検出される吸入空気量Qaと、クランク角センサ13により検出されるエンジン回転数Neとを読込み、吸入空気量Qaとエンジン回転数Neとから、次式により、ストイキ相当の基本燃料噴射量(基本噴射パルス幅)Tpを演算する。
Tp=K×Qa/Ne 但し、Kは定数。
そして、別途設定される目標空燃比補正係数TFBYA、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを読込み、次式により、最終的な燃料噴射量(噴射パルス幅)Tiを演算する。
Ti=Tp×TFBYA×ALPHA
目標空燃比補正係数TFBYA、空燃比フィードバック補正係数ALPHAは、共に、基準値(ストイキ相当値)を1とする。
尚、燃料噴射量(噴射パルス幅)Tiの演算には、この他、スロットル開度TVOの変化に基づく過渡補正や、バッテリ電圧に基づく無効噴射パルス幅の加算等がなされるが、ここでは省略した。
燃料噴射量Tiが演算されると、このTiに相当するパルス幅の駆動パルス信号がエンジン回転に同期して各気筒毎に所定のタイミングで燃料噴射弁6に出力されて、燃料噴射が行われる。
次に目標空燃比補正係数TFBYAの設定について説明する。
目標空燃比補正係数TFBYAは、次式のように、基本目標空燃比補正係数TFBYA0に、補正係数THOSを乗じて、算出される。
TFBYA=TFBYA0×THOS
基本目標空燃比補正係数TFBYA0は、エンジン回転数と負荷(例えば目標トルク)とをパラメータとするマップにより、エンジン回転数と負荷とから定まる運転領域毎に目標空燃比を定めたもので、ストイキ運転領域では、TFBYA0=1、リッチ運転領域(KMR領域)では、TFBYA0>1に設定される。
補正係数THOSは、次式のように、基準値1に、安定性増量値KSTB、未燃分補正値KUBなどを加算して算出される。
THOS=1+KSTB+KUB+…
安定性増量値KSTBは、始動直後に低水温時ほど空燃比をリッチ化し、その後時間経過と共に空燃比を徐々にストイキに収束させるように漸減設定されるものである。
未燃分補正値KUBは、安定性増量値KSTBを0にした後に、重質燃料が使用されている場合でも安定性を確保できるように設定されるもので、重質燃料でλ=1となるように適合されている。
次に空燃比フィードバック補正係数ALPHAの設定について説明する。
空燃比フィードバック補正係数ALPHAは、次のように増減設定される。空燃比フィードバック制御条件(少なくとも空燃比センサが活性状態であることを前提とする)において、空燃比センサ出力に基づいてリーン/リッチを判定し、リッチ→リーンへの反転時(前回リッチで今回リーンの時)に、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを比較的大きく設定した比例分(比例ゲイン)P増加させて更新し(ALPHA=ALPHA+P)、リーン状態継続中の時は、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを微小の積分分(積分ゲイン)I増加させて更新する(ALPHA=ALPHA+I)。
逆に、リーン→リッチへの反転時(前回リーンで今回リッチの時)は、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを比較的大きく設定した比例分P減少させて更新し(ALPHA=ALPHA−P)、リッチ状態継続中の時は、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを微小の積分分I減少させて更新する(ALPHA=ALPHA−I)。
空燃比フィードバック制御条件でない場合、空燃比フィードバック補正係数ALPHAは基準値1(又は空燃比フィードバック制御終了時の最後の値)に保持される。
図2は、エンジン始動後(スタートスイッチON→OFF後)、空燃比フィードバック制御が開始されるまでの空燃比制御の流れを示すフローチャートである。また、図5に本制御のタイムチャートを示す。
S1では、始動後に、空燃比センサの活性判定を行う。
活性判定は、図3のフローチャートに従って行われる。S101では、空燃比センサの出力VO2が予め定めたリッチ側活性判定レベルSR#以上になったか否かを判定する。S101での判定でYESの場合は、S102へ進み、上記S101のVO2≧SR#の条件で、所定時間T1#経過したか否かを判定する。S102での判定でYESの場合は、S103へ進み、スタートスイッチ(ST/SW)のOFF後、所定時間T2#経過したか否かを判定する。S103での判定でYESの場合、すなわち、S101〜S103での判定で全てYESの場合は、S104へ進み、空燃比センサが活性したものとみなして、活性検出フラグF1を1にセットする。
従って、S1では、この活性検出フラグF1が1になっているか否かを判定する。
活性検出フラグF1=0の間、すなわち、始動後、空燃比センサの活性が検出されるまでの間、安定性増量値KSTBは、始動直後に低水温時ほど空燃比をリッチ化し、その後時間経過と共に空燃比を徐々にストイキに収束させるように漸減設定される。そして、この安定性増量値KSTBによって目標空燃比補正係数TFBYAが定まる(KUB=0)ので、目標空燃比補正係数TFBYAも同様に設定される。この間、空燃比フィードバック補正係数ALPHAは基準値1に保持される。
活性検出フラグF1=1になった場合、すなわち、空燃比センサの活性を検出した場合は、S2へ進む。
S2では、安定性増量値KSTBの減少速度を、活性検出前に比べて大きくし、単位時間毎に、所定の減少率(DKSSTB#)で、安定性増量値KSTBを減少させる(次式参照)。
KSTB=KSTB−DKSSTB#
S3では、空燃比フィードバック制御(λコン)開始条件か否かを判定する。
空燃比フィードバック制御(λコン)開始条件か否かの判定は、図4のフローチャートに従って行われる。S201では、空燃比センサの活性検出フラグF1=1を否かを判定する。S201での判定でYESの場合は、S202へ進み、空燃比センサの出力VO2がストイキ相当値SST#に到達した(VO2≦SST#)か否かを判定する。
S202での判定でYESの場合は、空燃比フィードバック制御(λコン)の開始条件であると判定して、S204へ進み、λコン開始フラグF2を1にセットする。
一方、S202での判定でNOの場合は、S203へ進み、活性検出(F1=1)後、所定時間T3#経過したか否かを判定する。ここで、YESの場合も、空燃比フィードバック制御(λコン)の開始条件であると判定して、S204へ進み、λコン開始フラグF2を1にセットする。
従って、S3では、このλコン開始フラグF2が1になっているか否かを判定する。
λコン開始フラグF2=0の間、すなわち、活性検出後、空燃比フィードバック制御を開始するまでの間、安定性増量値KSTBは、活性前の減少速度に比べて、大きな減少速度(DKSSTB#)で、0となるまで、減少せしめられる。そして、この安定性増量値KSTBによって目標空燃比補正係数TFBYAが定まる(KUB=0)ので、目標空燃比補正係数TFBYAも同様に減少せしめられる。この間も、空燃比フィードバック補正係数ALPHAは基準値1に保持される。
λコン開始フラグF2=1になった場合、すなわち、空燃比フィードバック制御の開始条件となった場合は、S4〜S6へ進む。
S4では、安定性増量値KSTBを強制的に0にする(KSTB=0)。
S5では、未燃分補正値KUBに所定値(重質燃料用の適合値)をセットする。尚、TFBYA=TFBYA0×(1+KSTB+KUB+…)であり、TFBYA0=1である限り、TFBYA≒1+KUBとなる。
S6では、空燃比フィードバック制御(λコン)を開始する。すなわち、空燃比センサ信号に従って、比例・積分制御により、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを増減設定するようにする。
次に、図6に示す従来の始動後の空燃比制御のタイムチャートとの比較で、本制御(図5)について説明する。
従来の始動後の空燃比制御(図6)では、設定定数によってはエミッション低減代が十分でない動きをする場合がある。
第1に、空燃比フィードバック制御(λコン)開始時に空燃比フィードバック補正係数ALPHAの初期値にKSTBを付加するため、KSTBに未燃分補正値も含まれている場合は、空燃比フィードバック制御開始時に未燃分補正値KUBを付加すると、空燃比が過補正となる。これはKUBを0とすることで回避できるが、ALPHA収束後オープンループとなった場合は補正量がなくなるため問題がある。
第2に空燃比フィードバック制御開始時のKSTBをALPHA初期値とするため、KSTB量が多い場合はALPHAのリミッタで制限され、補正量が十分に得られない可能性があり、空燃比がリーン化してしまう恐れがある。
第3に空燃比フィードバック制御開始からのALPHAの動きが積分ゲイン(I分)に支配されるため、他領域からの要求で積分ゲインが小さい場合は、KSTB、KUBの傾きより小さくならず、増量の収束が遅くなる場合がある。
これに対し、本制御(図5)では、以下のごとくとなる。
空燃比フィードバック制御(λコン)の開始を空燃比センサの活性検出より遅らせ、空燃比センサの活性検出後、空燃比フィードバック制御を開始するまで、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを1にクランプしたままで、目標空燃比補正係数TFBYA(実際は安定性増量値KSTB)の減量をλ=1になるまで行うため、空燃比フィードバック補正係数ALPHAのゲインによらず高速に空燃比をストイキにもっていくことが可能となる。
また、空燃比フィードバック制御の開始は、空燃比センサの出力がλ=1となったとき、又は、空燃比センサの活性から所定時間経過した時とする。このとき、安定性増量値KSTBを0にするが、空燃比フィードバック補正係数ALPHAの初期値に安定性増量値KSTBを0とする直前の値を足し込むことは行わない。これは空燃比フィードバック制御がストイキ相当となってから開始され、かつ空燃比フィードバック制御開始時に未燃分補正値KUBが付加される構成であるためである。
本実施形態によれば、空燃比センサの活性を検出した後に、目標空燃比補正係数TFBYAの減少速度を、活性検出前に比べて大きくし、その後、所定期間、空燃比フィードバック補正係数ALPHAを基準値(1)に維持し、前記所定期間経過後に、空燃比フィードバック制御を開始することにより、通常領域での空燃比フィードバック制御のゲインによらず、運転性要求上限のスピードでλ=1とすることができる。言い換えれば、空燃比フィードバック補正係数ALPHAで収束させる場合は、ALPHAのゲインを大きくする必要があり、他の領域との整合性をとる必要があるが、本制御では始動直後の領域で独自に傾きを設定できる。また、リッチ領域からの制御でも空燃比フィードバック補正係数ALPHAの過補正でオーバーシュートすることを防止できる。
また、本実施形態によれば、空燃比センサの活性は、空燃比センサの出力(VO2)と始動後経過時間(T2#)とに基づいて検出することにより、的確に検出できる。
また、本実施形態によれば、空燃比フィードバック制御は、空燃比センサの出力がストイキ相当値(SST#)に達したときに開始することにより、リッチ領域からストイキまではフィードフォワードで高速に移行させ、λ=1近傍となった場合に空燃比フィードバック制御を開始することで、ALPHAのオーバーシュート等を防止し、排気エミッションを低減することができる。
また、本実施形態によれば、空燃比フィードバック制御は、空燃比センサの出力がストイキ相当値(SST#)に達しない場合でも、空燃比センサの活性検出後、所定時間(T3#)経過したときに開始することにより、何らかの原因でリッチ状態が続く場合であってもフィードバック制御によりストイキ相当にでき、確実にフィードバック制御を開始できる。
本発明の一実施形態を示すシステム図 始動後の空燃比制御の流れを示すフローチャート 空燃比センサ活性判定ルーチンのフローチャート λコン開始判定ルーチンのフローチャート 始動後の空燃比制御のタイムチャート 従来の始動後の空燃比制御のタイムチャート
符号の説明
1 エンジン
6 燃料噴射弁
12 ECU
17 空燃比センサ

Claims (4)

  1. 始動直後に空燃比をリッチ化し、その後の時間経過と共に空燃比を徐々にストイキに収束させるように漸減設定される目標空燃比補正係数と、空燃比フィードバック制御条件にて空燃比センサからの信号に基づいて空燃比をストイキに収束させるように設定される空燃比フィードバック補正係数とを用いて、燃料噴射量を演算・制御するエンジンの空燃比制御装置において、
    空燃比センサの活性を検出した後に、前記目標空燃比補正係数の減少速度を、活性検出前に比べて大きくし、
    その後、空燃比センサの出力がリッチ相当値を示している間、前記空燃比フィードバック補正係数を基準値に維持し、空燃比センサの出力がストイキ相当値に達したときに、空燃比フィードバック制御を開始することを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  2. 空燃比センサの活性は、空燃比センサの出力と始動後経過時間とに基づいて検出することを特徴とする請求項1記載のエンジンの空燃比制御装置。
  3. 前記目標空燃比補正係数は、始動直後に空燃比をリッチ化し、その後の時間経過と共に空燃比を徐々にストイキに収束させるように漸減設定される安定性増量値を含んで設定されるものであり、
    空燃比センサの活性を検出した後に、前記安定性増量値を予め定めた減少速度で減少させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエンジンの空燃比制御装置。
  4. 空燃比フィードバック制御は、空燃比センサの出力がストイキ相当値に達しない場合でも、空燃比センサの活性検出後、所定時間経過したときに開始することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの空燃比制御装置。
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