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JP2009069217A - カメラ - Google Patents

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JP2009069217A
JP2009069217A JP2007234666A JP2007234666A JP2009069217A JP 2009069217 A JP2009069217 A JP 2009069217A JP 2007234666 A JP2007234666 A JP 2007234666A JP 2007234666 A JP2007234666 A JP 2007234666A JP 2009069217 A JP2009069217 A JP 2009069217A
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Yasutaka Akagane
庸高 銅
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Olympus Imaging Corp
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Abstract

【課題】
操作部材の操作によらず直感的に動作時の設定や動作モードを簡単に変更し得るカメラを提供する。
【解決手段】カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢変化を検出する姿勢検出手段20と、カメラの撮影条件を複数設定する設定手段10と、姿勢検出手段が検出したカメラの姿勢又はカメラの姿勢の変化に応じて設定手段で設定された撮影条件の一つを選択する選択手段10と、選択手段で選択された撮影条件で撮影する撮影手段15と、を有して構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、カメラ、詳しくは撮影レンズを介して入射した被写体の光像を静止画像又は動画像として撮影するカメラにおいて、動作モードを自動的に切り換え得る機能を備えたカメラに関するものである。
従来、撮影レンズを介して入射した被写体の光像を撮像素子により光電変換して電子的な撮影画像を得るようにしたカメラが種々実用化されている。このようなカメラにおいては、主に静止画像の撮影動作を行うものであるが、そのほかに動画像の撮影動作を行うことができるようにしたものも実用化され広く一般に普及している。
この種のカメラにおいては、静止画像を撮影するときの動作制御や動画像を撮影するときの動作制御,又は取得した画像を再生するときの動作制御等は、それぞれが異なる制御によって動作することになるので、それぞれの動作形態に応じて適切な動作制御がなされるように、各独立した動作モードが設けられ、所望の動作形態に応じた動作モードに切り換えて使用するようになっているのが普通である。この場合において、各動作モードの切り換えを行うには、使用者がカメラに設けられるボタン,レバー,ダイヤル等の複数の操作部材のうちの所定の操作部材を確実に操作する必要がある。
さらに、従来のカメラを各種の動作モードで動作させているときには、使用者が各操作部材を操作したり、この操作部材の操作によって表示部のメニュー表示を操作するメニュー操作によって、各種の動作を実行、各種の設定を切り換える等ができるようになっているのが普通である。
特開2005−236883号公報 特開2006−87049号公報
ところが、カメラにおける様々な動作形態の切り換えや、各種の設定等を行うための手段として、複数の操作部材を配設し、これら複数の操作部材を操作することで、所望の動作を実現するような構成とする場合、カメラが多機能化するほど、操作すべき操作部材が増加したり、操作自体が煩雑になるという問題点がある。
そこで、カメラの動作の切り換えや設定を簡単な操作で行なうことができるようにする工夫が、従来、例えば特開2005−236883号公報や特開2006−87049号公報等によって種々提案されている。
上記特開2005−236883号公報によって開示されているカメラは、カメラの姿勢を検出する姿勢検出センサを備え、この姿勢検出センサが検出した姿勢に応じて撮影モードと再生モードの切り換えを行うことができるようにしたものである。
また、上記特開2006−87049号公報によって開示されているカメラは、カメラの姿勢が所定の姿勢から異なる姿勢にされた後、所定の時間内に元の所定の姿勢に戻されたかどうかをチェックして、元の姿勢に戻されたことが確認されたときには、表示部に表示する再生画像の表示切り換えをおこなうようにしたものである。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ボタン等の操作部材の操作によらずに直感的に動作時の設定や動作モードを簡単に変更することができるようにしたカメラを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によるカメラは、当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢変化を検出する姿勢検出手段と、当該カメラの撮影条件を複数設定する設定手段と、上記姿勢検出手段が検出した当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢の変化に応じて上記設定手段で設定された撮影条件の一つを選択する選択手段と、上記選択手段で選択された撮影条件で撮影する撮影手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ボタン等の操作部材の操作によらずに直感的に動作時の設定や動作モードを簡単に変更することができるようにしたカメラを提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のカメラの内部構成のうち電気的な構成の主要部を示すブロック構成図である。図2,図3は、本実施形態のカメラの外観を背面側から示す斜視図である。なお、図2は、カメラの姿勢を横位置としたときの状態を示し、図3は、カメラの姿勢を縦位置としたときの状態を示している。
図4〜図14は、本実施形態のカメラの作用を説明する図であって、各動作モード時の処理のシーケンスをそれぞれ示すフローチャートである。このうち、図4は、本カメラにおける第1形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図5は、図4の処理シーケンスのうちステップS6の処理(設定変更処理)の詳細を示すフローチャートである。図6は、図4の処理シーケンスのうちステップS8の処理(ユーザー設定変更適用処理)の詳細を示すフローチャートである。図7は、本カメラにおける第2形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図8は、本カメラにおける第3形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図9は、本カメラにおける第4形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図10は、図9の処理シーケンスのうちステップS40の処理(表示変更処理)の詳細を示すフローチャートである。図11は、本カメラにおける第5形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図12は、本カメラにおける第6形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図13は、本カメラにおける第7の形態の処理シーケンスを示すフローチャートである。図14は、図13の処理シーケンスのうちステップS53の処理(初期設定変更処理)の詳細を示すフローチャートである。
本実施形態のカメラ1は、図1に示すように、本カメラ1の内部回路全体の動作を制御する制御手段であるコントローラ10と、筐体外表面に設けられる各種の操作ボタン(図2,図3参照)とこれら各種の操作ボタンに連動して各種の指示信号を発生させるスイッチ部材等を含む回路等からなる操作部11と、撮影レンズ(特に図示せず)により結像される被写体の光像を受光して光電変換し電気的な画像信号を生成する撮像素子等を含む電気回路等からなる撮影手段である撮像部15と、この撮像部15で生成された画像信号に対して各種の信号処理を施す回路等からなる処理部16と、この処理部16から出力される画像信号を記録に適した形態の画像ファイルに変換する回路や当該画像ファイルを記憶する半導体メモリ等を含む記憶手段である画像記憶部17と、処理部16から出力される画像信号を一時的に記憶する半導体メモリ等からなる一時メモリ18と、操作部11からの信号を受けて各種の設定の変更又は切り換えがなされた場合にその設定を記憶したり、各種の設定について予め決められた一群の設定(初期設定等)が予め記憶されている設定メモリ22と、処理部16から出力される画像信号を受けて表示に適した形態の画像信号に変換する回路やその画像信号に基いて画像を表示する液晶ディスプレイ等を含む表示部19と、カメラ1の撮影レンズの光軸回りの回転又は光軸に直交する方向の軸回りの回転を検出してカメラ1の姿勢を検出する姿勢検出手段である回転センサー20等によって、主要部が構成されている。
なお、本カメラ1においては、図2,図3に示すように、背面側の略全面に表示部19が表示画面を外側に向けて配設されている。また、カメラ1の背面側において、表示部19の側縁部近傍には、操作部11に含まれる複数の操作ボタン11b,11c,11dが配設されている。そして、図2に示すように、カメラ1の姿勢を横位置としたときの当該カメラ1の上面側の一端部近傍に、操作部11に含まれる操作部材の一つであって、主にシャッター操作に用いられるシャッターボタン11aが配設されている。さらに、図2,図3では図示されていないが、カメラ1の前面側には、撮影レンズが前方に向けて配設されている。
ここで、カメラ1の姿勢が図2に示す横位置とした状態にあるとき、この姿勢を基準位置とするものとする。この状態では、撮影レンズの光軸方向は、図2の矢印Z方向に一致する。また、この矢印Z方向に対してそれぞれ直交するように、矢印X,矢印Yを規定する。この場合において、回転センサー20は、矢印Z回りの回転(傾き)、即ち光軸回りの回転角(傾き角)αと、矢印X回りの回転角(傾き角)βとを検出するようになっている。
一方、カメラ1の姿勢が図3に示す縦位置とした状態にあるときの姿勢を基準位置としてもよい。この状態においては、撮影レンズの光軸方向は、図3の矢印Z方向に一致する。また、この矢印Z方向に対してそれぞれ直交するように、矢印X,矢印Yを規定する。この場合において、回転センサー20は、矢印Z回りの回転、即ち光軸回りの回転角(傾き角)αと、矢印X回りの回転角(傾き角)βとを検出する。
このように構成される本実施形態のカメラ1においては、図2又は図3に示す基準姿勢にある状態から、使用者のハンドリングによってカメラ1の姿勢変化が生じると、回転センサー20は、その姿勢変化を検出する。その結果、所定量以上の回転が検出された場合には、これを受けてコントローラ10は、カメラ1の動作モード又は設定等を変更する制御を行うようになっている。したがって、コントローラ10は、カメラ1の撮影条件を複数設定する設定手段としての役目を有している。また、コントローラ10は、回転センサー20(姿勢検出手段)が検出したカメラ1の姿勢又はカメラ1の姿勢の変化に応じて設定された撮影条件の一つを選択し設定変更する選択手段としての役目も有している。
例えば、カメラ1が撮影動作を行い得る撮影モードにあるときには、次に示すような動作形態が考えられる。即ち、
第1の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢とした場合、例えば角度180度回転させて天地逆向きの姿勢にした場合、通常状態での動作モード又は設定から異なる動作モード又は設定に切り換わる。その後、カメラ1の姿勢を通常状態に戻しても、切り換えられた動作モード又は設定は維持される。そして、再度、通常状態から所定の角度だけ回転させて、例えば天地逆向きの姿勢にすると、元の(通常状態での)動作モード又は設定に切り換わり、その状態でカメラ1の姿勢を通常状態に戻しても、そのときの動作モード又は設定が維持される。この場合の具体的な処理シーケンスを図4〜図6に示す。詳細説明は後述する。
第2の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)にした場合にのみ、通常状態での動作モード又は設定から異なる動作モード又は設定に切り換わる。その後、カメラ1の姿勢を通常状態に戻すと、元の通常状態に対応する動作モード又は設定に切り換わる。この場合の具体的な処理シーケンスを図7,図5,図6に示す。詳細説明は後述する。
第3の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)とした上で、操作部11の操作部材の操作、例えばシャッターボタン11aの半押し操作等をした場合、通常状態での動作モード又は設定から異なる動作モード又は設定に切り換わる。その後は、第1の形態と同様、カメラ1の姿勢を戻しても動作モード又は設定は維持される。再度、通常状態から所定の角度だけ回転させる(例えば天地逆向き姿勢にする)と、元の(通常状態での)動作モード又は設定に切り換わり、その状態でカメラ1の姿勢を通常状態に戻しても、そのときの動作モード又は設定が維持される。この場合の具体的な処理シーケンスを図8,図5,図6に示す。詳細説明は後述する。
また、カメラ1が再生動作(プレビュー表示動作ともいう)を行い得る再生モード(プレビュー表示モードともいう)にあるときには、次に示すような動作形態が考えられる。即ち、
第4の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)にした場合、異なる動作モード又は設定に切り換わる。カメラ1の姿勢を通常状態に戻しても動作モード又は設定は維持される。再度、通常状態から所定の角度だけ回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)にすると、元の動作モード又は設定に切り換わり、その状態でカメラ1の姿勢を通常状態に戻しても動作モード又は設定が維持される。基本的には第1の形態と同様の作用である。この場合の具体的な処理シーケンスを図9,図10に示す。詳細説明は後述する。
第5の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)にした場合にのみ異なる動作モード又は設定に切り換わる。その後、カメラ1の姿勢を通常状態に戻すと、元の動作モード又は設定に切り換わる。基本的には第2の形態と同様の作用である。この場合の具体的な処理シーケンスを図11,図10に示す。詳細説明は後述する。
第6の形態;カメラ1を通常状態(基準姿勢)から所定の角度だけ傾けた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)とした上で、操作部11の操作部材の操作、例えばシャッターボタン11aの半押し操作等をした場合、異なる動作モード又は設定に切り換わる。その後は、第1の形態と同様、カメラ1の姿勢を戻しても動作モード又は設定は維持される。再度、通常状態から所定の角度だけ回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)にすると、元の動作モード又は設定に切り換わり、その状態でカメラ1の姿勢を通常状態に戻しても動作モード又は設定が維持される。基本的には第3の形態と同様の作用である。この場合の具体的な処理シーケンスを図12,図10に示す。詳細説明は後述する。
そして、カメラ1の起動時においては、次に示すような動作形態が考えられる。即ち、
第7の形態;カメラ1が起動した時のカメラ1の姿勢に応じて操作部11の操作部材への機能の割り当てを変更する。この場合の具体的な処理シーケンスを図13,図14に示す。詳細説明は後述する。
ところで、カメラ1は、当該カメラ1が通常状態(基準姿勢)にあるときに設定される動作モードと、カメラ1の姿勢を通常状態とは異なる所定の姿勢、例えばカメラ1を天地逆向き姿勢に変化させたときに切り換わる動作モードについては、様々な組み合わせが考えられる。姿勢変化による動作モードの変換についての具体例を表1,表2に示す。なお、表1で示す変換例は、カメラ1が撮影モードで動作している際の変換例である。
Figure 2009069217
また、表2で示す変換例は、カメラ1が再生モード(プレビュー表示モード)で動作している際の変換例である。
Figure 2009069217
ここで、本実施形態のカメラによる作用のうち、上記第1の形態の作用の処理シーケンスを、図4〜図6を用いて以下に詳述する。
なお、以下に説明する第1〜第3の形態では、カメラ1が通常状態の姿勢にあるとき静止画撮影モードに設定され、この状態から所定の角度以上回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)となったときに動画撮影モードに切り換わる場合の例を取り上げて示すものである。その他の例としては表1に示す各種の例が考えられる。
まず、カメラ1が撮影モードで起動している状態において、コントローラ10は、図4のステップS1において、傾き角度の取得処理を実行する。この傾き角度の取得処理は、この時点におけるカメラ1の姿勢を検出する処理である。具体的には、コントローラ10は、回転センサー20からの検出データを受けて、当該カメラ1の基準となる姿勢、例えば図2又は図3に示す基準姿勢からの撮影レンズの光軸回りの回転角(傾き角)α及び光軸の直交軸回りの回転角(傾き角)βを検出し、カメラ1の傾き角度を算出する処理を行う。その後、ステップS2の処理に進む。
次に、ステップS2において、コントローラ10は、上述のステップS1の処理により取得した傾き角度のうち回転角(傾き角)βの算出結果について、所定の角度以上であるか否かの確認を行う。ここで、回転角(傾き角)βが所定の角度以上であることが確認された場合には、ステップS9の処理に進む。
ここで、回転角(傾き角)βが所定の角度以上であるということは、カメラ1の撮影レンズの光軸方向が、例えばカメラ1の上下方向に振られている場合、即ちカメラ1の撮影レンズが真上方向あるいは真下方向に向けられた姿勢にあると推定される。この状態において、回転角(傾き角)αを検出した場合、使用者の意図しない角度となることが多いため、このような場合を除外するために、このステップS2の判定シーケンスを設けている。
一方、上述のステップS2の処理において、回転角(傾き角)βが所定の角度以上ではない、つまり所定の角度の範囲内であることが確認された場合には、ステップS3の処理に進む。
ステップS3において、コントローラ10は、上述のステップS1の処理により取得した傾き角度のうち回転角(傾き角)αの算出結果について、所定の角度以上であるか否かの確認を行う。ここで、回転角(傾き角)αが所定の角度以上であることが確認された場合には、ステップS5の処理に進む。
一方、上述のステップS2の処理において、回転角(傾き角)αが所定の角度以上ではない、つまり所定の角度の範囲内であることが確認された場合には、ステップS4の処理に進む。
ステップS4において、コントローラ10は、変換済みフラグを取り下げる処理を行う。これは、次回の傾き角の検出の際に、所定の角度以上となったときに設定変更処理の実行を許可するようにするためである。その後、ステップS5の処理に進む。
ステップS5において、コントローラ10は、変換済みフラグが上がっているか否かの確認を行う。ここで、変換済みフラグが上がっていることが確認された場合には、上述のステップS1の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、上述のステップS5の処理において、変換済みフラグが上がっていないことが確認された場合には、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、コントローラ10は設定変更処理を実行する。この設定変更処理は、図5のフローチャートにて詳細を示すものである。
即ち、図5におけるステップS21において、コントローラ10は、現在設定されている撮影条件をの設定を取得する処理を行う。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22において、コントローラ10は、現在の動作モード又は設定に対応する動作モード又は設定(表1参照)を設定メモリ22から取得する。その後、ステップS23の処理に進む。
ステップS23において、コントローラ10は、上述のステップS22の処理にて取得した動作モード又は設定を適用する。その後、ステップS24の処理に進む。
ステップS24において、コントローラ10は、上述のステップS23の処理にて適用した動作モード又は設定についての情報を表示部19を用いて表示する。その後、一連の処理を終了し、元の処理シーケンス(図4)に復帰する。
図4に戻って、ステップS7において、コントローラ10は、変換済みフラグを上げる処理を行う。これにより、同じ状態での動作モード又は設定の変更が抑止される。その後、ステップS8の処理に進む。
ステップS8において、コントローラ10は、ユーザ設定変更適用処理を実行する。このユーザ設定変更的用処理は、カメラ1の使用者が操作部11を操作することによってなんらかの動作モード又は設定の変更操作を行った場合に応じた処理である。その詳細を図6のフローチャートにて説明する。
図6のテップS25において、コントローラ10は、操作部11からの指示信号監視して、ユーザ設定変更操作が行われたか否かの確認を行う。ここで、ユーザ設定変更操作が行われていない場合には、一連の処理を終了し、元の処理シーケンス(図4)に復帰する。一方、ここで、ユーザ設定変更操作が行われたことが確認されると、次のステップS26の処理に進む。
ステップS26において、コントローラ10は、回転角(傾き角)αが所定の角度以上であるか否かの確認を行う。ここで、回転角(傾き角)αが所定の角度以上ではないことが確認された場合には、ステップS28の処理に進み、このステップS28において、コントローラ10は、ユーザ設定変更操作に応じた動作モード又は設定を適用する。その後、一連の処理を終了し、元の処理シーケンス(図4)に復帰する。一方、回転角(傾き角)αが所定の角度以上であることが確認された場合には、ステップS27の処理に進む。
ステップS27において、コントローラ10は、ユーザ設定変更後の動作モード又は設定に対応する動作モード又は設定を設定メモリ22から取得する。その後、ステップS29の処理に進む。
ステップS29において、コントローラ10は、上述のステップS27の処理にて取得した動作モード又は設定を適用する。その後、一連の処理を終了し、元の処理シーケンス(図4)に復帰する。
図4に戻って、ステップS9において、コントローラ10は、操作部11からの指示信号を監視してシャッターボタン11aが押し下げられたか否かの確認を行う。ここで、使用者によりシャッターボタン11aが押し下げられていないことが確認されたら、上述のステップS1の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、使用者によりシャッターボタン11aが押し下げられていることが確認されたら、ステップS10の処理に進む。
ステップS10において、コントローラは、動画撮影設定が適用されたか否かの確認を行う。ここで、動画撮影設定が適用されたれことが確認されると、次のステップS11の処理に進む。
ステップS11において、コントローラは、動画撮影動作を開始する。そして、この動画撮影動作の終了指示を受けると、一連の撮影処理を終了する。
一方、上述のステップS10の処理において、動画撮影設定が適用されていないことが確認されると、次のステップS12の処理に進む。
ステップS12において、コントローラは、上述のステップS9の処理におけるシャッターボタン11aの押し下げによる静止画撮影の結果得られる静止画像の撮影動作を実行し、これにより得られた撮影済みの静止画像データを画像記憶部17に保存する処理を行う。その後、一連の撮影処理を終了する。
次に、本カメラの作用のうち上記第2の形態の作用の処理シーケンスを、図7を用いて以下に詳述する。
この第2の形態の処理シーケンスでは、上述の第1の形態の処理シーケンス(図4)とは、一部に同様の処理ステップがある。したがって、以下の説明では、上記第1の形態の処理シーケンス(図4)とは異なる処理ステップについてのみ詳述する。
まず、カメラ1が撮影モードで起動している状態において、コントローラ10は、図7のステップS31において、「前回判定」の値を「N」とする処理を行う。ここで「前回判定」とは、前回使用時の姿勢を表わす値を意味するものである。その後、ステップS1の処理に進む。
ステップS1〜ステップS3の各処理は、上述の第1の形態の作用(図4)と同様である。即ち、ステップS1の処理にて傾き角度を取得する処理が実行され、ステップS2の処理にて傾き角βが所定の角度以上であるかを確認し、傾き角βが所定の角度以上ではない場合には、ステップS3の処理にて傾き角αが所定の角度以上であるかを確認する。
ここで、傾き角αが所定の角度以上であることが確認された場合には、ステップS32の処理に進む。一方、傾き角αが所定の角度以上ではないことが確認された場合には、ステップS35の処理に進む。
上述のステップS3の処理にて傾き角αが所定の角度以上であることが確認されて、ステップS32の処理に進むと、このステップS32において、コントローラ10は、「判定」の値を「R」とする処理を行う。ここで、「判定」とは、今回使用時の姿勢を表わす値を意味するものである。その後、ステップS33の処理に進む。
ステップS33において、コントローラ10は、「判定」値と「前回判定」値とを比較して両者が等しいか否かの確認を行う。ここで、「判定」=「前回判定」であることが確認された場合には、ステップS8の処理に進む。一方、「判定」=「前回判定」ではないことが確認された場合には、ステップS34の処理に進む。
ステップS34において、コントローラ10は、「前回判定」値に今回の判定値である「R」を代入する処理を行う。その後、ステップS6の処理に進む。
一方、上述のステップS3の処理において、傾き角αが所定の角度以上ではないことが確認されて、ステップS35の処理に進むと、このステップS35において、コントローラ10は、「判定」の値を「N」とする処理を行う。その後、ステップS36の処理に進む。
ステップS36において、コントローラ10は、「判定」値と「前回判定」値とを比較して両者が等しいか否かの確認を行う。ここで、「判定」=「前回判定」であることが確認された場合には、ステップS8の処理に進む。一方、「判定」=「前回判定」ではないことが確認された場合には、ステップS37の処理に進む。
ステップS37において、コントローラ10は、「前回判定」値に今回の判定値である「N」を代入する処理を行う。その後、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、コントローラ10は、設定変更処理(図5参照)を実行する。その後、ステップS8の処理に進む。
ステップS8において、コントローラ10は、ユーザ設定変更適用処理(図6参照)を実行する。その後、ステップS9の処理に進む。
以降、ステップS9〜ステップS12の処理は、上述の第1の形態の作用と同様である。
次に、本カメラの作用のうち上記第3の形態の作用の処理シーケンスを、図8を用いて以下に詳述する。
この第3の形態の処理シーケンスは、基本的に上述の第2の形態の処理シーケンス(図7)と略同様の処理の流れとなっており、上述の第2の形態の処理シーケンスに対して図8のステップS38の処理が加えられている点が異なるのみである。したがって、上述の第2の形態の処理シーケンスと同様の処理についての説明は省略し異なる処理ステップについてのみ以下に説明する。
即ち、この第3の形態の作用では、まず、図8のステップS38において、コントローラ10は、使用者によるシャッターボタンの半押し操作がなされたか否かの確認を行っている。ここで、シャッターボタンの半押し操作が確認された場合にステップS1の処理に進み、傾き角度の取得処理を行い、以降同様の処理シーケンスを実行する。
一方、上述のステップS38の処理において、シャッターボタンの半押し操作が確認されなかった場合には、傾き角度の取得処理を行わずに、ステップS9の処理に進む。
その他の処理シーケンスは、上述の第2の形態で説明した作用と全く同様である。
以上述べたように第1〜第3の形態による作用は、撮影動作時の作用の具体例を示したものである。
次に説明する第4〜第6の形態による作用は、再生動作時の作用の具体例を示すものである。この再生動作時の第4〜第6の形態の作用は、基本的には上述の撮影動作時の処理の流れと略同様であって、略同様のアルゴリズムにより実装されているものである。
まず、本カメラの作用のうち第4の形態の作用の処理シーケンスを、図9,図10を用いて以下に詳述する。
なお、以下の説明において、カメラ1が通常状態の姿勢にあるときの設定と、この状態から所定の角度以上回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)としたときの設定との対応関係の例は、表2に示す通りである。
まず、図9に示すように、第4の形態の基本的な処理の流れは、上述の第1の形態の処理シーケンス(図4参照)と略同様である。
即ち、カメラ1が再生モードで起動している状態において、コントローラ10は、図9のステップS1において、傾き角度の取得処理を実行する。このステップS1の処理からステップS5の処理までは、上述の第1の形態の処理シーケンスにおける同じステップ番号と同様の処理がなされる。
そして、ステップS40において、コントローラ10は表示変更処理を実行する。この表示変更処理の詳細は、図10のフローチャートにて示す通りである。なお、図10に示す表示変更処理は、上述の第1〜第3の形態における撮影動作時の設定変更処理(図5参照)と略同様の処理の流れに基づく処理シーケンスとなっている。
即ち、図10のステップS45において、コントローラ10は、現在設定されている再生動作に関する表示設定を取得する処理を行う。その後、ステップS46の処理に進む。
ステップS46において、コントローラ10は、現在の表示設定に対応する設定(表2参照)を設定メモリ22から取得する。その後、ステップS47の処理に進む。
ステップS47において、コントローラ10は、上述のステップS46の処理にて取得した設定を適用する。その後、ステップS48の処理に進む。
ステップS48において、コントローラ10は、処理部16,表示部19等を制御して、上述のステップS46の処理にて適用した設定による表示動作を実行する。その後、一連の処理を終了し、元の処理シーケンス(図9)に復帰する。
図9に戻って、ステップS7において、コントローラ10は、変換済みフラグを上げる処理を行う。これにより、同じ状態での設定の変更が抑止される。その後、ステップS8の処理に進む。
ステップS8において、コントローラ10は、ユーザ設定変更適用処理を実行する。このユーザ設定変更的用処理の詳細は、上述の第1〜第3の形態と同様、図6のフローチャーによる。その後、ステップS41の処理に進む。
ステップS41において、コントローラ10は、再生動作を終了するか否かの確認を行う。ここで行われる確認は、コントローラ10が操作部11からの指示信号を監視して、再生動作を終了する旨の指示信号、例えば電源オフ信号、撮影動作モードへの切り換え信号等があった場合には、一連の再生動作処理を終了する。また、再生動作を終了する旨の指示信号が確認されない場合には、上述のステップS1の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
次に、本カメラの作用のうち上記第5の形態の作用の処理シーケンスを、図11を用いて以下に詳述する。
まず、図11に示すように、第5の形態の基本的な処理の流れは、上述の第2の形態の処理シーケンス(図7参照)と略同様である。
即ち、カメラ1が再生モードで起動している状態において、コントローラ10は、図11のステップS31において、「前回判定」の値を「N」とする処理を行う。その後、ステップS1の処理に進み、以降、ステップS2,S3,S32〜S37の処理までは、上述の第2の形態の処理シーケンスにおける同じステップ番号と同様の処理がなされる。
そして、ステップS40において、コントローラ10は表示変更処理を実行する。この表示変更処理の詳細は、図10のフローチャートにて示す通りである。その後、ステップS8のユーザ設定変更適用処理(図6参照)に進み、同処理終了後、ステップS41の処理に進む。
続いて、ステップS41において、コントローラ10は、再生動作を終了するか否かの確認を行う。再生動作を終了する旨の指示信号が確認された場合には、一連の再生動作処理を終了する。また、再生動作を終了する旨の指示信号が確認されない場合には、上述のステップS31の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
次に、本カメラの作用のうち上記第6の形態の作用の処理シーケンスを、図12を用いて以下に詳述する。
図12に示すように、第6の形態の基本的な処理の流れは、上述の第3の形態の処理シーケンス(図8参照)と略同様である。
即ち、カメラ1が再生モードで起動している状態において、コントローラ10は、図12のステップS31において、「前回判定」の値を「N」とする処理を行う。その後、ステップS38の処理に進み、このステップS38においてシャッターボタン11aが半押し操作されたか否かの確認を行う。
以降、ステップS1,S2,S3,S32〜S37の処理が順次実行される。ここまでの処理ステップは、上述の第3の形態の処理シーケンスにおける同じステップ番号と同様の処理である。
そして、ステップS40において、コントローラ10は表示変更処理を実行する。この表示変更処理の詳細は、図10のフローチャートにて示す通りである。その後、ステップS8のユーザ設定変更適用処理(図6参照)に進み、同処理終了後、ステップS41の処理に進む。
ステップS41において、コントローラ10は、再生動作を終了するか否かの確認を行う。再生動作を終了する旨の指示信号が確認された場合には、一連の再生動作処理を終了する。また、再生動作を終了する旨の指示信号が確認されない場合には、上述のステップS31の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上述べたように第4〜第6の形態による作用は、再生動作時の作用の具体例を示したものである。
次に、本カメラの作用のうち第7の形態の作用の処理シーケンスを、図13,図14を用いて以下に詳述する。この第7の形態は、本カメラ1の起動時の作用の具体例を示すものである。
カメラ1が電源オフの状態から電源オン状態にされて起動すると、コントローラ10は、図13のステップS51において、まず、回転センサー20からの検出データを受けて、カメラ1の傾き角度の取得処理を実行し、当該カメラ1の起動時における姿勢を検出する。その後、ステップS52の処理に進む。
ステップS52において、コントローラ10は、傾き角(α,β)が所定の角度以上であるか否かの確認を行う。ここで、傾き角(α,β)が所定の角度以上であることが確認された場合には、ステップS53の処理に進む。
一方、上述のステップS52の処理において、傾き角(α,β)が所定の角度以上ではないことが確認された場合には、ステップS54の処理に進む。
そして、ステップS54において、コントローラ10は、設定変更することなく初期設定による通常の初期化処理を実行する。その後、この一連の起動処理を終了する。これにより、カメラ1は起動状態となる。
他方、上述のステップS52において傾き角が所定の角度以上である場合に、ステップS53に進むと、このステップS53において、コントローラ10は、初期設定変更処理を実行する。この初期設定変更処理は、図14のフローチャートにて詳細を示すものである。
図14におけるステップS56において、コントローラ10は、現在設定されている初期設定を取得する処理を実行する。その後、ステップS57の処理に進む。
ステップS57において、コントローラ10は、現在の設定に対する変換対応設定を取得する処理を実行する。ここで、変換対応設定とは、通常の初期設定に対して異なる設定である(表1,表2参照)。その後、ステップS58の処理に進む。
ステップS58において、コントローラ10は、上述のステップS57の処理にて取得した変換対応設定を適用する処理を実行する。これにより、起動時の初期設定は対応する変換対応設定に変更される。その後、ステップS59の処理に進む。
ステップS59において、コントローラ10は、操作ボタンに割り当てられる機能の変更(解釈変更)が必要か否かの確認を行う。ここで、操作ボタンに割り当てられる機能の変更が必要である場合には、ステップS60の処理に進む。
ステップS60において、コントローラ10は、操作ボタンのアクションテーブルの変更処理を実行する。その後、一連の初期設定変更処理を終了し、元の処理シーケンス(図13)に復帰する。
一方、上述のステップS59の処理において、操作ボタンに割り当てられる機能の変更が必要ではない場合には、一連の初期設定変更処理を終了し、元の処理シーケンス(図13)に復帰する。
図13に戻って、ステップS54において、コントローラ10は、設定された設定によって通常の初期化処理を実行した後、この一連の起動処理を終了する。これにより、カメラ1は起動状態となる。
なお、表1に示すように撮影動作時の場合において、通常状態で「静止画」撮影モードである場合と「プログラムモード」である場合に、姿勢変化後の変更対応設定として複数の対応設定が例示されている。
同様に、表2に示すように再生動作時の場合において、通常状態で「プレビュー表示」動作モードの場合の姿勢変化後の変更対応設定も複数の対応設定が例示されている。
この場合には、別途、使用者が予め対応設定を選択し、適宜変更することができるようになっている。つまり、使用者は、通常状態のある特定の動作モード又は設定に対して、姿勢変化後に変更され得る動作モード又は設定が複数ある場合には、変更後に所望の変更対応設定となるようにするための選択設定を行うようにする。また、使用者による選択がなされない場合には、例えば表の上位項目が優先的に選択されるようにしてもよい。
また、表1,表2において、重複しない動作モード又は設定については、同時に設定することが可能になっている。この場合には、姿勢変化によって変更し得る動作モード又は設定も、同時に変更設定がおこなわれるようになる。
さらに、表1,表2において一つの設定が決定されると、その逆の設定も同時に設定されることになる。
具体的には、例えば、通常状態で「静止画」撮影モードである場合、所定の角度以上回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)としたときの設定は、「動画」撮影モードが自動的に設定される。この場合において、逆の設定、即ち通常状態で「動画」撮影モードが設定され、所定の角度以上回転させた姿勢(例えば天地逆向き姿勢)の設定として「静止画」撮影モードの組み合わせが、同時に設定される。
以上説明したように上記一実施形態によれば、ボタン等の操作部材の操作によらずに、カメラ1の所定方向の姿勢変化、即ち光軸を中心とする回転方向の傾き角度を所定の角度以上に回転させる等の操作のみで、直感的に撮影動作時や再生動作時や起動時の設定や動作モードを簡単に変更することができる。
カメラ1を振る動作のみで設定変更できるので、従来の手段のように複数の操作ボタンを操作したり、メニュー操作による設定変更に比べて、より短時間で所望の設定変更操作を行い得るので、カメラの操作性の向上に寄与することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態のカメラの内部構成のうち電気的な構成の主要部を示すブロック構成図。 図1のカメラの外観を背面側から示す斜視図であって、カメラの姿勢を横位置としたときの状態を示す図。 図1のカメラの外観を背面側から示す斜視図であって、カメラの姿勢を縦位置としたときの状態を示す図。 図1のカメラの第1形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図4の処理シーケンスのうちステップS6の処理(設定変更処理)の詳細を示すフローチャート。 図4の処理シーケンスのうちステップS8の処理(ユーザー設定変更適用処理)の詳細を示すフローチャート。 図1のカメラの第2形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図1のカメラの第3形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図1のカメラの第4形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図9の処理シーケンスのうちステップS40の処理(表示変更処理)の詳細を示すフローチャート。 図1のカメラの第5形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図1のカメラの第6形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図1のカメラの第7形態の処理シーケンスを示すフローチャート。 図13の処理シーケンスのうちステップS53の処理(初期設定変更処理)の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1……カメラ
10……コントローラ
11……操作部
11a……シャッターボタン
15……撮像部
16……処理部
17……画像記憶部
18……一時メモリ
19……表示部
20……回転センサー
22……設定メモリ

Claims (6)

  1. カメラであって、
    当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢変化を検出する姿勢検出手段と、
    当該カメラの撮影条件を複数設定する設定手段と、
    上記姿勢検出手段が検出した当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢の変化に応じて上記設定手段で設定された撮影条件の一つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択された撮影条件で撮影する撮影手段と、
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 上記姿勢検出手段は、当該カメラの基準姿勢に対する回転を検出して当該カメラの姿勢を特定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 当該カメラの再生条件を複数設定する第2の設定手段を、さらに有し、
    上記選択手段は、上記姿勢検出手段が検出した当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢の変化に応じて上記設定手段で設定された撮影条件の一つを選択すると共に、上記第2の設定手段で設定された再生条件の一つを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のカメラ。
  4. 撮影者が操作する操作部材を、さらに有し、
    上記設定手段は、一つ又は複数の上記操作部材のそれぞれについて複数の撮影機能を割り当て、
    上記第2の設定手段は、一つ又は複数の上記操作部材のそれぞれについて複数の再生機能を割り当て、
    上記選択手段は、上記姿勢検出手段が検出した当該カメラの姿勢又は当該カメラの姿勢の変化に応じて上記設定手段で設定されたそれぞれの上記操作部材に割り当てられた撮影機能の一つを選択するか、又は上記第2の設定手段で設定されたそれぞれの上記操作部材に割り当てられた再生機能の一つを選択することを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. 上記姿勢検出手段は、当該カメラの起動時の姿勢を検出し、
    上記選択手段は、上記姿勢検出手段で検出された当該カメラの起動時の姿勢により上記設定手段で設定された撮影条件の一つ及び上記第2の設定手段で設定された再生条件の一つを選択し、当該カメラの起動後の姿勢又は当該カメラの起動後の姿勢の変化により再度の選択は行わないことを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれかに記載のカメラ。
  6. 静止画及び動画を撮影するカメラであって、
    当該カメラの起動時の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    上記姿勢検出手段で検出された当該カメラの姿勢に応じて当該カメラの動作モードを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択された動作モードで撮影及び再生する撮影再生手段と、
    を有し、
    上記姿勢検出手段により検出された当該カメラの起動時の姿勢が基準姿勢であると判断された場合には、上記選択手段は、当該カメラを静止画を撮影し再生する静止画動作モードを選択し、
    上記姿勢検出手段により検出された当該カメラの起動時の姿勢が基準姿勢に対して上下反転した姿勢であると判断された場合には、上記選択手段は、当該カメラを動画を撮影し再生する動画動作モードを選択することを特徴とするカメラ。
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