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JP4356984B2 - 車載センサデータ伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された多数のセンサからセンサ出力に応じたデジタルデータを共通の通信バスを通じてデータ収集ユニットに送信する車載センサデータ伝送装置に関する。本発明はたとえばエアバッグ作動用の車載センサデータ伝送装置などに適用されることができる。
従来のエアバッグ作動システムにおいて、車両各部に個別配置された多数のセンサユニット(以下、センサモジュールとも言う)を用いる。各センサモジュールの出力信号はセンサモジュールに内蔵された通信ユニット(以下、通信ICとも言う)で所定の形式(フォーマット)のデジタルデータに変換されてバスを通じてエアバッグ用の電子制御装置(以下、センターエアバッグECUとも言う)に出力するバス接続型センサデータ伝送方式を用いることが、通信系の簡素化やシステム変更の簡易化のために好適である。この方式では、各センサモジュールのデジタルデータをシリアル信号形式によりセンターエアバッグECUに送信するのが通信系の簡素化の点で最も好適である。
この種のバス接続型センサデータ伝送方式は、下記の特許文献1に記載されるように、上記したエアバッグ作動システムにおけるセンサデータ伝送のみならず車載センサデータ伝送装置として周知となっている。
特開平06−276570号公報
しかしながら、車載のバス接続型センサデータ伝送方式では、放射電磁波ノイズの制限などによりバスの伝送帯域が狭く、その結果、たとえば一本のシリアルバスに接続可能なセンサモジュール数と、センサモジュールのデータビット長及びデータ出力頻度は強い制限を受けているのが現状であった。たとえば、センサが出力するデジタルデータは、センサモジュールのアドレスを示す4ビットのアドレスビット、それに続くデータとしての8ビットのデータビット、それに続く4ビットの誤り訂正又は誤り訂正用の誤り検出ビットからなり、合計16ビットをもつ。シリアルバスのビットレートは上記放射電磁波ノイズ低減の要請により150kbps以下とすることが通常である。また、エアバッグ作動システムでは、許容される車両衝突検出の遅延限界からデジタルデータ出力を500μs以下の周期で判定することが好ましい。このため、エアバッグ作動システムでは一本のシリアルバスに接続されるセンサモジュール数は限界となる。また、ビットレートを低く押さえることは耐ノイズ性の向上及び電力消費の節減の点からも好適である。
しかしながら、上記したエアバッグ作動システムのみならず、バス接続型センサデータ伝送方式を採用する種々の車載センサデータ伝送装置において、より多数のセンサモジュールをバスに接続したいという要望、並びに、データビット長の増大により高いデータ精度をもつデータを得たいという要望もまた根強く存在した。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、バスのビットレートすなわち帯域を増大することなく、データ精度の向上とセンサユニット接続数の増加を可能とする車載センサデータ伝送装置を提供することをその目的としている。
上記課題を解決する本発明の車載センサデータ伝送装置は、所定の伝送帯域を有して時間順次にデジタルデータを伝送する通信チャンネルと、検出した車両状況に関連する状態量に対応する所定ビット長のデータビットとアドレスビットと誤り訂正ビットとからなるデジタルデータを前記通信チャンネルに所定の送信頻度で出力する多数のセンサユニットと、前記通信チャンネルを通じて前記各センサユニットから前記デジタルデータを受信するセントラルユニットとを備える車載センサデータ伝送装置において、
前記センサユニットは、車両用エアバッグ装置の作動を判断するためのデータを検出する衝撃荷重検出センサからなり、前記状態量は衝撃荷重であり、所定のビットレートの下、データビットの上位ビットの変更を伴う大出力振幅の衝撃荷重を検出した場合にデータビットのビット長の増大又は送信頻度の増大を行い、データビットの上位ビットの変更を伴わない小出力振幅の衝撃荷重を検出した場合に前記データビットのビット長の低減又は送信頻度の延長を行うことを特徴としている。
すなわち、この発明では、衝撃荷重の変化に応じてこのデータビットのビット長又はその送信頻度を変更するので、センサユニットのデータの送信に際して衝撃荷重を勘案しながらその送信データ量の増減を行うため、必要時におけるセンサユニットの送信データ量の不足を生じることなく、このセンサユニットのデータ送信量を節減することができる。この節減は、このセンサユニットの電力消費の低減を実現でき、また、他のセンサユニットが送信可能な送信データ量の増大を可能とすることができる。さらに本発明において、前記セントラルユニット又は前記センサユニットは、前記通信チャンネルのビットレートが所定値の下で、前記通信チャンネルに送信する前記センサユニットの数と前記センサユニットのデジタルデータのビット長とを変更する。これにより、電磁波ノイズの抑止と電力消費の抑止とを図りつつ、必要センサユニットから詳細なデータを高頻度で受信することができる。
本発明において、前記センサユニットは、車両用エアバッグ装置の作動を判断するためのデータを検出する衝撃荷重検出センサからなる。自動車用エアバッグ装置に用いられる衝撃荷重検出センサに入力される衝撃荷重は衝突発生時以外は極めて小さい振幅であって、小さいビット長のデータビットで十分に送信可能である。これに対して、衝突発生時にはその衝突状態の精細な検出のために高頻度でその強度を詳細に検出する必要がある。そこで、この発明を用いれば、衝突が検出されないセンサユニットの送信データ量を減らすことができ、衝突検出時にそれを増やすことができるので、好都合となる。
本発明において、前記センサユニットは、前記データビットの上位ビットの変更を伴う大出力振幅の衝撃荷重を検出した場合に前記データビットのビット長の増大又は前記送信頻度の増大を行い、前記データビットの上位ビットの変更を伴わない小出力振幅の衝撃荷重を検出した場合に前記データビットのビット長の低減又は前記送信頻度の延長を行う。このようにすれば、データビットのビット長を減らしたことによる悪影響を防止することができる。
好適な態様において、前記センサユニットは、自己が検出した状態量又は自己が出力するデータビットのビット長に対応する情報を含む信号を前記セントラルユニットに送信し、前記セントラルユニットは、受信した前記信号に基づいて、前記センサユニットから受信した又はこれから受信する前記デジタルデータのフォーマットを判定する。このようにすれば、セントラルユニットはセンサユニットによる上記ビット長変更を確実に検出してそれに対応することができる。
好適な態様において、自己が検出した状態量又は自己が出力するデータビットのビット長に対応する情報を含む信号を前記セントラルユニットに送信し、前記セントラルユニットは、受信した前記信号に基づいて、次回の送信における各センサユニットのデータビットのビット長及び送信の是非を前記各センサモジュールに指令する。このようにすれば、セントラルユニットは、センサユニットのビット長変更を受信した場合にそれに対応する動作を他のセンサユニットに指示することができるので、送信が許容範囲を超えたり、不確実となったりすることを防止することができる。
好適な態様において、前記セントラルユニット又は前記センサユニットは、前記通信チャンネルのビットレートが所定しきい値を超えないという条件下で、前記通信チャンネルに送信する前記センサユニットの数と前記センサユニットのデジタルデータのビット長とを変更する。これにより、電磁波ノイズの抑止と電力消費の抑止とを図りつつ、必要センサユニットから詳細なデータを高頻度で受信することができる。
本発明の車載センサデータ伝送装置を適用したエアバッグ作動システムの好適な実施態様を図面を参照して以下に説明する。ただし、本発明が下記の実施態様に限定されるものではなく、本発明の技術思想を他の公知技術により実現することも可能であることはもちろんである。
(全体構成)
このエアバッグ作動システムの配置を図1に示す。1〜5はそれぞれ車両の各部に個別に設置されて衝突を検出するセンサモジュール、6は本発明で言うセントラルユニットを構成するセンターエアバッグECUであり、これらセンサモジュール1〜5は、一本のシリアルバス(通信チャンネル)LによりセンターエアバッグECU6と接続されている。
センサモジュール1〜5の構造を図2に示す。センサモジュール1〜5は、衝突荷重の大きさに応じたアナログ信号電圧を出力する加速度センサからなるセンサ部7と、
センサ部7が出力するアナログ信号電圧をデジタル信号に変換する8ビットのADコンバータ8と、ADコンバータ8から入力されるデジタル信号を所定フォーマットのデジタルデータに変換してシリアルバスLに出力する通信部9と、センサ電源部10とからなる。通信部9は、ADコンバータ8から入力されるデジタル信号を所定フォーマット、所定タイミングで出力する通信制御部90を有している。
この実施例では、ADコンバータ8は8ビットであり、256段階の衝突荷重レベルを検出することができる。ただ、この実施例では、8ビット長のデータのうちシリアルバスLに最初に又は最後に出力される最下位ビットは衝突荷重の向きを示す符号ビットとして使用される。
センサ電源部10は、シリアルバスLから給電される電圧により内部電源電圧を発生して荷重センサ7、ADコンバータ8及び通信制御部90に給電する。センサ電源部10は、シリアルバスLにダイオードを介して接続されており、シリアルバスLの電位低下時に逆方向の電流が流れるのが禁止されている。また、センサ電源部10は、電流リップル平滑用の平滑回路も有しているが、その詳細については省略する。
T1、T2は、オープンコレクタ接続のトランジスタであり、トランジスタT1のコレクタは直接、トランジスタT2のコレクタは抵抗rはを通じてシリアルバスLに接続されている。通信制御部90は、トランジスタT1又はトランジスタT2を駆動することによりセンターエアバッグECU6に情報を出力する。また、通信制御部90はシリアルバスLを通じてモード指令を示す情報をセンターエアバッグECU6から受け取り、このモード指令に基づいて次回に出力するデジタルデータのフォーマットを決定する。
センターエアバッグECU6は、詳細の図示を省略するが、シリアルバスLと交信する通信回路と、この通信回路を通じてセンサモジュール1〜5から受信したデジタルデータを処理するマイコン部とを有する。TはシリアルバスLを通じて各センサモジュール1〜5にモード指令を出力するためのトランジスタである。RはシリアルバスLを通じて各センサモジュール1〜5に電源電力を給電するとともに、トランジスタT1、トランジスタT2、トランジスタTのコレクタ負荷をなす抵抗素子である。
各センサモジュール1〜5は、上記フォーマットとして8ビットデータ送信モードと4ビット送信モードとをもつ。8ビットデータ送信モードのフォーマットは、図3に示すように、4ビット長のアドレスビットと、それに続く8ビット長のデータビットと、それに続く4ビット長の誤り検出(又は誤り訂正)ビットとからなる。4ビットデータ送信モードのフォーマットは、図4に示すように、4ビット長のアドレスビットと、それに続く4ビット長のデータビットと、それに続く4ビット長の誤り検出(又は誤り訂正)ビットとからなる。
(8ビットデータ送信モードの説明)
センサモジュール1〜5のうちから選択された4つのセンサモジュール1〜4が、それぞれ8ビットデータ送信モードで運転され、8ビット長のデータを時間順次にシリアル送信する時のデータの流れを図3に示す。ビットレートは150kbsであり、パルス周期は約7μsである。センサモジュール1〜4は、センサモジュール1、2、3、4、1の順番にデジタルデータを出力する。したがって、各センサモジュール1〜4の一回のデジタルデータの合計ビット長(データ量)は上述したようにそれぞれ16ビットとなり、107μsがその必要信号伝送時間となる。また、すべてのセンサモジュール1〜4の一回のデジタルデータの合計(以下、データブロックとも言う)の送信には428μsが最低限必要となり、500μsごとに各センサモジュール1〜5のデジタルデータをすべて送信する場合には、理論的に72μsの空き時間が存在する。
この実施例では、合計64ビットのデータブロックを構成する各16ビット長のデジタルデータの間には所定の空き時間Δt1が設定され、また、各データブロックの間には空き時間Δt2が設定されている。したがって、3Δt1+Δt2が72μsとなる。この実施例では、4ビットのアドレスビットの最初の最上位ビットは常に1にセットされて、各デジタルデータの先頭パルスを構成している。
(4ビットデータ送信モードの説明)
センサモジュール1〜5が4ビット長のデータを時間順次にシリアル送信する時のデータの流れを図4に示す。ビットレートは150kbsであり、パルス周期は約7μsである。センサモジュール1〜5は、センサモジュール1、2、3、4、5、1の順番にデジタルデータを出力する。したがって、各センサモジュール1〜5の一回のデジタルデータ計ビット長は12ビットとなり、80μsがその必要信号伝送時間となる。また、すべてのセンサモジュール1〜5の一回のデジタルデータの合計(以下、データブロックとも言う)送信には400μsが最低限必要となり、500μsごとに各センサモジュール1〜5のデジタルデータをすべて送信する場合には、理論的に100μsの空き時間が存在する。
この実施例では、合計60ビットのデータブロックを構成する各12ビット長のデジタルデータの間には所定の空き時間Δt1が設定され、また、各データブロックの間には空き時間Δt2'が設定されている。したがって、4Δt1+Δt2'が100μsとなる。この実施例では、4ビットのアドレスビットの最初の最上位ビットは常に1にセットされて、各デジタルデータの先頭パルスを構成している。
(パルス波形と送信方法の説明)
大きなデータ値をもつセンサモジュールがそれを報知する時のパルス信号波形(通常送信とも言う)と、小さいデータ値をもつ場合のパルス信号波形(圧縮送信とも言う)を図5に示す。
通常送信におけるビットレベル1(High)は0Vに設定され、そのビットレベル0(Low)は12Vに設定されている。具体的には、図2において、各センサモジュール1〜4は、トランジスタT1を断続してデータ出力を行う。電源電圧Vccは約12Vに設定されており、トランジスタT2をオンするとシリアルバスLの電圧は略0Vとなり、オフすると12Vとなる。
圧縮送信におけるビットレベル1(Mid)は6Vに設定され、そのビットレベル0(Low)は12Vに設定されている。具体的には、図2において、各センサモジュール1〜5は、トランジスタT2を断続してデータ出力を行う。電源電圧Vccは約12Vに設定されており、抵抗素子rと抵抗素子Rとは略等しい抵抗値に設定されている。これにより、トランジスタT2をオンするとシリアルバスLの電圧は6Vとなり、オフすると12Vとなる。
(データ送信制御の説明)
センサモジュール1〜5は、衝突を検出する衝撃検出用の荷重センサであるため通常では極めて低い。このため、この実施例では、通常においては4ビット送信モードで送信を行い、どれかのセンサモジュールが大きな衝撃荷重を検出した場合に、このセンサモジュールがセンターエアバッグECU6にそれを報知し、この報知を受信したセンターエアバッグECU6がそれに基づいて次回のフォーマットを決定し、それを各センサモジュール1〜5に報知し、次回のデータブロック送信において、このフォーマットに従って、上記大きな衝撃荷重を検出したセンサモジュールを含む4つのセンサモジュールが8ビットデータ送信モードを実行する。以下、センターエアバッグECU6とセンサモジュール1〜5との間の送信プロトコル及び上記データ送信モード(フォーマット)変更について具体的に説明する。
まず、電源電圧Vccが供給されてセンターエアバッグECU6が立ち上がると、センターエアバッグECU6は4ビット送信モードによる送信指令をシリアルバスLに出力する。この4ビット送信モードによる送信指令は、センサモジュール1〜5からセンターエアバッグECU6へのデジタルデータ送信に用いるパルス幅よりも長いパルス幅の複数ビット長のパルス信号のあるビットパターンにより指定される。
この4ビット送信モードによる送信指令を受信した各センサモジュール1〜5は、受信時点から予め定められたそれぞれ異なる遅延時間経過後に4ビットデータ送信モードの圧縮送信を行う。すなわち、4ビット長のデータを含むデジタルデータをシリアルバスLに出力する。この4ビット長のデータは、ADコンバータ8が出力する8ビットのうち上位4ビットを省略し、小さい量を表す下位3ビットと最下位の符号ビットとからなる。この4ビット送信モードによる送信は、上記したように6Vと12Vと遷移するパルス信号を出力するためトランジスタT2を用いて行われる。
センターエアバッグECU6が各センサモジュール1〜5が順番に1回のデジタルデータを出力したことを検出するとつまり一回のデータブロックが出力されたことを検出すると、センターエアバッグECU6は次の4ビット送信モードによる送信指令を出力し、以下、これを繰り返す。
次に、あるセンサモジュールの通信制御部90が大きいデータ値をADコンバータ8から受け取ったとする。通信制御部90は、トランジスタT1を用いて次回の4ビット送信モードによる送信指令において0Vと12Vを用いた通常送信により自己のデジタルデータをシリアルバスLに出力する。これにより、センターエアバッグECU6はセンサモジュール1〜5の一部又は全部が大きい値をもつことと、大きいデータ値をもつセンサモジュール1〜5のアドレスとを認識し、次回にセンサモジュール1〜5から選択した4つのセンサモジュールに8ビットデータ送信モードでの送信を、このビット送信モードによるデータブロックの受信完了後の空き時間に指令する。この8ビットデータ送信モードによる送信指令は、センサモジュール1〜5からセンターエアバッグECU6へのデジタルデータ送信に用いるパルス幅よりも長いパルス幅の複数ビット長のパルス信号のあるビットパターンにより指定される。
なお、センターエアバッグECU6は、次回の8ビットデータ送信モードにより除去されるセンサモジュールのアドレスを指定する。すべてのセンサモジュール1〜5が大きいデータ値をもつ場合には、センターエアバッグECU6は予め定められたセンサモジュールを除去するように定められることが好ましい。この指定は、上記した8ビットデータ送信モードでの送信を指定する長いパルス幅のパルス指令に続く同じく長いパルス幅のアドレス指定用パルス信号により行われる。この除去されるセンサモジュールの指定において、少なくとも大きいデータ値をもつセンサモジュールは除去しない。好適には最も小さいデータ値をもつセンサモジュールが除去される。
その他、予め定められた優先度が低いセンサモジュールを自動的に除去してもよい。この場合には、センターエアバッグECU6からセンサモジュール1〜5への除去されるべきセンサモジュールのアドレス指定は不要となる。この場合、センサモジュール1〜5のうち予め定められた最も優先度が低いセンサモジュールは、シリアルバスLから8ビットデータ送信モードを示す上記パルス信号を受信した場合に自動的に次回のデジタルデータ送信を中止する。
このようにすれば、通常時は短いビット長のデータを多数のセンサから受信し、衝突時には衝突検出センサを含むより少ないセンサから長いビット長のデータを受信することが可能となる。
(変形態様)
上記実施例では、センサモジュールが大きいデータ値をもつかどうかをセンターエアバッグECU6に送信するべく、パルス振幅が異なる2種類のパルス信号を用いた。その代わりに、センサモジュールは、少なくとも自己がデジタルデータを出力する期間中、大きいデータ値をもつ場合にトランジスタT2を常時オンするようにしてもよい。この場合、抵抗素子rの抵抗値は抵抗素子Rの抵抗値よりも非常に大きくされる。トランジスタT2のオンによりセンターエアバッグECU6の抵抗素子Rに電圧降下が生じ、この電圧降下を検出することによりセンターエアバッグECU6は大きいデータ値をもつセンサモジュールが存在することを検出することができ、次回のデータブロック送信において8ビットデータ送信モードを指令することができる。
(変形態様)
上記実施例では、すべてのセンサモジュール1〜5が小さいビット長のデータを出力する4ビットデータ送信モードと、一部が除去されたセンサモジュール1〜4が大きいビット長のデータを出力する8ビットデータ送信モードとを、データブロック毎に切り替えた。その代わりに、4ビットデータ送信モードを行うセンサモジュールと、8ビットデータ送信モードを行うセンサモジュールとを混合して送信することもできる。すなわち、この場合には一つのデータブロックは、4ビット長のデータをもつデジタルデータと、8ビット長のデータをもつデジタルデータとを混合してなされる。つまり、データブロックの一部のデジタルデータは8ビット長となり、このデータブロックの残部のデジタルデータは4ビット長となる。ただし、データブロックを構成する5つのデジタルデータのデータすべてが8ビット長となると、データブロック周期が長くなりすぎるため、少なくとも8ビットデータをもつデジタルデータは2つまでとする。この場合、どのセンサモジュールが8ビットデータを送信するかは、上記したセンターエアバッグECU6からのアドレス指令により指定することができる。センターエアバッグECU6は受信したデータ値が大きいセンサモジュール数が2以下ならそのセンサモジュールに8ビットデータ送信を指令し、2以上ならあらかじめ定められた優先度が高いセンサモジュールの8ビットデータ送信を指令するか、あるいは、一つのセンサモジュールの送信を禁止して残りのセンサモジュールの8ビットデータ送信を指令するものとする。
(変形態様)
上記した8ビットデータ送信モードの代わりにデータのビット長を10ビットとした10ビット送信モードを採用することができる。
(変形態様)
データのビット長を指定するための上記パルス振幅の変更はデジタルデータのすべてのビットに対して行う必要はなく、たとえばアドレスビットの送信中又はデータビットの送信中にだけ行うこともできる。同じく、トランジスタT2の常時オンによる大きいデータ値の存在の報知を常時行ってもよい。
(変形態様)
データのビット長を指定するためにたとえばアドレスビットの直後にデータビット長指定用の1ビットを付加することができる。このようにするとデジタルデータのビット長合計は常に1ビット長くなるが、その不利益よりもデータビット長可変による効果の方が大きく、かつ、データビット長の報知が非常に簡単となる。
次に、上記実施例1よりも回路構成をより簡素化した実施例を以下に説明する。
(全体構成)
このエアバッグ作動システムの配置は図1に示す通りであり、センサモジュール1〜5及びセンターエアバッグECU6の回路を図6に示す。図6の回路は、図2に示す実施例1の回路において、センターエアバッグECU6の送信モード指令用のトランジスタTを省略したものである。
(動作説明)
この実施例では、各センサモジュール1〜5は、シリアルバスLから他のセンサモジュールのデジタルデータを認識して、それに基づいて予め定められている自己の出力タイミングにて自己のデジタルデータをシリアルバスLに出力する。
この実施例においても、シリアルバスLに接続された各センサモジュール1〜5はデータ値が小さい場合に全体として500μs以下の時間間隔で4ビット長のデータを順番に1回づつ出力し、センサモジュール1〜5のいずれか又はすべてが大きなデータ値を出力する場合において、センサモジュール5を除くセンサモジュール1〜4もしくは、センサモジュール1〜5から選択された任意の組み合わせの4つのセンサモジュールが8ビット長のデータを合計として500μs以下の時間間隔で順番に一回ずつ出力する必要がある。もしくは、データブロック周期500μs以下の制限を守りつつ、4ビット長のデータをもつデジタルデータと、8乃至10ビット長のデータをもつデジタルデータとの組み合わせからなるデータブロックを時間順次に出力する必要がある。
この要求を満たすために、この実施例では、あるセンサモジュールが大きいデータ値を得た場合にトランジスタT1のスイッチングによるデータ送信(大パルス振幅の送信)を行い、小さいデータ値を得た場合にトランジスタT2のスイッチングによるデータ送信(小パルス振幅の送信)を行う。これにより、センターエアバッグECU6はセンターエアバッグECU6及び他のセンサモジュールはそれを認識することができる。これにより、センターエアバッグECU6は、現在受信中のデジタルデータのパルス振幅により、このデジタルデータのデータビット長を認識することができる。同時に、他のセンサモジュールの通信制御部90も、現在シリアルバスLに出力されているデジタルデータのデータビット長を認識することができるので、その終了時点を予測し、それに続いて予め定められた次の順位のセンサモジュールが自己のデジタルデータの送信を行うことができる。ただし、電源電圧が給電された直後においては、予め定められた一つのセンサモジュールが自発的に送信を行う必要がある。更に、直前にシリアルバスLに出力された4つのデジタルデータの合計時間が所定しきい値を超える場合に、予め定められた次のセンサモジュール5は送信を中止し、予め定められたセンサモジュール1は送信を開始する。
これにより、センターエアバッグECU6からの送信制御なしに各センサモジュール1〜5の通信制御部90は、シリアルバスLの状況認識によりデータブロック周期を維持しつつデータビット長の切り替えと特定センサの送信禁止とを制御することができる。
(変形態様)
その他、センサモジュール1〜5は、自己が検出した衝撃荷重が大きいことに対応する大きいデータ値をもつ場合に、それを他者に報知しないことを可能である。この場合、あるセンサモジュールxが、4ビット長のデータビットにおけるビットパターンがその範囲で最大衝撃荷重値に相当するビットパターン(通常、1,1、1,1)となったら、センターエアバッグECU6や他のセンサモジュールは、センサモジュールxが大きなデータ値をもつと判定して、次回にセンサモジュールxが必ず8ビット長のデータビットをもつデジタルデータを出力すると見なして、それに応じて上記した対応を行うことができる。
次に、データビット長は8ビットに固定しつつ、緊急時にはデータ値が小さい又は所定のセンサモジュールの送信を禁止することによりデータ送信周期を短縮する実施例を以下に説明する。
この場合には、データビット長を変更しないので、衝突が生じていない場合にはセンサモジュール1〜5がやや長いデータブロック周期で8ビットデータを送信している。
ここで衝突が生じてあるセンサモジュールから出力されるデジタルデータのデータビット値が大きなデータ値に相当するビットパターンに変化すると、センターエアバッグECU6がこの変化を認識する。これにより、センターエアバッグECU6は予め定められた一つのセンサモジュールに送信を禁止することを要請することができる。その他、各センサモジュール1〜5の通信制御部90はシリアルバスLに現れる他のセンサモジュールのデータビットのビットパターンを認識してそれが大きいデータ値に相当するかどうかを簡単に認識することができる。これにより、直前の複数のデジタルデータが大きいデータ値を持ち、かつ、自己が大きいデータ値をもたない場合には、次に送信すべきセンサモジュールxは送信を中止する。センサモジュールxの次に送信するべきセンサモジュールyは、センサモジュールxの送信中止により生じるシリアルバスLの電位変化の省略を認識すなわちデジタルデータ送信の空き時間が長いことを認識して自己の送信を行うことができる。
(変形態様)
その他、センターエアバッグECU6は、8ビットデータ送信モードで受信したすべてのセンサモジュール1〜5の各データ値に基づいて、次回のデータブロック送信において、特定のセンサモジュール又は予め決められたセンサモジュールの送信を禁止する送信指令を上記したデータブロックと次のデータブロックとの間の空き時間に送信してもよい。あるいは、特定のセンサモジュールだけの頻繁な送信を指令してもよい。
(変形態様)
上記した実施例は車両用エアバッグ作動用のセンサモジュール1〜5のシリアルバス送信の制御を説明したが、本発明はこれに限らず、各種のバス接続型センサデータ伝送方式に適用できることは明らかである。
実施例1のエアババッグ作動システムにおける衝撃検出系を示すブロック回路図である。 図1におけるセンサモジュール及びセンターエアバッグECUの内部構成を部分的に示すブロック回路図である。 8ビットデータ送信モードのフォーマットを示すデータ配置図である。 4ビットデータ送信モードのフォーマットを示すデータ配置図である。 センサモジュールが大きいデータ値をもつ場合とい小さいデータ値をもつ場合とを報知するためのパルス振幅状態を示すタイミングチャートである。 図1におけるセンサモジュール及びセンターエアバッグECUの内部構成を部分的に示すブロック回路図である。
符号の説明
L シリアルバス
R 抵抗素子
T トランジスタ
T1 トランジスタ
T2 トランジスタ
Vcc 電源電圧
r 抵抗
1〜5 センサモジュール
6 センターエアバッグECU
7 センサ部(荷重センサ)
8 ADコンバータ
9 通信部
10 センサ電源部
90 通信制御部

Claims (4)

  1. 所定の伝送帯域を有して時間順次にデジタルデータを伝送する通信チャンネルと、
    検出した車両状況に関連する状態量に対応する所定ビット長のデータビットとアドレスビットと誤り訂正ビットとからなるデジタルデータを前記通信チャンネルに所定の送信頻度で出力する多数のセンサユニットと、
    前記通信チャンネルを通じて前記各センサユニットから前記デジタルデータを受信するセントラルユニットと、
    を備える車載センサデータ伝送装置において、
    前記センサユニットは、
    車両用エアバッグ装置の作動を判断するためのデータを検出する衝撃荷重検出センサからなり、
    前記状態量は衝撃荷重であり、
    所定のビットレートの下、
    前記データビットの上位ビットの変更を伴う大出力振幅の前記衝撃荷重を検出した場合に前記データビットのビット長の増大又は前記送信頻度の増大を行い、
    前記データビットの上位ビットの変更を伴わない小出力振幅の前記衝撃荷重を検出した場合に前記データビットのビット長の低減又は前記送信頻度の延長を行うことを特徴とする車載センサデータ伝送装置。
  2. 請求項1記載の車載センサデータ伝送装置において、
    前記センサユニットは、
    自己が検出した衝撃荷重又は自己が出力するデータビットのビット長に対応する情報を含む信号を前記セントラルユニットに送信し、
    前記セントラルユニットは、
    受信した前記信号に基づいて、前記センサユニットから受信した又はこれから受信する前記デジタルデータのフォーマットを判定することを特徴とする車載センサデータ伝送装置。
  3. 請求項記載の車載センサデータ伝送装置において、
    自己が検出した衝撃荷重又は自己が出力するデータビットのビット長に対応する情報を含む信号を前記セントラルユニットに送信し、
    前記セントラルユニットは、
    受信した前記信号に基づいて、次回の送信における各センサユニットのデータビットのビット長及び送信の是非を前記各センサモジュールに指令することを特徴とする車載センサデータ伝送装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか記載の車載センサデータ伝送装置において、
    前記セントラルユニット又は前記センサユニットは、
    前記通信チャンネルのビットレートが所定しきい値を超えないという条件下で、前記通信チャンネルに送信する前記センサユニットの数と前記センサユニットのデジタルデータのビット長とを変更することを特徴とする車載センサデータ伝送装置。
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