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JP2009101719A - 自動二輪車用空気入りタイヤ - Google Patents

自動二輪車用空気入りタイヤ Download PDF

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JP2009101719A JP2007272667A JP2007272667A JP2009101719A JP 2009101719 A JP2009101719 A JP 2009101719A JP 2007272667 A JP2007272667 A JP 2007272667A JP 2007272667 A JP2007272667 A JP 2007272667A JP 2009101719 A JP2009101719 A JP 2009101719A
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belt
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carcass
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Naoko Ishida
直子 石田
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

【課題】比較的大きなキャンバー角での旋回においても、過度特性と接地感に優れる自動二輪車用空気入りタイヤの提供。
【解決手段】タイヤ2のカーカス10は、カーカスプライ28を備えている。カーカスプライ28がカーカスコード34を備えている。カーカスコード34の赤道面に対してなす角度θ1の絶対値は、60°以上90°以下である。ベルト12は、ベルト層38を備えている。ベルト層38は、ベルトコード40を備えている。ベルトコード40の赤道面に対してなす角度θ2の絶対値は、60°以上90°以下である。バンド14は、バンド層44を備えている。バンド層44は、バンドコード46を備えている。バンドコード46の赤道面に対してなす角度θ3の絶対値は、5°以下である。ベルト層38の幅W1に対するバンド層44の幅W2の比(W2/W1)は、0.9以上1.0未満である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として自動二輪車に装着される空気入りタイヤに関する。
自動二輪車は、旋回走行時に車体が大きく傾けられる。このため、自動二輪車用タイヤは、直進安定性に加えて旋回安定性も要求される。更に、近年では、自動二輪車は、高速走行性能も要求されている。
従来の自動二輪車用タイヤは、カーカス、ベルト及びバンドを備えている。バンドはバンド層を備えており、このバンド層のバンドコードはタイヤ赤道面に螺旋巻きにされている。このバンドはいわゆるジョイントレス構造を有する。このバンドは、キックバック及びシミーを抑制する。このタイヤでは、走行時の遠心力の影響が抑制されている。このタイヤでは、走行方向にバンドの継ぎ部分が現れない。このタイヤは、直進走行の操縦性と高速耐久性に優れている。
特開平5−4503号公報
このタイヤは、直進と旋回との間の移行時には、スムーズな切り返し又は倒し込みの動きが得られにくい。特にキャンバー角が大きくなると、スムーズな切り返し又は倒し込みの動きが得られにくい。即ち、このタイヤは、キャンバー角が大きくなると過度特性に劣る。また、キャンバー角が大きい旋回時に、タイヤが路面に接地している感覚にも劣る。即ち、このタイヤは、接地感にも劣る。
この過度特性及び接地感の改善手法として、トレッドのゲージを厚くする方法がある。ジョイントレス構造のベルトを備えるタイヤでは、設計値の変更によるゲージの変更が難しい。このため、トレッドのゲージによる過度特性及び接地感の改善は難しい。他の改善手法として、トレッド面のパターン変更及びタイヤのプロファイルの変更による方法が考えられる。これらの方法では、金型の改造を必要とし、費用が高く、改造期間も長い。これらの方法では、タイヤの開発コストが大きくなる。
本発明の目的は、比較的大きなキャンバー角での旋回においても、過度特性と接地感に優れる自動二輪車用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る自動二輪車用空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、カーカスの半径方向外側においてカーカスと積層されるベルトと、このベルトとトレッドとの間に位置してベルトの半径方向外側に積層されるバンドとを備えている。カーカスは、両ビードの間に架け渡されたカーカスプライを備えている。カーカスプライは、カーカスコードを備えている。カーカスコードの赤道面に対してなす角度θ1の絶対値は、60°以上90°以下である。ベルトは、ベルト層を備えている。ベルト層は、ベルトコードを備えている。ベルトコードの赤道面に対してなす角度θ2の絶対値は、60°以上90°以下である。バンドは、バンド層を備えている。バンド層は、バンドコードを備えている。バンドコードは、螺旋巻きにされて実質的に周方向に延びている。ベルト層の幅W1に対するバンド層の幅W2の比(W2/W1)は、0.9以上1.0未満である。
好ましくは、このタイヤでは、ベルト層の幅W1に対するバンド層の幅W2の比(W2/W1)は、0.97以下である。好ましくは、比(W2/W1)は、0.93以上である。
このタイヤは、比較的大きなキャンバー角における、旋回と直進との間のスムーズな切り返し又は倒し込みの動きが得られる。即ち、このタイヤは、比較的大きなキャンバー角における過度特性及び接地感に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ2の一部が示された断面図である。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面と垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、バンド14、インナーライナー16及びチェーファー18を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、自動二輪車に装着される。
トレッド4は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面20を備えている。このトレッド面20は、路面と接地する。トレッド面20には、溝22が刻まれている。この溝22により、トレッドパターンが形成されている。トレッド面20に溝22が刻まれなくてもよい。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備えている。コア24は、リング状である。コア24は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス26は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス26は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ28からなる。カーカスプライ28は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ28は、コア24の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。カーカスプライ28は、本体30と、この本体30の両端から連続する一対の折り返し部32とを有する。折り返し部32は、半径方向外向きに延びている。カーカス10に、2枚又は3枚のカーカスプライが用いられても良い。カーカスプライ28の他の1枚又は2枚のカーカスプライの両端は、両側のビート8の間に架け渡され折り返しても良いし、ビート8に至らずカーカスプライ28に積層されていてもよい。
ベルト12は、カーカス10の半径方向外側に積層されている。ベルト12は、カーカス10を補強する。ベルト12は、ベルト層38からなる。
バンド14は、ベルト12の半径方向外側に積層されている。バンド14は、ベルト12の軸方向両端を覆っていない。ベルト12の軸方向両端は、トレッド4の半径方向内側に積層されている。バンド14は、バンド層44からなる。
図2は、図1のタイヤ2のカーカスプライ28、ベルト層38及びバンド層44が示された平面図である。直線L1は、赤道面CLにおけるカーカスコード34の方向である。角度θ1は、赤道面CLと直線L1との交わる角度である。角度θ1の絶対値は、60°以上90°以下である。換言すれば、このカーカス10はラジアル構造を有する。
カーカスプライ28は、並列された多数のカーカスコード34とトッピングゴム36とからなる。カーカスコード34は、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト層38は、並列された多数のベルトコード40とトッピングゴム42とからなる。このベルトコード40の材質としては、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエチレンナフタレート繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びスチールが挙げられる。ベルトコード40の好ましい材質としては、アラミド繊維及びスチールが挙げられる。
直線L2は、赤道面CLにおけるベルトコード40の方向である。角度θ2は、ベルトコード40が赤道面CLに対してなす角度である。角度θ2は、60°以上90以下とされている。角度θ2が大きく設定されることにより、図1のタイヤ2の断面方向の剛性が向上する。この断面方向の剛性の向上により、タイヤ2は旋回安定性が向上する。この観点から、角度θ2は70°以上が好ましく、72°以上がより好ましい。
バンド層44は、バンドコード46とトッピングゴム48とからなる。バンドコード46は実質的に周方向に延びている。バンドコード46は螺旋状に巻かれている。バンド14は、いわゆるジョイントレス構造を有する。バンドコード46は、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
バンド層44は、図示されないリボンよりなる。このリボンは、実質的に周方向に延び、螺旋状に巻かれている。リボンが螺旋状に巻かれることにより、バンド層44の幅の変更は容易である。ジョイントレス構造のバンド14を備えたタイヤ2は、高速走行時の直進安定性に優れる。直線L3は、赤道面CLにおけるバンドコード46の方向である。図示されない角度θ3は、赤道面CLと直線L3との交わる角度である。このバンドコード46が周方向に対してなす角度θ3の絶対値は5°以下、特には2°以下である。本発明では、周方向に対してなす角度θ3の絶対値が5°以下である方向は、「実質的な周方向」とされる。
このバンドコード46の材質としては、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエチレンナフタレート繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びスチールが挙げられる。高弾性率で高強度なバンドコード46は、タイヤ2の直進安定性に寄与する。この観点から、このバンドコード46の材質としては、アラミド繊維及びスチールが好ましい。これにより、直進安定性及び旋回安定性が向上しうる。
図1の両矢印W1は、ベルト層38の幅を示している。このベルト層38の幅方向の両端は軸方向両端に位置している。ベルト層38の幅W1は、図1の断面における一方の端から他方の端までのベルト層の表面に沿った軸方向長さである。両矢印W2は、バンド層44の幅を示している。バンド層44の幅W2は、図1の断面における一方の端から他方の端までのバンド層表面に沿った軸方向長さである。このタイヤ2では、バンド層44の幅W2がベルト層38の幅W1より狭い。
このタイヤ2は、バンド層44によりキックバック及びシミーを抑制されている。このタイヤでは、走行方向にバンドの継ぎ部分が現れない。直進走行の操縦性と高速耐久性に優れている。この観点から、比(W2/W1)を0.9以上に設定されている。好ましくは、比(W2/W1)は、0.93以上である。
一般に従来のタイヤでは、ベルトのリフティングを防止する目的で、ベルト層38の軸方向両端がバンド層44に覆われている。このタイヤ2では、ベルト層38の軸方向両端がバンド層44に覆われていない。このタイヤ2は、比較的キャンバー角が大きいときの過度特性及び接地感に優れる。このタイヤ2は、特にキャンバー角が20°以上の過度特性及び接地感に優れている。この観点から、比(W2/W1)は、1.0未満とされている。好ましくは、比(W2/W1)は、0.97以下である。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表1に示された仕様を備えた実施例1の自動二輪車用空気入りタイヤを得た。このタイヤサイズは、180/55ZR17である。このタイヤにおいて、カーカスコードが赤道面に対してなす角度θ1は82°である。ベルトコードが赤道面に対してなす角度θ2は82°である。カーカスコードとベルトコードは、赤道面に対して対称に傾斜している。このタイヤは周方向に巻回されたバンド層を有する。バンド層のバンドコードは、赤道面に対してなす角度θ3は実質的に0°である。カーカスコードの材質はナイロン繊維である。ベルトコード及びバンドコードの材質はアラミド繊維である。
[実施例2から4]
ベルト層の幅W1及びバンド層の幅W2が表1に示された通りとされた他は実施例1と同様にされて、実施例2から4のタイヤが得られた。このタイヤの仕様が、下記の表1に示される。
[比較例1]
カーカスコードが赤道面に対してなす角度θ1は90°とされた。ベルト層の幅W1は185mmとされ、バンド層の幅は200mmとされた。その他は実施例1と同様にされて、比較例1のタイヤが得られた。このタイヤの仕様が、下記の表1に示される。
[比較例2]
ベルト層の幅W1は215mmとされ、バンド層の幅W2は190mmとされた他は比較例1と同様にされて、比較例2のタイヤが得られた。このタイヤの仕様が、下記の表1に示される。
[走行テスト]
市販の自動二輪車の後輪に、上記各例に係るタイヤが装着された。この走行テストでは、排気量600ccの自動二輪車が用いられた。前輪のリムは「17×MT3.50」とされた。前輪タイヤの空気内圧は、250kPaとされた。後輪には、実施例1から4並びに比較例1及び2のタイヤが装着された。この後輪のタイヤサイズは、180/55ZR17である。後輪のリムは、「17×MT5.50」とされた。後輪タイヤの空気内圧は、290kPaとされた。サーキットコースのアスファルト路で、ライダーによる官能評価が実施された。時速120km/hおける旋回走行と直進走行とが行われて、過度特性及び接地感が評価された。この評価値が下記の表1に示されている。この評価は数値が高いほど良好であることを示す。評価点4.0が許容限度である。
Figure 2009101719
[バネ定数の測定]
図3は、キャンバー角とタイヤのバネ定数との関係が示されたグラフである。実施例1及び比較例1のタイヤを17×MT5.50の正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を290kPaとした。このタイヤを接地させて、キャンバー角を0°から45°まで9°毎に変えてバネ定数が測定された。測定では、5kNの荷重が負荷された。負荷によるタイヤの鉛直方向撓み量を測定し、上記荷重を上記撓み量で除して、バネ定数を測定した。この結果が、図3に示されている。
バンド層の幅W2をベルト層の幅W1より狭くすることで、比較的大きなキャンバー角での過度特性と接地感が向上する理由は明確になっていない。図3に示される様に、実施例1のタイヤは比較例1のタイヤに比べ、キャンバー角18°以上の実測値でバネ定数が大きくなっている。このことから、比較的大きなキャンバー角での過度特性と接地感の向上には、このバネ定数が寄与しているものと推定される。
表1に示されるように、実施例のタイヤは、過度特性び接地感に優れる。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の自動二輪車に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのカーカスプライ、ベルト層及びバンド層が示された拡大図である。 図3は、キャンバー角とバネタイヤの定数との関係が示されたグラフである。
符号の説明
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・バンド
16・・・インナーライナー
18・・・チェーファー
20・・・トレッド面
22・・・溝
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・カーカスプライ
30・・・本体
32・・・折り返し部
34・・・カーカスコード
36・・・トッピングゴム
38・・・ベルト層
40・・・ベルトコード
42・・・トッピングゴム
44・・・バンド層
46・・・バンドコード
48・・・トッピングゴム

Claims (3)

  1. その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、カーカスの半径方向外側においてカーカスと積層されるベルトと、このベルトとトレッドとの間に位置してベルトの半径方向外側に積層されるバンドとを備えており、
    上記カーカスが、両ビードの間に架け渡されたカーカスプライを備えており、
    このカーカスプライがカーカスコードを備えており、
    このカーカスコードの赤道面に対してなす角度θ1の絶対値が60°以上90°以下であり、
    上記ベルトがベルト層を備えており、
    このベルト層がベルトコードを備えており、
    このベルトコードの赤道面に対してなす角度θ2の絶対値が60°以上90°以下であり、
    上記バンドがバンド層を備えており、
    このバンド層がバンドコードを備えており、
    このバンドコードが螺旋巻きにされて実質的に周方向に延びており、
    上記ベルト層の幅W1に対するバンド層の幅W2の比(W2/W1)が0.9以上1.0未満である自動二輪車用空気入りタイヤ。
  2. 上記ベルト層の幅W1に対するバンド層の幅W2の比(W2/W1)が0.97以下である請求項1に記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
  3. 上記ベルト層の幅W1に対するバンド層の幅W2の比(W2/W1)が0.93以上である請求項1又は2に記載の自動二輪車用空気入りタイヤ。
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