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JP2014032539A - オブジェクト認識スキャナシステム、辞書サーバ、オブジェクト認識スキャナ、辞書サーバプログラムおよび制御プログラム - Google Patents

オブジェクト認識スキャナシステム、辞書サーバ、オブジェクト認識スキャナ、辞書サーバプログラムおよび制御プログラム Download PDF

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JP2014032539A JP2012172845A JP2012172845A JP2014032539A JP 2014032539 A JP2014032539 A JP 2014032539A JP 2012172845 A JP2012172845 A JP 2012172845A JP 2012172845 A JP2012172845 A JP 2012172845A JP 2014032539 A JP2014032539 A JP 2014032539A
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敦 岡村
Hidehiko Miyakoshi
秀彦 宮越
Hiroshi Sugasawa
広志 菅澤
Hitoshi Iizaka
仁志 飯坂
Hidehiro Naito
英浩 内藤
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Abstract

【課題】複数のオブジェクト認識スキャナの辞書データを効率的に更新可能とする。
【解決手段】実施形態のオブジェクト認識スキャナシステムは、複数のオブジェクト認識スキャナ(スキャナ)と辞書サーバ(サーバ)とを含む。スキャナはそれぞれ、ローカル記憶デバイス、判定手段およびローカル更新手段を含む。サーバは、マスタ記憶デバイス、マスタ更新手段およびマスタ送信手段を含む。判定手段は、商品の外観を表した画像から抽出した特徴量をローカル記憶デバイスが記憶するローカル辞書データに記述された特徴量と照合して商品が複数の商品分類のいずれに属するかを判定する。マスタ更新手段は、マスタ記憶デバイスが記憶するマスタ辞書データを更新する。マスタ送信手段は、マスタ更新手段が更新したマスタ辞書データをスキャナに送信する。ローカル更新手段は、送信手段が送信したマスタ辞書データによりローカル辞書データを更新する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、オブジェクト認識スキャナシステム、辞書サーバ、オブジェクト認識スキャナ、辞書サーバプログラムおよび制御プログラムに関する。
商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を辞書データに記述された特徴量と照合することによって、上記の画像が表した商品が複数の商品分類のいずれに属するかを判定するオブジェクト認識スキャナが、例えばPOS(point-of-sale)システムの買上商品の判定のためなどに利用されようとしている。
辞書データは、取り扱い商品のそれぞれが属する商品分類のそれぞれについてその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したものとして予め用意され、オブジェクト認識スキャナ毎に保持する。
なお、ここでの商品分類とは、販売管理のために区別することが必要な分類を指す。すなわち、リンゴの品種を区別する必要がなく、リンゴ以外の商品とリンゴとを区別できれば良いのであれば、「リンゴ」が商品分類の一つとなる。しなしながら、リンゴの品種を区別する必要があるならば、「リンゴ(ふじ)」や「リンゴ(ゴールデンデリシャス)」などがそれぞれ商品分類の一つとなる。従って「商品分類」という語が具体的にどのような分類を指すかは、販売管理面での種々の事情により変化する。
特開2012−43371号公報
野菜や果物などは、季節により取り扱い商品が変化する。また、同じ商品分類に属する商品どうしであっても、季節等により外観が異なることがある。
このため、辞書データを取り扱い商品の実情に応じて更新する必要が有るが、オブジェクト認識スキャナ毎に保持する辞書データを個別に更新するのは面倒であった。
このような事情から、複数のオブジェクト認識スキャナの辞書データを効率的に更新できることが望まれていた。
実施形態のオブジェクト認識スキャナシステムは、複数のオブジェクト認識スキャナと辞書サーバとを含む。複数のオブジェクト認識スキャナはそれぞれ、ローカル記憶デバイス、判定手段およびローカル更新手段を含む。辞書サーバは、マスタ記憶デバイス、マスタ更新手段およびマスタ送信手段を含む。ローカル記憶デバイスは、複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶する。判定手段は、商品の外観を表した画像から抽出した特徴量をローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって画像が表した商品が複数の商品分類のいずれに属するかを判定する。マスタ記憶デバイスは、複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶する。マスタ更新手段は、マスタ辞書データを更新する。マスタ送信手段は、マスタ更新手段が更新したマスタ辞書データをオブジェクト認識スキャナに送信する。ローカル更新手段は、送信手段が送信したマスタ辞書データによりローカル辞書データを更新する。
一実施形態に係るPOSシステムのブロック図。 辞書データの構成を模式的に示す図。 図1中のPOS端末のブロック図。 辞書同期処理のフローチャート。 プル同期処理のフローチャート。 プッシュ同期処理のフローチャート。 POSシステムの変形構成の一例を示す図。 POSシステムの変形構成の一例を示す図。
以下実施の形態の一例を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、オブジェクト認識スキャナシステムとして、オブジェクト認識スキャナの機能を備えたPOS端末を複数含んで構成されたPOSシステムを例に説明する。
図1は本実施形態に係るPOSシステムのブロック図である。
図1に示すPOSシステムは、辞書サーバ1および複数のPOS端末2を含む。そして、辞書サーバ1と複数のPOS端末2のそれぞれとは、通信ネットワーク3を介して通信可能である。
辞書サーバ1は、POS端末2で買上商品の商品分類を判定するために利用する辞書データを管理する。POS端末2は、買上商品の登録、買上金額の算出、決済、あるいはポイント処理などのような商品販売に係わる各種のデータ処理を行う。
辞書サーバ1は、CPU(central processing unit)101、ROM(read-only memory)102、RAM(random-access memory)103、補助記憶デバイス104および通信デバイス105を含む。
そして、CPU101、ROM102、RAM103、補助記憶デバイス104および通信デバイス105は、バス106にそれぞれ接続されている。
CPU101は、ROM102およびRAM103に記憶されたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムに基づいて、辞書データを管理するための処理を行う。
ROM102は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM102は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM102は、CPU101が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM103は、CPU101が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM103は、CPU101が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス104は、例えばハードディスクドライブやSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス104は、CPU101が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU101での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス104が保存するデータには、辞書データを含む。なお、補助記憶デバイス104が保存する辞書データを、以下においてはマスタ辞書データと称する。かくして補助記憶デバイス104は、マスタ記憶デバイスとしての機能を有する。補助記憶デバイス104は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信デバイス105は、通信ネットワーク3を介してPOS端末2と通信する。通信デバイス105としては、例えば既存のLAN通信デバイスやインターネット通信デバイスを適用できる。
ところで、ROM102または補助記憶デバイス104に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する辞書同期処理に関して記述した辞書サーバプログラムを含む。この辞書サーバプログラムを補助記憶デバイス104に記憶する場合、辞書サーバ1は、一般的に辞書サーバプログラムが補助記憶デバイス104に記憶された状態にて譲渡される。しかし、辞書サーバ1が辞書サーバプログラムが補助記憶デバイス104に記憶されない状態で譲渡されるとともに、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して辞書サーバプログラムが譲渡され、この辞書サーバプログラムが上記の別途に譲渡された辞書サーバ1の補助記憶デバイス104に書き込まれても良い。
辞書サーバ1は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。そして、補助記憶デバイス104および通信デバイス105は、汎用のサーバ装置やコンピュータ装置に外付けで利用される汎用のデバイスをそれぞれ用いることができる。そして補助記憶デバイス104および通信デバイス105の少なくとも1つとして汎用のデバイスを用いる場合には、当該デバイスを含めずに辞書サーバ1を実現しても良い。
図2は辞書データの構成を模式的に示す図である。
図2に示すように辞書データは、1つの更新時刻TDと、それぞれが商品コードC(C1,C2,…Cn)、特徴量VC(VC1,VC2,…VCn)および更新時刻TC(T1,T2,…Tn)を互いに関連付けて記述した複数のデータレコードとを含む。なお、nは任意の整数である。辞書データが含むデータレコードの数は可変であり、従ってnも可変である。
更新時刻TDは、辞書データの最新の更新タイミングを表す。
商品コードCは、商品分類のそれぞれを識別するための識別情報である。特徴量VCは、関連付けられた商品コードCで識別される商品分類に属する商品の外観に関する特徴量である。なお特徴量VCは、通常は複数の値を含み、1つの特徴量VCが含む値の数は可変である。更新時刻TCは、関連付けられた特徴量VCの最新の更新タイミングを表す。
図3はPOS端末2のブロック図である。
図1および図3に示すように、POS端末2はオブジェクト認識ユニット200およびメインユニット250を含む。
オブジェクト認識ユニット200は、CPU201、ROM202、RAM203、キーボード204、タッチパネル205、客用ディスプレイ206、撮像デバイス207、キーボードインタフェース(キーボードI/F)208、パネルインタフェース(パネルI/F)209、表示インタフェース(表示I/F)210、撮像インタフェース(撮像I/F)211、メインユニットインタフェース(メインユニットI/F)212およびバスライン213を含む。なお、バスライン213は、アドレスバスおよびデータバスなどを含み、CPU201、ROM202、RAM203、キーボードインタフェース208、パネルインタフェース209、表示インタフェース210、撮像インタフェース211およびメインユニットインタフェース212を互いに接続する。
CPU201は、ROM202およびRAM203に記憶されたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムに基づいて、オブジェクト認識ユニット200としての各種の動作を実現するべくオブジェクト認識ユニット200の各要素を制御する。
ROM202は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM202は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM202は、CPU201が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM203は、CPU201が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM203は、CPU201が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
キーボード204は、複数のキースイッチを含み、これらのキースイッチに対するオペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
タッチパネル205は、例えばLCD(liquid crystal display)などの表示デバイスと、この表示デバイスの表示画面に重ねて配置された透明な二次元タッチセンサとを含む。タッチパネル205は、CPU201の制御の下に任意の画像を表示デバイスにおいて表示する。タッチパネル205は、表示デバイスの表示画面におけるオペレータのタッチ位置を二次元タッチセンサにて検出し、そのタッチ位置を表す座標データを出力する。タッチパネル205は、オペレータに対して提示するべき各種の情報を表した画像を表示したり、オペレータの操作を入力するために利用される。
客用ディスプレイ206は、CPU201の制御の下に任意の文字列または画像を表示する。客用ディスプレイ206は、客に対して提示するべき各種の文字列や画像を表示するために利用される。客用ディスプレイ206としては、例えば蛍光管表示器またはLCDが利用できる。
撮像デバイス207は、エリアイメージセンサとその駆動回路とを含む。エリアイメージセンサとしては、例えばCCD(charge coupled device)撮像素子が利用できる。撮像デバイス207は、オブジェクト認識ユニット200の外部の所定の撮像領域の画像(フレーム画像)を表すフレームデータを一定の時間間隔で取得し、当該フレームデータを出力する。
キーボードインタフェース208は、キーボード204とCPU201とのデータの授受をインタフェースする。キーボードインタフェース208としては、例えばPS/2規格またはUSB(universal serial bus)規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
パネルインタフェース209は、タッチパネル205とCPU201とのデータおよび映像信号の授受をインタフェースする。パネルインタフェース209は、表示デバイス用のインタフェースとタッチセンサ用のインタフェースとを含む。表示デバイス用のインタフェースとしては、例えばVGA(video graphics array)規格(アナログRGB規格)、DVI(digital video interface)規格またはLVDS(low voltage differential signaling)規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。タッチセンサ用のインタフェースとしては、例えばUSB規格またはRS(recommended standard)−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース210は、客用ディスプレイ206とCPU201との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース210としては、客用ディスプレイ206が蛍光表示器である場合には例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用でき、客用ディスプレイ206がLCDである場合には例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
撮像インタフェース211は、撮像デバイス207とCPU201とのデータの授受をインタフェースする。撮像インタフェース211としては、例えばUSB規格またはIEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
メインユニットインタフェース212は、メインユニット250とCPU201とのデータの授受をインタフェースする。メインユニットインタフェース212としては、例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
メインユニット250は、CPU251、ROM252、RAM253、補助記憶デバイス254、キーボード255、オペレータ用ディスプレイ256、客用ディスプレイ257、プリンタ258、キーボードインタフェース(キーボードI/F)259、表示インタフェース(表示I/F)260,261、プリンタインタフェース(プリンタI/F)262、認識ユニットインタフェース(認識ユニットI/F)263、ドロワインタフェース(ドロワI/F)264、通信デバイス265およびバスライン266を含む。なお、バスライン266は、アドレスバスおよびデータバスなどを含み、CPU251、ROM252、RAM253、補助記憶デバイス254、キーボードインタフェース259、表示インタフェース260、表示インタフェース261、プリンタインタフェース262、認識ユニットインタフェース263、ドロワインタフェース264および通信デバイス265を互いに接続する。
CPU251は、ROM252およびRAM253に記憶されたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムに基づいて、メインユニット250としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM252は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM252は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM252は、CPU251が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM253は、CPU251が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM253は、CPU251が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。RAM253の記憶領域の一部は、買上登録された商品についての情報を管理するための商品リストエリアとして使用される。
補助記憶デバイス254は、例えばハードディスクドライブやSSDなどであり、CPU251が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU251での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス254は、オブジェクト認識ユニット200が使用する辞書データを記憶する場合もある。この場合CPU201がメインユニットインタフェース212および認識ユニットインタフェース263を介して、補助記憶デバイス254が記憶する辞書データを参照しても良いし、オブジェクト認識ユニット200の起動時などに補助記憶デバイス254が記憶する辞書データをRAM203にコピーしても良い。
ROM252または補助記憶デバイス254に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する処理に関して記述した制御プログラムを含む。なお、POS端末2またはメインユニット250は、一般的に制御プログラムがROM252または補助記憶デバイス254に記憶された状態にて譲渡される。しかし、制御プログラムがROM252や補助記憶デバイス254に記憶されない状態でPOS端末2またはメインユニット250が譲渡されるとともに、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡されたPOS端末2またはメインユニット250のROM252や補助記憶デバイス254に書き込まれても良い。
キーボード255は、複数のキースイッチを含み、これらのキースイッチに対するオペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
オペレータ用ディスプレイ256は、CPU251の制御の下に任意の画像を表示する。オペレータ用ディスプレイ256は、オペレータに対して提示するべき各種の画像を表示するために利用される。オペレータ用ディスプレイ256としては、例えばLCDが利用できる。
客用ディスプレイ257は、CPU251の制御の下に任意の文字列または画像を表示する。客用ディスプレイ257は、客に対して提示するべき各種の文字列や画像を表示するために利用される。客用ディスプレイ257としては、例えば蛍光管表示器またはLCDが利用できる。
プリンタ258は、CPU251の制御の下に、取引の内容を表したレシート画像をレシート用紙に対してプリントする。プリンタ258としては、周知の各種方式の既存のプリンタが利用できる。典型的にはプリンタ258は、サーマルプリンタである。
キーボードインタフェース259は、キーボード255とCPU251とのデータの授受をインタフェースする。キーボードインタフェース259としては、例えばPS/2規格またはUSB規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース260は、オペレータ用ディスプレイ256とCPU201との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース260としては、例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース261は、客用ディスプレイ257とCPU251との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース261としては、客用ディスプレイ257が蛍光表示器である場合には例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用でき、客用ディスプレイ257がLCDである場合には例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
プリンタインタフェース262は、プリンタ258とCPU251とのデータの授受をインタフェースする。プリンタインタフェース262としては、例えばUSB規格、RS−232C規格またはIEEE1284規格(いわゆるセントロニクス仕様)などに準拠した周知のデバイスを利用できる。
認識ユニットインタフェース263は、オブジェクト認識ユニット200とCPU251とのデータの授受をインタフェースする。認識ユニットインタフェース263としては、メインユニットインタフェース212が準拠する規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
ドロワインタフェース264は、CPU251からドロワ開放が指示されたことに応じてドロワ4を開放させるための駆動信号をドロワ4に対して出力する。
通信デバイス265は、通信ネットワーク3を介して辞書サーバ1と通信する。通信デバイス265としては、例えば既存のLAN通信デバイスを適用できる。
次に以上のように構成されたPOSシステムの動作について説明する。なお、POS端末2での買い上げ商品の商品分類の判定や、買上商品の登録などといった既存のPOS端末で実現されている機能については、POS端末2も同様に実現するが、その説明は省略する。そしてここでは、オブジェクト認識ユニット200が商品分類の判定のために用いる辞書データの管理処理に関して詳細に説明する。
なおここでは、補助記憶デバイス254がローカル辞書データの全てを記憶しており、必要に応じて補助記憶デバイス254が記憶するローカル辞書データの全てまたは一部をRAM203にコピーすることとする。
CPU201は、撮像デバイス207が出力するフレームデータを対象として周知の処理を行うことにより、商品の外観を表した画像から抽出した特徴量をローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって画像が表した商品が複数の商品分類のいずれに属するかを判定する。この判定に際してCPU201は、RAM203にコピーされたローカル辞書データまたは補助記憶デバイス254が記憶するローカル辞書データを適宜に参照する。
かくして、補助記憶デバイス254は、ローカル記憶デバイスとして機能する。また、CPU201は、判定手段として機能する。
CPU201は、ローカル辞書データに関する学習処理を実行することとする。学習処理としては、周知の処理をそのまま利用できる。ただしCPU201は、RAM203が記憶したローカル辞書データを更新する。さらにCPU201は、例えば1客分の一連の処理が完了したタイミングなどの予め定められたタイミングとなる毎に、学習の内容をCPU251に通知する。この通知を受けてCPU251は、RAM203が記憶するローカル辞書データの学習内容を反映するように補助記憶デバイス254が記憶するローカル辞書データを更新する。なお、ローカル辞書データは、マスタ辞書データと同様に図2に示すような構造で各種の情報を記述している。かくしてCPU201,251の協働により、学習手段としての機能が実現される。なお、学習処理は、CPU251のみによって実行されても良い。
予め定めた同期開始タイミングが到来すると、CPU101は辞書サーバプログラムに従って図4に示す辞書同期処理を実行する。なお、同期開始タイミングは、予め定められた時刻とすることが想定され、典型的にはレジのクローズ時や、閉店時などとする。
ステップSa1においてCPU101は、複数のPOS端末2のうちでプル同期の対象端末として今回の辞書同期処理内で未選択のPOS端末2の1つを選択し、プル同期の対象端末とする。
ステップSa2においてCPU101は、ステップSa1で選択した対象端末を対象としたプル同期処理を実行する。
図5はプル同期処理のフローチャートである。なお、図5の左側のフローチャートが対象端末として選択されたPOS端末2におけるCPU251の処理手順を示し、右側のフローチャートがCPU101の処理手順を示す。
ステップSb1においてCPU101は、辞書同期必要性通知を対象端末に対して通信デバイス105から通信ネットワーク3を介して送信する。なおCPU101は、マスタ辞書データに含まれた更新時刻TDを同期先更新時刻TDdとして辞書同期必要性通知に含める。
対象端末となったPOS端末2では通信デバイス265が、通信ネットワーク3を介して到来した辞書同期必要性通知を受信し、RAM253に保存するとともに、その旨をCPU251に通知する。この通知を受けるとCPU251は、図5に示したプル同期処理を開始する。
ステップSc1においてCPU251は、RAM253が記憶するローカル辞書データに含まれた更新時刻TDを同期元更新時刻TDsとし、TDs>TDdなる関係が成立するか否かを確認する。つまりCPU251は、ローカル辞書データの最新更新時刻に相当する同期元更新時刻TDsがマスタ辞書データの最新更新時刻に相当する同期先更新時刻TDdよりも新しいか否かを確認する。そしてこの関係が成立するために、すなわちローカル辞書データの最新更新時刻がマスタ辞書データの最新更新時刻よりも新しいためにYESと判定したならばCPU251は、ステップSc2へ進む。かくしてCPU251は、第4のタイミング情報としての時刻TDsと第5のタイミング情報としての時刻TDdとの比較によりマスタ辞書データとローカル辞書データとが相違するか否かを確認しているのであり、第3の確認手段として機能する。
ステップSc2においてCPU251は、マスタ辞書データに含まれたデータレコードのうちに今回の同期処理で未同期である同期対象レコード(以下、未同期レコードと称する)があるか否かを確認する。ある商品コードCにマスタ辞書データで関連付けられた更新時刻TCを同期先更新時刻TCsとした場合に、TCs>TDdなる関係が成立するならば、該当する商品コードCを含んだデータレコードが同期対象レコードである。そして、未同期レコードがあったためにYESと判定したならばCPU251は、ステップSc3へ進む。かくしてCPU251は、第6のタイミング情報としての時刻TCsと第5のタイミング情報としての時刻TDdとの比較によりマスタ辞書データとローカル辞書データとにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを確認しているのであり、第4の確認手段として機能する。
ステップSc3においてCPU251は、未同期レコードの1つを選択し、その未同期レコードに関するデータ同期要求を通信デバイス265から通信ネットワーク3を介して辞書サーバ1へと送信する。なおCPU251は、選択した未同期レコードに含まれる商品コードCを含んだローカル辞書データ中のデータレコードの各情報(例えば、特徴量および更新時刻など)をデータ同期要求に含める。かくしてCPU251は、ローカル送信手段として機能する。
さてCPU101は、ステップSb1で辞書同期必要性通知を送信したのちには、ステップSb2に移行する。
ステップSb2においてCPU101は、対象端末が送信したデータ同期要求が到来したか否かを確認する。そしてデータ同期要求が到来しないためにここでNOと判定したならばCPU101は、ステップSb3へ進む。
ステップSb3においてCPU101は、対象端末が後述するように送信したデータ同期終了通知が到来したか否かを確認する。そしてデータ同期終了通知が到来しないためにここでNOと判定したならばCPU101は、ステップSb2へ戻る。
かくしてステップSb2およびステップSb3においてCPU101は、データ同期要求またはデータ同期終了通知が到来するのを待ち受ける。
さて、辞書サーバ1では通信デバイス105が、通信ネットワーク3を介して到来したデータ同期要求を受信し、RAM103に保存するとともに、その旨をCPU101に通知する。ステップSb2,3の待ち受け状態にあるときにこの通知を受けるとCPU101は、ステップSb2でYESと判定し、ステップSb4へと進む。
ステップSb4においてCPU101は、データ同期要求に含まれた商品コードCにマスタ辞書データで関連付けられた特徴量VCと更新時刻TCとを、データ同期要求に含まれた特徴量VCと更新時刻TCとに書き換えることによって更新する。かくしてCPU101は、マスタ更新手段として機能する。
ステップSb5においてCPU101は、データ同期完了通知を対象端末に対して通信デバイス105から通信ネットワーク3を介して送信する。そしてこののちにCPU101は、ステップSb2,3の待ち受け状態に戻る。
CPU251はステップSc3でデータ同期要求を送信したのちには、ステップSc4に移行する。
ステップSc4においてCPU251は、データ同期完了通知が到来したか否かを確認する。そして、データ同期完了通知が到来しておらず、ここでNOと判定したならばCPU251は、ステップSc4に戻る。つまりCPU251はステップSc4において、データ同期完了通知が到来するのを待ち受ける。
一方で、通信ネットワーク3を介してデータ同期完了通知が対象端末に到達すると、通信デバイス265がこのデータ同期完了通知を受信し、RAM253に保存するとともに、その旨をCPU251に通知する。そうするとCPU251はステップSc4でYESと判定し、ステップSc2に戻る。そしてCPU251は、未同期レコードがまだ有るならば、その未同期レコードの1つを対象としてステップSc3,4を繰り返す。未同期レコードが無くなったならば、CPU251はステップSc2でNOと判定することとなり、ステップSc5へと進む。なお、TDs>TDdなる関係が成立しないためにステップSc1においてNOと判定したならばCPU251は、ステップSc2〜ステップSc4の処理を行うことなく、そのままステップSc5へと進む。
ステップSc5においてCPU251は、データ同期終了通知を通信デバイス265から通信ネットワーク3を介して辞書サーバ1へと送信する。そしてこれをもってCPU251は、今回のプル同期処理を完了する。
辞書サーバ1では通信デバイス105が、通信ネットワーク3を介して到来したデータ同期終了通知を受信し、RAM103に保存するとともに、その旨をCPU101に通知する。ステップSb2,3の待ち受け状態にあるときにこの通知を受けるとCPU101は、ステップSb3でYESと判定し、今回のプル同期処理を完了する。
以上のようにしてプル同期処理が完了するとCPU101は、図4中のステップSa2からステップSa3へ進む。
ステップSa3においてCPU101は、未選択端末が有るか否かを確認する。そして未選択端末が有るためにここでYESと判定したならばCPU101は、ステップSa1およびステップSa2の処理を繰り返す。つまり、未選択端末の1つを対象端末としたプル同期処理を順次に行う。そして複数のPOS端末2の全てに対してプル同期処理を行ったために未選択端末が既に無く、ステップSa3にてNOと判定したならばCPU101は、ステップSa4へと進む。これによってCPU101は、マスタ辞書データを、複数のPOS端末2におけるローカル辞書データの学習結果を考慮した内容に更新し、この上でステップSa4へと進む。
ステップSa4においてCPU101は、複数のPOS端末2のうちでプッシュ同期の対象端末として今回の辞書同期処理内で未選択のPOS端末2の1つを選択し、プッシュ同期の対象端末とする。
ステップSa5においてCPU101は、ステップSa4で選択した対象端末を対象としたプッシュ同期処理を実行する。
図6はプッシュ同期処理のフローチャートである。なお、図6の左側のフローチャートがCPU101の処理手順を示し、右側のフローチャートが対象端末として選択されたPOS端末2におけるCPU251の処理手順を示す。
ステップSd1においてCPU101は、辞書同期要求を対象端末に対して通信デバイス105から通信ネットワーク3を介して送信する。なおCPU101は、マスタ辞書データに含まれた更新時刻TDを同期元更新時刻TDsとして辞書同期要求に含めても良い。
対象端末となったPOS端末2では通信デバイス265が、通信ネットワーク3を介して到来した辞書同期要求を受信し、RAM253に保存するとともに、その旨をCPU251に通知する。この通知を受けるとCPU251は、図6に示したプッシュ同期処理を開始する。
ステップSe1においてCPU251は、辞書同期必要性通知を対象端末に対して通信デバイス265から通信ネットワーク3を介して送信する。なおCPU251は、補助記憶デバイス254が記憶するローカル辞書データに含まれた更新時刻TDを同期先更新時刻TDdとして辞書同期必要性通知に含める。
辞書サーバ1では通信デバイス105が、通信ネットワーク3を介して到来した辞書同期必要性通知を受信し、RAM103に保存するとともに、その旨をCPU101に通知する。この通知を受けるとCPU101は、ステップSd2へと進む。
ステップSd2においてCPU101は、TDs>TDdなる関係が成立するか否かを確認する。つまりCPU101は、マスタ辞書データの最新更新時刻に相当する同期元更新時刻TDsがローカル辞書データの最新更新時刻に相当する同期先更新時刻TDdよりも新しいか否かを確認する。そしてこの関係が成立するために、すなわちマスタ辞書データの最新更新時刻がローカル辞書データの最新更新時刻よりも新しいためにYESと判定したならばCPU251は、ステップSd3へ進む。かくしてCPU101は、第1のタイミング情報としての時刻TDsと第3のタイミング情報としての時刻TDdとの比較によりマスタ辞書データとローカル辞書データとが相違するか否かを確認しているのであり、第1の確認手段として機能する。
ステップSd3においてCPU101は、マスタ辞書データに含まれたデータレコードのうちに今回の同期処理で未同期である同期対象レコード(以下、未同期レコードと称する)が有るか否かを確認する。ある商品コードCにマスタ辞書データで関連付けられた更新時刻TCを同期先更新時刻TCsとした場合に、TCs>TDdなる関係が成立する場合に、該当する商品コードCを含んだデータレコードが同期対象レコードである。そして、未同期レコードが有ったためにYESと判定したならばCPU101は、ステップSd4へ進む。かくしてCPU101は、第2のタイミング情報としての時刻TCsと第3のタイミング情報としての時刻TDdとの比較によりマスタ辞書データとローカル辞書データとにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを確認しているのであり、第2の確認手段として機能する。
ステップSd4においてCPU101は、未同期レコードの1つを選択し、その未同期レコードに関するデータ同期要求を通信デバイス265から通信ネットワーク3を介して辞書サーバ1へと送信する。なおCPU101は、選択した未同期レコードに含まれる商品コードCを含んだマスタ辞書データ中のデータレコードの各情報をデータ同期要求に含める。かくしてCPU101は、マスタ送信手段として機能する。
さてCPU251は、ステップSe1で辞書同期必要性通知を送信したのちには、ステップSe2に移行する。
ステップSe2においてCPU251は、対象端末が送信したデータ同期要求が到来したか否かを確認する。そしてデータ同期要求が到来しないためにここでNOと判定したならばCPU251は、ステップSe3へ進む。
ステップSe3においてCPU251は、対象端末が後述するように送信したデータ同期終了通知が到来したか否かを確認する。そしてデータ同期終了通知が到来しないためにここでNOと判定したならばCPU251は、ステップSe2へ戻る。
かくしてステップSe2およびステップSe3においてCPU251は、データ同期要求またはデータ同期終了通知が到来するのを待ち受ける。
対象端末となっているPOS端末2では通信デバイス265が、通信ネットワーク3を介して到来したデータ同期要求を受信し、RAM253に保存するとともに、その旨をCPU101に通知する。ステップSe2,3の待ち受け状態にあるときにこの通知を受けるとCPU251は、ステップSe2でYESと判定し、ステップSe4へと進む。
ステップSe4においてCPU251は、データ同期要求に含まれた商品コードCにローカル辞書データで関連付けられた特徴量VCと更新時刻TCとを、データ同期要求に含まれた特徴量VCと更新時刻TCとに書き換えることによって更新する。かくしてCPU251は、ローカル更新手段として機能する。
ステップSe5においてCPU251は、データ同期完了通知を辞書サーバ1に対して通信デバイス265から通信ネットワーク3を介して送信する。そしてこののちにCPU251は、ステップSe2,3の待ち受け状態に戻る。
CPU101はステップSd4でデータ同期要求を送信したのちには、ステップSd5に移行する。
ステップSd5においてCPU101は、データ同期完了通知が到来したか否かを確認する。そして、データ同期完了通知が到来しておらず、ここでNOと判定したならばCPU101は、ステップSd5に戻る。つまりCPU101はステップSd5において、データ同期完了通知が到来するのを待ち受ける。
一方で、通信ネットワーク3を介してデータ同期完了通知が辞書サーバ1に到達すると、このデータ同期完了通知を通信デバイス105が受信し、RAM103に保存するとともに、その旨をCPU101に通知する。そうするとCPU101はステップSd5でYESと判定し、ステップSd3に戻る。そしてCPU101は、未同期レコードがまだ有るならば、その未同期レコードの1つを対象としてステップSd4,5を繰り返す。未同期レコードが無くなったならば、CPU101はステップSd3でNOと判定することとなり、ステップSd6へと進む。なお、TDs>TDdなる関係が成立しないためにステップSd2においてNOと判定したならばCPU101は、ステップSd3〜ステップSd5の処理を行うことなく、そのままステップSd6へと進む。
ステップSd6においてCPU101は、データ同期終了通知を通信デバイス105から通信ネットワーク3を介して対象端末へと送信する。そしてこれをもってCPU101は、今回のプッシュ同期処理を完了する。
対象端末となっているPOS端末2では通信デバイス265が、通信ネットワーク3を介して到来したデータ同期終了通知を受信し、RAM253に保存するとともに、その旨をCPU251に通知する。ステップSe2,3の待ち受け状態にあるときにこの通知を受けるとCPU251は、ステップSe3でYESと判定し、今回のプッシュ同期処理を完了する。
なお、同期開始タイミングがレジのクローズ時や、閉店時などとするならば、次にPOS端末2が起動された後に必要に応じて補助記憶デバイス254が記憶するローカル辞書データの全てまたは一部がRAM203にコピーされることによって、オブジェクト認識ユニット200での商品分類の判定の処理に適用される。ただし、オブジェクト認識ユニット200に補助記憶デバイスを備えてここにローカル辞書データを記憶しておくならば、CPU251およびCPU201により、当該補助記憶デバイスにRAM253が記憶するローカル辞書データをプッシュ同期処理の終了直後などにコピーしても良い。
以上のようにしてプッシュ同期処理が完了するとCPU101は、図4中のステップSa5からステップSa6へ進む。
ステップSa6においてCPU101は、未選択端末が有るか否かを確認する。そして未選択端末が有るためにここでYESと判定したならばCPU251は、ステップSa4およびステップSa5の処理を繰り返す。つまり、未選択端末の1つを対象端末としたプッシュ同期処理を順次に行う。そして複数のPOS端末2の全てに対してプッシュ同期処理を行ったために未選択端末が既に無く、ステップSa6にてNOと判定したならばCPU101は、辞書同期処理を完了する。
このように本実施形態のPOSシステムによれば、辞書サーバ1が、補助記憶デバイス104に記憶して管理しているマスタ辞書データを、複数のPOS端末2のそれぞれに配信する。そして複数のPOS端末2はそれぞれ、RAM203に記憶して商品分類の判定のために参照するローカル辞書データを、辞書サーバ1が配信したマスタ辞書データに基づいて更新する。かくして、辞書サーバ1が、補助記憶デバイス104に記憶して管理しているマスタ辞書データを更新することによって、その更新を複数のPOS端末2のそれぞれが管理しているローカル辞書データにも反映できる。これにより、季節による取り扱い商品の変化や、同じ商品分類に属する商品どうしの外観の個体差などを考慮したローカル辞書データの更新は、辞書サーバ1で行うことによって、その更新を複数のPOS端末のそれぞれのローカル辞書データに反映することができる。このため、POS端末2のそれぞれで、すなわちオブジェクト認識ユニット200のそれぞれで辞書データを更新するための作業を個別に行う必要がなく、複数のオブジェクト認識ユニット200が利用する辞書データを効率的に更新できることが可能である。
また本実施形態のPOSシステムでは、ローカル辞書データにおける学習結果を反映するようにマスタ辞書データを更新するので、POS端末2のそれぞれにおける辞書データの更新作業をマスタ辞書データの更新作業として流用することができ、マスタ辞書データの更新に関わる手間を軽減することができる。
また本実施形態のPOSシステムは、一商取引毎に辞書データについて学習を実行することにより、ローカル辞書内の各商品コードのデータを個別に随時更新するオブジェクト認識スキャナ方式を適用する場合に特に有効である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
図7はPOSシステムの変形構成の一例を示す図である。
図7に示すPOSシステムでは、辞書サーバ1a,1b,1cを含む。辞書サーバ1aはインターネット3aに、辞書サーバ1bは企業内ネットワーク3bに、辞書サーバ1cは店舗内ネットワーク3cにそれぞれ接続されている。また図7に示すPOSシステムは、それぞれインターネット3aに接続された複数のPOS端末2a、それぞれ企業内ネットワーク3bに接続された複数のPOS端末2b、それぞれ店舗内ネットワーク3cに接続された複数のPOS端末2cを含む。
辞書サーバ1aは、辞書サーバ1aが保持している辞書データを、インターネット3aを介して複数のPOS端末2aへと配信するとともに、インターネット3aおよび企業内ネットワーク3bを介して辞書サーバ1bへと送る。
辞書サーバ1bは、辞書サーバ1aから送られた辞書データ、あるいは辞書サーバ1bが保持している辞書データを辞書サーバ1aから送られた辞書データに基づいて更新した後の辞書データを、企業内ネットワーク3bを介して複数のPOS端末2bへと配信するとともに、企業内ネットワーク3bおよび店舗内ネットワーク3cを介して辞書サーバ1cへと送る。
辞書サーバ1cは、辞書サーバ1bから送られた辞書データ、あるいは辞書サーバ1cが保持している辞書データを辞書サーバ1cから送られた辞書データに基づいて更新した後の辞書データを、店舗内ネットワーク3cを介して複数のPOS端末2cへと配信する。
このように、少なくとも2つの辞書サーバを備え、これらの辞書サーバによりPOS端末への辞書データの配信を分担しても良い。
オブジェクト認識ユニット200に相当するオブジェクト認識スキャナ、あるいはオブジェクト認識ユニット200を含んだオブジェクト認識スキャナとPOS端末とが個別に存在するPOSシステムにおいても前記実施形態と同様に実施が可能である。
前記実施形態におけるオブジェクト認識ユニットが備える機能を、例えばハンディターミナル、計量器、ラベルプリンタなどに搭載することも可能である。
図8はPOSシステムの変形構成の一例を示す図である。
図8に示すPOSシステムでは、辞書サーバ1d、1eと、複数のPOS端末2とを含む。辞書サーバ1d、1eと、複数のPOS端末2とは、通信ネットワーク3を介して通信可能である。
辞書サーバ1dは、野菜に関する商品分類について記述した辞書データ(以下、野菜用辞書データと称する)を保持する。辞書サーバ1eは、果物に関する商品分類について記述した辞書データ(以下、果物用辞書データと称する)を保持する。そして辞書サーバ1dは、野菜用辞書データを複数のPOS端末2のそれぞれに配信する。辞書サーバ1eは、果物用辞書データを複数のPOS端末2のそれぞれに配信する。POS端末2のそれぞれは、自己が保持する辞書データのうちの野菜に関する商品分類についての記述を野菜用辞書データに基づいて更新し、果物に関する商品分類についての記述を果物用の辞書データに基づいて更新する。
このように、複数のグループのそれぞれに属する複数の辞書データを個別に用意するとともに、それら複数の辞書データを別々の辞書サーバで管理しても良い。
なお、この場合、例えば野菜市場にPOS端末またはオブジェクト認識スキャナを設置し、当該POS端末またはオブジェクト認識スキャナでの野菜市場での取り扱い商品についての商品分類の判定結果を用いて辞書サーバ1dが管理する野菜用辞書データの更新を図るようにし、果物市場にPOS端末またはオブジェクト認識スキャナを設置し、当該POS端末またはオブジェクト認識スキャナでの果物市場での取り扱い商品についての商品分類の判定結果を用いて辞書サーバ1eが管理する果物用辞書データの更新を図るようにすれば、各店舗での学習を待たずに、各市場での入荷商品に適応するように速やかに各辞書データを更新することができる。
マスタ辞書データの更新は、例えば任意の方法で行われて良い。例えば、学習用のオブジェクト認識スキャナや専用の画像解析装置により取得した特徴量を含むようにマスタ辞書データを更新しても良い。そして、そのような別手法によりマスタ辞書データの更新を行うならば、POS端末2での学習結果をマスタ辞書データに反映するための同期処理(以下、上り同期処理と称する)は必須ではない。
上り同期処理を、プッシュ同期処理としても良い。すなわち、POS端末2が、例えば空き時間などを利用して能動的に上り同期処理を開始しても良い。、
上り同期処理は、複数のPOS端末2毎に別々のタイミングで実行しても良い。
ローカル辞書データをマスタ辞書データに同期するための同期処理(以下、下り同期処理)をプル同期処理としても良い。すなわち、POS端末2が、例えば空き時間などの利用して能動的に下り同期処理を開始しても良い。
下り同期処理は、複数のPOS端末2毎に別々のタイミングで実行しても良い。
上り同期処理および下り同期処理は、それぞれ無関係なタイミングで実行しても良い。
画像データから特徴量を抽出し、この特徴量を含むようにマスタ辞書データを更新する機能を辞書サーバ1に備えても良い。
マスタ辞書データの全てをPOS端末2へと配信し、この配信したマスタ辞書データによりローカル辞書データの全てを置き換えても良い。
辞書データは、更新時刻の情報に代えて、過去のある時点からの累積秒数などのような時刻を整数化した情報を用いても良い。このようにすると、更新タイミングの比較のための処理が用意になる。
複数のPOS端末2のそれぞれに関する同期処理を並列的に行っても良い。この場合には、辞書サーバ1とPOS端末2との間で授受する各種のコマンドがPOS端末2の識別情報を含めておき、辞書サーバ1は複数のPOS端末2のそれぞれとの手順を非同期で進める。
図5におけるステップSc2および図6におけるステップSd3における判断の条件を「TCsとTCdとが一致しない」という条件に変更することにより、複数のPOS端末2のそれぞれの学習結果のより多くを辞書データの更新に利用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1a,1b,1c…辞書サーバ、2,2a,2b,2c…POS端末、3…通信ネットワーク、3a…インターネット、3b…企業内ネットワーク、3c…店舗内ネットワーク、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…補助記憶デバイス、105…通信デバイス、200…オブジェクト認識ユニット、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…キーボード、205…タッチパネル、206…客用ディスプレイ、207…撮像デバイス、208…キーボードインタフェース、209…パネルインタフェース、210…表示インタフェース、211…撮像インタフェース、212…メインユニットインタフェース、250…メインユニット、251…CPU、252…ROM、253…RAM、254…補助記憶デバイス、265…通信デバイス、266…バスライン。

Claims (14)

  1. 複数のオブジェクト認識スキャナと辞書サーバとを含み、
    前記複数のオブジェクト認識スキャナはそれぞれ、
    複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶するローカル記憶デバイスと、
    商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を前記ローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって前記画像が表した商品が前記複数の商品分類のいずれに属するかを判定する判定手段とを具備し、
    前記辞書サーバは、
    複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶するマスタ記憶デバイスと、
    前記マスタ辞書データを更新するマスタ更新手段と、
    前記マスタ更新手段が更新した前記マスタ辞書データを前記オブジェクト認識スキャナに送信するマスタ送信手段とを具備し、
    前記複数のオブジェクト認識スキャナはさらに、
    前記送信手段が送信した前記マスタ辞書データにより前記ローカル辞書データを更新するローカル更新手段を備える
    ことを特徴とするオブジェクト認識スキャナシステム。
  2. 前記オブジェクト認識スキャナはさらに、
    前記画像から抽出した特徴量を使用して前記ローカル辞書データを更新する学習手段と、
    前記学習手段が更新した前記ローカル辞書データを前記辞書サーバへ送信するローカル送信手段とを具備し、
    前記マスタ更新手段は、前記ローカル送信手段が送信した前記ローカル辞書データを利用して前記マスタ辞書データを更新することを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト認識スキャナシステム。
  3. 前記マスタ辞書データおよび前記ローカル辞書データは、前記商品分類を識別する商品コードに前記特徴量を関連付けたデータレコードを複数含み、
    前記マスタ更新手段は、前記データレコードを更新することにより前記マスタ辞書テーブルを更新し、
    前記マスタ送信手段は、前記マスタ更新手段が更新した前記データレコードを前記オブジェクト認識スキャナに送信し、
    前記ローカル更新手段は、前記ローカル辞書データが含む前記データレコードのうちで前記送信手段が送信した前記データレコードが含む特徴量により、当該データレコードと同じ商品コードを含んだデータレコードが含む前記特徴量を更新する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のオブジェクト認識スキャナシステム。
  4. 複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶するローカル記憶デバイスと、
    商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を前記ローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって前記画像が表した商品が前記複数の商品分類のいずれに属するかを判定する判定手段と、
    マスタ辞書データにより前記ローカル辞書データを更新するローカル更新手段とをそれぞれ具備した複数のオブジェクト認識スキャナのそれぞれと通信可能であり、
    複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶するマスタ記憶デバイスと、
    前記マスタ辞書データを更新するマスタ更新手段と、
    前記マスタ更新手段が更新した前記マスタ辞書データを前記ローカル辞書データの更新のために前記オブジェクト認識スキャナに送信するマスタ送信手段とを具備することを特徴とする辞書サーバ。
  5. 前記マスタ辞書データおよび前記ローカル辞書データは、前記商品分類を識別する商品コードに前記特徴量を関連付けたデータレコードを複数含み、
    前記マスタ更新手段は、前記データレコードを更新することにより前記マスタ辞書テーブルを更新し、
    さらに前記辞書サーバは、前記マスタ更新手段が更新した前記データレコードを前記オブジェクト認識スキャナに送信するマスタ送信手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の辞書サーバ。
  6. 前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違するか否かを確認する第1の確認手段と、
    前記第1の確認手段が前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違すると判断した場合に、前記マスタ辞書データおよび前記ローカル辞書データにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを確認する第2の確認手段とをさらに具備し、
    前記マスタ送信手段は、前記マスタ辞書データに含まれた前記データレコードのうちで前記第2の確認手段が相違しないと判定したデータレコードを送信することを特徴とする請求項5に記載の辞書サーバ。
  7. 前記マスタ辞書データは、前記マスタ辞書データを更新したタイミングを表す第1のタイミング情報と、前記マスタ辞書データが含む前記データレコードを更新した個々のタイミングを表す第2のタイミング情報とを含み、
    前記ローカル辞書データは、前記ローカル辞書データを更新したタイミングを表す第3のタイミング情報を含み、
    前記第1の確認手段は、前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違するか否かを、前記第1のタイミング情報と前記第3のタイミング情報との比較によって確認し、
    前記第2の確認手段は、前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを、前記第2のタイミング情報と前記第3のタイミング情報との比較によって確認することを特徴とする請求項6に記載の辞書サーバ。
  8. 複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶するマスタ記憶デバイスと、
    前記マスタ辞書データを更新するマスタ更新手段と、
    前記マスタ更新手段が更新した前記マスタ辞書データを送信するマスタ送信手段とを具備した辞書サーバと通信可能であり、
    複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶するローカル記憶デバイスと、
    商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を前記ローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって前記画像が表した商品が前記複数の商品分類のいずれに属するかを判定する判定手段と、
    前記送信手段が送信した前記マスタ辞書データにより前記ローカル辞書データを更新するローカル更新手段とを具備することを特徴とするオブジェクト認識スキャナ。
  9. 前記画像から抽出した特徴量を使用して前記ローカル辞書データを更新する学習手段と、
    前記学習手段が更新した前記ローカル辞書データを前記辞書サーバへ送信するローカル送信手段とを具備することを特徴とする請求項8に記載のオブジェクト認識スキャナ。
  10. 前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違するか否かを確認する第3の確認手段と、
    前記第3の確認手段が前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違すると判断した場合に、前記マスタ辞書データおよび前記ローカル辞書データにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを確認する第4の確認手段とをさらに具備し、
    前記ローカル送信手段は、前記ローカル辞書データに含まれた前記データレコードのうちで前記第4の確認手段が相違しないと判定したデータレコードを送信することを特徴とする請求項9に記載のオブジェクト認識スキャナ。
  11. 前記マスタ辞書データは、前記マスタ辞書データを更新したタイミングを表す第4のタイミング情報を含み、
    前記ローカル辞書データは、前記ローカル辞書データを更新したタイミングを表す第5のタイミング情報と、前記ローカル辞書データが含む前記データレコードを更新した個々のタイミングを表す第6のタイミング情報とを含み、
    前記第3の確認手段は、前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとが相違するか否かを、前記第4のタイミング情報と前記第5のタイミング情報との比較によって確認し、
    前記第4の確認手段は、前記マスタ辞書データと前記ローカル辞書データとにそれぞれ含まれ、互いに同一の商品コードに関するデータレコードどうしが相違するか否かを、前記第4のタイミング情報と前記第6のタイミング情報との比較によって確認することを特徴とする請求項10に記載のオブジェクト認識スキャナ。
  12. 前記マスタ辞書データおよび前記ローカル辞書データは、前記商品分類を識別する商品コードに前記特徴量を関連付けたデータレコードを複数含み、
    前記辞書サーバは、前記データレコードを更新することにより前記マスタ辞書テーブルを更新し、当該更新したデータレコードを前記オブジェクト認識スキャナに送信し、
    前記ローカル更新手段は、前記ローカル辞書データが含む前記データレコードのうちで前記サーバが送信した前記データレコードが含む特徴量により、当該データレコードと同じ商品コードを含んだデータレコードが含む前記特徴量を更新することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載のオブジェクト認識スキャナ。
  13. 複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶するローカル記憶デバイスと、
    商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を前記ローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって前記画像が表した商品が前記複数の商品分類のいずれに属するかを判定する判定手段と、
    マスタ辞書データにより前記ローカル辞書データを更新するローカル更新手段とをそれぞれ具備した複数のオブジェクト認識スキャナのそれぞれと通信可能であり、
    かつ複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶するマスタ記憶デバイスにアクセス可能なコンピュータを、
    前記マスタ辞書データを更新するマスタ更新手段と、
    前記マスタ更新手段が更新した前記マスタ辞書データを前記ローカル辞書データの更新のために前記オブジェクト認識スキャナに送信するマスタ送信手段として機能させるための辞書サーバプログラム。
  14. 複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したマスタ辞書データを記憶するマスタ記憶デバイスと、
    前記マスタ辞書データを更新するマスタ更新手段と、
    前記マスタ更新手段が更新した前記マスタ辞書データを送信するマスタ送信手段とを具備した辞書サーバと通信可能であり、
    かつ複数の商品分類毎にその商品分類に属する商品の外観に関する特徴量を記述したローカル辞書データを記憶するローカル記憶デバイスにアクセス可能なコンピュータを備えたオブジェクト認識スキャナの制御プログラムであり、
    前記コンピュータを、
    商品の外観を表した画像から抽出した特徴量を前記ローカル辞書データに記述された特徴量と照合することによって前記画像が表した商品が前記複数の商品分類のいずれに属するかを判定する判定手段と、
    前記送信手段が送信した前記マスタ辞書データにより前記ローカル辞書データを更新するローカル更新手段として機能させるための制御プログラム。
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