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JP2007323217A - 発券処理装置および発券処理方法 - Google Patents

発券処理装置および発券処理方法 Download PDF

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JP2007323217A JP2006150864A JP2006150864A JP2007323217A JP 2007323217 A JP2007323217 A JP 2007323217A JP 2006150864 A JP2006150864 A JP 2006150864A JP 2006150864 A JP2006150864 A JP 2006150864A JP 2007323217 A JP2007323217 A JP 2007323217A
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Shunichi Enomoto
俊一 榎本
Nobutaka Kato
伸隆 加藤
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Abstract

【課題】
本発明は有人の窓口での混雑を解消し、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することができる発券処理方法および端末を提供することにある。
【解決手段】
係員操作型端末に予約した乗車券類の予約情報を出力する手段を設け、顧客操作型端末に前記係員操作型端末で出力した予約情報を読み取る手段を設ける。例えば、係員操作型端末で、乗車券類を予約し、乗車券類の予約情報を予約券に出力する。そして、顧客操作型端末で、係員操作型端末で出力した予約券を読み取り、または予約番号を入力してホストコンピュータから予約情報を読み出し、発券する乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する。
【選択図】 図1

Description

本発明は乗車券類の発券における発券処理方法および端末に関する。
鉄道等の有人の窓口において、乗車券類が発売されている。ここで、乗車券類とは乗車券や特急券、指定券などのことである。この乗車券類は、係員が顧客との対話により係員操作型端末を操作し、列車名や乗車区間、乗車時刻、禁煙/喫煙等の設備、座席の種別等を選択入力することで、座席予約を行い、所定の代金を受け取り、発券されている。
近年、この有人の窓口が利用者の増加により大変混雑するようになり、窓口に並ぶことなく、顧客自身の操作で乗車券類を購入できる顧客操作型端末が駅構内に設置されるようになった。また、顧客の利便性向上を図り、顧客所有のPCや携帯端末から座席予約を行い、窓口が混雑する時間帯でも、窓口に立ち寄ることなく、顧客操作型端末で乗車券類を受け取るサービスが開始されるようになった。さらに、誰でも簡単な操作で使える顧客操作型端末が望まれており、例えば、特開平6−52379号公報(特許文献1)に示されるように、操作を簡素化して時間短縮化を図った自動券売機などが考案されている。
特開平6−52379号公報
かかる従来の方法においては、次のような問題がある。すなわち、顧客操作型端末の操作方法がわからない顧客は、有人の窓口で係員との対話により座席予約を行い、所定の代金を支払い、乗車券類を購入している。つまり、顧客操作型端末を使用しない顧客は、いつも有人の窓口に行くことになり、有人の窓口はいつも混雑する。そのため、顧客操作型端末の台数を増やしても、操作性を向上させても、有人の窓口の混雑は解消されずに、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することができない。
また、有人の窓口での発券処理は、座席予約の申し込みから、代金の決済、乗車券類の発券までを顧客との対話で行うため多くの時間を要するが、旅行シーズン等のピーク時においても、係員操作型端末を設置できる窓口のスペースには限りがあり、また、係員操作型端末の現金ユニットや発券プリンタは専用ユニットのため高価であり、容易に設置台数を増やすことはできず、有人の窓口での混雑を解消することができない。
また、顧客との現金の授受や現金の補充・回収作業、乗車券類の用紙補充や発券時のジャム除去作業等に係員の労力を要することとなる。
さらに、いつも有人の窓口を利用している顧客が、顧客操作型端末で乗車券類を購入しようとしても、予約条件の選択肢が多用であるため、発券処理に時間を要し顧客操作型端末で乗車券類を購入することが面倒となり、再び有人の窓口に行くことになって有人窓口は一層混雑することとなる。
本発明の目的は、有人の窓口での混雑を解消し、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することができる発券処理方法および端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、旅行シーズン等のピーク時においても、有人の窓口での混雑を解消することができる発券処理方法および端末を提供することにある。
本開発のさらに他の目的は、現金や乗車券類の取扱いに係員の労力を要しない発券処理方法および端末を提供することにある。
本開発のさらに他の目的は、有人の窓口を利用していた顧客が、有人の窓口に行くことなく、顧客操作型端末で乗車券類を購入することできる発券処理方法および端末を提供することにある。
本発明は、乗車券類の発券における発券処理方法において、係員操作型端末に予約した乗車券類の予約情報を出力する手段を設け、顧客操作型端末に前記係員操作型端末で出力した予約情報を読み取る手段を設ける。例えば、係員操作型端末で、乗車券類を予約し、乗車券類の予約情報を予約券に出力する。そして、顧客操作型端末で、係員操作型端末で出力した予約券を読み取り、または予約番号を入力してホストコンピュータから予約情報を読み出し、発券する乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する。
ここで、予約券とは2次元コード化した予約情報を付加した紙媒体、または予約情報を記録したICカードのことである。このように係員操作型端末で予約のみを行い、決済・発券を顧客操作型端末で行うことにより、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することでき、窓口での処理時間を短くすることができ、窓口で対応する顧客数を増やすことができるので、有人の窓口での混雑を解消することができる。
また、係員操作型端末は予約のみを行うことができればよい。例えば、専用の高価な現金ユニットや発券プリンタを無くすことにより、係員操作型端末の導入コストを下げることができ、係員操作型の設置スペースを小さくすることができるので、係員操作型端末を増設することができる。また、係員操作型端末の機能を係員操作型携帯端末で実現することができるので、旅行シーズン等のピーク時においても、有人の窓口での混雑を解消することができる。
さらに、顧客操作型端末で乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券することにより、有人の窓口での顧客との現金の授受や現金の補充・回収作業を無くすことができ、係員操作型端末への乗車券類の用紙補充や発券時のジャム除去作業等を無くすことができるので、現金や乗車券類の取扱いに係員の労力を要しない。
さらに、顧客操作型端末には、予約券または乗車券類から予約条件を生成する。例えば、予約券または乗車券類の乗車区間が「名古屋→東京」である場合は、予約条件として乗車区間に「名古屋→東京」を表示する。そして、顧客が選択入力することで乗車券類を予約し、発券する乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する。このように、過去の予約券または乗車券類から予約条件を生成することにより、予約条件の選択を簡単にすることができ、発券処理に時間を要することなく、乗車券類を購入することができるので、有人の窓口を利用していた顧客が、有人の窓口に行くことなく、顧客操作型端末で乗車券類を購入することできる。
本発明によれば、有人の窓口での混雑を解消し、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することができる。また、旅行シーズン等のピーク時においても、有人の窓口での混雑を解消することができると共に、現金や乗車券類の取扱いに係員の労力を要しない。また、有人の窓口を利用していた顧客が、有人の窓口に行くことなく、顧客操作型端末で乗車券類を購入することできる。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明を鉄道の発券処理システムに適用した場合の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。図2は、本発明に係る発券処理システムの全体構成を示すブロック図である。図3は、本発明に係る係員操作型端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本発明に係る顧客操作型端末の構成を示すブロック図である。また、図5は、予約情報の構成図であり、図6は、発券情報の構成図である。図7は、予約券の説明図、図8は、ICカードの構成図、図9は利用者券の説明図である。
図10は、本発明を適用した発券処理システムにおいて、予約券の予約情報、または利用者券やICカードの発券情報から予約条件を生成する場合の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。また、図11は、予約条件の選択画面の例である。
図2及び図5、図6において、係員操作型端末3は、例えば有人の窓口に設置される端末であり、係員の操作で、ホストコンピュータ2の機能を利用して、乗車券類の予約等の業務を行う。顧客操作型端末4は、例えば自動券売機であり、顧客自身の操作で、ホストコンピュータ2の機能を利用して、乗車券類の予約・発券等を行う。ホストコンピュータ2は、係員操作型端末3や顧客操作型端末4との通信を行う通信部201、乗車券類の予約情報5や発券情報6を記憶する記憶部202、これらの動作制御を行う制御部203から構成され、予約状況や発券状況を一括管理する。
記憶部202には、予約情報5として、予約番号501、予約年月日502、予約端末503、乗車日504、車両種別505、乗車区間506、乗車時刻/到着時刻507、座席番号508、座席情報509、購入金額510、媒体識別情報511の記憶エリアが設けられている。また、記憶部202には、発券情報6として、発券番号601、発券年月日602、発券端末603、乗車日604、車両種別605、乗車区間606、乗車時刻/到着時刻607、座席番号608、座席情報609、購入金額610、媒体識別情報611の記憶エリアが設けられている。
図3及び図7、図8において、表示部301は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイであり、係員が乗車券類の予約等の業務を行うための操作画面を表示する。操作部302は、例えばタッチパネルやキーボード、マウスであり、係員が顧客との対話により、乗車券類を販売するための予約情報等を選択入力する。
ここで、乗車券類とは、乗車券や特急券、指定券などのことであり、新幹線や在来線各列車の特急券、急行券、寝台券、指定券、グリーン券、上記にかかわる乗車券、JR→私鉄→JRといった通過連絡乗車券などの乗車券、通学定期券のように学割など各種割引を受ける際の証明書のチェックを要する乗車券、高速バス乗車券、周遊券、特別企画乗車券、航空券、各種イベント入場券、ホテルの予約券や宿泊券など、窓口で販売対象の切符である。本実施例においては、係員操作型端末3で新幹線の指定券・乗車券を予約し、顧客操作型端末4で、決済・発券を行う場合を例にとって説明するが、他の乗車券類についても予約情報5を変えて、本発明を同様に利用できる。
印字部303は、例えば、サーマルプリンタであり、予約内容と共に2次元コード化した予約情報701を付加した予約券7を印字し出力する。ICカード読書部304は、例えば非接触ICカードリーダライタであり、ICカード8から媒体識別情報801を読み出し、予約情報をICカード8の予約情報エリア802に書き込み出力する。通信部305は、ホストコンピュータ2との間の通信を行う。制御部306は、これらの動作制御を行う。ICカード8には、媒体固有の媒体識別情報801、予約情報802、発券情報803の記憶エリアが設けられている。
図4及び図9において、表示部401は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイであり、顧客が乗車券類の予約・発券等を行うための操作画面を表示する。操作部402は、例えばタッチパネルであり、発券する乗車券類や予約条件を選択入力する。テンキー403は、クレジット決済等で使用する暗証番号等を入力する。検知センサ404は、顧客を検知して表示部401に表示する画面を待機画面から操作画面に切り替える。
2次元コード読取部405は、例えば2次元コードリーダであり、係員操作型端末3で印字した予約券7から2次元コード701を読み取る。また、顧客操作型端末4で発券した利用者券9から2次元コード901を読み取る。ICカード読書部406は、例えば非接触ICカードリーダライタであり、ICカード8から係員操作型端末3で出力した予約情報802や顧客操作型端末4で出力した発券情報803を読み取る。
また、ICカード8の媒体識別情報801を読み出し、発券情報をICカード8の発券情報エリア803に書き込み発券する。現金部407は、発券する乗車券類の販売代金の現金入金・現金出金を行う。発券部408は、2次元コード化した発券情報901を付加した利用者券9を発券する。
カード読取部409は、例えばクレジットカードリーダライタであり、顧客が挿入したクレジットカードに記録された情報の読み出し、もしくは書き込みを行い、キャッシュレスによる決済を可能とする。通信部410は、ホストコンピュータ2との間の通信を行う。制御部411は、これらの動作制御を行う。ここで、乗車券類の発券は、利用者券9の発券、またはICカード8に発券情報を書き込むことで行われる。
次に図1のフローチャートに基づいて図3及び図4の各部の動作を説明する。
まず、係員操作型端末3で乗車券類を予約し、顧客操作型端末4で読み取る媒体(予約券7またはICカード8)に予約した乗車券類の予約情報を出力する場合の、係員操作型端末3の動作を説明する。
係員操作型端末3が、係員に対して表示部301に操作画面を表示する(ステップ101)。係員と顧客との対話により、予約条件が操作部302に対して選択入力される(ステップ102)。例えば、列車名や乗車区間、乗車時刻、禁煙/喫煙等の設備、座席の種別等が選択入力される。その後、係員操作型端末3は、ホストコンピュータ2に空席状況の問い合わせを行う。
ホストコンピュータ2は、空席があれば購入金額の計算を行い、予約許可の通知を係員操作型端末3に送信し、満席等で予約不可であれば予約不許可の通知を係員操作型端末3に送信する。予約不許可であれば、表示部301に満席等で予約不許可であるメッセージを表示する。予約許可であれば、表示部301に予約情報を表示する(ステップ103)。
係員は、表示部301に表示された予約情報を確認し、誤りが無ければ操作部302から確認キーを選択入力する。なお、予約情報に誤りがあれば、操作部302から変更キーを選択入力し、該当する予約条件を修正し、ホストコンピュータ2に再度、空席状況の問い合わせを行う。
確認キーの選択入力により、印字部303は、予約情報と共に2次元コード化した予約情報701を付加した予約券7を印字し出力する。また、ICカード8がICカード読取部304にかざされた場合は、ICカード読取部304は、ICカード8から媒体識別情報801を読み出し、予約情報をICカード8の予約情報エリア802に書き込み出力する(ステップ104)。
有人の窓口が混雑している場合などでは、係員操作型の携帯端末でも同様に、予約券7またはICカード8に予約情報を出力する。係員は係員操作型端末3で出力した予約券7またはICカード8を顧客に発行し、顧客は乗車券類の決済・発券を行うため、予約券7またはICカード8を持って、顧客操作型端末4に移動する。
次に、係員操作型端末3で出力した媒体(予約券7またはICカード8)から乗車券類の予約情報を読み取り、乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する場合の、顧客操作型端末4の動作を説明する。
通常、顧客操作型端末4の付近に顧客がいないときは、表示部401にコマーシャル画面等の待機画面を表示する。顧客が顧客操作型端末4の前面に立つと、検知センサ403が顧客を検知して、表示部401に表示する画面を待機画面から操作画面に切り替える。顧客操作型端末4は、予約情報の読み取り、または操作部402からの入力を待つ(ステップ104)。
顧客が2次元コード読取部405に予約券7をかざすと、2次元コード読取部405は予約券7から2次元コード701を読み取る。また、顧客が予約情報の書き込まれたICカード8をICカード読取部406にかざすと、ICカード読取部406はICカード8から予約情報を読み取る(ステップ105)。顧客操作型端末4は、表示部401に購入金額を含む、発券する乗車券類を表示する(ステップ107)。
顧客は紙幣または硬貨を現金部407に入金する。もしくは、顧客はクレジットカードをカード読取部409に挿入し、キャシュレスによる入金を行う。顧客操作型端末4は、入金された金額が購入金額に達していなければ、再度購入金額の入金を促す。購入金額に達していれば、ホストコンピュータ2との通信を行う(ステップ108)。
ホストコンピュータ2では、顧客操作型端末4からの通知を受けて、記憶部202に記憶している予約情報5の更新を行うとともに、発券情報6を記憶部202に記憶し、発券許可の通知を顧客操作型端末4に通知する。この通知を受けて、顧客操作型端末4は、利用者券9の発券を行う。または、ICカード8の発券情報エリア803に発券情報6を書き込む(ステップ109)。
次に図10のフローチャートに基づいて、顧客操作型端末4で過去に予約した予約券7を読み取り、前記予約券7から予約条件を生成し、販売代金の決済を行い、新たに利用者券9を発券する場合の、顧客操作型端末4の動作を説明する。
顧客操作型端末4は、表示部401にコマーシャル画面等の待機画面を表示する。顧客が顧客操作型端末4の前面に立つと、検知センサ403が顧客を検知して、表示部401に表示する画面を待機画面から操作画面に切り替える。
顧客が2次元コード読取部405に予約券7をかざすと、2次元コード読取部405は予約券7から2次元コード701を読み取る。または、顧客が予約情報の書き込まれたICカード8をICカード読取部406にかざすと、ICカード読取部406はICカード8から予約情報を読み取る(ステップ1001)。顧客操作型端末4は、予約情報の読み取り、または操作部402からの入力を待つ(ステップ1002)。顧客操作型端末4は、読み取った予約情報から予約条件を生成し(ステップ1003)、生成した予約条件を操作画面に表示する(ステップ1004)。
図11は、予約券から生成した予約条件の選択画面の例であり、画面上段に使用履歴1101を表示し、画面中段に予約情報から生成した予約条件1102を表示し、画面下段に顧客の操作を促すガイダンス1103を表示する。本実施例においては、予約条件として乗車区間、車両種別、座席情報から選択内容を抽出して、予約条件を生成する。
顧客は、この画面を見て希望の予約条件を選択することになるが、本実施例では、乗車日「本日(デフォルト)」、乗車時刻「指定無し(デフォルト)」、乗車区間「名古屋→東京」、車両種別「のぞみ」、座席情報「普通車/禁煙/窓側」を選択したものとする。
検索ボタンの入力により、顧客操作型端末4はホストコンピュータ2に空席状況の問い合わせを行う。ホストコンピュータ2は、空席があれば購入金額の計算を行い、予約条件に合う乗車券類を顧客操作型端末4に送信し、満席等で予約不可であれば予約不許可の通知を顧客操作型端末4に送信する。予約不許可であれば、表示部401に満席等で予約不許可であるガイダンスを表示する。予約許可であれば(ステップ1005)、表示部201に発券する乗車券類を表示する(ステップ1006)。
顧客は、表示部401に表示された乗車券類から希望の列車を選択入力する。列車が選択されると、顧客操作型端末4は、ガイダンス部1103に購入金額の入金を促すガイダンスを表示する。顧客は紙幣または硬貨を現金部407に入金する。もしくは、顧客はクレジットカードをカード読取部409に挿入し、キャシュレスによる入金を行う。顧客操作型端末4は、入金された金額が購入金額に達していなければ、再度購入金額の入金を促す。購入金額に達していれば、ホストコンピュータ2との通信を行う(ステップ1007)。
ホストコンピュータ2では、顧客操作型端末4からの通知を受けて、記憶部202に発券情報を記憶し、発券許可の通知を顧客操作型端末4に通知する。この通知を受けて、顧客操作型端末4は、利用者券9の発券を行う。または、ICカード8の発券情報エリア803に発券情報を書き込む(ステップ1008)。
上述の実施の形態において、係員操作型端末で予約のみを行い、決済・発券を顧客操作型端末で行うことにより、有人の窓口に来る顧客を顧客操作型端末に誘導することでき、窓口での処理時間を短くすることができ、窓口で対応する顧客数を増やすことができるので、有人の窓口での混雑を解消することができる。
また、係員操作型端末は予約のみを行うことができればよい。例えば、専用の高価な現金ユニットや発券プリンタを無くすことにより、係員操作型端末の導入コストを下げることができ、係員操作型の設置スペースを小さくすることができるので、係員操作型端末を増設することができる。また、係員操作型端末の機能を係員操作型携帯端末で実現することができるので、旅行シーズン等のピーク時においても、有人の窓口での混雑を解消することができる。
さらに、顧客操作型端末で乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券することにより、有人の窓口での顧客との現金の授受や現金の補充・回収作業を無くすことができ、係員操作型端末への乗車券類の用紙補充や発券時のジャム除去作業等を無くすことができるので、現金や乗車券類の取扱いに係員の労力を要しない。
さらに、顧客操作型端末には、予約券または乗車券類から予約条件を生成する。例えば、予約券または乗車券類の乗車区間が「名古屋→東京」である場合は、予約条件として乗車区間に「名古屋→東京」を表示する。そして、顧客が選択入力することで乗車券類を予約し、発券する乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する。このように、過去の予約券または乗車券類から予約条件を生成することにより、予約条件の選択を簡単にすることができ、発券処理に時間を要することなく、乗車券類を購入することができるので、有人の窓口を利用していた顧客が、有人の窓口に行くことなく、顧客操作型端末で乗車券類を購入することできる。
上述の実施の形態においては、係員操作型端末で媒体(予約券やICカード)に予約情報を出力するようにしているが、これは、顧客操作型端末で媒体を読み取り、発券する乗車券類を表示するまでの処理時間を短くするためである。従って、顧客操作型端末で予約情報を入力、あるいは予約券やICカードの媒体識別情報を読み取り、ホストコンピュータから予約情報を読み取ってもよい。
また、顧客操作型端末でホストコンピュータとの通信は、入金完了後に行うようにしているが、上述のように予約情報を読み取る場合など、必要に応じてホストコンピュータと通信を行ってもよい。さらに、係員操作型端末から予約情報を顧客操作型端末へ伝送してもよい。この場合、顧客操作型端末を係員操作型端末と隣接して設置し、係員が顧客を顧客操作型端末に誘導して、発券する乗車券類の販売代金を決済し、乗車券類を発券する運用が考えられる。
さらに、本実施の形態においては、係員操作型で出力した予約券から予約情報を生成するようにしているが、これは使用済みの予約券が回収されるためである。従って、使用済みの予約券を回収しない、またはICカードに発券情報を記憶する運用である場合は、発券した乗車券類(利用者券やICカード)から発券情報を読み取り、本発明を同様に利用できる。
また、ICカードは、既存のICカードを利用してもよいし、ICカード発行機や、係員操作型端末または顧客操作型端末にICカード発行機能を設けて、発行したICカードを用いてもよい。
さらに、キャシュレスによる決済を行う方法として、クレジットカードを用いた場合を例にとったが、プリペイド方式やホストペイ方式、あるいはデビットカードを用いても、本発明を同様に利用できる。
さらに、以上の説明では、鉄道の発券処理システムを例にとり説明したが、各種発券処理へ応用できる。例えば、鉄道以外に、バスや船の乗車券、飛行機の航空券あるいは搭乗券といった交通機関の切符の発券に適用可能である。また、劇場や映画館などの各種優良施設や、駅などの利用入場料といった入場券の発券にも適用可能である。さらに、交通取締における違反切符などの決済などにも適用可能である。
本発明の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る発券処理システムのブロック図である。 本発明に係る係員操作型端末のブロック図である。 本発明に係る顧客操作型端末のブロック図である。 予約情報の構成図である。 発券情報の構成図である。 予約券の説明図である。 ICカードの構成図である。 利用者券の説明図である。 本発明の処理手順の実施形態を示すフローチャートである。 予約条件の選択画面の例である。
符号の説明
2 ホストコンピュータ
3 係員操作型端末
4 顧客操作型端末
5 予約情報
6 発券情報
201 通信部
202 記憶部
203 制御部
301 表示部
302 操作部
303 印字部
304 ICカード読書部
305 通信部
306 制御部
401 表示部
402 操作部
403 テンキー
404 検知センサ
405 2次元コード読取部
406 ICカード読書部
407 現金部
408 発券部
409 カード読取部
410 通信部
411 制御部

Claims (8)

  1. 発券する乗車券類の予約情報を処理する係員操作型端末であって、
    発券する乗車券類を予約する手段と、
    予約情報をホストコンピュータと通信する手段と、
    媒体に予約情報を記録する手段と、
    を有することを特徴とする係員操作型端末。
  2. 乗車券類を発券する顧客操作型端末であって、
    係員が操作する端末によって記録された媒体の情報を読み取る手段と、
    発券する乗車券類の販売代金を決済する手段と、
    ホストコンピュータと通信する手段と、
    当該乗車券類を発券する手段と、を有することを特徴とする顧客操作型端末。
  3. 係員が操作する端末を用いて媒体に予約情報を記録し、
    顧客が操作する端末を用いて前記媒体に記録された情報を読み取り、当該発券する乗車券類の販売代金を決済し、ホストコンピュータと通信を行い、前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
  4. 顧客が操作する端末を用いて係員が操作する端末にて発行された媒体から予約情報を読み取り、もしくは、乗車券類から発券情報を読み取り、
    予約情報を生成し、
    発券する乗車券類の販売代金を決済し、
    ホストコンピュータと通信を行い、
    前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
  5. 係員が操作する端末を用いて予約番号を出力し、
    ホストコンピュータにて前記予約番号と対応付けて予約情報を記憶し、
    顧客操作型端末で前記予約番号を入力し、
    ホストコンピュータから前記予約番号と対応つけて記憶した予約情報を読み取り、
    発券する乗車券類の販売代金を決済し、
    ホストコンピュータと通信を行い、
    前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
  6. 係員が操作する端末を用いて媒体識別情報を読み取り、
    ホストコンピュータで前記媒体識別情報と対応付けて予約情報を記憶し、
    顧客操作型端末で前記媒体識別情報を読み取り、
    ホストコンピュータから前記媒体識別情報と対応付けてて記憶した予約情報を読み取り、
    発券する乗車券類の販売代金を決済し、
    ホストコンピュータと通信を行い、
    前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
  7. 係員が操作する端末から顧客が操作する端末へ予約情報を伝送し、
    前記顧客が操作する端末で、発券する乗車券類の販売代金を決済し、
    ホストコンピュータと通信を行い、
    前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
  8. 請求項3〜7のいずれかに記載の発券処理方法であって、
    前記顧客が操作する端末によってホストコンピュータから予約情報を読み取り、
    発券する乗車券類の販売代金を決済し、
    ホストコンピュータと通信を行い、
    前記乗車券類を発券することを特徴とする発券処理方法。
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