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JP3391034B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JP3391034B2
JP3391034B2 JP31186092A JP31186092A JP3391034B2 JP 3391034 B2 JP3391034 B2 JP 3391034B2 JP 31186092 A JP31186092 A JP 31186092A JP 31186092 A JP31186092 A JP 31186092A JP 3391034 B2 JP3391034 B2 JP 3391034B2
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晃 小森
久美子 深草
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ジシクロペンタジエン
含有ウレタンアクリレート系樹脂組成物で、耐寒性、脆
化性、強空乾性に優れたものである。 【0002】 【従来技術】ジシクロペンタジエンを使用した不飽和ポ
リエステルは乾燥性、耐熱性、接着性等、優れた性能を
有するためFRP、非FRP用として広く使用されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジシク
ロペンタジエンマレイン酸及び/またはジシクロペンタ
ジエンフマル酸を末端に有する不飽和ポリエステルは脆
い欠点があり強度面や耐寒性に問題がある。一方、ウレ
タンアクリレート樹脂はアクリルの嫌気性の問題から硬
化物表面のベトツキ、いわゆる空乾性が充分でない。 【0004】本発明者らは、こうした課題を解決するた
め鋭意研究を行った結果、ジシクロペンタジエンマレイ
ン酸及び/またはジシクロペンタジエンフマル酸を使用
してウレタンアクリレート化することによりウレタンア
クリレートの欠点である嫌気性のない硬化性に優れた樹
脂を得た。またジシクロペンタジエンマレイン酸及び/
またはジシクロペンタジエンフマル酸を使用した樹脂の
欠点である脆さをウレタンアクリレート化することで改
善しうることで本発明を完成するに至った。 【0005】即ち、本発明は、モノジシクロペンタジエ
ンマレイン酸及び/またはモノジシクロペンタジエンフ
マル酸(a)と少なくとも2個以上の水酸基を有するア
ルコール(b)とをエステル化反応して得られる水酸基
含有化合物(c)に、さらに、イソシアネート基が化合
物(c)の水酸基より過剰となるようポリイソシアネー
トを添加して反応してイソシアネート基含有化合物を得
て、次いで、このイソシアネート基含有化合物に水酸基
含有アクリル化合物を反応して得られた分子中にジシク
ロペンタジエンマレイン酸基またはジシクロペンタジエ
ンフマル酸基と(メタ)アクリロイル基とを有するウレ
タン化合物(A)と重合性単量体(B)とからなることを特徴
とする樹脂組成物に関するものである。 【0006】(構成) 本発明ウレタンアクリレート(A)は、通常ジシクロペ
ンタジエンマレイン酸基またはジシクロペンタジエンフ
マル酸基と少なくとも2個以上の水酸基を有するアルコ
ール(多価アルコール)とを水酸基が残存するモル比で
エステル化反応せしめ、次に生成した水酸基含有化合物
とポリイソシアネートとをイソシアネート基が水酸基よ
りも過剰となるように反応した後、ヒドロキシ含有(メ
タ)アクリル化合物とを反応させて得るものである 【0007】モノジシクロペンタジエンマレイン酸また
はモノジシクロペンタジエンフマル酸(a)は、分子中
にジシクロペンタジエンおよびカルボキシル基を有する
ものであり、通常マレイン酸またはフマル酸1モルに対
してジシクロペンタジエン約1モルの割合で125〜1
35℃で合成するもので、好ましくはその酸価が210
〜230のものである。 【0008】また上記多価アルコールとしては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、1,3ーブタンジオー
ル、1,4ーブタンジオール、1,6ーヘキサンジオー
ル、分子量3000迄のポリオキシプロピレンジオール
(以下PPGと略す)、ポリテトラメチレングリコール
エーテル(以下PTMG)、ポリオキシエチレンジオー
ル等が挙げられる。さらにグリセリン、ペンタエリスリ
トール、トリメチロールプロパン、及びそれらにエチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド等の付加による3
個以上の水酸基を有するポリエーテルグリコールも使用
できる。 【0009】ポリイソシアネート(b)としては、2
4−トリレンジイソシアネートと及びその異性体または
異性体の混合物(以下TDIと略す)、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシア
ネート、ナフタリンジイソシアネート、トリフェニルメ
タントリトソシアネート、バーノックDー750、クリ
スボンNX(大日本インキ化学工業(株)製品)、デス
モジュールL(住友バイエル社製品)、コロネートL
(日本ポリウレタン社製品)、ヌケネートD102(武
田薬品社製品)等、単独または組み合わせて使用する事
が出来るが、特にTDIが好ましく用いられる。 【0010】水酸基含有アクリル化合物(c)として
は、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルが好まし
く、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート等の様な水酸基
を2つ有するアルコールのモノ(メタ)アクリレート
類、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸のジ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート等の様な3つ以上の水酸基を有するア
ルコールの部分(メタ)アクリレート類が挙げられる。 【0011】本発明で使用されるウレタンアクリレート
の製造方法は、先ずジシクロペンタジエンマレイン酸及
び/またはジシクロペンタジエンフマル酸のカルボキシ
ル基に対して多価アルコールの水酸基が過剰となるよう
に反応し、例えば 2価アルコールではCOOH/OH=1/2 3価アルコールはCOOH/OH=1〜2/3 4価アルコールはCOOH/OH=1〜3/4 とOH過剰でエステル化反応を行う。 【0012】次に、エステル化物のOH基に対してポリ
イソシアネートのイソシアネート基(NCO基)が過
剰、好ましくは倍量でポリイソシアネートを反応して末
端NCO基含有化合物を得た後、それに水酸基含有アク
リル化合物を反応させ、末端に(メタ)アクリロイル基
を導入せしめる。得られるウレタンアクリレートとして
は、分子中にジシクロペンタジエンマレイン酸基または
ジシクロペンタジエンフマル酸基と(メタ)アクリロイ
ル基とを好ましくはそれぞれ少なくとも1個有し、より
好ましくそれぞれ1個有するものである。かかるウレタ
ンアクリレートを重合性単量体に溶解して組成物を得
る。 【0013】本発明で使用される重合性不飽和単量体
(B)としては、例えばスチレン、ビニルトルエン、メチ
ルスチレン、パラメチルスチレン、クロルスチレン、ジ
クロルスチレン、ビニルナフタレン、エチルビニルエー
テル、メチルビニール、ケトンメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、グリシジルメタアクリレ
ート等のビニル化合物及びジアリルフタレート、ジアリ
ルフマレート、ジアリルサクシネート、トリアリルシア
ヌレート等のアリル化合物などアクリルウレタンと架橋
可能なビニル単量体或はビニルオリゴマー等が挙げられ
単独或は併用して用いられるが、一般的には、スチレン
単量体が使用される。 【0014】本発明の樹脂組成物は、通常ウレタンアク
リレート20〜90重量部と重合性単量体を80〜10
重量部とを溶解したものである。 【0015】本発明の樹脂組成物には、重合禁止剤を添
加するのが好ましく、重合禁止剤としてはトリハイドロ
キノン、ハイドロキノン、1,4ナフトキノン、パラベ
ンゾキノン、トルハイドロノン、p−tert−ブチル
カテコール、2、6ーtertーブチルー4ーメチルフ
ェノール等が挙げられる。また、それは40〜1000
ppm添加し得るものである。 【0016】本発明の樹脂組成物は、通常硬化剤を添加
して硬化する。添加し得る硬化剤とは、紫外線硬化剤、
電子線硬化剤、光硬化剤、熱硬化剤から選択される1種
類以上のものである。 【0017】紫外線硬化剤としては、光増感性物質が使
用され、その具体的なものとしては、ベンゾインアルキ
ルエーテルのようなベンゾインエーテル系、ベンゾフェ
ノン、ベンジル、メチルオルソベンゾイルベンゾエート
などのベンゾフェノン系、ベンジルジメチルケタール、
2,2ージエトキシアセトフェノン、2ーヒドロキシー
2ーメチルプロピオフェノン、4ーイソプロピルー2ー
ヒドロキシー2ーメチルプロピオフェノン、1,1ージ
クロロアセトフェノンなどのアセトフェノン系、2ーク
ロロチオキサントン、2ーメチルチオキサントン、2ー
イソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン系な
どが挙げられる。この使用量は、樹脂組成物100重量
部に対して通常0.1から10重量部、好ましくは1か
ら5重量部とするのがよい。 【0018】電子線硬化剤とは、ハロゲン化アルキルベ
ンゼン、ジサルファイド系化合物等が挙げられる。 【0019】光硬化剤とは、ヒドロキシアルキルフェノ
ン系化合物、アルキルチオキサントン系化合物、スルホ
ニウム塩系化合物が挙げられる。 【0020】熱硬化剤とは、有機過酸化物が挙げられ、
具体的にはジアシルパーオキサイド系、パーオキシエス
テル系、ハイドロパーオキサイド系、ジアルキルパーオ
キサイド系、ケトンパーオキサイド系、パーオキシケタ
ール系、アルキルパーエステル系、パーカーボネート系
等の公知の物が使用され、混練条件、養生温度等で適宜
選択される。 【0021】また、本発明の組成物に硬化促進剤として
ナフテン酸コバルト、オクテン酸コバルトなどの有機金
属塩を併用することが出来る。 【0022】さらに、本発明の樹脂組成物には、他の慣
用の不飽和ポリエステル樹脂、ビニルウレタン樹脂、ビ
ニルエステルウレタン樹脂、ポリイソシアネート、ポリ
エポキシド、アクリル樹脂類、アルキッド樹脂類、尿素
樹脂類、メラニン樹脂類、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル
系共重合体、ポリジエン系エラストマー、飽和ポリエス
テル類、飽和ポリエーテル類やニトロセルローズ、セル
ローズアセテートブチレートなどのセルローズ誘導体や
アマニ油、桐油、大豆油、ヒマシ油、エポキシ化油等の
油脂類ごとき天然および合成高分子を添加できる。 【0023】さらに本発明の組成物には、ガラス繊維、
炭素繊維、有機繊維、金属繊維等を補強剤として10〜
70重量%併用しFRPとすることができる。また炭酸
カルシウム、タルク、マイカ、クレー、シリカパウダ
ー、コロイダルシリカ、アスベスト粉、硫酸バリウム、
水酸化アルミニウム、ガラス粉、ガラスビーズ、砕砂等
の充填剤を配合してパテ、シーリング剤や被覆材として
使用することができる。また布、クラフト紙等への含浸
補強する材料としても有効である。さらにステアリン酸
亜鉛、チタン白、亜鉛華、その他各種顔料を添加するこ
ともできる。 【0024】本発明の樹脂組成物は、FRP、パテ、注
形品や被覆用途、例えばゲルコートライニング材等とし
てもちいられる。そうした場合、必要によりさらに、安
定剤、難燃剤等の添加剤を入れても良い。 【0025】 【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。また文章中「部」とあるのは、重量部を示すも
のである。 【0026】実施例1 温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を
備えた1リットルの四つ口フラスコにジシクロペンタジ
エンマレイン酸95部、三井ポリオールジオール700
(三井東圧社製)273部を仕込み窒素雰囲気下で20
0℃迄昇温しエステル化反応を行う。酸価3以下になる
と30℃迄冷却し、水分が0.05重量%以下であるこ
とを確認し、トリレンジイソシアネート(TDI)62
gを加え発熱を抑制しながら80℃で5時間反応した。
NCO当量が理論値の1119となり安定したので40
℃迄冷却し、2ーヒドロキシメタアクリレートを73部
加え、空気雰囲気下80℃で8時間反応した。NCO%
が0.1重量%以下となったのでハイドロキノン0.0
75部とターシャルブチルカテコール0.025部を加
え、更にスチレンモノマーを215部加えて不揮発分7
0重量%、ガードナー粘度U、ガードナーカラー6のジ
シクロペンタジエン変性ウレタンアクリレート樹脂組成
物を得た。得られた樹脂組成物について下記の物性を調
べて表1に示した。 【0027】[表面の粘着性]樹脂組成物100部に対
しナフテン酸コバルト(6重量%金属含有)0.2部を
加え約1分間攪拌し、メチルエチルケトンパーオキサイ
ド2部を添加し攪拌後25℃でガラス板に厚さ2mmで
塗布した。ゲル後50℃のオーブンにいれ、30分後に
表面の粘着性を比較した。その評価は、「◎:指触によ
り表面のベトツキなし、 ×:指触により表面のベトツ
キあり」で行った。 【0028】[ー20℃曲げ吸収エネルギー値]樹脂組
成物100部に対しナフテン酸コバルト(6重量%金属
含有)0.2部加え約1分間攪拌し、メチルエチルケト
ンパーオキサイド2部を加え攪拌後脱泡し、3mm厚の
注型板を作成した。室温で24時間放置後120℃2時
間のアフターキュアーを行い曲げテストピースを作成し
た。 【0029】実施例2 実施例1と全く同一の反応装置にジシクロペンタジエン
マレイン酸235部、ジエチレングライコール103g
を仕込み窒素雰囲気下、205℃でエステル化反応を行
い5時間後に酸価4となったので30℃まで冷却し、水
分を測定したところ0.02重量%であったのでTDI
を153部加え発熱に注意しながら90℃で4時間ホー
ルドした。NCO当量が理論値とほぼ同じ512となっ
たので50℃迄冷却し、窒素雰囲気下で2ーヒドロキシ
エチルメタクリレート175部を85℃を保持しながら
滴下した。4時間後NCO%が0.1重量%以下となっ
たのでハイドロキノン0.09部、ターシャルブチルカ
テコール0.03部添加し、更にスチレンモノマーを2
85部を添加し、不揮発分70重量%、ガードナー粘度
V、ガードナーカラー7のジシクロペンタジエン変性ウ
レタンアクリレート樹脂組成物を得た。得られた樹脂組
成物について実施例1と同様に物性を調べて表1に示し
た。 【0030】比較例1 実施例1においてジシクロペンタジエンマレイン酸を添
加せずに次のようにしてウレタンアクリレート組成物を
合成した。得られた樹脂組成物について実施例1と同様
に物性を調べて表1に示した。 【0031】三井ポリオールジオール700(三井東圧
製)を283部、TDIを144部を仕込み窒素雰囲気
中で反応温度を80℃に保持し、5時間後理論NCO当
量516を確認した。30℃迄冷却し、2ーヒドロキシ
エチルメタアクリレートを109部を仕込み窒素雰囲気
中で80℃で4時間反応し、NCO%が0.1重量%以
下になったのでハイドロキノン0.08部、ターシャル
ブチルカテコール0.026部を加えスチレンモノマー
230部を添加した。不揮発分70重量%、ガードナー
粘度R、ガードナーカラー1のウレタンアクリレート樹
脂組成物を得た。 【0032】比較例2 実施例2においてジシクロペンタジエンマレイン酸を添
加せずに次のようにしてウレタンアクリレート樹脂組成
物を合成した。得られた樹脂組成物について実施例1と
同様に物性を調べて表1に示した。 【0033】ジエチレングライコール108部、TDI
348部を仕込み窒素雰囲気中、80℃でNCO当量2
80.2迄反応した。30℃迄冷却後2ーヒドロキシエ
チルメタアクリレートを260部仕込み窒素雰囲気中8
0℃にてNCO%が0.1以下迄反応した。ハイドロキ
ノン0.1部、ターシャルブチルカテコール0.02部
添加し、スチレンモノマー300部に溶解した。不揮発
分70重量%、ガードナー粘度L、ガードナーカラー3
のウレタンアクリレート樹脂組成物を得た。 【0034】比較例3 ウレタンアクリレート化しないジシクロペンタジエンマ
レイン酸からなる不飽和ポリエステル樹脂組成物を次の
ようにして合成した。得られた樹脂組成物について実施
例1と同様に物性を調べて表1に示した。 【0035】ジシクロペンタジエンマレイン酸496
部、ジエチレングリコール106部を仕込み窒素雰囲気
中200℃迄昇温した。エステル化反応を行い、生成す
る樹脂が粘度R、酸化13迄になったところ(スチレン
モノマー30重量%カットで測定)で、ハイドロキノン
0.09部、ターシャルブチルカテコール0.02部添
加し、250部のスチレンモノマーに溶解した。 【0036】 【表1】【0037】これからわかるように、本発明の樹脂組成
物は表面乾燥性に優れかつ耐寒性、低温脆化性に優れて
いる。 【0038】 【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、空気乾燥性及び
耐寒性と低温脆化性に優れた性能を有し、FRP用や被
覆用として優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−165416(JP,A) 特開 昭56−157421(JP,A) 特開 昭60−135416(JP,A) 特開 昭61−185522(JP,A) 特開 平6−80756(JP,A) 特開 平2−228316(JP,A) 特開 昭55−80424(JP,A) 特開 昭55−16006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 290/00 - 290/14 C08F 299/00 - 299/08 C08G 18/67

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 モノジシクロペンタジエンマレイン酸及
    び/またはモノジシクロペンタジエンフマル酸(a)と
    少なくとも2個以上の水酸基を有するアルコール(b)
    とをエステル化反応して得られる水酸基含有化合物
    (c)に、さらに、イソシアネート基が化合物(c)の
    水酸基より過剰となるようポリイソシアネートを添加し
    て反応してイソシアネート基含有化合物を得て、次い
    で、このイソシアネート基含有化合物に水酸基含有アク
    リル化合物を反応して得られた分子中にジシクロペンタ
    ジエンマレイン酸基またはジシクロペンタジエンフマル
    酸基と(メタ)アクリロイル基とを有するウレタン化合
    (A)と重合性単量体(B)とからなることを特徴とする樹
    脂組成物。
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