JP2010148049A - 画像再生システムおよびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影時の臨場感を感じさせるように、複数の画像をスライド表示する。
【解決手段】デジタルカメラ10はCPU15、モニタ17、および画像メモリ18を有する。スライドショー機能を実行するときに、CPU15は画像メモリ18に格納された画像データを撮影時刻の順番に読出す。CPU15は読出した画像データに付加された時刻情報に基づいて、撮影間隔を算出する。CPU15は算出した撮影時間間隔に応じて画像データに対応する画像の表示時間を決定する。CPU15は決定した表示時間の間モニタ17に画像データに対応する画像を表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】デジタルカメラ10はCPU15、モニタ17、および画像メモリ18を有する。スライドショー機能を実行するときに、CPU15は画像メモリ18に格納された画像データを撮影時刻の順番に読出す。CPU15は読出した画像データに付加された時刻情報に基づいて、撮影間隔を算出する。CPU15は算出した撮影時間間隔に応じて画像データに対応する画像の表示時間を決定する。CPU15は決定した表示時間の間モニタ17に画像データに対応する画像を表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、メモリに記憶された複数の静止画を順番に表示する画像再生システムに関する。
近年、メモリに記憶された複数の静止画を順次モニタに表示させるスライドショー機能、および音楽の再生機能を有するデジタルカメラが知られている。
さらに、スライドショー機能の実行により表示させる静止画の再生枚数やそれぞれの画像の再生時間などを調整することにより、スライドショー機能実行による全静止画の表示時間と音楽の再生時間とを一致させるデジタルカメラが提案されている(特許文献1参照)。
全静止画の表示時間と音楽の再生時間を一致させることにより、使用者は違和感無くスライドショーと音楽を楽しむことが出来る。全静止画の表示時間と音楽の再生時間を一致させるために、各静止画の表示時間は同じに調整されるか、あるいは手動で微調整される。
一方で、静止画を記録、すなわち撮影時には、様々な状況の中で使用者の感ずる的確なシャッターチャンスで撮影を行うものである。それゆえ、撮影者にとっては各静止画に対して撮影時の思い入れなどがある。このような複数の静止画を同じ再生時間で表示すると、このような思い入れなどを十分に表すことが出来なかった。
特許第4127750号公報
したがって、本発明では、複数の静止画を表示するスライドショー機能の実行時に、静止画の撮影時などの画像データ生成時の臨場感などを感じさせるように、表示すべき複数の静止画を表示する画像再生システムの提供を目的とする。
本発明の画像再生システムは、静止画に相当する第1〜第nの画像データを第1〜第nの画像データの生成時間に相当する時間情報とともに受信する受信部と、最後に生成された画像データを除く前記第1〜第nの画像データそれぞれの生成時間から次に生成された画像データの生成時間までの時間間隔を時間情報に基づいて算出し算出された時間間隔に応じてそれぞれの画像データの再生時間を決定する決定部と、第1〜第nの画像データに相当する静止画を決定部により決定された再生時間で第1〜第nの画像データの生成時間の順番に表示する表示部とを備えることを特徴としている。
さらに、決定部は第1〜第nの画像データの中で最後に生成された画像データの再生時間を所定の時間に決定することが好ましい。
また、決定部は、時間間隔が第1の閾値未満である場合には再生時間を第1の時間に決定し、時間間隔が第1の閾値を超える場合には再生時間を第1の時間より長い時間に設定することが好ましい。
また、決定部は、時間間隔が第1の閾値を超えかつ第1の閾値より長い第2の閾値未満である場合には再生時間を第1の時間より長い第2の時間に決定し、時間間隔が第2の閾値を超える場合には再生時間を第2の時間より長い時間に決定することが好ましい。
また、決定部は予め定められた下限値から上限値の間で再生時間を決定することが好ましい。
本発明のカメラは、静止画に相当する第1〜第nの画像データを第1〜第nの画像データの生成時間に相当する時間情報とともに格納するメモリと、最後に生成された画像データを除く第1〜第nの画像データそれぞれの生成時間から次に生成された画像データの生成時間までの時間間隔を時間情報に基づいて算出し算出された時間間隔に応じてそれぞれの画像データの再生時間を決定する決定部と、第1〜第nの画像データに相当する静止画を決定部により決定された再生時間で第1〜第nの画像データの生成時間の順番に表示する表示部とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、複数の画像を連続的に表示する場合に画像データの生成間隔に応じて表示時間を変えるので、画像データ生成時の臨場感を観察者に感じさせることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を適用した画像再生システムを有するデジタルカメラの内部構成を概略的に示すブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態を適用した画像再生システムを有するデジタルカメラの内部構成を概略的に示すブロック図である。
デジタルカメラ10は、撮影光学系11、撮像素子12、AFE13、DSP(Digital Signal Processor)14、CPU15(受信部、決定部)、タイマ16、モニタ17(表示部)、画像メモリ18、入力部19などによって構成される。
撮影光学系11は、撮像素子12に光学的に接続される。撮影光学系11は、フォーカスレンズ(図示せず)を含む複数のレンズによって構成される。フォーカスレンズを光軸に沿って変位させることにより被写体の光学像を撮像素子12の受光面に結像させることが可能である。
撮影光学系11を透過する被写体の光学像が撮像素子12の受光面に到達する。撮像素子12は、例えばCCDである。撮像素子12が光学像を受光すると、受光した光学像に相当する画像信号が生成される。
撮像素子12は、AFE13を介してDSP14に接続される。撮像素子12が生成したいずれの画像信号もAFE13によりデジタルデータである画像データに変換される。DSP14では、変換された画像データに対して所定のデータ処理が施される。DSP14は、CPU15に接続される。所定のデータ処理を施した画像データは、CPU15に送信される。
CPU15は、タイマ16に接続される。タイマ16により、現在時刻が計時される。計時した現在時刻は、連続的にタイマ16からCPU15に通知される。後述するように、CPU15では必要に応じて画像データに付帯情報を付加する付加処理が実行される。付加処理において、CPU15に通知された現在時刻は時刻情報として画像データに付加される。なお、付加処理において、CPU15により時刻情報以外にも様々な情報が画像データに付加される。
CPU15は、必要に応じて画像データをモニタ17および/または画像メモリ18に送信する。画像データがモニタ17に送信されるときに、送信された画像データに相当する画像がモニタ17に表示される。一方、画像データが画像メモリ18に送信されるときに、送信された画像データが画像メモリ18に格納される。
なお、画像データへの付加処理および画像データの送信だけでなく、デジタルカメラ10の各部位の動作がCPU15によって制御される。CPU15はレリーズボタン(図示せず)などによって構成される入力部19に接続される。入力部19には様々なコマンドを入力することが可能であり、入力されたコマンドに応じてCPU15は各部位の動作を制御する。
次に、デジタルカメラ10による被写体の撮影時および再生時における各部位の動作について詳細に説明する。
デジタルカメラ10には、静止画撮影モード、動画撮影モード、および再生モードを含む様々な動作モードが設けられる。デジタルカメラ10の動作モードが静止画撮影モードまたは動画撮影モードに切替えられている場合に、撮像素子12は画像信号を生成するように駆動される。
静止画撮影モードの実行中にレリーズボタンの全押しが検知されるときに、撮像素子12は静止画用駆動方法によって駆動され、1フレームの静止画像信号が生成される。動画撮影モードの実行中にレリーズボタンの全押しが検知されている間、撮像素子12は第1の動画用駆動方法によって駆動され、所定の時間間隔、例えば1/30秒毎に第1の動画像信号が生成される。
静止画撮影モードまたは動画撮影モードの実行中にレリーズボタンの全押しが検知されるまでの間、いわゆる撮影待機中に、撮像素子12は第2の動画用駆動方法によって駆動され、所定の時間間隔、例えば1/30秒毎に第2の動画像信号が生成される。
前述のように、生成された静止画像信号、第1、第2の動画像信号はAFE13、DSP14を介して、静止画像データ、第1、第2の動画像データとしてCPU15に送信される。
CPU15が第2の動画像データを受信するときには、前述の付加処理を施すことなく第2の動画像データをモニタ17に送信する。CPU15は第2の動画像データの生成頻度と同じ頻度で第2の動画像データを受信し、さらに同じ頻度で受信した第2の動画像データをモニタ17に送信する。モニタ17に表示する画像を第2の動画像信号の生成頻度と同じ頻度で連続的に切替えることにより、モニタ17にはリアルタイムの動画像が表示される。
CPU15が静止画像データまたは第1の動画像データを受信するときには、前述の付加処理が画像データに施される。撮像素子12が静止画用駆動方法または第1の動画用駆動方法によって駆動されるときにCPU15に通知される現在時刻が撮影時刻として認識される。認識した撮影時刻が画像データの付帯情報の一部である時刻情報として、静止画像データまたは第1の動画像データに付加される。
付加処理が施された静止画像データまたは第1の動画像データは画像メモリ18に送信され、格納される。また、静止画像データはモニタ17にも送信され、所定の時間、例えば1秒間、静止画像データに相当する静止画がモニタ17に表示される。
所定の時間の静止画の表示後、または第1の動画像データの画像メモリ18への格納後、撮像素子12は再び第2の動画用駆動方法によって駆動され、モニタ17にはリアルタイムの動画像が表示される。
なお、撮影待機中における入力部19へのコマンド入力により、露出補正、ズーム調整、ピント調整などが可能である。また、デジタルカメラ10には、撮影待機中において被写体の種類に応じて撮影条件を調整する機能が設けられる。
例えば、使用者が風景写真を撮影するのに適した撮影条件に調整する風景用調整機能を実行させると、フォーカスレンズが無限遠の被写体を結像させる位置に変位させられる。また、使用者が運動している人の写真を撮影するのに適した撮影条件に調整するスポーツ用調整機能を実行させると、シャッター速度を高速化したまま、絞り(図示せず)による露出補正が行われる。
なお、風景用調整機能やスポーツ用調製機能を実行させながら静止画が撮影された場合には、その旨を示す情報も付帯情報としてCPU15により画像データに付加される。
デジタルカメラ10では、再生モードにおいて画像メモリ18に格納された画像データに相当する静止画または動画をモニタ17に再生することが可能である。
デジタルカメラ10の動作モードが再生モードに切替えられるときに、CPU15により再生モード実行のための各部位の制御が開始される。まず、撮像素子12の駆動が停止される。さらに、CPU15により画像メモリ18に格納された画像データの中から、単一のフレームの静止画像データまたは複数のフレームの第1の動画像データが読出され、モニタ17に送信される。モニタ17では、受信した画像データに相当する静止画または動画が表示される。
再生モードにおいて、スライドショー機能を実行することが可能である。スライドショー機能を実行すると、画像メモリ18に格納されたすべての静止画像データおよび第2の動画像データに相当する静止画および動画が連続的に撮影時刻の順番で表示される。
スライドショー機能実行時における各静止画の表示時間は、入力部19へのコマンド入力により選択可能である。例えば、各静止画の表示時間は、3、5、10、20、30秒間または“RANDOM”の中から選択可能である。なお、動画は、原則として動画を撮影した時間と同じ時間表示される。
静止画の表示時間として“RANDOM”を選択すると、各静止画の表示時間がCPU15により決められる。まず、CPU15において、静止画像データに付加される時刻情報に基づいて、単一の静止画像データの撮影時刻から次の画像データの撮影時刻までの時間間隔が算出される。算出された時間間隔に応じて当該静止画像データに相当する静止画の表示時間が決められる。
算出された時間間隔が30秒未満である場合には、表示時間が2秒に決められる。また、算出された時間間隔が30秒以上1分未満である場合には、表示時間が3秒に定められる。また、算出された時間間隔が1分以上2分未満である場合には、表示時間が4秒に定められる。また算出された時間間隔が2分以上である場合には、表示時間が5秒に定められる。なお、最後に撮影された静止画は、表示時間が5秒に定められる。
例えば、図2に示すように、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、および第8の静止画像データに相当する第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、および第8の静止画の撮影時刻が13時00分00秒、13時00分10秒、13時01分30秒、13時02分20秒、13時45分23秒、13時46分03秒、13時46分18秒、13時46分28秒であった仮定する。
この場合、図3に示すように、第1〜第8の静止画の表示時間が定められる。すなわち、第1の静止画に対する算出された時間間隔は10秒なので、表示時間は2秒に定められる。第2の静止画に対する算出された時間間隔は1分20秒なので、表示時間は4秒に定められる。第3の静止画に対する算出された時間間隔は50秒なので、表示時間は3秒に定められる。第4の静止画に対する算出された時間間隔は43分3秒なので、表示時間は5秒に定められる。第5の静止画に対する算出された時間間隔は40秒なので、表示時間は3秒に定められる。第6の静止画に対する算出された時間間隔は15秒なので、表示時間は2秒に定められる。第7の静止画に対する算出された時間間隔は10秒なので、表示時間は2秒に定められる。第8の静止画は最後に撮影されているので、表示時間は5秒に定められる。
なお、風景用調整機能を実行させながら撮影した静止画の場合には、表示時間が4または5秒のいずれかに決められる。例えば、風景用調整機能を実行させながら撮影した静止画における時間間隔が1分未満である場合には、表示時間が4秒に定められる。一方で、風景用調整機能を実行させながら撮影した静止画における時間間隔が1分以上である場合には、表示時間が5秒に定められる。
また、スポーツ用調整機能を実行させながら撮影した静止画の場合には、表示時間が2または3秒のいずれかに決められる。例えば、スポーツ用調整機能を実行させながら撮影した静止画における時間間隔が1分未満である場合には、表示時間が2秒に定められる。一方でスポーツ用調整機能を実行させながら撮影した静止画における時間間隔が1分以上である場合には、表示時間が3秒に定められる。
また、デジタルカメラ10には、顔認識機能が設けられる。顔認識機能を実行させながら静止画の表示時間として“RANDOM”を選択すると、時間間隔に応じて決められた表示時間が微調整される。
静止画像データに相当する静止画に含まれる顔の数が多くなるほど、表示時間が長くなるように微調整される。例えば、検出された顔の数が1以下である場合には、表示時間の微調整が行われない。検出された顔の数が2以上で4以下である場合には決められた表示時間に1秒が加えられる。さらに、検出された顔の数が5以上である場合には、一旦決められた表示時間に関わらず、表示時間は5秒に決められる。
また、静止画像データに相当する静止画に含まれる顔の大きさが大きくなるほど、表示時間が短くなるように、微調整される。例えば、顔の像を構成する画素の数がxを超える場合には、決められた表示時間から1秒が減じられる。
次に、CPU15によって行われるスライド表示制御を、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。スライド表示制御は、再生モードにおいてスライドショー機能を実行するコマンドが入力されるときに開始する。
図4に示すように、ステップS100において、表示時間の設定を確認する。すなわち、前述のように、各静止画の表示時間が3、5、10、20、30秒間、および“RANDOM”のいずれが選択されているかを確認する。表示時間の設定を確認すると、ステップS101に進む。
ステップS101において、モニタ17に表示させる画像の番号である表示番号Nを1にリセットする。表示番号Nを1にリセットすると、ステップS102に進む。ステップS102では、画像メモリ18に格納された画像データの中で撮影時刻の順番に並べて表示番号Nの画像データをモニタ17に送信し、表示番号Nの画像データに相当する画像をモニタに表示させる。画像表示を開始すると、ステップS103に進む。
ステップS103では、ステップS100において確認された表示時間の設定が“RANDOM”であるか否かを判別する。“RANDOM”以外の時間が設定されている場合には、ステップS104に進む。“RANDOM”が設定されている場合には、ステップS105に進む。
ステップS104では、表示中の画像の表示時間をステップS100で確認した時間に決定する。表示時間の決定後、ステップS108に進む。
ステップS105において、表示中の画像が画像メモリ18に格納された画像データに相当する画像の中で最後に表示される画像であるか否かを判別する。すなわち、画像メモリ18に格納された画像データの中で撮影時刻が最も新しいか否かを判別する。最後の画像である場合には、ステップS106に進む。最後の画像で無い場合には、ステップS107に進む。
ステップS106において、表示中の画像の表示時間を5秒に決定する。表示時間の決定後、ステップS108に進む。
ステップS107において、表示番号Nの画像データの撮影時刻と表示番号N+1の画像データの撮影時刻との時間間隔を算出する。時間間隔を算出すると、ステップS200に進む。
ステップS200では、後述するように、ステップS107において算出した時間間隔に基づいて、表示中の画像の表示時間を決定する。表示時間を決定すると、ステップS108に進む。
ステップS108では、表示中の画像を表示開始してから、ステップS104、ステップS106、またはステップS200において決定した表示時間が経過するまで待機する。表示時間を経過すると、ステップS109に進む。
ステップS109では、画像メモリ18に格納されたすべての画像データに相当する画像の表示を終了したか否かを判別する。すべての画像を表示していない場合には、ステップS110に進む。すべての画像を表示した場合にはスライド表示制御を終了する。
ステップS110では、表示番号Nに1を加算する。表示番号Nへの1の加算後、ステップS102に戻る。以後、すべての画像を表示するまで、ステップS102〜ステップS110の処理を繰返す。前述のように、すべての画像を表示するとスライド表示制御を終了する。
次に、表示時間決定のサブルーチン(S200)について説明する。図5に示すように、ステップS201において、スポーツ用調整機能を実行するように設定されているか否かを判別する。スポーツ用調整機能を実行するように設定されている場合には、ステップS202に進む。スポーツ用調整機能を実行するように設定されていない場合には、ステップS203に進む。
ステップS202では、ステップS107において算出した時間間隔が1分未満であるか否かを判別する。時間間隔が1分未満である場合には、ステップS208に進む。時間間隔が1分以上である場合には、ステップS209に進む。
ステップS203において、風景用調整機能を実行するように設定されているか否かを判別する。風景用調整機能を実行するように設定されている場合には、ステップS204に進む。風景用調整機能を実行するように設定されていない場合には、ステップS205に進む。
ステップS204では、ステップS107において算出した時間間隔が1分未満であるか否かを判別する。時間間隔が1分未満である場合には、ステップS210に進む。時間間隔が1分以上である場合には、ステップS211に進む。
ステップS205では、ステップS107において算出した時間間隔が30秒未満であるか否かを判別する。時間間隔が30秒未満である場合には、ステップS208に進む。時間間隔が30秒以上である場合には、ステップS206に進む。
ステップS206では、ステップS107において算出した時間間隔が1分未満であるか否かを判別する。時間間隔が1分未満である場合には、ステップS209に進む。時間間隔が1分以上である場合には、ステップS206に進む。
ステップS207では、ステップS107において算出した時間間隔が2分未満であるか否かを判別する。時間間隔が2分未満である場合には、ステップS210に進む。時間間隔が2分以上である場合には、ステップS211に進む。
前述のように、ステップS202において時間間隔が1分未満である場合、またはステップS205において時間間隔が30秒未満である場合に、ステップS208に進む。ステップS208において、表示中の画像の表示時間を2秒に決定する。表示時間の決定後、ステップS212に進む。
前述のように、ステップS202において時間間隔が1分以上である場合、またはステップS206において時間間隔が1分未満である場合に、ステップS209に進む。ステップS209において、表示中の画像の表示時間を3秒に決定する。表示時間の決定後、ステップS212に進む。
前述のように、ステップS204において時間間隔が1分未満である場合、またはステップS207において時間間隔が2分未満である場合に、ステップS210に進む。ステップS210において、表示中の画像の表示時間を4秒に決定する。表示時間の決定後、ステップS212に進む。
前述のように、ステップS204において時間間隔が1分以上である場合、またはステップS207において時間間隔が2分以上である場合に、ステップS211に進む。ステップS211において、表示中の画像の表示時間を5秒に決定する。表示時間の決定後、ステップS212に進む。
ステップS212において、表示中の画像における顔の画像を検出する。顔を検出すると、ステップS213に進む。ステップS213において、検出した顔の画像に基づいて、決定した表示時間を微調整する。前述のように、検出した顔の数が増えるほど表示時間を長くし、顔の画像が大きくなるほど表示時間を短くする。表示時間の微調整の終了後、表示時間決定のサブルーチン(S200)を終了し、ステップS108に戻る。
以上のような構成である本実施形態の画像再生システムによれば、静止画の撮影後の次の静止画を撮影するまでの時間間隔に応じた表示時間で、複数の静止画を連続的に表示することが可能である。このように撮影時間間隔に応じた表示時間で、静止画を表示することにより、観察者に対して撮影時の臨場感を回想または連想させることが可能である。
また、本実施形態では、スポーツ用調整機能を実行して撮影した静止画に対しては、通常は2〜5秒の範囲の中で決定される表示時間が2または3秒のいずれかに決定される。スポーツ用調整機能を実行して撮影した静止画の表示時間は通常の静止画の表示時間より選択可能な時間が短い範囲の中で選択される。したがって、スポーツ用調整機能を実行して撮影した静止画は通常の静止画に比べて速くに表示が切替えられるので、撮影される競技の臨場感を観察者に回想または連想させることが可能である。
また、本実施形態では、風景用調整機能を実行して撮影した静止画に対しては、通常は2〜5秒の範囲の中で決定される表示時間が4または5秒のいずれかに決定される。風景用調整機能を実行して撮影した静止画の表示時間は通常の静止画の表示時間より選択可能な時間が長い範囲の中で選択される。したがって、風景用調整機能を実行して撮影した静止画は通常の静止画に比べて遅くに表示が切替えられるので、撮影される風景の雄大さを観察者に回想または連想させることが可能である。
また、本実施形態では、表示する画像の中に含まれる顔の画像を検出し、表示される顔の数に応じて表示時間が長くなるように微調整される。それゆえ、表示される顔の数が多くなるほど表示時間が長くなるので、観察者は表示される個々の顔を十分に視認可能となる。また、表示される顔が大きくなるほど、表示時間が短くなるように微調整される。表示される顔が大きいほど観察者は容易に顔を視認することが可能なので、表示時間の短縮化が図られる。
なお、本実施形態において、表示時間の設定を“RANDOM”を選択すると、2,3、4、および5秒間のいずれかから選択される構成であるが、少なくとも2段階の中から選択されればよい。または、4段階の中から選択されるのでなく、より多くの所定の間隔の中から選択されてもよい。
または、算出される時間間隔に比例させた時間を表示時間として決定する構成であってもよい。さらに、時間間隔に比例させる構成であっても、表示時間には下限値と上限値とを定めておき、その範囲内で時間間隔に比例させる構成であってもよい。
また、本実施形態において、最後に表示する静止画の表示時間は5秒、すなわち設定可能な最長の表示時間に決定される構成であるが、最長の時間に決定しなくてもよく、所定の時間に決定してもよい。ただし、本実施形態のように、最後の静止画に対しては表示時間を長くすることにより、観察者に余韻を感じさせることが可能である。
また、本実施形態において、スライドショー機能の実行時に画像メモリ18に格納されたすべての静止画像データおよび第2の動画像データに相当する静止画および動画が連続的に表示される構成であるが、スライドショー機能により表示させる静止画および動画を選択可能な構成であってもよい。
また、本実施形態において、スライドショー機能の実行による動画表示の場合には表示時間は調整されない構成であるが、動画像に対しても表示時間を調整してもよい。
また、本実施形態において、スポーツ用調整機能を実行しながら撮影した静止画に対しては表示時間が短くなるように調整され、風景用調整機能を実行しながら撮影した静止画に対しては表示時間が長くなるように調整される構成である。スポーツ用調整機能や風景用調整機能に限らず、撮影する被写体に適した撮影条件となるようにズーム、ピントなどを自動的に調整する機能を実行する場合には、それに適した表示時間となるように調整することが好ましい。ただし、これらの調整機能に対して表示時間を調整しなくても、撮影間隔に応じた臨場感を回想または連想させることは十分に可能である。
また、本実施形態において、表示される画像に含まれる顔の画像を認識し、顔の画像に応じて表示時間を微調整する構成であるが、微調整をしない構成であってもよい。認識した顔の画像に応じた微調整を行わなくても、撮影間隔に応じた臨場感を回想または連想させることは十分に可能である。
また、本実施形態において、画像再現システムはカメラに設けられる構成であるが、画像データの再現、すなわち画像データに相当する画像を表示する他の機器に設けられてもよい。
10 デジタルカメラ
12 撮像素子
15 CPU
16 タイマ
17 モニタ
18 画像メモリ
12 撮像素子
15 CPU
16 タイマ
17 モニタ
18 画像メモリ
Claims (6)
- 静止画に相当する第1〜第nの画像データを、前記第1〜第nの画像データの生成時間に相当する時間情報とともに受信する受信部と、
最後に生成された画像データを除く前記第1〜第nの画像データそれぞれの生成時間から次に生成された画像データの生成時間までの時間間隔を前記時間情報に基づいて算出し、算出された前記時間間隔に応じてそれぞれの画像データの再生時間を決定する決定部と、
前記第1〜第nの画像データに相当する前記静止画を、前記決定部により決定された再生時間で、前記第1〜第nの画像データの生成時間の順番に表示する表示部とを備える
ことを特徴とする画像再生システム。 - 前記決定部は、前記第1〜第nの画像データの中で最後に生成された画像データの再生時間を所定の時間に決定することを特徴とする請求項1に記載の画像再生システム。
- 前記決定部は、前記時間間隔が第1の閾値未満である場合には前記再生時間を第1の時間に決定し、前記時間間隔が前記第1の閾値を超える場合には前記再生時間を前記第1の時間より長い時間に決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像再生システム。
- 前記決定部は、前記時間間隔が前記第1の閾値を超えかつ前記第1の閾値より長い第2の閾値未満である場合には前記再生時間を前記第1の時間より長い第2の時間に決定し、前記時間間隔が前記第2の閾値を超える場合には前記再生時間を前記第2の時間より長い時間に決定することを特徴とする請求項3に記載の画像再生システム。
- 前記決定部は、予め定められた下限値から上限値の間で前記再生時間を決定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像再生システム。
- 静止画に相当する第1〜第nの画像データを、前記第1〜第nの画像データの生成時間に相当する時間情報とともに格納するメモリと、
最後に生成された画像データを除く前記第1〜第nの画像データそれぞれの生成時間から次に生成された画像データの生成時間までの時間間隔を前記時間情報に基づいて算出し、算出された前記時間間隔に応じてそれぞれの画像データの再生時間を決定する決定部と、
前記第1〜第nの画像データに相当する前記静止画を、前記決定部により決定された再生時間で、前記第1〜第nの画像データの生成時間の順番に表示する表示部とを備える
ことを特徴とするカメラ。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2008
- 2008-12-22 JP JP2008326241A patent/JP2010148049A/ja active Pending
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