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JP2866358B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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Publication number
JP2866358B2
JP2866358B2 JP9034957A JP3495797A JP2866358B2 JP 2866358 B2 JP2866358 B2 JP 2866358B2 JP 9034957 A JP9034957 A JP 9034957A JP 3495797 A JP3495797 A JP 3495797A JP 2866358 B2 JP2866358 B2 JP 2866358B2
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JP
Japan
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road
data
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intersection
route
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JP9034957A
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JPH09329452A (ja
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孝司 山田
光宏 二村
康博 遠山
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Aisin AW Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Aisin AW Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、出発地から目的地
までの最短経路を探索するナビゲーション装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】ナビゲーション装置は、地理の不案内な
運転者に対して目的地までコース案内を行うものであ
り、近年、このナビゲーション装置の開発が盛んに行わ
れている。 【0003】ナビゲーション装置は、予め走行前に出発
地及び目的地を入力することによって出発地から目的地
までのコースを設定し、その設定されたコースに従って
ナビゲーションを行うものである。ナビゲーションで
は、コースを指示する場合、CRT画面に地図を表示し
その上にコースを重ねて表示したり、また、或るもの
は、予め設定されたコースに従って次に曲がるべき交差
点に関する情報として、次に曲がるべき交差点までの距
離を数字やグラフ、特徴的な写真で表示したりさらには
音声出力も併用するものもある。 【0004】道路網にあっては、一般に出発地から目的
地までの間に複数のコースが存在するのが普通である。
そのため、ナビゲーション装置において、出発地及び目
的地が入力されると、その間における最短時間或いは最
短距離のコース(最短コース)を探索する経路探索の手
法を採用する試みがなされている。その1つとして、例
えば図12に示すように四叉路の交差点の場合には、右
左折、直進、Uターンを表現するために8つのノードと
16本の有向リンクで交差点を表し、また、交差点相互
を接続する道路枝は2本の有向リンクで表す方法(例え
ば特開昭62−82316号公報)が報告されている。
もう1つは、最短コースを検索する毎に車両の進行が禁
止されている道路を含んでいないかをチェックし、進行
禁止の道路を含む最短コースは排除し、他の交差点を通
る最短コースを検索する方法(例えば特開昭62−91
811号公報)が報告されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の方法は、交差点での右左折禁止を全て有向リンクで
表現しているので、データ量が多くなり記憶容量が多く
なるという問題がある。また、後者の方法は、交差点で
の右左折禁止をネットワークデータとは別にして交差点
番号でもっているので、経路探索時の検索に要する処理
が多くなり、処理速度が遅くなるという問題がある。 【0006】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あって、記憶データ量を少なくし右左折禁止データや案
内不要データの判断も含めて高速に経路探索することが
できるナビゲーション装置を提供することを目的とする
ものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ナ
ビゲーション装置において、始点から終点で表される道
路単位で道路データを格納した記憶手段と、該記憶手段
に記憶された道路データを用いて案内情報を出力する経
路案内処理部とを有し、前記記憶手段は、道路データと
して、該道路における情報、及び該道路データの始点ま
たは終点に接続する道路に関する情報を格納し、前記経
路案内処理部は、前記道路データに格納された情報に基
づき案内情報を出力することを特徴とし、前記経路案内
処理部は、前記道路データの該道路における情報及び前
記接続する道路に関する情報に基づき経路を探索して、
該探索した経路に基づき案内情報を出力することを特徴
とするものである。 【0008】また、交差点から交差点で表される道路単
位で道路データを格納した記憶手段と、該記憶手段に記
憶された道路データを用いて案内情報を出力する経路案
内処理部とを有し、前記記憶手段は、道路データとし
て、該道路データの少なくとも1つの交差点に接続する
道路への接続に関する情報、及び該道路を表示するため
の座標に関する情報を格納し、前記経路案内処理部は、
前記道路データに格納された前記接続に関する情報に基
づき経路を探索し、該探索された経路と前記道路データ
に格納された道路を表示するための座標に関する情報に
基づき経路を表示することを特徴とし、前記記憶手段
は、道路データとして、経路探索を行うための情報と共
に道路地図を表示するための座標列に関する情報を格納
し、前記経路案内処理部は、前記道路データの経路探索
を行うための情報に基づき経路を探索し、前記座標列に
関する情報に基づき前記探索された経路と前記道路地図
を表示することを特徴とするものである。 【0009】 【作用及び発明の効果】本発明のナビゲーション装置で
は、端点から端点で表される道路単位で道路データを格
納した記憶手段と、該記憶手段に記憶された道路データ
を用いて案内情報を出力する経路案内処理部とを有し、
前記記憶手段は、道路データとして、該道路における情
報、及び該道路データの少なくとも1つの端点に接続す
る道路への接続に関する情報を格納し、前記経路案内処
理部は、前記道路データに格納された情報に基づき案内
情報を出力するので、道路単位で道路における情報、及
び始点または終点に接続する道路に関する情報に基づき
案内情報の出力を行い、処理を簡素化できる。 【0010】しかも、前記経路案内処理部は、前記道路
データの該道路における情報及び前記接続する道路に関
する情報に基づき経路を探索して、該探索した経路に基
づき案内情報を出力するので、接続する道路に関する情
報として、右左折禁止情報や案内不要情報を設定するこ
とにより、経路の探索や案内情報の出力で無駄な探索処
理や案内処理をなくすことができ、処理の高速化を図る
ことができる。 【0011】また、交差点から交差点で表される道路単
位で道路データを格納した記憶手段と、該記憶手段に記
憶された道路データを用いて案内情報を出力する経路案
内処理部とを有し、前記記憶手段は、道路データとし
て、該道路データの少なくとも1つの交差点に接続する
道路への接続に関する情報、及び該道路を表示するため
の座標に関する情報を格納し、前記経路案内処理部は、
前記道路データに格納された前記接続に関する情報に基
づき経路を探索し、該探索された経路と前記道路データ
に格納された道路を表示するための座標に関する情報に
基づき経路を表示するので、道路データを経路の探索と
道路の表示に共用することができ、記憶手段に格納する
データの量を大幅に削減することができると共に、交差
点に接続する道路への接続に関する情報に基づき経路の
探索を行うことにより、効率的、かつ高速に経路の探索
を行うことができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るナビゲーシ
ョン装置に適用される1実施例システム構成を示す図、
図2は道路網の例を示す図、図3は交差点データの例を
示す図、図4は道路データの例を示す図、図5はノード
データの例を示す図、図6は経路探索処理の流れを説明
するための図である。 【0013】図1において、1は交差点データ、2は道
路データ、3はノードデータ、4は経路探索処理部、5
は交差点列及びノード列生成部、6は交差点列及びノー
ド列データ、7はナビゲーション部を示す。なお、交差
点データ1、道路データ2、及びノードデータ3は記憶
装置に格納され、経路探索処理部4からナビゲーション
部7により案内情報を出力する経路案内処理部を構成し
ている。経路探索処理部4は、右左折禁止等の進入禁止
道路を除き交差点から周囲道路を検索する周囲道路検索
サブルーチン、道路幅の広狭、案内の要否その他最適経
路を演算するのに必要な条件を設定する最適経路条件設
定サブルーチン、経路探索の終了を判定する終了条件サ
ブルーチンを有し、指定された出発地から目的地までの
最適経路を探索するものである。交差点列及びノード列
生成部5は、経路探索処理部4により最適経路が探索さ
れると、その経路に沿った交差点列及びノード列データ
6を生成するものであり、この交差点列及びノード列デ
ータ6によりナビゲーション(案内情報の出力)を行う
のがナビゲーション部7である。従って、ナビゲーショ
ン部7は、データ処理手段、表示や音声の出力手段を有
し、コース走行の所定の地点で交差点列及びノード列デ
ータ6を読み出し、表示出力や音声出力によりコース案
内を行う。 【0014】道路のネットワークデータは、道路のネッ
トワークが例えば図2に示すような交差点番号I〜IV、
道路番号○1〜○8からなるものとした場合、交差点デ
ータについては図3、道路データについては図4、ノー
ドデータについては図5に示すようなデータ構成となっ
ている。 【0015】すなわち、交差点データは、図3に示すよ
うに交差点番号I〜IVに対応して交差点名、当該交差点
が始点となっている道路のうち一番番号の小さい道路番
号、当該交差点が終点となっている道路のうち一番番号
の小さい道路番号、信号の有無からなる。 【0016】また、道路データは、図4に示すように道
路番号○1〜○8に対応して交差点番号による始点、終
点、同じ始点を持つ道路のうち番号が次のもの、同じ終
点を持つ道路のうち番号が次のもの、道路の太さ、禁止
情報、案内不要情報、写真番号、ノード数、ノード列デ
ータの先頭アドレス、長さ等からなる。 【0017】そして、ノードデータは、図5に示すよう
に東経、北緯、属性等からなり、道路データから明らか
なように道路番号の単位は複数個のノードからなる。す
なわち、ノードデータは道路上の1地点に関するデータ
であり、ノード間を接続するものをアークと呼ぶと、複
数のノード列のそれぞれの間をアークで接続することに
よって道路が表現される。例えば道路番号○1に関して
見ると、道路データよりノード数15からなりノードデ
ータの先頭アドレスが100であることから、道路番号
○1は、100から114までのアドレスのノードデー
タで構成されることになる。 【0018】これらのネットワークデータによると、例
えば交差点番号Iに着目した場合、ここを始点とするコ
ースでは、まず、交差点データの始点情報から道路番号
○1、次にこの道路番号○1に関する道路データの「同
じ始点を持つ道路のうち番号が次のもの」から道路番号
○7が検索される。そして、道路番号○7における同様
の情報では、逆に道路番号○1であることから周囲道路
として他の道路番号のものはないことが判断できる。こ
れは、終点に関しても同様である。また、道路データに
おける道路番号○5では、道路番号○6が禁止になって
いることから、図2に示すネットワークの交差点番号IV
において、道路番号○5から○6へは右左折禁止等のた
め進入できず、進入可能な道路は道路番号○8だけとな
る。従って、この道路番号○8への進入は案内不要とな
る。このように特に道路データでは、右左折禁止等の進
入禁止の道路番号と案内不要の道路番号をもっているこ
とにより、情報記憶の容量を少なくし、また経路探索を
容易に行えるようにしている。 【0019】次に上記のネットワークデータにより経路
探索する場合の処理の流れを図6により説明する。ここ
でL(c) は距離、F(c) はフラグ、R(c) は通過してき
た道路番号、s0 ,s1 は出発地の両隣りの交差点番
号、e0 ,e1 は目的地の両隣りの交差点番号である。
また、cは交差点番号、フラグF(c) は「0」が未探
索、「1」が探索中、「2」が探索終了を示す。 【0020】○1 全ての交差点について 距離L(c) に無限大(∞) フラグF(c) に「0」(未探索) にセットする。この初期設定によりまず全ての交差点が
未探索となり、出発地からの距離が無限大となる。 【0021】○2 出発地の両隣りの交差点番号s0
1 に対応する距離L(s0 ),L(s1 )に出発地か
らの距離を入れ、さらに出発地の両隣りの交差点番号s
0 ,s1 に対応するフラグF(s0 ),F(s1 )にそ
れぞれ「1」、通過してきた道路番号R(c) に出発地か
らの道路番号をセットする。 【0022】○3 フラグFが「2」でなく且つ距離L
(c) が最小となる交差点番号c0 を検索する。 【0023】○4 周囲道路検索サブルーチンを実行
し、交差点番号c0 を始点とする周囲道路を検索する。 【0024】○5 周囲道路があるか否かを調べる。 【0025】YESの場合には次の処理○6に移り、N
Oの場合には処理○11に移る。 【0026】○6 最適経路条件設定サブルーチンを実
行し、最適経路を探索するための道路状況その他の条件
を設定する。 【0027】○7 その道路の終点の交差点番号を
1 、道路の長さをlとする。 【0028】○8 その道路の終点の交差点までの距離
Pを計算する。 【0029】P=L(c0 )+lを計算する。 【0030】ここでL(c0 )は出発地から交差点番号
0 までの距離であり、Pは交差点番号c0 からその道
路(探索中の道路)を通って終点の交差点番号c1 まで
の距離となる。 【0031】○9 P<L(c1 )で且つF(c1 )≠
2か否かを調べる。 【0032】YESの場合には次の処理○10に移り、
NOの場合には処理○4に戻る。 【0033】○10 出発地から探索中の交差点番号c
1 までの距離L(c1 )をP、その交差点番号c1 のフ
ラグF(c1 )を「1」、交差点番号c1 に至るまでに
通過してきた道路番号R(c1 )をその探索中の道路番
号とする。 【0034】○11 処理○5においてNOの場合には
F(c0 )を「2」にセットする。 【0035】○12 終了条件確認サブルーチンを実行
する。 【0036】○13 処理終了か否かを調べ、NOの場
合には処理○3に戻り、YESの場合には処理を終了と
する。 【0037】以上の処理を行うことによりそれぞれの交
差点番号に対応して出発地から当該交差点番号に至る最
適コースの道路番号がそれぞれ交差点番号毎に設定され
る。図7は周囲道路検索サブルーチンの処理の流れを説
明するための図、図8は最適経路条件設定サブルーチン
の処理の流れを説明するための図、図9は終了条件確認
サブルーチンの処理の流れを説明するための図である。 【0038】上記処理○4の周囲道路検索サブルーチン
は、図7に示す処理を行うものである。すなわち、 ○1 周囲道路の検索が1回目か否かを調べる。 【0039】YESの場合には処理○2に移り、NOの
場合には処理○6に移る。 【0040】○2 図3に示す交差点データから現在い
る交差点c0 が始点となっている道路番号を取り出し記
憶する。 【0041】○3 図4に示す道路データを参照して探
索中の当該交差点c0 にくる道路番号における禁止道路
を取り出す。 【0042】○4 今取り出した道路が禁止道路か否か
を調べる。 【0043】YESの場合には処理○6に移り、NOの
場合には次の処理○5に移る。 【0044】○5 今取り出した道路を周囲道路として
記憶し、リターンする(図6の処理○5へ移る)。 【0045】○6 道路データから前に探索した道路と
同じ始点を持ち、番号が次の道路番号を取り出す。 【0046】○7 最初探索した道路と今取り出した道
路が同じか否かを調べる。 【0047】YESの場合には次の処理○8に移り、N
Oの場合には処理○3に戻る。 【0048】○8 周囲道路なしと判定しリターンす
る。 【0049】また、上記図6に示す処理○6の最適経路
条件設定サブルーチンは、図8に示すような処理を行う
ものである。すなわち、 ○1 道路データから周囲道路の大きさDと長さlを読
み込む。 【0050】○2 周囲道路の大きさDが1以下である
か否かを調べる。 【0051】YESの場合には次の処理○3に移り、N
Oの場合には処理○4に移る。 【0052】○3 長さlをa倍した長さをlとする。
すなわち、Dが1より大きい道路を通常の広い道路と
し、1以下の道路を細い道路とすると、細い道路は通常
の道路に対してa倍の距離の評価としている。従って、
aは1より大きい数である。 【0053】○4 道路データから現在探索中の交差点
へ通過してきた道路の案内不要データを読み込む。 【0054】○5 案内不要データと一致する周囲道路
があるか否かを調べる。 【0055】YESの場合にはリターンし、NOの場合
には次の処理○6に移る。 【0056】○6 さらに長さlにbmを加算した値を
新たな長さlとしリターンする。すなわち、案内不要の
交差点に対して、右左折等の案内を要する交差点は、距
離に換算してbm加算した評価としている。 【0057】終了条件確認サブルーチンでは、図9に示
すように探索対象の交差点番号c0と目的等の両隣りの
交差点番号との一致を調べ、一致したことを条件に例え
ば終了フラグを設定する。 【0058】図10は交差点列及びノード列のデータ構
造の例を示す図、図11は交差点列及びノード列取り出
し処理の流れを説明するための図である。 【0059】上記のように本発明の経路探索では、周囲
道路の大きさや道路の案内要/不要等の走行条件を考慮
して交差点間の距離に重み付けを行い、最短経路を探索
する。その結果、各交差点に対応して最適コースに沿っ
た道路番号情報が得られる。従って、この探索結果に従
って図10に示す処理フローに従って交差点列及びノー
ド列のデータを生成することができる。 【0060】○1 探索が終了した交差点番号をメモリ
に記憶する。 【0061】○2 その交差点にきた道路番号の始点を
メモリに記憶する。 【0062】○3 その交差点が出発地の両隣りの交差
点か否かを調べる。 【0063】YESの場合には次の処理○4に移り、N
Oの場合には処理○2に戻る。 【0064】○4 記憶した交差点番号列の前と後に出
発地番号、目的地番号を加えて交差点列とする。 【0065】○5 道路データを参照して交差点間のノ
ード列を取り出し、ノード列をつくる。 【0066】○6 案内不要データを使い交差点列から
案内不要となる交差点を除く。 【0067】このようにして経路探索の結果から生成さ
れる交差点列及びノード列データの例を示したのが図1
1である。例えば交差点列データは、図11(a)に示
すように交差点名、交差点番号、その交差点の特徴風景
等を撮影した写真番号、曲がる角度、距離等の情報から
なり、また、ノード列データは、同図(b)に示すよう
にそのノード位置を表す東経、北緯、そして交差点番
号、属性、角度、距離等の情報からなる。しかも、これ
らのデータは、案内不要の交差点を除いた、案内を要す
る交差点のみのデータからなる。従って、ナビゲーショ
ンでは、所定の位置に対応してこのデータを順次読み出
して出力すればよい。 【0068】上記のように経路探索時は、右左折禁止デ
ータをチェックしながら探索し、右左折禁止が入らない
コースを探索する。 【0069】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では出発地から経路探索をスタートさせたが、
目的地から経路探索をスタートさせるようにしてもよ
い。また、出発地から経路探索をスタートして目的地に
達したところで処理終了にしたが、全てのフラグF
(c)が2になるまで、すなわち、全ての交差点につい
て経路探索を行うようにしてもよい。特に目的地からこ
の経路探索を行うと、全ての交差点から目的地までの最
適コース情報が作成されることになるので、途中でコー
スから外れた場合にも、経路探索を再度行うことなく、
最寄りの交差点から交差点列及びノード列を作成するこ
とができる。 【0070】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、交差点データ、道路データ及びノード列デー
タを予めCDーROM等の記憶手段に格納しておき、経
路探索をする前にこれらのデータをRAM等に読み取っ
て右左折禁止をチェックしながら経路探索を行うので、
経路探索を高速化することができる。また、右左折禁止
データを道路データに含めて持っているためデータ量を
少なくすることができ、記憶容量を少なくすることがで
きる。さらには、案内不要データをもちこのデータによ
り直進か右左折かの判断するので、最短時間経路探索を
少ないデータ量で行うことができる。しかも、直進する
交差点を案内不要データから認識して交差点列から除
き、右左折する交差点のみのデータとすることが簡単な
処理で行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るナビゲーション装置に適用され
る1実施例システム構成を示す図である。 【図2】 道路網の例を示す図の例を示す図である。 【図3】 交差点データの例を示す図である。 【図4】 道路データの例を示す図である。 【図5】 ノードデータの例を示す図である。 【図6】 経路探索処理の流れを説明するための図であ
る。 【図7】 周囲道路検索サブルーチンの処理の流れを説
明するための図である。 【図8】 最適経路条件設定サブルーチンの処理の流れ
を説明するための図である。 【図9】 終了条件確認サブルーチンの処理の流れを説
明するための図である。 【図10】 交差点列及びノード列のデータ構造の例を
示す図である。 【図11】 交差点列及びノード列取り出し処理の流れ
を説明するための図である。 【図12】 ノードと有向リンクで交差点情報を表した
従来の経路探索方法の例を説明するための図である。 【符号の説明】 1…交差点データ、2…道路データ、3…ノードデー
タ、4…経路探索処理部、5…交差点列及びノード列生
成部、6…交差点列及びノード列データ、7…ナビゲー
ション部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 康博 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−136300(JP,A) 特開 平1−138409(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.端点から端点で表される道路単位で道路データを格
    納した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された道路データを用いて案内情報を
    出力する経路案内処理部とを有し、 前記記憶手段は、道路データとして、該道路における情
    報、及び該道路データの少なくとも1つの端点に接続す
    る道路への接続に関する情報を格納し、 前記経路案内処理部は、前記道路データに格納された情
    報に基づき案内情報を出力することを特徴とするナビゲ
    ーション装置。 2.前記経路案内処理部は、前記道路データの該道路に
    おける情報及び前記接続する道路に関する情報に基づき
    経路を探索して、該探索した経路に基づき案内情報を出
    力することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション
    装置。 3.交差点から交差点で表される道路単位で道路データ
    を格納した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された道路データを用いて案内情報を
    出力する経路案内処理部とを有し、 前記記憶手段は、道路データとして、該道路データの少
    なくとも1つの交差点に接続する道路への接続に関する
    情報、及び該道路を表示するための座標に関する情報を
    格納し、 前記経路案内処理部は、前記道路データの前記接続に関
    する情報に基づき経路を探索し、該探索された経路と前
    記道路を表示するための座標に関する情報に基づき経路
    を表示することを特徴とするナビゲーション装置。
JP9034957A 1997-02-19 1997-02-19 ナビゲーション装置 Expired - Lifetime JP2866358B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096074A1 (ja) 2008-01-28 2009-08-06 Geo Technical Laboratory Co., Ltd. 経路案内データベースのデータ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2812361B2 (ja) * 1987-11-24 1998-10-22 住友電気工業株式会社 車載型ナビゲーションシステム
JP2569630B2 (ja) * 1987-11-24 1997-01-08 ソニー株式会社 ナビゲータ装置

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