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JP2007005673A - パワーモジュール用ヒートシンク - Google Patents

パワーモジュール用ヒートシンク Download PDF

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Abstract

【課題】放熱性能の一層の向上を実現可能なパワーモジュール用ヒートシンクを提供する。
【解決手段】パワーモジュール用ヒートシンク1は、表面側にパワーデバイスが搭載され、パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路1d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。
冷媒流路1d内にはコルゲートフィン1aが配設されている。コルゲートフィン1aは冷却媒体の流通方向に延びる山21b、谷21c並びに山21b及び谷21cを連結する側壁21aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山21b又は谷21cと、隣り合う2枚の側壁21aとによって、フィン21が構成されている。各側壁21aには、フィン21の内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバ31が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はパワーモジュール用ヒートシンクに関する。
例えば特許文献1に従来のパワーモジュール用ヒートシンクが開示されている。このパワーモジュール用ヒートシンクは、アルミニウムや銅からなる(この明細書及び特許請求の範囲において、「アルミニウム」という用語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとする。また、「銅」という用語には、純銅の他に銅合金を含むものとする。)。また、このパワーモジュール用ヒートシンクは、内部に水等の冷却媒体を流通させる冷媒流路が形成されている。より詳しくは、パワーモジュール用ヒートシンクは横長の矩形断面をなしており、その内部には横長の矩形断面をなす冷媒流路が形成されている。冷媒流路内には上下方向に延びる複数のフィンが形成され、これらによって冷媒流路が冷却媒体と接触する接触面積が増やされている。
このパワーモジュール用ヒートシンクの一面側には、例えば、半導体チップ等のパワーデバイスが実装された絶縁回路基板が搭載される。パワーデバイスが搭載される前の構成物は、パワーモジュール用ヒートシンク及び絶縁回路基板からなるパワーモジュール用基板とされる。
絶縁回路基板は、例えば、アルミニウム製の配線層と、配線層の他方の面に接合された絶縁性セラミック製の絶縁基板と、絶縁基板の他方の面に接合されたアルミニウム製の放熱層とからなる。配線層には、パワーモジュール用基板が使用される際、半導体チップ等のパワーデバイスが実装される。絶縁回路基板とパワーモジュール用ヒートシンクとの間には、3〜10mm程度のアルミニウム製の放熱板が介在するように配設されている。
このような構成である従来のパワーモジュール用ヒートシンクは、その一面側に例えば、半導体チップ等のパワーデバイスが実装された絶縁回路基板が搭載されてパワーモジュールを構成する。そして、このパワーモジュールは、例えば、電動モータを駆動源の一部とするハイブリッドカー等の移動体のインバータ回路に適用されることにより、移動体の運転状況に応じて電動モーター等に供給する電力を制御する。そして、このパワーモジュールでは、パワーデバイスが発する高熱を配線層、絶縁基板、放熱層及び放熱板を介してパワーモジュール用ヒートシンクに伝え、冷媒流路内を流通する冷却媒体によりその熱を放熱する。
特開2003−86744号公報
しかし、上記従来のパワーモジュール用ヒートシンクでは、パワーデバイスが発する高熱を冷媒流路やフィンの表面から、冷媒流路内を流通する冷却媒体に効率よく伝えることに関して、下記の通り問題があった。
すなわち、上記従来のパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷媒流路と冷却媒体との間の接触面積を増やすために、冷媒流路内に上下方向に延びる複数のフィンが形成されてはいる。しかしながら、このようにフィンを設けたパワーモジュール用ヒートシンクであっても、パワーデバイスに熱的に近い領域ほど冷却媒体の温度が上昇して不均一な温度分布となってしまう。このため、冷却媒体は、冷却能力の一部しか有効に発揮することができず、放熱効率が低下してしまう。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷媒流路の内面やフィンの表面から冷却媒体への熱伝達が阻害されることとなり、放熱性能の一層の向上が難しかった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、放熱性能の一層の向上を実現可能なパワーモジュール用ヒートシンクを提供することを解決すべき課題としている。
第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
前記冷媒流路内にはコルゲートフィンが配設され、
該コルゲートフィンは、前記冷却媒体の流通方向に延びる山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が該流通方向で見て波状に形成されたものであり、
該側壁には、該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンの内側で該冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバが形成されていることを特徴とする。
このような構成である第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、その一面側に例えば、半導体チップ等のパワーデバイスが実装された絶縁回路基板が搭載されてパワーモジュールを構成する。そして、このパワーモジュールは、例えば、電動モータを駆動源の一部とするハイブリッドカー等の移動体のインバータ回路に適用されることにより、移動体の運転状況に応じて電動モーター等に供給する電力を制御する。そして、このパワーモジュールでは、パワーデバイスが発する高熱を絶縁回路基板等を介してパワーモジュール用ヒートシンクに伝え、冷媒流路内を流通する冷却媒体によりその熱を放熱する。
ここで、第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、冷媒流路内にはコルゲートフィンが配設され、コルゲートフィンは、冷却媒体の流通方向に延びる山、谷並びに山及び谷を連結する側壁が流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、側壁には、山又は谷と、隣り合う2枚の側壁とによって構成されるフィンの内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバが形成されている。
このため、第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、フィンの内側を流通する冷却媒体が無数のルーバによって旋回することとなり、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなる。このため、冷媒流路内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなり、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となって放熱効率が向上する。無数のルーバは、冷却媒体を少なくとも旋回させればよく、一部に乱流を生じてもよい。冷却媒体が少なくとも旋回すれば、冷却媒体の冷却能力をより有効に活用することが可能となる。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷媒流路の内面やフィンの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクによれば、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
第1発明において、冷媒流路を形成する本体はアルミニウムや銅からなり得る。コルゲートフィンもアルミニウムや銅からなり得る。
なお、特開2002−5591号公報には、フィンにルーバを設けたパワーモジュール用ヒートシンクが開示されている。しかしながら、同公報開示のフィンは、冷却媒体を旋回させるものではなく、単に乱流を生じさせるものに過ぎないため、エロージョンを生じるおそれがある。これに対し、第1発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、ルーバによって冷却媒体が旋回するため、エロージョンを防止し、優れた耐久性を発揮する。
第1発明において、隣り合う2枚の側壁の一方に形成された各ルーバと、他方に形成された各ルーバとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることが好ましい。この場合、フィンの内側を例えば一面側の側壁に沿って流通する冷却媒体は、その一面側のルーバに案内され、山又は谷を経て他面側の側壁に至り、その他面側のルーバに案内されることとなる。こうして、冷却媒体が旋回されやすくなる。
この場合、各ルーバは、側壁に形成された切り込みが曲げられることにより形成され得る。これによって容易に上記構成を実現できる。また、その場合、あるフィンの内側の冷却媒体は、ルーバが曲げられることによって生じた穴を経て、側壁を跨いだ方向にも旋回しながら移動する。
側壁には波の高さ方向に複数の切り込みが形成され、波の高さ方向で隣り合う各切り込みが互いに逆方向に曲げられていることが好ましい。その場合、あるフィンの内側の冷却媒体は、あるルーバによってそのフィンの内側で旋回するとともに、他のルーバが曲げられることによって生じた穴を経て、側壁を跨いだ方向にも旋回しながら移動する。
また、第1発明において、隣り合う2枚の側壁に形成された各ルーバは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在し、各側壁には、波の高さ方向の両端に貫通孔が貫設されていることが好ましい。この場合、あるフィンの内側の冷却媒体はルーバによってそのフィンの内側で一方向に流通しながら、波の高さ方向の両端において貫通孔を経て、側壁を跨いだ別のフィンの内側を他方向に流通することとなり、各側壁の周りを旋回しながら移動する。
第1発明において、コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることが好ましい。この場合、各フィンの側壁間の距離が高さ方向でほぼ等しくなるため、冷却媒体がフィンの内側で対面するルーバによって案内されやすい。但し、フィンの上端又は下端が側壁と直交する平坦な面にされることは、その上端又は下端で冷却媒体が滞留を生じ易くなるため、好ましくなく、あくまで湾曲する山又は谷にされていることが好ましい。
第2発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
前記冷媒流路内にはコルゲートフィンが配設され、
該コルゲートフィンは、前記冷却媒体の流通方向に延びる山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が該流通方向で見て波状に形成されたものであり、
該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンの内側には、該流通方向に延在し、該冷却媒体をその流通によって攪拌するガイドが挿入されていることを特徴とする。
このような構成である第2発明のパワーモジュール用ヒートシンクも、パワーモジュールを構成する。
第2発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、フィンの内側を流通する冷却媒体がガイドによって攪拌されるため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面やフィンの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第2発明のパワーモジュール用ヒートシンクによっても、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
また、第2発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、コルゲートフィンの製造時にガイドをフィンの内側に挿入させることが可能であり、これによって製造コストの低廉化を実現できる。
第2発明において、冷媒流路を形成する本体はアルミニウムや銅からなり得る。ガイドもアルミニウムや銅からなり得る。ガイドは、線材であってもよく、帯材であってもよい。また、フィンの内側に複数のガイドを挿入することもできる。
本願において、攪拌は、旋回及び乱流を含む。また、第2発明に係るガイドは、流通方向に延在するものであることから、第6発明に係る入れ替え装置とは概念を異にする。
第2発明においても、コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることが好ましい。この場合、各フィンの側壁間の距離が高さ方向でほぼ等しくなるため、冷却媒体がフィンの内側に挿入されたガイドによって案内されやすい。但し、フィンの上端又は下端が側壁と直交する平坦な面にされることは、その上端又は下端で冷却媒体が滞留を生じ易くなるため、好ましくなく、あくまで湾曲する山又は谷にされていることが好ましい。
第3発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
前記冷媒流路内には案内部材が配設され、
該案内部材は、山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が波状に形成されたコルゲートフィンからなり、該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンが前記冷却媒体の流通方向に対して該流通方向を含む面内で傾斜する第1角度で該冷却媒体を案内する第1案内板と、
該コルゲートフィンからなり、該フィンが該流通方向に対して該流通方向を含む面内で傾斜して該第1角度と交差する第2角度で該冷却媒体を案内する第2案内板とを有するものであることを特徴とする。
第3発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、第1案内板と第2案内板とを有する案内部材が冷媒流路に配設されている。第1案内板は、山、谷並びに山及び谷を連結する側壁が波状に形成されたコルゲートフィンからなる。また、第1案内板は、山又は谷と、隣り合う2枚の側壁とによって構成されるフィンが冷却媒体の流通方向に対して流通方向を含む面内で傾斜する第1角度で冷却媒体を案内する。第2案内板も、上述の構成のコルゲートフィンからなる。但し、第2案内板は、上述の構成のフィンが流通方向に対して流通方向を含む面内で傾斜して第1角度と交差する第2角度で冷却媒体を案内する。案内部材は、第2案内板と隣接するコルゲートフィンからなる第3案内板も有し得る。この第3案内板を第1案内板とすることもできる。
このような構成である第3発明のパワーモジュール用ヒートシンクも、パワーモジュールを構成する。
第3発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、第1案内板のフィンの内側を第1角度で流通した冷却媒体が冷媒流路の一方の面側で第2案内板のフィンの内側に流入する。そして、冷却媒体は、第2案内板のフィンの内側を第2角度で流通し、冷媒流路の他方の面側で第1案内板のフィンの内側に流入する。それに加えて、第1案内板のフィンの内側の途中を流通する冷却媒体が第2案内板のフィンの内側の途中に移動するとともに、第2案内板のフィンの内側の途中を流通する冷却媒体が第1案内板のフィンの内側の途中に移動する。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面やフィンの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第3発明のパワーモジュール用ヒートシンクによっても、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
第3発明において、冷媒流路を形成する本体はアルミニウムや銅からなり得る。コルゲートフィンもアルミニウムや銅からなり得る。
第3発明において、第1案内板と第2案内板との間には、第1角度及び第2角度を含む面内の高さ方向の両端を連通させ、他部分を連通させない隔壁が配設され得る。この場合、例えば第1案内板のフィンの内側の冷却媒体は、高さ方向の両端において第2案内板のフィンの内側に移動する。このため、このパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷却媒体が第1案内板のフィンの内側を第1角度で流通した後、冷媒流路の一方の面側で第2案内板のフィンの内側に流入する。そして、冷却媒体は、第2案内板のフィンの内側を第2角度で流通した後、冷媒流路の他方の面側で第1案内板のフィンの内側に流入する。この際、隔壁により第1案内板のフィンの内側の途中を流通する冷却媒体が第2案内板のフィンの内側の途中に移動したり、第2案内板のフィンの内側の途中を流通する冷却媒体が第1案内板のフィンの内側の途中に移動することがない。このため、このパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷却媒体が旋回するように攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面やフィンの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
第3発明においても、コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることが好ましい。この場合、各フィンの側壁間の距離が高さ方向でほぼ等しくなるため、冷却媒体がフィンの内側を案内されやすい。但し、フィンの上端又は下端が側壁と直交する平坦な面にされることは、その上端又は下端で冷却媒体が滞留を生じ易くなるため、好ましくなく、あくまで湾曲する山又は谷にされていることが好ましい。
第4発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
前記冷媒流路内には櫛歯部材が配設され、該櫛歯部材は、前記一面と平行な基板と、該基板から該一面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁とからなるものであって、該冷媒流路内で各該立壁が前記冷却媒体の流通方向に整列されており、
各該立壁には、各該立壁間で該冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が形成されていることを特徴とする。
このような構成である第4発明のパワーモジュール用ヒートシンクも、パワーモジュールを構成する。
第4発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、櫛歯部材の立壁間を流通する冷却媒体が無数の案内部によって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面や立壁の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第4発明のパワーモジュール用ヒートシンクによっても、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
第4発明において、冷媒流路を形成する本体はアルミニウムや銅からなり得る。櫛歯部材もアルミニウムや銅からなり得る。
第4発明において、互いに向かい合う対をなす立壁間の各案内部は、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることが好ましい。この場合、立壁間を例えば一面側の立壁に沿って流通する冷却媒体は、その一面側の案内部に案内され、他面側の立壁に至り、その他面側の案内部に案内されることとなる。こうして、冷却媒体が旋回されやすくなる。
第4発明において、各案内部は、各立壁に凸設された凸部であってもよく、各立壁に凹設された凹部であってもよく、各立壁に貫設された貫通孔であってもよい。
第5発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
平坦な接合面に互いに平行な複数本の溝が凹設された板状をなす複数枚の流路板が各該接合面によって積層されることにより、各該溝によって前記冷媒流路が形成される積層体からなるものであって、
各該流路板には、各該溝で該冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が形成されていることを特徴とする。
第5発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、複数枚の流路板の積層体からなる。各流路板は、板状であり、平坦な接合面に互いに平行な複数本の溝が凹設されたものである。また、各流路板には、各溝で冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が形成されている。このような流路板が各接合面によって積層されることにより、流路板の各溝がそれらの溝側に位置する他の流路板によって蓋をされ、冷媒流路が形成される。そして、冷媒流路内には冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が配設されることとなる。
このような構成である第5発明のパワーモジュール用ヒートシンクも、パワーモジュールを構成する。
第5発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、溝によって形成された冷媒流路内を流通する冷却媒体が案内部によって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面や流路板の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第5発明のパワーモジュール用ヒートシンクによっても、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
第5発明において、流路板はアルミニウム、銅等の金属又は窒化アルミニウム等のセラミック材料等からなり得る。
第5発明において、流路板の各溝で対をなす各案内部は、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることが好ましい。この場合、溝内を例えば一面側の流路板に沿って流通する冷却媒体は、対をなす案内部の一方に案内され、その他面側の案内部に案内され、他面側の流路板に沿って流通する冷却媒体は、対をなす案内部の他方に案内され、その一面側の案内部に案内されることとなる。こうして、冷却媒体が旋回されやすくなる。
第5発明において、各案内部は、各溝に凸設された凸部であってもよく、各溝に凹設された凹部であってもよく、各溝の底部を貫通する貫通孔であってもよい。
第6発明のパワーモジュール用ヒートシンクは、少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
前記冷媒流路内には、一方の面側の前記冷却媒体を他方の面側に移動させ、かつ該他方の側の該冷却媒体を該一方の面側に移動させる入れ替え装置が設けられていることを特徴とする。
このような構成である第6発明のパワーモジュール用ヒートシンクも、パワーモジュールを構成する。
第6発明のパワーモジュール用ヒートシンクでは、冷媒流路内に設けられた入れ替え装置が一方の面側の冷却媒体を他方の面側に移動させ、かつ他方の面側の冷却媒体を一方の面側に移動させることができる。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなり、冷媒流路内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなる。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となり、放熱効率が向上する。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンクでも、冷媒流路の内面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われる。
したがって、第6発明のパワーモジュール用ヒートシンクによっても、放熱性能の一層の向上を実現することができる。
第6発明に係る入れ替え装置は、流通方向に延在する必要がないとともに、冷却媒体に旋回流や乱流を生じさせて攪拌するものではないことから、第2発明に係るガイドとは概念を異にする。
第6発明において、冷媒流路を形成する本体はアルミニウムや銅からなり得る。攪拌装置もアルミニウムや銅からなり得る。
第6発明において、入れ替え装置は、冷媒流路内における一方の面側の冷却媒体を他方の面側に移動させる第1通路と、他方の面側の冷却媒体を一方の面側に移動させる第2通路とを冷媒流路の幅方向に交互に有するものであり得る。このような入れ替え装置は、第1通路が形成された第1板と、第2通路が形成された第2板とが冷媒流路の幅方向に交互に積層されたものであり得る。
以下、第1〜6発明を具体化した実施例1〜19を図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において、上側を表面、下側を裏面とする。
(実施例1)
実施例1は第1発明を具体化したものである。
図2に示すように、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1は、表面側にパワーデバイス(図示しない)が搭載され、パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路1d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。
このパワーモジュール用ヒートシンク1において、冷媒流路1dは、表面部1b、裏面部1c及びその両側に設けられた側面部(図示しない)により囲まれた矩形断面の空間であり、図2の手前側から奥側に向けて、冷却媒体を流通可能とされている。
図1及び図2に示すように、冷媒流路1d内には、コルゲートフィン1aが配設されている。コルゲートフィン1aは、冷却媒体の流通方向に延びる山21b、谷21c並びに山21b及び谷21cを連結する側壁21aが流通方向で見て波状に形成されたものである。山21b又は谷21cと、隣り合う2枚の側壁21aとによって、フィン21が構成されている。
各側壁21aには、フィン21の内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバ31が形成されている。ルーバ31は、下記のようにして、コルゲートフィン1aを製造する際に同時に形成される。
すなわち、コルゲートフィン1aは、図3に示すアルミニウム製薄板90から製造される。このアルミニウム製薄板90には、折り曲げられることにより谷21cとなる帯状部Aと、帯状部Aと平行に延び、折り曲げられることにより山21bとなる帯状部Bと、帯状部Aと帯状部Bとの間に位置して帯状部A、Bと平行に延び、各々が平行に並ぶ無数の切り込み31aが形成された帯状部Cとが繰り返し形成されている。全ての切り込み31aは、折り曲げライン31bを底辺とする等脚台形をなしており、配列方向に対して、同じ傾斜角度を有している。
このような構成であるアルミニウム製薄板90は、まず、切り込み31aが折り曲げライン31bに沿って、図3の奥側から手前側に向けて折り曲げられて、ルーバ31とされ、次に、帯状部Aが谷21cとなり、帯状部Bが山21bとなるように矩形に折り曲げられることにより、波状に形成されたコルゲートフィン1aとされる。これにより、帯状部Cは側壁21aとなり、各フィン21は矩形断面となる。
このようにして得られたコルゲートフィン1aにおいて、側壁21aに形成され、フィン21の内側で対面する各ルーバ31は、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在している。このため、ルーバ31は、図2の矢印で示すように、フィン21の内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させることが可能とされている。
このような構成である実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1は、その表面側に例えば、半導体チップ等のパワーデバイスが実装された絶縁回路基板(図示しない)が搭載されてパワーモジュール(図示しない)を構成する。そして、このパワーモジュールは、例えば、電動モータを駆動源の一部とするハイブリッドカー等の移動体のインバータ回路に適用されることにより、移動体の運転状況に応じて電動モーター等に供給する電力を制御する。そして、このパワーモジュールでは、パワーデバイスが発する高熱を絶縁回路基板等を介してパワーモジュール用ヒートシンク1に伝え、冷媒流路1d内を流通する冷却媒体によりその熱を放熱する。
ここで、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1において、冷媒流路1d内にはコルゲートフィン1aが配設され、コルゲートフィン1aは、冷却媒体の流通方向に延びる山21b、谷21c並びに山21b及び谷21cを連結する側壁21aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山21b又は谷21cと、隣り合う2枚の側壁21aとによってフィン21が構成され、フィン21の各側壁21aには、フィン21の内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバ31が形成されている。このため、このパワーモジュール用ヒートシンク1では、フィン21の内側を流通する冷却媒体が各ルーバ31によって少なくとも旋回することとなり、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっている。このため、冷媒流路1d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっており、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となって放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク1では、冷媒流路1dの内面やフィン21の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1によれば、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
特に、このパワーモジュール用ヒートシンク1では、ルーバ31によって冷却媒体が少なくとも旋回するため、エロージョンを防止し、優れた耐久性を発揮することにも寄与している。
また、このパワーモジュール用ヒートシンク1において、フィン21の内側で対面する各ルーバ31は、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることから、図2の矢印で示すように、フィン21の内側を例えば一面側の側壁21aに沿って流通する冷却媒体は、その一面側のルーバ31に案内され、山21b又は谷21cを経て他面側の側壁21aに至り、その他面側のルーバ31に案内されることとなっている。こうして、冷却媒体が旋回されやすくなっている。
さらに、このパワーモジュール用ヒートシンク1において、各ルーバ31は、側壁21aに形成された切り込み31aが曲げられることにより形成されている。これにより、このパワーモジュール用ヒートシンク1は、容易に上記構成を実現できており、製造コストの低廉化に寄与している。この際、あるフィン21の内側の冷却媒体は、ルーバ31が曲げられることによって生じた穴を経て、側壁21aを跨いだ方向にも旋回しながら移動するので、冷却媒体の不均一な温度分布が一層生じ難くなっている。
また、このパワーモジュール用ヒートシンク1において、コルゲートフィン1aは、波の形状が矩形であることから、各フィン21の側壁21a間の距離が高さ方向でほぼ等しくなっている。このため、冷却媒体がフィン21の内側で対面するルーバ31によって案内され易くなっており、冷却媒体の不均一な温度分布が一層生じ難くなっている。
(実施例2)
実施例2も第1発明を具体化したものである。
実施例2のパワーモジュール用ヒートシンク2は、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1のコルゲートフィン1aに対して、図4及び図5に示すように、コルゲートフィン2aのフィン22に形成されたルーバ32が波の高さ方向に2列に配設されている点及びコルゲートフィン2aの山22b及び谷22cが丸くカーブしている点が異なる。他の構成は、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1と同様であるので、説明は省く。
パワーモジュール用ヒートシンク2において、冷媒流路1d内には、コルゲートフィン2aが配設されている。コルゲートフィン2aは、冷却媒体の流通方向に延びる山22b、谷22c並びに山22b及び谷22cを連結する側壁22aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山22b又は谷22cと、隣り合う2枚の側壁22aとによって、フィン22が構成されている。コルゲートフィン2aの山22b及び谷22cは、丸くカーブするように折り曲げられており、矩形に曲げられる場合と比べて加工コストの低廉化が図られている。フィン22の各側壁22aには、波の高さ方向に2列に配設された無数のルーバ32が形成されており、2列のルーバ32の上段と下段とで、冷却媒体の流通方向に対する角度や、大きさ等を変化させることが容易になっている。このため、このパワーモジュール用ヒートシンク2では、冷却媒体の旋回流をより生じさせ易くなっている。
このような構成である実施例2のパワーモジュール用ヒートシンク2も、パワーモジュールとされて、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例3)
実施例3も第1発明を具体化したものである。
実施例3のパワーモジュール用ヒートシンク3は、実施例2のパワーモジュール用ヒートシンク2のコルゲートフィン2aに対して、図6及び図7に示すように、コルゲートフィン3aの各ルーバ33が冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在している点及び各側壁23aに貫通孔33bが貫設されている点が異なる。他の構成は、実施例1のパワーモジュール用ヒートシンク1と同様であるので、説明は省く。
パワーモジュール用ヒートシンク3において、冷媒流路1d内には、コルゲートフィン3aが配設されている。コルゲートフィン3aは、冷却媒体の流通方向に延びる山23b、谷23c並びに山23b及び谷23cを連結する側壁23aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山23b又は谷23cと、隣り合う2枚の側壁23aとによって、フィン23が構成されている。コルゲートフィン3aの山23b及び谷23cは、丸くカーブするように折り曲げられている。フィン23の各側壁23aには、波の高さ方向に2列に配設された無数のルーバ33が形成されており、各ルーバ33は、冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在している。また、各側壁23aには、波の高さ方向の両端に多数の貫通孔33bがルーバ33と並列に貫設されている。
このような構成であるパワーモジュール用ヒートシンク3において、あるフィン23の内側の冷却媒体は、図7の矢印で示すように、ルーバ33によってそのフィン23の内側を一方向に流通しながら、波の高さ方向の両端において貫通孔33bを経て、側壁23bを跨いだ別のフィン23の内側を他方向に流通することとなり、各側壁23aの周りを旋回しながら移動することとなっている。このため、実施例3のパワーモジュール用ヒートシンク3も、パワーモジュールとされて、実施例1、2のパワーモジュール用ヒートシンク1、2と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例4)
実施例4も第1発明を具体化したものである。
実施例4のパワーモジュール用ヒートシンク4は、実施例2のパワーモジュール用ヒートシンク2のコルゲートフィン2aに対して、図8及び図9に示すように、コルゲートフィン4aの各ルーバ34a、34bが冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在している点及び各側壁24aに波の高さ方向に2列に配設された無数のルーバ34a、34bが上段及び下段で互いに逆方向に曲げられている点が異なる。他の構成は、実施例2のパワーモジュール用ヒートシンク2と同様であるので、説明は省く。
パワーモジュール用ヒートシンク4において、冷媒流路1d内には、コルゲートフィン4aが配設されている。コルゲートフィン4aは、冷却媒体の流通方向に延びる山24b、谷24c並びに山24b及び谷24cを連結する側壁24aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山24b又は谷24cと、隣り合う2枚の側壁24aとによって、フィン24が構成されている。コルゲートフィン4aの山24b及び谷24cは、丸くカーブするように折り曲げられている。フィン24の各側壁24aには、波の高さ方向に2列に配設された無数の上段ルーバ34aと下段ルーバ34bとが冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在している。また、上段ルーバ34aと下段ルーバ34bとは、波の高さ方向に2列の切り込みが形成され、上段及び下段の各切り込みが互いに逆方向に曲げられることにより形成されている。
このような構成である実施例4のパワーモジュール用ヒートシンク4においては、図9の矢印で示すように、あるフィン24の内側の冷却媒体があるルーバ34によってそのフィン24内を旋回するとともに、他のルーバ34が曲げられることによって生じた穴を経て、側壁24bを跨いだ方向に旋回しながら移動することとなっている。このため、実施例4のパワーモジュール用ヒートシンク4も、パワーモジュールとされて、実施例1〜3のパワーモジュール用ヒートシンク1〜3と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例5)
実施例5は第2発明を具体化したものである。
図11に示すように、実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5は、表面側にパワーデバイス(図示しない)が搭載され、パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路5d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。
このパワーモジュール用ヒートシンク5において、冷媒流路5dは、表面部5b、裏面部5c及びその両側に設けられた側面部(図示しない)により囲まれた矩形断面の空間であり、図11の手前側から奥側に向けて、冷却媒体を流通可能とされている。
冷媒流路5d内には、コルゲートフィン5aが配設されている。コルゲートフィン5aは、冷却媒体の流通方向に延びる山25b、谷25c並びに山25b及び谷25cを連結する側壁25aが流通方向で見て波状に形成されたものである。そして、山25b又は谷25cと、隣り合う2枚の側壁25aとによって、フィン25が構成されている。側壁25a、山25b及び谷25cの稜線は、曲げRを有しつつ直角に折り曲げられており、コルゲートフィン5aの波の形状が矩形とされている。
フィン25の内側には、図10及び図11に示すように、流通方向に延在するガイド35が挿入されている。ガイド35は、アルミニウム製の線材が矩形断面のフィン25の内側に沿うように屈曲しつつ螺旋を描くように折り曲げられたものである。このため、ガイド35は、図11の矢印で示すように、フィン25の内側で冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させつつ攪拌させることが可能とされている。
このような構成である実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5では、フィン25の内側を流通する冷却媒体がガイド35によって少なくとも旋回しつつ攪拌されるため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路5d内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク5でも、冷媒流路5dの内面やフィン25の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5によっても、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
また、このパワーモジュール用ヒートシンク5においても、コルゲートフィン5aの波の形状が矩形である。このため、各フィン25の側壁25a間の距離が高さ方向でほぼ等しくなっており、冷却媒体がフィン25の内側に挿入されたガイド35によって案内されやすくなっている。
(実施例6)
実施例6も第2発明を具体化したものである。
実施例6のパワーモジュール用ヒートシンク6は、実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5のガイド35の代わりに、図12及び図13に示すように、形状が異なるガイド36を適用したものである。他の構成は、実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5と同様であるので、説明は省く。
ガイド36は、図12に示すように、金属薄板の一部が切除され、折り曲げ加工されたものであり、一方の側壁25aのみに沿う斜面36aと、他方の側壁25aのみに沿う斜面36bとが繰り返される形状とされている。そして、斜面36aと斜面36bとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度を有するように配設されている。このため、ガイド36は、図13の矢印で示すように、フィン25の内側で冷却媒体をその流通によって攪拌させることが可能とされている。
このような構成である実施例6のパワーモジュール用ヒートシンク6でも、フィン25の内側を流通する冷却媒体がガイド36によって攪拌されるため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路5d内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク6でも、冷媒流路5dの内面やフィン25の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。このため、実施例6のパワーモジュール用ヒートシンク6も、実施例5のパワーモジュール用ヒートシンク5と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例7)
実施例7も第2発明を具体化したものである。
実施例7のパワーモジュール用ヒートシンク7は、実施例6のパワーモジュール用ヒートシンク6のガイド36の代わりに、図15及び図16に示すように、形状が異なるガイド37を適用したものである。他の構成は、実施例6のパワーモジュール用ヒートシンク6と同様であるので、説明は省く。
ガイド37は、図14に示すように、金属薄板の一部が切除され、折り曲げ加工されたガイド構成部材37cが図15に示すように、複数積み重ねられたものである。
このガイド構成部材37cは、実施例6のガイド36の高さを低くしたものであり、一方の側壁25bのみに沿う斜面37aと、他方の側壁25bのみに沿う斜面37bとが繰り返される形状とされている。そして、斜面37aと斜面37bとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度を有するように配設されている。このため、複数のガイド構成部材37cが積み重ねられてなるガイド37は、図16の矢印で示すように、フィン25の内側で冷却媒体をその流通によって一層攪拌させることが可能とされている。
このような構成である実施例7のパワーモジュール用ヒートシンク7でも、フィン25の内側を流通する冷却媒体がガイド37によって攪拌されるため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路5d内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク7でも、冷媒流路5dの内面やフィン25の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。このため、実施例7のパワーモジュール用ヒートシンク7も、実施例5、6のパワーモジュール用ヒートシンク5、6と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例8)
実施例8は第3発明を具体化したものである。
図18に示すように、実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8は、表面側にパワーデバイス(図示しない)が搭載され、パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路8d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。
このパワーモジュール用ヒートシンク8において、冷媒流路8dは、表面部8b、裏面部8c及びその両側に設けられた側面部8eにより囲まれた矩形断面の空間であり、図18の手前側から奥側に向けて、冷却媒体を流通可能とされている。
冷媒流路8d内には、第1案内板81aと、第2案内板82aとを有する案内部材38が配設されている。
図17に示すように、第1案内板81aは、山281b、谷281c並びに山281b及び谷281cを連結する側壁281aが波状に形成されたアルミニウム製のコルゲートフィンからなる。また、第1案内板81aは、山281b又は谷281cと、隣り合う2枚の側壁281aとによって構成されるフィン281が冷却媒体の流通方向に対して流通方向を含む面内で傾斜する第1角度(+α)で冷却媒体を案内する。
第2案内板82aも、第1案内板81aと同様に、山282b、谷282c並びに山282b及び谷282cを連結する側壁282aが波状に形成されたアルミニウム製のコルゲートフィンからなる。但し、第2案内板82aは、山282b又は谷282cと、隣り合う2枚の側壁282aとによって構成されるフィン282が流通方向に対して流通方向を含む面内で傾斜して第1角度(+α)と交差する第2角度(−α)で冷却媒体を案内するように配設されている。
こうした第1案内板81aと第2案内板82aとが交互に隣接しつつ、冷媒流路8d内に配設されることにより、案内部材38が完成する。
このような構成である実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8では、図18の矢印で示すように、冷却媒体が第1案内板81aのフィン281の内側を第1角度(+α)で流通した後、冷媒流路8dの表面部8b側で第2案内板82aのフィン282の内側に流入する。そして、冷却媒体は、第2案内板82aのフィン282の内側を第2角度(−α)で流通した後、冷媒流路8dの裏面部8c側で第1案内板81aのフィン281の内側に流入する。それに加えて、第1案内板81aのフィン281の内側の途中を流通する冷却媒体が第2案内板82aのフィン282の内側の途中に移動するとともに、第2案内板82aのフィン282の内側の途中を流通する冷却媒体が第1案内板81aのフィン281の内側の途中に移動する。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路8d内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク8でも、冷媒流路8dの内面やフィン281、282の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8によっても、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
(実施例9)
実施例9も第3発明を具体化したものである。
実施例9のパワーモジュール用ヒートシンク9は、実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8の第1案内板81aと第2案内板82aとの間に、図19及び図20に示すように、隔壁39を配設したものである。他の構成は、実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8と同様であるので、説明は省く。
隔壁39は、第1案内板81aと第2案内板82aとの間には、第1角度(+α)及び第2角度(−α)を含む面内の高さ方向の両端を連通させ、他部分を連通させないように配設されたアルミニウム製の薄板である。
このような構成である実施例9のパワーモジュール用ヒートシンク9では、図20の矢印で示すように、冷却媒体が第1案内板81aのフィン281の内側を第1角度(+α)で流通した後、冷媒流路8dの表面部8b側で第2案内板82aのフィン282の内側に流入する。そして、冷却媒体は、第2案内板82aのフィン282の内側を第2角度(−α)で流通した後、冷媒流路8dの裏面部8c側で第1案内板81aのフィン281の内側に流入する。この際、隔壁39により、第1案内板81aのフィン281の内側の途中を流通する冷却媒体が第2案内板82aのフィン282の内側の途中に移動したり、第2案内板82aのフィン282の内側の途中を流通する冷却媒体が第1案内板81aのフィン281の内側の途中に移動することがない。このため、このパワーモジュール用ヒートシンク9では、冷却媒体が旋回するように攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路8d内における冷却媒体の温度分布の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク9でも、冷媒流路8dの内面やフィン281、282の表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。このため、実施例9のパワーモジュール用ヒートシンク9も、実施例8のパワーモジュール用ヒートシンク8と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例10)
実施例10は第4発明を具体化したものである。
図21〜図23に示すように、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10は、表面側にパワーデバイス(図示しない)が搭載され、パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路10d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。
このパワーモジュール用ヒートシンク10において、冷媒流路10dは、表面部10b、裏面部10c及びその両側に設けられた側面部10eにより囲まれた矩形断面の空間であり、図21の手前側から奥側に向けて、冷却媒体を流通可能とされている。
冷媒流路10d内には、アルミニウム押出型材製の櫛歯部材310が配設されている。櫛歯部材310は、パワーデバイスが搭載される表面と平行な基板310aと、基板310aから表面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁310bとからなるものである。各立壁310bは、冷媒流路10d内で冷却媒体の流通方向に整列されている。
各立壁310bの側面には、図22及び図23に示すように、所定の間隔をあけて、回転刃310eにより円弧状に切削されてなる凸部310d及び凹部310cが形成されている。これら凸部310d及び凹部310cは、各立壁310b間で冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部とされている。また、図23に示すように、回転刃310eは立壁310bに対して、傾斜角を有して回転し、互いに向かい合う対をなす立壁310bを同時に切削する。このため、互いに向かい合う対をなす立壁310b間の各凸部310d及び各凹部310cは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。
このような構成である実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10では、櫛歯部材310の立壁310b間を流通する冷却媒体が凸部310d及び凹部310cからなる無数の案内部によって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路10d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク10でも、冷媒流路10dの内面や立壁310bの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10によっても、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
また、このパワーモジュール用ヒートシンク10では、互いに向かい合う対をなす立壁310b間の各凸部310d及び各凹部310cが冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることから、立壁310b間を例えば一面側の立壁310bに沿って流通する冷却媒体は、その一面側の各凸部310d及び各凹部310cに案内され、他面側の立壁310bに至り、その他面側の各凸部310d及び各凹部310cに案内されることとなっている。こうして、冷却媒体が旋回されやすくなっている。
なお、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10では、表面部10bと櫛歯部材310とが別体とされているが、当然に一体のものであってもよい。
(実施例11)
実施例11も第4発明を具体化したものである。
実施例11のパワーモジュール用ヒートシンク11は、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10の櫛歯部材310の代わりに、図24及び図25に示す櫛歯部材311を適用したものである。他の構成は、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10と同様であるので、説明は省く。
冷媒流路10d内には、アルミニウム押出型材製の櫛歯部材311が配設されている。櫛歯部材311は、パワーデバイスが搭載される表面と平行な基板311aと、基板311aから表面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁311bとからなるものである。各立壁311bは、冷媒流路10d内で冷却媒体の流通方向に整列されている。
各立壁311bの側面には、図26に示すように、ブローチ工具311eによって矩形断面の溝状にブローチ加工されてなる凹部311cが所定の間隔をあけて形成されている。この凹部311cは、各立壁311b間で冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部とされている。また、図25に示すように、互いに向かい合う対をなす立壁311b間の各凹部311cは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。
このような構成である実施例11のパワーモジュール用ヒートシンク11でも、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10と同様に、櫛歯部材311の立壁311b間を流通する冷却媒体が凹部311cからなる無数の案内部によって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路10d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク11でも、冷媒流路10dの内面や立壁311bの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。このため、このパワーモジュール用ヒートシンク11も、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例12)
実施例12も第4発明を具体化したものである。
実施例12のパワーモジュール用ヒートシンク12は、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10の櫛歯部材310の代わりに、図27及び図28に示す櫛歯部材312を適用したものである。他の構成は、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク10と同様であるので、説明は省く。
冷媒流路10d内には、アルミニウム押出型材製の櫛歯部材312が配設されている。櫛歯部材312は、パワーデバイスが搭載される表面と平行な基板312aと、基板312aから表面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁312bとからなるものである。各立壁312bは、冷媒流路10d内で冷却媒体の流通方向に整列されている。
各立壁312bの側面には、図29に示すように、ドリル刃(図示しない)によって半円断面の溝状に切削加工されてなる凹部312cが所定の間隔をあけて形成されている。この凹部312cは、各立壁312b間で冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部とされている。また、図28に示すように、互いに向かい合う対をなす立壁312b間の各凹部312cは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。
このような構成である実施例12のパワーモジュール用ヒートシンク12でも、櫛歯部材312の立壁312b間を流通する冷却媒体が凹部312cからなる無数の案内部によって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路10d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク12も、実施例10、11のパワーモジュール用ヒートシンク10、11と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例13)
実施例13も第4発明を具体化したものである。
実施例13のパワーモジュール用ヒートシンクは、実施例12のパワーモジュール用ヒートシンク12の櫛歯部材312の各立壁312bの側面に形成された凹部312cの代わりに、図30に示すように、貫通孔313cが形成されたものである。他の構成は、実施例10のパワーモジュール用ヒートシンク12と同様であるので、説明は省く。
図30に示すように、各立壁312bには、無数の貫通孔313cが各立壁312bの側面の垂直方向に対して傾斜角を有して貫設されている。このため、冷媒流路10d内を流通する冷却媒体は、ある立壁312bの側面側から貫通孔313cを介して、他の立壁312bに側面側に移動するが可能となっている。これらの貫通孔313cが無数の案内部とされている。
このような構成である実施例13のパワーモジュール用ヒートシンクでも、櫛歯部材312の立壁312b間を流通する冷却媒体が貫通孔313cからなる無数の案内部によって攪拌されるため、実施例10〜12のパワーモジュール用ヒートシンク10〜12と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例14)
実施例14は第5発明を具体化したものである。
図31に示すように、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14は、複数枚の流路板314a、314b、314cの積層体からなる。各流路板314a、314b、314cは、アルミニウム合金製の板である。最上層の流路板314cは、単なる平板であり、最下層の流路板314bと中間層の複数の流路板314aは、平坦な接合面214aに互いに平行な複数本の溝214bが凹設されたものである。また、中間層の各流路板314aには、各溝214bで冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部としての貫通孔214c、214dが形成されている。
図31〜図33に示すように、貫通孔214cの流通方向に並ぶ側面214e、214fと、貫通孔214dの流通方向に並ぶ側面214g、214hとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。こうして、貫通孔214c、214dにより構成される各案内部は、中間層の各流路板314aの各溝214bで対をなしている。
このような流路板314a、314b、314cが各接合面214aによって積層されることにより、流路板314a、314bの各溝214bがそれらの溝214b側に位置する他の流路板314a、314cによって蓋をされ、冷媒流路14dが形成される。この際、各流路板314a、314b、314cを接合する方法としては、ロウ付け等が適用される。
このような構成である実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14では、溝214bによって形成された冷媒流路14d内を流通する冷却媒体が案内部としての貫通孔214c、214dによって攪拌される。このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路14d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク14でも、冷媒流路14dの内面や流路板314a、314b、314cの表面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14によっても、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
特に、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14において、貫通孔214cの流通方向に並ぶ側面214e、214fと、貫通孔214dの流通方向に並ぶ側面214g、214hとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在している。このため、溝214b内を例えば表面側の流路板314aに沿って流通する冷却媒体は、対をなす案内部の一方の貫通孔214cに案内され、その裏面側の流路板314aに案内され、裏面側の流路板314aに沿って流通する冷却媒体は、対をなす案内部の他方の貫通孔214dに案内され、その表面側の流路板314aに案内されることとなる。こうして、このパワーモジュール用ヒートシンク14では、冷却媒体が旋回されやすくなっており、放熱性能をより確実に向上させることができている。
(実施例15)
実施例15も第5発明を具体化したものである。
実施例15のパワーモジュール用ヒートシンク15は、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14の流路板314aの貫通孔214c、214dに対して、図34〜図36に示すように、流路板315aの貫通孔215c、215dの一部が折り曲げられて凸部215e、215gとされている点が異なる。他の構成は、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14と同様であるので、説明は省く。
実施例15のパワーモジュール用ヒートシンク15は、複数枚の流路板315a、315b、315cの積層体からなる。各流路板315a、315b、315cは、アルミニウム合金製の板である。最上層の流路板315cは、単なる平板であり、最下層の流路板315bと中間層の複数の流路板315aは、平坦な接合面215aに互いに平行な複数本の溝215bが凹設されたものである。また、中間層の各流路板315aには、各溝215bで冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部としての貫通孔215c、215dが形成されている。
貫通孔215c、215dには、切り欠きが折り曲げられることにより、溝215b内に突出する凸部215e、215gが形成されている。凸部215eと凸部215gとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。こうして、貫通孔215c、215d及び凸部215e、215gにより構成される各案内部は、中間層の各流路板315aの各溝215bで対をなしている。
このような流路板315a、315b、315cが各接合面215aによって積層されることにより、流路板315a、315bの各溝215bがそれらの溝215b側に位置する他の流路板315a、315cによって蓋をされ、冷媒流路15dが形成される。
このような構成である実施例15のパワーモジュール用ヒートシンク15では、溝215bによって形成された冷媒流路15d内を流通する冷却媒体が案内部としての貫通孔215c、215dだけでなく、冷媒流路15d内に突出する凸部215e、215gによっても攪拌されるため、実施例14のパワーモジュール用ヒートシンク14と同様の作用効果をより確実に奏することができている。
(実施例16)
実施例16も第5発明を具体化したものである。
実施例16のパワーモジュール用ヒートシンク16は、実施例15のパワーモジュール用ヒートシンク15とほぼ同様の構成であるが、図37〜図39に示すように、冷媒流路16d内にコルゲートフィン216jを配設したものである。他の構成は、実施例15のパワーモジュール用ヒートシンク14と同様であるので、説明は省く。
実施例16のパワーモジュール用ヒートシンク16は、複数枚の流路板316a、316b、316cの積層体からなる。各流路板316a、316b、316cは、アルミニウム合金製の板である。最上層の流路板316cは、単なる平板であり、最下層の流路板316bと中間層の複数の流路板316aは、平坦な接合面216aに互いに平行な複数本の溝216bが凹設されたものである。
中間層及び最下層の各流路板316a、316bの溝216b内には、冷却媒体の流通方向に沿って、複数のコルゲートフィン216jが配設されている。コルゲートフィン216jはアルミニウム薄板が細かい波状に折り曲げられたものである。
また、中間層の各流路板316a内には、各溝216bで冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部としての貫通孔216c、216dが各コルゲートフィン216jの間に位置するように形成されている。
貫通孔216c、216dには、切り欠きが折り曲げられることにより、溝216b内に突出する凸部216e、216gが形成されている。凸部216eと凸部216gとは、冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在するように形成されている。こうして、貫通孔216c、216d及び凸部216e、216gにより構成される各案内部は、中間層の各流路板316aの各溝216bで対をなしている。
このような流路板316a、316b、316cが各接合面216aによって積層されることにより、流路板316a、316bの各溝216bがそれらの溝216b側に位置する他の流路板316a、316cによって蓋をされ、冷媒流路16dが形成される。この際、コルゲートフィン216j、貫通孔216c、216d及び凸部216e、216gにより構成される各案内部は、図38に示すように、積層方向で同じ位置となるように配設されている。
このような構成である実施例16のパワーモジュール用ヒートシンク16では、コルゲートフィン216jにより冷媒流路16内の表面積が大幅に増加していることから、冷媒流路16d内を流通する冷却媒体により多くの熱を伝えることができている。また、冷媒流路16d内を流通する冷却媒体は、案内部としての貫通孔216c、216dだけでなく、冷媒流路16d内に突出する凸部216e、216gによっても攪拌されつつ、コルゲートフィン216jに沿って流通するため、実施例14、15のパワーモジュール用ヒートシンク14、15と同様の作用効果を一層確実に奏することができている。
(実施例17)
実施例17は第6発明を具体化したものである。
図40〜図43に示すように、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17は、表面側にパワーデバイス95が搭載され、パワーデバイス95からの熱を内部に設けられた冷媒流路17d内を流通する冷却媒体により放熱するものである。パワーモジュール用ヒートシンク17の一端側には、冷却媒体を供給する供給配管96が接続されている。
このパワーモジュール用ヒートシンク17において、冷媒流路17dは、表面部17b、裏面部17c及びその両側に設けられた側面部17eにより囲まれた矩形断面の空間である。供給配管96により供給される冷却媒体は、図40、図41及び図43の左側から右側に向けて、冷媒流路17d内を流通可能とされている。
冷媒流路17d内には、冷却媒体の流通方向に沿って、複数の櫛歯部材317が配設されている。櫛歯部材317は、アルミニウム押出型材製であり、パワーデバイス95が搭載される表面と平行な基板317aと、基板317aから表面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁317bとからなるものである。各立壁317bは、冷媒流路17d内で冷却媒体の流通方向に整列されている。
複数の各櫛歯部材317の間には、入れ替え装置217が設けられている。この入れ替え装置217は、図40及び図43に示すように、冷媒流路17内における表面側の冷却媒体を裏面側に移動させる第1通路217aと、裏面側の冷却媒体を表面側に移動させる第2通路217bとを冷媒流路17dの幅方向に交互に有するものである。
このような入れ替え装置217は、例えば、下記に示すような製造方法により製造される。
すなわち、図44(a)〜(c)に示すように、第1通路217aが形成されたアルミニウム合金製の第1板418aと、第2通路217bが形成されたアルミニウム合金製の第2板418bとを幅方向に交互に積層して、複数の入れ替え装置217の集合体である積層体418cを製造する。次に、図45(a)及び(b)に示すように、積層体418cを切断することにより、各々の入れ替え装置217が完成する。こうした製造方法を採用することで、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17は、製造コストの低廉化を図ることができる。
このような構成である実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17も、その表面側にパワーデバイス95が搭載されてパワーモジュールを構成する。
ここで、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17では、冷媒流路17d内に設けられた入れ替え装置217が表面側の冷却媒体を裏面側に移動させ、かつ裏面側の冷却媒体を表面側に移動させることができている。このため、このため、パワーデバイスに熱的に近い領域と熱的に遠い領域との間で冷却媒体が流動し易くなっており、冷媒流路17d内における冷却媒体の不均一な温度分布が生じ難くなっている。このため、冷却媒体は、冷却能力を有効に発揮することが可能となっており、放熱効率が向上している。その結果、このパワーモジュール用ヒートシンク17でも、冷媒流路17dの内面から冷却媒体への熱伝達が好適に行われることを実現できている。
したがって、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17によっても、放熱性能の一層の向上を実現することができている。
(実施例18)
実施例18も第6発明を具体化したものである。
実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクは、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17の入れ替え装置217の代わりに、図46に示す入れ替え装置418を適用したものである。他の構成は、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17と同様であるので、説明は省く。
入れ替え装置218は、図46に示すように、帯状の金属薄板の両側の長辺に無数の切り込みをいれ、一方の長辺側において、隣り合う切片218a同士を互いに逆向きの傾斜角を有するように折り曲げた後、一方の長辺側の各切片218aに対向する他方の長辺側の切片218bを逆向きの傾斜角を有するように折り曲げることにより得られる。こうした製造方法を採用することで、実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクも、製造コストの低廉化を図ることができている。
このような入れ替え装置218を適用した実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクでも、入れ替え装置218により表面側の冷却媒体を裏面側に移動させ、かつ裏面側の冷却媒体を表面側に移動させることができている。このため、実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクでも、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17と同様の作用効果を奏することができている。
(実施例19)
実施例19も第6発明を具体化したものである。
実施例19のパワーモジュール用ヒートシンクは、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17の入れ替え装置217の代わりに、図46に示す入れ替え装置219を適用したものである。他の構成は、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17と同様であるので、説明は省く。
入れ替え装置219は、図47に示すように、帯状の金属薄板がプレス加工により互いに逆向きに傾斜を有する凸部219a、219bが交互に形成されている。こうした製造方法を採用することで、実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクも、製造コストの低廉化を図ることができている。
このような入れ替え装置219を適用した実施例19のパワーモジュール用ヒートシンクでも、入れ替え装置219により表面側の冷却媒体を裏面側に移動させ、かつ裏面側の冷却媒体を表面側に移動させることができている。このため、実施例19のパワーモジュール用ヒートシンクでも、実施例17のパワーモジュール用ヒートシンク17と同様の作用効果を奏することができている。
以上において、本発明を実施例1〜19に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜19に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明はパワーモジュール用ヒートシンクに利用可能である。
実施例1のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、コルゲートフィンの概略斜視図である。 実施例1のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例1のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、折り曲げられてコルゲートフィンとされるアルミニウム薄板の概略上面図である。 実施例2のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、コルゲートフィンの概略斜視図である。 実施例2のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例3のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、コルゲートフィンの概略斜視図である。 実施例3のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例4のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、コルゲートフィンの概略斜視図である。 実施例4のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例5のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、ガイドの概略斜視図である。 実施例5のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例6のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、ガイドの概略斜視図である。 実施例6のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例7のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、ガイド構成部材の概略斜視図である。 実施例7のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、ガイドの概略斜視図である。 実施例7のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例8のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、第1案内板及び第2案内板の概略斜視図である。 実施例8のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例9のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、第1案内板、第2案内板及び隔壁の概略斜視図である。 実施例9のパワーモジュール用ヒートシンクの概略断面図である。 実施例10のパワーモジュール用ヒートシンクの概略正面図である。 実施例10のパワーモジュール用ヒートシンクの概略側面図である。 実施例10のパワーモジュール用ヒートシンクの概略底面図である。 実施例11のパワーモジュール用ヒートシンクの概略正面図である。 実施例11のパワーモジュール用ヒートシンクの概略側面図である。 実施例11のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、櫛歯部材の立壁及び凹部を示す概略斜視図である。 実施例12のパワーモジュール用ヒートシンクの概略正面図である。 実施例12のパワーモジュール用ヒートシンクの概略側面図である。 実施例12のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、櫛歯部材の立壁及び凹部を示す概略斜視図である。 実施例13のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、櫛歯部材の立壁及び貫通孔を示す概略斜視図である。 実施例14のパワーモジュール用ヒートシンクの概略斜視図である。 実施例14のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、流路板の概略上面図である。 実施例14のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図32のJ−J断面を示す概略断面図である。 実施例15のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、流路板の概略上面図である。 実施例15のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図34のK−K断面を示す概略断面図である。 実施例15のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図34のL−L断面を示す概略断面図である。 実施例16のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、流路板の概略上面図である。 実施例16のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図37のM−M断面を示す概略断面図である。 実施例15のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図37のN−N断面を示す概略断面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクの概略上面断面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクの概略側面断面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、図40のO−O断面を示す概略断面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクの要部拡大断面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、(a)は第1板を示す三面図であり、(b)は第2板を示す三面図であり、(c)は積層体を示す三面図である。 実施例17のパワーモジュール用ヒートシンクに係り、(a)は積層体の側面図であり、(c)は積層体を切断して得られた入れ替え装置の側面図である。 実施例18のパワーモジュール用ヒートシンクの入れ替え装置の概略斜視図である。 実施例19のパワーモジュール用ヒートシンクの入れ替え装置の概略斜視図である。
符号の説明
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、14、15、16、17…パワーモジュール用ヒートシンク
1a、2a、3a、4a、5a、216j…コルゲートフィン
1d、5d、8d、10d、14d、15d、16d、17d…冷媒流路
21、22、23、24、25、281、282…フィン
21a、22a、23a、24a、25a、281a、282a…側壁
21b、22b、23b、24b、25b、281b、282b…山
21c、22c、23c、24c、25c、281c、282c…谷
31、32、33、34a、34b…ルーバ
31a…切り込み
33b、313c、214c、214d、215c、215d、216c、216d…貫通孔
35、36、37…ガイド
38…案内部材
39…隔壁
81a…第1案内板
82a…第2案内板
95…パワーデバイス
310、311、312、317…櫛歯部材
310a、311a、312a、317a…基板
310b、311b、312b、317b…立壁
310c、311c、312c、310d、313c、214c、214d、215c、215d、216c、216d…案内部(310c、311c、312c…凹部、310d、215e、215g、216e、216g…凸部、313c、214c、214d、215c、215d、216c、216d…貫通孔)
214a、215a、216a…接合面
214b、215b、216b…溝
314a、314b、314c、315a、315b、315c、316a、316b、316c…流路板
217、218、219…入れ替え装置
217a…第1通路
217b…第2通路
418a…第1板
418b…第2板
+α…第1角度
−α…第2角度

Claims (24)

  1. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    前記冷媒流路内にはコルゲートフィンが配設され、
    該コルゲートフィンは、前記冷却媒体の流通方向に延びる山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が該流通方向で見て波状に形成されたものであり、
    該側壁には、該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンの内側で該冷却媒体をその流通によって少なくとも旋回させる無数のルーバが形成されていることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  2. 隣り合う2枚の前記側壁の一方に形成された各前記ルーバと、他方に形成された各該ルーバとは、前記冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることを特徴とする請求項1記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  3. 各前記ルーバは、前記側壁に形成された切り込みが曲げられることにより形成されていることを特徴とする請求項2記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  4. 前記側壁には波の高さ方向に複数の前記切り込みが形成され、該高さ方向で隣り合う各該切り込みが互いに逆方向に曲げられていることを特徴とする請求項3記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  5. 隣り合う2枚の前記側壁に形成された各前記ルーバは、前記冷却媒体の流通方向に対して、互いに同方向である斜めの角度で延在し、
    各該側壁には、波の高さ方向の両端に貫通孔が貫設されていることを特徴とする請求項1記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  6. 前記コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  7. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    前記冷媒流路内にはコルゲートフィンが配設され、
    該コルゲートフィンは、前記冷却媒体の流通方向に延びる山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が該流通方向で見て波状に形成されたものであり、
    該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンの内側には、該流通方向に延在し、該冷却媒体をその流通によって攪拌するガイドが挿入されていることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  8. 前記コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることを特徴とする請求項7記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  9. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    前記冷媒流路内には案内部材が配設され、
    該案内部材は、山、谷並びに該山及び該谷を連結する側壁が波状に形成されたコルゲートフィンからなり、該山又は該谷と、隣り合う2枚の該側壁とによって構成されるフィンが前記冷却媒体の流通方向に対して該流通方向を含む面内で傾斜する第1角度で該冷却媒体を案内する第1案内板と、
    該コルゲートフィンからなり、該フィンが該流通方向に対して該流通方向を含む面内で傾斜して該第1角度と交差する第2角度で該冷却媒体を案内する第2案内板とを有するものであることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  10. 前記第1案内板と前記第2案内板との間には、前記第1角度及び前記第2角度を含む面内の高さ方向の両端を連通させ、他部分を連通させない隔壁が配設されていることを特徴とする請求項9記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  11. 前記コルゲートフィンは、波の形状が矩形であることを特徴とする請求項9又は10記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  12. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    前記冷媒流路内には櫛歯部材が配設され、該櫛歯部材は、前記一面と平行な基板と、該基板から該一面と交差する方向に延びて凸設された複数の立壁とからなるものであって、該冷媒流路内で各該立壁が前記冷却媒体の流通方向に整列されており、
    各該立壁には、各該立壁間で該冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が形成されていることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  13. 互いに向かい合う対をなす前記立壁間の各前記案内部は、前記冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることを特徴とする請求項12記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  14. 各前記案内部は各前記立壁に凸設された凸部であることを特徴とする請求項12又は130記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  15. 各前記案内部は各前記立壁に凹設された凹部であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  16. 各前記案内部は各前記立壁に貫設された貫通孔であることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  17. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    平坦な接合面に互いに平行な複数本の溝が凹設された板状をなす複数枚の流路板が各該接合面によって積層されることにより、各該溝によって前記冷媒流路が形成される積層体からなるものであって、
    各該流路板には、各該溝で該冷却媒体をその流通によって攪拌する無数の案内部が形成されていることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  18. 前記流路板の各溝で対をなす各前記案内部は、前記冷却媒体の流通方向に対して、互いに逆方向である斜めの角度で延在していることを特徴とする請求項17記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  19. 各前記案内部は各前記溝に凸設された凸部であることを特徴とする請求項17又は18記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  20. 各前記案内部は各前記溝に凹設された凹部であることを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  21. 各前記案内部は各前記溝の底部を貫通する貫通孔であることを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  22. 少なくとも一面にパワーデバイスが搭載され、該パワーデバイスからの熱を内部に設けられた冷媒流路内を流通する冷却媒体により放熱するパワーモジュール用ヒートシンクにおいて、
    前記冷媒流路内には、一方の面側の前記冷却媒体を他方の面側に移動させ、かつ該他方の側の該冷却媒体を該一方の面側に移動させる入れ替え装置が設けられていることを特徴とするパワーモジュール用ヒートシンク。
  23. 前記入れ替え装置は、前記冷媒流路内における前記一方の面側の前記冷却媒体を前記他方の面側に移動させる第1通路と、該他方の面側の該冷却媒体を該一方の面側に移動させる第2通路とを該冷媒流路の幅方向に交互に有するものであることを特徴とする請求項22記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
  24. 前記入れ替え装置は、前記第1通路が形成された第1板と、前記第2通路が形成された第2板とが前記冷媒流路の幅方向に交互に積層されたものであることを特徴とする請求項23記載のパワーモジュール用ヒートシンク。
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