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JP2008252802A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】迷惑電話に対し自動応答しているときの呼出を拒否しないようにする。
【解決手段】着信側電話装置31は、迷惑応答メッセージの送出中に、「INVITE」メッセージを受信する(手順S26)。着信側IP電話装置31では、「INVITE」メッセージ中の発信者番号に基づいて、通常電話であると判定する(ステップST5)と、迷惑電話応答処理を終了させ(ステップST6)、着信処理を開始する(ステップST7)。「CANCEL」メッセージが着信側IP電話装置31から迷惑電話発信元32へ送られ(手順S27)、「180 RINGING」メッセージが着信側IP電話装置31から通常電話発信元33へ送信される(手順S28)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電話装置に関し、詳細には、迷惑電話に対し自動応答メッセージを送出しているときの呼出に対する応答を可能にした電話装置に関する。
迷惑電話防止機能を備えた電話装置として、過去にいたずら電話などをかけてきた相手先の電話番号を迷惑電話番号として記憶しておき、被呼時に、発呼(発信)元の電話機の電話番号(以下、発信者番号と言う)を検出し、それが予め記憶しておいた迷惑電話番号と一致した場合に、自動応答により所定の迷惑応答メッセージを送出し、その後に回線を自動的に切断するように構成したものがある(特許文献1参照)。また、通話中に新たな呼出(着信)があったとき、それを拒否する電話装置がある(特許文献2)。そして、これらを組み合わせると、迷惑電話に対する自動応答中の新たな呼出(着信)を拒否する構成が考えられる。
しかしながら、上記の構成では、迷惑電話に対する自動応答のために、迷惑電話でない通常の呼出まで拒否されてしまうという問題がある。
特開平11−146060号公報 特開2002−64846号公報
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、迷惑電話に対して自動応答しているときの呼出を拒否しないようにすることである。
請求項1の発明は、迷惑電話の着信に対し、所定の応答メッセージを送出する手段と、該応答メッセージの送出中に呼出を検出する手段と、前記応答メッセージを送出中の回線を切断する手段と、前記呼出に対し、着信処理を実行する手段とを有することを特徴とする電話装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の電話装置において、前記着信処理を実行する手段は、前記呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話でないと判定されたとき、予め設定されている転送先に転送する手段とを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の電話装置において、前記着信処理を実行する手段は、前記呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記所定の応答メッセージを送出する手段を動作させる手段とを有することを特徴とする。
請求項4の発明は、迷惑電話の着信に対し、所定の応答メッセージを送出する手段と、該応答メッセージの送出中に呼出を検出したとき、該呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話でないと判定されたとき、予め設定されている転送先に転送する手段とを有することを特徴とする電話装置である。
(作用)
請求項1の発明によれば、迷惑電話に対し所定の応答メッセージを送出しているときに呼出を検出し、応答メッセージを送出中の回線を切断し、前記呼出に対し着信処理を実行する。
請求項2の発明によれば、迷惑電話に対し所定の応答メッセージを送出しているときに迷惑電話でない呼出を検出した場合、応答メッセージを送出中の回線を切断し、前記呼出を予め設定されている転送先へ転送する。
請求項3の発明によれば、迷惑電話に対し所定の応答メッセージを送出しているときに別の迷惑電話の呼出を検出した場合、応答メッセージを送出中の回線を切断し、別の迷惑電話に対し所定の応答メッセージを送出する。
請求項4の発明によれば、迷惑電話に対し所定の応答メッセージを送出しているときに迷惑電話でない呼出を検出した場合、前記呼出を予め設定されている転送先へ転送する。
本発明によれば、迷惑電話に対し自動応答しているときの呼出を拒否しないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の電話装置を有する通信システムの構成を示す図である。
この通信システムは、IP(Internet Protocol)網1と、それぞれがIP網1に接続されたSIP(Session Initiation Protocol)サーバ2、及びIP電話装置3〜6を備えている。なお、実際には、SIPサーバ2は各IP電話装置の加入者が契約している通信事業者毎に設けられているが、ここでは便宜上1台のSIPサーバを有するものとした。
SIPサーバ2は、呼制御プロトコルにSIPを用いて、発信元のIP電話装置と呼出相手先のIP電話装置との間で電話番号とIPアドレスとの対応付けを行う機能、及び呼接続セッションの確立に必要な各種SIPメッセージの処理機能を有する。これらのIP電話装置間で呼接続セッションが確立された後には、互いにRTP(Real-time Transport Protocol)などを用いて、直接、音声パケットの送受信を行う。
図2は、図1の各IP電話装置3〜6の構成を示すブロック図である。図2に示すように、各IP電話装置は、制御部11、記憶部12、呼処理部13、音声処理部14、及びネットワークインタフェース部15を備えている。
制御部11はマイクロコンピュータなどで構成されており、このIP電話装置の全体の制御などを行う。記憶部12には、このIP電話装置の端末識別情報、電話番号、IPアドレス、及びユーザIDなどのような自己の識別情報、並びに転送先電話番号及び迷惑電話番号などのような電話番号、迷惑電話応答メッセージ、留守応答メッセージなどの自動応答メッセージが記憶される。
呼処理部13はSIPを用いた呼接続のための各種メッセージ及び上記各種識別情報のパケットの処理を行う。また、呼処理部13はダイヤルキー、機能キーなどの各種操作キーを備えている。音声処理部14は送受話器、及び音声符号化/復号化処理回路を備えており、音声の入出力、及び音声パケットの処理を行う。ネットワークインタフェース部15は、IP網1と、呼処理部13及び音声処理部14との間で各種パケットの送受信を行う。
次に図1に示す通信システムにおける一対のIP電話装置が通話を開始してから終了するまでの手順の一例について、図3を参照しながら説明する。この図において、発信側のIP電話装置21、着信側のIP電話装置22は、図1におけるIP電話装置3〜6のうちの任意の2台である。なお、以下の説明では、特に必要な場合を除いて、IP電話装置の内部ブロック(図2)の動作の説明を省略する。
まず、IP電話装置21は、利用者の発信操作P1に応じて、SIPサーバ2へ「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する(手順S1)。SIPサーバ2は、受信した「INVITE(呼出要求)」メッセージをチェックし、呼出要求を受けたことをIP電話装置21に通知するために「100 TRYING(処理中通知)」メッセージを送出する(手順S2)。また、SIPサーバ2は、呼出先であるIP電話装置22に対して「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する(手順S3)。このとき、IP電話装置22が既に通話中であっても、SIPサーバ2は「INVITE(呼出要求)」メッセージを送出する。つまり、図1に示す通信システムでは、IP電話装置の着信応答中にそのIP電話装置に対して新たな呼出要求を通知することができる。
「INVITE(呼出要求)」メッセージを受信したIP電話装置22は、それを受信したことをSIPサーバ2に通知するために「100 TRYING(処理中通知)」メッセージを送出する(手順S4)。次に、IP電話装置22は、呼出中であることを示す「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを送出する(手順S5)とともに、呼出音を出力する。
「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置22を呼出中であることをIP電話装置21に通知するため、IP電話装置21へ「180 RINGING(呼出中通知)」メッセージを送出する(手順S6)。IP電話装置22では、利用者の応答操作P2に基づいて、呼出音の出力を停止し、着信に応答したことを知らせるため、SIPサーバ2へ「200 OK(着信応答)」メッセージを送出する(手順S7)。
「200 OK(着信応答)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置21へ「200 OK(着信応答)」メッセージを送出する(手順S8)。「200 OK(着信応答)」メッセージを受信したIP電話装置21は、SIPサーバ2に対して、「ACK(確認応答)」メッセージを送出する(手順S9)。SIPサーバ2は、IP電話装置22に対して、「ACK(確認応答)」メッセージを送出する(手順S10)。
これにより、IP電話装置21とIP電話装置22との間で通話ができる状態になる(手順S11)。この通話はRTPを用いて、SIPサーバ2を介さずにIP電話装置21とIP電話装置22との間で直接音声パケットをやりとりすることで行われる。
通話が終了し、IP電話装置21にて切断操作P3が行われると、IP電話装置21は、SIPサーバ2へ「BYE(切断通知)」メッセージを送出する(手順S12)。「BYE(切断通知)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置22に対して「BYE(切断通知)」メッセージを送出する(手順S13)。
「BYE(切断通知)」メッセージを受信したIP電話装置22は、SIPサーバ2に対して「200 OK(了解)」メッセージを送出する(手順S14)。「200 OK(了解)」メッセージを受信したSIPサーバ2は、IP電話装置21に対して「200 OK(了解)」メッセージを送出する(手順S15)。
次に迷惑電話防止機能を設定した場合の動作について説明する。本実施形態のIP電話装置は、(a)迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出中に迷惑電話でない呼出を受けたとき、迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出を終了し、迷惑電話でない呼出に応答する設定、(b)迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出中に別の迷惑電話の呼出を受けたとき、先の迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出を終了し、後の迷惑電話に対して自動応答メッセージを送出する設定、(c)転送先が設定されている状態で迷惑電話に対する自動応答メッセージを送出している時に迷惑電話でない呼出を受けた場合に、迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出を終了し、その呼出の発信元と転送先とを中継する設定、(d)転送先が設定されている状態で迷惑電話に対する自動応答メッセージを送出している時に迷惑電話でない呼出を受けた場合に、迷惑電話に対する自動応答メッセージの送出を続けるとともに、その呼出の発信元と転送先とで直接通話を行わせる設定、からなる4種類の設定が可能である。
以下、これらの各設定について順番に説明する。なお、以下の説明では、便宜上、SIPサーバ2の動作を省略する。従って、例えば図3における手順S1及びS2は、発信側IP電話装置21が着信側IP電話装置22へ「INVITE(呼出要求)」メッセージを送信したものとして説明する。また、「100 TRYING(処理中通知)」メッセージのやりとりを省略する。
図4は上記(a)の場合の動作シーケンスを示す図である。この図において、着信側IP電話装置31は、図1に示す通信システムのIP電話装置3〜6のうち、上述した4種類の迷惑電話防止機能を有する1台であり、迷惑電話発信元32、通常電話発信元33は、その他の2台である。
まず、迷惑電話発信元32における発信操作P11に応じて、迷惑電話発信元32は、「INVITE(呼出要求)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S21)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる迷惑電話発信元32の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST1)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致したことに基づいて、迷惑電話と判定する(ステップST2)。また、着信側IP電話装置31は「180 RINGING(呼出中)」メッセージを迷惑電話発信元32へ送信する(手順S22)。
次いで着信側IP電話装置31は自動応答を行う(ステップST3)。これにより、着信側IP電話装置31が「200 OK(着信応答)」メッセージを迷惑電話発信元32へ送信し(手順S23)、次に迷惑電話発信元32が「ACK(確認応答)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S24)。そして、着信側IP電話装置31が迷惑応答メッセージを迷惑電話発信元32へ送信する(手順S25)。
迷惑電話発信元32に対する迷惑応答メッセージの送出中(手順S25の実行中)に、通常電話発信元33は、利用者の発信操作P12に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージを着信側IP電話装置31へ送信する(手順S26)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元33の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST4)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST5)。そして、その判定結果に基づいて、迷惑電話応答処理を終了させ(ステップST6)、通常電話発信元33に対する着信処理を開始する(ステップST7)。
これにより、「CANCEL(強制終了)」メッセージが着信側IP電話装置31から迷惑電話発信元32へ送られ(手順S27)、次いで「180 RINGING(呼出中)」メッセージが着信側IP電話装置31から通常電話発信元33へ送られる(手順S28)。以後の着信側IP電話装置31と通常電話発信元33との間の動作手順は図3のS7以降と同じである。
図5は上記(b)の場合の動作シーケンスを示す図である。この図において、発信操作P11、手順S21〜S25、及びステップST1〜3は図4と同じである。
迷惑電話発信元32に対する迷惑応答メッセージの送出中(手順S25の実行中)に、迷惑電話発信元34における利用者の発信操作P13に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが迷惑電話発信元34から着信側IP電話装置31へ送られる(手順S29)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる迷惑電話発信元34の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST8)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致することに基づいて、迷惑電話であると判定する(ステップST9)。そして、その判定結果に基づいて、迷惑電話の自動応答メッセージの送出先を迷惑電話発信元32から迷惑電話発信元34に変更する(ステップST10)。
これにより、「CANCEL(強制終了)」メッセージが着信側IP電話装置31から迷惑電話発信元32へ送られ(手順S30)、次いで「180 RINGING(呼出中)」メッセージが着信側IP電話装置31から迷惑電話発信元34へ送られる(手順S31)。以後の手順S32〜S34は手順S23〜S25と同様である。
図6は上記(c)の場合の動作シーケンスを示す図である。ここで、手順S25より前の手順は図4及び図5と同じであるため、図示を省略した。
迷惑電話発信元32に対する迷惑応答メッセージの送出中(手順S25の実行中)に、通常電話発信元33における利用者の発信操作P14に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが通常電話発信元33から着信側IP電話装置31へ送られる(手順S35)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元33の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST11)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST12)。そして、その判定結果に基づいて、迷惑電話応答処理を終了させ(ステップST13)、通常電話発信元33に対する転送処理を行う(ステップST14)。
これにより、「CANCEL(強制終了)」メッセージが着信側IP電話装置31から迷惑電話発信元32へ送られ(手順S36)、次いで「180 RINGING(呼出中)」メッセージが着信側IP電話装置31から通常電話発信元33へ送られる(手順S37)。次に「INVITE(呼出要求)」メッセージが着信側IP電話装置31から転送先35へ送られる(手順S38)。
以後、「180 RINGING(呼出中)」メッセージの送受信(手順S39)、転送先35における利用者の応答操作P15、「200 OK(着信応答)」メッセージの送受信(手順S40)、「ACK(確認応答)」メッセージの送受信(手順S41)を行った後に、通常電話発信元33と、転送先35との間で、着信側IP電話装置31を介する通話が可能な状態となる(手順S42)。この通話動作中は、着信側IP電話装置31が通常電話発信元33と、転送先35との間で送受信される音声パケットを中継する。
図7は上記(d)の場合の動作シーケンスを示す図である。ここで、手順S25より前の手順は図4及び図5と同じであるため、図示を省略した。
迷惑電話発信元32に対する迷惑応答メッセージの送出中(手順S25の実行中)に、通常電話発信元33における発信操作P16に応じて、「INVITE(呼出要求)」メッセージが通常電話発信元33から送信され、着信側IP電話装置31で受信される(手順S43)。
着信側IP電話装置31では、「INVITE(呼出要求)」メッセージに含まれる通常電話発信元33の電話番号(発信者番号)を検出し(ステップST15)、それが記憶部12に記憶されている迷惑電話番号と一致しないことに基づいて、迷惑電話ではなく通常電話であると判定する(ステップST16)。そして、その判定結果に基づいて、通常電話発信元33に対する転送を行う(ステップST17)。この転送は図6における転送とは異なり、着信側IP電話装置31が通話の音声パケットを中継するように接続するのではなく、通常電話発信元33と転送先35との間で直接的に音声パケットの送受信を行うように接続するものである。このため、着信側IP電話装置31は迷惑電話発信元32に対する応答メッセージの送出を強制終了させずに転送を行うことができる。
この転送処理では、「REFER(転送)」メッセージが着信側IP電話装置31から送信され、通常電話発信元33で受信される(手順S44)。通常電話発信元33は、「REFER(転送)」メッセージに含まれる転送先35の電話番号を検出し、そこへ「INVITE(呼出要求)」メッセージを送信する(手順S45)。以後の通常電話発信元33と、転送先35との間の動作シーケンスは図3のS4以降と同じである。
なお、着信側のIP電話装置31を、複数回線を同時に使用できるように構成した場合には、図4及び図6において、迷惑電話発信元32に対する「CANCEL(強制終了)」メッセージを送信せず、迷惑応答メッセージの送出が終了した後に「BYE(切断通知)」メッセージを送信するように構成してもよい。
また、以上の実施形態では、1台のIP電話装置が前記(a)〜(d)の4種類の全てに対応できるものとしたが、1台のIP電話装置が1乃至3種類に対応できるように構成してもよい。また、以上の実施形態では、迷惑電話発信元32、通常電話発信元33、転送先35が全てIP電話装置の場合について説明したが、それらの1台以上が公衆電話回線(PSTN)に接続される固定電話装置、或いは携帯電話装置である通信システムにも、本発明を適用することができる。
本発明の実施形態の電話装置を有する通信システムの構成を示す図である。 図1の各IP電話装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す通信システムにおける一対のIP電話装置が通話を開始してから終了するまでの手順の一例を示す図である。 迷惑電話に対する応答メッセージの送出中に呼出を受けた場合の動作シーケンスの第1の例を示す図である。 迷惑電話に対する応答メッセージの送出中に呼出を受けた場合の動作シーケンスの第2の例を示す図である。 迷惑電話に対する応答メッセージの送出中に呼出を受けた場合の動作シーケンスの第3の例を示す図である。 迷惑電話に対する応答メッセージの送出中に呼出を受けた場合の動作シーケンスの第4の例を示す図である。
符号の説明
3〜6・・・IP電話装置、11・・・制御部、12・・・記憶部、13・・・呼処理部、14・・・音声処理部、15・・・ネットワークインタフェース部、21・・・発信側のIP電話装置、22,31・・・着信側のIP電話装置、32,34・・・迷惑電話発信元、33・・・通常電話発信元、35・・・転送先。

Claims (4)

  1. 迷惑電話の着信に対し、所定の応答メッセージを送出する手段と、該応答メッセージの送出中に呼出を検出する手段と、前記応答メッセージを送出中の回線を切断する手段と、前記呼出に対し、着信処理を実行する手段とを有することを特徴とする電話装置。
  2. 請求項1記載の電話装置において、
    前記着信処理を実行する手段は、前記呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話でないと判定されたとき、予め設定されている転送先に転送する手段とを有することを特徴とする電話装置。
  3. 請求項1記載の電話装置において、
    前記着信処理を実行する手段は、前記呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話であると判定されたとき、前記所定の応答メッセージを送出する手段を動作させる手段とを有することを特徴とする電話装置。
  4. 迷惑電話の着信に対し、所定の応答メッセージを送出する手段と、該応答メッセージの送出中に呼出を検出したとき、該呼出が迷惑電話でないか否かを判定する手段と、該手段により迷惑電話でないと判定されたとき、予め設定されている転送先に転送する手段とを有することを特徴とする電話装置。
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