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JP3430389B2 - 回転体の駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転体の駆動装置及び画像形成装置

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JP3430389B2
JP3430389B2 JP07484997A JP7484997A JP3430389B2 JP 3430389 B2 JP3430389 B2 JP 3430389B2 JP 07484997 A JP07484997 A JP 07484997A JP 7484997 A JP7484997 A JP 7484997A JP 3430389 B2 JP3430389 B2 JP 3430389B2
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正 三輪
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/75Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
    • G03G15/757Drive mechanisms for photosensitive medium, e.g. gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体を駆動回転
させる回転体の駆動装置、及びデジタル方式によって回
転する感光体上に像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による複写機やプリンタ等
では、回転する円筒状の感光体の表面や、ベルト状の感
光体を走行させその表面に静電潜像を形成し、形成した
静電潜像にトナーを付着させて現像し、このトナー画像
を記録紙上に転写,定着して画像を得るようにしてい
る。
【0003】ここで、画像形成装置の円筒状の感光体、
すなわち感光体ドラムや、ベルト状感光体を走行させる
駆動ローラを回転体と称することにする。
【0004】そして、一様の速度をもって回転すべき感
光体に速度の変動(回転ムラ)が生じるとスモールピッ
チバンディングの現象が生じ、出力された画像にジッタ
や画像ムラが生じる。このことは、感光体への書き込み
を半導体レーザの走査によって行わせるデジタル方式の
電子写真技術においては特に顕著に現れ、感光体の回転
の速度変動が書き込み系の副走査方向の速度変動となり
書き込みラインの間隔に微妙なずれを生じさせて画像品
質を著しく低下させる原因となる。
【0005】一様の回転速度をもって回転すべき回転体
駆動の精度向上のための技術に関しては多くの提案があ
るが、大きくは次の2つの流れがみられる。
【0006】1つは駆動系にフライホイールを組み込む
もので、従来フライホイールの着脱を容易化したもの
が、特開平7−281500号、同8−202205号
明細書に見られる。また、回転体内にフライホイールを
設けるものとして、特開平6−130872号、同6−
130874号、同7−302025号、同8−202
206号明細書などにみられる。更に、回転体の周波数
特性を検知し、加振周波数との関連で、フライホイール
の慣性モーメントを適正化するものが、特開平8−63
041号、同8−115041号、同8−220966
号明細書にみられる。
【0007】また、もう一つの大きな流れとして、回転
体駆動系の途中に弾性部材を組み込んだ歯車やタイミン
グベルト・プーリーを用いることにより、駆動伝達系の
回転方向振動を吸収するというものである。具体的に
は、特開平6−249321号、同6−294453
号、同7−325445号、同7−325446号、同
8−54047号明細書などがあげられる。
【0008】このように、従来技術の中ではフライホイ
ールの使用が回転体の駆動精度向上のための最も有効な
技術手段であったが、装置が大型化することと、回転の
立ち上がり時に大きなトルクを必要とすることが原理的
な問題がある。また、フライホイールそのものが回転の
運動エネルギーにより回転振動を低減するものであるた
め、回転体を低速度で回転する場合には、効果が認めら
れるためには回転体に比して大きな径のフライホイール
を採用する必要がある。従って、装置の大型化を避ける
ため、回転体内にフライホイールを設ける場合にも機能
的な限界を認めざるを得なかった。
【0009】近年になって回転体の駆動系の固有振動数
を求め、加振周波数との関係を考慮しながら駆動系を設
計するということと、固有振動数を中心とする回転系の
周波数応答を求め慣性量の設計により周波数特性の形状
すなわち伝達関数の形状を変化させ、このピーク位置を
変更し、駆動系を最適化するという考え方が一般化して
きた。この場合の最大の問題点は、一つの回転体駆動系
では固有振動数を低周波数領域へ移動させることを考え
ると必然的にフライホイールの径を大きくするかその重
量を大きくすることになる。これは、すなわち、基本周
波数の固有振動数fが
【0010】
【数1】
【0011】であらわされるとすると、慣性モーメント
Iを大きくすることにより、固有振動数fの値を小さく
することに相当する。
【0012】一方で、駆動系の途中に弾性部材を設ける
ことによって駆動精度の向上をはかることは、駆動系で
発生する回転方向の振動成分を弾性部材内で熱に変換
し、散逸させるものである。ここには駆動系の周波数特
性や伝達関数といった概念が入っていないので、発生す
る振動の加振周波数や駆動系の構成によりその効果が予
測できず、効果のレベルもまちまちであった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル方式の画像形成装置の開発では、性能が向上するにつ
れ、レーザによる書き込みによる1ドットラインの再現
性が厳密に求められ、駆動系に要求される精度も急速に
厳しいものになった。ここで要求される精度は、レーザ
による書き込みの副走査方向の均一性が視覚系の可視感
度との関係で保証されるレベルであり、記録密度が60
0dpiから2400dpiといった高密度記録化に伴
って、スモールピッチバンディングが人間に認識できな
い高レベルを満足する高精度の回転ムラのない回転体の
駆動が要求される。
【0014】この為、従来技術の範囲においては、回転
体の駆動の高精度化には高精度歯車や、駆動の専用化、
大型のフライホイールの採用などが一般に行われてい
る。しかしフライホイールの採用は既に述べたように重
量や装置が大きくなることは避けられない。さらに電子
写真方式のプリンターを提供する為にも、軽量、コンパ
クト、低コストで高精度な駆動を構成するという要求の
為に、歯車駆動力を弾性部材を介して感光体ドラム等の
回転体に伝達する構造等が提案されている。ところがこ
の技術においては、弾性部材のみでは、固有振動数以上
の速度ムラ低減効果は大きいが、共振領域のゲインが大
きくなり、共振領域近傍の速度ムラや、負荷変動の影響
を大きく受け、バンディングが悪化する問題があった。
【0015】本発明は、それらの問題を解決する新しい
構造により、軽量、コンパクト、低コストで、外乱等に
よる影響を受けにくく、高精度な駆動が達成することに
より、高画質の画像出力を可能とする回転体の駆動装
置、及び画像形成装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的とする回転体
の駆動装置は、少なくとも回転体と、前記回転体を駆動
する駆動源と、前記駆動源の回転駆動力を前記回転体に
伝達し、前記回転体又は前記駆動源に固定された剛体の
突起が当接する弾性的な梁部の変形挙動により前記回転
体と前記駆動源から成る駆動系の固有振動数を決定する
梁部を有した第1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の
弾性的な挙動に作用し、前記梁部によって生じる振動の
減衰特性を増加させる第2の弾性部材とから成ることを
特徴とする回転体の駆動装置(請求項1の発明)及び、
駆動歯車と、端面を有し、該端面にて前記駆動歯車と結
合する回転体と、前記駆動歯車に固定された剛体の突起
と、前記回転体の端面に固定された弾性部材で、前記突
起と当接することにより前記駆動歯車に伝達された回転
駆動力を前記回転体に伝達する梁部を有した第1の弾性
部材と、前記回転体の端面に固定され、かつ前記第1の
弾性部材の梁部と前記突起の当接で生じる前記第1の弾
性部材の弾性的な挙動に作用する第2の弾性部材とを有
することを特徴とする回転体の駆動装置(請求項2の発
明)及び、駆動歯車と、端面を有し、該端面にて前記駆
動歯車と結合する回転体と、前記回転体の端面に固定さ
れた剛体の突起と、前記駆動歯車に固定された弾性部材
で、前記突起と当接することにより前記回転体に、前記
駆動歯車に伝達された回転駆動力を伝達する梁部を有し
第1の弾性部材と、前記駆動歯車に固定され、かつ前
記第1の弾性部材の梁部と前記突起の当接で生じる前記
第1の弾性部材の弾性的な挙動に作用する第2の弾性部
材とを有することを特徴とする回転体の駆動装置(請求
項3の発明)により達成される。
【0017】上記の目的とする画像形成装置は、少なく
とも画像を担持する像担持体と、前記像担持体上へ画像
を形成する作像手段と、前記像担持体あるいは前記像担
持体を保持する回転体を駆動する駆動源と、前記駆動源
の回転駆動力を前記像担持体あるいは前記回転体に伝達
し、前記回転体又は前記駆動源に固定された剛体の突起
が当接する弾性的な梁部の変形挙動により前記像担持体
あるいは前記回転体と前記駆動源とから成る駆動系の固
有振動数を決定する梁部を有した第1の弾性部材と、前
記第1の弾性部材の弾性的な挙動に作用し、前記梁部に
よって生じる振動の減衰特性を増加させる第2の弾性部
材とを有することを特徴とする画像形成装置(請求項1
2の発明)により達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下説明する本発明の回転体の駆
動装置の従来技術との最大の相違点は次の2点である。
【0019】1 本発明は、フライホイールにより周波
数特性における伝達関数の形を変更するものとは原理的
に異なり、フライホイールを用いることなく、きわめて
簡単な構成で周波数特性のコントロールを可能にするも
のである。すなわち、これまでの技術が慣性モーメント
Iを変化させ固有振動数fを変更していた(図11
(a)参照)ものに対し、駆動系の実質的な駆動系のね
じり剛性Kを変化させ、周波数特性のコントロールを可
能にするものである。
【0020】2 本発明は、周波数特性のピーク位置の
変更により周波数特性をコントロールするだけでなく、
周波数特性の大きさすなわち伝達関数のゲインの大きさ
を自由に低減することが可能である。これは、伝達関数
のピークを平行移動するだけでなく、大きさ方向にも移
動させ伝達関数の高さを低くすることに相当する(図1
1(b)参照)。
【0021】これにより、対応する周波数領域にある回
転方向の振動の絶対値が著しく低減する効果を持つもの
である。
【0022】次に、本発明にかかる回転体の駆動装置が
適用されるカラー画像形成装置の構成とその作用を図1
2ないし図18によって説明する。
【0023】図12において10は像担持体である感光
体ドラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので
接地されて時計方向に駆動回転される。12はスコロト
ロン帯電器で、感光体ドラム10周面に対しVHの一様
な帯電をVGに電位保持されたグリッドとコロナ放電ワ
イヤによるコロナ放電によって与えられる。このスコロ
トロン帯電器12による帯電に先だって、前プリントま
での感光体の履歴をなくすために発光ダイオード等を用
いたPCL11による露光を行って感光体周面の除電を
しておく。
【0024】感光体への一様帯電ののち像露光手段13
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段13は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー131、fθレンズ等を経て反射
ミラー132により光路を曲げられ走査がなされるもの
で、感光体ドラム10の回転(副走査)によって潜像が
形成される。本実施例では文字部に対して露光を行な
い、文字部の方が低電位VLとなるような反転潜像を形
成する。
【0025】感光体ドラム10周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器14が設けられていて、先ず1色目の現像がマ
グネットを内蔵し現像剤を保持して回転する現像スリー
ブ141によって行われる。現像剤はフェライトをコア
としてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャ
リアと、ポリエステルを主材料として色に応じた顔料と
荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとか
らなるもので、現像剤は層形成手段によって現像スリー
ブ141上に100〜600μmの層厚(現像剤)に規
制されて現像域へと搬送される。
【0026】現像域における現像スリーブ141と感光
体ドラム10との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい
0.2〜1.0mmとして、この間にVACのACバイア
スとVDCのDCバイアスが重畳して印加される。VDC
H、トナーの帯電は同極性であるため、VACによって
キャリアから離脱するきっかけを与えられたトナーはV
DCより電位の高いVHの部分には付着せず、VDCより電
位の低いVL部分に付着し顕像化(反転現像)が行われ
る。
【0027】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器12による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段13によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL11による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0028】再び感光体ドラム10周面の全面に亘って
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない
部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行
われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行
う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナ
ー自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、V
DCとVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色
目と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をV
Lの潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバラン
スが崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM
Lとなる中間電位とすることもある。
【0029】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には4
色の顕像が形成される。
【0030】一方給紙カセット15より半月ローラ16
を介して搬出された記録紙Pは一旦停止し、転写のタイ
ミングの整った時点で給紙ローラ17の回転作動により
転写域へと給紙される。
【0031】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム10の周面に転写ローラ18が圧接さ
れ、給紙された記録紙Pを挟着して多色像が一括して転
写される。
【0032】次いで記録紙Pはほぼ同時に圧接状態とさ
れた分離ブラシ19によって除電され感光体ドラム10
の周面により分離して定着装置20に搬送され、熱ロー
ラ201と圧着ローラ202の加熱、加圧によってトナ
ーを溶着したのち排紙ローラ21を介して装置外部に排
出される。なお前記の転写ローラ18および分離ブラシ
19は記録紙Pの通過後感光体ドラム10の周面より退
避離間して次なるトナー像の形成に備える。
【0033】一方記録紙Pを分離した感光体ドラム10
は、クリーニング装置22のブレード221の圧接によ
り残留トナーを除去・清掃し、再びPCL11による除
電と帯電器12による帯電を受けて次なる画像形成のプ
ロセスに入る。なお前記のブレード221は感光体面の
クリーニング後直ちに移動して感光体ドラム10の周面
より退避する。
【0034】図13は前記装置を構成する各ユニットの
平面のレイアウトを示したもので、矢示Aにて示す側が
装置の前面すなわち操作側の側面に相当する。
【0035】装置の本体は直立した2枚の側面パネル1
と側面パネル2とを有していて、これ等の側面パネルの
間に前記の像露光手段13である書込みユニットと、感
光体ドラム10と、複数の現像器14を収める現像ユニ
ットとさらに定着装置20のユニットと、DC電源ユニ
ットが組み込まれ、一方側面パネル1の外側には駆動系
とプリンターコマンドを解読するフォーマッターと機械
の動作シーケンス制御用の制御基板類が収められ、また
側面パネル2の外側には現像ユニット内の各現像器14
に接続するトナーボックスが収容される。
【0036】前記の感光体ドラム10および現像ユニッ
トは装置の操作側面の近くに位置しているので、簡単な
操作によって装置の前面に引き出せる構造とすることが
可能であり、さらに本体の上部を開放出来るようにする
ことで、感光体ドラム10や現像ユニットを本体より取
り出すことなくドラム架台を引出位置まで引出すことに
よって転写位置でのジャム処理を行うことも可能であ
る。
【0037】さらに給紙部でのジャム処理は、感光体ド
ラム10や現像ユニットの下部に装填される給紙カセッ
ト15を装置外部に取出すことによって可能であり、ま
た排紙部でのジャム処理も装置の背側面を開放する構造
とすることによって実現される。
【0038】以下前記装置の画像形成部を構成する各機
材の機能,性能の特徴について説明する。
【0039】(感光体)感光体ドラム10は安定した回
転作動により周面のOPC感光体に前記のスコロトロン
帯電器12による均一な帯電作用が実現される。帯電に
際しグリッド電位が制御されて帯電電位の安定が図られ
る。感光体の仕様ならびにその帯電条件は一例として次
のように設定される。
【0040】 感 光 体: OPC φ120 線速 100mm/sec 負帯電 帯電条件: 帯電ワイヤ:白金線(クラッド又はアロイ)が好ましく用いられ る。VH−850V,VL−50V (像露光)図14(a)は像露光手段13のレイアウト
の平面と側面を、また図14(b)は前記像露光手段1
3に使用される半導体レーザユニット135の説明図で
ある。
【0041】感光体ドラム10周面のOPC感光体は帯
電器12により負帯電されたあと、像露光手段13の半
導体レーザユニット135の発光による露光を受けて静
電潜像を形成する。
【0042】前記のフォーマッタからの画像データはレ
ーザダイオード(LD)変調回路に送られて、変調され
た画像信号により半導体レーザユニット135のLDが
発光すると、そのビーム光はミラーを介しビームインデ
ックス136により各走査線の同期が図られてポリゴン
ミラー131に投射される。
【0043】ポリゴンミラー131はその多面体でビー
ム光を反射して走査し、その走査光はfθレンズ13
3、シリンドリカルレンズ134によりビーム形が補正
されたあと反射ミラー132を介して感光体を露光して
主走査を行い、静電画像を形成する。
【0044】レーザ光は光学系により600DPI相当
にビーム径が絞られる。従って高品質画像を得るために
はトナーの粒径も小さくする必要がある。本実施例では
各色とも8μmのサイズのトナーを使用している。ただ
しユーザにとって最も重要なのは黒色の文字品質であ
り、黒色トナーは小粒径トナー(7μm〜11μm)が
好適である。
【0045】像露光の光学系としては例えば次に記す構
成のものが使用される。
【0046】 (現像)図15は現像器14の構成を示したもので、前
記のトナーボックスより供給されたトナーは現像器の右
端部に落下され、相反する方向に回転する一対の撹拌ス
クリュ142によってキャリアと撹拌混合され、所定の
帯電量(Q/M)に設定される。
【0047】一方トナー濃度はL検方式により検知さ
れ、この出力周波数にもとづいてトナーの供給量を制御
して5ないし7%程度のトナー濃度値に設定制御され
る。
【0048】撹拌された二成分現像剤は供給ローラ14
3を介して現像スリーブ141に搬送され、層厚規制部
材144によって薄層とされて感光体ドラム10の現像
域に搬送され、次に記す現像条件によって静電潜像の反
転現像を行う。
【0049】 現 像 間 隙: 0.5mm ト ナ ー 搬 送 量 : 20〜30mg/cm2 現像バイアス(AC): 2KV,8KHZ (DC): −750V 現像スリーブ回転方向: 感光体ドラムに対し正転 画 像 濃 度 調 整 : 現像スリーブ回転数制御または現像バイアス制御( レーザビームにより感光体に標準票板を形成し、現 像後反射濃度を測定し画像濃度調整を行う) ト ナ ー 濃 度 制 御: L検知方式 なお図示しないが前記のトナーボックスに装填するトナ
ーボトルをそのままトナーホッパとして使用することに
よりトナーの供給装置を小型簡略化すると同時に、トナ
ーボトルを半透明の材料で成形することで残量を容易に
視認出来るようにすることも可能である。
【0050】(給紙)図16は記録紙Pの給紙部を示し
たもので、記録紙Pは給紙カセット15内に片側基準で
格納されており、従ってさばき爪151は記録紙Pの基
準面側にのみ設けられさらに半月ローラ16も片持ち構
造とされて記録紙Pの基準面側に片寄って位置されてい
る。
【0051】給紙部は、専用のモータを有しており、半
月ローラ16が矢示方向に回転して押上げ板152上に
積載した記録紙Pをさばき爪151の作用によりその最
上層の1枚のみを搬出する。
【0052】給紙カセット15より搬出された記録紙P
は搬送系路に入ってUターンし、先端が給紙ローラ17
を通過したすぐ後に図示しない給紙センサの検知によっ
てモータを一旦停止したのち、転写のタイミングが整っ
た段階で再びモータが回転を始め、感光体面に対し所定
の角度を保ってその転写域に給紙される。
【0053】一方手差しによる給紙は装置本体の前面に
位置する手差し給紙台Mを図11の一点鎖線にて示す位
置より実線にて示す位置に回動してセットして行う。
【0054】手差しされた紙はピックアップローラ15
3の回転により搬送され、前述した給紙カセット15か
らの給紙と同様のプロセスを経て転写域に給紙される。
【0055】手差し給紙の対象とする紙は通常用いられ
る16lbsないし24lbsの一般の記録紙Pの他、
36lbsの厚紙やOHP用のトランスペアレンシ等で
ある。また手差し給紙台Mを取り外し、オプションとし
て専用のフィーダを装着することで封筒の給紙も可能で
ある。
【0056】(転写)転写ローラ18は感光体ドラム1
0の周面に対する位置が可変であって、単色画像のプリ
ント時には図17に示す如く常に圧接状態に置かれる
が、カラー画像の形成中には退避して離間した位置に保
たれ転写時にのみ圧接される。一方分離ブラシ19も転
写ローラ18の位置変動にほぼ同期して感光体ドラム1
0の周面に圧接ならびに離間の作動をする。
【0057】本実施例の装置には、印加電圧が+3ない
し4KVDCで、ブレードによってローラ面をクリーニ
ングする形式の転写ローラ18が使用され、また分離ブ
ラシ19にはDCとACを重畳したバイアス電圧を印加
して使用される。
【0058】(定着)本実施例の装置の備える定着装置
20は図18に示す如く一対のローラから成るいわゆる
熱ローラ方式の定着装置であって、ヒータHを内蔵し時
計方向に駆動回転する熱ローラ201と該熱ローラ20
1に圧接して従動回転する圧着ローラ202との間に形
成されたニップ部により記録紙Pを加熱搬送してトナー
像の溶着を行う。
【0059】前記上下の各ローラは共に耐熱チューブを
被覆されていて、圧接によりニップ部が直線状に形成さ
れることにより、封筒等が搬送される際に生じ易い紙面
のシワが防止される。
【0060】前記熱ローラ201の周面温度は温度セン
サSに検知されることによって制御されて所定の温度範
囲内に保たれ、またトナーの溶着によって付着した汚れ
はクリーニングローラ203の圧接によって除去清掃さ
れる。このクリーニングローラ203はプリント枚数4
万枚程度で新規のものに交換される。また、定着ヒータ
は使用しない時間が所定時間を越えるとSLEEPモー
ドとなり、省エネ制御される。
【0061】さらにOHPに使用されるトランスペアレ
ンシを転写材として使用する場合、カラーのトナー像の
透過率を向上するべくトナー像面を平滑化して乱反射を
防止する目的から、熱ローラ201の周面のオイルパッ
ド204によりローラ表面にシリコンオイルが塗布され
る。
【0062】従って本実施例の装置は転写材の搬送速度
を100mm/sec,50mm/secおよび12.
5mm/secの3段階に切換可能とすることにより、
普通紙,封筒およびトランスペアレンシの3種の転写材
を使用出来るモードを備えて幅広い用途に対応して利用
される。
【0063】なお熱ローラ201の設定温度は、低温度
で溶融するトナーを用いることにより約180℃前後と
低温度化することが可能であり、またオイルパッド20
4にスポンジ材(多孔質PTFE被覆)を用いることに
より押圧ムラが解消されて均一なオイル塗布が実現され
る。
【0064】次に回転体である感光体ドラム10の駆動
装置の実施形態について説明する。
【0065】図1(a)には感光体ドラム10と駆動機
構30を示している。駆動機構30はパルスモータ等の
駆動用モータ31とそれに連結した歯車群32から成
り、歯車群32の最終歯車33は、感光体ドラム10と
同軸上に回転可能に設けた駆動歯車34と噛み合ってい
る。
【0066】感光体ドラム10は、円筒状のアルミニウ
ム母材からなり、ドラム間面には前記のOPC感光体が
塗布してある。感光体ドラム10の両端部に取り付けら
れたフランジ101に軸103が嵌合している。よって
一方のフランジ101の側面と前記の駆動歯車34の側
面とは所定の間隔をもって位置していて、その間に設け
られた駆動伝達部35によって前記駆動用モータ31の
駆動力は感光体ドラム10に伝達される。
【0067】図1(b)は感光体ドラム10と駆動歯車
34との部分断面図を示している。図示した実施形態で
は軸103は画像形成装置の本体に対して固定して支持
されていて、駆動歯車34は図示しないベアリング例え
ばオイルレスベアリングを介して軸103に嵌合し、同
様に感光体ドラム10に取り付けられたフランジ101
はベアリングBを介して軸103に嵌合している。なお
軸103は画像形成装置本体に対して回動可能に支持
し、感光体ドラム10を軸103に対して固定する構成
であっても差し支えない。
【0068】図2(a)は、駆動伝達部35の一実施形
態の構造を示す分解斜視図である。駆動歯車34と感光
体ドラム10のフランジ101との間で駆動伝達を行う
駆動伝達部35には、梁部351Aを有した梁状弾性体
351が駆動歯車34の端面に設けられ、梁部351A
が駆動歯車35のほぼ半径方向となる位置関係に固設さ
れていて、フランジ101の端面には棒状で剛体の駆動
連結突起352が固設されている。そして組み立てられ
た状態においては、図2(b)に示すように駆動連結突
起352は梁状弾性体351の梁部351Aのほぼ中央
位置に当接し、駆動歯車34の回転に伴って駆動連結突
起352は梁部351Aを介して矢示方向に押され、感
光体ドラム10への駆動伝達がなされる。
【0069】本実施形態の駆動伝達部35では、梁部3
51Aの駆動連結突起352の当接点とは反対側に一定
の圧縮率で変形しながら面接触する粘弾性体353が設
けられている。本発明は弾性的な変形挙動によって回転
体と駆動源から成る駆動系の固有振動数を決定する第1
の弾性部材(梁部351A)と、第1の弾性部材の弾性
的な挙動に作用し、その減衰特性を増加させる第2の弾
性部材(粘弾性体353)とを駆動伝達部に有するもの
で、以下これに関して詳しく説明する。
【0070】本実施形態の梁状弾性体351はポリアセ
タール(POM)を材料とする樹脂成型部材であって、
例えば3本のネジによって駆動歯車34に強固に固定さ
れている。梁部351Aは、厚さ1.8mm、長さ35
mmの両端固定の両持梁であって、これにより固有振動
数が決定する。梁状弾性体351の材料としては、上記
以外にABS樹脂(ABS)、SUS合金、亜鉛メッキ
綱板(SECC−C−20/20)、アルミ合金等弾性
特性を有した工業用樹脂材や金属材を選択的に用いるこ
とができる。また実施形態においては両持梁の形態をな
しているが図2(c)に示すような片持梁の形態をなし
ていても差し支えない。
【0071】本実施形態の粘弾性体353には、クロロ
プレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPD
M)、シリコンゲル、オイル含浸多孔質ゴム、ブチルゴ
ム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂に高い振動吸
収性能を付加した高機能材料が用いられる。該粘弾性体
353はJISゴム硬度が20度ないし100度、好ま
しくは40度ないし80度の間にある弾性体で、弾性体
内での内部摩擦の大きさを表す力学的損失係数tanδ
が0.3以上、好ましくは0.5以上の粘弾性体が用い
られる。こような特性を有した粘弾性体353は図2
(b)に示すように圧縮率1%から15%の予め圧縮さ
れた状態で、梁部351Aの駆動連結突起352の当接
点とは反対側に一定面積で面接触している。
【0072】かかる構成によって、粘弾性体353は極
めて効果的に減衰係数を支配的に自在にコントロールす
ることができる。なお本実施形態においては図2(b)
に示すように粘弾性体353は、梁部351Aの駆動連
結突起352と当接する側と反対側で当接しているが、
図3(a)に示すように粘弾性体353は梁部351A
の駆動連結突起352と当接する側と同じ側で当接する
ような構成であってもよい。更にまた図3(b)に示す
ように粘弾性体353は梁部351Aの駆動連結突起3
52と当接する側の側面で当接するような構成であって
もよい。粘弾性体353の梁部351Aと当接する位置
は1ヶ所に限定されるものではなく、例えば図3(c)
で示すように粘弾性体353の梁部351Aとの当接位
置は駆動連結突起352と当接する側と同じ側と反対側
との両方に当接する構成であってもよい。
【0073】粘弾性体353は1%から15%の間の予
め圧縮された状態で梁部351Aに当接するが、図3
(d)に示すように梁状弾性体351とは別体に梁部3
51Aとの間隔を微調可能とする押圧部材354を設
け、その間に挿入された粘弾性体353の最適とする圧
縮率を求めてセットする構成であってもよい。
【0074】本発明者らは慣性モーメント27000g
cm2の感光体ドラム10について、ゴム硬度61度の
CRゴムを材料とする粘弾性体353を用い、圧縮率1
0%をもって梁部351Aの裏面側に当接するよう構成
し、固有振動数が25Hzの梁部351Aに対して粘弾
性体353を当接することにより固有振動数を、15H
zとし、伝達係数のゲインの低減を可能とした。
【0075】図4〜図9はその間の状況を示すデータで
ある。
【0076】図4は粘弾性体353を除去し、梁部35
1Aの梁の部分を加振して、その梁の加速度応答を測定
したデータで、(a)は横軸に時間軸、(b)は横軸に
周波数をとったデータである。
【0077】図5は梁部351Aに粘弾性体353を取
り付け梁部351Aの梁の部分を加振した場合のデータ
で、(a)は横軸に時間軸、(b)は横軸に周波数をと
ったデータである。図4と図5とを比較すると、粘弾性
体353を取り付けることによって周波数領域データで
は固有振動数のゲインが低下し、時間軸領域データから
は振動がすばやく減衰し、振動特性が向上しているのが
認められる。
【0078】これを実際に画像形成装置の駆動伝達部3
5に適用し、感光体ドラム10の速度ムラをレーザドッ
プラで測定したデータが図6〜図9である。図6は粘弾
性体353を除去したときのデータである。実際の駆動
系では感光体ドラム10に対しての負荷変動要因が様々
あり、速度ムラに悪影響を及ぼしている。そのため図6
の梁部351Aのみの場合は、負荷変動の影響を受け、
ねじりの固有振動数(約25Hz)近傍でゲインが大き
くなり、時間軸領域データのp−p値も大きくなってい
る。
【0079】図7は梁部351Aに粘弾性体353を取
り付けた場合のデータである。図6のデータと比較する
と、粘弾性体353を取り付けた場合は、負荷変動があ
るにも関わらず、周波数領域の共振のゲインも低く抑え
られ、時間軸領域データのp−p値は安定して小さく、
駆動精度が向上しているのがわかる。図8に示したデー
タは、図7の条件に加えて、感光体ドラム10の慣性モ
ーメントを更に12000gcm2増加した場合のデー
タであるが、図7のデータと比較して更に速度ムラが向
上していることが認められる。
【0080】図9に示したのは、図8におけるCRゴム
を用いた粘弾性体353に代えて損失係数tanδが
1.9の熱可塑性エラストマー〔メーカー(東ソー)E
D1920N〕の粘弾性体353を用いたときのデータ
である。損失係数がCRゴムに対してかなり大きな粘弾
性体を用いたことによって、25Hz近くのゲインが更
に低下し、速度ムラにおいて向上していることが認めら
れる。
【0081】以上説明した実施形態の駆動伝達部35
は、駆動歯車34の端面に梁状弾性体351を固設し、
またフランジ101の端面には駆動連結突起352を固
設し、梁状弾性体351の梁部351Aと駆動連結突起
352とを当接させ、駆動歯車34の駆動回転を梁部3
51Aを介して駆動連結突起352に伝達する構成(図
2参照)であったが、これとは全く逆の構成とすること
によっても全く同一の効果を得ることができる。図10
はこの実施形態の駆動伝達部35′の構造を示したもの
で、図10(a)の分解斜視図で示すように、梁部35
1A′を有した梁状弾性体351′はフランジ101′
の端面に設けられ、梁部351A′がフランジ101′
のほぼ半径方向となる位置関係に固設されている。そし
て梁部351A′には粘弾性体353′が当接した形で
設けられている。また駆動歯車34′の端面には棒状で
剛体の駆動連結突起352′が固設されていて、組立ら
れた状態では図10(b)に示すように駆動連結突起3
52′は梁部351A′のほぼ中央位置に当接し、駆動
歯車34′の回転に伴って駆動連結突起352′は梁部
351A′を矢示方向に押して感光体ドラム10への駆
動伝達が行われる。
【0082】更に、以上説明した回転体の駆動装置では
回転体自身が感光体ドラム10であったが、感光体ドラ
ム10が回転体でなくともよく、図19に示すように、
ベルト状の感光体110を有し、この感光体110を駆
動する駆動ローラ111を本発明の回転体とした画像出
力装置でもよい。この場合においても、上述した実施形
態の駆動装置を駆動ローラ111に用いることにより駆
動ローラ111を速度変動なく回転させることができ、
従って感光体110を一定の速度で移送できるので、出
力する画像品質を著しく向上させることができる。
【0083】更にまた本発明の回転体の駆動装置は、例
えばドラム状の回転体に感光フィルムを巻き付け、回転
体を一様速度で回転させながら、ポリゴンミラー等によ
って走査を行うレーザ光で感光フィルム上に画像記録を
行う記録装置に適用しても優れた効果を得ることができ
る。
【0084】本発明によるときは、第1の弾性部材(梁
部)によって回転体のねじりの固有振動数を支配的に第
2の弾性部材(粘弾性体)で減衰係数を支配的に自在に
コントロールすることが出来、設計の自由度が格段に向
上する。回転体駆動系の固有振動数と減衰係数を自由に
設定できるということは、具体的な効果として、固有振
動数よりも高周波の領域においては、伝達関数のゲイン
が本来低下する領域にあることにより、速度ムラが低減
し、また、減衰部材の効果で、伝達関数のゲインそのも
のが低減するという効果により、固有振動数近傍の共振
レベルが低くなるという効果として現れ、全体として回
転体駆動に関わる速度ムラが効率よく低減し、回転体駆
動精度が著しく向上するという効果を得ることができ
る。
【0085】この結果、共振領域近傍の速度ムラ、画像
形成装置にあっては現像駆動部からの振動、或いはブレ
ード、転写ローラ等の負荷変動等の外乱に対して強い、
安定した駆動系が得られる。
【0086】
【発明の効果】本発明により、負荷変動や、駆動系の速
度ムラによる影響を極小さく出来るため、回転体や画像
を形成する感光体ドラムにあっては常に高精度かつ安定
した回転が得られる。
【0087】その結果、画像形成装置にあっては、感光
体の速度ムラに起因する主要な画像トラブルであるスモ
ールピッチ・バンディングを著しく低減させ、これを人
間に認識できないレベルとし、高画質の画像を安定して
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる回転体駆動機構を示す斜視図及
び断面図。
【図2】本発明にかかる駆動伝達部の一実施例を示す説
明図。
【図3】駆動伝達部における粘弾性体の設置例を示す説
明図。
【図4】梁部のみによる加速度応答の測定データ。
【図5】梁部に粘弾性体を付加したときの加速度応答の
測定データ。
【図6】梁部のみによる感光体ドラムの速度ムラデー
タ。
【図7】梁部に粘弾性体を付加したときの感光体ドラム
の速度ムラデータ。
【図8】粘弾性体に加えて慣性モーメントを付加したと
きの感光体ドラムの速度ムラデータ。
【図9】図8における条件で粘弾性体を交換したときの
感光体ドラムの速度ムラデータ。
【図10】本発明にかかる駆動伝達部の他の実施形態を
示す説明図。
【図11】周波数特性のコントロールに関する説明図。
【図12】本発明の一実施形態を示す画像形成装置の断
面構成図。
【図13】前記装置内における各基材のレイアウトを示
す説明図。
【図14】像露光手段の光学系を示す説明図。
【図15】現像器の断面構成図。
【図16】給紙部の要部図。
【図17】転写部の要部図。
【図18】定着装置の要部図。
【図19】ベルト状の感光体を有する画像形成装置の断
面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 101 フランジ 103 軸 30 駆動機構 31 駆動用モータ 34 駆動歯車 35 駆動伝達部 351 梁状弾性体 351A 梁部 352 駆動連結突起 353 粘弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−210030(JP,A) 特開 平1−116661(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 21/00 350 - 352 F16D 3/12

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも回転体と、 前記回転体を駆動する駆動源と、 前記駆動源の回転駆動力を前記回転体に伝達し、前記回転体又は前記駆動源に固定された剛体の突起が当
    接する 弾性的な梁部の変形挙動により前記回転体と前記
    駆動源から成る駆動系の固有振動数を決定する梁部を有
    した第1の弾性部材と、 前記第1の弾性部材の弾性的な挙動に作用し、前記梁部
    によって生じる振動の減衰特性を増加させる第2の弾性
    部材とから成ることを特徴とする回転体の駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動歯車と、 端面を有し、該端面にて前記駆動歯車と結合する回転体
    と、 前記駆動歯車に固定された剛体の突起と、 前記回転体の端面に固定された弾性部材で、前記突起と
    当接することにより前記駆動歯車に伝達された回転駆動
    力を前記回転体に伝達する梁部を有した第1の弾性部材
    と、 前記回転体の端面に固定され、かつ前記第1の弾性部材
    の梁部と前記突起の当接で生じる前記第1の弾性部材の
    弾性的な挙動に作用する第2の弾性部材とを有すること
    を特徴とする回転体の駆動装置。
  3. 【請求項3】 駆動歯車と、 端面を有し、該端面にて前記駆動歯車と結合する回転体
    と、 前記回転体の端面に固定された剛体の突起と、 前記駆動歯車に固定された弾性部材で、前記突起と当接
    することにより前記回転体に、前記駆動歯車に伝達され
    た回転駆動力を伝達する梁部を有した第1の弾性部材
    と、 前記駆動歯車に固定され、かつ前記第1の弾性部材の梁
    と前記突起の当接で生じる前記第1の弾性部材の弾性
    的な挙動に作用する第2の弾性部材とを有することを特
    徴とする回転体の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    記梁部にて当接し、 前記第2の弾性部材は、前記梁部の前記突起と当接する
    側とは反対側で当接する事を特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項記載の回転体の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    記梁部にて当接し、 前記第2の弾性部材は、前記梁部の前記突起と当接する
    側の側面で当接する事を特徴とする請求項1〜3の何れ
    か1項記載の回転体の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    記梁部にて当接し、 前記第2の弾性部材は、前記梁部の前記突起と当接する
    側と同じ側で当接する事を特徴とする請求項1〜3の何
    れか1項記載の回転体の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の弾性部材はPOM、ABS樹
    脂、SUS合金、SECC、アルミ合金の何れか1種の
    弾性材料から主として構成されたことを特徴とする請求
    項1〜3の何れか1項記載の回転体の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の弾性部材は、JISゴム硬度
    が20度ないし100度の間にあることを特徴とする請
    求項1〜3の何れか1項記載の回転体の駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の弾性部材は、損失係数tan
    δが0.3以上であることを特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項記載の回転体の駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の弾性部材は、EPDM、シ
    リコンゲル、オイル含浸多硬質ゴム、ブチルゴム、熱可
    塑性エラストマー、熱可塑性樹脂の何れか1種の粘弾性
    部材から構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何
    れか1項記載の回転体の駆動装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の弾性部材は、圧縮率が1%
    から15%の予め圧縮された状態で前記第1の弾性部材
    の梁部と当接していることを特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項記載の回転体の駆動装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも画像を担持する像担持体
    と、 前記像担持体上へ画像を形成する作像手段と、 前記像担持体あるいは前記像担持体を保持する回転体を
    駆動する駆動源と、 前記駆動源の回転駆動力を前記像担持体あるいは前記回
    転体に伝達し、前記回転体又は前記駆動源に固定された
    剛体の突起が当接する弾性的な梁部の変形挙動により前
    記像担持体あるいは前記回転体と前記駆動源とから成る
    駆動系の固有振動数を決定する梁部を有した第1の弾性
    部材と、 前記第1の弾性部材の弾性的な挙動に作用し、前記梁部
    によって生じる振動の減衰特性を増加させる第2の弾性
    部材とを有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    前記梁部にて当接し、前記第2の弾性部材は、前記梁部
    の前記突起と当接する側とは反対側で当接する事を特徴
    とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    前記梁部にて当接し、前記第2の弾性部材は、前記梁部
    の前記突起と当接する側の側面で当接する事を特徴とす
    る請求項12記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の弾性部材は、前記突起とは
    前記梁部にて当接し、前記第2の弾性部材は、前記梁部
    の前記突起と当接する側と同じ側で当接する事を特徴と
    する請求項12記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の弾性部材はPOM、ABS
    樹脂、SUS合金、SECC、アルミ合金の何れか1種
    の弾性材料から主として構成されたことを特徴とする請
    求項12記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記第2の弾性部材は、JISゴム硬
    度が20度ないし100度の間にあることを特徴とする
    請求項12記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の弾性部材は、損失係数ta
    nδが0.3以上であることを特徴とする請求項12記
    載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の弾性部材は、EPDM、シ
    リコンゲル、オイル含浸硬質ゴム、ブチルゴム、熱可塑
    性エラストマー、熱可塑性樹脂の何れか1種の粘弾性材
    料から構成されたことを特徴する請求項12記載の画像
    形成装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の弾性部材は、圧縮率が1%
    から15%の予め圧縮された状態で前記第1の弾性部材
    の梁部と当接していることを特徴とする請求項12記載
    の画像形成装置。
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