JP3151452B2 - ハイブリッドコンプレッサの制御装置 - Google Patents
ハイブリッドコンプレッサの制御装置Info
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Description
ータの少なくとも2つの駆動手段によって駆動されるハ
イブリッド車や、アイドリング運転を行わないアイドル
ストップ車等に搭載される空調装置のコンプレッサであ
って、前記エンジンに連結されて得られる駆動力と、専
用のモータによる駆動力の2つの駆動手段を有するハイ
ブリッドコンプレッサの制御装置に関する。
は、実開平6−87678号公報に開示されるものがあ
る。このハイブリッドコンプレッサは、走行用エンジン
と連結されて駆動力を得る場合と、バッテリによって駆
動されるモータによって駆動力える場合があり、これら
両駆動源と選択的に連結されて圧縮部が駆動されるもの
である。具体的には、エンジンが駆動している場合に
は、電磁クラッチによって回転軸とエンジンとを連結し
て駆動力を得、またエンジンが停止している場合には、
モータを回転させて駆動力を得るようになっているもの
である。
イブリッドコンプレッサにおいて、モータ駆動からエン
ジン駆動への切換え、エンジン駆動からモータ駆動への
切換え時において、それぞれの駆動源の回転速度や回転
トルクが異なることから、駆動源の円滑な切換えが困難
であるという不具合が生じる。また、両駆動源の回転速
度の相違によって電磁クラッチの吸着時に騒音が発生す
るという不具合が生じる。
プレッサにおいて、両駆動源の円滑な移行を達成するハ
イブリッドコンプレッサの制御装置を提供することにあ
る。
係るハイブリッドコンプレッサの制御装置は、回転軸
と、該回転軸の回転によって容積が変化する圧縮空間を
有する圧縮部と、エンジンの回転が伝達されるプーリ及
び該プーリと前記回転軸とを適宜連結して前記エンジン
の回転を前記回転軸に伝達する電磁クラッチと、前記回
転軸に固着されるロータ及び該ロータと対峙して設けら
れるステータによって構成されるモータ部とからなり、
空調装置に搭載される冷凍サイクルの一部を構成するハ
イブリッドコンプレッサにおいて、前記エンジンの稼動
状況を判定するエンジン稼動判定手段と、前記空調装置
の稼動状況を判定する空調装置稼動判定手段と、前記モ
ータ部を駆動するモータ部駆動手段と、前記電磁クラッ
チをオンオフして前記プーリと前記回転軸とを連結遮断
する電磁クラッチ駆動手段と、前記エンジンを駆動する
エンジン駆動手段と、前記エンジン稼動判定手段によっ
てエンジンの稼動停止が判定され、且つ前記空調装置稼
動判定手段によって空調装置の稼動の継続が判定された
場合、前記モータ駆動手段によってモータ部を起動した
後、前記電磁クラッチ駆動手段によって前記電磁クラッ
チをオフして前記プーリと前記回転軸の連結を遮断し、
そして前記エンジン駆動手段によって前記エンジンの駆
動を停止させる停止時制御手段とを具備するものであ
る。
ン稼動判定手段によってエンジンの停止が要求され、且
つ空調装置稼動判定手段によって空調装置の稼動の継続
が要求されると判定された場合に、圧縮部の回転数の低
下に伴って、先ずモータ駆動手段によってモータ部を駆
動させ、その後に電磁クラッチ駆動手段によって電磁ク
ラッチを遮断するので、モータ部の立上りトルクを軽減
でき、エンジン駆動からモータ駆動への円滑な切換えを
達成できるものである。
レッサの制御装置は、さらに、前記エンジンの回転数を
検出するエンジン回転数検出手段を具備し、前記停止時
制御手段は、前記エンジン回転数検出手段によって検出
されるエンジンの回転数が第1の所定回転数まで減少し
た時に、前記モータ部駆動手段によって前記モータ部を
稼動させ、前記エンジンの回転数が第1の所定回転数よ
りも低い第2の所定回転数まで減少した時に前記電磁ク
ラッチ駆動手段によって前記プーリと前記回転軸の連結
を遮断するものである。
ン回転数検出手段によって検出されたエンジンの回転数
が第1の所定回転数まで減少した時にモータ駆動手段に
よってモータ部を稼動させ、さらに前記第1の所定回転
数よりも低い第2の所定回転数まで減少した時に電磁ク
ラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオフするように
したので、モータ部の稼動の後に確実に電磁クラッチを
オフすることができるものである。また、モータ駆動手
段によるモータの駆動時期と、電磁クラッチ駆動手段に
よる電磁クラッチの遮断時期との間の時間差は、前記モ
ータの駆動によってスタートし、時間経過を判定するタ
イマを設けて、モータ部稼動の後に、所定の時間差をお
いて電磁クラッチをオフするようにしてもよいものであ
る。
ンがアイドリング回転数よりも所定値高い値とし、第2
の所定の回転数をアイドリング回転数としてもよいもの
である。さらにまた、前記第1の所定回転数をモータ部
による圧縮部の目標回転数とし、第2の所定の回転数を
目標回転数より所定値小さい回転数としてもよいもので
ある。
サの制御装置は、前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮
部回転数検出手段と、熱負荷因子から前記圧縮部による
吐出量を演算する目標吐出量演算手段と、該目標吐出量
演算手段によって演算された目標吐出量から前記モータ
部による前記圧縮部の目標回転数を設定するモータ目標
回転数設定手段と、目標吐出量演算手段によって演算さ
れた目標吐出量から前記エンジンによる圧縮部の目標回
転数を設定するエンジン回転数設定手段と、前記エンジ
ンの実回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、こ
のエンジン回転数検出手段によって検出された実回転数
に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数演
算手段と、前記エンジン稼動状況判定手段によってエン
ジンの始動要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定
手段によって空調装置の稼動要求が判定された場合、前
記モータ部駆動手段によってモータ部を起動し、前記モ
ータ部稼動判定手段によってモータ部がモータ目標回転
数で稼動していると判定された後に、前記エンジン駆動
手段によってエンジンを起動し、前記モータ目標回転数
設定手段によって設定されたモータ目標回転数と、前記
エンジン回転数設定手段によって設定されたエンジン目
標回転数とを比較する目標回転数比較手段と、前記目標
回転数比較手段によってモータ目標回転数よりもエンジ
ン目標回転数の方が低いと判定された場合に、前記モー
タ部駆動手段によってモータ部の駆動を停止し、前記圧
縮部回転数検出手段によって検出された実回転数が、前
記推定回転数演算手段によって演算された推定回転数と
一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁ク
ラッチを連結する第1の始動時制御手段と、前記目標回
転数比較手段によってモータ目標回転数よりもエンジン
目標回転数の方が高いと判定された場合には、前記推定
回転数演算手段によって演算された推定回転数が前記圧
縮部回転数検出手段によって検出された実回転数と一致
した時に前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッ
チを連結し、その後に前記モータ部駆動手段によってモ
ータ部の駆動を停止させる第2の始動時制御手段とを具
備するものである。
て、最初にモータ駆動手段によってモータ部によって圧
縮部を稼動させた後、エンジン駆動手段によってエンジ
ンを駆動し、目標回転数比較手段によってモータによる
目標回転数とエンジンによる目標回転数を比較する。こ
の比較によって、エンジンによる目標回転数が、モータ
による目標回転数よりも低い場合には、第1 の始動時制
御手段によって、モータ部を停止させ、圧縮部の回転数
の下降と、エンジンによる圧縮部の推定回転数の上昇が
一致した時点で、電磁クラッチを投入するようにできる
ので、電磁クラッチの投入音を小さくすることができる
と共に、モータ部からエンジンへの切換えを円滑に行う
ことができるものである。
よる目標回転数が、モータによる目標回転数よりも高い
場合には、第2の始動時制御手段によって、エンジンに
よる圧縮部の推定回転数が、圧縮部の実際の回転数と一
致した時点で、電磁クラッチが投入されるので、電磁ク
ラッチの投入音を小さくすることができると共に、モー
タ部からエンジンへの切換えを円滑に行うことができる
ものである。
ッサの制御装置は、さらに、前記圧縮部の実回転数を検
出する圧縮部回転数検出手段と、前記エンジンの実回転
数を検出するエンジン回転数検出手段と、このエンジン
回転数検出手段によって検出された実回転数に対応する
圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数演算手段と、
前記モータ部駆動手段によってモータ部が駆動され、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオフさ
れている場合に、前記推定回転数演算手段によって演算
された推定回転数が増加して、前記圧縮部回転数検出手
段によって検出された実回転数以上となった場合に、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオンし
て前記プーリと前記回転軸とを連結し、その後モータ部
駆動手段によってモータ部をオフする加速時制御手段と
を具備するものである。
稼動している時に、エンジンが加速された場合、加速時
制御手段によって、エンジンによる圧縮部の推定回転数
が増加して圧縮部の実回転数以上となった時点で電磁ク
ラッチを投入し、その後モータ部をオフするようにした
ので、必要に応じてモータ駆動からエンジン駆動に切換
えることができるので、モータ部の電源の消耗を抑制す
ることができるものである。
ッサの制御装置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出
する圧縮部回転数検出手段と、熱負荷因子から前記圧縮
部による吐出量を演算する目標吐出量演算手段と、該目
標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量から前
記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定するモ
ータ目標回転数設定手段と、前記電磁クラッチ駆動手段
によって電磁クラッチがオン状態であり且つ前記モータ
部駆動手段によってモータ部がオフしている場合に、前
記圧縮部回転数検出手段によって検出された実回転数が
減少して、前モータ目標回転数設定手段によって設定さ
れた目標回転数以下となった時に、前記モータ部駆動手
段によってモータを起動し、その後前記電磁クラッチ駆
動手段によって電磁クラッチをオフして前記プーリと前
記回転軸とを遮断する減速時制御手段とを具備するもの
である。
稼動している時に、エンジンが減速した場合、減速時制
御手段によって、圧縮部の実回転数が減少してモータ部
による目標回転数以下となった時点でモータ部をオン
し、その後電磁クラッチをオフするようにしたので、必
要に応じてエンジン駆動からモータ駆動に切換えること
ができるので、エンジン回転数の低下による圧縮部の能
力の低下を防止できるものである。
いて図面により説明する。
ンジン等の内燃機関(以下、エンジン)1と、バッテリ
によって駆動される走行用モータ2の少なくとも2つの
駆動源を有するハイブリッド車に搭載される空調装置3
を概略を示したものである。この空調装置3は、空調ダ
クト4の上流側に開口する内気導入口5及び外気導入口
6を有し、さらにこれら内気導入口5及び外気導入口6
を適宜選択的に開口するインテークドア7を有する。ま
た、内気導入口5 及び外気導入口6の下流側には、モー
タ8によって駆動されるファン9が設けられ、前記イン
テークドア7によって選択された内気導入口5又は外気
導入口6からの内気又は外気を吸引して前記空調ダクト
4の下流側に送風するようになっているものである。
換器としてのエバポレータ10が配され、さらにエバポ
レータ10の下流側には加熱用熱交換器としてのヒータ
コア11が設けあれるものである。さらに、このヒータ
コア11の上流側には、前記エバポレータ10を通過し
た空気を、ヒータコア11を通過する空気と、ヒータコ
ア11を迂回する空気に分流するエアミックスドア12
が設けられる。このエアミックスドア12で分流された
空気は、ヒータコア11の下流側空間で混合され、モー
ドドア16で選択された空調ダクト4の最下流側に開口
する吹出口13,14,15から吹き出されるものであ
る。
タ10を含む冷凍サイクル17を有する。この冷凍サイ
クル17は、冷媒を圧縮するコンプレッサ18、圧縮さ
れた冷媒を冷却するコンデンサ(放熱器)19、冷却さ
れた冷媒を断熱膨張させる膨張弁20、断熱膨張した冷
媒を蒸発させる前記エバポレータ10、冷媒の気液分離
及び冷媒量の調節を行うアキュムレータ21によって少
なくとも構成されるものである。
に、コントロールユニット(C/U)22が設けられ
る。このコントロールユニット22には、図示しない操
作パネルからの信号及びマルチプレクサ(MPX)23
及びアナログ−デジタル変換器(A/C)24等を介し
て入力される熱負荷因子としての環境信号、例えば、外
気温度信号、車室内温度信号、日射量信号等が入力さ
れ、さらに、ハイブリッド車特有の信号として、前記エ
ンジン1及び前記走行用モータ2の稼動状況を知らせる
信号等が入力されるものである。これらの入力信号は、
コントロールユニット22内において実行されるプログ
ラムに従って処理され、所定の制御信号として出力さ
れ、インテークドア7を駆動するアクチュエータ25
a、前記モータ8、エアミックスドア12を駆動するア
クチュエータ25b、モードドア16を駆動するアクチ
ュエータ25c、さらに、下記するコンプレッサ18の
電磁クラッチ30、モータ部70等を制御するものであ
る。
7に搭載されるコンプレッサ18は、いわゆるエンジン
及び専用のモータの2つの駆動源を有するハイブリッド
コンプレッサである。つまり、このハイブリッドコンプ
レッサ18は、前記エンジン1との間の連結遮断を行う
電磁クラッチ30と、圧縮作業を行う圧縮部50と、図
示しないバッテリによって駆動されるモータ部70によ
って構成されるものである。
サ18は、例えば、図2に示すもので、圧縮部50と、
圧縮部50を貫通する回転軸51と、この回転軸51の
一方の端部に設けられる電磁クラッチ30と、前記回転
軸51の他方の端部に設けられるモータ部70とによっ
て構成されるものである。
が装着固定されるフロントヘッド52と、このフロント
ヘッド52内に画成された高圧空間53内に配され、圧
縮空間54の軸方向の一方を閉塞するフロントサイドブ
ロック55と、前記圧縮空間54を画成するシリンダブ
ロック56と、前記圧縮空間54内に配され、この圧縮
空間54の容積を変化させるロータ57と、前記圧縮空
間54の軸方向の他方を閉塞するリアヘッド58A,5
8Bとによって構成される。
された吸入空間61には、容量可変機構60が設けれら
れる。この容量可変機構60は、前記圧縮空間54と前
記吸入空間61とを連通する図示しない吸入口の位置を
前記圧縮空間54に対して変位させる回転プレート62
と、この回転プレート62を回動させるためのロッド6
3と、このロッド63の先端を変位させる変位機構64
とによって構成される。これによって、吐出量を小さく
したい場合には、圧縮空間の吸入工程における吸入空間
61との連通開始位置を遅くし、吐出量を大きくしたい
場合には、連通開始位置を早くすることができるもので
ある。
を介して前記圧縮部50のフロントヘッド52の先端部
52aに固定されている。前記ベアリング41の外周に
は、前記内燃機関1のプーリ1Aとベルト1Bを介して
接続されるプーリ32が設けられる。このプーリ32
は、コイル33によって励磁される電磁吸着部34を有
し、内燃機関1の稼動時には常に回転するようになって
いるものである。
アーマチュア35が配され、前記回転軸51に固着され
るハブ部36と前記アーマチュア35とは、板バネ等か
らなる弾性部材37を介して連結されているものであ
る。これによって、前記コイル33に通電すると、前記
アーマチュア35が電磁吸着部34に吸着されて、前記
プーリ32と前記ハブ部36とが連結されるので、前記
エンジン1の回転が回転軸11に伝達されるものであ
る。
ッド58Bに形成され、前記回転軸51が貫通するモー
タ装着用突出部59に固定されるステータ71と、前記
回転軸51の先端に固着されるロータ72とによって構
成される。この実施の形態において、モータ部70はブ
ラシレスモータであり、前記ステータ71には、回転磁
界を発生されるコイル73が巻回され、前記ロータ72
には、前記ステータ71と対峙する部分に永久磁石74
が配されるものである。
3は、上記コントロールユニット22内で実行されるプロ
グラムにしたがって制御されるもので、以下、このプロ
グラムの一例を示す制御をフローチャート図に従って説
明する。
動時のハイブリッドコンプレッサ13の制御を示したも
ので、空調装置3のメイン制御を行うルーチンから、定
期的にタイマの割り込みやジャンプ命令によってステッ
プ100から開始されるものである。このフローチャー
トにおいて、ステップ110において、エンジン1がオ
ン(ON)されるか否かが判定され、オンされない場合
はステップ230に進んで、メイン制御ルーチンや他の
制御ルーチンに回帰し、この制御を抜けるようになって
いる。また、前記ステップ110の判定において、エン
ジン1のONされる場合には、ステップ120に進ん
で、空調装置(A/C)3の稼動、特にハイブリッドコ
ンプレッサ13の稼動が要求されているか否かの判定を
行い、空調装置(A/C)3の稼動が要求されない場合
には、ステップ230に進んで前述した場合と同様にこ
の制御を抜けるものである。
ップ120の判定において、エンジン1の稼動及び空調
装置(A/C)3の稼動が要求されている場合に、ハイ
ブリッドコンプレッサ13の始動初期制御が実行され、
先ずステップ130においてハイブリッドコンプレッサ
13のモータ部(MTFC)70がONされ、その稼動
が開始された後、ステップ140においてエンジン1が
始動(ON)される。
モータ部70による圧縮部50の目標回転数(MCR
S)とエンジン1による圧縮部50の目標回転数(EC
RS)とが比較される。このモータ部70による圧縮部
50の目標回転数(MCRS)とエンジン1による圧縮
部50の目標回転数(ECRS)は、熱負荷信号等から
演算される総合信号(又は目標吹出温度信号)から演算
されるハイブリッドコンプレッサ13の目標吐出量に基
づいて設定されるものである。
式(1)によって演算され、またハイブリッドコンプレッ
サ13の目標吐出量(SCC)は前記総合信号Tに対応
して設定された所定のマップに従って演算されるもので
ある。尚、マップは、実験等によって得られた総合信号
Tと目標吐出量との最適な関係に基づいて作成される。
度、Qsun は日射量、Tdは設定温度であり、K1,K
2,K3,K4は演算定数であり、K5は補正項であ
る。
標吐出量SCCは、圧縮部50のコンプレッサ回転数C
Rと一回転時の吐出容量CCとによって決定され(SC
C=K6・CR・CC:K6は演算定数)、さらに、コ
ンプレッサ回転数CRは、モータ部70の回転数MRと
対応する(本実施の形態の場合には、1:1)と共に、
エンジン1の回転数ERと所定の割合(プーリ1Aとプ
ーリ32の径の比率:下記するK7)で対応するので、
目標吐出量SCCに対応するモータ部70による圧縮部
50の目標回転数MCRS及びエンジンによる圧縮部5
0の目標回転数ECRSは、演算によって、たとえば下
記する数式(2)及び(3)により求めることができる。
圧縮部50の推定回転数(電磁クラッチ30によって連
結された場合の実際の回転数に対応:ECR=K7・E
R)であり、ECCは前記圧縮部50がエンジン1によ
る駆動力によって一回転する場合の吐出容量である。
る圧縮部50の推定回転数(MCR=CR)であり、M
CCは前記圧縮部50がモータ部70の駆動力によって
1回転する場合の吐出容量である。
タ部70による圧縮部50の目標回転数MCRSがエン
ジン1による圧縮部50の目標回転数ECRSよりも大
きい場合には、ステップ160に進んで、モータ部(M
TFC)70を停止させ、ステップ170においてフラ
グ(FLUG)1に1を設定し、ステップ180の判定
において、前記圧縮部50の実回転数CRと、エンジン
による圧縮部50の推定回転数ECRが一致するまで、
この判定が繰り返され、一致した段階で、ステップ19
0に進んで電磁クラッチ(MGCL)を投入(ON)す
るものである。そして、ステップ200において、前記
フラグ(FLUG)1に1が設定されているので、ステ
ップ210を回避して、ステップ220に進み、ステッ
プ230からメイン制御ルーチンや他の制御ルーチンに
回帰し、この制御を抜けるものである。
ングチャート図で説明すると、ステップ110及び12
0の判定で、エンジン1の始動初期において、ハイブリ
ッドコンプレッサ13の稼動が要求されている場合、先
ずt0において、モータ部(MTFC)70がONされ
(ステップ130)、圧縮部50の回転数CRは、前記
モータ部70による圧縮部50の目標回転数MCRSに
対応する回転数CR1まで回転数が上昇する。そしてそ
の後、t1でエンジン1がオンされ(ステップ14
0)、エンジンの回転数ERは所定時間後にアイドリン
グ回転数EIDとなるように徐々に回転数が上昇してい
き、これに伴ってエンジン1による圧縮部50の推定回
転数ECRはt1からt4にかけてエンジン1による圧
縮部50の目標回転数ECRSまで回転数が上昇する。
においてモータ部70による圧縮部50の目標回転数M
CRSとエンジン1による圧縮部50の目標回転数EC
RSとを比較し、モータ部70による圧縮部50の目標
回転数MCRSが高い場合には、ステップ160におい
て、モータ部(MTFC)70が停止される(t2)の
で、圧縮部50の実回転数CRは、前記回転数CR1か
ら下降する。
て下降する圧縮部50の実回転数CRと、エンジン1の
起動によって上昇するエンジン1による圧縮部50の推
定回転数ECRとが一致した時(CR2:t3)に電磁
クラッチ30を投入(ON)し、モータ部70による駆
動からエンジン1による駆動に切換えるものである。こ
の時、エンジン1によるプーリ35の回転数と、回転軸
11によるアーマチュア35の回転数が等しくなった時
点でアーマチュア35が吸着されるので、吸着音を低減
できるものである。そして、エンジン1による駆動によ
って圧縮部50の実回転数CRは、エンジン1による目
標回転数CR3まで回転数が上昇して一定となるもので
ある。
て、エンジン1による圧縮部50の目標回転数ECRS
がモータ部70による圧縮部50の目標回転数MCRS
よりも大きい場合には、第2の起動時制御が実行され、
ステップ160及びステップ170を迂回してステップ
180に進み、モータ部70による圧縮部50の目標回
転数MCRSと等しい圧縮部50の実回転数CRと、エ
ンジン1の回転数ERの上昇に伴うエンジン1による圧
縮部50の推定回転数ECRとが等しくなった時に、ス
テップ190に進んで電磁クラッチ(MGCL)30が
投入(ON)されるものである。そして、ステップ20
0の判定において、上述した経路の場合、フラグ(FL
UG)1に”1”が設定されていないので、ステップ2
10に進み、モータ部70の稼動が停止され、ステップ
230からメイン制御ルーチン等に回帰するものであ
る。
れるものである。即ち、エンジン1の稼動要求が判定さ
れ、且つ空調装置(A/C)3の稼動要求がある場合に
は、上述した第1の起動時制御と同様に、t0において
モータ部(MTFC)70が稼動され、この場合のモー
タ部70による圧縮部50の目標回転数MCRSに対応
する回転数CR4まで圧縮部50の回転数CRは上昇す
る。この後、t1においてエンジン1が始動し、エンジ
ン1の回転数ERの上昇に伴ってエンジン1による圧縮
部50の推定回転数ECRは上昇し、前記圧縮部50の
回転数CRと等しくなった段階(t5)で、電磁クラッ
チ(MGCL)30が投入され、圧縮部50はエンジン
1によって駆動されることとなる。この時に、前述した
第1の始動時制御の時と同様に、エンジン1によるプー
リ35の回転数と、回転軸11によるアーマチュア35
の回転数が等しくなった時点で、アーマチュア35が吸
着されるので、吸着音を低減できるものである。そし
て、その後、モータ部(MTFC)70の稼動を停止す
るものである。
た場合のハイブリッドコンプレッサ13の制御を示した
フローチャート図である。ステップ300から開始され
るこの制御は、先ずステップ310において、エンジン
1の回転数ERが増加する場合か減少する場合かを判定
するために、エンジン1の回転数の変化量ΔERが正か
負かの判定を行う。この判定において、変化量ΔERが
正の場合には加速時制御が、変化量ΔERが負の場合に
は減速時制御が実行される。
テップ320に進んでモータ部70が稼動しているか否
かの判定を行い、モータ部70が稼動していない場合に
は、圧縮部50がエンジン1によって駆動されているこ
とから、増加するエンジン一の駆動トルクをそのまま維
持できるので、ステップ400からこの制御を抜けて、
メイン制御ルーチン等に回帰するものである。
て、モータ部70が稼動している(ON)と判定された
場合には、加速時制御を実行する必要があるとして、ス
テップ330に進んで、圧縮部50の実回転数CRと、
エンジン1の増加する回転数ERに対応して増加するエ
ンジン1による圧縮部50の推定回転数ECRとを比較
し、CRとECRとが等しくなった段階でステップ34
0に進んで、電磁クラッチ(MGCL)30を投入(O
N)して、ステップ350でモータ部(MTFC)70
の稼動を停止(OFF)させ、モータ部70による駆動
からエンジン1による駆動に切換えるものである。これ
によって、エンジン1の回転数が十分である場合には、
圧縮部50をエンジン駆動に切換えてモータ部70を駆
動する電源の消耗を抑制するものである。
ト図で説明すると、エンジン1の回転数ERがER1か
らER2に変化するとき、変化量ΔERは正となる{Δ
ER=(ER2−ER1)/(t9−t7)>0:ER
2−ER1>0,t9−t7>0}。この時、モータ部
(MTFC)70が稼動し、圧縮部50が回転数CR6
で回転している場合、エンジン1の回転数ERの増加に
伴ってエンジン1による圧縮部50の推定回転数ECR
が増加し、この推定回転数ECRがCR6と等しくなっ
た時点(t8)で、電磁クラッチ(MGCL)30を投
入(ON)し、その後、モータ部(MTFC)70を停
止させるものである。そして、圧縮部50の回転数CR
は、エンジン1による目標回転数MCRSに相当する回
転数CR8まで上昇するものである。
て、変化量 ERが負の場合、ステップ360に進ん
で、電磁クラッチ(MGCL)30が投入(ON)され
ているか否かの判定が行われる。この判定において、電
磁クラッチ(MGCL)が投入されていない場合は、す
でにモータ部70によって圧縮部50が駆動しているこ
とから、エンジン1の駆動トルクが減少しても圧縮部5
0の吐出量に変化がないため、ステップ400からこの
制御を抜けてメイン制御ルーチン等に回帰するものであ
る。
て、電磁クラッチ(MGCL)が投入(ON)されてい
ると判定された場合には、減速時制御が必要であるとし
て、ステップ370に進んで、エンジン1によって回転
する圧縮部50の実回転数CRと、モータ部70による
圧縮部50の推定回転数MCRとを比較し、CRとMC
Rとが等しくなった段階でステップ380に進んで、モ
ータ部(MTFC)70を稼動(ON)させて、ステッ
プ390で電磁クラッチ(MGCL)30の稼動を停止
(OFF)させ、エンジン1による駆動からモータ部7
0による駆動に切換えるものである。これによって、エ
ンジン1の回転数が減少し、十分な回転数若しくは駆動
トルクが得られない場合には、圧縮部50をモータ部に
よる駆動に切換えて圧縮部50の駆動力を確保するよう
にしたものである。
ト図で説明すると、電磁クラッチ(MGCL)30が投
入されている場合に、変化量ΔERが負の場合{ΔER
=(ER4−ER3)/(t12−t10)<0:ER
4−ER3<0,t12−t10>0}に、エンジン1
の回転数ERがER3からER4に変化すると、このエ
ンジン1の回転数ERの低下に伴って圧縮部50の実回
転数CRもCR9からCR10に低下する。この時、モ
ータ部70による圧縮部50の推定回転数MCRに相当
する回転数CR12に、圧縮部50の実回転数CRが低
下してきた時点(t11)で、モータ部70の稼動を開
始(ON)し、その後(t12)で電磁クラッチ(MG
CL)30を遮断(OFF)する。これによって、モー
タ部70は、圧縮部50の実回転数CRが目標回転数M
CRに近い位置から稼動を開始できるので、電磁クラッ
チ(MGCL)30の遮断後、速やかに目標回転数MC
Rまで立ちあがることができ、エンジン駆動からモータ
駆動への円滑な移行が可能となるものである。
図である。このフローチャートは、ステップ500から
開始されるもので、ステップ510においてエンジン1
の停止要求があるか否かが判定され、この判定において
エンジン1の停止要求がある場合には、ステップ520
進んで空調装置(A/C)3の稼動要求があるか否かの
判定が行われる。以上の判定において、エンジン1の稼
動停止が要求され、且つ空調装置(A/C)3の稼動要
求がある場合には、停止時制御が実行され、先ずステッ
プ530において圧縮部50の実回転数CRが所定の回
転数CRRと等しいか否かの判定が行われる。この判定
において、圧縮部50の実回転数CRが所定の回転数C
RRと等しくなった場合、ステップ540に進んでモー
タ部70の稼動を開始(ON)し、その後ステップ55
0に進んで電磁クラッチ(MGCL)30を遮断(OF
F)し、さらにその後ステップ560に進んでエンジン
1の稼動を停止(OFF)するものである。これによっ
て、エンジン1が停止する以前の所定の回転数CRRで
モータ部70を先ず駆動し、その後に電磁クラッチ30
を遮断するようにしたので、エンジン1からモータ部7
0への移行を円滑に行うことができるものである。そし
て、ステップ570からこの制御を抜けて、メイン制御
ルーチン等に回帰するものである。
0の間、及び/ 若しくは、前記ステップ550と前記ス
テップ560の間に、タイマを設け、ステップ540に
よるモータ部(MTFC)70の稼動(ON)から電磁
クラッチ(MGCL)30の遮断の間、及び/ 若しく
は、電磁クラッチ(MGCL)30の遮断からエンジン
1の停止までの間に、所定の時間差設けるようにしても
良いものである。
チャート図で説明すると、エンジン1が所定の回転数E
R5で運転中にエンジン1の停止要求された場合、エン
ジン1の回転数は、所定の回転数ER5からアイドリン
グ回転数EIDまで低下させ、これに対応して、圧縮部
50の回転数CRも所定の回転数CR13からエンジン
1のアイドリング回転数に対応する圧縮部50の回転数
CRR−αまで低下する以前に、例えば、エンジン1の
回転数ERがER6に到達した時点(t14)、言いか
えると、圧縮部50の実回転数CRが回転数CRR+α
に到達した時点(t14)で、モータ部(MTFC)7
0の稼動を開始(ON)し、その後回転数CRが回転数
CRRと一致した時点(t15)で、電磁クラッチ(M
GCL)30を遮断(OFF)するようにしたものであ
る。
RRは、アイドリング回転数EIDに対応する圧縮部5
0の推定回転数MCRから所定の回転数(例えば、20
0rpm)を付加して設定したものであるが、上述した
モータ部(MTFC)70による目標回転数MCRS
(CR14に対応)に設定しても良いものである。
部50の実回転数CRがCR14に到達する時点(t1
7)から、エンジン1のアイドリング回転数EIDに対
応する圧縮部50の推定回転数ECRが回転数(CRR
−α)に到達する直前(t16)までの間に始動を開始
し、その後電磁クラッチ30を上記範囲内において遮断
するようにしても良いものである。
レッサは、走行用モータとは別に、コンプレッサを駆動
する専用のモータを有するので、走行用エンジンが停止
している場合にもコンプレッサを稼動させることができ
るので、エンジン停止時にも空調装置を継続して使用可
能であるため、アイドルストップ車にも適用することが
できるものである。
ば、エンジンが始動する場合や、エンジンが加速する場
合であって、モータ駆動からエンジン駆動に切換える場
合には、圧縮部の回転数とエンジン回転数が一致した時
に、電磁クラッチを投入するようにしたので、エンジン
と共に回転する電磁クラッチのプーリと、回転軸と共に
回転する電磁クラッチのアーマチュアが同一回転時若し
くは近い回転数で連結されるので、電磁クラッチの吸着
音を低減できると共に、モータ駆動からエンジン駆動へ
の円滑な移行を達成できるものである。
十分な駆動トルクが得られる場合には、モータ駆動から
エンジン駆動に移行するので、モータの電源の消耗を抑
制することができるものである。
動前にモータによってコンプレッサを回転させているの
で、エンジン起動時の負荷を低減することができるもの
である。
ジンが減速する場合であって、エンジン駆動からモータ
駆動に切換える場合には、電磁クラッチを遮断する以前
にモータを駆動させ、その後に電磁クラッチを遮断する
ようにしたので、モータの起動トルクを低減させること
ができ、電源の消耗を抑制できるものである。
示した概略説明図である。
断面図である。
制御を示したフローチャート図である。
ミングチャート図である。
ミングチャート図である。
ト図である。
る。
る。
ャート図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 回転軸と、該回転軸の回転によって容積
が変化する圧縮空間を有する圧縮部と、エンジンの回転
が伝達されるプーリ及び該プーリと前記回転軸とを適宜
連結して前記エンジンの回転を前記回転軸に伝達する電
磁クラッチと、前記回転軸に固着されるロータ及び該ロ
ータと対峙して設けられるステータによって構成される
モータ部とからなり、空調装置に搭載される冷凍サイク
ルの一部を構成するハイブリッドコンプレッサにおい
て、 前記エンジンの稼動状況を判定するエンジン稼動判定手
段と、 前記空調装置の稼動状況を判定する空調装置稼動判定手
段と、 前記モータ部を駆動するモータ部駆動手段と、 前記電磁クラッチをオンオフして前記プーリと前記回転
軸とを連結遮断する電磁クラッチ駆動手段と、 前記エンジンを駆動するエンジン駆動手段と、 前記エンジン稼動判定手段によってエンジンの稼動停止
が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によって空
調装置の稼動の継続が判定された場合、前記モータ駆動
手段によってモータ部を起動した後、前記電磁クラッチ
駆動手段によって前記電磁クラッチをオフして前記プー
リと前記回転軸の連結を遮断し、そして前記エンジン駆
動手段によって前記エンジンの駆動を停止させる停止時
制御手段とを具備することを特徴とするハイブリッドコ
ンプレッサの制御装置。 - 【請求項2】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御装
置は、さらに前記エンジンの回転数を検出するエンジン
回転数検出手段を具備し、 前記停止時制御手段は、前記エンジン回転数検出手段に
よって検出されるエンジンの回転数が第1の所定回転数
まで減少した時に、前記モータ部駆動手段によって前記
モータ部を稼動させ、前記エンジンの回転数が第1の所
定回転数よりも低い第2の所定回転数まで減少した時に
前記電磁クラッチ駆動手段によって前記プーリと前記回
転軸の連結を遮断することを特徴とする請求項1記載の
ハイブリッドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項3】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御装
置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回
転数検出手段と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量から
前記エンジンによる圧縮部の目標回転数を設定するエン
ジン回転数設定手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 前記エンジン稼動状況判定手段によってエンジンの始動
要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によっ
て空調装置の稼動要求が判定された場合、前記モータ部
駆動手段によってモータ部を起動し、前記モータ部稼動
判定手段によってモータ部がモータ目標回転数で稼動し
ていると判定された後に、前記エンジン駆動手段によっ
てエンジンを起動し、前記モータ目標回転数設定手段に
よって設定されたモータ目標回転数と、前記エンジン回
転数設定手段によって設定されたエンジン目標回転数と
を比較する目標回転数比較手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が低いと判定された場合に、
前記モータ部駆動手段によってモータ部の駆動を停止
し、前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実回
転数が、前記推定回転数演算手段によって演算された推
定回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によ
って電磁クラッチを連結する第1の始動時制御手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が高いと判定された場合に
は、前記推定回転数演算手段によって演算された推定回
転数が前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実
回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によっ
て電磁クラッチを連結し、その後に前記モータ部駆動手
段によってモータ部の駆動を停止させる第2の始動時制
御手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のハ
イブリッドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項4】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御
装置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部
回転数検出手段と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量から
前記エンジンによる圧縮部の目標回転数を設定するエン
ジン回転数設定手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 前記エンジン稼動状況判定手段によってエンジンの始動
要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によっ
て空調装置の稼動要求が判定された場合、前記モータ部
駆動手段によってモータ部を起動し、前記モータ部稼動
判定手段によってモータ部がモータ目標回転数で稼動し
ていると判定された後に、前記エンジン駆動手段によっ
てエンジンを起動し、前記モータ目標回転数設定手段に
よって設定されたモータ目標回転数と、前記エンジン回
転数設定手段によって設定されたエンジン目標回転数と
を比較する目標回転数比較手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が低いと判定された場合に、
前記モータ部駆動手段によってモータ部の駆動を停止
し、前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実回
転数が、前記推定回転数演算手段によって演算された推
定回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によ
って電磁クラッチを連結する第1の始動時制御手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が高いと判定された場合に
は、前記推定回転数演算手段によって演算された推定回
転数が前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実
回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によっ
て電磁クラッチを連結し、その後に前記モータ部駆動手
段によってモータ部の駆動を停止させる第2の始動時制
御手段とを具備することを特徴とする請求項2記載のハ
イブリッドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項5】 回転軸と、該回転軸の回転によって容積
が変化する圧縮空間を有する圧縮部と、エンジンの回転
が伝達されるプーリ及び該プーリと前記回転軸とを適宜
連結して前記エンジンの回転を前記回転軸に伝達する電
磁クラッチと、前記回転軸に固着されるロータ及び該ロ
ータと対峙して設けられるステータによって構成される
モータ部とからなり、空調装置に搭載される冷凍サイク
ルの一部を構成するハイブリッドコンプレッサにおい
て、 前記エンジンの稼動状況を判定するエンジン稼動判定手
段と、 前記空調装置の稼動状況を判定する空調装置稼動判定手
段と、 前記モータ部を駆動するモータ部駆動手段と、 前記電磁クラッチをオンオフして前記プーリと前記回転
軸とを連結遮断する電磁クラッチ駆動手段と、 前記エンジンを駆動するエンジン駆動手段と、 前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回転数検出手段
と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量から
前記エンジンによる圧縮部の目標回転数を設定するエン
ジン回転数設定手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 前記エンジン稼動状況判定手段によってエンジンの始動
要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によっ
て空調装置の稼動要求が判定された場合、前記モータ部
駆動手段によってモータ部を起動し、前記モータ部稼動
判定手段によってモータ部がモータ目標回転数で稼動し
ていると判定された後に、前記エンジン駆動手段によっ
てエンジンを起動し、前記モータ目標回転数設定手段に
よって設定されたモータ目標回転数と、前記エンジン回
転数設定手段によって設定されたエンジン目標回転数と
を比較する目標回転数比較手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が低いと判定された場合に、
前記モータ部駆動手段によってモータ部の駆動を停止
し、前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実回
転数が、前記推定回転数演算手段によって演算された推
定回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によ
って電磁クラッチを連結する第1の始動時制御手段と、 前記目標回転数比較手段によってモータ目標回転数より
もエンジン目標回転数の方が高いと判定された場合に
は、前記推定回転数演算手段によって演算された推定回
転数が前記圧縮部回転数検出手段によって検出された実
回転数と一致した時に前記電磁クラッチ駆動手段によっ
て電磁クラッチを連結し、その後に前記モータ部駆動手
段によってモータ部の駆動を停止させる第2の始動時制
御手段とを具備することを特徴とするハイブリッドコン
プレッサの制御装置。 - 【請求項6】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御装
置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回
転数検出手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 前記モータ部駆動手段によってモータ部が駆動され、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオフさ
れている場合に、前記推定回転数演算手段によって演算
された推定回転数が増加して、前記圧縮部回転数検出手
段によって検出された実回転数以上となった場合に、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオンし
て前記プーリと前記回転軸とを連結し、その後モータ部
駆動手段によってモータ部をオフする加速時制御手段と
を具備することを特徴とする請求項1記載のハイブリッ
ドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項7】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御装
置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回
転数検出手段と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオン
状態であり且つ前記モータ部駆動手段によってモータ部
がオフしている場合に、前記圧縮部回転数検出手段によ
って検出された実回転数が減少して、前モータ目標回転
数設定手段によって設定された目標回転数以下となった
時に、前記モータ部駆動手段によってモータを起動し、
その後前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチ
をオフして前記プーリと前記回転軸とを遮断する減速時
制御手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の
ハイブリッドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項8】 前記ハイブリッドコンプレッサの制御装
置は、さらに前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回
転数検出手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 前記モータ部駆動手段によってモータ部が駆動され、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオフさ
れている場合に、前記推定回転数演算手段によって演算
された推定回転数が増加して、前記圧縮部回転数検出手
段によって検出された実回転数以上となった場合に、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオンし
て前記プーリと前記回転軸とを連結し、その後モータ部
駆動手段によってモータ部をオフする加速時制御手段
と、 前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオン
状態であり且つ前記モータ部駆動手段によってモータ部
がオフしている場合に、前記圧縮部回転数検出手段によ
って検出された実回転数が減少して、前モータ目標回転
数設定手段によって設定された目標回転数以下となった
時に、前記モータ部駆動手段によってモータを起動し、
その後前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチ
をオフして前記プーリと前記回転軸とを遮断する減速時
制御手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の
ハイブリッドコンプレッサの制御装置。 - 【請求項9】 回転軸と、該回転軸の回転によって容積
が変化する圧縮空間を有する圧縮部と、エンジンの回転
が伝達されるプーリ及び該プーリと前記回転軸とを適宜
連結して前記エンジンの回転を前記回転軸に伝達する電
磁クラッチと、前記回転軸に固着されるロータ及び該ロ
ータと対峙して設けられるステータによって構成される
モータ部とからなり、空調装置に搭載される冷凍サイク
ルの一部を構成するハイブリッドコンプレッサにおい
て、 前記エンジンの稼動状況を判定するエンジン稼動判定手
段と、 前記空調装置の稼動状況を判定する空調装置稼動判定手
段と、 前記モータ部を駆動するモータ部駆動手段と、 前記電磁クラッチをオンオフして前記プーリと前記回転
軸とを連結遮断する電磁クラッチ駆動手段と、 前記エンジンを駆動するエンジン駆動手段と、 前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回転数検出手段
と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 前記モータ部駆動手段によってモータ部が駆動され、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオフさ
れている場合に、前記推定回転数演算手段によって演算
された推定回転数が増加して、前記圧縮部回転数検出手
段によって検出された実回転数以上となった場合に、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオンし
て前記プーリと前記回転軸とを連結し、その後モータ部
駆動手段によってモータ部をオフする加速時制御手段
と、 前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオン
状態であり且つ前記モータ部駆動手段によってモータ部
がオフしている場合に、前記圧縮部回転数検出手段によ
って検出された実回転数が減少して、前モータ目標回転
数設定手段によって設定された目標回転数以下となった
時に、前記モータ部駆動手段によってモータを起動し、
その後前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチ
をオフして前記プーリと前記回転軸とを遮断する減速時
制御手段とを具備することを特徴とするハイブリッドコ
ンプレッサの制御装置。 - 【請求項10】 回転軸と、該回転軸の回転によって容
積が変化する圧縮空間を有する圧縮部と、エンジンの回
転が伝達されるプーリ及び該プーリと前記回転軸とを適
宜連結して前記エンジンの回転を前記回転軸に伝達する
電磁クラッチと、前記回転軸に固着されるロータ及び該
ロータと対峙して設けられるステータによって構成され
るモータ部とからなり、空調装置に搭載される冷凍サイ
クルの一部を構成するハイブリッドコンプレッサにおい
て、 前記エンジンの稼動状況を判定するエンジン稼動判定手
段と、 前記空調装置の稼動状況を判定する空調装置稼動判定手
段と、 前記モータ部を駆動するモータ部駆動手段と、 前記電磁クラッチをオンオフして前記プーリと前記回転
軸とを連結遮断する電磁クラッチ駆動手段と、 前記エンジンを駆動するエンジン駆動手段と、 前記圧縮部の実回転数を検出する圧縮部回転数検出手段
と、 熱負荷因子から前記圧縮部による吐出量を演算する目標
吐出量演算手段と、 該目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量か
ら前記モータ部による前記圧縮部の目標回転数を設定す
るモータ目標回転数設定手段と、 目標吐出量演算手段によって演算された目標吐出量から
前記エンジンによる圧縮部の目標回転数を設定するエン
ジン回転数設定手段と、 前記モータ目標回転数設定手段によって設定されたモー
タ目標回転数と、前記エンジン回転数設定手段によって
設定されたエンジン目標回転数とを比較する目標回転数
比較手段と、 前記エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出
手段と、 このエンジン回転数検出手段によって検出された実回転
数に対応する圧縮部の推定回転数を演算する推定回転数
演算手段と、 前記エンジン稼動状況判定手段によってエンジンの始動
要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によっ
て空調装置の稼動要求が判定された場合、前記モータ部
駆動手段によってモータ部を起動し、前記モータ部稼動
判定手段によってモータ部がモータ目標回転数で稼動し
ていると判定された後に、前記エンジン駆動手段によっ
てエンジンを起動し、前記目標回転数比較手段によって
モータ目標回転数よりもエンジン目標回転数の方が低い
と判定された場合に、前記モータ部駆動手段によってモ
ータ部の駆動を停止し、前記圧縮部回転数検出手段によ
って検出された実回転数が、前記推定回転数演算手段に
よって演算された推定回転数と一致した時に前記電磁ク
ラッチ駆動手段によって電磁クラッチを連結する第1の
始動時制御手段と、 前記エンジン稼動状況判定手段によってエンジンの始動
要求が判定され、且つ前記空調装置稼動判定手段によっ
て空調装置の稼動要求が判定された場合、前記モータ部
駆動手段によってモータ部を起動し、前記モータ部稼動
判定手段によってモータ部がモータ目標回転数で稼動し
ていると判定された後に、前記エンジン駆動手段によっ
てエンジンを起動し、前記目標回転数比較手段によって
モータ目標回転数よりもエンジン目標回転数の方が高い
と判定された場合には、前記推定回転数演算手段によっ
て演算された推定回転数が前記圧縮部回転数検出手段に
よって検出された実回転数と一致した時に前記電磁クラ
ッチ駆動手段によって電磁クラッチを連結し、その後に
前記モータ部駆動手段によってモータ部の駆動を停止さ
せる第2の始動時制御手段と、 前記モータ部駆動手段によってモータ部が駆動され、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオフさ
れている場合に、前記推定回転数演算手段によって演算
された推定回転数が増加して、前記圧縮部回転数検出手
段によって検出された実回転数以上となった場合に、前
記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチをオンし
て前記プーリと前記回転軸とを連結し、その後モータ部
駆動手段によってモータ部をオフする加速時制御手段
と、 前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチがオン
状態であり且つ前記モータ部駆動手段によってモータ部
がオフしている場合に、前記圧縮部回転数検出手段によ
って検出された実回転数が減少して、前モータ目標回転
数設定手段によって設定された目標回転数以下となった
時に、前記モータ部駆動手段によってモータを起動し、
その後前記電磁クラッチ駆動手段によって電磁クラッチ
をオフして前記プーリと前記回転軸とを遮断する減速時
制御手段と、 前記エンジン回転数検出手段によって検出されるエンジ
ンの回転数が第1の所定回転数まで減少した時に、前記
モータ部駆動手段によって前記モータ部を稼動させ、前
記エンジンの回転数が第1の所定回転数よりも低い第2
の所定回転数まで減少した時に前記電磁クラッチ駆動手
段によって前記プーリと前記回転軸の連結を遮断する停
止時制御手段とを具備することを特徴とするハイブリッ
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