JP3384256B2 - グロメットおよび該グロメットの製造方法 - Google Patents
グロメットおよび該グロメットの製造方法Info
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
ットに関し、詳しくは、エンジンルームと室内側とを仕
切る車体パネル等に貫通して配索するワイヤハーネスに
取り付けられ、車体パネルとの間に介在させて防水、防
塵等を図るものにおいて、特に、遮音性能を向上させる
ようにしたものである。
ンジンルールXと室内Yとを仕切る車体パネル4に貫通
させてワイヤハーネスW/Hを配索させる場合、ワイヤ
ハーネスW/Hにグロメット3を取り付けてシールし、
室内Yへの防水および防塵対策を行っている。
に、ゴムあるいはエラストマーにより、ワイヤハーネス
の外周面に密着させる小径円筒状の縮径部1と、該縮径
部1の一端より円錐筒形状に拡がる拡径部2とを一体に
成形した構成からなる。このグロメットGに対して、電
線群wをテープT1で集束したワイヤハーネスW/Hを
貫通させ、縮径部1の外周面よりテープT2で強く巻き
付けて取り付けている。このようにグロメット3を取り
付けたワイヤハーネスW/Hは自動車への配索時に、車
体パネル4の貫通孔4aにグロメット3を通し、拡径部
2の外周面に設けた係止凹部2aを貫通孔4aに係止し
て取り付けている。
/Hに取り付けたグロメット3を車体パネル貫通孔4a
に取り付ける時、室内側から通す場合あるいはエンジン
ルームより通す場合のいずれの場合も、拡径部2を撓ま
せて貫通孔4aに通す必要があるため、その拡径部2の
傾斜部2bは薄肉とされている。
なる入射音(図中実線矢印で示す)が、薄肉の拡径部2
を通してグロメット3の内部に透過し、この透過音(図
中点線矢印で示す)は、グロメット3の拡径部2の内部
において、その内周面とワイヤハーネスW/Hの外周面
の間の空間Sを通して、室内Yへと侵入する。このよう
に、従来の一般的なグロメットは遮音性能については特
に考慮が払われていなかったため、遮音性能が低く、ワ
イヤハーネス挿通部より騒音が室内に漏れ、車室内の快
適性能が低下する問題があった。
うな、グロメット3の拡径部2の内部空間Sに剛体から
なる充実体6を挿入して空間Sを密封するものがある
が、充実体6を挿入しておくと、ワイヤハーネスW/H
の貫通作業が容易でなくなり、作業性を損なう問題があ
る。さらに、上記空間Sにシール剤を充填する構成とし
たものも提案されているが、シール剤の充填作業に手数
がかかる問題がある。しかも、充実体6あるいは硬化し
たシール剤によりグロメットが撓みにくくなり、車体パ
ネルへの挿通作業性が悪くなると共に、グロメット挿通
部分でワイヤハーネスW/Hが曲がりにくくなり、車体
へのワイヤハーネスの配索作業性が悪くなる問題もあ
る。このように、遮音性能の向上を図ろうとすると作業
性が悪くなり、容易に両立を図ることが出来なかった。
ので、グロメットの可撓性およびワイヤハーネスの屈曲
性を損なわず、しかも、作業手数がかかることなく遮音
性能を向上させることができるグロメットを提供するこ
とを目的としている。
め、本発明は、ゴムあるいはエラストマー製で、ワイヤ
ハーネスを密着させて貫通させる小径な縮径筒部と、該
縮径筒部の前端より円錐形状に拡がると共に外周部に車
体係止凹部を有する拡径筒部とからなるグロメット本体
と、高比重材のゴムあるいはエラストマー製で、上記縮
径筒部の前端に連続して拡径筒部の中心部に延在すると
共に上記縮径筒部と同一径としたワイヤハーネス貫通用
の小径な内周筒部と、該内周筒部と拡径筒部との前端を
連続させる円環板状の閉鎖部とからなる分割体とからな
り、上記グロメット本体と分割体とは、上記縮径筒部の
前端面と上記内周筒部の後端面、上記拡径筒部の室内側
係止面の前端面と上記閉鎖部の外周側端面とを溶着させ
て上記グロメット本体と分割体とを一体化されており、
上記内周筒部の外周面と拡径筒部の内周面と閉鎖部とに
より囲まれた環状の密閉空間を備えていることを特徴と
するグロメットを提供している。
貫通させる内周筒部の外周面と、その回りの拡径筒部の
内周面と、先端開口を閉鎖する閉鎖部とにより囲まれて
た密閉空間を形成しているため、該密閉空間に空気層が
設けられることになる。よって、エンジンルーム側から
拡径筒部の壁を透過した騒音は、密閉空間の空気層で吸
収され、閉鎖部から室内側への音の透過を抑制あるいは
低減して、遮音性能を向上させることができる。また、
遮音用として密閉した空気層を設けているだけであるた
め、その外周の拡径筒部は可撓性を保持し、よって、グ
ロメットをパネル貫通孔に通す時に容易に撓んで、車体
パネルへの取付作業性を低下させないと共に、グロメッ
トに挿通するワイヤハーネスの屈曲性も損なわず、ワイ
ヤハーネスの配索作業性を低下させない。
内周筒部と閉鎖部とを高比重材からなるゴムまたはエラ
ストマーで形成している。高比重材は密度が高く、音を
透過させにくいため、遮音性能の点ですぐれている。よ
って、少なくとも室内側への音の透過を直接的に防止す
る部分である内周筒部と閉鎖部とを高比重材で形成する
ことが好ましい。なお、グロメット全体を高比重材で形
成してもよいことは言うまでもないが、高比重材は高価
であるため、グロメット全体を高比重材で形成すると、
コストアップとなる。
とからなるグロメット本体と、上記内周筒部と閉鎖部と
からなる分割体とからなり、これらが一体成形されたも
のである。あるいは、上記グロメットは、縮径筒部と、
拡径筒部と、内周筒部からなるグロメット本体と、上記
閉鎖部からなる分割体とからなり、これらが一体成形さ
れたものであってもよい。
上記分割体には内周筒部の前端位置よりダッシュサイレ
ンサー押さえを突設し、該ダッシュサイレンサー押さえ
は、内周筒部の前端に連続する突出筒部と、該突出筒部
の前端より外向きに屈折させたフランジ状係止部とから
なることが好ましい。
記グロメット本体は分割体よりは低比重材で成形してお
くことが好ましい。これら分割体およびグロメット本体
は請夫々別の金型で半加硫状態まで成形し、その後、1
つの金型内で一体に加硫して完成している。
ット本体と分割体とをそれぞれ別個の金型で半加硫状態
まで成形し、ついで、別の1つの金型のキャビテイ内に
挿入し、上記縮径筒部の前端面と上記内周筒部の後端
面、上記拡径筒部の室内側係止面の前端面と上記閉鎖部
の外周側端面とを当接配置して、金型を閉じた後に加熱
し、上記当接箇所を溶着してグロメット本体と分割体と
を一体化して成形しているグロメットの製造方法を提供
している。
を有する一体成形のグロメットを設けることができる。
よって、従来のように、遮音用として、グロメット内部
に中実体を装填したり、シール剤を充填する後作業がな
くなり、グロメットの生産性が向上する。
参照して説明する。
1実施形態のグロメット10は、ゴムあるいはエラスト
マー製で、一体成形で設けられたものであって、ワイヤ
ハーネスを密着させて貫通させる小径な縮径筒部11
と、該縮径筒部11の前端11aより円錐形状に拡がる
と共に外周部に車体係止凹部12aを有する拡径筒部1
2と、上記縮径筒部の前端11aに連続して拡径筒部1
2の中心部に延在するワイヤハーネス貫通用の小径な内
周筒部13と、該内周筒部13の前端13aより外径方
向に屈折して拡径筒部の前端面12bに連続させる円環
板状の閉鎖部14とからなり、上記内周筒部13の外周
面13bと拡径筒部12の内周面12cと閉鎖部14の
後面14aとにより囲まれた環状の密閉空間16を備え
ている。
径で直線状に連続し、図1に示すように、電線群wをテ
ープT1で集束したワイヤハーネスW/Hを内周面に密
接させて貫通させるようにしている。拡径筒部12の外
周に設ける上記車体係止凹部12aは、拡径筒部12の
傾斜部12dの拡大側先端の肉厚とした部分に環状に凹
設しており、該車体係止部12aの先端側より拡径した
室内側係止部12eを突設している。車体係止凹部12
aの底面には突起12fを設け、図1に示すように車体
パネル4の貫通孔4aよりエンジンルームX側へと屈折
させた鍔部4bの外周面に突起12fを押圧するように
している。
製造している。即ち、縮径筒部11と拡径筒部12とか
らなるグロメット本体20と、上記内周筒部13と閉鎖
部14とからなる分割体21とを、それぞれ別の金型
(図示せず)で、加硫ゴムをキャビテイ内に充填して加
熱し、半加硫状態となるまで成形している。該金型の加
熱温度および加硫温度はゴムの種類によって調節され、
グロメット本体20および分割体21がそれぞれ半加硫
状態(表面がベタつく程度の状態)となると、金型より
それぞれ取り出す。
テイ内に半加状態のグロメット本体20と分割体21と
を挿入する。其の際、グロメット本体20と分割体21
との連続させる箇所、即ち、グロメット本体20の縮径
筒部11の前端面(a)と分割体21の内周筒部13の
後端面(b)、グロメット本体20の拡径筒部12の室
内側係止部12eの前端面(c)と分割体21の閉鎖部
14の外周側後端面(d)とをを当接配置する。金型を
閉じた後、加熱すると、上記当接箇所を溶着して一体化
し、図1に示すグロメット10が一体成形で製造でき
る。即ち、内周筒部13と拡径筒部12と閉鎖部14と
に囲まれた環状の密閉空間16は、金型での一度の成形
では設けることが出来ない。これに対して、グロメット
本体20と分割体21とを別々の金型で予め成形してお
き、この予め半加硫状態まで成形したグロメット本体2
0と分割体21とを1つの金型のキャビテイ内に装填し
て、連続させる部分を当接させておくと、まだ半加硫状
態であるため、加熱により溶着してして一体化する。よ
って、上記環状の密閉空間16を有するグロメットを一
体成型品のゴムで形成することが可能となる。
Hを通して車体に取り付ける作業は、まず、グロメット
拡大機(図示せず)を用いて縮径部11および内周筒部
13を拡げた状態でワイヤハーネスW/Hを、その先端
に取り付けたコネクタ側より挿通させる。其の際、内周
筒部13の外周は密閉空間16の空気層であるため、可
撓性および伸縮性を有し、容易に広がり、ワイヤハーネ
スW/Hの挿通作業性を損なうことはない。
ロメット10に通した後、図1中に一点鎖線で示すよう
に、テープT2を縮径部11の外周面の端部よりワイヤ
ハーネスW/Hの外周面にかけて巻き付け、ワイヤハー
ネスW/Hをグロメット10に位置決め固定する。
スW/Hを車体パネル4の貫通孔4aに挿通する時、エ
ンジンルームXより室内Yへ、あるいは逆方向へとグロ
メット10の拡径筒部12を撓ませて挿入する。其の
際、拡径筒部12の内部は密閉空間16の空気層である
ため、容易に撓むため問題なく行える。ついで、拡径筒
部12の車体係止凹部12aを貫通孔4aに係止する。
其の際、突起12fは鍔部4bに押圧され、シール性を
向上させる。
たグロメット10は、エンジンルームXから騒音が入射
しても、密閉空間16内の空気層によりを吸収し、室内
Yへの音漏れを抑制する。
との相違点は、内周筒部13をグロメット本体20側に
一体に設けておき、分割体21は閉鎖部14のみかる点
と、分割体21を高比重材のゴムから成形している点で
ある。上記グロメット本体20と分割体21とは、グロ
メット本体20の拡径筒部12の室内側係止部12eの
前端面12b(c)と分割体21の閉鎖部14の外周側
後端面(d)とを当接させ、後金型での加熱し溶着して
一体化している。
4を高比重材で形成すると、音の透過度をより低減し
て、遮音性能を向上させることができる。
材で形成しておくことが好ましいことは言うまでもな
い。
3実施形態のグロメット10は、車体パネル4の室内側
にダッシュサイレンサー30を取り付けた場合に適用す
るものである。上記ダッシュサイレンサー30は、車体
パネル4の室内側内面に配置する吸音材31と、該吸音
材31の室内側に配置する樹脂製の表皮32とからな
り、吸音材31および表皮32にはパネル貫通孔4aと
連通した貫通孔31a、32aが設けられている。
施形態のグロメットと、内周筒部13の前端からダッシ
ュサイレンサー押さえ23を突設させている点のみが相
違している。即ち、ダッシュサイレンサー押さえ23は
内周筒部13の前端13aに連続する突出筒部24と、
該突出筒部24の前端より外向きに屈折させたフランジ
状係止部25とからなり、突出筒部24を吸音材31の
貫通孔31aに通し、フランジ状係止部25を表皮32
の貫通孔32aを通して表皮32に係止している。
けたグロメット10は、図6に示すように、第1実施例
と同一のグロメット本体20と、ダッシュサイレンサー
押さえ23を内周筒部13および閉鎖部14と一体に設
けた分割体21とを夫々別の金型で半加硫状態まで成形
した後、1つの金型内で加熱して連続部とする箇所を溶
着して一体に成形している。なお、上記ダッシュサイレ
ンサー押さえ23を設けた分割体21を高比重のゴムで
成形しておくことが好ましいことは言うまでもない。
1実施形態と相違させている点は、分割体21に、内周
筒部13の外周面から90度間隔に仕切壁部26を突設
し、該仕切壁部26の端面を閉鎖部14の後面に連続さ
せている。該分割体21をグロメット本体10と一体化
して、各仕切壁部26の外端面26aを拡径筒部12の
内周面12cと溶着して一体化している。
(B)に示すように、内周筒部12と拡径筒部12と閉
鎖部14とに囲まれる密閉空間が仕切壁部26により4
つの密閉空間16a〜16dに分割されて構成される。
とを仕切壁部26で連続させると、拡径筒部12の熱に
よる変形を抑制でき、車体パネルへの取付強度を高める
ことができる。
示すように、半加硫状態まで成形した金型から取り出し
たグロメット本体10に対して、図9(B)に示すよう
に、拡径筒部12の内周面12aに発泡性樹脂塗料28
を所要の厚さまで塗布しておく。この状態で、内周筒部
13と閉鎖部14とを設けた分割体と共に金型内に装填
して加熱する。該加熱で塗布した発泡性樹脂塗料28を
内周筒部13の外周面まで膨張させ、図9(C)に示す
ように、内周筒部13、拡径筒部12および閉鎖部14
で囲まれた密閉空間16内が発泡材28’で充填された
グロメットとしている。該グロメットでは密閉空間16
内の発泡材28’で吸音され、遮音性能をより向上させ
ることができる。
ーネスW/Hに対して、縮径部側からウレタン等のシー
ル剤を充填し、主として、縮径部の内部に位置している
ワイヤハーネスW/Hの電線群wの隙間にシール剤を充
填してもよい。このように、ワイヤハーネスW/Hの電
線群wの隙間もシール剤で充填すると、電線群wの隙間
から侵入する騒音を防止し、遮音性能をより高めること
ができる。
に係わるグロメットでは、エンジンルーム側に位置する
拡径筒部の傾斜壁から入射して、拡径筒部の室内側開口
から室内へと透過する騒音が、拡径筒部の傾斜壁と室内
側開口とを閉鎖して密閉空間を設けているため、エンジ
ンルーム側からの騒音は密閉空間内の空気層で吸音さ
れ、室内側へ透過する音を遮断或いは抑制することがで
きる。
るだけで、拡径筒部内に従来のように中実体や硬化した
シール剤を充填していないため、拡径筒部は容易に撓む
ことができ、グロメットを車体パネルの貫通孔へ通す挿
通作業性のいずれも損なわず、遮音と作業性との両立を
図ることができる。さらにまた、遮音用の密閉空間を有
するグロメットを、ゴムまたはエラストマーで、一体に
設けることが出来る。よって、遮音用に中実体やシール
剤を後作業で設ける必要はないなり、作業手数をかける
ことなく、容易にグロメットを製造することができ、生
産性を高めることができる。
間の快適性能を向上させるために、室内への騒音の侵入
を防止することが非常に重要であり、其の場合、エンジ
ンルーム側からの音漏れを無くす或いは抑制することが
ポイントとなる。本発明のグロメットを用いると、小さ
い騒音は略完全に遮断できると共に、大きな騒音も音を
抑制することができ、よって、車室内への音漏れを防
止、抑制して、快適性能を向上させることができる。
取り付けた状態の断面図である。
するための図面である。
するための図面である。
た状態の断面図である。
するための図面である。
するための図面である。
図、(B)は図7に示す完成したグロメットのB−B線
断面図である。
ットの製造方法を説明するための図面である。
箇所を示す図面である。
した状態を示す断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴムあるいはエラストマー製で、ワイヤ
ハーネスを密着させて貫通させる小径な縮径筒部と、該
縮径筒部の前端より円錐形状に拡がると共に外周部に車
体係止凹部を有する拡径筒部とからなるグロメット本体
と、 高比重材のゴムあるいはエラストマー製で、 上記縮径筒
部の前端に連続して拡径筒部の中心部に延在すると共に
上記縮径筒部と同一径としたワイヤハーネス貫通用の小
径な内周筒部と、該内周筒部と拡径筒部との前端を連続
させる円環板状の閉鎖部とからなる分割体とからなり、上記グロメット本体と分割体とは、上記縮径筒部の前端
面と上記内周筒部の後端面、上記拡径筒部の室内側係止
面の前端面と上記閉鎖部の外周側端面とを溶着させて上
記グロメット本体と分割体とを一体化されており、 上記
内周筒部の外周面と拡径筒部の内周面と閉鎖部とにより
囲まれた環状の密閉空間を備えていることを特徴とする
グロメット。 - 【請求項2】 上記グロメット本体は低比重材からな
り、上記分割体には内周筒部の前端位置よりダッシュサ
イレンサー押さえを突設し、該ダッシュサイレンサー押
さえは、内周筒部の前端に連続する突出筒部と、該突出
筒部の前端より外向きに屈折させたフランジ状係止部と
からなる請求項1に記載のグロメット。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のグロメ
ットを、上記グロメット本体と分割体とをそれぞれ別個
の金型で半加硫状態まで成形し、ついで、別の1つの金
型のキャビテイ内に挿入し、上記縮径筒部の前端面と上
記内周筒部の後端面、上記拡径筒部の室内側係止面の前
端面と上記閉鎖部の外周側端面とを当接配置して、金型
を閉じた後に加熱し、上記当接箇所を溶着してグロメッ
ト本体と分割体とを一体化して成形しているグロメット
の製造方法。
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