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JP2643041B2 - 電動パワーステアリング制御方法 - Google Patents

電動パワーステアリング制御方法

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JP2643041B2
JP2643041B2 JP23823691A JP23823691A JP2643041B2 JP 2643041 B2 JP2643041 B2 JP 2643041B2 JP 23823691 A JP23823691 A JP 23823691A JP 23823691 A JP23823691 A JP 23823691A JP 2643041 B2 JP2643041 B2 JP 2643041B2
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motor
steering
vehicle speed
speed
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俊一 和田
靖雄 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車の操舵
系をモータの回転力で補助付勢する電動パワーステアリ
ング制御方法に関し、特に高速運転中においても異常検
出時のみにモータを切り離すようにした電動パワーステ
アリング制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特開昭62-255273号公報
又は特開昭63-215461号公報に参照される一般的な電動
パワーステアリング制御装置を示す構成図である。図に
おいて、1は運転者からの操舵回転力を受けるハンド
ル、2はハンドル1からの回転力を伝達するステアリン
グシャフト、3はステアリングシャフト2に設けられて
ハンドル1の操舵トルクTを検出する操舵速度センサ、
4はステアリングシャフト2の連結部に設けられたユニ
バーサルジョイント、5はステアリングシャフト2の端
部に設けられたピニオン軸、6はピニオン軸5と噛み合
うラック軸、7はハンドル1の操舵速度Aを検出する操
舵速度センサである。ハンドル1〜ラック軸6は操舵系
を構成している。
【0003】9は操舵速度A及び操舵トルクT等に基づ
いてモータ(後述する)等を制御するマイクロコンピュー
タを含む制御ユニット、10は車速Vを検出する車速セン
サ、11は自動車に搭載されたバッテリ、12はバッテリ11
と制御ユニット9との間に挿入されたキースイッチ、13
は制御ユニット9を介してバッテリ11により直流駆動さ
れるモータ、14は制御ユニット9を介してバッテリ11に
よりモータ13の出力軸と直結して駆動される電磁クラッ
チ、15は電磁クラッチ14の出力軸に連結されて減速機を
構成するウォーム軸、16はウォーム軸15と噛み合って駆
動されるウォームホイール軸、18はウォームホイール軸
16及びラック軸6と噛み合うピニオン軸である。モータ
13は、電磁クラッチ14を介して操舵系に連結されてお
り、操舵系に補助トルクを発生する。
【0004】図4は制御ユニット9の従来構成を示す機
能ブロック図であり、91は操舵トルクT及び車速Vに基
づいてモータ電流指令値Ioを算出し且つモータ13を駆
動する電流算出駆動手段、92は車速Vが所定車速Vo
(例えば、50km/h)に達したときに電磁クラッチ14に
対するクラッチ制御信号Cをオンからオフにするクラッ
チ制御手段、93は実際のモータ電流Iを検出して電流算
出駆動手段91に入力するモータ電流検出手段である。
【0005】尚、電流算出駆動手段91は、検出されたモ
ータ電流Iをフィードバックしながら、モータ電流指令
値Ioに相当する電流がモータ13に流れるように、モー
タ13に電圧を印加している。又、クラッチ制御手段92
は、各種センサの検出信号に基づいて、低速運転時での
システム故障を判定するとクラッチ制御信号Cをオフに
するようになっている。又、モータ電流検出手段93は、
例えば接地された抵抗器から構成されている。
【0006】図5はクラッチ制御信号C及びモータ電流
指令値Ioの変化を示す説明図であり、(a)に示すよう
に、クラッチ制御信号Cは、車速Vが所定車速Vo未満
のときはオンであり、車速Vが所定車速Vo以上のとき
はオフである。又、(b)に示すように、モータ電流指令
値Ioは、車速Vが所定車速Vo未満のときは、車速V
が低くなるにつれて、又、操舵トルクTが大きくなるに
つれて大きくなり、車速Vが所定車速Vo以上のときは
0となる。通常、道路状態等にかかわらず、低速運転時
にはハンドル1が重く(操舵トルクTが大きく)、高速運
転時にはハンドル1が軽く(操舵トルクTが小さく)なる
ので、車速Vが小さくなるにつれて補助トルクを増大さ
せている。
【0007】次に、図5を参照しながら、図3及び図4
に示した従来の電動パワーステアリング制御装置の動作
について説明する。まず、車速Vが所定車速Vo未満の
低速運転時において、制御ユニット9内のクラッチ制御
手段92は、クラッチ制御信号Cをオンにして電磁クラッ
チ14をモータ13に連結させる。又、電流算出駆動手段91
は、車速センサ10からの車速Vとトルクセンサ3からの
操舵トルクTとに基づいてモータ電流指令値Ioを生成
し、所要の補助回転トルクが発生するようにモータ13を
駆動する。
【0008】即ち、車速Vが低ければ低いほど大きい操
舵トルクTが要求されるため、補助トルクに相当するモ
ータ電流指令値Ioは大きい値に設定される。又、道路
状態等の違いにより大きい操舵トルクTが要求される場
合には、操舵トルクTの大きさに応じたモータ電流指令
値Ioが設定される。これにより、運転者が必要とする
操舵トルクTは、運転状態等にかかわらず、ほぼ一定と
なる。
【0009】尚、クラッチ制御手段92は、低速運転中に
システム故障が判定された場合に、クラッチ制御信号C
をオフにして電磁クラッチ14をモータ13から切り離し、
操舵の安全性を確保する。例えば、モータ電流指令値I
o又はモータ電流Iが異常値を示すときや、長時間にわ
たってハンドル1の操作が行われないときには、システ
ム故障と判定する。
【0010】一方、車速Vが所定車速Vo以上の高速運
転時においては、電流算出駆動手段91がモータ電流指令
値Ioを零にすると共に、クラッチ制御手段92がクラッ
チ制御信号Cをオフにして電磁クラッチ14をモータ13か
ら切り離す。このとき、モータ13に電圧が印加されない
ので、モータ13が駆動されることはなく、又、高速運転
中にシステム故障が発生しても、電磁クラッチ14が切り
離されているので、操舵に不具合が生じることもない。
【0011】その後、車速Vが低下して所定車速Vo未
満になると、クラッチ制御信号Cが再びオンになって電
磁クラッチ14がモータ13に連結され、前述と同様に、車
速V及び操舵トルクTに応じてモータ電流Iが制御され
る。
【0012】一般に、制御ユニット9が故障すると、不
要なモータ電流指令値Ioが生成されてモータ13が駆動
し、ハンドル1が強制的に回転してしまう。又、モータ
13が機械的に故障すると、ハンドル1が回転できなくな
り、操舵不能状態になってしまう。これらの不具合は、
低速運転時には回避できるが、高速運転時には回避でき
なくなり、安全性を著しく損なうことが知られている。
従って、車速Vが所定車速Vo以上となった時点で、ク
ラッチ制御信号Cをオフにしてフェイルセーフを構成
し、安全性を確保している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動パワーステ
アリング制御方法は以上のように、低速運転時にはシス
テム故障を判定して電磁クラッチ14を切り離しているも
のの、高速運転時には故障の有無にかかわらず電磁クラ
ッチ14を切り離している。従って、車速Vが所定車速V
oを越える毎に作動音の大きい電磁クラッチ14がオンオ
フ動作し、騒音が大きくなって乗心地が悪くなるうえ、
電磁クラッチ14の耐久性を劣化させ、更に、電磁クラッ
チ14のオンオフ動作時にハンドル1を握っている運転者
に操舵ショックを与えるという問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、高速運転中においても異常検出
時のみにモータを操舵系から切り離すことにより、安全
性を損なうことなく電磁クラッチの耐久性を向上させる
と共に、電磁クラッチの作動による騒音やショックの発
生を抑制した電動パワーステアリング制御方法を得るこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動パワ
ーステアリング制御方法は、車速が所定車速(Vo)以
上であるか否かを判定する第1のステップ(S3)と、
車速が所定車速以上のときに操舵系に補助トルクを発生
するためのモータをオフにする第2のステップ(S1
0)と、オフされたモータのモータ電流(I)が0であ
るか否かを判定する第3のステップ(S12)と、モー
タ電流が0のときに操舵中であるか否かを判定する第4
のステップ(S13、S16)と、操舵中のときにモー
タのモータ電圧(E)が0であるか否かを判定する第5
のステップ(S14、S17)と、第3のステップにお
いてモータ電流が0でないと判定されたとき又は第5の
ステップにおいて操舵中のモータ電圧が0と判定された
ときにモータを操舵系から切り離す第6のステップ(S
18)とを設けたものである。
【0016】
【0017】
【作用】この発明においては、高速運転時でのモータ非
駆動状態のモータ電流及び操舵時モータ電圧に基づい
て、高速運転時のシステム故障を確実に判定し、異常判
定時のみに電磁クラッチを切り離し、オンオフ作動を極
力防止する。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例が適用される電動パワ
ーステアリング制御装置の制御ユニットを示す機能ブロ
ック図であり、3、7、10、13、14、91及び93は前述と
同様のものである。又、9A及び97はそれぞれ制御ユニッ
ト9及びクラッチ制御手段92に対応しており、図示され
ない全体構成は図3に示した通りである。
【0019】96はモータ13の両端間のモータ電圧Eを検
出するモータ電圧検出手段である。97はシステムの異常
判定及び電磁クラッチ14のオンオフ制御を行うクラッチ
制御手段であり、車速Vが所定車速Vo以上(高速運転)
のときに、モータ電流I及び操舵中のモータ電圧に基づ
き異常(システム故障)を検出した場合には、クラッチ制
御信号Cをオフにして電磁クラッチ14をモータ13から切
り離す。
【0020】次に、図1と共に、図2のフローチャート
及び図3を参照しながら、この発明の一実施例について
説明する。まず、車速Vの測定(ステップS1)、並びに、
操舵トルクTの測定(ステップS2)を行い、車速Vが所定
車速Vo以上(高速運転)であるか否かを判定する(ステッ
プS3)。
【0021】もし、車速Vが所定車速Vo未満(V<V
o)であれば、従来と同様のシステム異常判定ブロック
(ステップS4)に進み、システムが正常であるか否かを判
定する(ステップS5)。即ち、システムが正常であれば、
電磁クラッチ14をオンにして(ステップS6)、モータ電流
指令値Ioを算出し(ステップS7)、モータ電流指令値I
oに従ってモータ13を駆動し(ステップS8)、リターンす
る。又、ステップS5においてシステム故障が判定された
場合は、モータ電流指令値Ioを0にしてモータ13をオ
フし且つ電磁クラッチ14をオフにして(ステップS9)、リ
ターンする。
【0022】一方、ステップS3において車速Vが所定車
速Vo以上(高速運転)と判定された場合には、モータ電
流指令値Ioを0にしてモータ13をオフし(ステップS1
0)、オフされて非駆動状態となったモータ13のモータ電
流I及びモータ電圧Eを測定する(ステップS11)。このと
き、電流算出駆動手段91が正常であればモータ電流Iは
0になるが、モータ電流指令値Ioが異常であればモー
タ電流Iは0にならない。又、モータ13が正常であれ
ば、操舵中即ちハンドル1の操舵時にモータ13が強制駆
動されてモータ電圧Eが発生するが、モータ13が異常で
あればモータ電圧Eは0になる。
【0023】従って、モータ電流Iが0であるか否かを
判定し(ステップS12)、モータ電流Iが0であれば電流
算出駆動手段91が正常であるとみなす。次に、操舵系の
操舵トルクT(及びその変化量ΔT)が所定値To以上で
あるか否かを判定し(ステップS13)、所定値To以上で
あればモータ電圧Eが0であるか否かを判定する(ステ
ップS14)。
【0024】もし、モータ電圧Eが0でなければ、続い
て、操舵速度Aを測定して(ステップS15)、操舵速度Aが
所定値Ao以上であるか否かを判定する(ステップS1
6)。そして、操舵速度Aが所定値Ao以上であれば、モ
ータ電圧Eが0であるか否かを判定し(ステップS17)、
モータ電圧Eが0でなければモータ13は正常であるとみ
なしてリターンする。尚、ステップS13において操舵ト
ルクTが所定値To未満であると判定されたときにはス
テップS14はスキップされ、ステップS16において操舵
速度Aが所定値Ao未満であると判定されたときにはス
テップS17はスキップされる。
【0025】このように、高速運転時において、モータ
13を操舵系に接続したままでモータ電流Iを0にしてお
き、モータ非駆動状態での操舵トルクT及び操舵速度A
の異常値を検出したときのモータ電圧Eの有無を検出す
ることにより、安全性を損なうことなく高速運転時のシ
ステム故障を簡単且つ確実に判定することができる。も
し、システム故障が判定されない場合には、電磁クラッ
チ14がオフに切換えられることはなく、高速運転領域か
ら低速運転領域に戻っても、電磁クラッチ14はオンのま
まであり、オンオフ動作は全く行われない。
【0026】更に、操舵トルクTが所定値To以上と判
定(ステップS13)されても、又、操舵速度Aが所定値Ao
以上と判定(ステップS16)されても、直ちにモータ13の
異常とみなさず、モータ電圧Eが発生しているか否かを
判定(ステップS14及びS17)するようにしたので、異常
判定の信頼性も向上する。即ち、運転状況によって操舵
トルクTや操舵速度Aが異常に大きい場合にも、モータ
13が追従してモータ電圧Eを発生していれば、正常とみ
なし異常誤判定を防止することができる。
【0027】一方、ステップS12においてモータ電流I
が0でないと判定されたとき、又、ステップS14又はS
17において操舵中のモータ電圧Eが0と判定されたとき
は、電流算出駆動手段91又はモータ13の異常(システム
故障)とみなし、電磁クラッチ14をオフにして、モータ1
3を操舵系から切り離す(ステップS18)。こうして高速
運転時にオフされた電磁クラッチ14は、所定車速Vo以
下の低速運転領域に戻ってもオフのままであることは言
うまでもない。
【0028】尚、上記実施例では、高速運転時において
操舵中であるか否かを、操舵トルクT及び操舵速度Aに
基づいて判定(ステップS13及びS16)したが、操舵トルク
T又は操舵速度Aの一方のみを用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、車速が
所定車速(Vo)以上であるか否かを判定する第1のス
テップ(S3)と、車速が所定車速以上のときに操舵系
に補助トルクを発生するためのモータをオフにする第2
のステップ(S10)と、オフされたモータのモータ電
流(I)が0であるか否かを判定する第3のステップ
(S12)と、モータ電流が0のときに操舵中であるか
否かを判定する第4のステップ(S13、S16)と、
操舵中のときにモータのモータ電圧(E)が0であるか
否かを判定する第5のステップ(S14、S17)と、
第3のステップにおいてモータ電流が0でないと判定さ
れたとき又は第5のステップにおいて操舵中のモータ電
圧が0と判定されたときにモータを操舵系から切り離す
第6のステップ(S18)とを設け、高速運転中のモー
タ非駆動状態でのモータ電流及び操舵時モータ電圧に基
づいてシステム故障を確実に判定し、異常検出時のみに
モータを操舵系から切り離すようにしたので、電磁クラ
ッチの切り離し作動を極力防止することができ、安全性
を損なうことなく電磁クラッチの耐久性を向上させると
共に、電磁クラッチの作動による騒音及びショックの発
生を抑制した電動パワーステアリング制御方法が得られ
る効果がある。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に適用される電動パワー
ステアリング制御装置の制御ユニットを示す機能ブロッ
ク図である。
【図2】 この発明の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図3】 一般的な電動パワーステアリング制御装置を
示す構成図である。
【図4】 従来の電動パワーステアリング制御方法に適
用される装置の制御ユニットを示す機能ブロック図であ
る。
【図5】 従来の電動パワーステアリング制御方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ハンドル、3 トルクセンサ、10 車速センサ、
13 モータ、14電磁クラッチ、91 電流算出駆動
手段、93 モータ電流検出手段、96 モータ電圧検
出手段、97 クラッチ制御手段、E モータ電圧、I
モータ電流、Io モータ電流指令値、T 操舵トル
ク、V 車速、Vo 所定車速、S3車速が所定車速以
上であるか否かを判定するステップ、S10 モータを
オフにするステップ、S12 オフされたモータの電流
が0であるか否かを判定するステップ、S13、S16
操舵中であるか否かを判定するステップ、S14、S
17 モータ電圧が0であるか否かを判定するステッ
プ、S18 モータを操舵系から切り離すステップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速が所定車速(Vo)以上であるか否
    かを判定する第1のステップ(S3)と、 前記車速が前記所定車速以上のときに操舵系に補助トル
    クを発生するためのモータをオフにする第2のステップ
    (S10)と、 オフされた前記モータのモータ電流(I)が0であるか
    否かを判定する第3のステップ(S12)と、 前記モータ電流が0のときに操舵中であるか否かを判定
    する第4のステップ(S13、S16)と、 前記操舵中のときに前記モータのモータ電圧(E)が0
    であるか否かを判定する第5のステップ(S14、S1
    7)と、 前記第3のステップにおいて前記モータ電流が0でない
    と判定されたとき又は前記第5のステップにおいて前記
    操舵中のモータ電圧が0と判定されたときに前記モータ
    を前記操舵系から切り離す第6のステップ(S18)
    と、 を備えた電動パワーステアリング制御方法
JP23823691A 1991-09-18 1991-09-18 電動パワーステアリング制御方法 Expired - Lifetime JP2643041B2 (ja)

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