JP2023078713A - 直液式筆ペン - Google Patents
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Abstract
【課題】インクを含んだ筆先が筆先収納部の内側面に触れる確率が低く、筆先収納部の内側面に付着したインクが固化し、そこに新たに浸透したインクが固化してキャップ自体汚れて見た目が悪くなることがなく、且つ、周囲を汚すおそれがなく、常にきれいな状態を保つことができる直液式筆ペンを提供することを課題とする。【解決手段】インクを貯留するインクカートリッジ1と、筆先41と、バルブユニット21と、ジョイント軸11と、ノーズピース31と、キャップ51とから成り、キャップ51は内側面に、ノーズピース11に係着した際に筆先ホルダー26を押下するリブ52を複数備え、リブ52によって筆先ホルダー26が押下されるに伴い、バルブユニット21におけるインク流路が閉じられる。【選択図】図1
Description
本発明は、直液式筆ペンに関するものであり、より詳細には、筆先に十分なインクを保有することができ、且つ、キャップの操作でインク漏れを防止することができる直液式筆ペンに関するものである。
筆ペンとしては、インクを柔軟資材製の軸に収納し、使用時に軸を押してインクを筆先に供給するタイプのものが一般的である。このタイプの場合は、保管時等に不用意に軸に圧がかかると、インクが筆先に過剰に押し出され、余剰インクがキャップ内に溜まってしまい、キャップを外した際に垂れ落ちて周囲を汚すという問題が生ずる。このような問題は、キャップを閉めた状態で攪拌操作をした場合や、温度変化によって軸内の圧力に変化が生じた場合等にも起こることである。そして、このように筆先にインクを過剰に含浸した状態では、筆記に支障をきたす。
そこで、筆先にインクを適量供給するためにバルブ機構を採用することが考えられるが、筆ペンの場合のペン先は柔らかい毛筆であるため、マーカー等において採用されている、ペン先を押してバルブを開く一般的なバルブ機構を採用することはできない。
このような問題を解決するために、本願出願人は先に、保管時等に軸に圧がかかった場合や攪拌操作をした際、あるいは、温度変化により軸内に圧力変化が生じた場合等において、筆先にインクが過剰供給されるおそれがなく、余剰インクがキャップ内に溜まるおそれがないため、周囲を汚すことなく常にきれいな状態で使用することができ、また、筆先に常に筆記に適した量のインクを供給することができる直液式筆ペンの提案をしている。
しかるに、上記提案に係る直液式筆ペンの場合、キャップはねじ込み式であるため、筆先が触れて内周面に滲んだインクが、キャップを回すことによって内周面全般に広がり、それが乾燥して粉末となって散乱し、近辺を汚すおそれがある。
上記提案に係る直液式筆ペンの場合は上述したような問題があったので、本発明はそのような問題のない、即ち、インクを含んだ筆先が筆先収納部の内側面に触れる確率が低く、触れた場合においてもそれが広がることがないため、それが粉末となって散乱して近辺を汚すおそれがなく、常にきれいな状態を保つことができる直液式筆ペンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、インクを貯留するインクカートリッジと、筆先と、前記インクカートリッジと前記筆先との間にあって、前記筆先に適量のインクを供給するバルブユニットと、下半部が前記インクカートリッジに固定され、上半部において前記バルブユニットを保持するジョイント軸と、前記ジョイント軸の上半部及び前記筆先の根元部分を被覆するノーズピースと、前記ノーズピースに押し込み係着するキャップとから成り、
前記バルブユニットは、弁ケースと、前記弁ケースの上半部内に装填されるリターンスプリングと、前記弁ケースの下半部に形成されたインク導入筒に組み付けられるカップと、前記筆先の下半部を確固と保持する筆先ホルダーとから成り、
前記キャップは内側面に、前記ノーズピースに係着した際に前記筆先ホルダーを押下するリブを複数備え、前記リブによって前記筆先ホルダーが押下されるに伴い、前記バルブユニットにおけるインク流路が閉じられることを特徴とする直液式筆ペンである。
前記バルブユニットは、弁ケースと、前記弁ケースの上半部内に装填されるリターンスプリングと、前記弁ケースの下半部に形成されたインク導入筒に組み付けられるカップと、前記筆先の下半部を確固と保持する筆先ホルダーとから成り、
前記キャップは内側面に、前記ノーズピースに係着した際に前記筆先ホルダーを押下するリブを複数備え、前記リブによって前記筆先ホルダーが押下されるに伴い、前記バルブユニットにおけるインク流路が閉じられることを特徴とする直液式筆ペンである。
一実施形態においては、前記筆先ホルダーが前記リブによって押下された際、前記筆先ホルダーの上端が前記ノーズピースの上端近くに位置する。
一実施形態においては、前記筆先ホルダーは弁芯を有する基部とその上に嵌合される筆先支持筒とから成り、前記筆先支持筒には前記筆先にインクを供給するためのインク導入口が形成され、前記筆先支持筒の前記インク導入口は小さめに形成され、その上側に前記ノーズピースの内周面との間の摺接面が広く確保される。
一実施形態においては、前記ノーズピースの内周面上端部に前記筆先支持筒に摺接する環状パッキンが配設される。
本発明に係る直液式筆ペンは上記のとおりであって、キャップの筆先収納部の内側面にリブが複数形成され、バルブ開閉のための筆先ホルダーの押下をそのリブにより行うようにしているので、インクを含んだ筆先が筆先収納部の内側面に触れにくく、触れたとしても、キャップはノーズピースに対してねじ込みではなく、押し込みによって係着されるため、回転に伴ってインクが広がることがなく、付着インクが乾燥粉末化して近辺を汚すことがなく、きれいな状態を保持し得る効果がある。
本発明を実施するための形態につき、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明においては、便宜上筆先側を上側(上端側、先端側等)として表現し、反対側を下側(下端側、後端側等)として表現してある。本発明に係る直液式筆ペンは、大別して、インク(墨)を貯留するインクカートリッジ1と、毛筆である筆先41と、インクカートリッジ1と筆先41との間にあって、筆先41に適量のインクを供給するバルブユニット21と、下半部がインクカートリッジ1に固定され、上部においてバルブユニット21を保持するジョイント軸11と、ジョイント軸11の上半部及び筆先41の下半部を被覆するノーズピース31と、ノーズピース31に押し嵌めして筆先41をカバーするキャップ51とから成る(図1,2参照)。
本発明に係る直液式筆ペンはバルブ式であるので、インクカートリッジ1は、指先で押しても凹まない硬質樹脂製とされる。インクカートリッジ1の上部には環状段部2が形成され、その環状段部2より上の部分が、縮径化されてオネジ5が切られたオネジ筒3とされる。オネジ筒3の開口部には、シールキャップ4が嵌着される(図1)。このシールキャップ4は、インクカートリッジ1をジョイント軸11の奥までねじ込むことにより、後述するジョイント軸11のインク導入管16によって突き破られる(図2,3参照)。図1における符号6は、インクカートリッジ1とジョイント軸11との間をシールする環状パッキンを示す。
ジョイント軸11は、外部に露出する太径部12と、ノーズピース31内に隠れて露見しない細径部13とから成り、その太径部12の内周面に、オネジ筒3の外周面のオネジ5に噛合するメネジ14が切られる(図1参照)。また、その細径部13内部の中間部に仕切り壁15が設けられ、仕切り壁15の中心部に下方に突出するように上記インク導入管16が形成される。上述したようにこのインク導入管16は、インクカートリッジ1をジョイント軸11の奥までねじ込むに伴い、インクカートリッジ1の上端に嵌め付けられているシールキャップ4を突き破り、以て、インクカートリッジ1内のインクをバルブユニット21内に流入させる。
バルブユニット21は、細径部13の仕切り壁15の上側の空間部17からノーズピース31の上半部にかけて組み込まれる。バルブユニット21は、空間部17内に嵌合される弁ケース22と、弁ケース22の上半部内に装填されるリターンスプリング23と、弁ケース22の下半部に形成されるインク導入筒24に組み付けられるカップ25と、筆先41の下半部を確固と保持する筆先ホルダー26とから成る。カップ25は、弁ケース22のインク導入筒24の外周面に形成されるリブ24aに嵌め付けられ、その外周面と弁ケース22の内周面との間にインク通流間隙24bが保持される(図4参照)。
筆先ホルダー26は、基部27とその上に嵌着される筆先支持筒28とから成る。基部27は、上側に筆先41の下部を嵌入保持する円筒部27aを有し、下側にリターンスプリング23の上部を巻装する弁芯27bを有する(図4,6参照)。筆先支持筒28は、筆先41の下部から中間部にかかる部分を抱持する。筆先支持筒28には、外側面から内方に向かうインク導入口29が複数開設される。
弁芯27bはテーパー部を有していて、後述する作用により筆先ホルダー26が押下されるに伴い、そのテーパー部が、インク導入筒24のインク通路24cの曲面化された上端開口縁に密着し、インク通路24cを閉塞する(図4のシール部b)。
弁芯27bに巻装されるリターンスプリング23の上面は基部27の裏面が受座となり、その下面は弁ケース22の内底面が受座となり、常時、筆先ホルダー26を上方に付勢するよう作用する。また、弁ケース22の上端開口縁は曲面化され、そこに、筆先ホルダー26が押下された際に基部27の裏面が当接し、その部位をシールする(図4のシール部a)。リターンスプリング23によって筆先ホルダー26が押し上げられている際は、シール部a,bにおけるシールが解除されてインクの通流が許容され、筆先ホルダー26がキャップ51によって押し下げられることにより、シール部a,bが閉じて、インクの通流が阻止される。
ノーズピース31は、ジョイント軸11の細径部13から筆先ホルダー26までの部分を内に収める筒状体で、その外周面中間部に環状段部32を有し、その環状段部32よりも上の部分が若干テーパー化されている。筆先ホルダー26は、ノーズピース31の上部内に摺動可能に収納される。即ち、ノーズピース31の上部内周面と筆先ホルダー26の筆先支持筒28との摺接部がシール部36となり、その部分のシールが行われ、そのシール部36よりも下側の内周面は筆先ホルダー26の外周面から少し離れ、そこにインク通流間隙35が生成される。そして、上記のとおり筆先ホルダー26の筆先支持筒28に、インク通流間隙35に向けて開口するインク導入口29が開設され、以て、インク通流間隙35内のインクは、随時インク導入口29を通って筆先41にしみ込んでいく。
このように、ノーズピース31の上部内周面と筆先支持筒28との摺接部がシール部36とされるが、インクが毛細管現象によってこのシール部36を上昇していく可能性があり、それにより、筆先部分においてインク漏れが起きるおそれがある。従って、シール部36は、できるだけ広面積にすることが好ましい。一方、インク導入口29の開口面積は、筆先41に過度にインクが供給されないよう、できるだけ小さく形成することが好ましい。図示した例では、インク導入口29は高さを押さえて横長に形成されている。
更に好ましくは、ノーズピース31の上端部をシール部36よりも延長する。即ち、筆先ホルダー26が押し下げられた際に、ノーズピース31の上端部が筆先支持筒28の上端近くにまでくるように延長する(図3,4参照)。換言すれば、筆先支持筒28の上部を被覆する壁を作る。そして、ノーズピース31上端部内に、環状パッキン34を配置する。以上のような構成とした場合は、ノーズピース31と筆先支持筒28との間隙からのインク漏れは、確実に防止される。
筆先41に被せられるキャップ51の内周面の上端から中間部にかけて、縦方向に伸びるリブ52が複数形成され、また、キャップ51の下部内周面に、突部53が複数設けられる。リブ52は、その下端面が筆先ホルダー26の筆先支持筒28の上端面に当接し、ノーズピース31に対して筆先ホルダー26を押し込むように作用するものであるが、内方への張り出し量は、筆先41に触れないように、筆先41との間に間隔を保持するよう配慮される(図4参照)。なお、リブ52の中間部より上方部分は、筆先41が先細になる分、筆先41から十分に離れる(図6参照)。
このキャップ51の場合、ノーズピース31に対して押し込んでいくと、リブ52の下端面が、筆先ホルダー26の筆先支持筒28の上端面に当接し、更に押し込むことにより、筆先ホルダー26がノーズピース31内を下降する(図4,5参照)。後述するように、このようなキャップ51の動作により、バルブが開閉制御される。
また、キャップ51をノーズピース31に対して押し込んでいくことにより、各突部53が、ノーズピース31の外周面に形成される環状の係止用突条33を乗り越えることでそこに係止され、その際、ノーズピース31の下底面が、ノーズピース31の外周面の係止用突条33の下側に形成される段部32に当たることで、キャップ51の押し込み端が規制される。また更に、キャップ51の内周面に環状隆起部54が形成され、これが筆先支持筒28の外周面に形成されるテーパー面34に沿って縦方向に摺動することで、キャップ51をノーズピース31に対してスムーズに直動させることができる。これにより、筆先41は、一層リブ52に触れにくくなる。
このように本発明に係る直液式筆ペンの場合は、キャップ51の内側面にリブ52が形成されているため、インクを含んだ筆先41の、キャップ51の内側面に対する接触面積が、従来のキャップの場合に比較してかなり減少し、且つ、キャップ51は回転させないため、キャップ51の内側面にインクが付着して乾燥粉末化するおそれがない。
上記構成の本発明に係る直液式筆ペンの場合、使用に際してキャップ51を外した図1及び図2(A)に示す状態においては、筆先ホルダー26は、常時リターンスプリング23によって押し上げられているため、シール部a、bが開放される。そこでインクカートリッジ1内のインクは、インク導入管16から空間部17内に自由に流れ込み、そこからカップ25の外周面のインク通流間隙24bを通って上昇し、カップ25の上端面上の隙間を抜けて、インク導入筒24の外周面に形成されるリブ24a間の隙間を下ってカップ25内に入り込む(図4参照)。
そして、カップ25内に入り込んだインクは、インク導入筒24のインク通路24c内を上昇し、弁ケース22の上半部及びインク通流間隙35を満たし、インク導入口29から筆先41にしみ込んでいく。かくして筆先41は、適量のインクを含んで筆記に適した状態となり、また、筆記によりインクが減少した場合は、その分自動的に補充され、常時筆記に好適な湿潤状態が保持される。インク通流間隙35を満たしたインクは、その上のシール部36によってシールされ、更には環状パッキン34によってシールされているので、そこから漏出するおそれはない。
そして、使用後キャップ51をノーズピース31に対して押し込んでいくと、やがて各リブ52の下底面が筆先ホルダー26の筆先支持筒28の上端面に当接する。そして、その後、更にキャップ51をリターンスプリング23の押し上げ力に抗して押し込むと、リブ52によって筆先支持筒28が押し込まれ、筆先ホルダー26はノーズピース31内を下降する。その動きに伴ってシール部a,bが閉じ、インク通路24cから弁ケース22内へのインクの流入が止められる。かくして、それ以後、筆先41へのインクの供給が絶たれ、筆先41に余剰インクが溜まることはない。
本発明に係る直液式筆ペンは上記のとおりであって、キャップの筆先収納部の内側面にリブが複数形成され、バルブ開閉のための筆先ホルダーの押下をそのリブにより行うようにしているので、インクを含んだ筆先が筆先収納部の内側面に触れにくく、触れたとしても、キャップはノーズピースに対してねじ込みではなく、押し込みによって係着されるため、回転に伴ってインクが広がることがなく、付着インクが乾燥粉末化して近辺を汚すことがなく、きれいな状態を保持し得る効果のあるものであって、その産業上の利用可能性は大である。
1 インクカートリッジ
11 ジョイント軸
12 太径部
13 細径部
16 インク導入管
17 空間部
21 バルブユニット
22 弁ケース
23 リターンスプリング
24 インク導入筒
26 筆先ホルダー
27 基部
28 筆先支持筒
31 ノーズピース
41 筆先
51 キャップ
52 リブ
53 突部
11 ジョイント軸
12 太径部
13 細径部
16 インク導入管
17 空間部
21 バルブユニット
22 弁ケース
23 リターンスプリング
24 インク導入筒
26 筆先ホルダー
27 基部
28 筆先支持筒
31 ノーズピース
41 筆先
51 キャップ
52 リブ
53 突部
Claims (4)
- インクを貯留するインクカートリッジと、筆先と、前記インクカートリッジと前記筆先との間にあって、前記筆先に適量のインクを供給するバルブユニットと、下半部が前記インクカートリッジに固定され、上半部において前記バルブユニットを保持するジョイント軸と、前記ジョイント軸の上半部及び前記筆先の根元部分を被覆するノーズピースと、前記ノーズピースに押し込み係着するキャップとから成り、
前記バルブユニットは、弁ケースと、前記弁ケースの上半部内に装填されるリターンスプリングと、前記弁ケースの下半部に形成されたインク導入筒に組み付けられるカップと、前記筆先の下半部を確固と保持する筆先ホルダーとから成り、
前記キャップは内側面に、前記ノーズピースに係着した際に前記筆先ホルダーを押下するリブを複数備え、前記リブによって前記筆先ホルダーが押下されるに伴い、前記バルブユニットにおけるインク流路が閉じられることを特徴とする直液式筆ペン。 - 前記筆先ホルダーが前記リブによって押下された際、前記筆先ホルダーの上端が前記ノーズピースの上端近くに位置する、請求項1に記載の直液式筆ペン。
- 前記筆先ホルダーは弁芯を有する基部とその上に嵌合される筆先支持筒とから成り、前記筆先支持筒には前記筆先にインクを供給するためのインク導入口が形成され、前記筆先支持筒の前記インク導入口は横長にして、その上側に前記ノーズピースの内周面との間の摺接面を広く確保した、請求項1又は2に記載の直液式筆ペン。
- 前記ノーズピースの内周面上端部に前記筆先支持筒に摺接する環状パッキンを配設した、請求項1乃至3のいずれかに記載の直液式筆ペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021191973A JP2023078713A (ja) | 2021-11-26 | 2021-11-26 | 直液式筆ペン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023078713A true JP2023078713A (ja) | 2023-06-07 |
Family
ID=86646314
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021191973A Pending JP2023078713A (ja) | 2021-11-26 | 2021-11-26 | 直液式筆ペン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023078713A (ja) |
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2021
- 2021-11-26 JP JP2021191973A patent/JP2023078713A/ja active Pending
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