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JP2014508602A - クロージャ及びクロージャの製造方法 - Google Patents

クロージャ及びクロージャの製造方法 Download PDF

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JP2014508602A JP2013555781A JP2013555781A JP2014508602A JP 2014508602 A JP2014508602 A JP 2014508602A JP 2013555781 A JP2013555781 A JP 2013555781A JP 2013555781 A JP2013555781 A JP 2013555781A JP 2014508602 A JP2014508602 A JP 2014508602A
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Abstract

注射器(47)又はカープル用のクロージャが提案される。クロージャは、本体(3)及び、クロージャ(1)がその密封位置において、注射器(47)又はカープルに配置されている時に、注射器(47)又はカープルの開口部と密封係合するように形成される、及び/又は配置されるシール要素(5)を備える。クロージャ(1)は、一体に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載のクロージャ、請求項3のプリアンブルに記載のクロージャ、及び、請求項14のプリアンブルに記載のクロージャの製造方法に関する。
本明細書で取り上げる種類のクロージャ、及びその製造方法が知られている。このような注射器或いはカープル用のクロージャは本体及びシール要素を備えており、シール要素は、クロージャがその密封位置において注射器又はカープルに配置されている時に、注射器又はカープルの開口部と密封係合するように、形成及び/又は配置されている。また、本体及びシール要素を貫通し、基端部及び先端部を有する流路を備えたクロージャが知られている。この場合、流路の先端部を閉鎖するための閉鎖キャップ、及び閉鎖キャップを包囲する固定キャップが設けられている。一方では本体及びシール要素が、他方では閉鎖キャップ及び固定キャップが、二つの部品として形成されている。従って、このようなクロージャは、注射器又はカープルに装着する前に、予備組立しておかなければならない。通常、個々の部品は非常に小さく、従ってとりわけ一体として扱えないため紛失され易い。その上、個々の部品の製造には、別々の生産工程並びに保管及び割当のための多大な物流コストが必要になる。
従って、本発明は、上述の欠点が生ずることのないクロージャ及びクロージャの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題は、請求項1の特徴を備えたクロージャにより解決される。このクロージャは、上述の通り、本体及びシール要素を備えている。また、一体に形成されていることを特徴とする。これにより、予備組立が不要となり、クロージャの個々の要素を紛失することがなくなり得る。また、これにより、保管コスト及び物流コストが低減される。
クロージャは、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることが好ましい。特にこれにより、本体を比較的硬質な第一の材料から射出成形すると共に、シール要素を比較的軟質な、或いは弾性のある第二の材料から射出成形することが可能になる。両要素を別々の方法で製造する必要がないため、一つの生産工程が省略される。
上記課題は、請求項3の特徴を備えたクロージャによっても解決される。このクロージャは、本体及びシール要素に加えて、本体及びシール要素を貫通し基端部及び先端部を有する流路を備えている。また、クロージャは、流路の先端部を閉鎖するための閉鎖キャップ、及び閉鎖キャップを包囲する固定キャップを更に備えている。このクロージャは、本体及びシール要素、又は閉鎖キャップ及び固定キャップ、若しくは両方の部品の組が一体に形成されていることを特徴とする。つまり、本体をシール要素と一体に形成することができる。また、閉鎖キャップ及び固定キャップを一体に形成することも可能である。更に、本体及びシール要素と同様に、閉鎖キャップ及び固定キャップを、それぞれ一体に形成することも可能である。究極的には、クロージャ全体を一体に形成することが好ましい。これにより、既に上述した利点がもたらされ、特に、少なくとも一体に形成された部品に関しては予備組立が不要になる。生産、保管、及び物流コストが低減される。更に、小さい部品要素の紛失が確実に防止される。
本体及びシール要素、及び/又は閉鎖キャップ及び固定キャップは、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることが好ましい。クロージャ全体を、二成分射出成形によって一体の要素として製造することも可能である。これにより、特に、本体及び/又は固定キャップを比較的硬質な材料から、そして、シール要素及び/又は閉鎖キャップを、比較的軟質な或いは弾性のある材料から製造することが可能になる。つまり、本体及び固定キャップがクロージャに安定性を与える一方、シール要素及び閉鎖キャップは、注射器又はカープル或いは流路の先端部を密封閉鎖するが、そのためには、シール要素及び閉鎖キャップは装置を確実に密封できる程度の弾性を有することが好ましい。
好ましくは、クロージャは、二成分射出成形によって互いに結合される要素が、径方向に見て、ロック係合する少なくとも一つの凸部及び少なくとも一つの凹部を備えている。これにより、これらの要素が最適に結合される。同時に、回り止め効果を得る。シール要素が支持要素に対して相対回転不能であれば、特に有利であることが示されている。これにより、相対回転に起因して生ずる可能性のあるシール漏れを防止することができる。
また、好ましいクロージャにおいては、軸方向に見て、一方の要素の少なくとも一つの径方向凸部が、他方の要素の径方向凹部の内壁によって両側を包囲され、これにより、凸部が凹部に係合する。この場合、軸方向力を一方の要素から他方の要素に伝達することができる。特に、少なくとも一つの軸方向凸部及びこれを包囲する内壁を介して、軸方向力を一方の要素から他方の要素に伝達することができるため、他方の要素が注射器又はカープルから取り外される時に、一方の要素が共に取り外される。
更なる好ましい構成は、従属項に示されている。
上記課題は、請求項14の特徴を備えたクロージャの製造方法によっても解決される。この方法は、次のステップを備えることを特徴とする。まず、本体及び/又は固定キャップを第一の材料から射出する。次に、シール要素を本体上に、及び/又は閉鎖キャップを固定キャップ上に射出する。この時、第二の材料を使用する。つまり、クロージャの製造には二成分射出成形が用いられる。その際、第一の材料が比較的硬質であり、一方、第二の材料が比較的軟質に、或いは弾性を有するように形成されていることが好ましい。これにより、第一の材料が支持体の形成に適したものとなる一方、第二の材料は密封性を有する部品の形成に適したものとなる。
好ましい方法においては、両射出成形ステップは同一の金型で行われる。これにより、追加の生産工程が不要となる。
特に好ましい方法においては、両射出成形ステップで完成される要素が、射出成形時に互いにロックされる。これらの要素には、互いに係合する少なくとも一つの凸部及び少なくとも一つの凹部が形成される。特にこれにより、場合によってはシール漏れの原因となり得る、これらの要素の相対回転を防止することができる。
更なる有利な実施形態は、従属項から得られる。
以下、本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
クロージャの第一の実施例の等角断面図であり、クロージャを注射器又はカープルに装着する前の状態を示す図である。 図1による実施例の更なる等角断面図であり、クロージャを図示しない注射器又はカープルに装着した状態を示す図である。 クロージャの他の実施例を示す図であり、クロージャを注射器又はカープルに装着した様子を示す図である。
図1は、クロージャ1の第一の実施例の傾斜断面を有する等角断面図である。このクロージャは、注射器又はカープルを閉鎖するためのものである。クロージャ1によって、デュアルチャンバーシステムを閉鎖することも可能である。クロージャは、本体3及びシール要素5を備えている。
シール要素5は、クロージャがその密封位置において、注射器又はカープル、場合によってはデュアルチャンバーシステムに配置されている時に、注射器又はカープル、或いはデュアルチャンバーシステムの開口部と密封係合するように形成及び/又は配置されている。特に、シール要素5には比較的弾性があるため、少なくとも僅かに圧縮することができる。これに対して、本体3は比較的硬質に形成され、シール要素5の支持要素として機能する。本体3がその密封位置において、シール要素5と共に注射器又はカープルに配置されると、シール要素5を圧縮する軸方向力がシール要素5に伝達されるように、本体が注射器又はカープルにロックされることが好適である。これにより、シール要素は注射器又はカープルの開口部に密封当接する。
シール要素5は、注射器又はカープルの口部と係合可能な中央凸部7を備えている。この中央凸部には、周方向に見て、延在する径方向の隆起部9が配置されている。隆起部の外径は、クロージャ1により密封される注射器又はカープルの口部の内径よりも大きいことが好適である。従って、クロージャ1がその密封位置に移動させられる時には、隆起部9も圧縮される。これにより、隆起部は、口部の内側壁に密封当接する。
少なくとも、軸方向に見てシール要素5の下側に位置する領域において、本体3は、少なくとも一つの、ここでは複数の、周方向に見て角度間隔を空けて配置された軸方向凹部を備える。その内、二つの凹部11、11'が図示されている。周方向に見て、凹部の間にはリブが形成されている。その内、ここでは三つのリブ13、13'、13''が図示されている。リブ13、13'、13''の、クロージャ1の密封位置において注射器又はカープルに向く一端部には、径方向に見て内側へ延在する凸部15、15'、15''が設けられている。
クロージャ1により閉鎖される、注射器又はカープル、或いはデュアルチャンバーシステムは、その口部領域に、クロージャ1の密封位置において、凸部15、15'、15''が係合する逃げ溝又は切欠が形成されたフランジを備えている。凹部11、11'が設けられることにより、リブ13、13'、13''は、クロージャの装着時に径方向外側に多少撓む程度の弾性を有するため、フランジを越えるようにクロージャ1を押すことが可能になる。凸部15、15'、15''が逃げ溝又は切欠に到達すると、リブ13、13'、13''は再び径方向内側へ弾性的に復元するため、凸部15、15'、15''が逃げ溝又は切欠に係合し、クロージャ1がフランジ上に保持される。
クロージャ1を口部上に固定するために、固定リング17が設けられている。この固定リングは、図1に示す、クロージャ1がまだその密封位置に配置されていない状態で、少なくとも一つの引き裂き可能なリブ片19を介して本体3と結合されていることが好適である。この状態では、固定リング17はリブ13、13'、13''を包囲していない。クロージャが密封位置に移動した後に、固定リング17は凸部15、15'、15''の方向へ移動する。固定リングは、径方向に見て、内側へ突出する縁部21を備えている。その際、縁部は固定リング17の内面23の領域において、固定リング17の全周囲にわたって延在していることが好適である。図1において、固定リング17が下方へ移動すると、縁部21は対応する縁部25の後側に係合する。縁部25は、径方向に見て外側へ突出し、周方向に見てリブ13、13'、13''に沿って延在している。このように、固定リング17は、軸方向に見て、本体3に対して相対移動することができないロック位置に保持される。同時に、リブ13、13'、13''は、固定リング17に包囲されてその位置に保持されるため、径方向外側に撓むことがなくなる。全体としてはこのように、クロージャ1はその密封位置に確実に保持されている。
クロージャ1は、先端チャンバー内に物質が凍結乾燥されたデュアルチャンバーシステムと併用されることが好ましい。この場合、そのようなデュアルチャンバーシステムのフランジは更なる切欠を備え、該切欠には凸部15、15'、15''が係合可能であるが、このときシール要素5はデュアルチャンバーシステムの口部に密封当接しない。これにより、いわば、クロージャ1の上方のロック位置が設けられる。そして、先端チャンバー内部の流体通路が、凹部11、11'を介して、デュアルチャンバーシステムの周囲に形成される。この流体通路により、凍結乾燥された物質が後に残るまで、溶媒を蒸発させることができる。凍結乾燥の後、クロージャ1をその下方のロック位置に移動させることができ、この位置では、既に上述した通り、凸部15、15'、15''が逃げ溝又は切欠に係合する。これにより、このデュアルチャンバーシステムは、クロージャ1によって密封閉鎖される。
クロージャ1は一体に形成されている。つまり、本体3及びシール要素5は、クロージャ1に組み立てられる別々の部品ではない。むしろ、両者は不可分な結合体を形成することが好適である。
クロージャは、二成分射出成形によって製造されることが特に好ましい。これにより、クロージャを一体の要素として製造することができる。
本体は、好ましくは熱可塑性のポリマー、好適にはポリプロピレンを含み、特に好ましくは、ポリプロピレンから成る。ポリプロピレンは比較的硬質なプラスチックであり、本体3をシール要素5の支持体として形成するのに非常に適している。
シール要素は、TPE(熱可塑性エラストマー)を含む材料から製造されることが好ましい。また、シール要素5は、TPEから成ることが特に好ましい。この場合、比較的弾性を有する材料であることが、シール要素5の密封性に非常に適している。その上、TPEは活性薬剤との接触が許される、いわゆる一次接触適合材料である。この理由のため、薬剤と直接接触し得る表面は、必然的にTPEを含むか、或いはTPEから成る。
例えば、ポリプロピレンは一次接触には適していない。従って、TPEを含むか、好適にはTPEから成る要素のみが、注射器又はカープルのクロージャ1に向けられたチャンバー、又は、場合によってはデュアルチャンバーシステムの先端チャンバー内に配置される活性薬剤と接触するように、クロージャ1を形成することが好ましい。
固定リング17は、好適には本体3と共に、特に好ましくは本体と同じ材料から製造される。二成分射出成形では、本体3、固定リング17、及び、好適には引き裂き可能なリブ片19もまた同じ射出成形ステップで製造される。この限りにおいて、固定リング17は本体3の一部である。
二成分射出成形で互いに結合される要素は、径方向に見て、いわば、互いにロック係合する少なくとも一つの凸部及び少なくとも一つの凹部を備えることが好ましい。
図示の実施例では、互いに結合された両要素、つまり本体3及びシール要素5は、周方向に見て、複数の径方向凸部及び凹部を備えている。ここでは、本体3の三つの凸部27、27'、27''が図示されている。これらは、図中に符号が付されていない、シール要素5の対応する凹部に係合する。凸部27、27'、27''の間には、周方向に見て、シール要素5の凸部29、29'、29''が係合する本体3の凹部が設けられている。このように、本体3及びシール要素5は、いわば、互いにロックされている。特にこれにより、シール要素5のカープル又は注射器との接触領域、及び/又はシール要素5の本体3との接触領域におけるシール漏れの原因となり得る、両要素間の相対回転が阻止される。
また、本体3には、少なくとも一つの径方向凸部31が設けられている。この凸部には、軸方向に見て、シール要素5の径方向凹部の内壁33、33'が、両側を囲むように係合する。これにより、凸部31は、対応する凹部に係合する。加えて、又は代替として、シール要素5の径方向凸部には、軸方向に見て、本体3の径方向凹部の内壁が両側を囲むように係合し、これにより、シール要素5の凸部が本体3の凹部に係合するように構成することもできる。概して、射出成形によって互いに結合される要素の一方が、少なくとも一つの径方向凸部を備えることが好ましく、この凸部には、軸方向に見て、他方の要素の少なくとも一つの径方向凹部の内壁が、両側を囲むように係合し、それにより、少なくとも一つの凸部が少なくとも一つの凹部に係合する。
これにより、例えば、軸方向力を本体3からシール要素5に伝達することが可能である。
図2は、密封位置における、図1によるクロージャ1の実施例を示す図である。同一の要素及び同一の機能を有する要素については、同一の符号を付して、これらの要素については前述の説明を参照することとする。ここでは、固定リング17はその下方位置に移動している。この時、縁部21が縁部25の後側に係合するため、固定リング17はその上方位置への戻りが阻止される。同時に、固定リング17は、リブ13、13'、13''の径方向外側への撓みを阻止するため、凸部15、15'、15''は、注射器又はカープルのフランジの逃げ溝又は切欠に確実に係合する。このように、クロージャ1は、その密封位置に確実に保持される。最後に、図示の実施例では、クロージャ1を注射器又はカープルから非破壊的に取り外す、或いはクロージャをその密封位置から移動させることは略不可能である。
シール要素5は、ここでは、好適にはカニューレにより刺し通すことができる、隔壁として形成されている。つまり、図示のクロージャ1は、特にカープルの閉鎖に適している。このカープルは、ペン又は自動注入装置に挿入されることが好ましい。
図3は、クロージャ1の他の実施例を示す図である。同一の要素及び同一の機能を有する要素については、同一の符号を付して、これらの要素については前述の説明を参照することとする。図3に示す実施例は、好ましくは注射器又はデュアルチャンバーシステムとの併用に適している。クロージャ1は、本体3及びシール要素5を貫通する流路35を備えている。流路は、基端部37及び先端部39を備えている。更に、クロージャは、先端部39を閉鎖する閉鎖キャップ41を備えている。その他、閉鎖キャップ41をの周囲に係合する固定キャップ43が設けられている。固定キャップは、少なくとも一つの切取部45を介して固定リング17に接続されている。固定リングは、図3に示された実施例では、図1及び図2による実施例とは多少異なる形状を有しているが、同様の機能を果たす。
また、図3には、注射器47の先端部も示されている。特に、口部領域49、及び逃げ溝或いは切欠51が示されている。図1及び図2による実施例に関して説明したように、クロージャ1の密封位置において、ここでは突出部15、15''が図示されている本体3の突出部が、逃げ溝或いは切欠51に係合することにより、クロージャ1をその密封位置に保持する。固定リング17が、ここではリブ13、13''が図示されている、リブの径方向外側への撓みを阻止することにより、クロージャ1はその密封位置に確実に保持される。
図示の実施例では、本体3は、活性剤の分注要素、例えば、カニューレ又は注射針に連結するための延長部53を備えている。延長部53は、好ましくは円錐形に形成され、特に好ましくはルアーコーンとして形成されている。
更に、本体3には、延長部53の周囲に係合し、既知の方法により本体を分注要素に連結する役割を果たす、ルアーねじ部55が設けられていることが好適である。
閉鎖キャップ41は、壁領域57により延長部53に密封当接することが好ましい。固定キャップ43及び閉鎖キャップ41は、一体の要素として形成されることが好ましい。これらの要素は、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることが特に好ましい。
代替として、又は同時に、本体3及びシール要素5は一体の要素として形成されることが好ましく、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることが特に好ましい。
また、クロージャ1を全体として一体に形成することも可能であり、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることが好ましい。
特に、固定キャップ43及び閉鎖キャップ41には、いわば、互いにロック係合する、少なくとも一つの凸部及び少なくとも一つの凹部が設けられていることが好適である。また、周方向に見て、複数の径方向凸部及び凹部が設けられていることが特に好ましい。図3に示すように、ここでは、周方向に見て、固定キャップ43の、少なくとも1つの延在する環状の凸部59、又は少なくとも二つの互いに対向する凸部、のいずれか一方が、閉鎖キャップ41の、少なくとも一つのリング状の凹部、又は少なくとも二つの対向する凹部に係合している。図3の断面図では見分けられないが、両方の構成が可能である。周方向に見て、互いに角度間隔を空けて複数の凸部及び凹部を設けることも可能である。また、凸部を閉鎖キャップ41に、及び対応する凹部を固定キャップ43に形成することも可能である。いずれの場合も、一つの凸部或いは複数の凸部には、軸方向に見て、対応する凹部の内壁、ここでは例として内壁61、61'が、両側を囲むように係合することが好ましい。この時、凸部59が対応する凹部に係合する。このように、軸方向力を、例えば、固定キャップ43から閉鎖キャップ41に伝達することができる。固定キャップ43がクロージャ1から取り外されると、これに伴って、同時に、閉鎖キャップ41が同様に取り外される。つまり、閉鎖キャップは、固定キャップ43と共に同時に取り外される。これにより、注射器47を作動するための追加ステップを省略することができるため、特に都合がよい。
図3に示した実施例においても、本体3は、好ましくは熱可塑性ポリマー、好適にはポリプロピレンを含み、又は、特に好ましくはポリプロピレンから成る。同様に、固定キャップ43は、好ましくは熱可塑性プロピレン、好適にはポリプロピレンを含み、又は好ましくはポリプロピレンから成る。
シール要素5は、好ましくはTPEを含み、特に好ましくはTPEから成る。同様に、閉鎖キャップ41は、好ましくはTPEを含み、特に好ましくはTPEから成る。閉鎖キャップ41は、比較的軟質の或いは弾性のある材料から形成されることが好ましく、それにより、閉鎖キャップ41は、壁領域57において延長部53に密封当接し、流路35の先端部39を密封することができる。
このために、閉鎖キャップ41には中央凸部63が設けられ、該中央凸部は、一方では先端部39に密封当接し、他方では少なくとも一部の領域において流路35内へ突出している。
クロージャ1の一実施例では、シール要素5は流路35の内部へ突出するものの、流路の全体にわたっては延在していない。この場合、突出部63は少なくとも、シール要素5に密封当接する程度に流路35の内部へ突出している。好適には、シール要素5と同様に、閉鎖キャップ41もまた一次接触適合材料を含み、又は特に好ましくは一次接触適合材料から成る。突出部63がシール要素5と密封接触することにより、注射器47に装填された物質が本体3と接触することを確実に防止することができる。このため、本体は一次接触に適していない材料を含むことができる。
図示の実施例では、シール要素5は本体3の流路35全体にわたって延在している。特に、シール要素5は、延長部53の全周に係合している。これにより、延長部53の先端部65に対向して接し、該先端部を覆う環状の当接領域67が、特に好ましい態様では、延長部53の先端部65に形成される。従って、図示の実施例において、突出部63は、当接領域67に密封当接するため、比較的短くすることができる。これによっても、シール要素5が、流路35及び、特に延長部53の全周に係合して当接領域67を形成するため、注射器47内の物質が本体3の材料と接触することを確実に防止することができる。
図3に示した空間的及び幾何学的配置の、本体3及びその全体にわたって延在するシール要素5は、特に二成分射出成形によって有利に製造することができる。この場合、流路35及び、特に延長部53の全体にわたって延在し、特に好ましくは当接領域67を形成するシール要素5を、本体上に容易に射出成形することができる。
従って、図3に示した実施例では、特に好ましくは、本体3及びシール要素5は一体の要素として形成され、好適には二成分射出成形によって製造される。
代替として、又は同時に、閉鎖キャップ41及び固定キャップ43は、一体の要素として形成され、好適には二成分射出成形によって製造される。特にこれにより、少なくとも一つの突出部59、及びそれに対応する少なくとも一つの凹部であって内壁61及び61'を有する凹部を、容易に設けることができる。このため、固定キャップ43が取り外される時に、閉鎖キャップ41が都合よく共に取り外される。
特に好ましくは、図3による実施例においても、本体3及び/又は固定キャップ43は、ポリプロピレンを含み、或いはポリプロピレンから成る。ポリプロピレンは比較的硬質な材料であり、一次接触には適していない。シール要素5及び/又は閉鎖キャップ41は、好ましくはTPEを含み、又は特に好ましくはTPEから成る。TPEは比較的弾性のある材料であり、一次接触に適している。比較的弾性のある要素、つまり、特にシール要素5及び/又は閉鎖キャップ41は、特に好ましい材料として、TPE-V(架橋熱可塑性エラストマー)を含むか、又はTPE-Vから成る。
二成分射出成形におけるクロージャ1の製造方法は、以下のステップを含むことが好適である。
まず、本体3を第一の材料から射出成形する。同時に、又は別のステップで、場合によっては固定キャップ43も、好ましくは同一の材料から射出成形する。特に、本体3に、任意で固定キャップ43と結合される固定リング17が設けられている場合は、本体3、固定リング17、及び、任意である固定キャップ43は、まとめて第一の材料から射出される。このステップを分割することも可能である。
次いで、シール要素5を本体3上に射出成形する。この時、第二の材料を使用することが好ましい。閉鎖キャップ41及び固定キャップ43がクロージャ1に設けられている場合は、同時に又は別のステップで、閉鎖キャップ41を固定キャップ43上に射出成形する。この時も、第二の材料を用いる。
本体3及びシール要素5は、同じ金型で射出成形することが特に好ましい。同様に、固定キャップ43及び閉鎖キャップ41は、同じ金型で射出成形することが好ましく、本体3及びシール要素5と同じ金型で射出成形することが特に好ましい。
既に示したように、本体3は、熱可塑性ポリマー、特にポリプロピレンを含み、好適には熱可塑性ポリマー、特にポリプロピレンから成る材料で射出することが好ましい。固定キャップ43も同様である。シール要素5は、TPEを含み、好適にはTPEから成る材料から射出することが好ましい。同じことが閉鎖キャップ41にも当てはまる。
本体3及びシール要素5は、射出成形の際に互いにロックされることが特に好ましい。つまり、これらの要素には、互いにロック係合する少なくとも一つの凸部、或いは少なくとも一つの凹部が設けられる。また、閉鎖キャップ41及び固定キャップ43も、これに準じて射出成形の際に互いにロックされることが好ましい。
図3による実施例においては、更に以下のことが明らかである。すなわち、固定キャップ43及び閉鎖キャップ41が二成分射出成形によって一体の要素として製造されていること、及び、特に両要素が互いにロックされていることにより、クロージャ1の全高を低くすることができることである。つまり、閉鎖キャップ41及び固定キャップ43が二つの部品として形成されていれば、閉鎖キャップ41の紛失又は不正な取り外しを防止するために、固定キャップ43は閉鎖キャップ41の全周に亘って係合するだけでなく、これを覆うように係合する必要がある。これに対して、閉鎖キャップ41が固定キャップ43と一体に形成され、特に、固定キャップ43とロックされていれば、図3に示すように、固定キャップ43を閉鎖キャップ41の周囲に係合させるだけで十分である。つまり、長手方向に見て、クロージャ1の延在距離を短く、或いは高さを低くすることができる。
以上により、以下のことが示される。ここで提案された方法を利用することにより、二つの要素、例えば、本体3及びシール要素5、並びに固定キャップ43及び閉鎖キャップ41の最適な結合が確保されたクロージャを製造することができる。これらの要素は一体に形成されているため、予備組立が不要である。小さい部品は紛失され得ない。同時に、両要素間のロックにより、回り止め効果を得ることも可能である。以上、提案されたクロージャ及び提案された方法を利用することにより、生産、保管、及び物流コストを低減することができる。

Claims (18)

  1. 注射器(47)又はカープル用のクロージャであって、
    本体(3)と、
    前記クロージャ(1)が前記注射器(47)又は前記カープル上の密封位置に配置されている時に、前記注射器(47)又は前記カープルの開口部と密封係合するように形成及び/又は配置されたシール要素(5)とを備え、
    前記クロージャ(1)は、一体に形成されていることを特徴とするクロージャ。
  2. 前記クロージャ(1)は、二成分射出成形によって一体の要素として製造されることを特徴とする、請求項1に記載のクロージャ。
  3. 注射器(47)又はカープル用のクロージャであって、
    本体(3)と、
    前記クロージャ(1)が前記注射器(47)又は前記カープル上の密封位置に配置されている時に、前記注射器(47)又は前記カープルの開口部と密封係合するように形成及び/又は配置されたシール要素(5)と、
    前記本体(3)及び前記シール要素(5)を貫通し、基端部及び先端部(37、39)を備える流路(35)と、
    前記流路(35)の前記先端部(39)を閉鎖するための閉鎖キャップ(41)と、
    前記閉鎖キャップ(41)を包囲する固定キャップ(43)とを備え、
    前記本体(3)及び前記シール要素(5)、並びに/又は、前記閉鎖キャップ(41)及び前記固定キャップ(43)が、一体に形成されていることを特徴とするクロージャ。
  4. 前記本体(3)及び前記シール要素(5)、並びに/又は、前記閉鎖キャップ(41)及び前記固定キャップ(43)は、二成分射出成形によって一体の要素として製造されていることを特徴とする、請求項3に記載のクロージャ。
  5. 前記本体(3)及び/又は前記固定キャップ(43)は、熱可塑性ポリマー、好適にはポリプロピレンを含み、好ましくは、熱可塑性ポリマー、特にポリプロピレンから成ることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のクロージャ。
  6. 前記シール要素(5)及び/又は前記閉鎖キャップ(41)は、TPEを含み、好適にはTPEから成ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のクロージャ。
  7. 二成分射出成形によって互いに結合される要素は、径方向に見て、少なくとも一つの凸部(27, 27', 27''; 29, 29', 29''; 31; 59)及び少なくとも一つの凹部を備え、これらは実質的にロック係合することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のクロージャ。
  8. 周方向に見て、複数の径方向凸部(27, 27', 27''; 29, 29', 29''; 31; 59)及び複数の凹部を備えることを特徴とする、請求項7に記載のクロージャ。
  9. 一方の要素の少なくとも一つの径方向凸部(31; 59)には、軸方向に見て、他方の要素の径方向凹部の内壁(33, 33'; 61, 61')が、両側を囲むように係合し、前記凸部(33, 33', 61, 61')が前記凹部に係合することを特徴とする、請求項7又は8のいずれか一項に記載のクロージャ。
  10. 前記シール要素(5)は、前記本体(3)の前記流路(35)全体にわたって延在することを特徴とする、請求項3から9のいずれか一項に記載のクロージャ。
  11. 前記本体(3)はカニューレ用の延長部(53)を備えていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のクロージャ。
  12. 前記延長部(53)は、ルアーコーンであることを特徴とする、請求項11に記載のクロージャ。
  13. 前記シール要素(5)が、前記延長部(53)の全体にわたって延在することを特徴とする、請求項11に記載のクロージャ。
  14. クロージャ(1)、特に、請求項1から13のいずれか一項に記載のクロージャ(1)の製造方法であって、
    本体(3)及び/又は固定キャップ(43)を第一の材料から射出成形するステップと、
    第二の材料を使用して、シール要素(5)を前記本体(3)上に、及び/又は閉鎖キャップ(41)を前記固定キャップ(43)上に射出成形するステップと
    を含むことを特徴とする、クロージャの製造方法。
  15. 両射出成形ステップが、同一の金型で行われることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記本体(3)及び/又は前記固定キャップ(43)は、ポリプロピレンを含み好適にはポリプロピレンから成る材料から射出成形されることを特徴とする、請求項14又は15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記シール要素(5)及び/又は前記閉鎖キャップ(41)は、TPEを含み好適にはTPEから成る材料から射出されることを特徴とする、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記両射出成形ステップにおいて完成される要素は、射出成形時に互いにロックされることを特徴とする、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
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