JP2023100165A - 配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄道の運休情報を用いて効率よくタクシーの配車手配を行うことが可能な配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラムを提供する。【解決手段】券売機4は、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得部10aと、運休情報が取得されると旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力部10bと、入力された目的地に応じて目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請部10cと、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得部10dと、予約情報が取得されると旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付部10eと、を備えている。【選択図】図3
Description
本発明は、鉄道駅の路線における鉄道の運休時に、タクシーの配車手配を行う配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラムに関する。
従来より、鉄道駅の路線において車両故障や事故等の影響によって鉄道の運休が発生した際に、代替輸送手段として、並行する路線を持つ他の鉄道への振替、バスやタクシー等の他の交通手段への振替等が行われている。
例えば、特許文献1には、鉄道運休時等の代替輸送手段としてタクシー等を利用する際に、車両の位置情報、稼働情報および配車依頼の位置情報等に基づいて抽出された配車可能な車両を複数のグループに分類し、同一グループの車両に対して受け付けた配車依頼に対応する配車伺いを一斉送信する配車サーバについて開示されている。
例えば、特許文献1には、鉄道運休時等の代替輸送手段としてタクシー等を利用する際に、車両の位置情報、稼働情報および配車依頼の位置情報等に基づいて抽出された配車可能な車両を複数のグループに分類し、同一グループの車両に対して受け付けた配車依頼に対応する配車伺いを一斉送信する配車サーバについて開示されている。
しかしながら、上記従来の配車サーバでは、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された配車サーバでは、鉄道運休等によってタクシー利用を要する場合、旅客の金銭的負担が大きいという課題があった。また、鉄道運休時は、鉄道事業者が旅客に代わり振替輸送先に運賃を支払う必要や旅客が他社線へ流出する可能性があり、鉄道事業者に損失が生じるおそれがあった。
すなわち、上記公報に開示された配車サーバでは、鉄道運休等によってタクシー利用を要する場合、旅客の金銭的負担が大きいという課題があった。また、鉄道運休時は、鉄道事業者が旅客に代わり振替輸送先に運賃を支払う必要や旅客が他社線へ流出する可能性があり、鉄道事業者に損失が生じるおそれがあった。
本発明の課題は、鉄道の運休情報を用いて効率よくタクシーの配車手配を行うことが可能な配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラムを提供することにある。
第1の発明に係る配車予約装置は、運休情報取得部と、目的地情報入力部と、仮予約申請部と、予約情報取得部と、承認可否入力受付部と、を備えている。運休情報取得部は、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する。目的地情報入力部は、運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける。仮予約申請部は、入力された目的地に応じて、目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う。予約情報取得部は、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する。承認可否入力受付部は、予約情報が取得されると、旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける。
ここでは、例えば、車両故障や事故等によって鉄道の運休が発生したとの情報を取得すると、券売機等において旅客ごとに入力した目的地に応じてタクシーの仮予約を行い、旅客に最終的に仮予約の内容を承認するか否かを確認する。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力部は、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリであってもよい。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力部は、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリであってもよい。
これにより、鉄道の運休発生時においてタクシーの配車手配が殺到する状況において、駅員に負荷を掛けることなく、旅客ごとに入力された目的地に応じて、適切なタクシーの配車手配を実施することができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
第2の発明に係る配車予約装置は、第1の発明に係る配車予約装置であって、仮予約申請部は、目的地情報を参照して、鉄道駅からの目的地が同じ方面である複数人の旅客をまとめて輸送するための乗合タクシーの仮予約を申請する。
これにより、例えば、同じ方向の目的地を入力した複数の旅客をまとめて輸送する乗り合いタクシーとして、タクシーを配車手配することができるため、旅客一人一人の金銭的な負担を抑えつつ、効率よくタクシーを配車手配することができる。
これにより、例えば、同じ方向の目的地を入力した複数の旅客をまとめて輸送する乗り合いタクシーとして、タクシーを配車手配することができるため、旅客一人一人の金銭的な負担を抑えつつ、効率よくタクシーを配車手配することができる。
第3の発明に係る配車予約装置は、第1または第2の発明に係る配車予約装置であって、仮予約申請部は、目的地が同じ方面である旅客の数に応じて、複数のタクシーの仮予約を申請する。
これにより、同じ方向の目的地に向かう旅客が、例えば、4人以上存在する場合には、同じ方向に向かう複数台の乗り合いタクシーの配車手配を行うことで、鉄道駅の混乱を最小限としつつ、旅客一人一人の金銭的な負担を抑えることができる。
これにより、同じ方向の目的地に向かう旅客が、例えば、4人以上存在する場合には、同じ方向に向かう複数台の乗り合いタクシーの配車手配を行うことで、鉄道駅の混乱を最小限としつつ、旅客一人一人の金銭的な負担を抑えることができる。
第4の発明に係る配車予約装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る配車予約装置であって、旅客が仮予約の内容を承認すると、旅客に対して仮予約されたタクシーに乗車するためのタクシー乗車券を発行するタクシー乗車券発行部を、さらに備える。
これにより、タクシーの仮予約の内容を承認した旅客に対してタクシー乗車券を発券することで、タクシーの乗務員は、予約した旅客をスムーズに確認することができる。
これにより、タクシーの仮予約の内容を承認した旅客に対してタクシー乗車券を発券することで、タクシーの乗務員は、予約した旅客をスムーズに確認することができる。
第5の発明に係る配車予約装置は、第4の発明に係る配車予約装置であって、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地を区間内に含む鉄道定期券を所持している場合において、タクシー乗車券の購入金額の割引処理を行う割引処理部を、さらに備えている。
これにより、旅客が定期券の区間内で運休が発生した場合には、タクシー乗車に係る運賃から、定期券で移動可能であった区間を考慮した金額を割り引く処理を行うことで、定期券の区間内を移動する旅客の金銭的な負担を軽減することができる。
これにより、旅客が定期券の区間内で運休が発生した場合には、タクシー乗車に係る運賃から、定期券で移動可能であった区間を考慮した金額を割り引く処理を行うことで、定期券の区間内を移動する旅客の金銭的な負担を軽減することができる。
第6の発明に係る配車予約装置は、第4または第5の発明に係る配車予約装置であって、タクシー乗車券には、予約が確定したタクシーの乗車場所、集合時間、車番が記載されている。
これにより、発券されたタクシー乗車券を見るだけで、旅客は、乗車場所、集合時間、乗車する予定のタクシーの車番等を容易に認識することができる。
これにより、発券されたタクシー乗車券を見るだけで、旅客は、乗車場所、集合時間、乗車する予定のタクシーの車番等を容易に認識することができる。
第7の発明に係る配車予約装置は、第1から第6の発明のいずれか1つに係る配車予約装置であって、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地までの鉄道乗車券を所持している場合において、当該鉄道乗車券の払い戻し処理を行う払い戻し処理部を更に備える。
これにより、購入したものの鉄道の運休によって無駄になってしまった乗車券の払い戻し処理を、タクシーの予約とともに実施することで、旅客の負担を軽減するとともに、鉄道駅の混乱を最小限に抑制することができる。
これにより、購入したものの鉄道の運休によって無駄になってしまった乗車券の払い戻し処理を、タクシーの予約とともに実施することで、旅客の負担を軽減するとともに、鉄道駅の混乱を最小限に抑制することができる。
第8の発明に係る配車予約装置は、第1から第7の発明のいずれか1つに係る配車予約装置であって、鉄道駅に設置されている券売機または駅員端末に実装される。
これにより、鉄道駅に設置された券売機や駅員が所持している端末を介して、上述したタクシーの配車手配を行うことで、旅客を効率よく目的地まで代替輸送することができる。
これにより、鉄道駅に設置された券売機や駅員が所持している端末を介して、上述したタクシーの配車手配を行うことで、旅客を効率よく目的地まで代替輸送することができる。
第9の発明に係る配車予約装置は、第1から第8の発明のいずれか1つに係る配車予約装置であって、目的地情報入力部は、旅客が所持している定期券、乗車券の情報から、目的地の情報を取得する。
これにより、旅客が所持している定期券や乗車券等の情報から目的地情報を取得することで、代替輸送を希望する旅客や駅員のタクシー配車手配にかかる負担を軽減して、効率よくタクシーの予約を行うことができる。
これにより、旅客が所持している定期券や乗車券等の情報から目的地情報を取得することで、代替輸送を希望する旅客や駅員のタクシー配車手配にかかる負担を軽減して、効率よくタクシーの予約を行うことができる。
第10の発明に係る配車予約システムは、第1から第9の発明のいずれか1つに係る配車予約装置と、配車予約装置と通信可能に接続され、配車予約装置に入力された目的地に応じて目的地に向かうタクシーを仮予約する仮予約装置と、を備えている。
これにより、上述した効率よくタクシーの配車手配を行うことが可能な配車予約システムを提供することができる。
これにより、上述した効率よくタクシーの配車手配を行うことが可能な配車予約システムを提供することができる。
第11の発明に係る配車システムは、第10の発明に係る配車予約システムであって、仮予約装置は、配車予約装置に入力された旅客の目的地情報を参照して、鉄道駅から目的地まで旅客を輸送するためのタクシーを検索する車両検索部と、車両検索部によって検索されたタクシーを、当該旅客を目的地まで輸送するための車両として仮予約する仮予約部と、を有する。
これにより、目的地情報に応じて検索された配車可能なタクシーを、容易に予約することができる。
これにより、目的地情報に応じて検索された配車可能なタクシーを、容易に予約することができる。
第12の発明に係る配車予約システムは、第11の発明に係る配車予約システムであって、仮予約部における仮予約が確定すると、配車予約装置に対して、仮予約通知を送信する仮予約情報通信部を、さらに備えている。
これにより、仮予約の内容を旅客が承認した場合には、仮予約通知が配車予約装置に送信されることで、タクシーの乗務員、タクシー会社に、当該タクシーが予約確定したことを認識させることができる。
これにより、仮予約の内容を旅客が承認した場合には、仮予約通知が配車予約装置に送信されることで、タクシーの乗務員、タクシー会社に、当該タクシーが予約確定したことを認識させることができる。
第13の発明に係る配車予約方法は、運休情報取得ステップと、目的地情報入力ステップと、仮予約申請ステップと、予約情報取得ステップと、承認可否入力受付ステップと、を備えている。運休情報取得ステップでは、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する。目的地情報入力ステップでは、運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける。仮予約申請ステップでは、入力された目的地に応じて、目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う。予約情報取得ステップでは、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する。承認可否入力受付ステップでは、予約情報が取得されると、旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける。
ここでは、例えば、車両故障や事故等によって鉄道の運休が発生したとの情報を取得すると、券売機等において旅客ごとに入力した目的地に応じてタクシーの仮予約を行い、旅客に最終的に仮予約の内容を承認するか否かを確認する。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力ステップは、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリを介して実行されてもよい。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力ステップは、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリを介して実行されてもよい。
これにより、鉄道の運休発生時においてタクシーの配車手配が殺到する状況において、駅員に負荷を掛けることなく、旅客ごとに入力された目的地に応じて、適切なタクシーの配車手配を実施することができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
第14の発明に係る配車予約プログラムは、運休情報取得ステップと、目的地情報入力ステップと、仮予約申請ステップと、予約情報取得ステップと、承認可否入力受付ステップと、を備えた配車予約方法をコンピュータに実行させる。運休情報取得ステップでは、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する。目的地情報入力ステップでは、運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける。仮予約申請ステップでは、入力された目的地に応じて、目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う。予約情報取得ステップでは、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する。承認可否入力受付ステップでは、予約情報が取得されると、旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける。
ここでは、例えば、車両故障や事故等によって鉄道の運休が発生したとの情報を取得すると、券売機等において旅客ごとに入力した目的地に応じてタクシーの仮予約を行い、旅客に最終的に仮予約の内容を承認するか否かを確認する。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力ステップは、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリを介して実行されてもよい。
ここで、旅客ごとに目的地情報が入力される目的地情報入力ステップは、例えば、鉄道駅に設置された券売機、タクシーの配車手配用に設置された専用の機器、あるいは、旅客が所有しているスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードされたアプリを介して実行されてもよい。
これにより、鉄道の運休発生時においてタクシーの配車手配が殺到する状況において、駅員に負荷を掛けることなく、旅客ごとに入力された目的地に応じて、適切なタクシーの配車手配を実施することができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
本発明に係る配車予約装置によれば、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る配車予約装置について、図1~図6を用いて説明すれば以下の通りである。
なお、本実施形態では、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
また、出願人は、当業者が本発明を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
なお、本実施形態では、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
また、出願人は、当業者が本発明を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(1)配車予約システム1の構成
本実施形態に係る配車予約システム1は、例えば、車両故障、信号機不調、事故、倒木等に起因して鉄道の運休が発生した場合において、タクシーを代替輸送手段として旅客に提供するためのシステムであって、鉄道駅の券売機4等に搭載された車両予約装置を含むように構成されている。
本実施形態に係る配車予約システム1は、例えば、車両故障、信号機不調、事故、倒木等に起因して鉄道の運休が発生した場合において、タクシーを代替輸送手段として旅客に提供するためのシステムであって、鉄道駅の券売機4等に搭載された車両予約装置を含むように構成されている。
なお、以下の説明では、券売機4が車両予約装置として機能する例を挙げて説明するが、駅員等が使用する係員端末3、旅客が所持しているスマートフォン等の利用者携帯端末5等についても車両予約装置としての機能を有しているものとする。
また、本実施形態では、一例として、鉄道駅Aと鉄道駅Bとの間において車両故障や信号機不調、事故、倒木等が発生し、鉄道駅A,B間において鉄道が不通となって運休しており、鉄道駅A,Bの両駅から代替輸送手段が必要になっている状況について説明する。
また、本実施形態では、一例として、鉄道駅Aと鉄道駅Bとの間において車両故障や信号機不調、事故、倒木等が発生し、鉄道駅A,B間において鉄道が不通となって運休しており、鉄道駅A,Bの両駅から代替輸送手段が必要になっている状況について説明する。
配車予約システム1は、図1に示すように、運転指令所2と、係員端末(配車予約装置、駅員端末)3と、券売機(配車予約装置)4と、利用者携帯端末(配車予約装置)5と、インターネット6と、サーバ装置7と、タクシー車内無線端末8とを備えている。
運転指令所2は、図1に示すように、例えば、鉄道会社ごとに設置された専用の通信設備(LAN、内線等)を介して、各鉄道駅A,Bに設置された係員端末3と接続されている。運転指令所2は、例えば、車両故障、信号機不調、事故、倒木等が発生した際に、鉄道の運休・振替輸送等の実施の可否を判断する。そして、運転指令所2は、運休・振替輸送を実施すると判断した場合には、鉄道の運休に関する情報を、各鉄道駅(鉄道駅A,B)に送信する。
運転指令所2は、図1に示すように、例えば、鉄道会社ごとに設置された専用の通信設備(LAN、内線等)を介して、各鉄道駅A,Bに設置された係員端末3と接続されている。運転指令所2は、例えば、車両故障、信号機不調、事故、倒木等が発生した際に、鉄道の運休・振替輸送等の実施の可否を判断する。そして、運転指令所2は、運休・振替輸送を実施すると判断した場合には、鉄道の運休に関する情報を、各鉄道駅(鉄道駅A,B)に送信する。
係員端末3は、鉄道駅の駅員等の係員が所持しているスマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)等の端末であって、通常時には、係員への音声通話、メール等の通信を行う。また、本実施形態では、係員端末3は、後述する鉄道の運休が発生した際に、タクシーを代替輸送手段として利用するための配車予約装置としても使用される。
券売機(配車予約装置)4は、通常時には、乗車駅と降車駅との間の乗車券、所定期間の同じ区間を繰り返し乗車可能な定期券等を販売する。また、本実施形態では、券売機4は、係員端末3と同様に、後述する鉄道の運休が発生した際に、タクシーを代替輸送手段として利用するための配車予約装置としても使用される。
利用者携帯端末5は、鉄道を利用する旅客が所持しているスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末であって、通常時には、旅客が音声通話、メール、インターネット等を利用するための通信を行う。また、本実施形態では、利用者携帯端末5は、係員端末3および券売機4と同様に、後述する鉄道の運休が発生した際に、タクシーを代替輸送手段として利用するための配車予約装置としても使用される。
利用者携帯端末5は、鉄道を利用する旅客が所持しているスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末であって、通常時には、旅客が音声通話、メール、インターネット等を利用するための通信を行う。また、本実施形態では、利用者携帯端末5は、係員端末3および券売機4と同様に、後述する鉄道の運休が発生した際に、タクシーを代替輸送手段として利用するための配車予約装置としても使用される。
なお、利用者携帯端末5を配車予約装置として使用する際には、例えば、インターネットを介してダウンロードされた各鉄道会社から提供されるアプリを介して、タクシーの配車手配等が実行される。
インターネット6は、図1に示すように、鉄道駅A,Bに設置された係員端末3、券売機4および利用者携帯端末5と、サーバ装置7とを接続する。
インターネット6は、図1に示すように、鉄道駅A,Bに設置された係員端末3、券売機4および利用者携帯端末5と、サーバ装置7とを接続する。
サーバ装置7は、インターネット6を介して、鉄道駅A,Bに設置された係員端末3、券売機4等と、タクシー車内無線端末8と、接続されている。サーバ装置7は、係員端末3、券売機4等から入力された情報に基づいて、タクシー会社へ配車手配のために必要な情報を送信する。
タクシー車内無線端末8は、サーバ装置7から受信した情報に基づいて、例えば、鉄道駅A,B等にどこに向かうタクシーが何台必要かをオペレータ等が判断して、各タクシーに対して配車手配を行う。
タクシー車内無線端末8は、サーバ装置7から受信した情報に基づいて、例えば、鉄道駅A,B等にどこに向かうタクシーが何台必要かをオペレータ等が判断して、各タクシーに対して配車手配を行う。
(2)券売機4の構成
本実施形態に係る券売機4は、配車予約装置の一例であって、図2に示すように、仮予約装置20との間において互いに各種情報を送受信する。券売機4は、鉄道会社が設置している路線に含まれる鉄道駅ごとに作成された乗車券テーブルを記憶部16に記憶している。
本実施形態に係る券売機4は、配車予約装置の一例であって、図2に示すように、仮予約装置20との間において互いに各種情報を送受信する。券売機4は、鉄道会社が設置している路線に含まれる鉄道駅ごとに作成された乗車券テーブルを記憶部16に記憶している。
券売機4は、図2に示すように、制御部10と、表示部11と、操作入力部12と、発券部13と、硬貨処理部14と、紙幣処理部15と、記憶部16と、通信部17と、光学読取部18と、カード処理部19と、を備えている。
なお、表示部11、操作入力部12、発券部13、硬貨処理部14、紙幣処理部15、記憶部16、通信部17、光学読取部18およびカード処理部19は、信号の伝送路であるケーブル等で制御部10に接続されている。
なお、表示部11、操作入力部12、発券部13、硬貨処理部14、紙幣処理部15、記憶部16、通信部17、光学読取部18およびカード処理部19は、信号の伝送路であるケーブル等で制御部10に接続されている。
制御部10は、券売機4が備えている各部の制御を行うとともに、通信部17を介して取得した運休情報、操作入力部12を介して入力されたタクシーの配車手配に関する情報に応じてタクシーの配車手配を行う配車予約装置として機能する。なお、制御部10内に形成される機能ブロックについては、後段にて詳述する。
表示部11は、券売機4の本体正面に設けられた表示器を有しており、この表示器の画面表示を制御する。
表示部11は、券売機4の本体正面に設けられた表示器を有しており、この表示器の画面表示を制御する。
操作入力部12は、表示器の画面上に貼付したタッチパネルを有している。操作入力部12は、タッチパネルを介して入力された利用者からの入力操作内容(利用者(旅客等)が指で押下したタッチパネル上の押下位置)を検出する。利用者は、操作入力部12において、購入する乗車券の券種コード等を券売機4に入力する操作を行う。また、操作入力部12は、入力デバイスとして押し釦スイッチも備えている。
発券部13は、操作入力部12を介して入力された目的地情報等に基づいて乗車券を発券する処理を行う。発券部13は、券売機4の正面に設けられた発券口に、利用者に対して発券した乗車券を放出する。
硬貨処理部14は、券売機4の正面に設けられた硬貨投入口に投入された硬貨を受け付ける。また、硬貨処理部14は、利用者に対して返却するつり銭等の硬貨を、券売機4の正面に設けられた釣銭硬貨受皿に放出する。また、硬貨処理部14は、利用者が投入した硬貨や、利用者に対して釣銭等として放出する釣銭硬貨について、金種や真偽を識別する硬貨識別部としての機能を有している。
硬貨処理部14は、券売機4の正面に設けられた硬貨投入口に投入された硬貨を受け付ける。また、硬貨処理部14は、利用者に対して返却するつり銭等の硬貨を、券売機4の正面に設けられた釣銭硬貨受皿に放出する。また、硬貨処理部14は、利用者が投入した硬貨や、利用者に対して釣銭等として放出する釣銭硬貨について、金種や真偽を識別する硬貨識別部としての機能を有している。
紙幣処理部15は、券売機4の正面に設けられた紙幣投入口に投入された紙幣を受け付ける。また、紙幣処理部15は、利用者に対して返却するつり銭としての紙幣を、紙幣放出口に放出する。紙幣処理部15は、利用者が投入した紙幣や、利用者に対して釣銭として放出する紙幣について、金種や真偽を識別する紙幣識別部としての機能を有している。
記憶部16は、不揮発性のメモリ等であって、乗車券として発券する切符の種類を示す券種コードと発券金額とを対応付けて登録した乗車券テーブルを保存している。なお、乗車券テーブルは、各鉄道駅A,Bごとに作成されている。また、記憶部16は、後述する配車予約方法をコンピュータに実行させるための配車予約プログラムを保存している。
記憶部16は、不揮発性のメモリ等であって、乗車券として発券する切符の種類を示す券種コードと発券金額とを対応付けて登録した乗車券テーブルを保存している。なお、乗車券テーブルは、各鉄道駅A,Bごとに作成されている。また、記憶部16は、後述する配車予約方法をコンピュータに実行させるための配車予約プログラムを保存している。
通信部17は、図示していない上位装置、自動改札機、他の券売機4等との間における通信を行う。また、通信部17は、図2に示すように、仮予約装置20との間において、目的地情報、仮予約情報、予約承認の可否情報等の各種情報を送受信する。
光学読取部18は、2次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))を光学的に読み取り、読み取った2次元バーコードが示す情報を制御部10に出力する。光学読取部18は、券売機4の本体正面に設けられた読取エリアに翳された2次元バーコードを光学的に読み取る。
光学読取部18は、2次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))を光学的に読み取り、読み取った2次元バーコードが示す情報を制御部10に出力する。光学読取部18は、券売機4の本体正面に設けられた読取エリアに翳された2次元バーコードを光学的に読み取る。
カード処理部19は、券売機4の正面に設けられたカード挿入/放出口に挿入されたSFカード(Stored Fare Card)に対してチャージ等にかかる処理を行う。また、カード処理部19は、カード挿入/放出口に挿入されたクレジットカードで、キップ等の乗車券の発券金額を決済するクレジット処理機能を有していてもよい。
また、仮予約装置20は、券売機4と通信可能に接続され、券売機4に入力された目的地に応じて、目的地に向かうタクシーを仮予約する。仮予約装置20は、図2に示すように、目的地情報取得部21と、仮予約情報通信部22と、予約承認受信部23と、車両検索部24と、仮予約部25と、を備えている。
また、仮予約装置20は、券売機4と通信可能に接続され、券売機4に入力された目的地に応じて、目的地に向かうタクシーを仮予約する。仮予約装置20は、図2に示すように、目的地情報取得部21と、仮予約情報通信部22と、予約承認受信部23と、車両検索部24と、仮予約部25と、を備えている。
目的地情報取得部21は、後述する制御部10によって配車手配を行う旅客ごとの目的地に関する情報を取得する。
仮予約情報通信部22は、仮予約部25における仮予約が確定すると、券売機4に対して、仮予約通知を送信する。
予約承認受信部23は、後述する券売機4の通信部17を介して、タクシーの配車手配を希望する旅客ごとに仮予約の内容を承認したとの情報を受信する。
仮予約情報通信部22は、仮予約部25における仮予約が確定すると、券売機4に対して、仮予約通知を送信する。
予約承認受信部23は、後述する券売機4の通信部17を介して、タクシーの配車手配を希望する旅客ごとに仮予約の内容を承認したとの情報を受信する。
車両検索部24は、券売機4等に入力された旅客の目的地情報を参照して、鉄道駅から目的地まで旅客を輸送するためのタクシー(車両)を検索する。車両検索時には、例えば、タクシーの現在位置情報等を参照して、最も近い位置にいる車両を鉄道駅に向かう車両として抽出する。
仮予約部25は、車両検索部24によって検索されたタクシー(車両)を、当該旅客を目的地まで輸送するための車両として仮予約する。仮予約した車両の情報(タクシー会社名、車両番号、運転手の氏名等)は、仮予約情報通信部22を介して券売機4の通信部17へ送信され、仮予約情報として、券売機4の表示部11等に表示される。よって、配車手配を希望する各旅客は、表示部11に表示された仮予約情報を参照して、その仮予約の内容を承認するか否かを判断することができる。
仮予約部25は、車両検索部24によって検索されたタクシー(車両)を、当該旅客を目的地まで輸送するための車両として仮予約する。仮予約した車両の情報(タクシー会社名、車両番号、運転手の氏名等)は、仮予約情報通信部22を介して券売機4の通信部17へ送信され、仮予約情報として、券売機4の表示部11等に表示される。よって、配車手配を希望する各旅客は、表示部11に表示された仮予約情報を参照して、その仮予約の内容を承認するか否かを判断することができる。
仮予約の内容が承認されたとの情報は、予約承認受信部23において受信され、仮予約している車両の予約の確定情報が、タクシー車内無線端末8へ送信される。これにより、タクシー車内無線端末8から予約確定情報を受信した各タクシー(車両)は、予約情報に含まれる乗車場所の情報を参照して、鉄道駅(乗車場所)へ向かうことができる。
(3)制御部10の構成
制御部10は、記憶部16に保存された配車予約プログラムを読み込んで配車予約方法をコンピュータに実行させる。
具体的には、制御部10は、CPUが配車予約プログラムを読み込んで、図3に示す機能ブロックを形成する。すなわち、制御部10は、図3に示すように、内部に、運休情報取得部10aと、目的地情報入力部10bと、仮予約申請部10cと、予約情報取得部10dと、承認可否入力受付部10eと、タクシー乗車券発行部10fと、割引処理部10gと、払い戻し処理部10hと、を備えている。
制御部10は、記憶部16に保存された配車予約プログラムを読み込んで配車予約方法をコンピュータに実行させる。
具体的には、制御部10は、CPUが配車予約プログラムを読み込んで、図3に示す機能ブロックを形成する。すなわち、制御部10は、図3に示すように、内部に、運休情報取得部10aと、目的地情報入力部10bと、仮予約申請部10cと、予約情報取得部10dと、承認可否入力受付部10eと、タクシー乗車券発行部10fと、割引処理部10gと、払い戻し処理部10hと、を備えている。
運休情報取得部10aは、運転指令所2から係員端末3に対して送信された鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を、通信部17を介して係員端末3から取得する。なお、運休情報は、係員端末3から取得する以外に、係員端末3に表示された運休情報を確認した駅員等によって、入力されてもよい。
目的地情報入力部10bは、運休情報取得部10aにおいて運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける。具体的には、目的地情報入力部10bは、券売機4の操作入力部12を介して、旅客ごとの目的地に関する情報を取得する。
目的地情報入力部10bは、運休情報取得部10aにおいて運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける。具体的には、目的地情報入力部10bは、券売機4の操作入力部12を介して、旅客ごとの目的地に関する情報を取得する。
なお、目的地に関する情報は、券売機4を介して旅客自身が入力してもよいし、係員端末3を介して鉄道駅の駅員等が入力してもよいし、利用者携帯端末5を介して旅客自身が入力してもよい。
仮予約申請部10cは、入力された目的地に応じて、目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う。仮予約申請部10cは、目的地情報を参照して、鉄道駅からの目的地が同じ方面である複数人の旅客をまとめて輸送するための乗合タクシーの仮予約を申請する。仮予約申請部10cは、目的地が同じ方面である旅客の数に応じて、複数のタクシーの仮予約を申請する。
仮予約申請部10cは、入力された目的地に応じて、目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う。仮予約申請部10cは、目的地情報を参照して、鉄道駅からの目的地が同じ方面である複数人の旅客をまとめて輸送するための乗合タクシーの仮予約を申請する。仮予約申請部10cは、目的地が同じ方面である旅客の数に応じて、複数のタクシーの仮予約を申請する。
予約情報取得部10dは、仮予約されたタクシーの予約情報(例えば、タクシー会社面、車両番号、運転手の氏名、集合場所、集合時間等)を取得する。予約情報取得部10Dにおいて取得された仮予約の情報は、制御部10によって、券売機4の表示部11等に表示されるように制御される。
承認可否入力受付部10eは、予約情報取得部10dが予約情報を取得すると、券売機4の表示部11に仮予約の内容が表示された旅客から、仮予約の内容について承認するか否か入力を受け付ける。
承認可否入力受付部10eは、予約情報取得部10dが予約情報を取得すると、券売機4の表示部11に仮予約の内容が表示された旅客から、仮予約の内容について承認するか否か入力を受け付ける。
タクシー乗車券発行部10fは、券売機4の表示部11等に表示された仮予約の内容を旅客が承認すると、旅客に対して仮予約されたタクシーに乗車するためのタクシー乗車券T1を発行する。
ここで、タクシー乗車券T1は、例えば、紙のレシートとして発券され、図4に示すように、予約が確定したタクシーの乗車場所(集合場所:〇〇駅△△口タクシー乗り場)、集合時間(10:15)、運転手の氏名、車番(〇〇5xxあ××―××)が記載されている。
ここで、タクシー乗車券T1は、例えば、紙のレシートとして発券され、図4に示すように、予約が確定したタクシーの乗車場所(集合場所:〇〇駅△△口タクシー乗り場)、集合時間(10:15)、運転手の氏名、車番(〇〇5xxあ××―××)が記載されている。
これにより、タクシー乗車券T1を購入した旅客は、タクシー乗車券T1に記載された内容を確認して、集合場所、集合時間、乗るべきタクシーを認識することができる。
割引処理部10gは、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地を区間内に含む鉄道定期券や乗車券を所持している場合において、タクシー乗車券T1の購入金額の割引処理を行う。
割引処理部10gは、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地を区間内に含む鉄道定期券や乗車券を所持している場合において、タクシー乗車券T1の購入金額の割引処理を行う。
これにより、タクシー乗車券を購入する旅客は、すでに購入済の定期券や乗車券等に掛かった費用を無駄にすることなく、タクシー乗車券T1を割引価格で購入することができる。
払い戻し処理部10hは、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地までの鉄道乗車券を所持している場合において、当該鉄道乗車券の払い戻し処理を行う。
これにより、タクシー乗車券T1を購入する旅客は、すでに購入済の乗車券等に掛かった費用を無駄にすることなく、未乗車区間分の払い戻しを自動的に受けることができる。
なお、旅客が定期券や乗車券を所持しているか否かは、例えば、券売機4のカード処理部19等によって取得した情報に基づいて判定すればよい。
払い戻し処理部10hは、旅客が仮予約の内容を承認し、旅客が目的地までの鉄道乗車券を所持している場合において、当該鉄道乗車券の払い戻し処理を行う。
これにより、タクシー乗車券T1を購入する旅客は、すでに購入済の乗車券等に掛かった費用を無駄にすることなく、未乗車区間分の払い戻しを自動的に受けることができる。
なお、旅客が定期券や乗車券を所持しているか否かは、例えば、券売機4のカード処理部19等によって取得した情報に基づいて判定すればよい。
<配車予約方法>
本実施形態の配車予約システム1は、上述した構成により、配車予約方法を実行する。ここで、本実施形態の配車予約方法について、図5および図6のフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態の配車予約システム1は、上述した構成により、配車予約方法を実行する。ここで、本実施形態の配車予約方法について、図5および図6のフローチャートを用いて説明すれば以下の通りである。
すなわち、図5に示すように、まず、ステップS11では、券売機4の制御部10内の運休情報取得部10aが、通信部17を介して、運休情報(振替輸送実施連絡を含む)を受信する。
次に、ステップS12では、制御部10は、券売機4の表示部11の表示画面に、タクシー予約ボタンを追加表示させる。
次に、ステップS12では、制御部10は、券売機4の表示部11の表示画面に、タクシー予約ボタンを追加表示させる。
次に、ステップS13では、券売機4の操作入力部12を介して、振替輸送としてタクシーの利用を希望する旅客からのタッチ操作が入力されるまで待機し、タッチ操作入力を検知すると、ステップS14へ進む。
次に、ステップS14では、制御部10が、表示部11の表示画面に、目的地情報の入力画面を表示させる。
次に、ステップS14では、制御部10が、表示部11の表示画面に、目的地情報の入力画面を表示させる。
次に、ステップS15では、旅客が、自身が向かう目的地の情報を目的地情報の入力画面に入力すると、目的地情報入力部10bが入力された旅客ごとの目的地情報を取得する。
なお、目的地情報入力部10bは、旅客に入力された目的地情報を取得するのではなく、旅客が所持している定期券や乗車券等を券売機4に挿入させ、それらの情報を読み取って、目的地情報を取得する構成であってもよい。
なお、目的地情報入力部10bは、旅客に入力された目的地情報を取得するのではなく、旅客が所持している定期券や乗車券等を券売機4に挿入させ、それらの情報を読み取って、目的地情報を取得する構成であってもよい。
次に、ステップS16では、仮予約申請部10cが、ステップS15において旅客によって入力された目的地情報に基づいて仮予約の申請を行う。
次に、ステップS17では、制御部10が、表示部11の表示画面に、「予約中」と表示する予約中画面を表示させる。
次に、ステップS18では、仮予約装置20において、券売機4側の制御部10の仮予約申請部10cから送信された仮予約申請を受信する。
次に、ステップS17では、制御部10が、表示部11の表示画面に、「予約中」と表示する予約中画面を表示させる。
次に、ステップS18では、仮予約装置20において、券売機4側の制御部10の仮予約申請部10cから送信された仮予約申請を受信する。
次に、ステップS19では、仮予約装置20の目的地情報取得部21が、ステップS18において受信した仮予約申請(目的地情報を含む)を取得し、車両検索部24が、目的地情報取得部21において取得された目的地情報を参照し、目的地付近へ向かうタクシーの予約の有無を確認する。ここで、予約有りの場合は、ステップS20へ進み、予約なしの場合は、ステップS21へ進む。
次に、ステップS20では、ステップS19において目的地付近へ向かうタクシーの予約有りと判定されたため、仮予約装置20の車両検索部24が、定員に達していないタクシーがあるか否かを判定する。ここで、定員未達のタクシーありと判定されると、ステップS22へ進み、定員未達のタクシーがないと判定されると、ステップS21へ進む。
次に、ステップS21では、ステップS19において目的地付近へ向かうタクシーがないと判定された、あるいは、ステップS20において定員未達のタクシーがないと判定されたため、車両検索部24が、少し待ち時間は生じるものの、所定の時間内に出発可能なタクシーがないか判定する。
次に、ステップS21では、ステップS19において目的地付近へ向かうタクシーがないと判定された、あるいは、ステップS20において定員未達のタクシーがないと判定されたため、車両検索部24が、少し待ち時間は生じるものの、所定の時間内に出発可能なタクシーがないか判定する。
ここで、所定の時間内に出発可能なタクシーがある場合には、ステップS22へ進み、ない場合には、ステップS22aにおいて配車不可と判定されて処理を終了する。
次に、ステップS22では、ステップS20において定員未達のタクシーありと判定された、あるいはステップS21において所定時間内に出発可能なタクシーありと判定されたため、仮予約装置20の仮予約部25が、当該タクシーを仮予約する。
次に、ステップS22では、ステップS20において定員未達のタクシーありと判定された、あるいはステップS21において所定時間内に出発可能なタクシーありと判定されたため、仮予約装置20の仮予約部25が、当該タクシーを仮予約する。
これにより、同じ方面へ向かう乗り合いタクシーを手配することで、旅客一人一人が負担する金銭的な負担を軽減することができる。
次に、ステップS23では、仮予約装置20の仮予約部25が仮予約情報を生成する。
次に、ステップS24では、ステップS23において生成された仮予約情報を、仮予約情報通信部22を介して、券売機4の通信部17へ送信する。
次に、ステップS23では、仮予約装置20の仮予約部25が仮予約情報を生成する。
次に、ステップS24では、ステップS23において生成された仮予約情報を、仮予約情報通信部22を介して、券売機4の通信部17へ送信する。
次に、図6に示すように、ステップS25では、券売機4では、通信部17を介して仮予約装置20から仮予約情報を受信すると、制御部10が、表示部11の表示画面に、仮予約の内容を表示させる。
次に、ステップS26では、券売機4の制御部10が、仮予約の内容とともに、仮予約されたタクシーに乗車するためのタクシー乗車券T1(図4参照)の購入画面を、表示部11の表示画面に表示させる。
次に、ステップS26では、券売機4の制御部10が、仮予約の内容とともに、仮予約されたタクシーに乗車するためのタクシー乗車券T1(図4参照)の購入画面を、表示部11の表示画面に表示させる。
次に、ステップS27では、券売機4の制御部10は、タクシー乗車券T1の購入操作が入力されるまで待機する。
次に、ステップS28では、仮予約の内容を確認した旅客が、そのタクシーの仮予約をキャンセルされたか否かが判定される。ここで、仮予約の内容が希望する条件とは異なる場合には、旅客によってキャンセル操作が入力されステップS29へ進み、仮予約の内容が希望する条件に合致しておりキャンセルされない場合には、ステップS33以降の購入処理へ進む。
次に、ステップS28では、仮予約の内容を確認した旅客が、そのタクシーの仮予約をキャンセルされたか否かが判定される。ここで、仮予約の内容が希望する条件とは異なる場合には、旅客によってキャンセル操作が入力されステップS29へ進み、仮予約の内容が希望する条件に合致しておりキャンセルされない場合には、ステップS33以降の購入処理へ進む。
次に、ステップS29では、ステップS28においてキャンセル操作が入力されたため、制御部10は、通信部17を介して、キャンセル通知を仮予約装置20へ送信する。
次に、ステップS30では、制御部10は、表示部11の表示画面に、キャンセル承認画面を表示した後、スタンバイ画面を表示させる。
次に、ステップS31では、仮予約装置20が、券売機4からキャンセル通知を受信する。
次に、ステップS30では、制御部10は、表示部11の表示画面に、キャンセル承認画面を表示した後、スタンバイ画面を表示させる。
次に、ステップS31では、仮予約装置20が、券売機4からキャンセル通知を受信する。
次に、ステップS32では、仮予約装置20が、ステップS31において受信したキャンセル通知に従って、仮予約の内容を取り消して、処理を終了する。
一方、ステップS33では、ステップS28においてキャンセルが入力されることがなかったため、制御部10が、表示部11の表示画面に、適正な購入であるか否かを判定する。ここで、適正な購入であると判定されると、ステップS34へ進み、適正な購入ではないと判定されると、ステップS35へ進む。
一方、ステップS33では、ステップS28においてキャンセルが入力されることがなかったため、制御部10が、表示部11の表示画面に、適正な購入であるか否かを判定する。ここで、適正な購入であると判定されると、ステップS34へ進み、適正な購入ではないと判定されると、ステップS35へ進む。
次に、ステップS34では、ステップS33において適正な購入であると判定されたため、制御部10は、旅客からタクシー料金の入金確認後、通信部17を介して、仮予約装置20に対して予約確定通知を送信する。
なお、券売機4が受け取るタクシー乗車券T1の料金は、複数の旅客が同じ方面へ向かう乗り合いタクシーの場合には、予約が確定した旅客の一人当たりの金額となる。また、タクシー乗車券T1を購入した旅客が定期券や乗車券を購入しており、定期券や乗車券の情報を券売機4において読み取る処理が行われた場合には、タクシー乗車券T1の料金から、定期券や乗車券の未乗車区間の運賃が割り引く処理、払い戻しの処理等が行われる。
なお、券売機4が受け取るタクシー乗車券T1の料金は、複数の旅客が同じ方面へ向かう乗り合いタクシーの場合には、予約が確定した旅客の一人当たりの金額となる。また、タクシー乗車券T1を購入した旅客が定期券や乗車券を購入しており、定期券や乗車券の情報を券売機4において読み取る処理が行われた場合には、タクシー乗車券T1の料金から、定期券や乗車券の未乗車区間の運賃が割り引く処理、払い戻しの処理等が行われる。
次に、ステップS35では、制御部10が、表示部11の表示画面に、適正な購入操作を促す画面を表示させた後、ステップS27の購入操作の入力まで待機へ戻る。
次に、ステップS36では、仮予約装置20の予約承認受信部23が、ステップS34において送信された予約確定通知を受信する。
次に、ステップS37では、仮予約部25が、承認された仮予約の内容にて予約を確定させる処理を行う。
次に、ステップS36では、仮予約装置20の予約承認受信部23が、ステップS34において送信された予約確定通知を受信する。
次に、ステップS37では、仮予約部25が、承認された仮予約の内容にて予約を確定させる処理を行う。
次に、ステップS38では、ステップS37において確定した予約の内容に基づいて、タクシー乗車券T1を発券するように、乗車券発券指令を券売機4に対して送信する。
次に、ステップS39では、券売機4の制御部10が、通信部17を介して、仮予約装置20から送信されたタクシー乗車券T1の発券指令を受信する。
次に、ステップS40では、制御部10のタクシー乗車券発行部10fが、確定した予約情報に基づいて、タクシー乗車券T1(図4参照)を作成する。
次に、ステップS41では、券売機4が、タクシー乗車券T1を発券し、出力する。
次に、ステップS39では、券売機4の制御部10が、通信部17を介して、仮予約装置20から送信されたタクシー乗車券T1の発券指令を受信する。
次に、ステップS40では、制御部10のタクシー乗車券発行部10fが、確定した予約情報に基づいて、タクシー乗車券T1(図4参照)を作成する。
次に、ステップS41では、券売機4が、タクシー乗車券T1を発券し、出力する。
<主な特徴>
本実施形態の券売機4は、図3に示すように、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得部10aと、運休情報が取得されると旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力部10bと、入力された目的地に応じて目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請部10cと、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得部10dと、予約情報が取得されると旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付部10eと、を備えている。
本実施形態の券売機4は、図3に示すように、鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得部10aと、運休情報が取得されると旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力部10bと、入力された目的地に応じて目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請部10cと、仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得部10dと、予約情報が取得されると旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付部10eと、を備えている。
これにより、鉄道の運休発生時においてタクシーの配車手配が殺到する状況において、駅員に負荷を掛けることなく、旅客ごとに入力された目的地に応じて、適切なタクシーの配車手配を実施することができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
この結果、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、配車予約装置および配車予約方法として、本発明を実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した配車予約装置の方法をコンピュータに実行させる配車予約プログラムとして本発明を実現してもよい。
この配車予約プログラムは、配車予約装置に搭載されたメモリ(記憶部)に保存されており、CPUがメモリに保存された配車予約プログラムを読み込んで、ハードウェアに各ステップを実行させる。より具体的には、CPUが配車予約プログラムを読み込んで、上述した運休情報取得ステップと、目的地情報入力ステップと、仮予約申請ステップと、予約情報取得ステップと、承認可否入力受付ステップと、を実行することで、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は、配車予約プログラムを保存した記録媒体として実現されてもよい。
上記実施形態では、配車予約装置および配車予約方法として、本発明を実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上述した配車予約装置の方法をコンピュータに実行させる配車予約プログラムとして本発明を実現してもよい。
この配車予約プログラムは、配車予約装置に搭載されたメモリ(記憶部)に保存されており、CPUがメモリに保存された配車予約プログラムを読み込んで、ハードウェアに各ステップを実行させる。より具体的には、CPUが配車予約プログラムを読み込んで、上述した運休情報取得ステップと、目的地情報入力ステップと、仮予約申請ステップと、予約情報取得ステップと、承認可否入力受付ステップと、を実行することで、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は、配車予約プログラムを保存した記録媒体として実現されてもよい。
(B)
上記実施形態では、鉄道の運休情報を受信すると、券売機4に加えて、係員端末3、利用者携帯端末5が、配車予約装置として機能する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、配車予約装置は、券売機ではなく、各鉄道会社から提供されるアプリとして実装された旅客が所持しているスマートフォン、タブレット端末と、スマートフォン等を所持していない旅客のために係員端末3と、によって実現されていてもよい。
上記実施形態では、鉄道の運休情報を受信すると、券売機4に加えて、係員端末3、利用者携帯端末5が、配車予約装置として機能する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、配車予約装置は、券売機ではなく、各鉄道会社から提供されるアプリとして実装された旅客が所持しているスマートフォン、タブレット端末と、スマートフォン等を所持していない旅客のために係員端末3と、によって実現されていてもよい。
(C)
上記実施形態では、仮予約の内容を承認した旅客に対して、紙のレシート状のタクシー乗車券T1を発券する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、発券されるタクシー乗車券は、紙のレシートではなく、スマートフォンの画像等の電子データとして発券されてもよい。
上記実施形態では、仮予約の内容を承認した旅客に対して、紙のレシート状のタクシー乗車券T1を発券する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、発券されるタクシー乗車券は、紙のレシートではなく、スマートフォンの画像等の電子データとして発券されてもよい。
(D)
上記実施形態では、タクシーを利用する旅客の金銭的な負担を軽減するために、目的地が同じ方面であるタクシーに乗り合いする形で予約を受け付ける例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、一人でタクシーに乗車したい旅客に対しては、乗り合いタクシーでよいか承認を得るための乗り合い承認画面を、券売機等の表示画面に表示して選択させてもよい。
上記実施形態では、タクシーを利用する旅客の金銭的な負担を軽減するために、目的地が同じ方面であるタクシーに乗り合いする形で予約を受け付ける例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、一人でタクシーに乗車したい旅客に対しては、乗り合いタクシーでよいか承認を得るための乗り合い承認画面を、券売機等の表示画面に表示して選択させてもよい。
(E)
上記実施形態では、タクシー乗車券T1を購入する際には、券売機4においてタクシー乗車券T1の料金を支払う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、タクシー乗車券は乗り合いタクシーの場合には乗車人数が確定するまでは、旅客一人が負担する金額が変動するため、タクシー乗車時に一人当たりが負担する金額をタクシーの運転手等に支払ってもよい。
上記実施形態では、タクシー乗車券T1を購入する際には、券売機4においてタクシー乗車券T1の料金を支払う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、タクシー乗車券は乗り合いタクシーの場合には乗車人数が確定するまでは、旅客一人が負担する金額が変動するため、タクシー乗車時に一人当たりが負担する金額をタクシーの運転手等に支払ってもよい。
(F)
上記実施形態では、本発明の配車予約装置が、券売機4や、係員端末3、利用者携帯端末5等へ搭載される例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、運休が発生した場合にタクシーへの振替輸送を配車するために鉄道駅等に設置された振替輸送専用の装置を、本発明の配車予約装置として使用してもよい。
上記実施形態では、本発明の配車予約装置が、券売機4や、係員端末3、利用者携帯端末5等へ搭載される例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、運休が発生した場合にタクシーへの振替輸送を配車するために鉄道駅等に設置された振替輸送専用の装置を、本発明の配車予約装置として使用してもよい。
本発明の配車予約装置は、鉄道の運休が発生した場合でも、効率よくタクシーの配車手配を行うことができるという効果を奏することから、鉄道や航空機の運休時に生じる振替輸送を実施する各種システムに対して広く適用可能である。
1 配車予約システム
2 運転指令所
3 係員端末(配車予約装置、駅員端末)
4 券売機(配車予約装置)
5 利用者携帯端末(配車予約装置)
6 インターネット
7 サーバ装置
8 タクシー車内無線端末
10 制御部
10a 運休情報取得部
10b 目的地情報入力部
10c 仮予約申請部
10d 予約情報取得部
10e 承認可否入力受付部
10f タクシー乗車券発行部
10g 割引処理部
10h 払い戻し処理部
11 表示部
12 操作入力部
13 発券部
14 硬貨処理部
15 紙幣処理部
16 記憶部
17 通信部
18 光学読取部
19 カード処理部
20 仮予約装置
21 目的地情報取得部
22 仮予約情報通信部
23 予約承認受信部
24 車両検索部
25 仮予約部
T1 タクシー乗車券
2 運転指令所
3 係員端末(配車予約装置、駅員端末)
4 券売機(配車予約装置)
5 利用者携帯端末(配車予約装置)
6 インターネット
7 サーバ装置
8 タクシー車内無線端末
10 制御部
10a 運休情報取得部
10b 目的地情報入力部
10c 仮予約申請部
10d 予約情報取得部
10e 承認可否入力受付部
10f タクシー乗車券発行部
10g 割引処理部
10h 払い戻し処理部
11 表示部
12 操作入力部
13 発券部
14 硬貨処理部
15 紙幣処理部
16 記憶部
17 通信部
18 光学読取部
19 カード処理部
20 仮予約装置
21 目的地情報取得部
22 仮予約情報通信部
23 予約承認受信部
24 車両検索部
25 仮予約部
T1 タクシー乗車券
Claims (14)
- 鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得部と、
前記運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力部と、
入力された前記目的地に応じて、前記目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請部と、
前記仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得部と、
前記予約情報が取得されると、前記旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付部と、
を備える配車予約装置。 - 前記仮予約申請部は、前記目的地情報を参照して、前記鉄道駅からの目的地が同じ方面である複数人の旅客をまとめて輸送するための乗合タクシーの仮予約を申請する、
請求項1に記載の配車予約装置。 - 前記仮予約申請部は、前記目的地が同じ方面である前記旅客の数に応じて、複数のタクシーの仮予約を申請する、
請求項1または2に記載の配車予約装置。 - 前記旅客が前記仮予約の内容を承認すると、前記旅客に対して仮予約されたタクシーに乗車するためのタクシー乗車券を発行するタクシー乗車券発行部を、さらに備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の配車予約装置。 - 前記旅客が前記仮予約の内容を承認し、前記旅客が前記目的地を区間内に含む鉄道定期券を所持している場合において、前記タクシー乗車券の購入金額の割引処理を行う割引処理部を、さらに備えている、
請求項4に記載の配車予約装置。 - 前記タクシー乗車券には、予約が確定した前記タクシーの乗車場所、集合時間、車番が記載されている、
請求項4または5に記載の配車予約装置。 - 前記旅客が前記仮予約の内容を承認し、前記旅客が前記目的地までの鉄道乗車券を所持している場合において、当該鉄道乗車券の払い戻し処理を行う払い戻し処理部を更に備える、
請求項1から6のいずれか1項に記載の配車予約装置。 - 前記鉄道駅に設置されている券売機または駅員端末に実装される、
請求項1から7のいずれか1項に記載の配車予約装置。 - 前記目的地情報入力部は、前記旅客が所持している定期券、乗車券の情報から、前記目的地の情報を取得する、
請求項1から8のいずれか1項に記載の配車予約装置。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の配車予約装置と、
前記配車予約装置と通信可能に接続され、前記配車予約装置に入力された目的地に応じて、前記目的地に向かうタクシーを仮予約する仮予約装置と、
を備える配車予約システム。 - 前記仮予約装置は、
前記配車予約装置に入力された前記旅客の目的地情報を参照して、前記鉄道駅から目的地まで前記旅客を輸送するためのタクシーを検索する車両検索部と、
前記車両検索部によって検索された前記タクシーを、当該旅客を目的地まで輸送するための車両として仮予約する仮予約部と、
を有する、
請求項10に記載の配車予約システム。 - 前記仮予約部における仮予約が確定すると、前記配車予約装置に対して、仮予約通知を送信する仮予約情報通信部を、さらに備えている、
請求項11に記載の配車予約システム。 - 鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得ステップと、
前記運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力ステップと、
入力された前記目的地に応じて、前記目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請ステップと、
前記仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
前記予約情報が取得されると、前記旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付ステップと、
を備える配車予約方法。 - 鉄道駅の路線における鉄道の運休情報を取得する運休情報取得ステップと、
前記運休情報が取得されると、旅客ごとに目的地に関する目的地情報の入力を受け付ける目的地情報入力ステップと、
入力された前記目的地に応じて、前記目的地までのタクシーの仮予約の申請を行う仮予約申請ステップと、
前記仮予約されたタクシーの予約情報を取得する予約情報取得ステップと、
前記予約情報が取得されると、前記旅客に仮予約の内容の承認可否の入力を受け付ける承認可否入力受付ステップと、
を備える配車予約方法をコンピュータに実行させる配車予約プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000654A JP2023100165A (ja) | 2022-01-05 | 2022-01-05 | 配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000654A JP2023100165A (ja) | 2022-01-05 | 2022-01-05 | 配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023100165A true JP2023100165A (ja) | 2023-07-18 |
Family
ID=87200626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022000654A Pending JP2023100165A (ja) | 2022-01-05 | 2022-01-05 | 配車予約装置および配車予約システム、配車予約方法、配車予約プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023100165A (ja) |
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2022
- 2022-01-05 JP JP2022000654A patent/JP2023100165A/ja active Pending
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