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JP2005079779A - カード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置 - Google Patents

カード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カードスロットを保護する保護カバーの開閉操作の手間を低減するカード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係るカード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置、リムーバブルメモリを挿入するためのカードスロットを有するカード読み書き部と、前記カードスロットを覆う閉姿勢と前記カードスロットを開放する開姿勢とに揺動可能に設けられる保護カバーと、前記保護カバーを閉方向に付勢する第一の付勢手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はカード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置に関する。
リムーバブルメモリを挿入するためのカードスロットを有するカード読み書き装置が知られている。カード読み書き装置は例えばパーソナルコンピュータやプリンタ等にケーブルで接続されたりあるいは一体に設けられ、カードスロットに挿入されたリムーバブルメモリへのデータの書き込みやリムーバブルメモリからのデータの読み込みを行う。
カード読み書き装置には、リムーバブルメモリに記憶されているデータの読み込み中、あるいはリムーバブルメモリへのデータの書き込み中に静電気を帯びた人間がリムーバブルメモリに触れると、リムーバブルメモリに記憶されているデータが消失してしまうことがあるという問題がある。カードスロットを覆う閉姿勢と開放する開姿勢とに揺動可能な保護カバーを設けると、リムーバブルメモリを挿入した後に保護カバーを閉姿勢にすることで静電気を帯びた人間が誤ってリムーバブルメモリに触れてしまうことを防止できる。
しかしながら保護カバーを設けると、ユーザはリムーバブルメモリを挿入するために保護カバーを開いたり、リムーバブルメモリを挿入した後に保護カバーを閉じたりするなどの開閉操作の手間がかかるという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みて創作されたものであって、カードスロットを保護する保護カバーの開閉操作の手間を低減するカード読み書き装置、プリンタ及び画像入出力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るカード読み書き装置は、リムーバブルメモリを挿入するためのカードスロットを有するカード読み書き部と、前記カードスロットを覆う閉姿勢と前記カードスロットを開放する開姿勢とに揺動可能に設けられる保護カバーと、前記保護カバーを閉方向に付勢する第一の付勢手段と、を備えることを特徴とする。このカード読み書き装置によると、保護カバーが自動で閉まるので、保護カバーの開閉操作の手間を低減できる。
さらに本発明に係るカード読み書き装置では、前記第一の付勢手段は、前記保護カバーの閉じ速度を減少する減速手段を備えることを特徴とする。このカード読み書き装置によると、保護カバーが自動で閉まるときの衝撃を低減できる。
さらに本発明に係るカード読み書き装置では、前記保護カバーが開姿勢のとき前記保護カバーに係合して閉方向への揺動を規制する規制手段を更に備えることを特徴とする。このカード読み書き装置によると、ユーザは手を離しても保護カバーを開姿勢のままにしておくことができるため、リムーバブルメモリをカードスロットに挿入する際の使い勝手が向上する。
さらに本発明に係るカード読み書き装置では、前記保護カバーは前記カードスロットを覆う前面部と前記カード読み書き部の側面を覆う側壁部であって係合穴が形成されている側壁部とを有し、前記規制手段は、前記係合穴に係合する突起と、前記突起を前記係合穴に係合させる方向に付勢する第二の付勢手段とを備えることを特徴とする。このカード読み書き装置によると、突起を原稿カバー側に設ける場合に比べて原稿カバーの揺動に必要な空間を小さくできる。
さらに本発明に係るカード読み書き装置では、前記側壁部は、前記保護カバーが閉姿勢から開姿勢に揺動するとき前記突起に摺接する端部に前記第二の付勢手段が付勢する方向に凹む段差部を備えることを特徴とする。このカード読み書き装置によると、反力によって第二の付勢手段に作用する力を低減でき、第二の付勢手段にかかる負荷を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリンタは、請求項1〜5のいずれか一項に記載のカード読み書き装置と、前記カード読み書き装置に挿入されたリムーバブルメモリに記録されているデータを印刷する印刷手段と、を備えることを特徴とする。このプリンタによると、カードスロットの保護カバーが自動で閉まるので、保護カバーの開閉操作の手間を低減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像入出力装置は、請求項6に記載のプリンタと、原稿を走査してディジタル画像データを作成し、作成したディジタル画像データを前記カード読み書き装置によりリムーバブルメモリに記録する画像読み取り手段と、を備えることを特徴とする。この画像入出力装置によると、カードスロットの保護カバーが自動で閉まるので、保護カバーの開閉操作の手間を低減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。本実施例では印刷手段としてのプリンタと画像読み取り手段としての画像読み取り装置とが一体化された所謂複合機を例に説明する。
図2は、本発明の一実施例に係る複合機1を示す模式図である。複合機1は、画像読み取り装置としてのスキャナ部2とプリンタとしてのプリンタ部3とを備えている。原稿カバー11はヒンジにより原稿台61の盤面を開放した姿勢から原稿台61の盤面を覆う姿勢に揺動可能に筐体12に連結されている。原稿カバー11は原稿台61の盤面に載置された反射原稿Mを押さえるとともに、光源33(図3参照)の放射光以外の光が原稿Mを照らすことがないよう原稿台61を覆うものである。尚、本実施例ではインクジェット方式で印刷を行うプリンタを例に説明するが、レーザー方式やドットインパクト方式などで印刷を行うものであってもよい。
図3は複合機1の構成を示す模式図であり、図4は複合機1のハードウェア構成を示すブロック図である。
リニアイメージセンサ30は、フォトダイオード等の受光素子が図3において紙面垂直方向に直線状に並ぶ姿勢でキャリッジ31に搭載されている。リニアイメージセンサ30は、可視光、赤外光、紫外光等、所定の波長領域の光を光電変換して得られる電荷を受光素子に一定時間蓄積し、受光素子ごとの受光量に応じた電気信号をCCD(Charge Coupled Device)、MOSトランジスタスイッチ等を用いて出力する。
光学系32は、光源33、ミラー34及びレンズ35などで構成され、キャリッジ31に搭載されている。光源33は蛍光管ランプ等の管照明装置から構成され、原稿Mの走査線近傍を照射する。ミラー34及びレンズ35は光源33に照射された原稿Mの走査線上の反射光像をリニアイメージセンサ30に結像させる。これにより原稿Mの主走査線上の光学像をリニアイメージセンサ30に入力する。尚、光源33の位置を変えて原稿の透過光像をリニアイメージセンサ30に結像させるようにしてもよい。
第一主走査駆動部36(図4参照)は、リニアイメージセンサ30を駆動するために必要な駆動パルスをリニアイメージセンサ30に出力する駆動回路である。第一主走査駆動部36は、例えば同期信号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成される。
第一副走査駆動部37(図4参照)は、リニアイメージセンサ30の長手方向に垂直に架設されキャリッジ31を摺動可能に保持する摺動軸38、キャリッジモータ39、駆動ベルト40、駆動回路などを備えている。キャリッジモータ39がキャリッジ31を駆動ベルト40で牽引することでリニアイメージセンサ30と原稿Mとが走査線に垂直な方向W(副走査方向)に相対移動するため、二次元画像の走査が可能となる。
AFE(Analog Front End)部41(図4参照)は、アナログ信号処理部、A/D変換器等から構成される。アナログ信号処理部は、リニアイメージセンサ30から出力された電気信号に対して増幅、雑音低減処理等のアナログ信号処理を施して出力する。A/D変換器は、アナログ信号処理部から出力された電気信号を所定ビット長のディジタル表現の出力信号に量子化して出力する。
ディジタル画像処理部42(図4参照)は、AFE部41から出力された出力信号に対し、ガンマ補正、画素補間法による欠陥画素の補間、シェーディング補正、画像信号の鮮鋭化等の処理を行ってディジタル画像データを作成する。尚、ディジタル画像処理部42で施す上記各種の処理は、制御部56(図4参照)で実行するコンピュータプログラムによる処理に置き換えてもよい。
記録ヘッド43は、キャリッジ44に設けられ、インクを吐出する複数のノズル45、ピエゾ素子46、インクを導くインク通路47などを備える。ピエゾ素子46はインク通路47の側壁に接する位置に設けられ、駆動電圧が印加されると急速に伸長してインク通路47の側壁を変形させる。インク通路47の体積はピエゾ素子46の伸張に応じて収縮し、その収縮分に相当するインクがノズル45から高速に吐出される。
ヘッド駆動部48(図4参照)は、制御部56から出力される印刷信号に基づいて駆動電圧をピエゾ素子46に印加する回路である。
第二主走査駆動部49(図4参照)は、プラテン50の軸と平行に架設されキャリッジ44を摺動可能に保持する摺動軸51、キャリッジモータ52、駆動ベルト53、駆動回路などを備える。キャリッジモータ52がキャリッジ44を駆動ベルト53で牽引することで記録ヘッド43が摺動軸51の軸方向に往復移動する。
第二副走査駆動部54(図4参照)は、紙送りモータ55、紙送りモータ55の回転をプラテン50と図示しない用紙搬送ローラとに伝達する歯車列、駆動回路などを備える。紙送りモータ55がプラテン50と図示しない用紙搬送ローラとを回転させることで、主走査方向軸に交差する図3において紙面に垂直な方向(副走査方向)に印刷用紙が移動する。
制御部56(図4参照)は、CPU57、ROM58及びRAM59を備えている。CPU57はROM58に記憶されたコンピュータプログラムを実行して複合機1の各部を制御する。ROM58は各種のプログラムやデータを記憶しているメモリであり、RAM59は各種のプログラムやデータを一時的に記憶するメモリである。これらのプログラムや各種のデータは、所定のサーバからネットワークを介してダウンロードして入力してもよいし、リムーバブルメモリ18等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して入力してもよい。例えばカード読み書き部16に挿入されたリムーバブルメモリ18に記録されているデータを印刷する場合、制御部56はカード読み書き部16を制御してデータを読み取り、2値化などの処理を行った後、プリンタ部3を制御して印刷を実行する。また、例えばスキャナ部2で原稿を読み取った場合、読み取って作成したディジタル画像データを、カード読み書き部16を制御してリムーバブルメモリ18に書き込む。
図5(A)は開姿勢のときの保護カバー21及びカード読み書き部16を示す斜視図であり、図5(B)は閉姿勢のときの保護カバー21を示す斜視図である。カード読み書き部16は、前壁部85、リムーバブルメモリ18を挿入するための複数のカードスロット19、図示しないメモリコントローラなどを備える。カード読み書き部16は制御部56によって制御され、リムーバブルメモリ18に記憶されているデータの読み込みやリムーバブルメモリ18へのデータの書き込みを行う。カード読み書き部16は規格の異なる複数のリムーバブルメモリ18を読み込み可能であり、複数のカードスロット19はそれぞれ特定の規格に応じた形状に形成されている。図5(B)に示すように、保護カバー21が閉姿勢のときカードスロット19は保護カバー21によって覆われる。保護カバー21には、読み込み中のリムーバブルメモリ18が静電気を帯びた人間に触れられることを防止する以外に、埃などがカードスロット19に入り込まないよう保護したり、読み込み中にリムーバブルメモリ18に衝撃が加わらないよう保護したりする役割もある。
図6(A)は閉姿勢のときの保護カバー21及びその周辺を示す斜視図であり、図6(B)は開姿勢のときの保護カバー21及びその周辺を示す斜視図である。また、図1(A)は閉姿勢のときの保護カバー21及びその周辺を示す斜視図であり、図1(B)は開姿勢のときの保護カバー21及びその周辺を示す斜視図である。図1(A)及び図1(B)はそれぞれ図6(A)、図6(B)とは逆方向からみた保護カバー21及びその周辺を示している。図7は、保護カバーや後述する基部などを筐体12に組み付けた様子を示す斜視図である。尚、図7では理解を容易にするためにカード読み書き部16については前壁部85を除いて省略して示している。カード読み書き装置は、前述したカード読み書き部16及び保護カバー21の他に、基部65、軸受け部66、及び規制部67を備えている。
保護カバー21は、図6(A)に示すようにカード読み書き部16の前壁部85を覆う前面部22と、カード読み書き部16の側面を覆う側壁部23とを有し、カード読み書き部16の前壁部85より筐体12の内側に位置する揺動軸84周りに揺動可能に基部65及び軸受け部66に連結されている。側壁部23には、保護カバー21が閉姿勢のとき下端となる端部近傍に係合穴24が形成されている。係合穴24の近傍であって保護カバー21が閉姿勢から開姿勢に揺動するとき後述する突起68に摺接する端部には、X方向に凹む段差部69が形成されている。ここでX方向は、後述する第二の付勢手段としての弾性部70が突起68を付勢する方向である。段差部69を設けると、突起68が弾性部70によってX方向に付勢されていても、ユーザは小さな力で突起68を側壁部23に乗り上げさせることができ、操作性が向上する。また、段差部69を設けると、弾性部70がX方向とは逆方向に受ける力を低減できるため、弾性部70にかかる負荷を低減できる。
基部65は、図1(A)及び図1(B)に示すように第一締結部71、第二締結部72、軸部73、軸部73の端部に固定されて同心回転する同心ギア74、同心ギア74に噛み合うギア75を有するロータリーダンパー76、軸受け部77、及び第一の付勢手段としてのねじりコイルばね78(図7参照)を備える。尚、図中ではギア75を円盤状に省略して示しているが、ギア75は歯車である。第一締結部71及び第二締結部72はネジ穴を有し、基部65は第一締結部71及び第二締結部72が筐体12にネジ止めされることによって筐体12に固定される。軸部73は円柱状に形成されており、保護カバー21側の端部から突出する嵌合突起が保護カバー21の側壁部23に形成されている嵌合穴に相対回転不能に嵌合されている。従って保護カバー21を揺動すると軸部73も回転することになる。軸部73の他端は基部65に設けられている軸受け穴に貫接されている。また、図7に示すように軸部73には周方向に環状に突出する環状突起79を有している。環状突起79はねじりコイルばね78の端部78aを係止するためのものであり、環状突起79の保護カバー21側を向く壁には端部78aを係止する係止爪80が設けられている。工場での組み付けの際には端部78aを例えば指で掴んで係止爪80に掛ける。これにより組み付けられた後は常に軸部73にY方向(図6(A)参照)の回転力が作用し、保護カバー21が閉姿勢に保たれる。同心ギア74は軸部73に相対回転不能に固定されており、保護カバー21を揺動すると同心ギア74も回転する。同心ギア74はロータリーダンパー76が有するギア75に噛み合っており、これにより軸部73の回転がロータリーダンパー76に伝達される。減速手段としてのロータリーダンパー76は内部に高粘度のグリスが封入されており、グリスによる抵抗力によって軸部73の回転エネルギーを吸収する。第一の付勢手段としてのねじりコイルばね78は、その内周側を軸部73が貫くことで軸部73に係止されており、その一端は基部65に当接して基部65に対するねじりコイルばね78の相対回転を防止し、他端78aは前述したように組み付け時に係止爪80に係止される。
規制手段としての規制部67はプラスチックなどの原料で形成されており、突起68、締結部81、及び第二の付勢手段としての弾性部70が一体に形成されている。規制部67は締結部81がネジ止めされることによって筐体12の所定の位置に固定される。弾性部70は揺動軸84に対して斜めに延びる板状の支持部82と、保護カバー21の側壁部23に平行に板状に延びる腕部83とで構成されている。突起68は、腕部83から保護カバー21側に突出して設けられており、支持部82及び腕部83は、保護カバー21を開方向に揺動したとき保護カバー21の側壁部23の端面が突起68に当接する位置で突起68を支持している。突起68を基部65側に設けると、保護カバー21側に設ける場合に比べて保護カバー21の揺動に必要な空間を小さくできる。例えば突起68を保護カバー21の側壁部23に設けた場合、保護カバー21を揺動するときに突起68も揺動することになるため側壁部23と筐体12との間に突起68の長さに相当する間隔が必要になる。突起68を基部65側に設けると、揺動のための空間を小さくできる。
次に、保護カバー21の作動について、図1に基づいて説明する。ここではねじりコイルばね78の端部78aが係止爪80に係止されているものとして説明する。
(1)ユーザは、リムーバブルメモリ18をカードスロット19に挿入するために保護カバー21を開方向に揺動する。このときねじりコイルばね78には係止爪80によってY方向とは逆方向の力が加わることになり、軸部73をY方向に回転する回転力がねじりコイルばね78に蓄積される。
(2)保護カバー21を開方向に揺動すると、始めに側壁部23の端面が突起68に当接する。更にそのまま開方向に揺動すると突起68は側壁部23によってX方向とは逆方向に押し返され、側壁部23に乗り上がる。更にそのまま開方向に揺動すると、突起68は支持部82及び腕部83に押されて段差面69に摺接する。
(3)突起68に対応する位置に側壁部23の係合穴24がくると、突起68が係合穴24に係合する。この状態でユーザが保護カバー21から手を離しても、保護カバー21は突起68が係合穴24に係合されているためその位置に止まる。すなわち閉方向への揺動が規制される。このため、保護カバー21が閉姿勢に戻らないよう一方の手で保護カバー21を抑え、その間に他方の手でリムーバブルメモリ18を挿入するなどのように両手を使ってリムーバブルメモリ18を挿入しなくてよく、リムーバブルメモリ18の挿入が容易になる。
(4)ユーザはリムーバブルメモリ18の挿入を行うと、閉方向への揺動が規制されている状態の保護カバー21に手で閉方向の力を加える。この力によって突起68の係合が外れ、ねじりコイルばね78は蓄積している回転力によって軸部73を回転させ、保護カバー21を閉方向へ付勢する。従って保護カバー21は自動で閉まる。このときの軸部73の回転は同心ギア74とギア75とを介してロータリーダンパー76に伝達されるため、保護カバー21はグリスによって生じる抵抗力によって閉じ速度が減少され、ゆっくりと閉じる。
以上説明した本発明の一実施例に係る複合機1によると、保護カバー21が自動で閉まるので、保護カバー21を閉じる操作を行う必要がない。従って保護カバー21の開閉操作の手間を低減できる。
(A)は本発明の一実施例に係る保護カバーの閉姿勢の斜視図、(B)は開姿勢の斜視図。 本発明の一実施例に係る画像入出力装置を示す模式図。 本発明の一実施例に係る画像入出力装置の模式図。 本発明の一実施例に係る画像入出力装置のブロック図。 (A)は本発明の一実施例に係る保護カバーの開姿勢の斜視図、(B)は閉姿勢の斜視図。 (A)は本発明の一実施例に係る保護カバーの閉姿勢の斜視図、(B)は開姿勢の斜視図。 本発明の一実施例に係る保護カバーを組み付けた斜視図。
符号の説明
1 複合機(画像入出力装置)、2 スキャナ部(画像読み取り手段)、3 プリンタ部(印刷手段)、16 カード読み書き部、18 リムーバブルメモリ、19 カードスロット、21 保護カバー、22 前面部、23 側壁部、24 係合穴、67 規制部(規制手段)、68 突起、69 段差部、70 弾性部(第二の付勢手段)、76 ロータリーダンパー(減速手段)、78 ねじりコイルばね(第一の付勢手段)

Claims (7)

  1. リムーバブルメモリを挿入するためのカードスロットを有するカード読み書き部と、
    前記カードスロットを覆う閉姿勢と前記カードスロットを開放する開姿勢とに揺動可能に設けられる保護カバーと、
    前記保護カバーを閉方向に付勢する第一の付勢手段と、
    を備えることを特徴とするカード読み書き装置。
  2. 前記第一の付勢手段は、前記保護カバーの閉じ速度を減少する減速手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のカード読み書き装置。
  3. 前記保護カバーが開姿勢のとき前記保護カバーに係合して閉方向への揺動を規制する規制手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のカード読み書き装置。
  4. 前記保護カバーは前記カードスロットを覆う前面部と前記カード読み書き部の側面を覆う側壁部であって係合穴が形成されている側壁部とを有し、
    前記規制手段は、前記係合穴に係合する突起と、前記突起を前記係合穴に係合させる方向に付勢する第二の付勢手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載のカード読み書き装置。
  5. 前記側壁部は、前記保護カバーが閉姿勢から開姿勢に揺動するとき前記突起に摺接する端部に前記第二の付勢手段が付勢する方向に凹む段差部を備えることを特徴とする請求項4に記載のカード読み書き装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカード読み書き装置と、
    前記カード読み書き装置に挿入されたリムーバブルメモリに記録されているデータを印刷する印刷手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  7. 請求項6に記載のプリンタと、
    原稿を走査してディジタル画像データを作成し、作成したディジタル画像データを前記カード読み書き装置によりリムーバブルメモリに記録する画像読み取り手段と、
    を備えることを特徴とする画像入出力装置。
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