JP4692339B2 - 可変動弁機構の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、機関バルブのバルブ特性を可変とする可変動弁機構と、同可変動弁機構が一定量動作するごとにパルス信号を出力する位置センサと、同位置センサから出力されるパルス信号のエッジを計数したカウント値を算出するカウント手段と、同カウント手段にて計数されたカウント値及び予め学習された基準位置に基づいて前記可変動弁機構の動作位置を検出する動作位置検出手段とを備え、その検出される動作位置が目標位置となるように前記可変動弁機構の駆動を制御する可変動弁機構の制御装置において、前記カウント手段と前記動作位置検出手段との通信が開始されるまで、前記動作位置の変化を伴う前記可変動弁機構の駆動制御を禁止することをその要旨とする。
図1に、同制御装置が適用されるエンジンについてそのシリンダヘッド周りの断面構造を示す。
同可変動弁機構14は、シリンダヘッド2に固定されて吸気カムシャフト11と平行に延びるパイプ状のロッカシャフト15、ロッカシャフト15に挿入された棒状のコントロールシャフト16、コントロールシャフト16の軸線を中心に揺動する入力アーム17、入力アーム17の揺動に基づき上記軸線を中心に揺動する出力アーム18等を備えている。
各位置センサS1,S2は、ブラシレスモータ47の回転時、同モータ47のロータと一体回転する48極の多極マグネットの磁気に応じて、図3(a)及び(b)に示されるようなパルス状の信号、すなわちハイ信号「H」とロー信号「L」とを交互に出力するものである。また、各位置センサS1,S2からのパルス信号は、互いに位相をずらした状態で出力されるようになっており、モータ正回転時には位置センサS1からのパルス信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジがそれぞれ、位置センサS2からのパルス信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジよりも先に生じる。すなわち、こうしたパルス信号の波形が得られるように上記ロータに対する各位置センサS1,S2の周方向位置が定められている。なお、各位置センサS1,S2の内の一方のセンサから出力されるパルス信号のエッジは、ブラシレスモータ47の7.5°回転毎に発生している。また、上記一方のセンサからのパルス信号は、他方のセンサからのパルス信号に対し、ブラシレスモータ47の3.75°回転分だけ位相をずらした状態となっている。従って、位置センサS1,S2からのパルス信号のエッジ間隔は3.75°となっている。
電源供給部32は、上記出力ポートを介してブラシレスモータ47に電力供給を行う。より詳細には、演算部33から出力される切換信号に応じてブラシレスモータ47の各通電相(U相、V相、W相)に対する電力供給を行う。
・自動車の運転者によって踏み込み操作されるアクセルペダルの踏み込み量(アクセル操作量ACCP)を検出するアクセルセンサ51。
・上記吸気通路7を介して燃焼室6に吸入される空気の量、すなわち吸入空気量GAを検出するエアフロメータ53。
・自動車の運転者により切り換え操作され、現在の切換位置に対応した信号を出力するイグニッションスイッチ55。
図3において、(a)、(b)は、ブラシレスモータ47の回転時において、位置センサS1、S2から出力されるパルス信号の波形パターンを示している。また、(c)、(d)は、ブラシレスモータ47の回転時において、位置カウント値P及びストロークカウント値Sがどのように推移するのかを示している。
(1)可変動弁機構14の相対移動量に相当する位置カウント値Pを算出するセンサ信号処理部31と、その位置カウント値Pを受信して可変動弁機構14の動作位置(ストロークカウント値S)を算出する演算部33との通信が開始されるまで、動作位置の変化を伴う可変動弁機構14の駆動を禁止するようにしている。換言すれば、可変動弁機構14の動作位置検出が可能になるまで、動作位置の変化を伴う可変動弁機構14の駆動を禁止するようにしている。従って、検出される動作位置が目標位置となるように可変動弁機構14の駆動を制御する場合にあって、動作位置検出が可能となる前に可変動弁機構14の駆動制御が開始されるといったことがなくなる。逆にいえば、正確な動作位置情報が検出されるようになってから、動作位置の変化を伴う可変動弁機構14の駆動制御が開始されるようになる。そのため、上記センサ信号処理部31と上記演算部33とを備え、検出された動作位置が目標位置となるように可変動弁機構14の駆動を制御するモータ用制御装置30に対して電源供給が開始された直後に生じやすい当該可変動弁機構14の不安定な動作を抑えることができるようになる。そして、その結果、可変動弁機構14の不安定な動作に起因して発生する上記不具合、例えば不要な機関出力の増大やノッキングの発生、あるいは可変動弁機構14の破損といった不具合の発生も抑えることができる。
・図6に示したステップS220の処理、すなわち可変動弁機構14の動作位置を一定位置に保持する処理を省略し、動作位置の変化を伴う可変動弁機構14の駆動制御を禁止する際には、ブラシレスモータ47への電力供給を禁止するようにしてもよい。この場合にも、モータ用制御装置30に対して電源供給が開始されてからセンサ信号処理部31と演算部33との通信が開始されるまでの間で生じやすい可変動弁機構14の不安定な動作を抑えることができる。
・上記実施形態では、可変動弁機構14にて吸気バルブ9のバルブ特性を変更するようにしたが、排気バルブ10のバルブ特性を変更する場合、あるいは吸気バルブ9及び排気バルブのバルブ特性を変更する場合にも、本発明は同様に適用することができる。
Claims (3)
- 機関バルブのバルブ特性を可変とする可変動弁機構と、同可変動弁機構が一定量動作するごとにパルス信号を出力する位置センサと、同位置センサから出力されるパルス信号のエッジを計数したカウント値を算出するカウント手段と、同カウント手段にて計数されたカウント値及び予め学習された基準位置に基づいて前記可変動弁機構の動作位置を検出する動作位置検出手段とを備え、その検出される動作位置が目標位置となるように前記可変動弁機構の駆動を制御する可変動弁機構の制御装置において、
前記カウント手段と前記動作位置検出手段との通信が開始されるまで、前記動作位置の変化を伴う前記可変動弁機構の駆動制御を禁止する
ことを特徴とする可変動弁機構の制御装置。 - 前記動作位置の変化を伴う前記可変動弁機構の駆動制御が禁止されている間は、同可変動弁機構の動作位置を一定位置に保持する
請求項1に記載の可変動弁機構の制御装置。 - 機関停止後に前記可変動弁機構の駆動が停止されたときの当該可変動弁機構の動作位置を前記基準位置として学習する
請求項1または2に記載の可変動弁機構の制御装置。
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