Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2746585B2 - 走査装置 - Google Patents

走査装置

Info

Publication number
JP2746585B2
JP2746585B2 JP62251046A JP25104687A JP2746585B2 JP 2746585 B2 JP2746585 B2 JP 2746585B2 JP 62251046 A JP62251046 A JP 62251046A JP 25104687 A JP25104687 A JP 25104687A JP 2746585 B2 JP2746585 B2 JP 2746585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
signal
carrier
scan
scanning direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62251046A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0193257A (ja
Inventor
健司 寺尾
洋 三枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP62251046A priority Critical patent/JP2746585B2/ja
Publication of JPH0193257A publication Critical patent/JPH0193257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2746585B2 publication Critical patent/JP2746585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ、プリンタ等の記録及び読取
に利用される走査装置に関するものである。 従来の技術 以下に従来の走査装置について説明する。 第3図は従来の走査装置の1例が適用された記録装置
を示す概略斜視図であり、この記録装置は図示されない
間欠送りの可能なステップモータで駆動される一対の送
りローラ1を所定間隔あけて配設しており、この送りロ
ーラ1によって被走査媒体2を副走査方向である矢印a
の方向に搬送する。 一対の送りローラ1の間には、ガイド軸3、振止め軸
4およびスケールを形成した記録タイミング指標(以
下、指標という)5をそれぞれ主走査方向である矢印b
方向と平行に配設している。指標5には記録開始及び終
了を示す第1スリット6と、1ビット毎の記録タイミン
グを示す第2スリット7とをそれぞれ記録紙2の記録位
置に対応した位置にエッチング等によって設けてある。
ガイド軸3にはキャリア8が進退自在に装着されてい
る。 キャリア8はステップモータ(不図示)に駆動され、
ガイド軸3および振止め軸4に案内されながら主走査方
向に移動する。また、キャリア8は走査子である記録ヘ
ッド9と、指標5の目盛を読取る第1,第2の検出器10,1
1とを備えている。第1の検出器10は記録開始および終
了のタイミングを検出し、第2の検出器11は1ビット毎
の記録タイミングに対応した情報を検出する。 以上のように構成された記録装置では、記録紙2を静
止した状態でキャリア8を矢印b方向に往走査して定め
られた幅の記録を行い、この記録を終了すると、矢印a
方向に記録紙2を所定幅移動する。そして、記録紙2を
静止した状態でキャリア8を矢印bと逆方向に復走査し
て定められた幅の記録を行い、この記録を終了すると矢
印a方向に記録紙2を所定幅移動する。以下、上述と同
様の動作を繰返し行なって記録紙2に所定の画像を得る
ようにしている。 なお、上述のような画像記録において例えば第5図に
示すようにキャリア8の1回の移動によって主走査方向
にmビット列、副走査方向にnビット行を記録する場
合、第1,第2の検出器10,11による指標5の読取り値に
基づいてキャリア8の位置を確認し、この確認結果を参
照して往走査,復走査の記録タイミングのずれを制御し
ている。 発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、走査子の主走査方向の
移動毎に、第5図に示すように主走査方向にずれが生
じ、この結果、画像品質が著しく低下するという問題が
あった。 上述の問題は以下の理由で生ずる。すなわち、従来の
この種の走査装置においては、一般に、数十から数百の
走査素子が副走査方向に配設されているが、走査素子は
正確な副走査方向に対して所定の角度の誤差を伴って配
設される場合が多く、毎回の走査で走査素子の1ビット
目とnビット目で副走査方向の段ずれが毎回の走査で生
じる。その結果、副走査方向に連続したけい線等を走査
すると、記録画像又は読取画像に主走査方向のずれが発
生し、著しく画像品質を低下させていた。なお、前記角
度θの誤差は走査子の製作誤差、走査子のキャリッジへ
の取付誤差等に起因する。 また、走査子のキャリッジへの取付において、角度θ
の誤差を小さくする様、機械的な調整手段が設けられる
場合もあるが、機械的な調整手段は、複雑で高価であ
り、細かな調整も行ない難かった。 本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、高
価で複雑な、走査素子の副走査方向に対する傾き補正機
構を設けることなく、画像品質の劣化を防止することが
できる走査装置を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、複数の走査素
子を副走査方向に配設してなり、被走査媒体に対し主走
査方向へ移動可能な走査手段と、前記走査手段を副走査
方向へ移動させる移動手段と、前記走査手段による現走
査の先頭ラインの記録開始位置を前走査の最終ラインの
走査開始位置近傍に位置させる制御手段という構成を備
えたものである。 作用 本発明は上述の構成によって、記録画素配列又は読取
画素配列の副走査方向に対する傾きに対応した距離だけ
走査開始位置を変化させることにより、主走査方向の記
録ずれ又は読取ずれを防ぎ、良好な画像を得ることがで
きる。 実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。 第1図は本発明の一実施例における走査装置の概略斜
視図を示すものであり、従来例を説明する第3図と同一
部材には同一番号を付してある。第1図において、1は
相隣接して配設された2本のローラからなる送りローラ
であり、この送りローラ1は図示されないステップモー
タによって駆動されて、2本のローラ間に挿入した被走
査媒体2を副走査方向である矢印a方向に搬送する。3
は主走査方向である矢印c方向に平行に配設されたガイ
ド軸、4は同じく平行に配設された振止め軸、8はガイ
ド軸3に案内されて矢印c方向に進退可能であるととも
に、振止め軸4によって振れの発生を押さえられている
キャリア、20はキャリア8に備えられて、被走査媒体2
を走査する走査子、21、22は矢印c方向に並んで配設さ
れたプーリ、23はプーリ21、22に巻き付けられ、かつ所
定個所をキャリア8に連接したベルト、21はプーリ21を
駆動して、正逆回転させるモータ、25はガイド軸3の左
端部に配設されているキャリア左位置検出器、24は同じ
く右端部に配設されているキャリア右位置検出器であ
り、これらの検出器25、26はキャリア8がガイド軸3の
端部に達するとこれを検出するようにしている。 また、第2図はこの走査装置の移動を制御する回路を
示すブロック図である。 第2図において、101は走査子の主走査方向の位置を
検出する位置検出回路、102は走査子の主走査の回数を
計数する主走査回路カウンタ、103は位置検出回路101の
出力値と主走査回数カウンタ102の出力値を入力とする
走査開始判定回路である。この走査開始判定回路103は
他に、後述の制御回路104の出力である走査子を右方向
に移動を指示する走査子右移動信号aと、走査子を左方
向に移動を指示する走査子左移動信号bを入力とし、走
査開始信号eを出力とする。104は全体を制御する制御
回路であり、前述の信号a、bの他に位置検出回路101
を初期化する信号c、主走査回路カウンタ102を初期化
する信号j、主走査回数カウンタ102をインクリメント
する信号dを出力する。また、端子105は1ページ単位
に走査の開始を指示する信号fの入力端子、端子106は
キャリア左位置検出器25の出力信号gの入力端子、端子
107はキャリア右位置検出器26の出力信号hの入力端子
である。端子108はキャリア8の移動用モータ24に入力
されるステップパルスと同一の信号iの入力端子であ
る。また、端子109、110、111はそれぞれ前述の信号
e、a、bの出力端子である。 以上のように構成された本実施例の走査装置について
以下その動作を説明する。 まず、走査に先立ち、外部回路(不図示)は信号fを
オンし、端子105を介して制御回路104に入力する。制御
回路104は信号fのオンを検出すると信号bをオンす
る。信号bは端子110を介し図示されないモータ24の駆
動回路に入力されモータ24を逆回転させキャリア8を左
方向に移動させる。この移動により、走査開始前にキャ
リア8がガイド軸3上のどの位置に静止していても、走
査の開始は左端から始めることができる。キャリア8が
左端に達すると、キャリア左位置検出器25はこれを検出
し、信号gをオンする。信号gは端子106を介し、制御
回路104に入力される。制御回路104は信号gのオンを検
出すると信号bをオフとしてキャリア8を停止させる。
この信号bのオフにより、走査開始判定回路が初期化さ
れるとともに、制御回路104が信号c及び信号jをオン
し、位置検出回路101及び主走査回数カウンタ102を初期
化する。初期化が終わると、次に、制御回路104は信号
aをオンする。信号aは端子110より図示されないモー
タ24の駆動回路に入力され、モータ24を正回転させてキ
ャリア8を右方向に移動させる。モータ24の駆動用ステ
ップパルスは信号 として端子108より位置検出回路101
に入力され、位置検出回路101はこれを計数し、計数値
を走査開始判定回路103に出力する。走査開始判定回路1
03には他に主走査カウンタの出力値と信号a、bが入力
されているが、走査開始判定回路103は、この4種の信
号より走査開始の位置を決定し、信号eをオンし、図示
せぬ走査回路に端子109を介して、走査開始を告げる。 次に、走査位置の決定法であるが、まずキャリア8が
右方向へ移動する場合について説明する。ここで第4図
は第3図に示す走査装置の走査例を示す模式図、第5図
は従来の走査装置による走査位置のずれ量発生状態を示
す模式図、第6図は本発明の走査装置により補正された
走査位置の模式図である。第4図、第5図から明らかな
ように、走査子20は副走査方向にn個の走査素子を備え
ており、また、第6図に示すように、走査位置のずれ量
をΔlとすれば、第5図に示される従来の走査装置での
各走査毎の走査開始位置はその走査の最終ラインと開始
ラインとのずれはΔlとなる。つまり、第5図に示され
るように2回目の走査の第1画素(第1行第1列目の画
素以下これを、1−1画素と記す)は1回目の走査の第
n画素(以下、n−1画素と記す)に比べΔlずれてお
り、また第3回目の走査の1−1画素は2回目の走査の
n−1画素に比べΔlずれており、1回目の走査のn−
1画素に比べΔlずれている。以下同様に第1回目の1
−1画素は第(l−1)回目のn−1画素に比べΔlず
れており、1回目の走査のn−1画素に比べてもΔlず
れている。このように走査毎にずれが生じているため、
副走査方向に直線を引く場合、そのずれが目立ってしま
う。そこで2回目の走査開始位置は1回目の走査開始位
置に対して△l、3回目の走査開始位置は1回目の走査
開始位置に対して2△l、…l回目の走査開始位置は1
回目の走査開始位置に対して(l−1)Δlずれた位置
とすれば、ずれの目立たない走査が実現できることにな
る。 第2図において、走査開始判定回路103は、位置検出
回路101の出力と主走査回数カウンタ102が示す出力値に
基づき算出される走査開始位置とを比較し、一致した時
に実際の走査が開始されるように信号eをオンすればよ
い。走査が進みキャリア8が右端に達すると、キャリア
右位置検出器26はこれを検出し、信号hをオンする。信
号hは端子107より制御回路104に入力される。制御回路
104は信号hのオンを検出すると信号aをオフし、キャ
リア8は停止する。この信号aのオフにより、走査開始
判定回路103が初期化されるとともに、制御回路104は信
号cをオンして、位置検出回路101を初期化し、さら
に、信号dをオンして主走査の回数をインクリメントす
る。次に、制御回路104は信号bをオンし、キャリア8
の左方向への移動が開始される。右方向へのキャリア移
動時と同様に、位置検出回路101は端子108に入力される
信号 を計数し、走査開始判定回路103に出力する。走
査開始判定回路103は、前述の右方向へのキャリア移動
時と同様に走査開始位置を決定し、信号eをオンする
が、右方向の移動と左方向の移動では次の点が異なる。
すなわち右方向への走査時においては、その開始点を△
lずつ遅れさせたのに対し、左方向への走査時には△l
ずつはやめる必要がある点である。この動作は信号a、
bのオン、オフにより切換わる。さらに走査が進み、キ
ャリア8が左端に達すると、キャリア左位置検出器25は
これを検出し、信号gをオンする。制御回路104は信号
gのオンを検出すると信号bをオフし、キャリア8を停
止させる。この信号bのオフにより、走査開始判定回路
が初期化され、さらに、制御回路104が信号c及び信号
dをオンし、位置検出回路101を初期化するとともに、
主走査回数カウンタをインクリメントする。次に、制御
回路104は信号aをオンし、再び右方向のキャリア8の
移動が開始され、以下前述と同様な動作が1ページ分実
行される。 以上のように本実施例によれば、キャリア38の位置を
検出するキャリア左位置検出器25とキャリア右位置検出
器26と、位置検出回路101と主走査回数カウンタ102と制
御回路104と、走査開始判定回路103を設けたことによ
り、記録画素配列の主走査方向の記録ずれを防ぎ、良好
な画像を得ることができる。 発明の効果 本発明は、走査子の回数を計数する主走査回数カウン
タと、走査子の主走査方向の位置を検出する位置検出回
路と、前記主走査回数カウンタの出力値と前記位置検出
回路の出力により、走査開始位置を決定する走査開始判
定回路を設けることにより、記録画素配列又は読取画素
配列の副走査方向に対する傾きに対応した距離だけ走査
開始位置を変化させ、副走査方向に段ずれのないスムー
ズな画像を展開することができ、良好な画像を得ること
ができる優れた走査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の走査装置を示す概略斜視
図、第2図は同走査装置の制御回路を示すブロック図、
第3図は従来の走査装置の斜視図、第4図は従来の走査
装置の走査例を示す模式図、第5図は同走査装置による
ずれ量発生状態を示す模式図、第6図は補正された走査
位置の模式図である。 8……キャリア、20……走査子、25……キャリア左位置
検出器、26……キャリア右位置検出器、23……ベルト、
24……モータ、101……位置検出回路、102……主走査回
数カウンタ、103……走査開始判定回路、104……制御回
路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の走査素子を副走査方向に配設してなり、被走
    査媒体に対し主走査方向へ移動可能な走査手段と、前記
    走査手段を副走査方向へ移動させる移動手段と、前記走
    査手段に配設された走査素子の先頭素子と最終素子との
    主走査方向のずれ量をΔlとしたとき、N回目の走査に
    おける主走査方向の画素位置を1回目の走査における主
    走査方向の画素位置に対し(N−1)×Δlに相当する
    量をもって変位させる制御手段とを具備する走査装置。
JP62251046A 1987-10-05 1987-10-05 走査装置 Expired - Fee Related JP2746585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62251046A JP2746585B2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05 走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62251046A JP2746585B2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05 走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0193257A JPH0193257A (ja) 1989-04-12
JP2746585B2 true JP2746585B2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=17216809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62251046A Expired - Fee Related JP2746585B2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05 走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2746585B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0193257A (ja) 1989-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4823195A (en) Recording apparatus
US4348697A (en) Facsimile apparatus
CN101404712B (zh) 图像读取设备和方法
US4333112A (en) Image scanning apparatus and method
JP2746585B2 (ja) 走査装置
US4809086A (en) Input scanning device
JP2003140069A (ja) 光走査装置及びその調整方法
US6697175B1 (en) Image reading apparatus and scanner using photoelectric conversion unit with limited pixel count to read images with high resolution and method thereof
JP3487718B2 (ja) 画像形成装置
JPH01198172A (ja) 走査装置
JPH0588028B2 (ja)
JPH0828795B2 (ja) 走査装置
JP3186116B2 (ja) 画像読取装置
JPH0828794B2 (ja) 走査装置
JPH08119533A (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2000188669A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JPS58173965A (ja) 光学情報読取装置
JP3783911B2 (ja) シリアルプリンタ、そのキャリッジ位置検出方法、そのキャリッジ速度検出方法、その紙送り速度検出方法、速度検出装置、および速度検出方法
JPH07121048B2 (ja) 走査装置
JPH01126067A (ja) 走査装置
JPH07156380A (ja) インクジェット記録装置
JPH1117892A (ja) 画像処理装置
JPH0488369A (ja) レーザビームプリンタ
JPS5888967A (ja) 読取記録装置
JPS6327913B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees