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JP2015045820A - フィルム貼合装置、光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法 - Google Patents

フィルム貼合装置、光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法 Download PDF

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JP2015045820A JP2013178232A JP2013178232A JP2015045820A JP 2015045820 A JP2015045820 A JP 2015045820A JP 2013178232 A JP2013178232 A JP 2013178232A JP 2013178232 A JP2013178232 A JP 2013178232A JP 2015045820 A JP2015045820 A JP 2015045820A
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和範 岸▲崎▼
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Tatsuya Tsuchioka
達也 土岡
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Abstract

【課題】パネルに対するフィルムの貼合精度を高めることができるフィルム貼合装置を提供する。【解決手段】パネルPが載置される載置面40aを有するステージ40と、パネルPに設けられたアライメントマークPmの位置を検出する位置検出機構70とを備え、位置検出機構70は、載置面40a上のパネルPに対して照明光を照射する照明部71と、照明光が照射された位置の画像を撮像する撮像部72と、画像を処理してアライメントマークPmの位置を検出する画像処理部73とを有し、載置面40aのアライメントマークPmと対向する位置には、照明光の反射率を下げる低反射部74が設けられている。【選択図】図12

Description

本発明は、フィルム貼合装置、光学表示デバイスの生産システム及び光学表示デバイスの生産方法に関する。
近年開発されたFPR(Film Patterned Retarder)方式の3D(3次元)液晶表示装置では、左眼に対応した映像と右眼に対応した映像とを同時に表示しながら、偏光眼鏡を通して3D映像を見ることが可能である。
このような3D液晶表示装置では、液晶表示パネルの表面側にFPRフィルムが貼合されている。FPRフィルムは、液晶表示パネルの複数の画素列に対応した複数の偏光パターン列を有している。複数の偏光パターン列は、偏光方向を互いに異ならせた左眼用の偏光パターン列と、右眼用の偏光パターン列とが交互に並ぶことによって構成されている。左眼用の偏光パターン列は、左眼に対応した画像を形成する画素列に対応して設けられている。右眼用の偏光パターン列は、右眼に対応した画像を形成する画素列に対応して設けられている。
液晶表示パネルにFPRフィルムを貼り合わせる際は、液晶表示パネルの大きさに合わせてカットされたFPRフィルムを貼合ローラの外周面に転写した後、液晶表示パネル上で貼合ローラを回転させながら、貼合ローラの外周面に保持されたFPRフィルムを液晶表示パネルに転写することが行われる。
このとき、複数の偏光パターン列の各境界線が複数の画素列の各間に位置するように、FPRフィルムを液晶表示パネルに精度良く貼合させる必要がある。この境界線が画素列の間から外れてしまうと、左右の眼の映像に反対側の眼の映像を混入するといったクロストークの原因となる。
特開平2−308217号公報 特開2003−98520号公報 特開2010−197434号公報
フィルム貼合装置では、FPRフィルムを液晶表示パネルに精度良く貼合するために、液晶表示パネルに設けられたアライメントマークの位置を検出カメラで検出し、この検出結果に基づいて、貼合ローラに保持されたFPRフィルムと、液晶表示パネルとの位置合わせ(アライメント調整)を行っている。
アライメントマークの位置を検出する際は、液晶表示パネルに照明光を照射し、照明光が照射された位置の画像を検出カメラで撮像した後、この画像を処理してアライメントマークの位置を特定する。しかしながら、従来のフィルム貼合装置では、液晶表示パネルが載置される載置面の表面に発生した加工傷などによって、アライメントマークの位置検出精度が低下することがあった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、パネルに対するフィルムの貼合精度を高めることができるフィルム貼合装置、並びにそのようなフィルム貼合装置を備えた光学表示デバイスの生産システム、そのようなフィルム貼合装置を用いた光学表示デバイスの生産方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1の態様に従えば、パネルの一面にフィルムを貼合するフィルム貼合装置であって、前記パネルが載置される載置面を有するステージと、前記フィルムを保持する保持面を有する貼合部材と、前記パネルに設けられたアライメントマークの位置を検出する位置検出機構と、前記位置検出機構からの検出結果に基づいて、前記載置面上のパネルに対して前記貼合部材を相対移動させることにより、前記保持面に保持されたフィルムを前記パネルの所定領域に転写する移動操作機構と、を備え、前記位置検出機構が、前記載置面上のパネルに対して照明光を照射する照明部と、前記照明光が照射された位置の画像を撮像する撮像部と、前記画像を処理して前記アライメントマークの位置を検出する画像処理部とを有し、前記載置面の前記アライメントマークと対向する位置に、前記照明光の反射率を下げる低反射部が設けられていることを特徴とするフィルム貼合装置が提供される。
また、前記第1の態様では、前記低反射部が、前記載置面上に設けられた低反射部材である構成であってもよい。
また、前記第1の態様では、前記低反射部材の厚みが、前記載置面と前記パネルとの間に形成される隙間よりも小さいことが好ましい。
また、前記第1の態様では、前記低反射部が、前記載置面の表面を処理した低反射面である構成であってもよい。
また、前記第1の態様では、前記低反射部が、前記載置面に設けられた凹部又は孔部である構成であってもよい。
また、本発明の第2の態様に従えば、光学表示パネルに光学フィルムを貼合してなる光学表示デバイスの生産システムであって、前記光学表示パネルに前記光学フィルムを貼合するフィルム貼合装置を備え、前記フィルム貼合装置が、前記第1の態様の何れかのフィルム貼合装置であることを特徴とする光学表示デバイスの生産システムが提供される。
また、本発明の第3の態様に従えば、光学表示パネルに光学フィルムを貼合してなる光学表示デバイスの生産方法であって、前記光学表示パネルに前記光学フィルムを貼合するフィルム貼合工程を含み、前記フィルム貼合工程において、前記第1の態様の何れかのフィルム貼合装置を用いることを特徴とする光学表示デバイスの生産方法が提供される。
また、前記第3の態様では、前記光学表示パネルが、複数の画素列を有する画像表示パネルであり、前記光学フィルムが、前記複数の画素列に対応した複数の偏光パターン列を有するパターン化位相差フィルムであり、前記フィルム貼合工程において、前記複数の偏光パターン列の各境界線が前記複数の画素列の各間に位置するように、前記パターン化位相差フィルムを前記画像表示パネルに貼合する方法であってもよい。
以上のように、本発明によれば、アライメントマークの位置検出精度を高めることができるため、フィルム貼合装置のパネルに対するフィルムの貼合精度を高めることができる。したがって、そのようなフィルム貼合装置を備えた光学表示デバイスの生産システム、及び、そのようなフィルム貼合装置を用いた光学表示デバイスの生産方法では、光学表示パネルに対する光学フィルムの貼合精度を高めることによって、表示品質に優れた光学表示デバイスを生産することが可能となる。
液晶表示パネルの構成を示す平面図である。 図1中に示す切断線A−Aによる液晶表示パネルの断面図である。 光学フィルムを構成する光学シートの断面図である。 フィルム貼合システムの構成を示す平面図である。 フィルム貼合システムの構成を示す側面図である。 フィルム貼合装置の構成を示す側面図である。 フィルム貼合装置のハーフカットから貼合ローラが光学フィルムを保持するまで動作を説明するための側面図である。 フィルム貼合装置の液晶表示パネルと光学フィルムとのアライメント調整を説明するための平面模式図である。 フィルム貼合装置の貼合ローラが光学フィルムを液晶表示パネルに貼合するまでの動作を説明するための側面図である。 第3の光学フィルムと液晶表示パネルの表示領域とを示す平面図である。 第3の光学フィルムが液晶表示パネルの表示領域に貼合された状態を示す平面図である。 位置検出機構の構成を示す模式図である。 低反射部がない場合のアライメントマークの画像を示す写真である。 低反射部がある場合のアライメントマークの画像を示す写真である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、光学表示デバイスの生産システムとして、その一部を構成するフィルム貼合システムについて説明する。
フィルム貼合システムは、例えば液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどといったパネル状の光学表示部品(光学表示パネル)に、例えば偏光フィルムや位相差フィルム、輝度上昇フィルムなどといったフィルム状の光学部材(光学フィルム)を貼合するものである。フィルム貼合システムは、このような光学表示部品や光学部材を含む光学表示デバイスを生産する生産システムの一部を構成している。
本実施形態では、光学表示デバイスとして透過型の液晶表示装置を例示している。透過型の液晶表示装置は、液晶表示パネルと、バックライトとを概略備えている。この液晶表示装置では、バックライトから出射された照明光を液晶表示パネルの裏面側から入射し、液晶表示パネルにより変調された光を液晶表示パネルの表面側から出射することによって、画像を表示することが可能である。
(光学表示デバイス)
先ず、光学表示デバイスとして、図1及び図2に示す液晶表示パネルPの構成について説明する。なお、図1は、液晶表示パネルPの構成を示す平面図である。図2は、図1中に示す切断線A−Aによる液晶表示パネルPの断面図である。なお、図2では、断面を示すハッチングの図示を省略している。
液晶表示パネルPは、図1及び図2に示すように、第1の基板P1と、第1の基板P1に対向して配置された第2の基板P2と、第1の基板P1と第2の基板P2との間に配置された液晶層P3とを概略備えている。
第1の基板P1は、平面視で長方形状を為す透明基板からなる。第2の基板P2は、第1の基板P1よりも比較的小形の長方形状を為す透明基板からなる。液晶層P3は、第1の基板P1と第2の基板P2との間の周囲をシール材(図示せず。)で封止し、シール材によって囲まれた平面視で長方形状を為す領域の内側に配置されている。液晶表示パネルPでは、平面視で液晶層P3の外周の内側に収まる領域を表示領域P4とし、この表示領域P4の周囲を囲む外側の領域を額縁部Gとする。
液晶表示パネルPの裏面(バックライト側)には、偏光フィルムとしての第1の光学フィルムF11が貼合されている。液晶表示パネルPの表面(表示面側)には、偏光フィルムとしての第2の光学フィルムF12と、この第2の光学フィルムF12に重ねてFPRフィルム(パターン化位相差フィルム)としての第3の光学フィルムF13とが貼合されている。以下、第1、第2及び第3の光学フィルムF11,F12,F13を光学フィルムF1Xと総称することがある。
(光学フィルム)
次に、図3に示す光学フィルムF1Xを構成する光学シートFXの一例について説明する。なお、図3は、光学シートFXの構成を示す断面図である。なお、図3では、断面を示すハッチングの図示を省略している。
光学フィルムF1Xは、図3に示す長尺帯状の光学シートFXから所定の長さのシート片を切り出すことによって得られる。具体的に、この光学シートFXは、基材シートF4と、基材シートF4の一方の面(図3中の上面)に設けられた粘着層F5と、粘着層F5を介して基材シートF4の一方の面に設けられたセパレートシートF6と、基材シートF4の他方の面(図3中の下面)に設けられた表面保護シートF7とを有する。
基材シートF4は、例えば偏光フィルムの場合、偏光子F4aを一対の保護フィルムF4b,F4cが挟み込む構造を有している。粘着層F5は、基材シートF4を液晶表示パネルPに貼着するものである。セパレートシートF6は、粘着層F5を保護するものであり、光学シートFXからシート片(光学フィルムF1X)を切り出す際に粘着層F5から剥離される。以下、光学フィルムF1XからセパレートシートF6を除いた部分(光学フィルムF1Xとなる部分)を貼合シートF8という。表面保護シートF7は、基材シートF4の表面を保護するものであり、基材シートF4が液晶表示パネルPに貼着された後に、基材シートF4の表面から剥離される。
なお、基材シートF4については、一対の保護フィルムF4b,F4cのうち何れか一方を省略した構成としてもよい。例えば、粘着層F5側の保護フィルムF4bを省略して、偏光子F4aに粘着層F5が直接設けられた構成とすることができる。また、表面保護シートF7側の保護フィルムF4cには、例えば、液晶表示パネルPの最外面を保護するハードコート処理や、防眩効果が得られるアンチグレア処理などの表面処理が施されていてもよい。また、基材シートF4については、上述した積層構造のものに限らず、単層構造のものであってもよい。また、表面保護シートF7については、省略することも可能である。
(フィルム貼合システム)
次に、図4及び図5に示すフィルム貼合システム1の一例について説明する。なお、図4は、フィルム貼合システム1の構成を示す平面図である。図5は、フィルム貼合システム1の構成を示す側面図である。
フィルム貼合システム1は、図4及び図5に示すように、搬入用コンベア2と、搬出用コンベア3と、中間コンベア4とを備えている。搬入用コンベア2及び搬出用コンベア3は、互いに平行に並んで配置されている。中間コンベア4は、搬入用コンベア2と搬出用コンベア3との間に配置されている。中間コンベア4は、搬入用コンベア2の基板搬入位置2aから搬出用コンベア3の基板搬出位置3aに向けて、搬入用コンベア2及び搬出用コンベア3に対して直交する方向に延びている。
フィルム貼合システム1では、搬入用コンベア2の基板搬入位置2aをフィルム貼合工程の始点とし、搬出用コンベア3の基板搬出位置3aをフィルム貼合工程の終点とする。なお、以下の説明では、液晶表示パネルPの搬送方向における上流側をパネル搬送上流側と言い、液晶表示パネルPの搬送方向における下流側をパネル搬送下流側と言う。
搬入用コンベア2及び搬出用コンベア3では、液晶表示パネルPが搬入用ラック5及び搬出用ラック6上にそれぞれ載置された状態で搬送される。搬入用コンベア2及び搬出用コンベア3では、例えば表示領域P4の短辺を搬送方向に沿わせた向きで液晶表示パネルPが搬送される。中間コンベア4では、例えば表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きで液晶表示パネルPが搬送される。
フィルム貼合システム1は、第1の搬送装置7と、第2の搬送装置8とを備えている。第1の搬送装置7は、基板搬入位置2aから中間コンベア4の始発位置4aへと液晶表示パネルPを搬送する。第2の搬送装置8は、中間コンベア4の終点位置4bから搬出用コンベア3の基板搬出位置3aへと液晶表示パネルPを搬送する。
中間コンベア4が形成するライン上には、パネル搬送上流側からパネル搬送下流側に向けて、洗浄装置9と、第1のフィルム貼合装置10と、第2のフィルム貼合装置11と、フィルム剥離装置12と、第3のフィルム貼合装置13と、検査装置14とが、この順で配置されている。
フィルム貼合システム1は、第3の搬送装置15と、第4の搬送装置16と、第5の搬送装置17とを備えている。第3の搬送装置15は、中間コンベア4の第1のパネル受渡位置4cを起点として、第1のフィルム貼合装置10と中間コンベア4との間で、液晶表示パネルPを相互に搬送する。第4の搬送装置16は、中間コンベア4の第2のパネル受渡位置4dを起点として、第2のフィルム貼合装置11とフィルム剥離装置12と中間コンベア4との間で、液晶表示パネルPを相互に搬送する。第5の搬送装置17は、中間コンベア4の第3のパネル受渡位置4eを起点として、第3のフィルム貼合装置13と中間コンベア4との間で、液晶表示パネルPを相互に搬送する。
フィルム貼合システム1は、制御装置20を備えている。制御装置20は、フィルム貼合システム1の各部を制御する。
(フィルム貼合工程)
次に、上記フィルム貼合システム1を用いたフィルム貼合工程について説明する。
上記フィルム貼合システム1を用いたフィルム貼合工程では、中間コンベア4が形成するライン上を液晶表示パネルPが搬送される間に、この液晶表示パネルPの表裏面に対して、長尺帯状の第1の光学シートF1から切り出した第1の光学フィルムF11と、長尺帯状の第2の光学シートF2から切り出した第2の光学フィルムF12と、長尺帯状の第3の光学シートF3から切り出した第3の光学フィルムF13とを貼合する。
具体的に、このフィルム貼合システム1では、搬入用コンベア2が搬入用ラック5上に載置された液晶表示パネルPを基板搬入位置2aへと搬送する。基板搬入位置2aでは、第1の搬送装置7が液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを中間コンベア4の始発位置4aへと搬送する。始発位置4aでは、第1の搬送装置7が液晶表示パネルPを中間コンベア4上に載置する。中間コンベア4は、液晶表示パネルPを始発位置4aから洗浄装置9へと搬送する。
洗浄装置9は、例えば液晶表示パネルPの表裏面に対してブラシ掛けや水洗などを行う。その後、液晶表示パネルPの表裏面の液切りを行う。なお、洗浄装置9では、このような水洗式の洗浄を行う場合に限らず、例えば液晶表示パネルPの表裏面に対して静電気除去や集塵などの乾式の洗浄を行ってもよい。
中間コンベア4は、洗浄された液晶表示パネルPを洗浄装置9から第1のパネル受渡位置4cへと搬送する。第1のパネル受渡位置4cでは、第3の搬送装置15が表裏を反転させた液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを第1のフィルム貼合装置10へと搬送する。
第3の搬送装置15が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを90°旋回させる動作を行う。これにより、液晶表示パネルPの向きは、図4中の破線で示すように、第1のフィルム貼合装置10へと搬送される際に、表示領域P4の短辺を搬送方向に沿わせた向きとなる。
第1のフィルム貼合装置10は、液晶表示パネルPのバックライト側の面に、第1の光学シートF1から切り出された第1の光学フィルムF11を貼合する。液晶表示パネルPは、第1の光学フィルムF11が貼合された後に、第3の搬送装置15により第1のフィルム貼合装置10から再び中間コンベア4の第1のパネル受渡位置4cへと搬送される。
第1のパネル受渡位置4cでは、第3の搬送装置15が液晶表示パネルPの表裏を反転した状態で、液晶表示パネルPを中間コンベア4上に載置する。また、第3の搬送装置15が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを90°旋回させる動作を行う。これにより、液晶表示パネルPの向きは、図4中の実線で示すように、第1のパネル受渡位置4cへと搬送される際に、表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きとなる。
中間コンベア4は、第1の光学フィルムF11が貼合された液晶表示パネルPを第1のパネル受渡位置4cから第2のパネル受渡位置4dへと搬送する。第2のパネル受渡位置4dでは、第4の搬送装置16が液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを第2のフィルム貼合装置11へと搬送する。
第4の搬送装置16が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを旋回させる動作を伴わない。したがって、液晶表示パネルPの向きは、第2のフィルム貼合装置11に搬送された後も、中間コンベア4上と同じ表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きとなっている。
第2のフィルム貼合装置11は、液晶表示パネルPの表示面側の面に、第2の光学シートF2から切り出された第2の光学フィルムF12を貼合する。液晶表示パネルPは、第2の光学フィルムF12が貼合された後に、第4の搬送装置16により第2のフィルム貼合装置11からフィルム剥離装置12へと搬送される。
フィルム剥離装置12は、液晶表示パネルPに貼合された第2の光学フィルムF12から表面保護シートF7を剥離する。液晶表示パネルPは、表面保護シートF7が剥離された後に、第4の搬送装置16によりフィルム剥離装置12から再び中間コンベア4の第2のパネルパネル受渡位置4dへと搬送される。
第2のパネル受渡位置4dでは、第4の搬送装置16が液晶表示パネルPの表裏を反転させないまま、液晶表示パネルPを中間コンベア4上に載置する。また、第4の搬送装置16が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを旋回させる動作を伴わない。したがって、液晶表示パネルPの向きは、第2のパネル受渡位置4dに搬送された後も、表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きとなっている。
中間コンベア4は、第1の光学フィルムF11及び第2の光学フィルムF12が貼合された液晶表示パネルPを第2のパネル受渡位置4dから第3のパネル受渡位置4eへと搬送する。第3のパネル受渡位置4eでは、第5の搬送装置17が液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを第3のフィルム貼合装置13に搬送する。
第5の搬送装置17が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを旋回させる動作を伴わない。したがって、液晶表示パネルPの向きは、第3のフィルム貼合装置13に搬送された後も、中間コンベア4上と同じ表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きとなっている。
第3のフィルム貼合装置13は、液晶表示パネルPの表示面側の面に、第2の光学フィルムF12に重ねて、第3の光学シートF3から切り出された第3の光学フィルムF13を貼合する。液晶表示パネルPは、第3の光学フィルムF13が貼合された後に、第5の搬送装置17により第3のフィルム貼合装置13から再び中間コンベア4の第3のパネル受渡位置4eへと搬送される。
第3のパネル受渡位置4eでは、第5の搬送装置17が液晶表示パネルPの表裏を反転させないまま、液晶表示パネルPを中間コンベア4上に載置する。また、第5の搬送装置17が液晶表示パネルPを搬送する際は、この液晶表示パネルPを旋回させる動作を伴わない。したがって、液晶表示パネルPの向きは、第3のパネル受渡位置4eに搬送された後も、表示領域P4の長辺を搬送方向に沿わせた向きとなっている。
中間コンベア4は、第1の光学フィルムF11、第2の光学フィルムF12及び第3の光学フィルムF13が貼合された液晶表示パネルPを第3のパネル受渡位置4eから検査位置4fへと搬送する。検査位置4fでは、検査装置14が液晶表示パネルPの検査を行う。すなわち、液晶表示パネルPに対する第1の、第2の及び第3の光学フィルムF11,F12,F13の貼合位置が適正か否かの検査を行う。
中間コンベア4は、検査後の液晶表示パネルPを検査位置4fから終点位置4bへと搬送する。一方、検査によって貼合位置が適正ではないと判定された液晶表示パネルPについては、図示を省略する払い出し手段によりシステム外に排出される。
終点位置4bでは、第2の搬送装置8が液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを基板搬出位置3aへと搬送する。基板搬出位置3aでは、第2の搬送装置8が液晶表示パネルPを保持しながら、この液晶表示パネルPを搬出用ラック6上に載置する。搬出用コンベア3は、搬出用ラック6上に載置された液晶表示パネルPをパネル搬送下流側へと搬送する。
以上の工程を経ることによって、フィルム貼合システム1によるフィルム貼合工程が完了する。フィルム貼合工程が完了した液晶表示パネルPは、次工程へと送られる。
(フィルム貼合装置)
次に、図6に示すフィルム貼合装置30の一例について説明する。なお、図6は、フィルム貼合装置30の構成を示す側面図である。
フィルム貼合装置30は、上記第1、第2及び第3のフィルム貼合装置10,11,13を構成するものである。したがって、このフィルム貼合装置30では、光学シートFXから切り出されたシート片(光学フィルムF1X)を液晶表示パネルPに貼合する場合について説明するものとする。
以下、光学シートFXの搬送方向における上流側をシート搬送上流側と言い、光学シートFXの搬送方向における下流側をシート搬送下流側と言う。光学シートFXは、その搬送方向と直交する水平方向(シート幅方向)において、液晶表示パネルPの表示領域P4の長辺長さ又は短辺長さと同等の幅を有している。
フィルム貼合装置30は、シート搬送部31と、シート切断部32と、フィルム貼合部33とを備える。シート搬送部31は、光学シートFXが巻回された原反ロールR1から光学シートFXを巻き出しつつ、光学シートFXをその長手方向に沿って搬送する。シート切断部32は、光学シートFXから貼合シートF8のシート片(光学フィルムF1X)を切り出す。フィルム貼合部33は、光学フィルムF1Xを保持すると共に、この光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに貼合する。
シート搬送部31には、シート搬送上流側に位置する巻き出し部34と、シート搬送下流側に位置する巻き取り部35と、巻き出し部34と巻き取り部35との間に位置する複数のガイドローラ36a,36b,36c及び押さえローラ37とが配置されている。
巻き出し部34は、原反ロールR1を保持しながら、光学シートFXをその長手方向に沿って繰り出す。巻き取り部35は、セパレートロールR2を保持しながら、光学シートFXから光学フィルムF1Xを切り出した後に残ったセパレートシートF6を巻き取る。すなわち、巻き出し部34と巻き取り部35とは、互いに同期しながら、セパレートシートF6をキャリアとして貼合シートF8をシート搬送上流側からシート搬送下流側へと搬送する。
複数のガイドローラ36a,36b,36cは、巻き出し部34と巻き取り部35との間で、セパレートシートF6を所定の搬送経路に沿うように巻きかける。押さえローラ37は、ガイドローラ36bとの間でセパレートシートF6を挟み込む。
シート切断部32には、切断ステージ38と、切断機39とが配置されている。切断ステージ38は、ガイドローラ36aとガイドローラ36bとの間に位置して、光学シートFXの下面を支持する。切断機39は、切断刃39aにより切断ステージ38上の光学シートFXに対してハーフカットを施す。なお、切断機39では、切断刃39aを用いる代わりに、例えばレーザー光を用いた構成とすることもできる。
光学シートFXに対してハーフカットを施す際は、光学シートFXが表示領域P4の長辺長さに相当する長さ分だけ切断ステージ38上に繰り出される。切断機39は、光学シートFXに対する切断刃39aの切り込み深さを調整しながら、セパレートシートF6を残して貼合シートF8をシート幅方向の全幅に亘って切断する。
これにより、光学シートFXには、貼合シートF8のシート幅方向の全幅に亘って切込線Cが形成される。そして、この光学シートFXからは光学フィルムF1Xに対応した一つのシート片が切り出される。
フィルム貼合部33には、貼合ステージ40と、貼合ローラ(貼合部材)41と、移動操作機構42と、ナイフエッジ43とが配置されている。
貼合ステージ40は、切断ステージ38よりもシート搬送下流側に配置されている。貼合ステージ40の上面には、液晶表示パネルPが載置される載置面40aが設けられている。この載置面40aには、例えば吸着等の手段によって液晶表示パネルPを保持する機構が設けられている。
貼合ステージ40では、後述する液晶表示パネルPのアライメント調整を行うため、載置面40aと平行な面内における互いに直交する2方向に載置面40aを移動操作することができる。また、貼合ステージ40では、載置面40aと直交する軸回りに載置面40aを回転操作することができる。
貼合ローラ41は、切断ステージ38及び貼合ステージ40の上方に配置されている。移動操作機構42は、切断ステージ38と貼合ステージ40との間で貼合ローラ41を移動操作する。また、移動操作機構42は、切断ステージ38及び貼合ステージ40に対して貼合ローラ41を上下方向に移動操作すると共に、切断ステージ38及び貼合ステージ40に対して貼合ローラ41を前後方向に移動操作する。
貼合ローラ41は、その両端部が回転自在に支持されている。貼合ローラ41の一端側には、この貼合ローラ41を回転駆動する回転駆動機構44が設けられている。貼合ローラ41の外周面には、光学フィルムF1Xを保持する保持面41aが設けられている。保持面41aは、粘着力を有しており、この保持面41aに対して光学フィルムF1Xを繰り返し貼着又は剥離することが可能となっている。
ナイフエッジ43は、貼合ローラ41が貼合を開始する位置よりもシート搬送下流側に配置されている。ナイフエッジ43は、貼合ステージ40上で前後方向に移動可能に設けられている。ナイフエッジ43は、ハーフカット後の光学シートFXから光学フィルムF1Xを分離する際に、セパレートシートF6をシート幅方向の全幅に亘って上方から押さえ付ける。
フィルム貼合装置30には、切断ステージ38上で搬送される光学シートFXのうち、貼合シートF8の端部F8aを検出する第1の検出カメラ45が設けられている。第1の検出カメラ45は、切断ステージ38に設けられた検出孔38aに臨んで配置されている。
フィルム貼合装置30には、貼合ローラ41の保持面41aに保持された貼合シートF5の位置を検出する第2の検出カメラ46が設けられている。第2の検出カメラ46は、貼合ステージ40の上方に位置する貼合ローラ41の保持面41aに対向して配置されている。
フィルム貼合装置30には、貼合ステージ40の載置面40a上に載置された液晶表示パネルPの位置を検出する第3の検出カメラ47が設けられている。第3の検出カメラ47は、貼合ステージ40の上方に位置して、載置面40aに対向して配置されている。
以上のような構成を有するフィルム貼合装置30の具体的な動作について図7〜図9を参照して説明する。なお、図7(a)〜(d)は、光学シートFXにハーフカットを施し、ハーフカット後の光学シートFXから光学フィルムF1Xを貼合ローラ41の保持面41aに貼着(転写)するまでの動作を示すフィルム貼合装置30の側面図である。図8は、液晶表示パネルPと光学フィルムF1Xとのアライメント調整を説明するための平面模式図である。図9(a),(b)は、光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに転写(貼合)するまでの動作を示すフィルム貼合装置30の側面図である。
フィルム貼合装置30では、先ず、図7(a)に示すように、切断ステージ38上で搬送される光学シートFXのうち、貼合シートF8の端部F8aを第1の検出カメラ45が検出孔38aを通して検出する。第1の検出カメラ45の検出情報は、制御装置20に送られる。制御装置20は、第1の検出カメラ45の検出情報に基づいて、セパレートシートF6上の貼合シートF8が所定の長さ分だけ繰り出されたと判断し、シート搬送部31による光学シートFXの搬送を一旦停止させる。
シート切断部32では、光学シートFXの搬送が停止した後に、切断ステージ38上の光学シートFXに対して切断機39がハーフカットを施す。これにより、セパレートシートF6を残して貼合シートF8から光学フィルムF1Xに対応した一つのシート片(以下、光学フィルムF1Xという。)が切り出される。
ここで、シート切断部32では、切断機39が光学シートFXの搬送方向に移動可能とされている。この切断機39の移動に伴って、第1の検出カメラ45の検出位置と切断機39の切断位置との間の距離を変化させる。これにより、光学シートFXから切り出される光学フィルムF1Xの長さを調整することができる。
また、シート切断部32では、例えばハーフカット後に貼合シートF8に形成される切込線が所定の基準位置からずれているときに、この位置ずれを補正するように切断機39の切断位置を調整することができる。また、長さの異なるシート片のカットにも対応することができる。
次に、図7(b)に示すように、ハーフカット後に、移動操作機構42が切断ステージ38の上方に待機していた貼合ローラ41を降下させる。これにより、光学シートFXから切り出された光学フィルムF1Xと、貼合ローラ41の保持面41aとが接触可能な状態となる。
この状態で、移動操作機構42が貼合ローラ41をシート搬送下流側(図7(b)中の右側)からシート搬送上流側(図7(b)中の左側)に向けて移動させる。これにより、貼合ローラ41が光学フィルムF1X上で回転しながら、この貼合ローラ41の保持面41aに光学フィルムF1Xが貼着(転写)される。
また、貼合ローラ41の保持面41aに光学フィルムF1Xを転写する際は、セパレートシートF6を巻き取る方向とは反対方向(図7(b)中の時計回り)に巻き取り部35を回転させる。これにより、セパレートシートF6は、シート搬送上流側に送り出される。このとき、セパレートシートF6は、弛みF6aを生じさせながら上方に向かって屈曲した状態となる。
このようなタイミングで、待避位置にあるナイフエッジ43をシート搬送下流側からシート搬送上流側に向けて移動させる。これにより、ナイフエッジ43にセパレートシートF6が接触した状態となる。
次に、図7(c)に示すように、このような状態で今度はセパレートシートF6を巻き取る方向(図7(c)中の反時計回り)に巻き取り部35を回転させる。これにより、セパレートシートF6は、ナイフエッジ43により押さえられた状態で、巻き取り部35に巻き取られる。このとき、保持面41に貼着された光学フィルムF1Xと、セパレートシートF6との間の界面に両者を剥離させる方向の力が発生する。
これにより、光学フィルムF1Xは、セパレートシートF6から分離されて保持面41aに保持(転写)された状態となる。一方、セパレートシートF6は、巻き取り部35に巻き取られるのに伴って、弛みF6aが徐々に小さくなっていく。そして、弛みF6aが消滅した時点で、巻き取り部35の回転を停止する。
次に、図7(d)に示すように、貼合ローラ41の保持面41aに光学フィルムF1Xが転写された後に、移動操作機構42が貼合ローラ41を上昇させると共に、この貼合ローラ41を貼合ステージ40の上方まで移動させる。また、ナイフエッジ43は、シート搬送上流側からシート搬送下流側に向けて移動し、待機位置にて停止する。
次に、図8に示すように、貼合ステージ40の載置面40a上に載置された液晶表示パネルPと、貼合ローラ41の保持面41aに保持された光学フィルムF1Xとの貼合位置(アライメント)を調整する。
具体的には、回転駆動機構44が貼合ローラ41を回転させながら、保持面41aに保持された光学フィルムF1Xの回転方向における始端位置Ep1と終端位置Ep2とを第2の検出カメラ46が検出する。始端位置Ep1は、光学フィルムF1Xの長手方向の一辺に沿った一方の角部に相当し、終端位置Ep2は、光学フィルムF1Xの長手方向の一辺に沿った他方の角部に相当する。
第2の検出カメラ46の検出情報は、制御装置20に送られる。制御装置20は、第2の検出カメラ46からの検出情報に基づき、始端位置Ep1から終端位置Ep2までの距離Lcを算出する。この距離Lcは、光学フィルムF1Xの長手方向の一辺の長さ(長辺長さ)に相当する。
また、制御装置20は、第2の検出カメラ46からの検出情報に基づき、始端位置Ep1と終端位置Ep2とのシート幅方向における距離Leを算出する。この距離Leは、光学フィルムF1Xの長手方向の一辺に沿った一方の角部と、光学フィルムF1Xの長手方向の一辺に沿った他方の角部とのシート幅方向におけるずれ量に相当する。
制御装置20では、算出された距離Lc及び距離Leから補正角度α(tanα=Le/Lc)を算出する。この補正角度αは、保持面41aに保持された光学フィルムF1Xの貼合ローラ41の回転方向に対する傾きに相当する。
また、第3の検出カメラ47が液晶表示パネルPに設けられたアライメントマークPmを検出する。本実施形態では、例えば、液晶表示パネルPの3つの角部に設けられた3つのマークPm1,Pm2,Pm3を検出する。
第3の検出カメラ47の検出情報は、制御装置20に送られる。制御装置20は、第3の検出カメラ47からの検出情報に基づき、載置面40a上に載置された液晶表示パネルPの位置を特定する。
フィルム貼合装置30では、光学フィルムF1Xの位置と液晶表示パネルPの位置とを特定した後に、液晶表示パネルPと光学フィルムF1Xとの位置合わせ(アライメント調整)を行う。
具体的に、本実施形態では、上記補正角度αに基づいて、貼合ステージ40を回転操作する。これにより、光学フィルムF1Xの傾きに合わせて、液晶表示パネルPの向きを調整する。また、第2の検出カメラ46及び第3の検出カメラ47からの検出情報に基づいて、貼合ステージ40を移動操作すると共に、貼合ローラ41を回転操作する。これにより、貼合開始時に、光学フィルムF1Xの始端位置Ep1と、液晶表示パネルPの貼合開始位置Ep1’とが一致し、且つ、貼合終了時に、光学フィルムF1Xの終端位置Ep2と、液晶表示パネルPの貼合終了位置Ep2’とが一致するように、液晶表示パネルPと貼合シートF5との位置合わせ(アライメント調整)を行う。なお、液晶表示パネルPと光学フィルムF1Xとのアライメント調整については、このような方法に必ずしも限定されるものではなく、別の方法を用いてもよい。
次に、図9(a),(b)に示すように、貼合ローラ41の保持面41aに保持された光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに転写(貼合)する。
具体的に、フィルム貼合装置30では、アライメント調整後に、移動操作機構42が貼合ローラ41を降下させる。これにより、載置面40a上に載置された液晶表示パネルPと、保持面41aに保持された光学フィルムF1Xとが接触可能な状態となる。
この状態で、移動操作機構42が貼合ローラ41をシート搬送上流側(図9中の右側)からシート搬送下流側(図9中の左側)に向けて移動させる。これにより、貼合ローラ41が液晶表示パネルP上で回転しながら、保持面41aに保持された光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに転写(貼合)する。すなわち、光学フィルムF1Xは、液晶表示パネルPに押し付けられることによって、保持面41aから剥離されて液晶表示パネルPに貼合される。
フィルム貼合装置30では、光学フィルムF1Xが液晶表示パネルPに貼合された後に、移動操作機構42が貼合ローラ41を上昇させると共に、この貼合ローラ41を切断ステージ38の上方まで移動させる。
フィルム貼合装置30では、以上のような光学シートFXから切り出された光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに貼合する動作を繰り返し行うことが可能である。
(パターン化位相差フィルム)
次に、パターン化位相差フィルムとして、第3の光学フィルムF13を構成するFPRフィルムについて図10及び図11を参照して説明する。
図10は、第3の光学フィルムF13と、液晶表示パネルPの表示領域P4とを示す平面図である。図11は、第3の光学フィルムF13が液晶表示パネルPの表示領域P4に貼合された状態を示す平面図である。
液晶表示パネルPの表示領域P4には、図10に示すように、例えば、赤色に対応した画素Rと、緑色に対応した画素Gと、青色に対応した画素Bとが左右方向に周期的に並んだ複数の画素列L1,L2が配置されている。複数の画素列L1,L2は、左眼に対応した画像を形成する画素列L1と、右眼に対応した画像を形成する画素列L2とが、上下方向に交互に並ぶことによって構成されている。
第3の光学フィルムF13は、液晶表示パネルPの複数の画素列L1,L2に対応した複数の偏光パターン列PA1,PA2を有している。複数の偏光パターン列PA1,PA2は、偏光方向を互いに異ならせた左眼用の偏光パターン列PA1と、右眼用の偏光パターン列PA2とが交互に並ぶことによって構成されている。左眼用の偏光パターン列PA1は、左眼に対応した画像を形成する画素列L1に対応して設けられている。右眼用の偏光パターン列PA2は、右眼に対応した画像を形成する画素列L2に対応して設けられている。
第3のフィルム貼合装置13では、図11に示すように、複数の偏光パターン列PA1,PA2の各境界線Kが複数の画素列L1,L2の各間に位置するように、第3の光学フィルムF13を液晶表示パネルPに貼合させることが行われる。
ここで、境界線Kが画素列L1,L2の間から外れてしまうと、左右の眼の映像に反対側の眼の映像を混入するといったクロストークの原因となる。したがって、境界線Kが画素列L1,L2の間に位置するように、第3の光学フィルムF13を液晶表示パネルPに精度良く貼合させる必要がある。
なお、図11中の符号pi1は、画素列L1,L2及び偏光パターン列PA1,PA2のピッチ間距離(境界線K間の距離)を表す。また、図11中の符号pi2は、画素列L1,L2間の距離(ブラックマトリックスの幅)を表す。図11中の符号Gapは、境界線Kと画素列L1,L2との間の距離(ギャップ幅)を表す。例えば、ブラックマトリックスの幅pi2を86μmとした場合、ギャップ幅Gapは、理想的には43μmであるが、境界線Kの振れ等を考慮すると、目標値としては40〜50μm程度である。
(位置検出機構)
次に、図12に示す位置検出機構70の一例について説明する。なお、図12は、位置検出機構70の構成を示す模式図である。
フィルム貼合装置30には、図12に示すように、液晶表示パネルPに設けられたアライメントマークPmの位置を検出する位置検出機構70が設けられている。位置検出機構70は、照明部71と、撮像部72と、画像処理部73とを有している。
照明部71は、例えば赤色発光ダイオード(LED)などの光源を用いて、載置面40a上の液晶表示パネルPに対して照明光を照射する。照明光は、表示領域P4の周囲を囲む額縁部Gのうち、アライメントマークPmが設けられた液晶表示パネルPの角部に対して照射される。
撮像部72は、例えばCCDカメラなどの撮像素子を用いて、照明光が照射された位置の画像を撮像する。本実施形態では、上記第3の検出カメラ47が撮像部72に相当する。
画像処理部73は、撮像部72と電気的に接続されたコンピュータ等からなり、撮像部72が撮像した画像を処理して、アライメントマークPmの位置を特定する。本実施形態では、上記制御装置20が画像処理部73に相当する。
載置面40aのアライメントマークPmと対向する位置には、低反射部74が設けられている。低反射部74には、照明光の反射率を下げる低反射部材75が配置されている。低反射部材75は、載置面40a上に位置して、この載置面40aと液晶表示パネルPとの間に形成される隙間Sよりも小さい厚みを有している。この隙間Sは、液晶表示パネルPの下面(バックライト側)に貼合された第1の光学フィルムF11の厚みに応じて、液晶表示パネルPの額縁部Gと載置面40aとの間に亘って設けられている。具体的に、この隙間Sは、0.05〜0.5mm程度であり、低反射部材75は、この隙間Sより小さい厚みを有していればよい。
なお、本実施形態では、低反射部材75として、剥離自在な粘着性の樹脂テープ(例えば、商品名:スーパークリーンテープ、タニムラ社製)を用いており、載置面40aは、例えば、アルミニウムの母材の表面に無電解Niめっきを施した金属面からなる。また、低反射部材75の厚みは0.11mmであり、隙間Sは0.3mmとした。
低反射部74では、このような低反射部材75を配置することによって、低反射部材75が配置されていない領域よりも照明光の反射率が相対的に低くなっている。これにより、液晶表示パネルPに照射された照明光のうち、低反射部74と平面視で重なる領域での反射率を下げることができる。アライメントマークPmは、この低反射部74と平面視で重なる領域に位置している。
位置検出機構70では、このような低反射部74を載置面40aのアライメントマークPmと対向する位置に設けることによって、撮像部72が撮像した画像中におけるアライメントマークPmのコントラストを高めることができる。これにより、載置面40aの表面に発生した加工傷などによって、アライメントマークPmの位置検出精度が低下することを防ぐことが可能である。
ここで、低反射部74(低反射部材75)がない場合と、低反射部74(低反射部材75)がある場合について、実際に位置検出機構70によりアライメントマークPmの位置を検出したときの位置検出精度について測定を行った。その測定結果を表1に示す。
具体的に、本測定では、撮像部72で撮像された画像から、アライメントマークPmのシート搬送方向(MD)における位置[mm]と、アライメントマークPmのシート幅方向(TD)における位置[mm]と、アライメントマークPmの回転方向(θ)における角度[deg]とを測定した。また、サンプル数nを23枚として同様の測定を行った。そのときの最大値(Max.)と、最小値(Min.)と、平均値(Ave.)と、差分値(Δ)と、標準偏差(3σ)とを表1に示す。
なお、表1では、低反射部74がない場合の測定結果を表1中の左側に示し、低反射部74がある場合の測定結果を表1中の右側に示す。また、表1中の数値は、撮像部72でアライメントマークPmを撮像する際の基準点からの距離又は角度を表している。
表1に示すように、低反射部74がある場合は、低反射部74がない場合よりも、差分値(Δ)が小さく、測定値のバラツキ(認識誤差)が小さいことがわかる。したがって、低反射部74がある場合は、低反射部74がない場合よりも、アライメントマークPmの位置検出精度を高めることが可能である。
また、低反射部74がない場合の撮像部72が撮像したアライメントマークPmの画像を図13に示す。一方、低反射部74がある場合の撮像部72が撮像したアライメントマークPmの画像を図14に示す。
図13及び図14に示すように、低反射部74がある場合は、低反射部74がない場合よりも、載置面40aの表面に発生した加工傷等の写り込みを少なくして、画像中におけるアライメントマークPmのコントラストを高めることができる。
以上のように、本実施形態に示すフィルム貼合装置30では、上記位置検出機構70が検出した情報に基づいて、アライメント調整を精度良く行うことができるため、液晶表示パネルPに対する光学フィルムF1xの貼合精度を高めることが可能である。
したがって、そのようなフィルム貼合装置30を備えた光学表示デバイスの生産システム、及び、そのようなフィルム貼合装置30を用いた光学表示デバイスの生産方法では、液晶表示パネルPに対する光学フィルムF1Xの貼合精度を高めることによって、表示品質に優れた光学表示デバイスを生産することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、低反射部材75については、照明光の反射率を下げる材料からなるものであればよく、その形態については適宜変更を加えることが可能である。例えば、低反射部材75については、テープ状やシート状のものを載置面40a上に貼付したり、薄膜状や薄板状のものを載置面40a上に配置したりすることができる。この場合、液晶表示パネルPの大きさ等に合わせて、その位置を容易に変更できるものを用いることが好ましい。
また、低反射部74については、低反射部材75を配置した構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、低反射部74は、載置面40aの表面に低反射加工等の処理を施すことによって得られる低反射面であってもよい。また、低反射部74は、載置面40aに凹部や孔部などを設けることによって、これらと平面視で重なる領域の照明光の反射率を下げる構成であってもよい。特に、孔部については、上述した吸着等の手段によって液晶表示パネルPを保持するための吸引孔を低反射部74として利用することが可能である。
また、上記実施形態では、貼合部材として、回転自在な貼合ローラ41を用いた構成について説明したが、貼合部材については、このような構成に必ずしも限定されるものではない。例えば、貼合部材として、光学フィルムF1Xを保持するのに十分な湾曲した保持面を有する貼合ヘッドを用いた構成としてもよい。この構成の場合、貼合ヘッドを所定の角度範囲で揺動又は回動させながら、保持面に保持された光学フィルムF1Xを液晶表示パネルPに転写することが可能である。
また、上記実施形態では、液晶表示パネルPに光学フィルムF1Xを貼合する場合について例示したが、液晶表示パネルPに限らず、例えば有機EL表示パネルなどの画像表示パネルに光学フィルムを貼合する場合にも、本発明を幅広く適用することが可能である。
1…フィルム貼合システム 2…搬入用コンベア 3…搬出用コンベア 4…中間コンベア 5…搬入用ラック 6…搬出用ラック 7…第1の搬送装置 8…第2の搬送装置 9…洗浄装置 10…第1のフィルム貼合装置 11…第2のフィルム貼合装置 12…フィルム剥離装置 13…第3のフィルム貼合装置 14…検査装置 15…第3の搬送装置 16…第4の搬送装置 17…第5の搬送装置 20…制御装置
30…フィルム貼合装置 31…シート搬送部 32…シート切断部 33…フィルム貼合部 34…巻き出し部 35…巻き取り部 36a,36b,36c…ガイドローラ 37…押さえローラ 38…切断ステージ 39…切断機 40…貼合ステージ 41…貼合ローラ(貼合部材) 42…移動操作機構 43…ナイフエッジ 44…回転駆動機構 45…第1の検出カメラ 46…第2の検出カメラ 47…第3の検出カメラ
70…位置検出機構 71…照明部 72…撮像部 73…画像処理部 74…低反射部 75…低反射部材
P…液晶表示パネル F1X…光学フィルム F11…第1の光学フィルム F12…第2の光学フィルム F13…第3の光学フィルム F4…基材シート F4a…偏光子 F4b,F4c…保護フィルム F5…粘着層 F6…セパレートシート F7…表面保護シート F8…貼合シート FX…光学シート F1…第1の光学シート F2…第2の光学シート F3…第3の光学シート

Claims (8)

  1. パネルの一面にフィルムを貼合するフィルム貼合装置であって、
    前記パネルが載置される載置面を有するステージと、
    前記フィルムを保持する保持面を有する貼合部材と、
    前記パネルに設けられたアライメントマークの位置を検出する位置検出機構と、
    前記位置検出機構からの検出結果に基づいて、前記載置面上のパネルに対して前記貼合部材を相対移動させることにより、前記保持面に保持されたフィルムを前記パネルの所定領域に転写する移動操作機構と、を備え、
    前記位置検出機構は、前記載置面上のパネルに対して照明光を照射する照明部と、前記照明光が照射された位置の画像を撮像する撮像部と、前記画像を処理して前記アライメントマークの位置を検出する画像処理部とを有し、
    前記載置面の前記アライメントマークと対向する位置には、前記照明光の反射率を下げる低反射部が設けられていることを特徴とするフィルム貼合装置。
  2. 前記低反射部は、前記載置面上に設けられた低反射部材であることを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼合装置。
  3. 前記低反射部材の厚みは、前記載置面と前記パネルとの間に形成される隙間よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のフィルム貼合装置。
  4. 前記低反射部は、前記載置面の表面を処理した低反射面であることを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼合装置。
  5. 前記低反射部は、前記載置面に設けられた凹部又は孔部であることを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼合装置。
  6. 光学表示パネルに光学フィルムを貼合してなる光学表示デバイスの生産システムであって、
    前記光学表示パネルの一面に前記光学フィルムを貼合するフィルム貼合装置を備え、
    前記フィルム貼合装置は、請求項1〜5の何れか一項に記載のフィルム貼合装置であることを特徴とする光学表示デバイスの生産システム。
  7. 光学表示パネルに光学フィルムを貼合してなる光学表示デバイスの生産方法であって、
    前記光学表示パネルの一面に前記光学フィルムを貼合するフィルム貼合工程を含み、
    前記フィルム貼合工程において、請求項1〜5の何れか一項に記載のフィルム貼合装置を用いることを特徴とする光学表示デバイスの生産方法。
  8. 前記光学表示パネルは、複数の画素列を有する画像表示パネルであり、
    前記光学フィルムは、前記複数の画素列に対応した複数の偏光パターン列を有するパターン化位相差フィルムであり、
    前記フィルム貼合工程において、前記複数の偏光パターン列の各境界線が前記複数の画素列の各間に位置するように、前記パターン化位相差フィルムを前記画像表示パネルに貼合することを特徴とする請求項7に記載の光学表示デバイスの生産方法。
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