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JP3205593U - パイプ材等の折り曲げ加工装置 - Google Patents

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JP3205593U
JP3205593U JP2016002429U JP2016002429U JP3205593U JP 3205593 U JP3205593 U JP 3205593U JP 2016002429 U JP2016002429 U JP 2016002429U JP 2016002429 U JP2016002429 U JP 2016002429U JP 3205593 U JP3205593 U JP 3205593U
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JP2016002429U
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直美 川崎
直美 川崎
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有限会社カワサキ機工
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】パイプ材のU字状折り曲げ部品の両端の平行部のスプリングバックによって元の形に戻ろうとする作用をあらかじめ折り曲げ加工機の受け型に織り込んで曲げ加工部品の精度を高める折り曲げ加工装置を提供する。【解決手段】機枠の上面に加工作業台3を平面に設置して、加工作業台の切欠部9に移動往復する押圧ラム4を配置するとともに、加工作業台上に押圧ラムに対抗して一対の受け子12を設けた受け型11が取り付けられてパイプ材等を折り曲げる加工装置において、U字状折り曲げの一工程でスプリングバック分を吸収させて成形するために、折り曲げ部品の頂部が当て板19と左右カムブラケット16を押圧し、一対の受け型11を閉じる方向に回動させてU字状折り曲げパイプ材又は丸棒材の両端平行部をさらに内方に押圧する構成を具備する。【選択図】図2

Description

本考案はパイプ材や丸棒材の折り曲げ加工装置に関するものである。例えば農作業機などの小型で軽量な機体の部品に使われるパイプ材や丸棒のU字状折り曲げ部品の加工装置の改良に関するもので、特にU字状曲げ部品の両端部に平行部を有する加工精度の改善に関する。
パイプ材の折り曲げに関する考案や発明は多種にわたって提案されている。例えば簡易なハンド式のベンダーとして油圧シリンダのラムピストンの進出と受型によって所定の曲率を得る構成が知られる(特許文献1、特許文献2)。また、プレス機械の上下金型によってパイプ材製品の曲げ半径の異なる複数の金型を特定の順に持ち得て所定の加工形状に加工する技術が知られる(特許文献3)。またパイプ材をU字状に折り曲げた後、さらに別工程で凹字型に隅部を小R状に曲げ加工する技術が開示されている(引用文献4)。
実用新案公告昭45−15248号公報 特開昭54−31074号公報 特許第5286506号公報 特許第3759502号公報
上記した、公知の特許文献1、2に開示された技術は手動式の簡易な構成で、所定の形状を油圧シリンダの複数回の繰り返し押圧作業で達成しようとするものである。また特許文献3の特許第5286506号は、プレス加工機械の型を、複数個準備して、その都度型を横移動して上下方向のシリンダによって再度押圧工程を経て所定の形状を得るものである。また、特許文献4の特許第375902号も、U字状の曲げ工程の後に、改めて別工程の修正作業を必要としている。しかるに本考案はパイプ材のU字状折り曲げ部品の両端の平行部のスプリングバックによって元の形に戻ろうとするバラツキ分を、あらかじめ折り曲げ加工機の受け型に織り込んで曲げ加工部品の精度を高めようとするものである。
本考案はパイプ材のU字状折り曲げ部品の両端の平行部のスプリングバックによって元の形に戻ろうとするバラツキ分を、あらかじめ受け型に織り込んで1工程で加工部品の精度を高めようとするものであり、請求項1に記載された機枠の上面に加工作業台を平面に設置して、この加工作業台の切欠部に移動往復する押圧ラムを配置するとともに、前記加工作業台上に前記押圧ラムに対抗して一対の受け子を設けた受け型が取り付けられてパイプ材又は丸棒を折り曲げる加工装置において、U字状折り曲げの一工程でスプリングバック分を吸収させて成形するために、U字状に折り曲げられたパイプ材又は丸棒材の両端平行部をさらに内方に押圧する構成を具備することを特徴としたパイプ材等の折り曲げ加工装置。
また請求項2に記載された前記受け型は押圧ラムの移動中心線上で2分割されて形成した基盤を配置して、その両者の後方にはコイルばねによって弾着されたカムブラケットを有し、あらかじめ設定したスプリングバックの変化分を吸収させるために、U字状に折り曲げ成形されたパイプ材又は丸棒材の折り曲げ部品の頂部が前記左右カムブラケットを押圧する作用によって一対の受け子が内方に回動する構成とした請求項1記載のパイプ材等の曲げの加工装置である。
本考案のパイプ材等を折り曲げる加工装置は、パイプ材をU字状に折り曲げる押圧工程に、曲げ部品両端平行部を内方に押圧する手段を具備して、形状をばらつかせるスプリングバック分を吸収させて成形するので、パイプ材をU字状に折り曲げする段取りの1工程で、U字状部品の加工精度が向上するとともに製造コストが削減される。また、U字状成形部品の頂部が弾着された基盤の左右カムブラケットを押圧する作用によって一対の受子が内方に回動して成形加工後に自動復帰されるので連続曲げ加工ができて効率的である。
1部を省略した外観図 曲げ加工部斜視図 曲げ加工開始時の説明図 駆動説明図 曲げ加工状態平面図 曲げ加工時のダメ押し作動平面図 カムブラケットによる基盤作動図 曲げ部品のスプリングバックの説明図
考案を解決するための形態
本考案の形態は、機枠の上面に加工作業台を平面に設置して、この加工作業台の切欠部に移動往復する押圧ラムを配置するとともに、前記加工作業台上に前記押圧ラムに対抗して一対の受け子を設けた受け型が取り付けられてパイプ材又は丸棒を折り曲げる加工装置において、U字状折り曲げの一工程でスプリングバック分を吸収させて成形するために、U字状に折り曲げられたパイプ材又は丸棒材の両端平行部をさらに内方に押圧する構成を具備することを特徴としたパイプ材又は丸棒の折り曲げ加工装置である。
本考案の構成を実施した図面に基づいて説明する。図1は1部を省略した外観図を示したもので、箱状に形成した機枠2の上面に加工作業台3を設置して、この加工作業台3の中央には押圧ラム4が往復移動する切欠部9が設けられている。加工作業台3には全面に渡って平面に形成されて受型11が取り付けるための取り付け穴8が設けられている。5は油圧シリンダを示し、前記した切欠部9の穴の下方に平行に配置されてロッドエンド6に具備した連結板23を介して押圧ラム4が固着される。押圧ラムの4の上面には10の押型が固着されている。7は油圧ポンプユニットで前記した油圧シリンダ5のオイルを供給する。11は一部を省略した受型を示す。受型11は切欠部9を往復する押圧ラム4の移動中心に対して対象に2分割されて設置されている。13は回動ボスで12はパイプ材を成形する受子である。16は受型11の中央後部に位置したカムブラケットを示す。
図2は曲げ加工部斜視図を示し、押型10は切欠部9の孔を往復移動するもので、受型11はこの切欠部9の移動中心線に対して対象に分割して配置される。すなわち、受け型11は分割された左右の基盤14の上面に対称に受け子12、及びカムブラケット16を設けて支軸ネジ18を支点として回動自在に固着される。17は上面板で前記した支軸ネジ18とカムブラケット16の回動作用のガイドをするものである。12の受子は4面の平面を持った角柱状で押さえネジ22によって回動自在に固着される。20は受子12の取り付け孔でU字状部品の半径の大小によって選択する。21はコイルバネを示して前記した左右のカムブラケット16を中心に向けて弾着している。15は補助軸で、必要によって基盤14を加工作業台に取り付ける。19は当て板を示し、カムブラケット16の前面に設置したもので加工部品の形状によって厚さを調整する。
図4は駆動説明図を示し、油圧シリンダ5のロッドエンド6に固着された連結板23を介して押圧ラム4を固定しこの押圧ラム4は切欠孔9を往復移動する。押圧ラム4の上面に固着した押型10は所望のU字形状の大きさに合わせて選択されて適宜に高さを調整する。14の基盤は18の支軸ネジによって加工作業台3に回動自在に固着される。12の受子は押さえネジ22によって基盤14に回動自在に固着される。
図3は折り曲げ加工開始時の説明図で、2分割された受型11の基盤4に設けた受子12の直前にパイプ材24を設置した状態であり、10の押型は進行すると受子12の平面部に密着しながらU字状を形成する。25は上面板17に設けたガイド孔を示し、カムブラケット16の回動作用時に案内と規制をするものである。26は通し軸で、左右のカムブラケット26を貫通して、コイルばね21を支承する。本実施例においては曲げ加工部材としてパイプ材24を使用したが、必要によって丸棒も同一の作用効果を有するものである。
図5はパイプ材24をU字型(半丸状)に折り曲げた加工状態の平面図を示す。A−Bは押圧ラム4の移動中心線を示し、左右のコイルばね21はカムブラケット16を圧着状態である。
図6は図5の半丸加工状態から押型10がさらに進出して平行部を内方にダメ押しする作動を示したものである。パイプ材等のU字状部品の両端の平行部の曲げ加工時に発生するスプリングバック分をあらかじめ計測の上、両端部をさらに内方に押圧した状態で示す。本実施例ではスプリングバック分を5度〜6度に設定して、U字状に曲げたパイプ材24の頂部がカムブラケット16を押圧して、18の支軸ネジを支点として基盤をF1、F2の方向へ回動させて受け子12は内方に5度押圧している。
図7はカムブラケット16による基盤作動図を示したもので、カムブラケット16がU字に曲げた部品の頂部に押圧されると対称に配置された基盤14が18の支軸ネジを支点として矢印のf1、f2の方向に回動して一対の受子12を内方に作動する。また、U字状成形部品24の頂部が弾着された基盤の左右カムブラケット16を押圧する作用によって一対の受子12が内方に回動して成形加工後にコイルばね21によって初期に自動復帰されるので連続曲げ加工ができて効率的である。
図8は加工曲げ部品のスプリングバックの説明図で、パイプ材24を従来の方法でU字状に曲げ加工した際、加工具が離れると内部応力により平行部が元の形状に5度(C)程度外方に戻る状態を示す。
本考案のパイプ材等の折り曲げ加工装置は機械加工業界や、建設業界の加工現場でパイプ材や丸棒材のU字状加工部品の製作に汎用性の高いベンダー治具工具として活用される。
1 パイプ材等曲げ加工装置
2 機枠
3 加工作業台
4 押圧ラム
5 油圧シリンダ
6 ロッドエンド
7 油圧ポンプユニット
8 取り付け孔
9 切欠部
10 押型
11 受型
12 受子
13 回動ボス
14 基盤
15 補助軸
16 カムブラケット
17 上面軸
18 支軸ネジ
19 当て板
20 受子取付孔
21 コイルばね
22 押さえネジ
23 連結板
24 パイプ材
25 ガイド孔
26 通し軸

Claims (2)

  1. 機枠の上面に加工作業台を平面に設置して、この加工作業台の切欠部に移動往復する押圧ラムを配置するとともに、前記加工作業台上に前記押圧ラムに対抗して一対の受け子を設けた受け型が取り付けられてパイプ材又は丸棒を折り曲げる加工装置において、
    U字状折り曲げの一工程でスプリングバック分を吸収させて成形するために、U字状に折り曲げられたパイプ材又は丸棒材の両端平行部をさらに内方に押圧する構成を具備することを特徴としたパイプ材等の折り曲げ加工装置
  2. 前記受け型は押圧ラムの移動中心線上で2分割されて形成した基盤を配置して、その両者の後方にはコイルばねによって弾着されたカムブラケットを有し、あらかじめ設定したスプリングバックの変化分を吸収させるために、U字状に折り曲げ成形されたパイプ材又は丸棒材の折り曲げ部品の頂部が前記左右カムブラケットを押圧する作用によって一対の受け子が内方に回動する構成とした請求項1記載のパイプ材等の曲げの加工装置。
JP2016002429U 2016-05-10 2016-05-10 パイプ材等の折り曲げ加工装置 Active JP3205593U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112605188A (zh) * 2020-11-30 2021-04-06 贵州航天新力科技有限公司 U形管成型加工装置和方法
CN112763354A (zh) * 2020-12-29 2021-05-07 上海长园电子材料有限公司 一种管材的高低温弯折试验装置
CN112974590A (zh) * 2021-04-19 2021-06-18 德州利环环保设备有限公司 一种八字管折弯自动成型机

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