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JP2015060087A - プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法 - Google Patents

プロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法 Download PDF

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JP2015060087A JP2013193902A JP2013193902A JP2015060087A JP 2015060087 A JP2015060087 A JP 2015060087A JP 2013193902 A JP2013193902 A JP 2013193902A JP 2013193902 A JP2013193902 A JP 2013193902A JP 2015060087 A JP2015060087 A JP 2015060087A
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Abstract

【課題】スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能なプロジェクターシステムを提供する。
【解決手段】プロジェクターシステム100の第1のプロジェクター101は、第1の画像データG1にユーザーH1により入力される電子ペン40のペン操作情報D1に基づく描画データB1を重畳してスクリーンSC1に投写するとともに、ペン操作情報D1を第2のプロジェクター102に送信し、第2のプロジェクター102は、第2の画像データG2に第1のプロジェクター101から受信したペン操作情報D1に基づく描画データB2を重畳してスクリーンSC2に投写する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のプロジェクターから構成されるプロジェクターシステム、およびプロジェクターシステムの制御方法に関する。
学校の授業やプレゼンテーションなどで、プロジェクターにより投写した画像に文字や図形を書きこんで説明したいことがある。この場合、プロジェクターに接続されて画像データを入力するパーソナルコンピューター(パソコン)の画面上でマウスなどのポインディングデバイスを操作し、文字や図形を入力する方法がある。
特許文献1では、スクリーン上に投写した画像上で電子ペン(ペン型の入力装置)を操作し、文字や図形を書きこむ電子黒板システムが開示されている。
特許文献2では、複数のプロジェクターと発光ペンを備え、いずれかのプロジェクターが検出したペン位置にオブジェクトを描画するインタラクティブシステムが開示されている。
特開2011−140154号公報 特開2012−221445号公報
しかしながら、特許文献1の電子黒板システムや、特許文献2のインタラクティブシステムでは、ユーザーはスクリーン上の手が届く範囲にしか電子ペンで描画することはできない。そのため、大勢の観衆が視聴するような大きなスクリーンに画像を投写する場合には、スクリーンの全ての領域に描画することはできないという課題があった。また、手が届かない位置にスクリーンが設置される場合には描画することができないという課題があった。
従って、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能なプロジェクターシステムおよびプロジェクターシステムの制御方法が要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターシステムは、第1の画像データが入力される第1の画像入力手段を有する第1のプロジェクターと、第2の画像データが入力される第2の画像入力手段を有する第2のプロジェクターとを備え、前記第1のプロジェクターは、前記第1の画像入力手段から入力された前記第1の画像データ、および電子ペンにより入力される描画データを重畳して変調して投写し、前記描画データを前記第2のプロジェクターに送信し、前記第2のプロジェクターは、前記第2の画像入力手段から入力された前記第2の画像データ、および前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データを重畳して変調して投写することを特徴とする。
本適用例によれば、第1のプロジェクターの投写画面上に電子ペンで描画した画像を、第2のプロジェクターの投写画像に重畳させて投写することができる。従って、1つのプロジェクター(第1のプロジェクター)の投写画像に電子ペンにより描画を行ったとき、他のプロジェクター(第2のプロジェクター)の投写画像にこの描画を反映させることができる。従って、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能となる。
例えば、電子ペンによる描画は、第1のプロジェクターの投写面となるスクリーン全体に手が届く小さなスクリーン上で行い、この描画データが重畳された画像を、第2のプロジェクターの投写面となるスクリーン全体には手が届かない大きなスクリーン(または、手が届かない位置に設置されるスクリーン)に投写することができる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターシステムにおいて、前記第2のプロジェクターは、前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データに対して所定の変更を行い、前記第2の画像データに重畳して投写することが好ましい。
本適用例によれば、第1のプロジェクターの投写画面上に電子ペンで描画した画像を、第2のプロジェクターの投写画像に重畳させる際に、描画データに予め設定された変更を加えることができるので、描画線の太さ、色などをスクリーンの大きさや設置場所などに合わせて変更することができる。
[適用例3]本適用例に係るプロジェクターシステムは、画像入力手段に入力される画像データを変調して投写する複数のプロジェクターを有するプロジェクターシステムであって、前記複数のプロジェクターのそれぞれは、電子ペンにより入力される描画データを他のプロジェクターに送信する第1モードと、前記描画データを他のプロジェクターより受信する第2モードとのいずれかを設定するモード設定手段を備え、当該プロジェクターが前記第1モードに設定されているときは前記描画データを前記画像データに重畳して投写し、当該プロジェクターが前記第2モードに設定されているときは、他のプロジェクターから受信した前記描画データを前記画像データに重畳して投写することを特徴とする。
本適用例によれば、それぞれのプロジェクターが、第1モードと第2モードとを備え、モード設定手段により、第1モードと第2モードとのいずれかに設定できる。これにより、プロジェクターを第1モードで使用するか第2モードで使用するかの設定の自由度が向上し、プロジェクターシステムの利便性が向上する。
また、第1モードに設定されたプロジェクターの投写画面上に電子ペンで描画した画像を、第2モードに設定された別のプロジェクターの投写画像に重畳させることができるため、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能となる。
例えば、スクリーン全体に手が届く小さなスクリーンに投写するプロジェクターを第1モードで使用し、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーン(または、手が届かない位置に設置されるスクリーン)に投写するプロジェクターを第2モードで使用する。これにより、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーン(または、手が届かない位置に設置されるスクリーン)に描画することができる。
[適用例4]本適用例に係るプロジェクターシステムの制御方法は、第1の画像データが入力される第1の画像入力手段を有する第1のプロジェクターと、第2の画像データが入力される第2の画像入力手段を有する第2のプロジェクターとを備えたプロジェクターシステムの制御方法であって、前記第1のプロジェクターにおいて、前記第1の画像入力手段から入力された前記第1の画像データ、および電子ペンにより入力される描画データを重畳して変調して投写する第1の投写ステップと、前記描画データを前記第2のプロジェクターに送信する送信ステップと、を有し、前記第2のプロジェクターにおいて、前記第1のプロジェクターから前記描画データを受信する受信ステップと、前記第2の画像入力手段から入力された前記第2の画像データ、および前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データを重畳して変調して投写する第2の投写ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、第1のプロジェクターの投写画面上に電子ペンで描画した画像を、第2のプロジェクターの投写画像に重畳させて投写することができる。従って、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能となる。
例えば、電子ペンによる描画は、第1のプロジェクターの投写面となるスクリーン全体に手が届く小さなスクリーン上で行い、この描画データが重畳された画像を、第2のプロジェクターの投写面となるスクリーン全体には手が届かない大きなスクリーン(または、手が届かない位置に設置されるスクリーン)に投写することができる。
実施形態に係るプロジェクターシステムの使用状態を示す図。 プロジェクターシステムの回路構成を示すブロック図。 プロジェクターシステムの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクターシステム100の使用状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクターシステム100は、2つのプロジェクター101,102と、電子ペン40とを有して構成される。一方のプロジェクター101は、投写面(スクリーンSC1)上でのユーザーH1による電子ペン40のペン操作情報D1を検出して描画データB1を生成し、映像機器V1より入力される画像データG1に描画データB1を重畳してスクリーンSC1に投写する。併せて、プロジェクター101は、ケーブルCA1を介してペン操作情報D1をプロジェクター102に送信する。他方のプロジェクター102は、受信したペン操作情報D1に基づく描画データB2を生成し、映像機器V2より入力される画像データG2に描画データB2を重畳して投写面(スクリーンSC2)に投写する。
なお、本実施形態では、スクリーンSC1は、例えば、スクリーン全体に手が届く小さなスクリーンであり、スクリーンSC2は、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーン、または手が届かない位置に設置されるスクリーンとしている。
図1において、ペン操作情報D1は、電子ペン40が移動した座標情報、線の太さ、色などの情報であり、これらに基づいて描画データB1,B2が生成される。
なお、図1において、一方のプロジェクター101が第1のプロジェクター、他方のプロジェクター102が第2のプロジェクターに相当する。
また、プロジェクター101,102には、同じ映像機器の画像データが入力されるようにしてもよい。
図2は、本実施形態のプロジェクターシステム100の一方のプロジェクター101の回路構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、他方のプロジェクター102もプロジェクター101の回路構成と同様に構成されている。
図2に示すように、プロジェクター101は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、ペン操作検出手段25、通信手段26、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらはプロジェクター101の筐体の内部または外面に配置されている。
画像投写手段10は、光源11、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、変調された画像を投写レンズ13から投写することによってスクリーンSC等の投写面に投写画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像データに応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写され投写画像となる。
本実施形態では、光源として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター101を例示したが、本発明は、光源としてLED(Light emitting diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
制御手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター101の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。
制御手段20は、電子ペン40によるペン操作情報D1を他方のプロジェクター102に送信する第1モード、または他方のプロジェクター102からペン操作情報を受信する第2モード、のいずれかを設定するモード設定手段201を含んで構成される。プロジェクター101が第1モードに設定されているときは、第1のプロジェクターとして、第2モードに設定されているときは第2のプロジェクターとして動作する。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター101の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター101の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態では、受信した電子ペン40のペン操作情報に対する変更内容を定義する描画変更情報211が記憶される。変更内容としては描画する線の太さ、色などがある。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター101に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、画像信号入力手段18に入力される複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、各種設定を決定するための決定キー、設定中の画面を戻すためのエスケープキー等がある。入力操作手段23は、ユーザーが電子ペン40で描画した画像の変更操作も行う。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、および消灯を切り替える。
通信手段26は、制御手段20の指示に基づき、他方のプロジェクター102と通信し、電子ペン40のペン操作情報を送信または受信する。
画像信号入力手段18は、第1の画像入力手段、および第2の画像入力手段に相当するものであり、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報(画像データともいう)が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。なお、画像信号入力手段18は、無線通信や光通信などの受信部を備え、外部機器から無線によって画像信号を入力する構成にしてもよい。なお、画像信号入力手段18から入力される画像データが第1の画像データ、および第2の画像データに相当する。
画像信号処理手段17は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像データに変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R)、緑(G)、青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像データをOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像情報が合成された画像データは、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像データを、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14が、OSD処理手段16より入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、画像データに応じた画像光が投写レンズ13より投写され、スクリーンSCの投写面に投写画像が表示される。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター101の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
ペン操作検出手段25は、撮像素子(図示省略)などで構成され、制御手段20の指示に基づいて、電子ペン40の操作位置(座標)、および各スイッチの押下状態などのペン操作状態を検出し、検出したペン操作情報D1を制御手段20に通知する。
なお、第2のプロジェクター、または第2モード専用で動作するプロジェクターの場合は、ペン操作検出手段25は搭載しなくても良い。
次に、本実施形態のプロジェクターシステム100の動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。図3は、プロジェクターシステム100を構成するプロジェクター101,102の動作を示すフローチャートであり、同図(a)は第1モードでの動作、同図(b)は第2モードでの動作を示す。なお、第1モードでの動作は、第1のプロジェクターの動作、第2モードでの動作は第2のプロジェクターの動作に相当する。
なお、それぞれのプロジェクター101,102は、第1モードと第2モードとを備え、モード設定手段201により、いずれかのモードに設定できる。本実施形態では、プロジェクター101は第1モードに設定され、プロジェクター102は第2モードに設定されているとして説明する。なお、プロジェクター102の回路構成は、プロジェクター101の回路構成と同様に構成されている。そのため、構成部の符号も同様として以降説明する。
[第1モードの動作]
図3(a)に示すように、第1モードに設定されたプロジェクター101は、ペン操作検出手段25により電子ペン40によるペン操作を検出すると(ステップS101)、制御手段20は、検出したペン操作情報D1に基づく描画データB1を生成し(ステップS102)、ステップS103に遷移する。
ステップS103において制御手段20は、ステップS102において生成した描画データB1を、画像信号入力手段18から入力される画像データG1に重畳し、画像投写手段10により投写し、ステップS104に遷移する。ステップS103が第1の投写ステップに相当する。
ステップS104において制御手段20は、ステップS101において検出したペン操作情報D1を、通信手段26を介して他方のプロジェクター102に送信し、ステップS105に遷移する。ステップS104が送信ステップに相当する。
ステップS105において本動作フローを終了する。
[第2モードの動作]
図3(b)に示すように、第2モードに設定されたプロジェクター102は、通信手段26によりペン操作情報D1を受信すると(ステップS201)、制御手段20は、受信したペン操作情報D1に対し、描画変更情報211で定義される変更を加えて描画データB2を生成し(ステップS202)、ステップS203に遷移する。ステップS201が受信ステップに相当する。
ステップS203において制御手段20は、ステップS202において生成した描画データB2を、画像信号入力手段18から入力される画像データG2に重畳し、画像投写手段10により投写し、ステップS204に遷移する。ステップS203が第2の投写ステップに相当する。
ステップS204において本動作フローを終了する。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、一方のプロジェクター101(第1のプロジェクター)の投写画面上に電子ペン40で描画した画像を、他方のプロジェクター102(第2のプロジェクター)の投写画像に重畳させて投写することができる。言い換えると、第1のプロジェクターの投写画面に電子ペン40により描画を行ったとき、第2のプロジェクターの投写画像にこの描画を反映させることができる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、電子ペン40による描画は、プロジェクター101(第1のプロジェクター)の投写面として設定されるスクリーン全体に手が届く小さなスクリーンSC1上で行う。そして、この電子ペン40による描画データが重畳された画像を、プロジェクター102(第2のプロジェクター)の投写面として設定されるスクリーン全体には手が届かない大きなスクリーンSC2(または、手が届かない位置に設置されるスクリーンSC2)に投写する。これにより、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーンSC2(または、手が届かない位置に設置されるスクリーンSC2)に描画することができる。従って、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能となる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、プロジェクター101の投写画面上に電子ペン40で描画した画像を、プロジェクター102の投写画像に重畳させる際に、描画変更情報211で定義される変更を加えて描画データを生成することができるので、描画線の太さ、色などをスクリーンの大きさや設置場所などに合わせて変更することができる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、2つのプロジェクター101,102が、第1モードと第2モードとを備え、モード設定手段201により、第1モードと第2モードとのいずれかに設定できる。これにより、プロジェクター101,102を第1モードで使用するか第2モードで使用するかの設定の自由度が向上し、プロジェクターシステム100の利便性が向上する。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、第1モードに設定されたプロジェクター101の投写画面上に電子ペン40で描画した画像を、第2モードに設定された別のプロジェクター102の投写画像に重畳させることができる。言い換えると、第1モードに設定されたプロジェクターの投写画面に電子ペン40により描画を行ったとき、第2モードに設定されたプロジェクターの投写画像にこの描画を反映させることができる。
本実施形態のプロジェクターシステム100によれば、スクリーン全体に手が届く小さなスクリーンSC1に投写するプロジェクター101を第1モードで使用し、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーンSC2(または、手が届かない位置に設置されるスクリーンSC2)に投写するプロジェクター102を第2モードで使用する。これにより、スクリーン全体には手が届かない大きなスクリーンSC2(または、手が届かない位置に設置されるスクリーンSC2)に描画することができる。従って、スクリーンの大きさやスクリーンの設置位置に左右されずに描画することが可能となる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上述した実施形態において、プロジェクターシステム100を3つ以上のプロジェクターから構成されるプロジェクターシステムに適用することができる。この場合、1つのプロジェクターを第1のプロジェクターとし、他のプロジェクターを第2のプロジェクターとして動作させることでよい、また、それぞれのプロジェクターを第1モードと第2モードとのいずれかに設定して使用することでよい。これにより、上記と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
上述した実施形態において、第2モードに設定されたプロジェクターが受信したペン操作情報を、通信手段26を介し、第2モードに設定された他のプロジェクターに送信するようにしてもよい。つまり、複数のプロジェクターをカスケード接続し、先頭のプロジェクターが第1モード、2番目以降のプロジェクターが第2モードに設定され、先頭のプロジェクターが検出したペン操作が2番目以降のプロジェクターに送信され、同じように描画データを投写させることができる。
100…プロジェクターシステム、101,102…プロジェクター、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、201…モード設定手段、21…記憶手段、211…描画変更情報、22…光源制御手段、23…入力操作手段、25…ペン操作検出手段、26…通信手段、30…電源端子、31…電源部、40…電子ペン、SC1,SC2…スクリーン。

Claims (4)

  1. 第1の画像データが入力される第1の画像入力手段を有する第1のプロジェクターと、第2の画像データが入力される第2の画像入力手段を有する第2のプロジェクターとを備え、
    前記第1のプロジェクターは、前記第1の画像入力手段から入力された前記第1の画像データ、および電子ペンにより入力される描画データを重畳して変調して投写し、前記描画データを前記第2のプロジェクターに送信し、
    前記第2のプロジェクターは、前記第2の画像入力手段から入力された前記第2の画像データ、および前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データを重畳して変調して投写することを特徴とするプロジェクターシステム。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターシステムであって、
    前記第2のプロジェクターは、前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データに対して所定の変更を行い、前記第2の画像データに重畳して投写することを特徴とするプロジェクターシステム。
  3. 画像入力手段に入力される画像データを変調して投写する複数のプロジェクターを有するプロジェクターシステムであって、
    前記複数のプロジェクターのそれぞれは、電子ペンにより入力される描画データを他のプロジェクターに送信する第1モードと、前記描画データを他のプロジェクターより受信する第2モードとのいずれかを設定するモード設定手段を備え、
    当該プロジェクターが前記第1モードに設定されているときは前記描画データを前記画像データに重畳して投写し、
    当該プロジェクターが前記第2モードに設定されているときは、他のプロジェクターから受信した前記描画データを前記画像データに重畳して投写することを特徴とするプロジェクターシステム。
  4. 第1の画像データが入力される第1の画像入力手段を有する第1のプロジェクターと、第2の画像データが入力される第2の画像入力手段を有する第2のプロジェクターとを備えたプロジェクターシステムの制御方法であって、
    前記第1のプロジェクターにおいて、
    前記第1の画像入力手段から入力された前記第1の画像データ、および電子ペンにより入力される描画データを重畳して変調して投写する第1の投写ステップと、
    前記描画データを前記第2のプロジェクターに送信する送信ステップと、を有し、
    前記第2のプロジェクターにおいて、
    前記第1のプロジェクターから前記描画データを受信する受信ステップと、
    前記第2の画像入力手段から入力された前記第2の画像データ、および前記第1のプロジェクターから受信した前記描画データを重畳して変調して投写する第2の投写ステップと、
    を有することを特徴とするプロジェクターシステムの制御方法。
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