JP2008149889A - シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第2のレール55の移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与部101bを設ける。
【選択図】図1
Description
また、ソレノイド9が設けられ、このソレノイド9のよって駆動される摺動駒11は、爪部材3の移動軌跡上と爪部材3の移動軌跡から離れた箇所とに駆動されるようになっている。
車両の前面衝突し、シートに設定加速度以上の加速度が作用すると、センサ13からの信号を取り込んでいる制御部15が、ソレノイド9を駆動し、摺動駒11を爪部材3の移動軌跡から離れた位置まで移動させ、図15に示す状態となる。即ち、シートの前方向への移動は禁止されるが、シートの後方への移動は可能となる。
請求項4に係る発明は、前記ブレーキ力付与手段は、フロアに対して垂直で、前記第2のレールの移動方向に沿った平面上で、三角波形に曲げられた形状であり、前記第2のレールが後方へ移動すると圧縮されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシートである。
請求項6に係る発明は、三角波の頂部の側部には、切欠が形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載のシートである。
(第1の形態例)
まず、第1の形態例の下段シートトラック51の上面図である図1、図1の切断線A−Aでの断面図である図2、図1のE方向矢視図である図3を用いて説明する。
(1)第2のレール55の移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部101bを有することにより、安定したブレーキ力が得られる。
(2)ブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部101bは、一端部がフロア側である第1のレール53に取りつけられ、他端部が第2のレール55に取りつけられ、第2のレール55が移動すると塑性変形する金属の薄板であり、ブレーキ力付与部101bの材質、形状を変えることにより、所望のブレーキ力を得ることができる。
(3)ブレーキ力付与部101bは、フロアFに対して垂直で、下段シートトラック51の第2のレール55の移動方向に沿った平面上で、略「三角波」形に曲げられ、第2のレール55の移動方向(車両の移動方向)と交差する部分101e−101nを有することにより、ブレーキ力付与部101bが第2のレール55の移動方向に圧縮されて塑性変形する場合、ブレーキ力付与部101bが座屈しにくくなり、安定したブレーキ力が得られる。
(4)切欠101oを形成したことにより、頂部での曲げ剛性が小さい。よって、ブレーキ力付与部101bが第2のレール55の移動方向に圧縮されて塑性変形する場合、ブレーキ力付与部101bは頂部で折曲するので、座屈しにくくなり、安定したブレーキ力が得られる。
(5)フロアF上には、ブラケット101のブレーキ力付与部101bの一方の側面、下面、上面に対向する面を有する断面形状が略「コ」の字形のカバー102を設けたことにより、第2のレール55が後方へ移動し、ブレーキ力付与部101bが圧縮され、ブレーキ力付与部101bが座屈したとしても、座屈部分がカバー102の上面又は下面に当接し、それ以上の座屈が禁止されるので、安定したブレーキ力が得られる。
フロアFに対して垂直な面上で、三角波形に曲げられた形状であったが、それに限定するものではない。
(1)第2のレール55の移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部101b’を有することにより、安定したブレーキ力が得られる。
(2)ブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部101b’は、一端部がフロア側である第1のレール53に取りつけられ、他端部が第2のレール55に取りつけられ、第2のレール55が移動すると塑性変形する金属の薄板であり、ブレーキ力付与部101bの材質、形状を変えることにより、所望のブレーキ力を得ることができる。
(3)ブレーキ力付与部101b’は、略「m」字形に曲げられ、第2のレール55の移動方向(車両の移動方向)と交差する部分101d’、101e’、101f’、101g’を有することにより、ブレーキ力付与部101b’が座屈しにくくなり、安定したブレーキ力が得られる。
(第2の形態例)
まず、第2の形態例の下段シートトラック51の上面図である図10を用いて説明する。尚、第1の形態例と同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
ブレーキ力付与部材211は金属の薄板でなり、図に示すように第2のレール55の移動方向と略直交する方向に延出する第2のレール55への取付部211a、第1のレール53への取付部211bと、取付部211a、取付部211bを橋渡しするように設けられた橋絡部211c、211dとからなっている。橋絡部211c、211dとは、略「へ」字形に曲げられている。従って、取付部211a、211bと橋絡部211c、211dとは、第2のレール55の移動方向(車両の移動方向)と交差している。更に、取付部211aと橋絡部211cとの間には、切欠211eが形成されている。又、取付部211bと橋絡部211dとの間には、切欠211fが形成されている。
(1)第2のレール55の移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部材211を有することにより、安定したブレーキ力が得られる。
(2)ブレーキ力付与手段としてのブレーキ力付与部材211は、一端部がフロア側である第1のレール53に取りつけられ、他端部が第2のレール55に取りつけられ、第2のレール55が移動すると塑性変形する金属の薄板であり、ブレーキ力付与部材211の材質、形状を変えることにより、所望のブレーキ力を得ることができる。
(3)ブレーキ力付与部材211は、第2のレール55の移動方向(車両の移動方向)と交差する部分、即ち、取付部211a、211bと橋絡部211c、211dを有することにより、ブレーキ力付与部材211が座屈しにくくなり、安定したブレーキ力が得られる。
(4)ブレーキ力付与部材211の取付部211aと橋絡部211cとの間には、切欠211eが形成されている。又、ブレーキ力付与部材211の取付部211bと橋絡部211dとの間には、切欠211fが形成されている。よって、ブレーキ力付与部材211が座屈しにくくなり、安定したブレーキ力が得られる。
(第3の形態例)
図11−図13を用いて説明する。図11は下段シートトラックの上面図、図12は図11の切断線C−Cでの断面図、図13は図11の切断線D−Dでの断面図である。
(1)第2のレール55の移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与手段としてのロータリダンパ355を有することにより、安定したブレーキ力が得られる。
(2)ブレーキ力付与手段は、第2のレール55が移動すると回転する回転体としてのピニオン363と、ピニオン363の回転軸としてのシャフト359に設けられたロータリダンパ355と、からなることにより、安定したブレーキ力が得られる。
53 第1のレール
55 第2のレール
101b ブレーキ力付与部(ブレーキ力付与手段)
Claims (7)
- フロア上に、車両の進行方向に延びるように設けられた第1のレールと、該第1のレールに移動可能に係合し、シートが設けられた第2のレールと、前記フロア側、前記第2のレールのうちのどちらか一方に設けられた被ロック部と、前記フロア側、前記第2のレールのうちの他方のレールに前記被ロック部に係脱可能に設けられたロック部と、該ロック部が前記被ロック部に係合する方向に付勢する付勢手段と、該ロック部を駆動して、前記ロック部と前記被ロック部との係合を解除する駆動部と、前記シートに作用する加速度を検出する加速度センサと、該加速度センサからの信号を取り込んで、前記シートに加速度が作用した場合には、前記駆動部を駆動して前記ロック部と前記被ロック部との係合を解除する制御部とを有するシートにおいて、
前記第2のレールの移動に対して、継続してブレーキ力を与えるブレーキ力付与手段を有することを特徴とするシート。 - 前記ブレーキ力付与手段は、
一端部が前記フロア側に取りつけられ、他端部が前記第2のレールに取りつけられ、前記第2のレールが移動すると塑性変形する部材であることを特徴とする請求項1記載のシート。 - 前記部材は、
前記第2のレールの移動方向と交差する方向に延びる部分を有することを特徴とする請求項2記載のシート。 - 前記ブレーキ力付与手段は、フロアに対して垂直で、前記第2のレールの移動方向に沿った平面上で、三角波形に曲げられた形状であり、
前記第2のレールが後方へ移動すると圧縮されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート。 - 前記ブレーキ付与手段が座屈する際に、座屈部分が当接する面を有するカバーを設けたことを特徴とする請求項3又は4記載のシート。
- 前記三角波の頂部の側部には、切欠が形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載のシート。
- 前記ブレーキ力付与手段は、
前記第2のレール側に設けられ、前記フロア側に接触し、前記第2のレールが移動すると回転する回転体と、
該回転体の回転軸に設けられたダンパと、
からなることを特徴とする請求項1記載のシート。
Priority Applications (1)
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JP2006339848A JP2008149889A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | シート |
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