JP2008155918A - サイドエアバッグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バッグ本体21内のガスが通過する通路を有するように一対の基布20a,20bの対向する部分同士を縫着することによりシーム23を形成する。このシーム23により、バッグ本体21の内部空間を主膨張室24と副膨張室25とに区画し、副膨張室25を、シーム23における一対の基布20a,20b間の通路を通過した主膨張室24からのガスにより膨張させる。
【選択図】図2
Description
また、本願請求項4に記載の発明は、前記請求項2または請求項3に記載の発明において、前記主膨張室を、前記乗員の胸郭部に対応するように配置したことを要旨とするものである。
また、本願請求項2に記載の発明では、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、バッグ本体にガスが供給されると、まず、主膨張室が膨張される。そして、この主膨張室が展開膨張されたサイドエアバッグに対して乗員が進入すると、主膨張室が押圧され、その主膨張室内のガスの一部が前記通路を通過して副膨張室内に流入する。これにより、副膨張室が膨張されるとともに、主膨張室の内圧が低減される。
また、本願請求項4に記載の発明では、前記請求項2または請求項3に記載の発明の効果に加えて、主膨張室による乗員の胸郭部の保護性が向上される。
以下に、本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2(a)、(b)に示すように、運転席側のフロントシート11の背もたれ部11aの右側内部には、車両のボディサイド部の一部を構成するドア12と対応するようにサイドエアバッグ装置13がケース14内に収容された状態で埋設配置されている。なお、図1及び図2(a)、(b)では、運転席側のフロントシート11のみを図示しているが、助手席側のフロントシートの左側内部にも同様なサイドエアバッグ装置が内装されている。
前記車両のボディサイド部に対する他の車両による側突により、ボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わると、前記センサは、その衝撃を検出し、前記制御回路に対して検出信号を出力する。次いで、制御回路は、インフレータ15に対して駆動電流を出力する。この駆動電流により、インフレータ15内のガス発生剤が発火して、ガスが発生する。
(1)このサイドエアバッグ20では、バッグ本体21内のガスが通過する隙間が形成されるように、一対の基布20a,20bの対向する部分同士を縫着により接合したシーム23を形成している。また、このシーム23により、バッグ本体21の内部空間を主膨張室24と副膨張室25とに区画し、副膨張室25を、シーム23において縫製糸である上糸と下糸との各絡み合い部間の通路を通過した主膨張室24からのガスにより膨張させるようにしている。そして、主膨張室24に対する乗員Pの受止め時に、主膨張室24の展開初期の内圧を確保するとともに、乗員Pに作用する主膨張室24からの反力が低減されるように主膨張室24の内圧を低減している。
なお、本発明の第1実施形態は、以下のように変形してもよい。
・前記第1実施形態において、副膨張室25の配設位置は、主膨張室24に対して車両前方側の位置には限定されない。この副膨張室25の配設位置は、例えば主膨張室24に対して車両上方向及び下方向の少なくとも一方向側の位置等であってもよい。
つぎに、本発明の第2実施形態について、前記第1実施形態と異なる部分を中心に、図9を参照して説明する。
(変形例)
なお、本発明の第2実施形態は、以下のように変形してもよい。
・前記各実施形態において、シーム23、外周縫着部22aの縫合ピッチを、所定の部位(1ヵ所または複数ヵ所)にて局部的に小さくする構成としてもよい。すなわち、シーム23、外周縫着部22aにおいて、バッグ本体21内のガスが通過可能な通路を部分的に設けるようにしてもよい。このようにしても、バッグ本体21内の内圧を調整することができる。
・前記各実施形態では、フロントシート11に設けられたサイドエアバッグ装置13のサイドエアバッグ20の例を示したが、この例には限定されない。本発明は、例えば車両のドア12等に設けられたサイドエアバッグ装置のサイドエアバッグにも同様に適用することができる。
Claims (4)
- 車両のボディサイド部に所定値以上の衝撃が加わったとき、車室内のシートに着座している乗員とボディサイド部との間にてバッグ本体が展開するサイドエアバッグにおいて、
前記バッグ本体による前記乗員の受止め時に、前記バッグ本体の展開初期の内圧を確保するとともに、前記乗員に作用する反力が低減するように前記バッグ本体における所定の膨張空間の内圧を低減する圧力調整手段を設け、その圧力調整手段は、前記バッグ本体における所定の膨張空間の内部のガスが外部へ向かって通過する隙間が形成されるように、前記バッグ本体の対向する基布間に形成した通路であり、前記通路を基布間の縫着部に形成したことを特徴とするサイドエアバッグ。 - 前記バッグ本体の内部空間を主膨張室と副膨張室とに区画し、前記副膨張室を、前記通路を通過した前記主膨張室の内部のガスにより膨張するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ。
- 前記副膨張室を、前記主膨張室に対して車両前方側に配置したことを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ。
- 前記主膨張室を、前記乗員の胸郭部に対応するように配置したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサイドエアバッグ。
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