JP2018194003A5 - バルブタイミングの制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の機関バルブ(吸気バルブまたは排気バルブ)のバルブタイミングを変更可能なバルブタイミングの制御装置に関する。
例えば、可変バルブタイミング機構の制御装置では、回転検出手段によりクランク軸に対するカム軸の回転位相を検出しつつ、可変バルブタイミング機構によって目標回転位相に近づけることにより、バルブタイミングを制御している。
特許文献1では、電動モータを用いて吸気バルブ開閉用カム軸を駆動する可変バルブタイミング機構において、上記の回転検出手段に比較して、検出頻度が高いモータ軸の回転信号(例えば、特許文献1に記載のモータ回転速度センサからの出力)を用いることにより、機関低速域での精度の良いバルブタイミング制御の実現を図っている。
特許文献1では、電動モータを用いて吸気バルブ開閉用カム軸を駆動する可変バルブタイミング機構において、上記の回転検出手段に比較して、検出頻度が高いモータ軸の回転信号(例えば、特許文献1に記載のモータ回転速度センサからの出力)を用いることにより、機関低速域での精度の良いバルブタイミング制御の実現を図っている。
本発明は、検出頻度の異なる2つの回転検出手段のいずれかに異常が発生したときに、該異常を速やかにかつ高精度に検出でき、低回転時の異常に良好に対応できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係るバルブタイミングの制御装置は、
エンジンのクランク軸の回転角に相当するクランク角信号を当該クランク軸が所定角度だけ回転する毎に出力するクランク角センサと、
前記クランク軸の回転に伴って回転する、エンジンのバルブ開閉用のカム軸であって、電動モータによって前記クランク軸に対して相対回転させられる前記カム軸の回転角に相当するカム角信号を前記カム軸が前記所定角度よりも大きい角度だけ回転する毎に出力するカムセンサと、
前記電動モータの出力軸の回転角に応じて変化する電圧信号を連続的に出力するモータ回転センサと、
前記カム角信号が出力される毎に前記クランク角信号と前記カム角信号とに基づいて前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を検出する回転位相検出手段と、
を含み、前記回転位相検出手段により検出された回転位相、又は、当該回転位相に前記モータ回転センサの出力に基づいて検出される前記回転位相の変化量を積算した値を前記エンジンの運転状態に応じた目標回転位相に近付けるように前記電動モータを駆動してバルブタイミングを変更可能なように構成されている。
そして、このバルブタイミングの制御装置は、
前記カム角信号が出力されたときに、前記回転位相検出手段により検出された回転位相の今回値と、その前回値に前記モータ回転センサの出力に基づいて検出された回転位相の変化量の前記前回値が検出されてから前記今回値が検出されるまでの間の積算値を積算した値と、に基づいて前記モータ回転センサの異常の有無を判定する異常判定手段を更に含む。
エンジンのクランク軸の回転角に相当するクランク角信号を当該クランク軸が所定角度だけ回転する毎に出力するクランク角センサと、
前記クランク軸の回転に伴って回転する、エンジンのバルブ開閉用のカム軸であって、電動モータによって前記クランク軸に対して相対回転させられる前記カム軸の回転角に相当するカム角信号を前記カム軸が前記所定角度よりも大きい角度だけ回転する毎に出力するカムセンサと、
前記電動モータの出力軸の回転角に応じて変化する電圧信号を連続的に出力するモータ回転センサと、
前記カム角信号が出力される毎に前記クランク角信号と前記カム角信号とに基づいて前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を検出する回転位相検出手段と、
を含み、前記回転位相検出手段により検出された回転位相、又は、当該回転位相に前記モータ回転センサの出力に基づいて検出される前記回転位相の変化量を積算した値を前記エンジンの運転状態に応じた目標回転位相に近付けるように前記電動モータを駆動してバルブタイミングを変更可能なように構成されている。
そして、このバルブタイミングの制御装置は、
前記カム角信号が出力されたときに、前記回転位相検出手段により検出された回転位相の今回値と、その前回値に前記モータ回転センサの出力に基づいて検出された回転位相の変化量の前記前回値が検出されてから前記今回値が検出されるまでの間の積算値を積算した値と、に基づいて前記モータ回転センサの異常の有無を判定する異常判定手段を更に含む。
本発明に係るバルブタイミングの制御装置によれば、モータ回転センサに異常が発生した場合、回転位相検出手段及びモータ回転センサの双方の検出値に基づいて速やかにかつ高精度に異常を検出することができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるバルブタイミングの制御装置を適用した車両用内燃機関101の構成図である。尚、本実施形態において、内燃機関101は、直列4気筒の4サイクル機関であるが、本例に限定されない。
図1は、本発明によるバルブタイミングの制御装置を適用した車両用内燃機関101の構成図である。尚、本実施形態において、内燃機関101は、直列4気筒の4サイクル機関であるが、本例に限定されない。
一方、電動VTC113によって変更されるクランク軸120(第1回転体)に対する吸気カム軸134(第2回転体)の回転位相、すなわち吸気バルブ105のバルブタイミングは、カムセンサ133からのカム信号PHASEとクランク角センサ117からの回転信号POSとに基づいて気筒間行程位相差毎に検出されるため、始動時(クランキング時)等の極低回転時は、フィードバック制御の制御周期に比較して回転位相の検出周期が長く、前回の制御タイミングから今回の制御タイミングの間に、検出値が更新されず、この間も変更される回転位相を精度良く検出することができない。
Claims (2)
- エンジンのクランク軸の回転角に相当するクランク角信号を当該クランク軸が所定角度だけ回転する毎に出力するクランク角センサと、
前記クランク軸の回転に伴って回転する、前記エンジンのバルブ開閉用のカム軸であって、電動モータによって前記クランク軸に対して相対回転させられる前記カム軸の回転角に相当するカム角信号を前記カム軸が前記所定角度よりも大きい角度だけ回転する毎に出力するカムセンサと、
前記電動モータの出力軸の回転角に応じて変化する電圧信号を連続的に出力するモータ回転センサと、
前記カム角信号が出力される毎に前記クランク角信号と前記カム角信号とに基づいて前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を検出する回転位相検出手段と、
を含み、前記回転位相検出手段により検出された回転位相、又は、当該回転位相に前記モータ回転センサの出力に基づいて検出される前記回転位相の変化量を積算した値を前記エンジンの運転状態に応じた目標回転位相に近付けるように前記電動モータを駆動してバルブタイミングを変更可能なように構成されたバルブタイミングの制御装置であって、
前記カム角信号が出力されたときに、前記回転位相検出手段により検出された回転位相の今回値と、その前回値に、前記モータ回転センサの出力に基づいて検出された回転位相の変化量の前記前回値が検出されてから前記今回値が検出されるまでの間の積算値を積算した値と、に基づいて前記モータ回転センサの異常の有無を判定する異常判定手段を更に含む、バルブタイミングの制御装置。 - 前記異常判定手段が前記モータ回転センサを異常であると判定した場合、前記回転位相検出手段により検出される回転位相のみに基づいて前記電動モータを駆動する制御を継続するか、又は、前記電動モータを駆動するための操作量の出力を制限するように構成されている、請求項1に記載のバルブタイミングの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140489A JP6672393B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | バルブタイミングの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140489A JP6672393B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | バルブタイミングの制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015040600A Division JP6378112B2 (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 回転検出異常診断装置及び方法とそれを用いた回転位置制御装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018194003A JP2018194003A (ja) | 2018-12-06 |
JP2018194003A5 true JP2018194003A5 (ja) | 2019-07-18 |
JP6672393B2 JP6672393B2 (ja) | 2020-03-25 |
Family
ID=64569805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018140489A Active JP6672393B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | バルブタイミングの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6672393B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4231402B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2009-02-25 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関の可変動弁制御装置 |
JP4736601B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-07-27 | トヨタ自動車株式会社 | モータ制御装置 |
JP4699310B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-06-08 | トヨタ自動車株式会社 | 可変バルブタイミング装置 |
JP4859803B2 (ja) * | 2007-10-01 | 2012-01-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動アクチュエータの制御装置 |
JP6378112B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2018-08-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転検出異常診断装置及び方法とそれを用いた回転位置制御装置 |
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2018
- 2018-07-26 JP JP2018140489A patent/JP6672393B2/ja active Active
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