JP2971531B2 - コネクタの結合構造 - Google Patents
コネクタの結合構造Info
- Publication number
- JP2971531B2 JP2971531B2 JP2174026A JP17402690A JP2971531B2 JP 2971531 B2 JP2971531 B2 JP 2971531B2 JP 2174026 A JP2174026 A JP 2174026A JP 17402690 A JP17402690 A JP 17402690A JP 2971531 B2 JP2971531 B2 JP 2971531B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engagement
- lever member
- connector
- arm
- engagement point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、てこ作用により低挿入力でもって接続し
得るコネクタの係合構造、詳しくはその接続状態の初期
作用の改良に関するものである。
得るコネクタの係合構造、詳しくはその接続状態の初期
作用の改良に関するものである。
てこ作用によって接続し得るコネクタは、特開平2−
56875号公報等に開示され、本願出願人も実願平1−656
07号等において提案している。そのコネクタの結合構造
を、第1図乃至第3図及び第6図を参照して説明する
と、コネクタをなす雄ハウジングAに、てこ部材となる
コ字型の二脚状アーム1が回転自在に取付けられ、雌ハ
ウジングBには、そのアーム1の弧状溝2に嵌入する係
合子3が設けられており、第2図、第6図(a)、
(b)に示すように、両ハウジングA、Bを合わせて、
係合子3を溝2の口2aに入れたのち、第6図(b)乃至
(d)に示すように、アーム1を矢印のごとく回転する
と、溝2内を係合子3が移動する。
56875号公報等に開示され、本願出願人も実願平1−656
07号等において提案している。そのコネクタの結合構造
を、第1図乃至第3図及び第6図を参照して説明する
と、コネクタをなす雄ハウジングAに、てこ部材となる
コ字型の二脚状アーム1が回転自在に取付けられ、雌ハ
ウジングBには、そのアーム1の弧状溝2に嵌入する係
合子3が設けられており、第2図、第6図(a)、
(b)に示すように、両ハウジングA、Bを合わせて、
係合子3を溝2の口2aに入れたのち、第6図(b)乃至
(d)に示すように、アーム1を矢印のごとく回転する
と、溝2内を係合子3が移動する。
このとき、溝2がアーム1の回転中心oに対し、その
口2a側から徐々に近づいているため(第3図参照)、溝
2と係合子3の係合点、すなわち係合子3は、アーム1
の回転につれてその回転中心oに近づけられることとな
り、その力でもって両ハウジングA、Bが近づけられて
結合する。そのアーム1が雌ハウジングBに沿ったとき
(第6図(d)参照)、両ハウジングA、Bの接続端子
が確実に接続した状態となり、その状態では、両ハウジ
ングA、Bは、アーム1を逆に回転しないかぎり離すこ
とができない。すなわち、ロック状態でコネクタが接続
される。
口2a側から徐々に近づいているため(第3図参照)、溝
2と係合子3の係合点、すなわち係合子3は、アーム1
の回転につれてその回転中心oに近づけられることとな
り、その力でもって両ハウジングA、Bが近づけられて
結合する。そのアーム1が雌ハウジングBに沿ったとき
(第6図(d)参照)、両ハウジングA、Bの接続端子
が確実に接続した状態となり、その状態では、両ハウジ
ングA、Bは、アーム1を逆に回転しないかぎり離すこ
とができない。すなわち、ロック状態でコネクタが接続
される。
しかしながら、上記の従来技術では、両ハウジング
A、Bを合わせて、係合子3を溝2の口2aに入れた係合
初期において、その係合子3との嵌入動作によってアー
ム1が不要な方向に動いて(回転して)、両ハウジング
A、Bに内蔵する端子金具(図示せず)が傾いて接触
し、この傾いた接触は正規の嵌合でないため、そのまま
アーム1を回転すると、端子、特に雄側端子が変形する
危険性があった。また、その係合初期においては、係合
子3が溝2内に円滑に導かれずに、アーム1を円滑に回
転させ得ない場合もある。
A、Bを合わせて、係合子3を溝2の口2aに入れた係合
初期において、その係合子3との嵌入動作によってアー
ム1が不要な方向に動いて(回転して)、両ハウジング
A、Bに内蔵する端子金具(図示せず)が傾いて接触
し、この傾いた接触は正規の嵌合でないため、そのまま
アーム1を回転すると、端子、特に雄側端子が変形する
危険性があった。また、その係合初期においては、係合
子3が溝2内に円滑に導かれずに、アーム1を円滑に回
転させ得ない場合もある。
この発明の課題は、てこ部材の係合初期の不要な動き
をなくして、そのてこ部材を係合部材にスムースに係合
させ、てこ部材を円滑に動作し易いようにすることにあ
る。
をなくして、そのてこ部材を係合部材にスムースに係合
させ、てこ部材を円滑に動作し易いようにすることにあ
る。
上記の課題を解決するために、この発明にあっては、
前述のてこ作用によって接続するコネクタの結合構造に
おいて、上記係合点の軌跡を、上記てこ部材の係合初
期、てこ部材の回転中心から等距離の一定長さの円弧と
したのち、てこ部材の回転中心に対して徐々に近づくよ
うにし、そのてこ部材の前記係合点の軌跡の一定長さの
円弧上に、前記係合部材との係合初期、上記一方のコネ
クタハウジングを他方のコネクタハウジングに嵌める方
向において、前記てこ部材の係合点を前記係合部材の係
合点が衝合する衝合部を設けて、前記係合部材の係合点
が前記てこ部材の係合点の接線に垂直に衝合するように
した構成としたのである。
前述のてこ作用によって接続するコネクタの結合構造に
おいて、上記係合点の軌跡を、上記てこ部材の係合初
期、てこ部材の回転中心から等距離の一定長さの円弧と
したのち、てこ部材の回転中心に対して徐々に近づくよ
うにし、そのてこ部材の前記係合点の軌跡の一定長さの
円弧上に、前記係合部材との係合初期、上記一方のコネ
クタハウジングを他方のコネクタハウジングに嵌める方
向において、前記てこ部材の係合点を前記係合部材の係
合点が衝合する衝合部を設けて、前記係合部材の係合点
が前記てこ部材の係合点の接線に垂直に衝合するように
した構成としたのである。
このように構成するこの発明は、てこ部材の回転はじ
めにおいて、その回転一定長さは回転中心から等距離の
ため、てこ部材は円滑に回し得て、てこ部材と係合部材
が確実に係合したのち、両ハウジングの接近作用がなさ
れる。また、この種のコネクタは、一方のハウジングを
他方のコネクタハウジングに嵌める際、その嵌め方向中
心軸上に係合部材があるため、その中心軸上でてこ部材
と係合部材が衝合する。このとき、その衝合点は、係合
点軌跡の係合初期の円弧上のため、衝合方向は該衝合点
における接線に対し垂直方向となって回転中心に向く。
このため、衝合力はてこ部材を回転させることなく、て
こ部材は不要に回転し始めない。
めにおいて、その回転一定長さは回転中心から等距離の
ため、てこ部材は円滑に回し得て、てこ部材と係合部材
が確実に係合したのち、両ハウジングの接近作用がなさ
れる。また、この種のコネクタは、一方のハウジングを
他方のコネクタハウジングに嵌める際、その嵌め方向中
心軸上に係合部材があるため、その中心軸上でてこ部材
と係合部材が衝合する。このとき、その衝合点は、係合
点軌跡の係合初期の円弧上のため、衝合方向は該衝合点
における接線に対し垂直方向となって回転中心に向く。
このため、衝合力はてこ部材を回転させることなく、て
こ部材は不要に回転し始めない。
図において、前述と同一符号は同一作用をなすため、
その説明は省略し、まず、この発明の特徴部分である溝
2を説明すると、第3図に示すように、その口2aが係合
子3より大径に形成されてアーム1の回転中心oに向っ
て直線状に延びたのち、初期遊び部(a部分)が回転中
心oに対して一定距離を保って所定長さ円弧状に延び、
つぎに、漸近部(b部分)2bが回転中心oに対し徐々に
近づき、さらに、遊び部(ロック部、c部分)2cが回転
中心oに対して一定距離を保って所定長さ円弧状に延び
ている。その口2a、漸近部2b及びロック部2cのアーム1
の全回転角度に対する占有範囲は、図では15度(a部
分)、110度(b部分)、20度(c部分)としている。
この各角度は、アーム1と係合子3の嵌合度合、両ハウ
ジングA、Bの結合接続作用、ロック状態の幅(遊び度
合)等を考慮して適宜に選定すればよい。
その説明は省略し、まず、この発明の特徴部分である溝
2を説明すると、第3図に示すように、その口2aが係合
子3より大径に形成されてアーム1の回転中心oに向っ
て直線状に延びたのち、初期遊び部(a部分)が回転中
心oに対して一定距離を保って所定長さ円弧状に延び、
つぎに、漸近部(b部分)2bが回転中心oに対し徐々に
近づき、さらに、遊び部(ロック部、c部分)2cが回転
中心oに対して一定距離を保って所定長さ円弧状に延び
ている。その口2a、漸近部2b及びロック部2cのアーム1
の全回転角度に対する占有範囲は、図では15度(a部
分)、110度(b部分)、20度(c部分)としている。
この各角度は、アーム1と係合子3の嵌合度合、両ハウ
ジングA、Bの結合接続作用、ロック状態の幅(遊び度
合)等を考慮して適宜に選定すればよい。
したがって、両ハウジングA、Bを結合接続するに
は、まず、第6図(a)、(b)に示すように、両ハウ
ジングA、Bを対向して結合子3を溝2の口2aに嵌め
る。このとき、口2aが係合子3より大径で直線状に延び
ているため、係合子3は溝2に円滑かつ確実に嵌まり、
溝2の円弧壁始端に当たる。この衝合点は、回転中心o
に向け軸上のため、アームは動くことはない。この状態
から、アーム1を矢印方向に回転すると、初期の15度回
転の範囲(a部分)では、同図(b)のごとく、係合子
3は口2b内を移動するだけで両ハウジングA、Bに何ら
接近作用を行うことなく漸近部2bの口に臨む。
は、まず、第6図(a)、(b)に示すように、両ハウ
ジングA、Bを対向して結合子3を溝2の口2aに嵌め
る。このとき、口2aが係合子3より大径で直線状に延び
ているため、係合子3は溝2に円滑かつ確実に嵌まり、
溝2の円弧壁始端に当たる。この衝合点は、回転中心o
に向け軸上のため、アームは動くことはない。この状態
から、アーム1を矢印方向に回転すると、初期の15度回
転の範囲(a部分)では、同図(b)のごとく、係合子
3は口2b内を移動するだけで両ハウジングA、Bに何ら
接近作用を行うことなく漸近部2bの口に臨む。
さらに、アーム1が回転すると同図(c)に示すよう
に、係合子は、漸近部2b内を進み、その進行につれて両
ハウジングA、Bを接近させ、その回転角度が110度
(bの終点)に達すると、両ハウジングA、Bが結合接
続した状態となる。すなわち、両ハウジングA、Bは電
気的に完全に接続されて結合し、それ以上は相互に接近
しない状態になる(同図(c))。しかし、アーム1
は、その回転慣性力により、さらに溝2内に、すなわ
ち、ロック部2cを20度(c部分)進んで、同図(d)に
示すようにハウジングBに沿った状態で停止する。この
ロック部2c内のアーム1の移動は、両ハウジングA、B
の結合が終了しているため、その結合のための荷重が加
わらず、非常に軽いものとなる。
に、係合子は、漸近部2b内を進み、その進行につれて両
ハウジングA、Bを接近させ、その回転角度が110度
(bの終点)に達すると、両ハウジングA、Bが結合接
続した状態となる。すなわち、両ハウジングA、Bは電
気的に完全に接続されて結合し、それ以上は相互に接近
しない状態になる(同図(c))。しかし、アーム1
は、その回転慣性力により、さらに溝2内に、すなわ
ち、ロック部2cを20度(c部分)進んで、同図(d)に
示すようにハウジングBに沿った状態で停止する。この
ロック部2c内のアーム1の移動は、両ハウジングA、B
の結合が終了しているため、その結合のための荷重が加
わらず、非常に軽いものとなる。
つぎに、前述の二脚状アーム1について説明すると、
アーム1は、導電性弾性素材からなって、その両側に
は、中心から外方に伸びる接触片4がそれぞれ形成さ
れ、この両接触片4の先端は内側幅方向円弧状に形成さ
れて接点5a、5bとなっている(第4図参照)。一方、雌
ハウジングBの両側面には、第1図、第5図に示す接続
状態検出用端子6、6がその合成樹脂製カバー10に嵌入
されて設けられており、前述のように、アーム1を回転
して両ハウジングA、Bを結合し、コネクタが接続状態
(アーム1のロック状態)になってその終点(第6図
(d)の状態)に達すると、前記接点5a、5bが端子6、
6の接点6a、6bにそれぞれ接触する。
アーム1は、導電性弾性素材からなって、その両側に
は、中心から外方に伸びる接触片4がそれぞれ形成さ
れ、この両接触片4の先端は内側幅方向円弧状に形成さ
れて接点5a、5bとなっている(第4図参照)。一方、雌
ハウジングBの両側面には、第1図、第5図に示す接続
状態検出用端子6、6がその合成樹脂製カバー10に嵌入
されて設けられており、前述のように、アーム1を回転
して両ハウジングA、Bを結合し、コネクタが接続状態
(アーム1のロック状態)になってその終点(第6図
(d)の状態)に達すると、前記接点5a、5bが端子6、
6の接点6a、6bにそれぞれ接触する。
雌ハウジングBの両側面には接点6a、6bに接して突起
7が形成されており、この突起7は、接触片4の接点5
a、5bの回転軌跡上にあって接点6a、6bに向って徐々に
膨出してその接点6a、6bより高くなっている。このた
め、前述のように、アーム1を回転して、両ハウジング
A、Bを結合接続する際、第4図に示すように、接触片
4(接点5a、5b)は、その突起7を撓みながら乗り上げ
たのち接点6a、6bに接触することとなり、その後は、突
起7により逆方向の回転が阻止されて接触状態が維持さ
れる。このとき、両ハウジングA、Bの結合作用力F
(ピン3が漸近部2bを進み得る力)より、接触片4が突
起7を乗り越える力f(ピン3がロック部2cを進み得る
力)が小さく(F>f)なるようにすることが好ましい
(第7図参照)。なぜなら、アーム1の漸近部2bにおけ
る慣性力で、接触片4が突起7を容易に乗り越え得るか
らである。
7が形成されており、この突起7は、接触片4の接点5
a、5bの回転軌跡上にあって接点6a、6bに向って徐々に
膨出してその接点6a、6bより高くなっている。このた
め、前述のように、アーム1を回転して、両ハウジング
A、Bを結合接続する際、第4図に示すように、接触片
4(接点5a、5b)は、その突起7を撓みながら乗り上げ
たのち接点6a、6bに接触することとなり、その後は、突
起7により逆方向の回転が阻止されて接触状態が維持さ
れる。このとき、両ハウジングA、Bの結合作用力F
(ピン3が漸近部2bを進み得る力)より、接触片4が突
起7を乗り越える力f(ピン3がロック部2cを進み得る
力)が小さく(F>f)なるようにすることが好ましい
(第7図参照)。なぜなら、アーム1の漸近部2bにおけ
る慣性力で、接触片4が突起7を容易に乗り越え得るか
らである。
接点6a、6bにはリード線rを介してコネクタ接続検出
回路8が接続されており、アーム1が回転されて両ハウ
ジングA、Bが結合接続し、接点5a、5bと6a、6bが接触
すると、その接触により検出回路8が駆動する。検出回
路8は、発光ダイオードを点灯させたり、検出信号(接
続完了信号)を出力し、例えば、自動組立てにおいて
は、その出力を制御器に入力してセットの完了を検出す
る。
回路8が接続されており、アーム1が回転されて両ハウ
ジングA、Bが結合接続し、接点5a、5bと6a、6bが接触
すると、その接触により検出回路8が駆動する。検出回
路8は、発光ダイオードを点灯させたり、検出信号(接
続完了信号)を出力し、例えば、自動組立てにおいて
は、その出力を制御器に入力してセットの完了を検出す
る。
以上のアーム1の回転角度とアーム1に加わる荷重w
との関係を第7図に示す。
との関係を第7図に示す。
なお、この発明は、実施例のように溝2と係合子3の
係合に限らず、前記の特開平2−56875号公報のごと
く、係合子と突条との係合等の周知の手段のものにおい
ても採用でき、また、同公報及び前記実願平1−65607
号のごとく、コネクタ接続検出回路(実施例における接
点5a、5b、6a、6b、検出回路8等)を有さないものにお
いても採用できることは勿論である。
係合に限らず、前記の特開平2−56875号公報のごと
く、係合子と突条との係合等の周知の手段のものにおい
ても採用でき、また、同公報及び前記実願平1−65607
号のごとく、コネクタ接続検出回路(実施例における接
点5a、5b、6a、6b、検出回路8等)を有さないものにお
いても採用できることは勿論である。
この発明は、以上のように構成して、てこ部材の係合
初期において、接近(近づけ)作用をさせずに、てこ部
材の回転のみの遊びを設けたので、てこ部材の係合初期
の動作が円滑かつ確実になされる効果がある。
初期において、接近(近づけ)作用をさせずに、てこ部
材の回転のみの遊びを設けたので、てこ部材の係合初期
の動作が円滑かつ確実になされる効果がある。
また、この発明は、対のハウジングの嵌合方向でてこ
部材と係合部材を衝合させ、かつ、その衝合方向を、係
合軌跡に直交させて回転中心に向かせて、てこ部材の不
要の動きを防止したので、端子金具が傾いて接触し、そ
のままてこ部材が回転して端子を変形させる恐れもな
い。
部材と係合部材を衝合させ、かつ、その衝合方向を、係
合軌跡に直交させて回転中心に向かせて、てこ部材の不
要の動きを防止したので、端子金具が傾いて接触し、そ
のままてこ部材が回転して端子を変形させる恐れもな
い。
第1図はこの発明の一実施例の分解斜視図、第2図は同
実施例の接続状態斜視図、第3図は同実施例のアームの
正面図、第4図は同実施例の接点接続作用説明図、第5
図は同実施例の概略配線図、第6図(a)〜(d)は、
同実施例のコネクタの接続説明図、第7図は同実施例の
作用時のアーム回転角度とその荷重の関係図である。 A……雄ハウジング、B……雌ハウジング、 o……回転中心、1……アーム(てこ部材)、 2……弧状溝、2a……口、 2b……漸近部、2c……ロック部、 3……係合子、4……接触片、 5a、5b……てこ部材側接点、6……端子、 6a、6b……ハウジング側接点、7……突起、 8……コネクタ接続検出回路。
実施例の接続状態斜視図、第3図は同実施例のアームの
正面図、第4図は同実施例の接点接続作用説明図、第5
図は同実施例の概略配線図、第6図(a)〜(d)は、
同実施例のコネクタの接続説明図、第7図は同実施例の
作用時のアーム回転角度とその荷重の関係図である。 A……雄ハウジング、B……雌ハウジング、 o……回転中心、1……アーム(てこ部材)、 2……弧状溝、2a……口、 2b……漸近部、2c……ロック部、 3……係合子、4……接触片、 5a、5b……てこ部材側接点、6……端子、 6a、6b……ハウジング側接点、7……突起、 8……コネクタ接続検出回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−298985(JP,A) 特開 平1−157076(JP,A) 実開 昭52−133993(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一対のコネクタハウジングの一方に、てこ
部材を他方に向って回転可能に設けるとともに、他方に
は、そのてこ部材に係合する部材を設け、前記てこ部材
の回転につれて、そのてこ部材と前記係合部材の係合点
がてこ部材の回転中心に対し徐々に近づいて、両コネク
タハウジングを結合接続するコネクタの結合構造におい
て、 上記係合点の軌跡を、上記てこ部材の係合初期におい
て、てこ部材の回転中心から等距離の一定長さの円弧と
したのち、てこ部材の回転中心に対し徐々に近づくよう
にし、そのてこ部材の前記係合点の軌跡の一定長さの円
弧上に、上記係合部材との係合初期、上記一方のコネク
タハウジングを他方のコネクタハウジングに嵌める方向
において、前記てこ部材の係合点と前記係合部材の係合
点が衝合する衝合部を設けて、前記係合部材の係合点が
前記てこ部材の係合点の接線に垂直に衝合するようにし
たことを特徴とするコネクタの結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174026A JP2971531B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | コネクタの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174026A JP2971531B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | コネクタの結合構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2650197A Division JPH09223541A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | コネクタの結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462772A JPH0462772A (ja) | 1992-02-27 |
JP2971531B2 true JP2971531B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15971338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2174026A Expired - Lifetime JP2971531B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | コネクタの結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2971531B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2907235B2 (ja) * | 1990-12-15 | 1999-06-21 | 矢崎総業株式会社 | レバー付コネクタ |
JP2595402B2 (ja) * | 1992-03-17 | 1997-04-02 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの結合装置 |
US5427539A (en) * | 1992-07-13 | 1995-06-27 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Lever type connector |
EP0599332B1 (en) * | 1992-11-27 | 1997-03-19 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Lever-operated connector |
JP2568730Y2 (ja) * | 1992-12-24 | 1998-04-15 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
JP2583261Y2 (ja) * | 1992-12-24 | 1998-10-22 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
DE69423372T2 (de) * | 1993-01-06 | 2000-10-26 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Steckverbinder mit Verriegelungshebel |
JP2595541Y2 (ja) * | 1993-01-13 | 1999-05-31 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
US5443393A (en) * | 1993-01-19 | 1995-08-22 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Lever type connector |
JP2595864Y2 (ja) * | 1993-03-19 | 1999-06-02 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
JP2738258B2 (ja) * | 1993-03-30 | 1998-04-08 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
US5709560A (en) * | 1994-12-14 | 1998-01-20 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector having a pivotable connection-assistance member |
US5735702A (en) * | 1995-04-07 | 1998-04-07 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Lever type connector |
JP5679552B2 (ja) * | 2010-10-18 | 2015-03-04 | 矢崎総業株式会社 | レバー式コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52133993U (ja) * | 1976-04-02 | 1977-10-12 | ||
JPH01157076A (ja) * | 1987-09-03 | 1989-06-20 | Yazaki Corp | 低挿抜力多極コネクタ |
JPS63298985A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-06 | Yazaki Corp | 低挿抜力多極コネクタ |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2174026A patent/JP2971531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462772A (ja) | 1992-02-27 |
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