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JP2956212B2 - 電気採暖器具 - Google Patents

電気採暖器具

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Publication number
JP2956212B2
JP2956212B2 JP2338195A JP33819590A JP2956212B2 JP 2956212 B2 JP2956212 B2 JP 2956212B2 JP 2338195 A JP2338195 A JP 2338195A JP 33819590 A JP33819590 A JP 33819590A JP 2956212 B2 JP2956212 B2 JP 2956212B2
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JP
Japan
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air
steam
outlet
pipe
operation panel
Prior art date
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JP2338195A
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English (en)
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JPH04203845A (ja
Inventor
光男 ▲高▼井
達也 三木
宏之 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Air Humidification (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内加湿用の蒸気発生装置を備えた電気採
暖器具に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気採暖器具は、実開昭62−132315号
公報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について第4図および第5図を参照し
ながら説明する 上記の各図に示すように、上記発生装置1は、パイプ
2と、発熱体3と、絶縁マイカ4とからなり、パイプ2
は、蒸気吹き出し口5と通管6で、貯水タンク7とは通
管8で水密に結合している。
上記構成において加湿スイッチ(図示せず)をオンす
ると、発熱体3の発熱でパイプ2内の水は沸騰し蒸気と
なって通管6を通って、蒸気吹き出し口5から外気へ吹
き出すようになっていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電気採暖器具では、パイプ2と蒸気
吹き出し口5が短い通管6で直接結合されているので、
パイプ2で発生した蒸気は、高温(約100℃)のまま蒸
気吹き出し口5から吹き出されるため使用者が、やけど
をする可能性があり危険であった。
本発明は上記課題を解決するもので、安全な蒸気発生
装置つきの電気採暖器具を提供することを目的としてい
る。
課題を解決するための手段 ケース外郭の前面に温風吹き出し口を、前記ケース外
郭の後面に外気吸い込み口を、前記ケース外郭の上面に
蒸気吹き出し口と操作パネルを設け、前記蒸気吹き出し
口の近傍に空気吹き出し口を設け、前記空気吹し出し口
からの吹き出し空気流の方向は、前記操作パネルとは反
対方向に向けるとともに、前記空気吹き出し口の上流
を、通管を介して前記ケース外郭内に設けた吹き出し風
路内の温風用ヒータと送風機との間に設けた空気取り口
に連通させた構成とする。
作用 本発明は上記した構成により、蒸気発生装置からの高
温の蒸気(約100℃)は、蒸気吹き出し口近傍で送風機
から送られて来る、ほぼ室温に近い空気と混ぜられるの
で、蒸気温度が下げられる。また、蒸気吹き出し口近傍
に吹き出される空気流の方向は操作パネルと反対方向へ
吹き出されるので、操作パネル方向に蒸気が向かわない
ことになる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図、第2図およ
び第3図を参照しながら説明する。上記の各図に示すよ
うにケース外郭9の前面には温風吹き出し口10、後面に
は外気吸い込み口11、上面には蒸気吹き出し口12と空気
吹き出し口13と操作パネル14を設け、ケース外郭9内に
は、温風吹き出し口10と、内部に温風用ヒータ15を有す
る吹き出し風路16で通じる送風機17と、蒸気吹き出し口
12に蒸気用の第1の通管18で通じているパイプ19と絶縁
マイカ20と蒸気用ヒータ21とからなる蒸気発生装置22を
設け、吹き出し風路16内の温風用ヒータ15の風上側の空
気取り出し口16aと蒸気吹き出し口12近傍の空気吹き出
し口13は空気用の第2の通管23で通じている。
そしてその空気吹き出し口13からの吹き出し空気流と
は反対方向に操作パネル14を設けてある。
上記構成において、動作を説明すると、蒸気発生装置
22で発生した蒸気は、第1の通管18を通って蒸気吹き出
し口12から吹き出されるが、外気吸い込み口11から吸い
込まれた空気は、送風機17で加圧され吹き出し風路16内
の温風用ヒータ15で加熱され、温風吹き出し口10から吹
き出される。この時、送風機17で加圧された空気の一部
は、空気取り口16aから第2の通管23を通って蒸気吹き
出し口近傍の空気吹き出し口13から吹き出され、蒸気吹
き出し口12から吹き出される蒸気と混ぜられるのであ
る。
このように本発明の実施例の電気採暖器具によれば、
蒸気吹き出し口近傍の空気吹き出し口13と吹き出し風路
16内の温風用ヒータ15の上流側の空気取り口16aが空気
用の第2の通管23で通じていて、送風機17で加圧され
た、ほぼ室温の空気と、蒸気吹き出し口12から吹き出さ
れる高温の蒸気が混ぜられるので、蒸気温度は下げられ
安全性を向上することができる。
また蒸気は蒸気吹き出し口12の近傍で急速に冷却され
るので霧状になり視覚効果を向上することができる。
また空気吹き出し口13は、蒸気吹き出し口12の近傍で
ケース外郭9に蒸気吹き出し口12と独立して配している
ので送風機17を止めても蒸気や結露水が送風機17や温風
用ヒータ15へ逆流することがないし、転倒など温風機本
体が横になってもパイプ19内などの水が空気用の第2の
通管23を逆流して送風機17や温風用ヒータ15へ流入する
ことがない。
さらに空気吹き出し口13は操作パネル14と反対方向に
向いているので、蒸気吹き出し口12から吹き出す蒸気は
操作パネル14と反対方向に向い、操作時、吹き出し蒸気
が直接手にかかることを防ぐことができる。
発明の効果 以上の実施例から明かなように、本発明の電気採暖器
具によれば次の効果が得られる。
(1) 吹き出し風路内の温風用の発熱体の上流側から
蒸気吹き出し口近傍に通じる空気用の通管を設けている
ので、蒸気発生装置からの高温の蒸気は、送風機から送
られて来るほぼ室温に近い空気と混ぜられ蒸気温度が下
がり安全性を向上することができる。
(2) 吹き出し風路内の温風用の発熱体の上流側から
の空気用の通管は蒸気吹き出し口近傍に通じるので、蒸
気は蒸気吹き出し口近傍で急速に冷却され霧状になり視
覚効果を向上することができる。
(3) 空気吹き出し口は操作パネルと反対方向に向い
ているので、蒸気吹き出し口から吹き出す蒸気は、操作
パネル方向には向かわず、操作時、吹き出す蒸気が直接
手にかかることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電気採暖器具の内部
構成を示す正面から見た縦断面図、第2図は同側面から
見た縦断面図、第3図は同外観斜視図、第4図は従来の
電気採暖器具の要部断面図、第5図は同縦断面図であ
る。 9……ケース外郭、10……温風吹き出し口、11……外気
吸い込み口、12……蒸気吹き出し口、13……空気吹き出
し口、14……操作パネル、15……温風用発熱体、16……
吹出風路、16a……空気取り口、17……送風機、23……
第2の通管。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−211629(JP,A) 実開 昭57−83329(JP,U) 実開 昭61−197420(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/00 - 3/04 305 F24F 6/00 - 6/00 341

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース外郭の前面に温風吹き出し口を、前
    記ケース外郭の後面に外気吸い込み口を、前記ケース外
    郭の上面に蒸気吹き出し口と操作パネルを設け、前記蒸
    気吹き出し口の近傍に空気吹き出し口を設け、前記空気
    吹し出し口からの吹き出し空気流の方向は、前記操作パ
    ネルとは反対方向に向けるとともに、前記空気吹き出し
    口の上流を、通管を介して前記ケース外郭内に設けた吹
    き出し風路内の温風用ヒータと送風機との間に設けた空
    気取り口に連通させた電気採暖器具。
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