JP2010086057A - 基準電圧発生回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ダイオード接続されたトランジスタQ1と、トランジスタQ1と第1のカレントミラー回路を構成するトランジスタQ2と、トランジスタQ1およびQ2からそれぞれ電流が供給されるトランジスタQ3およびQ4と、を含み、トランジスタQ3およびQ4のpn接合のバンドギャップ電圧に応じた所定の基準電圧を出力するバンドギャップ回路と、トランジスタQ1と第2のカレントミラー回路を構成するトランジスタQ5と、トランジスタQ5に電流が流れることによってオンとなるトランジスタQ6と、トランジスタQ6がオフの間トランジスタQ1からトランジスタQ3への電流経路に前記バンドギャップ回路を起動するための起動電流を供給するトランジスタQ7と、を含む起動回路と、を有する。
【選択図】 図1
Description
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態における基準電圧発生回路の構成について説明する。
図1に示されている基準電圧発生回路は、バンドギャップ回路1aおよび起動回路2aで構成されている。
まず、正常に起動した後のバンドギャップ回路1aの動作について説明する。以下、バンドギャップ回路1aが正常に起動した後の定常状態において、カレントミラー回路を構成するトランジスタQ1、Q2、およびQ9のコレクタ電流をIとする。
I=(Vbe4−Vbe3)/R4
と表すことができる。また、トランジスタQ3およびQ4のエミッタ電流をそれぞれIe3およびIe4とすると、上記ベース・エミッタ間電圧Vbe3およびVbe4は、それぞれ
Vbe3=(k・T/q)・ln(Ie3/Is)、
Vbe4=(k・T/q)・ln(Ie4/Is)
で与えられることが知られている。なお、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電子の電荷(電気素量)、IsはトランジスタQ3およびQ4の飽和電流である。さらに、前述したように、トランジスタQ3のエミッタ面積はトランジスタQ4のN倍であるので、上記エミッタ電流Ie3およびIe4の関係は、
Ie4=N・Ie3
となる。したがって、ダイオード接続されたトランジスタQ10の順方向電圧降下をVFとすると、バンドギャップ回路1aから出力される基準電圧Vrefは、
Vref=I・R5+VF
=(R5/R4)・(k・T/q)・ln(N)+VF
となり、電源電圧VCCには依存しない。ここで、一例として、VFの温度係数が−2mV/℃である場合、同じ温度特性を持つ抵抗R4およびR5を用いて、
(R5/R4)・(k/q)・ln(N)=+2mV/℃
となるように各抵抗値を設定することによって、基準電圧Vrefの温度係数を相殺することができる。
以下、図2を参照して、本発明の第2の実施形態における基準電圧発生回路の構成について説明する。
Vref=Vbe4+I・R6
=Vbe4+(R6/R4)・(k・T/q)・ln(N)
となり、電源電圧VDDには依存しない。また、一例として、Vbe4の温度係数が−2mV/℃である場合、同じ温度特性を持つ抵抗R4およびR6を用いて、
(R6/R4)・(k/q)・ln(N)=+2mV/℃
となるように各抵抗値を設定することによって、基準電圧Vrefの温度係数を相殺することができる。
2a、2b、2c 起動回路
Q1、Q2、Q5、Q8、Q9 PNPバイポーラトランジスタ
Q3、Q4、Q6、Q7、Q10 NPNバイポーラトランジスタ
M1、M2、M5、M9 PチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタ
M6、M7 NチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗
Claims (4)
- ダイオード接続された第1導電型の第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタと第1のカレントミラー回路を構成する第1導電型の第2のトランジスタと、前記第1および第2のトランジスタからそれぞれ電流が供給される第2導電型の第3および第4のトランジスタと、を含み、前記第3および第4のトランジスタのpn接合のバンドギャップ電圧に応じた所定の基準電圧を出力するバンドギャップ回路と、
前記第1のトランジスタと第2のカレントミラー回路を構成する第1導電型の第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタに電流が流れることによってオンとなる第2導電型の第6のトランジスタと、前記第6のトランジスタがオフの間前記第1のトランジスタから前記第3のトランジスタへの電流経路に前記バンドギャップ回路を起動するための起動電流を供給する第2導電型の第7のトランジスタと、を含む起動回路と、
を有することを特徴とする基準電圧発生回路。 - 前記第5のトランジスタは、一端が第1の電位に接続された第1の抵抗と直列に接続され、前記第1の抵抗と接続されていない側が第2の電位に接続され、
前記第6のトランジスタは、一端が前記第2の電位に接続された第2の抵抗と直列に接続され、前記第2の抵抗と接続されていない側が前記第1の電位に接続され、制御電極が前記第5のトランジスタおよび前記第1の抵抗の接続点に接続され、
前記第7のトランジスタは、前記第1のトランジスタから前記第3のトランジスタへの電流経路に接続されていない側が前記第1の電位に接続され、制御電極が前記第6のトランジスタおよび前記第2の抵抗の接続点に接続されることを特徴とする請求項1に記載の基準電圧発生回路。 - 前記第1、第2、および第5のトランジスタはPNPバイポーラトランジスタであり、
前記第3、第4、第6、および第7のトランジスタはNPNバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の基準電圧発生回路。 - 前記第1、第2、および第5のトランジスタはPチャネルMOSトランジスタであり、
前記第6および第7のトランジスタはNチャネルMOSトランジスタであり、
前記第3および第4のトランジスタはNPNバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の基準電圧発生回路。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-09-29 JP JP2008251475A patent/JP2010086057A/ja active Pending
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