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JP2836677B2 - 充電完了時間表示付き二次電池用充電装置 - Google Patents

充電完了時間表示付き二次電池用充電装置

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JP2836677B2
JP2836677B2 JP8041078A JP4107896A JP2836677B2 JP 2836677 B2 JP2836677 B2 JP 2836677B2 JP 8041078 A JP8041078 A JP 8041078A JP 4107896 A JP4107896 A JP 4107896A JP 2836677 B2 JP2836677 B2 JP 2836677B2
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charging
voltage
current
characteristic curve
circuit
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健二 高師
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池を定電圧
定電流制御方式で充電する充電装置に関し、特に、充電
完了までの時間を表示する手段を備えた充電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ビデオムービー、ラップトップパ
ソコンなどのコードレス機器の需要増大に伴い、その電
源としてNi−Cd(ニッケルカドミウム)電池などの
充電可能な二次電池(蓄電池)の開発、改良が盛んに行
われている。
【0003】従来の二次電池の充電方式としては、充電
器に電池がセットされた時点からタイマーを作動させ、
電池容量の1/5程度の定電流で6〜8時間充電した時
点で充電を完了するタイマー制御方式や、充電量が飽和
すると電池電圧が低下するNi−Cd、Ni−MH二次
電池の性質を利用して、充電中に電池端子の電圧を監視
し、電圧降下を検出した時点を充電完了とする−dV制
御方式が、一般に知られている。
【0004】その一方で、近年、Ni−Cd電池よりも
小型、高性能のリチウムイオン二次電池が開発され、注
目を集めている。このリチウムイオン二次電池は、カド
ミウムなどの有害物質が使用されておらず、エネルギー
密度もNi−Cd電池よりも大幅に高くすることができ
るほか、メモリー効果がないので、充電時に電池をリフ
レッシュする必要がないという利点がある。
【0005】このリチウムイオン二次電池の充電方式と
しては、Ni−Cd、Ni−MH二次電池には不向きと
されていた定電圧定電流制御方式が用いられる。従来の
定電圧定電流制御方式を採用した充電装置の一例を図5
に示す。
【0006】図5の充電装置は、定電流回路1、定電圧
回路2、スイッチ回路3、制御回路4、タイマー回路
5、及びLED等の表示器6を備えている。この充電装
置では、入力端子に電源が接続された状態で、出力端子
7に二次電池8が接続されると、スイッチ回路3がオン
して充電が開始される。このとき、定電流回路1は、所
定の電流値を越えない充電電流を二次電池に供給し、ま
た、定電圧回路2は、所定の電圧値を越えない充電電圧
を二次電池に供給する。
【0007】一方、充電開始と同時に、スイッチ回路3
からは、オン信号が制御回路4へ出力される。制御回路
4は、オン信号が入力されるとタイマー回路5を起動す
るとともに、表示器6に充電中であることを表示させ
る。表示器6の表示は、例えば、LEDを点灯させるこ
とにより行う。
【0008】タイマー回路5に設定された所定時間が経
過すると、タイマー回路5から制御回路4へタイムアッ
プが通知される。制御回路4は、タイムアップの通知を
受けるとスイッチ回路3をオフして充電を終了させる。
同時に、制御回路4は、表示器6の充電中を示す表示を
停止、あるいは、充電終了を表示させる。充電終了の表
示は、例えば、充電中を表示するLEDの消灯、あるい
は、異なる色のLEDを点灯(例えば、緑色点灯から赤
色点灯)させることにより行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、リチ
ウムイオン二次電池は、Ni−Cd電池や、Ni−MH
二次電池とは異なり、充電を行う際にリフレッシュを行
う必要がない。このため、リチウムイオン二次電池の充
電は、電池毎に残存電気量が異なる状態で行われること
になる。つまり、リチウムイオン二次電池の場合は、充
電に必要な時間が、電池毎に異なる。
【0010】ところが、従来の定電圧定電流制御方式の
充電装置では、充電中及び充電完了の表示しかしないの
で、充電完了までの所要時間が分からず、利便性に劣る
という問題点がある。
【0011】また、充電完了時における電池の発熱を検
出して充電完了を報知する各種の手段が存在する(例え
ば、特開昭60−13376号公報には、温度に応じて
色変化する示温材が示されている)が、これらのいずれ
の場合も、充電完了までの所要時間を知ることはできな
い。
【0012】もし、リチウムイオン二次電池を充電して
いる際に、充電完了までの所要時間を知ることができれ
ば、残存電気量の異なる電池を、それぞれに適した時間
だけ充電を行うことが可能になるばかりでなく、充電が
完了をイライラしながら待つようなこともなく、また、
所要時間から残存電気量を知ることができるので、充電
完了を待つことなく、必要な電気量が蓄積された時点で
充電を中止することもでき、利便性が向上する。
【0013】本発明は、上記従来の欠点を解消し、充電
中に、充電完了までの所要時間を知ることができる充電
完了時間表示付き二次電池用充電装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、二次電
池を定電圧定電流制御方式で充電する充電装置におい
て、前記二次電池の充電電圧特性曲線及び充電電流特性
曲線を記憶する記憶回路と、前記二次電池に供給される
充電電圧及び充電電流を検出する電圧検出回路及び電流
検出回路と、前記充電電圧特性曲線及び前記充電電流特
性曲線と、前記電圧検出回路及び前記電流検出回路によ
り検出された前記充電電圧及び前記充電電流に基づき、
前記記憶回路に記憶した充電電圧特性曲線及び充電電流
特性曲線から充電完了までの時間を求め、当該充電完了
までの時間を表わす時間信号を生成する制御回路と、前
記時間信号を受けて充電が完了するまでの時間を表示す
る表示器とを有することを特徴とする充電完了時間表示
付き二次電池用充電装置が得られる。
【0015】ここで、前記制御回路は、前記充電電圧が
予め定められた定電圧制御電圧値よりも小さいとき、前
記充電電圧特性曲線上における当該充電電圧の位置を特
定し、特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号
を生成する。また、前記制御回路は、前記充電電流が予
め定められた定電流制御電流値よりも小さいとき、前記
充電電圧特性曲線上における当該充電電圧の位置を特定
し、特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を
生成する。
【0016】あるいは、前記制御回路は、前記充電電圧
が予め定められた定電圧制御電圧値に一致したとき、前
記充電電流の前記充電電流特性曲線上における位置を特
定し、特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号
を生成する。また、前記制御回路は、前記充電電流が予
め定められた定電流制御電流値に一致したとき、前記充
電電圧の前記充電電圧特性曲線上における位置を特定
し、特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を
生成する。
【0017】また、本発明によれば、前記記憶回路が、
タイプの異なる複数の二次電池の充電電圧特性曲線及び
充電電流特性曲線を記憶するための複数の記憶領域を有
し、充電される二次電池のタイプに応じて前記記憶領域
を選択する選択手段を設けたことを特徴とする充電完了
時間表示付き二次電池用充電装置が得られる。
【0018】さらに、本発明によれば、制御信号を受け
てオフするスイッチ回路を設け、前記時間信号が零を表
わしているときに前記制御回路に前記制御信号を出力さ
せることにより、充電を自動停止させるようにしたこと
を特徴とする充電完了時間表示付き二次電池用充電装置
が得られる。
【0019】
【作用】以上の構成により、本発明の充電完了時間表示
付き二次電池用充電装置は、充電中の二次電池の電流及
び電圧を検出し、記憶回路に記憶させた充電電圧特性曲
線及び充電電流特性曲線と対比させて、これより充電完
了までの時間を算出し、この結果をLCD等の表示器に
表示させることによって、充電開始時を含む充電中の任
意の時に、充電中の二次電池の充電完了までの残りの所
要時間を知ることができる。
【0020】二次電池の定電圧定電流制御方式において
充電電圧は、図2(a)の充電電圧特性図の示すよう
に、全充電時間の前半部分で増加して定電圧制御電圧値
Vcに達すると、後半部分では一定に保たれる。
【0021】一方、充電電流は、図2(b)に示すよう
に、全充電時間の前半部分で定電流制御電流Icに保た
れ、後半部分では減少する。そのため、充電中の二次電
池の充電電圧がVcに満たない場合(例えば、電圧V
0)は、同図(a)に示された充電電圧特性曲線上の点
(電圧V0に対して点P0)が特定され、これにより充
電完了までの時間t0が求められる。
【0022】また、充電中の二次電池の充電電流がIc
に満たない場合(例えば、電流I1)は、同図(b)に
示された充電電流特性曲線上の点(電流I1に対して点
P1)が特定され、これより充電完了までの時間t1が
求められる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の充
電完了時間表示付き二次電池用充電装置の実施の形態に
ついて説明する。図1に本発明の一実施の形態を示す。
ここでは、従来と同一のものには同一番号を付してあ
る。
【0024】図1の充電完了時間表示付き二次電池用充
電装置は、従来と同様の定電流回路1、定電圧回路2、
及びスイッチ回路3に加え、電流検出回路9、電圧検出
回路10、従来とは異なる制御回路11、記憶回路1
2、及び従来とは異なる表示器13を有している。
【0025】この充電装置は、基本的に、入力端子14
に接続された電源からの電流及び電圧を定電流回路1及
び定電流回路2によって所定の電流及び電圧を越えない
ように制限して、出力端子7に接続されたリチウムイオ
ン二次電池15を充電するものである。
【0026】電流検出回路9及び電圧検出回路10は、
それぞれリチウムイオン二次電池15に対する充電電流
及び充電電圧を検出するためのものであり、これらが検
出した充電電流値及び充電電圧値は、制御回路11に送
られる。
【0027】記憶回路12は、本充電装置によるリチウ
ムイオン二次電池15の充電電圧特性曲線及び充電電流
特性曲線を予め記憶しており、電流検出回路9及び電圧
検出回路10からの充電電流値及び充電電圧値が制御回
路11に入力されたとき、制御回路11により読み出さ
れる。
【0028】制御回路11は、記憶回路12から読み出
した充電電圧特性曲線及び充電電流特性曲線と、入力さ
れた充電電流値及び充電電圧値とに基づいて、充電完了
までの時間を算出する。
【0029】ここで、制御回路11は、入力された充電
電圧値が、所定の定電圧制御電圧以下の場合は、充電電
圧特性曲線上における充電電圧値の位置を特定して充電
完了までの時間を算出し、充電電流値が所定の定電流制
御電流値以下である場合には、前記充電電流特性曲線上
における充電電流値の位置を特定して充電終了までの時
間を算出する。
【0030】詳述すると、充電電圧特性曲線及び充電電
流特性曲線は、それぞれ図2(a)及び図2(b)に示
すようになっている。つまり、リチウムイオン電池15
の残存電気量が所定値よりも小さい場合には、定電流回
路1の働きより充電電流Itとして定電流制御電流値I
cに等しい電流が流れる。このとき、端子電圧Vtは、
残存電気量に応じて、定電流制御電流値Icに等しい充
電電流Itを流すのに必要な電圧となる。即ち、端子電
圧Vtは、残存電気量の増加に伴い増加する。また、残
存電気量が所定値よりも多い場合には、端子電圧Vt
が、定電圧回路2の働きにより、定電圧制御電圧値Vc
に保たれる。このとき、充電電流Itは、残存電気量の
増加に伴い低下する。ここで、残存電気量が充電時間の
関数であると考えれば、充電電圧特性曲線及び充電電流
特性曲線は、それぞれ図2(a)及び図2(b)に示す
ようになる。従って、以下のようにして充電完了までの
時間を求めることができる。
【0031】例えば、電圧検出回路10が検出した充電
電圧が、V0であった場合、図2(a)に示すように、
充電電圧曲線上の点P0を特定することができる。これ
により充電完了までの時間t0が求められる。
【0032】検出された充電電圧が、定電圧制御電圧値
Vcである場合には、充電電圧特性曲線から充電完了時
間を求めることはできない。この場合は、電流検出回路
9が検出した充電電流と充電電流特性曲線とを対比して
時間算出を行う。例えば、検出された充電電流がI1で
あった場合は、図2(b)に示すように充電電流特性曲
線上の点P1が特定され、これより充電完了までの時間
t1を求めることができる。
【0033】以下、図3を参照して、図1の充電装置の
動作について説明する。まず、リチウムイオン二次電池
15が出力端子7に装着されると、スイッチ回路3はこ
のことを検知してオフし、充電が開始される。電流検出
回路9及び電圧検出回路10は、それぞれ充電電流及び
充電電圧を検出する。
【0034】制御回路11は、まず、ステップS11に
おいて、電流検出回路9からの電流検出値Itを受け取
る。そして、ステップS12において、検出電流値It
と定電流制御電流値Icとを比較する。比較の結果、検
出電流値Itが定電流制御電流値Icに等しい場合は、
ステップS13に進み、電圧検出回路10からの電圧検
出値Vtを受け取る。そして、ステップS14におい
て、電圧検出値Vtに対応する充電時間Ttを記憶回路
12から呼び出す。また、比較の結果、検出電流値It
が定電流制御電流値Icに等しく無ければ、ステップS
15へ進み、記憶回路12からItに対応した時間Tt
を呼び出す。
【0035】次に、制御回路11は、ステップS16に
て、完全放電した電池を充電するのに必要な時間Tc
と、記憶回路12から呼び出された時間Ttとから、充
電に必要な時間tを求める。即ち、t=Tc−Tt、を
計算する。そして、ステップS17で、充電に要する時
間tを表示器13に表示させる。
【0036】この後、制御手段11は、ステップS18
で、充電に要する時間tが“0”か否か判定する。t=
0、の場合は、ステップS19に進み、スイッチ回路3
をオフさせる制御信号を出力して動作を終了する。ま
た、t≠0、の場合は、ステップS11に戻り、上記動
作を繰り返す。
【0037】なお、上記例では、まず、ステップS11
で電流検出値Itを受け取り、ステップS12で定電流
制御電流値Icと比較するようにしたが、図4に示すよ
うに、ステップS22で電圧検出値Vtを受け取り、ス
テップS23で定電圧制御電圧値Vcと比較するように
してもよい。この場合、Vt=Vcであれば、ステップ
S23で電流検出値Itを受け取って、ステップS24
で記憶回路12から電流検出値Itに対応する充電時間
Ttを読み出し、Vt≠Vcであれば、記憶回路12か
ら電圧検出値Vtに対応する充電時間Ttを読み出すよ
うにすればよい。
【0038】また、上記実施の形態では、メモリに充電
時間と充電電流及び充電電圧との関係を記憶させるよう
にしたが、充電完了までの時間と充電電流及び充電電圧
との関係を記憶させておけば、時間算出のステップS1
6を省略できる。
【0039】さらに、上記実施の形態では、一種類のリ
チウムイオン二次電池15に対応するように充電装置を
構成しているが、複数種類の二次電池(例えば、電圧が
異なるものや、化学成分が異なるもの等)に対応するよ
うに構成することもできる。
【0040】即ち、記憶回路に複数種類の二次電池の充
電電圧特性及び充電電流特性を記憶するための領域を設
けて、それらを記憶させておき、出力端子に装着された
二次電池の種類に応じて、記憶回路から適切な充電電圧
特性及び充電電流特性を選択して、制御回路において、
検出した電流値及び電圧値との比較を行えばよい。ここ
で、記憶回路から適切な充電電圧特性及び充電電流特性
を読み出すために、二次電池の種類に応じて制御回路が
読み出す記憶領域を手動で切り替えるようにしてもよい
し、二次電池に識別子を設けるともに、充電装置に識別
子検出器を設け、識別子検出器からの検出信号に応じて
記憶領域を自動で選択するようにしてもよい。識別子と
しては、例えば、抵抗器や形状の変化を利用できる。抵
抗器を用いた場合は、識別子検出器は抵抗器の端子電圧
あるいは端子電流を検出して、二次電池の種類を検知す
る。また、形状の変化を利用する場合は、識別子検出器
として機構的スイッチを用いて、二次電池の種類を検出
する。
【0041】また、上記実施の形態では、充電開始から
充電完了まで、連続的に充電完了までの時間を表示する
場合について説明したが、充電開始時のみの表示や、利
用者による要求があったときのみの表示、あるいは所定
時間間隔での表示など、様々な形態があり得る。
【0042】以上、好ましい実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて
種々の改良、変更が可能であり、上記リチウムイオン二
次電池に替えて、他の二次電池の充電装置として応用す
ることが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の二次電池用
充電装置は、二次電池の充電特性曲線を予め記憶回路に
記憶させ、電圧検出回路、電流検出回路が検出した充電
時の電圧電流と記憶回路の記憶内容とを制御回路におい
て比較し、充電が完了するまでの時間を算出して、表示
器に表示させることができるので、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図2は、定電圧定電流制御方式による二次電池
の充電特性を示すグラフであって、(a)は充電電圧特
性図、(b)は充電電流特性図である。
【図3】図1の制御回路の動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【図4】図1の制御回路の動作の他の例を示すフローチ
ャートである。
【図5】従来の二次電池用充電装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 定電流回路 2 定電圧回路 3 スイッチ回路 4 制御回路 5 タイマー回路 6 表示器 7 出力端子 8 二次電池 9 電流検出回路 10 電圧検出回路 11 制御回路 12 記憶回路 13 表示器 14 入力端子 15 リチウムイオン二次電池

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池を定電圧定電流制御方式で充電
    する充電装置において、前記二次電池の充電電圧特性曲
    線及び充電電流特性曲線を記憶する記憶回路と、前記二
    次電池に供給される充電電圧及び充電電流を検出する電
    圧検出回路及び電流検出回路と、前記充電電圧特性曲線
    及び前記充電電流特性曲線と、前記電圧検出回路及び前
    記電流検出回路により検出された前記充電電圧及び前記
    充電電流に基づき、前記記憶回路に記憶した充電電圧特
    性曲線及び充電電流特性曲線から充電完了までの時間を
    求め、当該充電完了までの時間を表わす時間信号を生成
    する制御回路と、前記時間信号を受けて充電が完了する
    までの時間を表示する表示器とを有することを特徴とす
    る充電完了時間表示付き二次電池用充電装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路が、前記充電電圧が予め定
    められた定電圧制御電圧値よりも小さいとき、前記充電
    電圧特性曲線上における当該充電電圧の位置を特定し、
    特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を生成
    することを特徴とする請求項1の充電完了時間表示付き
    二次電池用充電装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路が、前記充電電流が予め定
    められた定電流制御電流値よりも小さいとき、前記充電
    電圧特性曲線上における当該充電電圧の位置を特定し、
    特定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を生成
    することを特徴とする請求項1の充電完了時間表示付き
    二次電池用充電装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路が、前記充電電圧が予め定
    められた定電圧制御電圧値に一致したとき、前記充電電
    流の前記充電電流特性曲線上における位置を特定し、特
    定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1の充電完了時間表示付き二
    次電池用充電装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路が、前記充電電流が予め定
    められた定電流制御電流値に一致したとき、前記充電電
    圧の前記充電電圧特性曲線上における位置を特定し、特
    定された曲線上の位置に基づいて前記時間信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1の充電完了時間表示付き二
    次電池用充電装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶回路が、タイプの異なる複数の
    二次電池の充電電圧特性曲線及び充電電流特性曲線を記
    憶するための複数の記憶領域を有し、充電される二次電
    池のタイプに応じて前記記憶領域を選択する選択手段を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、または
    5の充電完了時間表示付き二次電池用充電装置。
  7. 【請求項7】 制御信号を受けてオフするスイッチ回路
    を設け、前記時間信号が零を表わしているときに前記制
    御回路に前記制御信号を出力させることにより、充電を
    自動停止させるようにしたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、または6の充電完了時間表示付き二次
    電池用充電装置。
JP8041078A 1995-02-28 1996-02-28 充電完了時間表示付き二次電池用充電装置 Expired - Lifetime JP2836677B2 (ja)

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