JP3012462B2 - 導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置 - Google Patents
導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置Info
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- JP3012462B2 JP3012462B2 JP6229198A JP22919894A JP3012462B2 JP 3012462 B2 JP3012462 B2 JP 3012462B2 JP 6229198 A JP6229198 A JP 6229198A JP 22919894 A JP22919894 A JP 22919894A JP 3012462 B2 JP3012462 B2 JP 3012462B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置のような
非発光型表示装置に用いて好適な導光板並びにこれを用
いた面光源及び非発光型表示装置に関する。
非発光型表示装置に用いて好適な導光板並びにこれを用
いた面光源及び非発光型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(A)は、この種の従来のエッジラ
イト型面光源を示す。導光板10の一端面に、この端面
に沿った紙面垂直方向の直管形照明灯12が配置され、
その照明光が、導光板10の平面10a側に配置された
不図示の透過型液晶表示パネルに対する面照明光に変換
される。
イト型面光源を示す。導光板10の一端面に、この端面
に沿った紙面垂直方向の直管形照明灯12が配置され、
その照明光が、導光板10の平面10a側に配置された
不図示の透過型液晶表示パネルに対する面照明光に変換
される。
【0003】透過型液晶表示パネルは、視野角特性を有
するので、この特性に応じた指向性の光を導光板10の
平面10aから射出させることにより、光利用効率を向
上させて、低消費電力化を図ることができる。この目的
のために、平面10aにレンチキュラーレンズが重ねら
れる(特開平6−222207号公報)。しかし、レン
チキュラーレンズを重ねるために面光源が厚く且つ重く
なり、しかも高価となる。また、レンチキュラーレンズ
を反射型液晶表示パネルに用いた場合には、その全反射
層のぼけのために、液晶表示パネルの表示が見づらくな
る。
するので、この特性に応じた指向性の光を導光板10の
平面10aから射出させることにより、光利用効率を向
上させて、低消費電力化を図ることができる。この目的
のために、平面10aにレンチキュラーレンズが重ねら
れる(特開平6−222207号公報)。しかし、レン
チキュラーレンズを重ねるために面光源が厚く且つ重く
なり、しかも高価となる。また、レンチキュラーレンズ
を反射型液晶表示パネルに用いた場合には、その全反射
層のぼけのために、液晶表示パネルの表示が見づらくな
る。
【0004】そこで、透過型液晶表示パネルについて
は、平面10aに対し面10bを傾斜させ、面10b
に、図8(B)に示すような段差を形成し、段差部傾斜
角を45°にして、端面10cから入射した光を段差部
傾斜面で平面10aに対し略直角方向に反射させる面光
源が提案されている。図中、14は反射体、16及び1
8は反射板、20は拡散板である。しかし、平面10a
に対し面10bが傾斜しているので、製造が容易でなく
コスト高となり、かつ、表示パネルに対し平面10aが
平行になるように面光源を取り付けなければならないの
で、取り付け作業が容易でない。
は、平面10aに対し面10bを傾斜させ、面10b
に、図8(B)に示すような段差を形成し、段差部傾斜
角を45°にして、端面10cから入射した光を段差部
傾斜面で平面10aに対し略直角方向に反射させる面光
源が提案されている。図中、14は反射体、16及び1
8は反射板、20は拡散板である。しかし、平面10a
に対し面10bが傾斜しているので、製造が容易でなく
コスト高となり、かつ、表示パネルに対し平面10aが
平行になるように面光源を取り付けなければならないの
で、取り付け作業が容易でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、平面10aに
対し面10bが傾斜しているので、製造が容易でなくコ
スト高となり、かつ、表示パネルに対し平面10aが平
行になるように面光源を取り付けなければならないの
で、取り付け作業が容易でない。本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、製造容易で非発光型表示装置に対
する取り付けが容易な導光板並びにこれを用いた面光源
及び非発光型表示装置を提供することにある。
対し面10bが傾斜しているので、製造が容易でなくコ
スト高となり、かつ、表示パネルに対し平面10aが平
行になるように面光源を取り付けなければならないの
で、取り付け作業が容易でない。本発明の目的は、この
ような問題点に鑑み、製造容易で非発光型表示装置に対
する取り付けが容易な導光板並びにこれを用いた面光源
及び非発光型表示装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、反射型かつ非
発光型の表示装置の視認性を向上させることができる導
光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置を
提供することにある。
発光型の表示装置の視認性を向上させることができる導
光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1の発明は、端面から入射される光を第1平面から出射
させる導光板であって、該第1平面と対向する第2面
に、複数の頂線と谷線とを備えたプリズムアレイが形成
され、該複数の頂線に接する仮想面と該プリズムアイの
各プリズムの一方側の面とのなす角度αは空気に対する
該導光板の臨界角に略等しく、該仮想面と該プリズムア
レイの各プリズムの他方側の面とのなす角度βが該角度
αより小さい。
1の発明は、端面から入射される光を第1平面から出射
させる導光板であって、該第1平面と対向する第2面
に、複数の頂線と谷線とを備えたプリズムアレイが形成
され、該複数の頂線に接する仮想面と該プリズムアイの
各プリズムの一方側の面とのなす角度αは空気に対する
該導光板の臨界角に略等しく、該仮想面と該プリズムア
レイの各プリズムの他方側の面とのなす角度βが該角度
αより小さい。
【0008】角度αが、空気に対する導光板の臨界角に
略等しいので、導光板の一端面から入射した光は、該一
方側の面で全反射され、該第1平面からその法線に関し
略対称に出射して、非発光型表示装置に対する照明光の
利用効率が向上する。 また、角度βが角度αより小さい
ので、第1平面から出射される光の強度分布が導光板の
該一端面側で特に大きくなるのを抑制でき、さらに、プ
リズムアレイ面の凹凸が比較的小さく、本発明の導光板
を反射型かつ非発光型の表示装置に適用した場合、レン
チキュラーレンズを用いた場合よりも表示装置の表示面
でのぼけが低減し、視認性を向上させることができる。
略等しいので、導光板の一端面から入射した光は、該一
方側の面で全反射され、該第1平面からその法線に関し
略対称に出射して、非発光型表示装置に対する照明光の
利用効率が向上する。 また、角度βが角度αより小さい
ので、第1平面から出射される光の強度分布が導光板の
該一端面側で特に大きくなるのを抑制でき、さらに、プ
リズムアレイ面の凹凸が比較的小さく、本発明の導光板
を反射型かつ非発光型の表示装置に適用した場合、レン
チキュラーレンズを用いた場合よりも表示装置の表示面
でのぼけが低減し、視認性を向上させることができる。
【0009】さらに、第2平面を第1平面に略平行にす
ることが可能であるので、第1平面に対し傾斜面を有す
る従来の導光板よりも容易かつ安価に製造することが可
能となり、また、非発光表示装置に対する導光板の取り
付けが容易である。
ることが可能であるので、第1平面に対し傾斜面を有す
る従来の導光板よりも容易かつ安価に製造することが可
能となり、また、非発光表示装置に対する導光板の取り
付けが容易である。
【0010】請求項2の導光板では、請求項1におい
て、上記臨界角は42゜であり、上記角度αは43゜で
あり、上記角度βは10゜以下であり、上記プリズムア
レイにおけるプリズム深さは5〜50μmである。プリ
ズム深さが大き過ぎると、第1平面から出射する光強度
の分布が不均一になり、小さすぎると、全反射用プリズ
ム傾斜面の面積が狭くなり過ぎる。この間隔が一定の場
合、角度βを大きくし過ぎると、プリズムピッチが短く
なり過ぎて、照明灯が配置される一方の端面側のプリズ
ム傾斜面で反射される光量が多くなり、対向する他方の
端面側に進む光量が少なくなり、また、手前のプリズム
でプリズム傾斜面に入射できる面積が狭くなる。逆に角
度βを小さくし過ぎると、導光板内での光の平均光路長
が長くなり過ぎて、減衰による損失が大きくなる。これ
らのことから好ましいプリズム深さ及び角度βの範囲が
存在する。請求項2は、この好ましい範囲の態様であ
る。
て、上記臨界角は42゜であり、上記角度αは43゜で
あり、上記角度βは10゜以下であり、上記プリズムア
レイにおけるプリズム深さは5〜50μmである。プリ
ズム深さが大き過ぎると、第1平面から出射する光強度
の分布が不均一になり、小さすぎると、全反射用プリズ
ム傾斜面の面積が狭くなり過ぎる。この間隔が一定の場
合、角度βを大きくし過ぎると、プリズムピッチが短く
なり過ぎて、照明灯が配置される一方の端面側のプリズ
ム傾斜面で反射される光量が多くなり、対向する他方の
端面側に進む光量が少なくなり、また、手前のプリズム
でプリズム傾斜面に入射できる面積が狭くなる。逆に角
度βを小さくし過ぎると、導光板内での光の平均光路長
が長くなり過ぎて、減衰による損失が大きくなる。これ
らのことから好ましいプリズム深さ及び角度βの範囲が
存在する。請求項2は、この好ましい範囲の態様であ
る。
【0011】請求項3の導光板では、請求項1におい
て、上記端面が凸形状である。 この凸形状により、角度
αの傾斜面に対する光透過量が低減するので、光のロス
を低減することができる。
て、上記端面が凸形状である。 この凸形状により、角度
αの傾斜面に対する光透過量が低減するので、光のロス
を低減することができる。
【0012】請求項4の導光板では、請求項1におい
て、上記角度βは、上記端面から離れるほど大きくなっ
ている。この導光板によれば、第1平面からの出射光強
度の分布をより均一にすることが可能となる。請求項5
の導光板では、請求項1又は2において、上記第2面は
分割線により分割された第1領域と第2領域とを備え、
該第1及び第2領域内のプリズムアレイは、該分割線に
ついて略対称である。この導光板の第1領域側の端面及
び第2領域側の端面に沿って照明灯を配置すれば、第1
平面からの出射光強度の分布を、対称でなく一方の端面
に沿って照明灯を配置した場合よりも、均一にすること
ができる。
て、上記角度βは、上記端面から離れるほど大きくなっ
ている。この導光板によれば、第1平面からの出射光強
度の分布をより均一にすることが可能となる。請求項5
の導光板では、請求項1又は2において、上記第2面は
分割線により分割された第1領域と第2領域とを備え、
該第1及び第2領域内のプリズムアレイは、該分割線に
ついて略対称である。この導光板の第1領域側の端面及
び第2領域側の端面に沿って照明灯を配置すれば、第1
平面からの出射光強度の分布を、対称でなく一方の端面
に沿って照明灯を配置した場合よりも、均一にすること
ができる。
【0013】請求項6の面光源では、 上記いずれか1つ
の導光板と、 該導光板の上記端面に沿って配置された照
明灯と、 該照明灯から該端面と反対側へ射出される光を
該端面側へ反射させる反射体とを有する。 請求項7の面
光源では、請求項6記載の面光源が2つ、互いに逆方向
に向けて2重に配置されている。
の導光板と、 該導光板の上記端面に沿って配置された照
明灯と、 該照明灯から該端面と反対側へ射出される光を
該端面側へ反射させる反射体とを有する。 請求項7の面
光源では、請求項6記載の面光源が2つ、互いに逆方向
に向けて2重に配置されている。
【0014】この面光源によれば、光源面からの出射光
強度の分布をより均一にすることができる。 請求項8の
面光源では、 請求項5記載の導光板と、 核導光板の、上
記第1領域側の第1端面に沿って配置された第1照明灯
と、 抜第1照明灯から該第1端面と反対側へ射出される
光を該第1端面側へ反射させる第1反射体と、 該導光板
の、上記第2領域側の第2端面に沿って配置された第2
照明灯と、 該第2照明灯から該第2端面と反対側へ射出
される光を該第2端面側へ反射させる第2反射体とを有
する。
強度の分布をより均一にすることができる。 請求項8の
面光源では、 請求項5記載の導光板と、 核導光板の、上
記第1領域側の第1端面に沿って配置された第1照明灯
と、 抜第1照明灯から該第1端面と反対側へ射出される
光を該第1端面側へ反射させる第1反射体と、 該導光板
の、上記第2領域側の第2端面に沿って配置された第2
照明灯と、 該第2照明灯から該第2端面と反対側へ射出
される光を該第2端面側へ反射させる第2反射体とを有
する。
【0015】請求項9の面光源では、対向する平面の一
方に、複数の頂線と谷線とを備えたプリズムアレイが形
成され、該複数の頂線に接する仮想面とこのプリズムア
レイの各プリズムの一方側及び他方側の面とのなす角度
が互いに等しく、上記導光板の第1平面側に、プリズム
頂線を該導光板のプリズム頂線と略直角な方向に向けて
対向配置されたプリズムアレイ板をさらに有する。この
面光源によれば、導光板の第1平面に垂直かつ頂線を通
る面内における指向性も向上する。
方に、複数の頂線と谷線とを備えたプリズムアレイが形
成され、該複数の頂線に接する仮想面とこのプリズムア
レイの各プリズムの一方側及び他方側の面とのなす角度
が互いに等しく、上記導光板の第1平面側に、プリズム
頂線を該導光板のプリズム頂線と略直角な方向に向けて
対向配置されたプリズムアレイ板をさらに有する。この
面光源によれば、導光板の第1平面に垂直かつ頂線を通
る面内における指向性も向上する。
【0016】請求項10の面光源では、請求項9におい
てさらに、 上記導光板の上記第1平面側に対向配置され
た拡散板と、 上記面光源の第2面側に対向配置された反
射板とを有する。 請求項11の非発光型表示装置では、
請求項10記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面
側に対向配置された透過型かつ非発光型の表示パネルと
を有する。 請求項12の非発光型表示装置では、 請求項
6記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面側に対向
配置された反射型かつ非発光型の表示パネルとを有す
る。
てさらに、 上記導光板の上記第1平面側に対向配置され
た拡散板と、 上記面光源の第2面側に対向配置された反
射板とを有する。 請求項11の非発光型表示装置では、
請求項10記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面
側に対向配置された透過型かつ非発光型の表示パネルと
を有する。 請求項12の非発光型表示装置では、 請求項
6記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面側に対向
配置された反射型かつ非発光型の表示パネルとを有す
る。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図中、同一又は類似の構成要素には、同一又は類
似の符号を付している。 [第1実施例]図2は、第1実施例の面光源を示す。
する。図中、同一又は類似の構成要素には、同一又は類
似の符号を付している。 [第1実施例]図2は、第1実施例の面光源を示す。
【0018】導光板10Aの一端面に、この端面に沿っ
た紙面垂直方向の直管形照明灯12、例えば冷陰極管又
は熱陰極管が配置され、その照明光が、導光板10の平
面10aから射出される面照明光に変換される。この面
光源は、非発光型かつ透過型の表示装置、例えば透過型
液晶表示パネル50に用いられる。視野角特性を有する
透過型液晶表示パネル50の光利用効率を向上させるた
めに、導光板10Aは、平面10aと反対側の面10d
にプリズムアレイが形成されている。このプリズムアレ
イは、紙面垂直方向に延びた互いに平行な頂線Tと谷線
Vとが交互に存在し、全ての谷線Vが仮想面A1内に存
在し、全ての頂線Tが仮想面A2内に存在し、かつ、仮
想面A1及びA2が平面10aと平行になっている。谷
線Vの両側の傾斜面S1及びS2の仮想面A2に対する
傾斜角をそれぞれ角度α及びβとする。
た紙面垂直方向の直管形照明灯12、例えば冷陰極管又
は熱陰極管が配置され、その照明光が、導光板10の平
面10aから射出される面照明光に変換される。この面
光源は、非発光型かつ透過型の表示装置、例えば透過型
液晶表示パネル50に用いられる。視野角特性を有する
透過型液晶表示パネル50の光利用効率を向上させるた
めに、導光板10Aは、平面10aと反対側の面10d
にプリズムアレイが形成されている。このプリズムアレ
イは、紙面垂直方向に延びた互いに平行な頂線Tと谷線
Vとが交互に存在し、全ての谷線Vが仮想面A1内に存
在し、全ての頂線Tが仮想面A2内に存在し、かつ、仮
想面A1及びA2が平面10aと平行になっている。谷
線Vの両側の傾斜面S1及びS2の仮想面A2に対する
傾斜角をそれぞれ角度α及びβとする。
【0019】最初に、角度αの好ましい値を図1に基づ
いて説明する。端面10cから、その法線に対し角度θ
で導光板10A内に入射した光は、一点鎖線で示すよう
に進み、傾斜面S1に対し角度γで入射し、平面10a
に対し角度δで入射し、平面10aから角度ηで出射す
る。この場合、次の関係式が成立する。
いて説明する。端面10cから、その法線に対し角度θ
で導光板10A内に入射した光は、一点鎖線で示すよう
に進み、傾斜面S1に対し角度γで入射し、平面10a
に対し角度δで入射し、平面10aから角度ηで出射す
る。この場合、次の関係式が成立する。
【0020】 δ=90°−(θ+2α) ・・・(1) γ=90°−(θ+α) ・・・(2) sinη=n・sinδ ・・・(3) ここに、nは空気に対する導光板10Aの屈折率であ
る。以下、導光板10Aがアクリル樹脂でその屈折率n
が1.492である場合を考える。
る。以下、導光板10Aがアクリル樹脂でその屈折率n
が1.492である場合を考える。
【0021】この場合の臨界角は42°であり、平面1
0aで全反射されて導光板10A内を光が伝播可能な条
件は−48°≦θ≦48°となる。傾斜面S1に入射し
た光が傾斜面S1で全反射される条件はγ≧42°とな
る。傾斜面S1で全反射され、次いで平面10aを透過
可能な条件はδ<42となる。これらの条件及び式
(1)〜(3)を用いて、次のような数値関係が得られ
る。
0aで全反射されて導光板10A内を光が伝播可能な条
件は−48°≦θ≦48°となる。傾斜面S1に入射し
た光が傾斜面S1で全反射される条件はγ≧42°とな
る。傾斜面S1で全反射され、次いで平面10aを透過
可能な条件はδ<42となる。これらの条件及び式
(1)〜(3)を用いて、次のような数値関係が得られ
る。
【0022】 角度α[゜] 角度θ[゜] 角度γ[゜] 角度η[゜] 30 0〜18 42〜60 18〜48 40 0〜8 42〜50 3〜15 43 0〜8 42〜47 −6〜6 45 0〜3 42〜45 −4.5〜0 48 0 −6 −9 上記数値関係から、角度αについて次の結論が得られ
る。
る。
【0023】(1)角度αが48°以上になると、平面
10aから光が出射できない。 (2)角度αが小さいと、角度θの範囲が広がるが、平
面10aからの出射光は斜め方向の指向性を持つので好
ましくない。 (3)角度ηの正側範囲と負側範囲とが等しくなるの
は、α=43°の場合である。
10aから光が出射できない。 (2)角度αが小さいと、角度θの範囲が広がるが、平
面10aからの出射光は斜め方向の指向性を持つので好
ましくない。 (3)角度ηの正側範囲と負側範囲とが等しくなるの
は、α=43°の場合である。
【0024】したがって、平面10aがアクリル樹脂の
場合にはα=43°とすることにより、一般的には角度
αを、導光板10Aの空気に対する臨界角とすることに
より、平面10aの法線に対し対称的な強度分布の光が
平面10aから出射されるので、透過型液晶表示パネル
50に対し好ましい条件となる。一方、角度β及びプリ
ズム深さd(仮想面A1とA2の間隔)の好ましい値
は、次の通りである。
場合にはα=43°とすることにより、一般的には角度
αを、導光板10Aの空気に対する臨界角とすることに
より、平面10aの法線に対し対称的な強度分布の光が
平面10aから出射されるので、透過型液晶表示パネル
50に対し好ましい条件となる。一方、角度β及びプリ
ズム深さd(仮想面A1とA2の間隔)の好ましい値
は、次の通りである。
【0025】プリズム深さdが大き過ぎると、平面10
aから出射する光強度の分布が不均一になり、小さすぎ
ると、全反射用プリズム傾斜面S1の面積が狭くなり過
ぎる。プリズム深さdが一定の場合、角度βを大きくし
過ぎると、隣合う頂線Tの間隔、すなわちプリズムピッ
チが短くなり過ぎ、端面10c側の傾斜面S1で反射さ
れる光量が多くなって、端面10e側に進む光量が少な
くなり、また、手前のプリズムで傾斜面S1に入射でき
る面積が狭くなる。逆に角度βを小さくし過ぎると、導
光板10A内での光の平均光路長が長くなり過ぎて、減
衰による損失が大きくなる。
aから出射する光強度の分布が不均一になり、小さすぎ
ると、全反射用プリズム傾斜面S1の面積が狭くなり過
ぎる。プリズム深さdが一定の場合、角度βを大きくし
過ぎると、隣合う頂線Tの間隔、すなわちプリズムピッ
チが短くなり過ぎ、端面10c側の傾斜面S1で反射さ
れる光量が多くなって、端面10e側に進む光量が少な
くなり、また、手前のプリズムで傾斜面S1に入射でき
る面積が狭くなる。逆に角度βを小さくし過ぎると、導
光板10A内での光の平均光路長が長くなり過ぎて、減
衰による損失が大きくなる。
【0026】このようなことから角度β及びプリズム深
さdには面光源用として好ましい範囲が存在する。実用
的なこの範囲は、一般的に、角度βが10°以下、深さ
dが5μm以上50μm以下程度であることを知見し
た。透過型又は反射型の液晶表示装置の面光源用として
特に好ましい角度βの値は、数値解析の結果、導光板1
0Aがアクリル樹脂、深さdが上記範囲内、かつ、端面
10cと10e間の長さ(幅)が30〜200mmの範
囲内という実用的な条件下で、約2°という極めて小さ
い角度であることを本発明者は知見した。
さdには面光源用として好ましい範囲が存在する。実用
的なこの範囲は、一般的に、角度βが10°以下、深さ
dが5μm以上50μm以下程度であることを知見し
た。透過型又は反射型の液晶表示装置の面光源用として
特に好ましい角度βの値は、数値解析の結果、導光板1
0Aがアクリル樹脂、深さdが上記範囲内、かつ、端面
10cと10e間の長さ(幅)が30〜200mmの範
囲内という実用的な条件下で、約2°という極めて小さ
い角度であることを本発明者は知見した。
【0027】図2において、照明灯12を囲繞する、紙
面垂直方向に延びた反射体14の内面形状は、端面10
cに入射する光の大部分が−8゜≦θ≦8°の範囲内に
なるようにすること、すなわち傾斜面S1を光が透過し
ないことが好ましい。また、プリズムアレイ面10dを
透過した光のロスを低減するために、プリズムアレイ面
10dに反射板16が対向配置され、端面10eを透過
した光のロスを低減するために、端面10eに接して反
射板18が配置されている。さらに、出射光強度分布を
均一化するために、平面10aに接して拡散板20が配
置されている。反射板16、18及び拡散板20は、シ
ート状又はフイルム状の薄いものを用いることができ
る。
面垂直方向に延びた反射体14の内面形状は、端面10
cに入射する光の大部分が−8゜≦θ≦8°の範囲内に
なるようにすること、すなわち傾斜面S1を光が透過し
ないことが好ましい。また、プリズムアレイ面10dを
透過した光のロスを低減するために、プリズムアレイ面
10dに反射板16が対向配置され、端面10eを透過
した光のロスを低減するために、端面10eに接して反
射板18が配置されている。さらに、出射光強度分布を
均一化するために、平面10aに接して拡散板20が配
置されている。反射板16、18及び拡散板20は、シ
ート状又はフイルム状の薄いものを用いることができ
る。
【0028】導光板10Aは、射出成形した樹脂製透明
平行板の一面に対し、プリズムアレイの模様が刻設され
た型板でホットプレスをした後、冷却することにより、
容易に得られ、傾斜面を有する図8の導光板10よりも
容易かつ安価に製造することができる。また、仮想面A
2が平面10aと平行であるので、透過型液晶表示パネ
ル50に対する面光源の取り付けが容易である。
平行板の一面に対し、プリズムアレイの模様が刻設され
た型板でホットプレスをした後、冷却することにより、
容易に得られ、傾斜面を有する図8の導光板10よりも
容易かつ安価に製造することができる。また、仮想面A
2が平面10aと平行であるので、透過型液晶表示パネ
ル50に対する面光源の取り付けが容易である。
【0029】[第2実施例]図3は、第2実施例の面光
源を示す。この面光源は、平面10aの端面10fをシ
リンドリカルレンズのように凸面にして、図2の場合よ
りもさらに、端面10cに入射する光が−8゜≦θ≦8
°の範囲内になるようにしている。
源を示す。この面光源は、平面10aの端面10fをシ
リンドリカルレンズのように凸面にして、図2の場合よ
りもさらに、端面10cに入射する光が−8゜≦θ≦8
°の範囲内になるようにしている。
【0030】これにより、プリズムアレイ面10dを透
過する光量が低減し、平面10aから出射する光の指向
性がその法線に対しより対称的となる。また、拡散板2
0と平面10aとの間に、例えば特開平6−13038
7に開示されているようなプリズムアレイ板22を配置
している。プリズムアレイ板22は、これに対し斜め入
射する光を法線側に曲げて指向性を向上させるためのも
のである。プリズムアレイ板22は、図3(B)に示す
ように、導光板10Aのプリズムアレイにおいてα=β
とした形状となっておりその頂角は例えば、94゜であ
る。
過する光量が低減し、平面10aから出射する光の指向
性がその法線に対しより対称的となる。また、拡散板2
0と平面10aとの間に、例えば特開平6−13038
7に開示されているようなプリズムアレイ板22を配置
している。プリズムアレイ板22は、これに対し斜め入
射する光を法線側に曲げて指向性を向上させるためのも
のである。プリズムアレイ板22は、図3(B)に示す
ように、導光板10Aのプリズムアレイにおいてα=β
とした形状となっておりその頂角は例えば、94゜であ
る。
【0031】プリズムアレイ板22は、そのプリズム頂
線をプリズムアレイ面10dのプリズム頂線Tと直角に
して配置されている。このように配置することにより、
紙面垂直方向の面内における指向性も向上する。 [第3実施例]図4は、第3実施例の面光源を示す。
線をプリズムアレイ面10dのプリズム頂線Tと直角に
して配置されている。このように配置することにより、
紙面垂直方向の面内における指向性も向上する。 [第3実施例]図4は、第3実施例の面光源を示す。
【0032】図2の面光源では、角度βを全て同一にし
ているので、角度βを小さくしても端面10e側の傾斜
面S1に入射する光量が少なくなる。そこで、導光板1
0のプリズムアレイ面10gについて、端面10cから
端面10e側に近づくほど、角度βを大きくすることに
よりプリズムピッチpを徐々に短くしている。これによ
り、単位面積当たりの傾斜面S1が端面10e側に近づ
くほど広くなるので、平面10aからの出射光強度の分
布を図1の場合よりも均一にすることができる。
ているので、角度βを小さくしても端面10e側の傾斜
面S1に入射する光量が少なくなる。そこで、導光板1
0のプリズムアレイ面10gについて、端面10cから
端面10e側に近づくほど、角度βを大きくすることに
よりプリズムピッチpを徐々に短くしている。これによ
り、単位面積当たりの傾斜面S1が端面10e側に近づ
くほど広くなるので、平面10aからの出射光強度の分
布を図1の場合よりも均一にすることができる。
【0033】なお、プリズムアレイ面10gを複数領域
に分け、領域単位でプリズムピッチpを変化させてもよ
い。また、角度βを大きくすると手前のプリズムで妨げ
られて傾斜面S1に入射できる面積が狭くなるので、好
ましくは角度βの範囲は上述と同様に10°以下とする
必要がある。
に分け、領域単位でプリズムピッチpを変化させてもよ
い。また、角度βを大きくすると手前のプリズムで妨げ
られて傾斜面S1に入射できる面積が狭くなるので、好
ましくは角度βの範囲は上述と同様に10°以下とする
必要がある。
【0034】[第4実施例]図5は、第4実施例の面光
源を示す。この面光源は、図1の面光源を2つ用い、互
いに逆方向にし且つ重ね合わせている。但し、光出射側
の面光源は反射板16を省略し、他方の面光源は拡散板
20を省略している。
源を示す。この面光源は、図1の面光源を2つ用い、互
いに逆方向にし且つ重ね合わせている。但し、光出射側
の面光源は反射板16を省略し、他方の面光源は拡散板
20を省略している。
【0035】この第4実施例によれば、拡散板20側の
導光板表面からの出射光強度の分布を図1の場合よりも
均一にすることができる。 [第5実施例]図5の面光源は、二重構造であるので厚
くなる。そこで、第5実施例の面光源では、図6に示す
如く、導光板10Cのプリズムアレイ面10hを、端面
10cと端面10eの真ん中の紙面に垂直な直線で、領
域R1と領域R2とに等分割し、プリズムアレイ面10
hの形状をこの分割線に対し対称にしている。そして、
端面10c側の照明灯12及び反射体14と対称的に、
端面10e側に照明灯32及び反射体34を配置してい
る。
導光板表面からの出射光強度の分布を図1の場合よりも
均一にすることができる。 [第5実施例]図5の面光源は、二重構造であるので厚
くなる。そこで、第5実施例の面光源では、図6に示す
如く、導光板10Cのプリズムアレイ面10hを、端面
10cと端面10eの真ん中の紙面に垂直な直線で、領
域R1と領域R2とに等分割し、プリズムアレイ面10
hの形状をこの分割線に対し対称にしている。そして、
端面10c側の照明灯12及び反射体14と対称的に、
端面10e側に照明灯32及び反射体34を配置してい
る。
【0036】本第5実施例によれば、図5の面光源より
も薄くでき、かつ、図1の導光板よりも、平面10aか
らの出射光強度の分布を均一にすることができる。 [第6実施例]以上の面光源は透過型且つ非発光型の表
示パネルに対するものであるが、図7に示すように、反
射型且つ非発光型の表示パネル、例えば反射型液晶表示
パネル50Aに対する面光源としても用いることもでき
る。この面光源は、図2において拡散板20及び反射板
16を省略し、透過型液晶表示パネル50を反射型液晶
表示パネル50Aで置き換え、上下方向に関し反転させ
た構成となっている。
も薄くでき、かつ、図1の導光板よりも、平面10aか
らの出射光強度の分布を均一にすることができる。 [第6実施例]以上の面光源は透過型且つ非発光型の表
示パネルに対するものであるが、図7に示すように、反
射型且つ非発光型の表示パネル、例えば反射型液晶表示
パネル50Aに対する面光源としても用いることもでき
る。この面光源は、図2において拡散板20及び反射板
16を省略し、透過型液晶表示パネル50を反射型液晶
表示パネル50Aで置き換え、上下方向に関し反転させ
た構成となっている。
【0037】この面光源が無いと、暗い場所で反射型液
晶表示パネル50Aの表示が見づらいが、このような面
光源を反射型液晶表示パネル50Aに対し配置すること
により、暗い場所でも表示が見やすくなり、かつ、その
指向性により照明灯12からの照明光を効率よく利用す
ることができ、省電力化を図ることができる。また、α
=43゜に対しβ=2゜であるので、プリズムアレイ面
10dの大部分はほぼ平坦であり、レンチキュラーレン
ズを用いた場合よりも反射型液晶表示パネル50Aの表
示面でのぼけが大幅に低減し、視認性がよい。
晶表示パネル50Aの表示が見づらいが、このような面
光源を反射型液晶表示パネル50Aに対し配置すること
により、暗い場所でも表示が見やすくなり、かつ、その
指向性により照明灯12からの照明光を効率よく利用す
ることができ、省電力化を図ることができる。また、α
=43゜に対しβ=2゜であるので、プリズムアレイ面
10dの大部分はほぼ平坦であり、レンチキュラーレン
ズを用いた場合よりも反射型液晶表示パネル50Aの表
示面でのぼけが大幅に低減し、視認性がよい。
【0038】明るい所では照明灯12を消灯すればよい
ので、透過型液晶表示装置よりも消費電力を低減でき、
携帯型OA機器に好適である。本発明には他にも種々の
変形例が含まれる。例えば、図7の構成に、図3乃至図
6の方式を適用した構成であってもよいことは勿論であ
る。
ので、透過型液晶表示装置よりも消費電力を低減でき、
携帯型OA機器に好適である。本発明には他にも種々の
変形例が含まれる。例えば、図7の構成に、図3乃至図
6の方式を適用した構成であってもよいことは勿論であ
る。
【0039】また、導光板10は、アクリル樹脂等の透
明物質に限定されず、平面10aからの出射光強度分布
をより均一化するために、ぼけが目立たない程度の光散
乱性を有する物質、例えば、メタクリル酸メチルと、安
息香酸ビニルもしくは三フッ素化メタクリル酸メチルな
どのビニル系低分子との共重合体で形成されたものであ
ってもよい。
明物質に限定されず、平面10aからの出射光強度分布
をより均一化するために、ぼけが目立たない程度の光散
乱性を有する物質、例えば、メタクリル酸メチルと、安
息香酸ビニルもしくは三フッ素化メタクリル酸メチルな
どのビニル系低分子との共重合体で形成されたものであ
ってもよい。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【図1】本発明の原理構成を示す光路図である。
【図2】本発明の第1実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第4実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第5実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の第6実施例の面光源を示す断面図であ
る。
る。
【図8】従来の面光源を示す断面図である。
10、10A〜10C 導光板 10d、10g、10h プリズムアレイ面 12、32 照明灯 14、34 反射体 16、18 反射板 20 拡散板 22 プリズムアレイ板 50 透過型液晶表示パネル 50A 反射型液晶表示パネル V 谷線 T 頂線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−294745(JP,A) 特開 平6−194653(JP,A) 特開 平6−202107(JP,A) 特開 平7−225320(JP,A) 特開 平6−160638(JP,A) 特開 平6−222364(JP,A) 実開 平3−67381(JP,U) 実開 昭61−36911(JP,U) 実開 平3−56974(JP,U) 実開 平4−91337(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 F21V 8/00 G02F 1/1335 G09F 9/00
Claims (12)
- 【請求項1】 端面から入射される光を第1平面から出
射させる導光板であって、 該第1平面と対向する第2面に、複数の頂線と谷線とを
備えたプリズムアレイが形成され、 該複数の頂線に接する仮想面と該プリズムアレイの各プ
リズムの一方側の面とのなす角度αは空気に対する該導
光板の臨界角に略等しく、該仮想面と該プリズムアレイ
の各プリズムの他方側の面とのなす角度βが該角度αよ
り小さい、 ことを特徴とする導光板。 - 【請求項2】 上記臨界角は42゜であり、上記角度α
は43゜であり、上記角度βは10゜以下であり、上記
プリズムアレイにおけるプリズム深さは5〜50μmで
あることを特徴とする請求項1記載の導光板。 - 【請求項3】 上記端面が凸形状であることを特徹とす
る請求項1記載の導光板。 - 【請求項4】 上記角度βは、上記端面から離れるほど
大きくなっていることを特徴とする請求項1記載の導光
板。 - 【請求項5】 上記第2面は分割線により分割された第
1領域と第2領域とを備え、該第1及び第2領域内のプ
リズムアレイは、該分割線について略対称であることを
特徴とする請求項1又は2記載の導光板。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
導光板と、 該導光板の上記端面に沿って配置された照明灯と、 該照明灯から該端面と反対側へ射出される光を該端面側
へ反射させる反射体と、 を有することを特徴とする面光源。 - 【請求項7】 請求項6記載の面光源が2つ、互いに逆
方向に向けて2重に配置されていることを特徴とする面
光源。 - 【請求項8】 請求項5記載の導光板と、 核導光板の、上記第1領域側の第1端面に沿って配置さ
れた第1照明灯と、 抜第1照明灯から該第1端面と反対側へ射出される光を
該第1端面側へ反射させる第1反射体と、 該導光板の、上記第2領域側の第2端面に沿って配置さ
れた第2照明灯と、 該第2照明灯から該第2端面と反対側へ射出される光を
該第2端面側へ反射させる第2反射体と、 を有することを特徴とする面光源。 - 【請求項9】 対向する平面の一方に、複数の頂線と谷
線とを備えたプリズムアレイが形成され、該複数の頂線
に接する仮想面とこのプリズムアレイの各プリズムの一
方側及び他方側の面とのなす角度が互いに等しく、上記
導光板の第1平面側に、プリズム頂線を該導光板のプリ
ズム頂線と略直角な方向に向けて対向配置されたプリズ
ムアレイ板、 をさらに有することを特徴とする請求項6乃至8のいず
れか1つに記載の面光源。 - 【請求項10】 上記導光板の上記第1平面側に対向配
置された拡散板と、 上記面光源の第2面側に対向配置された反射板と、 をさらに有することを特徴とする請求項9記載の面光
源。 - 【請求項11】 請求項10記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面側に対向配置された透過型か
つ非発光型の表示パネルと、 を有することを特徴とする非発光型表示装置。 - 【請求項12】 請求項6記載の面光源と、 上記導光板の上記第1平面側に対向配置された反射型か
つ非発光型の表示パネルと、 を有することを特徴とする非発光型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6229198A JP3012462B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6229198A JP3012462B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0894844A JPH0894844A (ja) | 1996-04-12 |
JP3012462B2 true JP3012462B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=16888354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6229198A Expired - Lifetime JP3012462B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 導光板並びにこれを用いた面光源及び非発光型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP4174687B2 (ja) * | 1996-09-24 | 2008-11-05 | セイコーエプソン株式会社 | 照明装置及び液晶表示装置 |
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-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229198A patent/JP3012462B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0894844A (ja) | 1996-04-12 |
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