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JPH05103429A - 電源制御方式 - Google Patents

電源制御方式

Info

Publication number
JPH05103429A
JPH05103429A JP3255582A JP25558291A JPH05103429A JP H05103429 A JPH05103429 A JP H05103429A JP 3255582 A JP3255582 A JP 3255582A JP 25558291 A JP25558291 A JP 25558291A JP H05103429 A JPH05103429 A JP H05103429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
nickel
detection
voltage
batteries
Prior art date
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Pending
Application number
JP3255582A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Ninomiya
良次 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3255582A priority Critical patent/JPH05103429A/ja
Publication of JPH05103429A publication Critical patent/JPH05103429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特性の異なる複数種の電池毎に異なったローバ
ッテリ検出または満充電検出を実行できるようにし、複
数種の電池を使用可能にする。 【構成】ニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池とニッ
ケル水素(Ni−MH)電池とでそれぞれ異なるローバ
ッテリ検出レベル、および満充電検出レベルを用いて電
池111の容量低下状態および満充電状態が検出され
る。この場合、どの検出レベルを用いた検出動作を実行
するかは、駆動電源として使用される電池111がニッ
ケルカドミウム(Ni−Cd)電池とニッケル水素(N
i−MH)電池のどちらであるかによって決定される。
このため、電源コントローラ12は、電池の種類毎に異
なったローバッテリ検出または満充電検出を実行できる
ようになり、同一のポータブルコンピュータで複数種の
電池を使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は小型電子装置の電源制
御方式に関し、特にバッテリ駆動可能なポータブルコン
ピュータの電源制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプのポータブルコンピュータが
種々開発されている。この種のポータブルコンピュータ
に於いては、通常、バッテリの残存容量がある一定値以
下に低下したことを検出するためのローバッテリ検出機
構が設けられている。
【0003】このローバッテリ検出機構は、オペレータ
に対してバッテリ駆動による使用の停止等を指示するた
め用いられるものであり、使用するバッテリの放電特性
を利用してローバッテリ状態を検出する。
【0004】ポータブルコンピュータのバッテリとして
は、ニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池が主に利用
されている。このため、そのニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池を使用するポータブルコンピュータのロー
バッテリ検出機構は、そのニッケルカドミウム(Ni−
Cd)電池の放電特性に適合した検出レベルでローバッ
テリ状態を検出するように構成されていた。
【0005】最近では、ニッケルカドミウム(Ni−C
d)電池に代わり、ニッケル水素(Ni−MH)電池が
使用されるようになってきている。このニッケル水素
(Ni−MH)電池は、単位体積当たりの容量が大きく
バッテリ駆動の時間を長くできるという利点がある。
【0006】ニッケル水素(Ni−MH)電池を使用す
るポータブルコンピュータのローバッテリ検出機構は、
ニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池を使用するポー
タブルコンピュータとは異なり、ニッケル水素(Ni−
MH)電池の放電特性に適合した検出レベルでローバッ
テリ状態を検出するように構成される。
【0007】このように、従来では、常に1種類の電池
に合わせたローバッテリ検出を行っているので、ポータ
ブルコンピュータの機種毎に使用する電池が規定され、
それ以外の異なる種類の電池を使用することはできなか
った。もし、他の種類の電池を使用すると、電池のロー
バッテリ状態を正確に検出することができないという不
具合が生じる。
【0008】また、ポータブルコンピュータにおいて
は、ローバッテリ検出機構だけでなく、バッテリの満充
電検出機構も設けられている。この満充電検出機構は、
AC商用電源を利用したバッテリの充電を制御するため
のものであり、バッテリが満充電状態になったときにそ
のバッテリに対する充電を自動的に停止させる。
【0009】この満充電検出機構についても、ニッケル
カドミウム(Ni−Cd)電池を使用するポータブルコ
ンピュータと、ニッケル水素(Ni−MH)電池を使用
するポータブルコンピュータとでは、異なった検出レベ
ルを用いた別の検出制御が行われている。したがって、
予め規定された電池以外の他の種類の電池を使用する
と、バッテリの充電制御が正常に実行されなくなり、場
合によっては過重電によって電池破壊といった事態を招
くこともある。このように、従来では、ポータブルコン
ピュータの機種毎に使用する電池が規定され、それ以外
の異なる種類の電池を使用することができない欠点があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ポータブル
コンピュータの機種毎に使用する電池が規定され、それ
以外の異なる種類の電池を使用することができない欠点
があった。
【0011】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、特性の異なる複数種の電池毎に異なったローバ
ッテリ検出または満充電検出を実行できるようにし、複
数種の電池を使用することができる電源制御方式を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
る電源制御方式は、放電特性がそれぞれ異なる複数種の
バッテリの中で前記装置に駆動電源として装着されたバ
ッテリの種類を判別する判別手段と、前記複数種のバッ
テリの放電特性にそれぞれ適合した複数のローバッテリ
検出レベルを用いてバッテリの容量低下状態を検出する
ローバッテリ検出手段と、前記判別手段による判別結果
に応じて、前記複数のローバッテリ検出レベルの内のど
の検出レベルを用いた検出動作を実行させるかを前記ロ
ーバッテリ検出手段に指示する手段とを具備し、前記駆
動電源として装着されたバッテリの放電特性に適合した
ローバッテリ検出動作を実行することを特徴とする。
【0013】この電源制御方式においては、複数のロー
バッテリ検出レベルを用いてバッテリの容量低下状態を
検出するローバッテリ検出手段が設けられており、どの
検出レベルを用いた検出動作を実行するかは、駆動電源
として装着されたバッテリの種類に応じて決定される。
このため、特性の異なる複数種の電池毎に異なったロー
バッテリ検出を実行できるようになり、複数種の電池を
使用することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0015】図1には、この発明の一実施例に係わる電
源制御方式を実現するためのシステム構成が示されてい
る。このシステムは、ラップトップタイプポータブルコ
ンピュータに適用されるものであり、図示のように、バ
ッテリパック11、電源コントローラ12、DC−DC
コンバータ13、ACアダプタ14、スイッチ回路1
5、バッテリ用電圧検出回路16、バッテリ用電流検出
回路17、AC電源用電圧検出回路18、および逆流防
止用ダイオード19,20によって構成されている。
【0016】バッテリパック11は、このポータブルコ
ンピュータ本体に着脱自在に設けられるものであり、ニ
ッケルカドミウム(Ni−Cd)電池またはニッケル水
素(Ni−MH)電池等の充電可能な電池111が封入
されている。また、バッテリパック11には、サーミス
タ112と電池識別端子113が設けられている。
【0017】サーミスタ112は電池111に近接して
設けられており、その電池111の温度を検出するため
に使用される。つまり、サーミスタ112の抵抗値は周
囲温度によって変化するので、電池111の温度は、サ
ーミスタ112と抵抗Rとによって分割された電圧値に
よって検出される。
【0018】電池識別端子113は、バッテリパック1
1内の電池111の種類を識別するためのものであり、
例えば、電池111がニッケル水素(Ni−MH)電池
の場合はショート状態に設定され、また電池111がニ
ッケルカドミウム(Ni−Cd)電池の場合はオープン
状態に設定されている。電池識別端子113のオープン
/ショートの設定は、バッテリパック11の製造時に行
われる。
【0019】DC−DCコンバータ13は、バッテリパ
ック11の電池111からのDC電圧、またはAC電源
に接続されるACアダプタ14からのDC電圧を所望の
電源電圧値(+5V、+12V、−9V)に変換し、そ
れをポータブルコンピュータの各コンポーネントに電源
として供給する。DC−DCコンバータ13とACアダ
プタ14間には逆流防止用ダイオード19が接続されて
おり、これによってAC電源を使用しない場合において
も電池111からACアダプタ14への電流の逆流が防
止される。また、バッテリパック11の電池111とD
C−DCコンバータ13との間にも、逆流防止用ダイオ
ード20が接続されており、これによってバッテリパッ
ク11の未装着時や電池111の電圧低下時においても
ACアダプタ14から電池111への電流の逆流が防止
される。
【0020】スイッチ回路15は、電池111への充電
電流の供給を制御するためのスイッチであり、ACアダ
プタ14と電池111間の充電電流パスを接続または遮
断するためのFETを備えている。スイッチ回路15
は、電池111が充電可能状態の時はオン状態に設定さ
れ、ACアダプタ14から電池111に充電電流を供給
する。また、電池111が満充電状態の時は、スイッチ
回路15はオフ状態に設定され、ACアダプタ14から
電池111への充電電流を遮断する。
【0021】バッテリ用電圧検出回路16は、電池11
1の電圧を検出する。バッテリ用電流検出回路17は、
電池111の充電電流や放電電流を検出する。AC電源
用電圧検出回路18は、ACアダプタ14から出力され
る電圧を検出する。
【0022】電源コントローラ12は、ポータブルコン
ピュータへの電源供給を制御するためのものであり、ポ
ータブルコンピュータのシステム電源のオン・オフ制御
を初め、電池111への充電電流の制御、および電池1
11の満充電状態やローバッテリ状態の検出処理、さら
には電池111の種類を判別する処理等を実行する。こ
の電源コントローラ12は、図示のように、内部バスを
介して相互接続されたCPU121、RAM122、R
OM123、アナログ入力ポート124、デジタル入出
力ポート125によって構成されている。
【0023】CPU121はROM12のプログラムを
実行して電源コントローラ12の全体の制御を行う。R
OM123には、電源コントローラ12が行う前述した
各種電源制御処理に必要なプログラムが格納されてい
る。RAM123は、CPU121が行うデータ処理用
の作業領域として使用される。
【0024】アナログ入力ポート124の第1ポートA
1には、バッテリ用電圧検出回路16からの検出出力が
供給される。また、アナログ入力ポート124の第2ポ
ートA2にはバッテリ用電流検出回路17からの検出出
力、第3ポートA3にはサーミスタ112からの温度検
出出力、そして第4ポートA4にはAC電源用電圧検出
回路18からの検出出力が供給される。これら検出出力
の値はA/D変換され、た後にCPU121によって読
み取られる。
【0025】デジタル入出力ポート125の第1ポート
D1には、電池識別端子113からの識別出力が入力さ
れ、また第2ポートD2からはスイッチ回路15に対す
るスイッチ信号が出力される。次に、図2のフローチャ
ートを参照して、電源コントローラ12のCPU121
によって実行される電源制御動作を説明する。
【0026】まず、電源コントローラ12のCPU12
1は、ポータブルコンピュータ本体に装着されたバッテ
リパック11の電池111の種類を判別するための処理
を実行し(ステップS11)、電池111がニッケル水
素(Ni−MH)電池であるか、ニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池であるとかを判断する(ステップS
12)。
【0027】電池111がニッケル水素(Ni−MH)
電池の場合には、CPU121は、ニッケル水素(Ni
−MH)電池用の制御処理(ステップS13〜S16)
を実行する。
【0028】すなわち、CPU121は、まず、ニッケ
ル水素(Ni−MH)電池からなる電池111が充電可
能か否かを判断する(ステップS13)。充電可能であ
れば、スイッチ回路15をオン状態に設定して電池11
1への充電を行うと共に、ニッケル水素(Ni−MH)
電池用の満充電検出処理を実行する(ステップS1
4)。この場合、電池111が充電可能か否かはニッケ
ル水素(Ni−MH)電池が満充電状態か否かによって
決定され、満充電状態でない場合には満充電検出処理を
実行しながら電池111への充電が行われる。そして、
電池111が満充電状態になると、スイッチ回路15を
オフすることによって電池111への充電が停止され
る。
【0029】満充電検出処理は、ニッケル水素(Ni−
MH)電池の充電特性に適合した検出レベルでその満充
電状態の有無を検出するものである。この満充電検出処
理の詳細は、図11を参照して後述する。
【0030】次に、CPU121は、電池111のみで
システムを駆動している状態であるかどうかを判断し
(ステップS15)、AC電源を用いず電池111のみ
でのシステム駆動が行われている場合にはニッケル水素
(Ni−MH)電池用のローバッテリ検出処理を実行す
る(ステップS16)。
【0031】ここで、電池111のみでのシステム駆動
であるか否かは、CPU121がアナログ入力ポート1
24のポートA4から入力した電圧値をリードすること
によって判断される。つまり、ACアダプタ14にAC
商用電源が接続されている場合にはAC電源用電圧検出
回路18の検出出力がある一定値を越え、AC商用電源
が接続されてない場合にはAC電源用電圧検出回路18
の検出出力が零となる。このため、CPU121は、ポ
ートA4から入力した電圧値が零となった時に電池11
1のみでシステム駆動されていると判断する。
【0032】ニッケル水素(Ni−MH)電池用のロー
バッテリ検出処理は、ニッケル水素(Ni−MH)電池
の放電特性に適合した検出レベルを用いてそのローバッ
テリ状態の有無を検出するものである。このローバッテ
リ検出処理の詳細は、図12を参照して後述する。
【0033】この後、CPU121は、スイッチ回路1
5を用いた電池111の充電制御や、電池111の放電
制御等を実行する。この放電制御においては、例えば、
電池111がローバッテリ状態になった時にその事をブ
ザー鳴動やLED点灯等によってオペレータに通知した
り、電池111の消費量を減らすためにポータブルコン
ピュータの各コンポーネントへの電源電流の供給量を調
整するといった処理等が行われる。
【0034】一方、ステップS12で電池111がニッ
ケルカドミウム(Ni−Cd)電池であると判別された
場合には、CPU121は、ニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池用の制御処理(ステップS17〜S20)
を実行する。
【0035】すなわち、CPU121は、まず、ニッケ
ルカドミウム(Ni−Cd)電池からなる電池111が
充電可能か否かを判断する(ステップS17)。充電可
能であれば、スイッチ回路15をオン状態に設定して電
池111への充電を行うと共に、ニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池用の満充電検出処理を実行する(ス
テップS18)。この場合、電池111が充電可能か否
かはニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池が満充電状
態か否かによって決定され、満充電状態でない場合には
満充電検出処理を実行しながら電池111への充電が行
われる。そして、電池111が満充電状態になると、ス
イッチ回路15をオフすることによって電池111への
充電が停止される。
【0036】満充電検出処理は、ニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池の充電特性に適合した検出レベルで
その満充電状態の有無を検出するものである。この満充
電検出処理の詳細は、図11を参照して後述する。
【0037】次に、CPU121は、電池111のみで
システムを駆動している状態であるかどうかを判断し
(ステップS19)、AC電源を用いず電池111のみ
でのシステム駆動が行われている場合にはニッケルカド
ミウム(Ni−Cd)電池用のローバッテリ検出処理を
実行する(ステップS20)。
【0038】ここで、電池111のみでのシステム駆動
であるか否かは、CPU121がアナログ入力ポート1
24のポートA4から入力した電圧値をリードすること
によって判断される。つまり、ACアダプタ14にAC
商用電源が接続されている場合にはAC電源用電圧検出
回路18の検出出力がある一定値を越え、AC商用電源
が接続されてない場合にはAC電源用電圧検出回路18
の検出出力が零となる。このため、CPU121は、ポ
ートA4から入力した電圧値が零となった時に電池11
1のみでのシステム駆動と判断する。
【0039】ニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池用
のローバッテリ検出処理は、ニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池の放電特性に適合した検出レベルを用いて
そのローバッテリ状態の有無を検出するものである。こ
のローバッテリ検出処理の詳細は、図12を参照して後
述する。
【0040】この後、CPU121は、スイッチ回路1
5を用いた電池111の充電制御や、電池111の放電
制御等を実行する。この放電制御においては、例えば、
電池111がローバッテリ状態になった時にその事をブ
ザー鳴動やLED点灯等によってオペレータに通知した
り、電池111の消費量を減らすために各コンポーネン
トへの電源電流の供給量を調整するといった処理等が行
われる。
【0041】このように、使用する電池111がニッケ
ル水素(Ni−MH)電池の場合とニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池の場合とでは、その電池111に対
する満充電検出処理およびローバッテリ検出処理がそれ
ぞれ異なるが、それ以外は同じである。
【0042】次に、図3のフローチャートを参照して、
図2のステップS11で行われる電池判別処理の一例を
説明する。この判別処理は、バッテリパック11に設け
られた電池識別端子113を利用するものである。
【0043】まず、電源コントローラ12のCPU12
1は、ポータブルコンピュータ本体にバッテリパック1
1が装着されているか否かを判断する(ステップS2
1)。これは、例えば、アナログ入力ポート124のポ
ートA1に入力されるバッテリ用電圧検出回路16から
の検出出力が零か否かによって判断される。また、サー
ミスタ112からの温度検出出力を利用することもでき
る。
【0044】バッテリパック11が装着されている場合
には、CPU121は、そのバッテリパック11内の電
池111の種類を判別するために、デジタル入出力ポー
ト125のポートD1のステータスをリードする(ステ
ップS22)。この場合、電池111がニッケル水素
(Ni−MH)電池であれば、電池識別端子113がシ
ョート状態にあるためポートD1のステータスは“L”
レベルとなり、電池111がニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池であれば、電池識別端子113がオープン
状態にあるためポートD1のステータスは“H”レベル
となっている。
【0045】したがって、CPU121は、ポートD1
のステータスが“L”レベルの時は電池111がニッケ
ル水素(Ni−MH)電池であると判別し(ステップS
23)、またポートD1のステータスが“H”レベルの
時は電池111がニッケルカドミウム(Ni−Cd)電
池であると判別する(ステップS24)。このように、
電池111の種類の判別は電池識別端子113を用いる
ことによって容易に行うことができる。
【0046】また、この電池111の種類の判別は、電
池111の充電特性や放電特性をバッテリ用電圧検出回
路16、バッテリ用電流検出回路17、およびサーミス
タ112を利用して調べ、電池111の特性が、ニッケ
ル水素(Ni−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池のどちらの特性に一致するかを調べること
によっても行うことができる。
【0047】この電池111の充電特性や放電特性を用
いた電池判別処理を説明する前に、まず、ニッケル水素
(Ni−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−C
d)電池それぞれについての充電特性と放電特性につい
て説明する。
【0048】図4は、充電時における充電時間(t)に
対する電池111の電圧(V)の変化特性をニッケル水
素(Ni−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−C
d)電池それぞれについて示したものである。図におい
て、VBAT は電池電圧であり、ΔVBAT /Δtは単位時
間当たりの電池電圧の変化量である。
【0049】図示のように、ニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池は、ニッケル水素(Ni−MH)電池に比
べて電池電圧の上昇が早く、常にニッケル水素(Ni−
MH)電池の電池電圧よりも高い電池電圧を保持したま
ま、満充電(FULL充電)状態となる。この場合、単
位時間当たりの電池電圧の変化量(ΔVBAT /Δt)
が、0〜30の間の期間においては、ニッケルカドミウ
ム(Ni−Cd)電池の電圧は15.6Vよりも高く、
またニッケル水素(Ni−MH)電池の電圧は15.6
V以下となる。また、単位時間当たりの電池電圧の変化
量(ΔVBAT /Δt)が、60〜90の間の期間におい
ては、ニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池の電圧は
17.8Vよりも高く、ニッケル水素(Ni−MH)電
池の電圧は17.8V以下となる。
【0050】図5は、充電時における充電時間(t)に
対する電池111の温度(T)の変化特性をニッケル水
素(Ni−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−C
d)電池それぞれについて示したものである。図におい
て、ΔT/Δtは単位時間当たりの電池温度の変化量で
ある。
【0051】図から分かるように、満充電時近傍におい
ては、ニッケル水素(Ni−MH)電池のΔT/Δt
は、ニッケルカドミウム(Ni−Cd)のΔT/Δtに
比し、非常に高い値となる。ここでは、ニッケル水素
(Ni−MH)電池の満充電時におけるΔT/Δtの値
がAとして示され、また、ニッケルカドミウム(Ni−
Cd)電池の満充電時におけるΔT/Δtの値がBとし
て示されている。
【0052】図6は、放電時における時間(t)に対す
る電池111の電圧(V)の変化特性をニッケル水素
(Ni−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−C
d)電池それぞれについて示したものである。図におい
て、斜線で示されている部分の面積は、ローバッリ状態
と判断される時の電池の残存容量に対応している。
【0053】図から分かるように、ニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池は、バッテリ容量が低下するまでは
ニッケル水素(Ni−MH)電池によりも高い電池電圧
を維持するが、バッテリ残存容量が一定値まで低下する
と、その電池電圧は急激に低下する。これに比べ、ニッ
ケル水素(Ni−MH)電池の電池電圧は比較的緩やか
に低下されて行き、ニッケルカドミウム(Ni−Cd)
電池がローバッテリ状態になってからもしばらくは、電
源として十分な電池電圧を維持する。このため、ニッケ
ル水素(Ni−MH)電池は、ニッケルカドミウム(N
i−Cd)電池よりもローバッテリ状態になるのが遅
い。
【0054】この場合、例えば、単位時間当たりの電池
電圧の変化量(ΔVBAT /Δt)が、−60〜−90間
の期間においては、ニッケルカドミウム(Ni−Cd)
電池の電圧は14.2Vよりも高く、またニッケル水素
(Ni−MH)電池の電圧は114.2V以下となる。
【0055】また、図においては、ニッケルカドミウム
(Ni−Cd)電池がローバッテリ状態に達したときの
電池電圧がLB1として示され、ニッケル水素(Ni−
MH)電池がローバッテリ状態に達したときの電池電圧
がLB2として示されている。次に、図7および図8を
参照して、電池111の放電特性を利用して行う電池判
別処理を説明する。
【0056】図6で説明したように、ニッケル水素(N
i−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電
池とでは放電特性が異なる。このため、図7に示すよう
なテーブルT1をROM123上に設け、一定時間毎に
電池電圧を測定し、電池電圧の変化量(ΔVBAT /Δ
t)の一定の範囲毎に、測定した電池111の電圧と基
準値Vbとを比較することによってニッケル水素(Ni
−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池
との判別を行うことができる。
【0057】ここでは、電池電圧の変化量(ΔVBAT /
Δt)が0〜−30の範囲と、−30〜−60の範囲
と、−60〜−90の範囲と、−90以上の範囲の4つ
の範囲について、それぞれ基準値Vbを設定している。
この基準値Vbは、例えば、電池電圧の変化量(ΔVBA
T /Δt)が−60〜−90の範囲では14.2Vに設
定されている。この14.2Vの値は、図6で説明した
ように、電池電圧の変化量(ΔVBAT /Δt)が−60
〜−90の範囲における、ニッケル水素(Ni−MH)
電池の電圧とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池の
電圧とのほぼ中間値に相当する。
【0058】測定した電池111の電圧と基準値Vbと
の大小関係と、電池の種類との対応は、図8に示す通り
である。すなわち、測定した電池電圧VBATの値が基準
値Vbよりも大きければニッケルカドミウム(Ni−C
d)であると判断され、また測定した電池電圧VBAT の
値が基準値Vb以下であればニッケル水素(Ni−M
H)電池と判断される。
【0059】このように放電特性を利用して電池判別を
行う場合には、実際には、バッテリ用電圧検出回路16
で検出した電池電圧VBAT に対して、次式(1)のよう
な電流補正を加え、その補正値を基準値と比較すること
が好ましい。これは、負荷による電圧変動を小さくした
値を使用するためである。 Vc=VBAT +R・IBAT +K・T …(1)
【0060】ここで、Vcは補正後の電池電圧、VBAT
はバッテリ用電圧検出回路16で検出した電池電圧、R
は放電電流が流れるライン(電池111からDC−DC
コンバータ13までのライン)の抵抗、IBAT はバッテ
リ用電流検出回路17で検出した電池電流、Kは温度定
数、Tはサーミスタ112を利用して検出した電池温度
である。次に、図9および図10を参照して、電池11
1の充電特性を利用して行う電池判別処理を説明する。
【0061】図4で説明したように、ニッケル水素(N
i−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電
池とでは充電特性が異なる。このため、図9に示すよう
なテーブルT2をROM123上に設け、一定時間毎に
電池電圧の測定し、電池電圧の変化量(ΔVBAT /Δ
t)の一定の範囲毎に、測定した電池111の電圧と基
準値Vbとを比較することによって、放電時と同様にし
て充電時においても、ニッケル水素(Ni−MH)電池
とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池との判別を行
うことができる。
【0062】ここでは、電池電圧の変化量(ΔVBAT /
Δt)が0〜30の範囲と、30〜60の範囲と、60
〜90の範囲と、90以上の範囲の4つの範囲につい
て、それぞれ基準値Vbを設定している。この基準値V
bは、例えば、電池電圧の変化量(ΔVBAT /Δt)が
0〜30の範囲では15.6Vに設定されている。この
15.6Vの値は、図4で説明したように、電池電圧の
変化量(ΔVBAT /Δt)が0〜30の範囲における、
ニッケル水素(Ni−MH)電池の電圧とニッケルカド
ミウム(Ni−Cd)電池の電圧とのほぼ中間値に相当
する。
【0063】測定した電池111の電圧と基準値Vbと
の大小関係と、電池の種類との対応は、図10に示す通
りである。すなわち、測定した電池電圧VBAT の値が基
準値Vbよりも大きければニッケルカドミウム(Ni−
Cd)電池であると判断され、また測定した電池電圧V
BAT の値が基準値Vb以下であればニッケル水素(Ni
−MH)電池と判断される。このように、電池111の
充電時および放電時のどちらにおいても、電池111の
種類を判別することができる。次に、図11を参照し
て、満充電検出処理の詳細について説明する。
【0064】この満充電検出処理のための処理ルーチン
は、電池111がニッケル水素(Ni−MH)電池であ
るかニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池であるかに
よって異なるが、実際には、使用する検出レベルが異な
るだけで基本的には双方とも同一の処理手順で行われ
る。
【0065】このため、ここでは、図11のフローチャ
ートを共通に用いて、ニッケル水素(Ni−MH)電池
とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池の双方につい
ての満充電検出動作を説明する。
【0066】まず、CPU121は、サーミスタ112
からポートA3に入力される温度検出出力を一定時間間
隔(例えば10秒おき)でリードし(ステップS31,
S32)、今回リードした温度と前回リードした温度と
の差、つまり温度上昇(ΔT)を求める(ステップS3
3)。この場合、この温度上昇(ΔT)の値は、ある一
定温度(例えば0.5度)以上上昇された時に+1に設
定され、それ以下の温度上昇の場合は零のままとなる。
【0067】次いで、CPU121は、温度上昇(Δ
T)が零よりも大きくなったか否かを調べ、温度上昇
(ΔT)の値が零の場合はカウンタ値を増分し(ステッ
プS35)、そしてステップS31〜34の処理を繰り
返す。そして、温度上昇(ΔT)が“1”になると、C
PU121は、その時のカウンタ値を、電池111の種
類によって定まる検出レベル(ΔT/Δt)と比較す
る。
【0068】この検出レベル(ΔT/Δt)は満充電時
の温度上昇率であり、図5で説明したように、ニッケル
水素(Ni−MH)電池の場合はその検出レベル(ΔT
/Δt)は値“A”となり、ニッケルカドミウム(Ni
−Cd)電池の場合は、Aよりも低い値“B”がその検
出レベル(ΔT/Δt)となる。
【0069】このように、CPU121は、電池111
がニッケル水素(Ni−MH)電池であるかニッケルカ
ドミウム(Ni−Cd)電池であるかによって異なる検
出レベルを用いる。
【0070】CPU121は、カウンタ値が検出レベル
(ΔT/Δt)よりも小さいとき、すなわち、測定した
温度上昇率が検出レベル(ΔT/Δt)の温度上昇率よ
りも高いときに、電池111が満充電状態になったこと
を検出する(ステップS38)。一方、カウンタ値が検
出レベル(ΔT/Δt)よりも大きいとき、すなわち、
測定した温度上昇率が検出レベル(ΔT/Δt)の温度
上昇率よりも低いときには、その時のカウンタ値をクリ
アし(ステップS37)、そしてステップS31からの
処理に戻る。次に、図12を参照して、ローバッテリ検
出処理の詳細について説明する。
【0071】このローバッテリ検出処理のための処理ル
ーチンは、電池111がニッケル水素(Ni−MH)電
池であるかニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池であ
るかによって異なるが、満充電検出処理の場合と同様
に、実際には、使用する検出レベルが異なるだけで基本
的には双方とも同一の処理手順で行われる。
【0072】このため、ここでは、図12のフローチャ
ートを共通に用いて、ニッケル水素(Ni−MH)電池
とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電池の双方につい
てのローバッテリ検出動作を説明する。
【0073】まず、CPU121は、電圧検出回路16
からポートA1に入力される温度検出出力をリードし
(ステップS41)、次いで、電流検出回路17からポ
ートA2に入力される電流検出出力をリードする(ステ
ップS42)。次に、CPU121は、電圧検出回路1
6で検出した電圧Vに電流補正を加え、V+i・Rを補
正後の電池電圧Eとする。ここで、Rは放電時のパスの
抵抗であり、iは電流検出回路17で検出された電流値
である。この後、CPU121は、補正後の電池電圧E
を電池111の種類によって定まる検出レベル(LB)
と比較する。
【0074】この検出レベル(LB)はローバッテリ時
の電池電圧であり、図6で説明したように、ニッケルカ
ドミウム(Ni−Cd)電池の場合はその検出レベル
(LB)は値“LB1”となり、ニッケル水素(Ni−
MH)電池の場合は、LB1よりも低い値“LB2”が
その検出レベル(LB)となる。
【0075】このように、CPU121は、電池111
がニッケル水素(Ni−MH)電池であるかニッケルカ
ドミウム(Ni−Cd)電池であるかによって異なる検
出レベルを用いる。
【0076】CPU121は、補正後の電池電圧Eが検
出レベル(LB1)よりも小さいとき、電池111がロ
ーバッテリ状態になったことを検出する(ステップS4
5)。また、補正後の電池電圧Eが検出レベル(LB
1)以上の時は、ステップS41からの処理を繰り返
す。
【0077】以上のように、この実施例においては、ニ
ッケルカドミウム(Ni−Cd)電池とニッケル水素
(Ni−MH)電池とでそれぞれ異なるローバッテリ検
出レベル、および満充電検出レベルを用いてバッテリの
容量低下状態および満充電状態を検出しており、どの検
出レベルを用いた検出動作を実行するかは、駆動電源と
して使用されるバッテリがニッケルカドミウム(Ni−
Cd)電池とニッケル水素(Ni−MH)電池のどちら
であるかによって決定される。
【0078】このため、電池の種類毎に異なったローバ
ッテリ検出または満充電検出を実行できるようになり、
同一のポータブルコンピュータで複数種の電池を使用す
ることが可能となる。
【0079】なお、この実施例では、2種類の電池を使
用する場合についてのみ説明したが、3種類以上の電池
を使用する場合においても、同様にして使用する電池の
特性に応じた検出レベルを用いることによって、満充電
検出およびローバッテリ検出を正常に行うことができ
る。
【0080】また、この実施例では、ニッケル水素(N
i−MH)電池とニッケルカドミウム(Ni−Cd)電
池とでそれぞれ異なる検出レベルを用いたが、比較的特
性の類似した電池同志であれば、それぞれに適合する検
出レベルの中間値等を共通の検出レベルとして用いるこ
ともを可能である。
【0081】また、放電特性だけが異なる電池について
はローバッテリ検出レベルだけを異ならせば良く、充電
特性だけが異なる電池については満充電検出レベルだけ
を異ならせば良いことはもちろんである。
【0082】さらに、この電源制御方式は、バッテリ駆
動可能なポータブルコンピュータに特に適しているが、
バッテリ駆動可能なものであれば他の各種電子機器に対
しても同様にして適用できる。
【0083】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、特性
の異なる複数種の電池毎に異なったローバッテリ検出ま
たは満充電検出を実行できるようになり、複数種の電池
を使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るシステム構成を示す
ブロック図。
【図2】同実施例のシステムで実行される電源制御動作
を説明するフローチャート。
【図3】同実施例のシステムで実行される電池識別動作
の一例を説明するフローチャート。
【図4】同実施例のシステムで使用される電池の電圧対
時間の充電特性を示す図。
【図5】同実施例のシステムで使用される電池の温度対
時間の充電特性を示す図。
【図6】同実施例のシステムで使用される電池の電圧対
時間の放電特性を示す図。
【図7】同実施例のシステムで実行される放電特性を用
いた電池識別処理で参照されるテーブル内容の一例を示
す図。
【図8】図7のテーブルを用いたときの電池の種類と電
圧との関係を示す図。
【図9】同実施例のシステムで実行される充電特性を用
いた電池識別処理で参照されるテーブル内容の一例を示
す図。
【図10】図9のテーブルを用いたときの電池の種類と
電圧との関係を示す図。
【図11】同実施例のシステムで実行される満充電検出
処理の一例を示すフローチャート。
【図12】同実施例のシステムで実行されるローバッテ
リ検出処理の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
11バッテリパック、12…電源コントローラ、13…
DC−DCコンバータ、14…ACアダプタ、15…ス
イッチ回路、16,18…電圧検出回路、17…電流検
出回路、111…電池、112…サーミスタ、113…
電池識別端子、121…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/10 B 9060−5G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ駆動可能な小型電子装置におい
    て、 放電特性がそれぞれ異なる複数種のバッテリの中で前記
    装置に駆動電源として装着されたバッテリの種類を判別
    する判別手段と、 前記複数種のバッテリの放電特性にそれぞれ適合した複
    数のローバッテリ検出レベルを用いてバッテリの容量低
    下状態を検出するローバッテリ検出手段と、 前記判別手段による判別結果に応じて、前記複数のロー
    バッテリ検出レベルの内のどの検出レベルを用いた検出
    動作を実行させるかを前記ローバッテリ検出手段に指示
    する手段とを具備し、 前記駆動電源として装着されたバッテリの放電特性に適
    合したローバッテリ検出動作を実行することを特徴とす
    る電源制御方式。
  2. 【請求項2】 バッテリ駆動可能な小型電子装置におい
    て、 充電特性がそれぞれ異なる複数種のバッテリの中で前記
    装置に駆動電源として装着されたバッテリの種類を判別
    する判別手段と、 前記複数種のバッテリの充電特性にそれぞれ適合した複
    数の満充電検出レベルを用いてバッテリの満充電状態を
    検出する満充電検出手段と、 前記判別手段による判別結果に応じて、前記複数の満充
    電検出レベルの内のどの検出レベルを用いた検出動作を
    実行させるかを前記満充電検出手段に指示する手段とを
    具備し、 前記駆動電源として装着されたバッテリの充電特性に適
    合した満充電検出動作を実行することを特徴とする電源
    制御方式。
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