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JP2016034758A - 画像記録装置 - Google Patents

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JP2016034758A JP2015202655A JP2015202655A JP2016034758A JP 2016034758 A JP2016034758 A JP 2016034758A JP 2015202655 A JP2015202655 A JP 2015202655A JP 2015202655 A JP2015202655 A JP 2015202655A JP 2016034758 A JP2016034758 A JP 2016034758A
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Abstract

【課題】良好な操作性を備える画像記録装置を提供する。【解決手段】記録用紙に画像を記録する画像記録装置である。当該画像記録装置の側面は、上下方向7と左右方向9とを有する前側面52を有しており、前側面52に配置されており、外部デバイスが挿入される挿入口61が形成された挿入部60と、前側面52に配置されており、外部デバイスに記憶されたデータの処理のために表示または操作されるユーザインタフェース部70と、を備える。挿入口61は、上下方向7におけるユーザインタフェース部70が配置される領域内に配置されており、且つ前側面52の左右方向9において相互に隣接して配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、外部デバイスが挿入される挿入口と、ユーザによって操作されるユーザインタフェース部とを備える画像記録装置に関する。
フラッシュメモリなどの不揮発性メモリがカード型にパッケージングされたメモリカード(外部デバイスの一例)や、USB規格に対応したメモリ(外部デバイスの一例)などの外部メモリが広く知られている。近年、上記外部メモリとの電気的な接続を可能とする接続デバイスが一体的に搭載された画像記録装置が市場に出回っている。このような画像記録装置においては、外部メモリが画像記録装置に設けられた挿入口に挿入されることにより、パーソナルコンピュータなどの外部情報機器を介することなく、外部メモリと画像記録装置との間でデータの受け渡しが可能となっている。
また、通常、画像記録装置には、上記のデータの受け渡しを含む画像記録装置の操作を行うための操作パネルが設けられている。操作パネルは、例えば、各種ボタンやタッチパネルなどで構成されている。ユーザがボタンやタッチパネルを押下することにより、画像記録装置は用紙への画像記録などを実行する。
このような画像記録装置の一例として、特許文献1には、正面にメモリカードが挿入されるカードスロットが設けられ、当該カードスロットの上側に操作パネルが設けられた画像処理装置が開示されている。
特開2007−74622号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像処理装置においては、カードスロットと操作パネルとが、異なる高さに配置されていた。これにより、ユーザは、カードスロットにメモリカードを挿入した後、操作パネルを操作するために、メモリカードを持っていた手を異なる高さに動かす必要があった。そのため、画像記録装置の操作性が必ずしも良いとは言えなかった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な操作性を備える画像記録装置を提供することにある。
(1) 本発明の画像記録装置は、被記録媒体に画像を記録する装置である。当該画像記
録装置の側面は、高さ方向と、当該高さ方向と直交する幅方向と、を有する第1側面を有している。本発明の画像記録装置は、上記第1側面に配置されており、外部デバイスが挿入される挿入口が形成された挿入部と、上記第1側面に配置されており、上記外部デバイスに記憶されたデータの処理のために表示または操作されるユーザインタフェース部と、を備える。上記挿入口は、上記高さ方向における上記ユーザインタフェース部が配置される領域内に配置されており、且つ、上記挿入部は、上記第1側面の上記幅方向において相互に隣接して配置されている。
挿入口は、高さ方向においてユーザインタフェース部が配置される領域内に配置されており、且つ幅方向において相互に隣接して配置されている。このため、ユーザは、外部デバイスを挿入口に挿入させた後、外部デバイスを持っていた手を少し動かすだけで、ユーザインタフェース部を操作することができる。
(2) 本発明の画像記録装置は、上記筐体の外側から上記挿入口を覆う第1姿勢、及び
上記挿入口を露出する第2姿勢の間で姿勢変化可能なカバー体を更に備える。
本構成によれば、挿入口は第1姿勢のカバー体に覆われる。これにより、挿入口に埃などの異物が入りにくくなる。
(3) 上記カバー体は、上記挿入部または上記筐体の少なくとも一方に回動可能に支持
されている。
本構成によれば、簡易な構成で、カバー体の姿勢変化を実現できる。また、簡単な操作で、カバー体を姿勢変化させることができる。
(4) 上記カバー体の回動軸は、上記カバー体の下端部側に設けられている。
本構成によれば、カバー体が第2姿勢であるとき、カバー体は自重によって第2姿勢を維持する。そのため、外部デバイスの挿入口への挿入及び挿入口からの脱抜が、カバー体によって妨げられることなく実行可能である。
(5) 上記挿入部の下方には、画像が記録された被記録媒体が排出される排出口が設け
られている。上記カバー体が所定角度回動した位置で上記カバー体と当接し、上記所定角度以上の上記カバー体の回動を妨げるストッパが形成されている。
本構成によれば、排出される被記録媒体に干渉することなく、カバー体を開閉することが可能となる。
(6) 上記カバー体は、上記第1姿勢の上記カバー体の外側の面が上記ユーザインタフ
ェース部の外側の面と同一面となるように設けられている。
本構成によれば、画像記録装置の外側の面の凹凸を少なくすることができる。これにより、画像記録装置の外観を単純化することができる。
(7) 上記ユーザインタフェース部は、上記ユーザインタフェース部の上端部側を上記
筐体に回動可能に支持される。
本構成によれば、ユーザは使用しやすい角度にユーザインタフェース部を設定することで、操作し易くなる。つまり、本構成によれば、ユーザインタフェース部は、ユーザにとって操作し易い姿勢に変化可能である。
(8) 上記ユーザインタフェース部の下方には、画像が記録された被記録媒体が排出さ
れる排出口が設けられている。
本構成によれば、ユーザは排出口から手を入れて、ユーザインタフェース部を把持できる。そのため、ユーザインタフェース部を回動させやすい。
(9) 本発明の画像記録装置は、上記ユーザインタフェース部からの配線が接続される第1コネクタと、上記外部デバイスが挿入され当該外部デバイスの端子と接触する端子を有する第2コネクタと、が実装された基板を更に備える。上記基板は、上記筐体の内部であって、上記挿入口と上記第2コネクタとが対向する位置に配置される。
本構成によれば、第1コネクタを実装するための基板と、第2コネクタを実装するための基板とを、別個に設ける必要がない。
(10) 上記第1姿勢の上記カバー体の上記挿入口と対向する位置には、凹部が形成されている。
外部デバイスが挿入口から外部に突出された状態でカバー体が第1姿勢に姿勢変化されたとき、当該外部デバイスは凹部に入り込む。よって、当該外部デバイスが破損する可能性を低くすることができる。
(11) 上記挿入部は、上記挿入部の外側の面が上記ユーザインタフェース部の外側の面よりも所定長さだけ奥側となるように設けられている。
通常、ユーザインタフェース部は挿入部よりも厚みがある。よって、本構成によれば、挿入部の奥面とユーザインタフェース部の奥面との位置を揃えることができる。これにより、本構成による構造は、挿入部及びユーザインタフェース部の奥側に基板などを配置し易い構造である。
(12) 本発明の画像記録装置は、上記側面を有する第1筐体と、上記第1筐体の上側に設けられており、上記高さ方向及び上記幅方向に直交する奥行き方向における上記第1側面と反対側の端部を中心に回動可能な第2筐体と、を備えている。上記挿入部の上端と上記ユーザインタフェース部の上端とは、上記第1筐体の上端に位置するように配置されている。上記第2筐体の下端部であって、上記挿入部の上端と上記ユーザインタフェース部の上端との上方には、凹部が形成されている。
本構成によれば、ユーザは凹部に手を入れて、第2筐体を把持できる。そのため、第2筐体を回動させることが容易である。また、本構成によれば、ユーザは凹部に手を入れて、カバー体及びユーザインタフェース部を把持できる。そのため、カバー体及びユーザインタフェース部が上端部側を中心に回動可能に構成されている場合、当該カバー体及びユーザインタフェース部を回動させることが容易である。
本発明によれば、ユーザは、挿入口に挿入させた外部デバイスを持っていた手を少し動かすだけで、ユーザインタフェース部を操作することができる。つまり、本発明の画像記録装置は良好な操作性を備える。
図1は、操作部70が垂直姿勢でカバー体90が遮蔽姿勢である場合の複合機10の外観斜視図である。 図2は、操作部70が傾斜姿勢でカバー体90が露出姿勢である場合の複合機10の外観斜視図である。 図3は、プリンタ部11の平面図である。 図4は、操作部70が垂直姿勢でカバー体90が遮蔽姿勢の状態における図3のA−A断面図である。 図5は、操作部70が傾斜姿勢でカバー体90が露出姿勢の状態における図3のA−A断面図である。 図6は、カバー体90の回動について説明するための模式図であり、(A)には挿入部60の左側面図が示されており、(B)には挿入部の正面図が示されており、(C)にはカバー体90の左側面図が示されており、(D)にはカバー体90の正面図が示されている。 図7は、カバー体90の回動について説明するための模式図であり、(A)にはカバー体90が遮蔽姿勢の場合の挿入部60及びカバー体90の左側面図が示されており、(B)にはカバー体90が遮蔽姿勢の場合の挿入部60及びカバー体90の正面図が示されており、(C)にはカバー体90が露出姿勢の場合の挿入部60及びカバー体90の左側面図が示されている。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1(A)の状態)を基準として上下方向7が定義され、本体開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10]
図1に示されるように、複合機10(本発明の画像記録装置の一例)は、概ね薄型の直方体に形成されている。複合機10は、その上部に、記録用紙(本発明の被記録媒体の一例)などの原稿に記録された画像をイメージセンサによって読み取って画像データを取得するスキャナ部12を備えている。また、複合機10は、その下部に、上記画像データなどに基づいて、記録用紙などの被記録媒体に画像を記録するプリンタ部11を備えている。
図1及び図2に示されるように、スキャナ部12は、概ね直方体に形成されたスキャナ筐体15(本発明の第2筐体の一例)を有している。また、プリンタ部12は、概ね直方体に形成されており、正面に本体開口13(本発明の排出口の一例)が形成されたプリンタ筐体14(本発明の第1筐体の一例)を有している。つまり、スキャナ筐体15は、プリンタ筐体14の上側に設けられている。
スキャナ部12は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。スキャナ筐体15には、原稿がセットされるプラテンガラス(不図示)や、プラテンガラスにセットされた原稿を読み取るイメージセンサなどが配設されている。なお、ここでは、これ以上のスキャナ部12の内部構成の詳細な説明は省略される。
図1に示されるように、スキャナ筐体15は、後端部を軸として矢印33の方向に回動することによって、プリンタ筐体14に対して閉じられる閉姿勢(図1に示される姿勢)、及びプリンタ筐体52に対して開かれる開姿勢(不図示)の間で姿勢変化可能である。このような回動は、例えば、スキャナ筐体15の後端下部とプリンタ筐体14の後端上部とが蝶番で連結されることによって、実現可能である。以上より、スキャナ筐体15は、上下方向7(本発明の高さ方向に相当)及び左右方向9(本発明の幅方向に相当)に直交する前後方向8(本発明の奥行き方向に相当)におけるプリンタ筐体14の前側面52と反対側の端部、つまり後端部を中心に回動可能に構成されている。
スキャナ筐体15の前面16の下端部には、凹部17(本発明の凹部の一例)が形成されている。ユーザは、スキャナ筐体15をプリンタ筐体14に対して回動する際に、凹部17に手を入れてスキャナ筐体15を把持することができる。
プリンタ筐体14には、本体開口13から前後方向8に挿抜可能であって内部に記録用紙が収容される給紙トレイ20と、給紙トレイ20に収容された記録用紙を搬送路(不図示)に沿って搬送させる複数のローラ(不図示)と、スキャナ部12によって原稿から読み取られた画像データなどに基づいて、搬送路を搬送される記録用紙に画像を記録する記録部(不図示)などが配設されている。本実施形態において、記録部が記録用紙に画像を記録する方式は、インクジェット記録方式である。なお、記録部が記録用紙に画像を記録する方式はインクジェット記録方式に限らず、例えば電子写真方式などであってもよい。なお、プリンタ筐体14については、後に更に詳述される。
画像が記録された記録用紙は、給紙トレイ20の上側に設けられた排紙トレイ21に排出される。ここで、排紙トレイ21は、給紙トレイ20の上側に給紙トレイ20と重ねられて設けられており、給紙トレイ20と一体に本体開口13に挿抜される。よって、給紙トレイ20が本体開口13に挿入されている状態において、排紙トレイ21は、本体開口13の底面を構成している。つまり、画像が記録された記録用紙は本体開口13内に排出される。
[搬送路]
搬送路は、給紙トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて排紙トレイ21に至る通路である。搬送路は、所定間隔を隔てて互いに対向する2つのガイド部材(不図示)によって区画される空間である。
[ローラ対]
ローラ対は、搬送路の上側に配置された上側ローラ(不図示)と、搬送路の下側に上側ローラに対向して配置された下側ローラとを備えている。ローラ対は、記録用紙を挟持して、記録用紙を搬送路に沿って搬送する。
[記録部]
記録部は、搬送路の上側に配置されている。記録部は、搬送路に対向可能な位置に設けられた記録ヘッド(不図示)と、記録ヘッドを搭載したキャリッジ(不図示)とを備えている。記録ヘッドには、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを搬送路に向けて吐出するための複数のノズルが形成されている。キャリッジは、左右方向9に往復移動可能に構成されている。キャリッジが左右方向9へ往復移動されながら、インクがノズルから搬送路に沿って搬送される記録用紙に吐出される。これにより、記録用紙に画像が記録される。
[制御部]
制御部(不図示)は、複合機10の動作を制御するものであり、基板に実装されたマイクロコンピュータや種々の電子部品により構成されている。また、制御部は、RAMやROMなどで構成された記憶部を備えている。なお、本実施形態において、制御部は、後述する基板80に実装されているが、基板80とは別の基板に実装されてもよい。例えば、制御部は、上述した各種ローラの駆動するモータを制御して、記録用紙を搬送させる。また、制御部は、記録部を制御して、記録用紙に画像を記録させる。
[プリンタ筐体14]
図1に示されるように、本実施形態において、プリンタ筐体14は、概ね直方体に形成されており、上面51、下面56(図4及び図5参照)、前側面52(本発明の第1側面の一例)、後側面54(図3参照)、右側面55(図3参照)、及び左側面53を有している。つまり、本実施形態において、プリンタ筐体14は、4つの側面を有している。当該4つの側面は、本発明の側面の一例である。プリンタ筐体14の4つの側面のうちの前側面52は、上下方向7と左右方向9とよりなる面である。つまり、前側面52は、上下方向7と左右方向9とを有する。
[挿入部60]
図2に示されるように、挿入部60(本発明の挿入部の一例)は、複合機10の前側面52における本体開口13の上側に設けられている。挿入部60の配置位置については、後に更に詳述される。
挿入部60は、概ね薄板形状の部材であり、前側面52に設けられた開口に嵌め込まれるようにして、前側面52に取り付けられている。挿入部60には、記憶媒体である各種外部デバイス(本発明の外部デバイスに相当)が挿入される挿入口61(本発明の挿入口の一例)が形成されている。
本実施形態において、挿入部60には、3個の挿入口61A、61B、61Cが設けられている。各挿入口61には、それぞれ異なる種類の外部デバイスが挿入される。例えば、挿入口61AにはSDカード(登録商標、本発明の外部デバイスの一例)が挿入され、挿入口61Bにはメモリースティック(登録商標、本発明の外部デバイスの一例)が挿入され、挿入口61CにはUSB規格に対応したデバイス(本発明の外部デバイスの一例)が挿入される。なお、本実施形態において、挿入部60には、挿入口61が3個形成されているが、挿入口61の数は3個に限らない。
また、後述されるように、挿入口61の後側には、外部デバイスが挿入される第2コネクタ81(図4参照)が配置されている。これにより、挿入口61から挿入された外部デバイスは、第2コネクタ81に装填される。
[ユーザインタフェース部70]
図1に示されるように、ユーザインタフェース部70(本発明のユーザインタフェース部の一例)は、複合機10の前側面52の本体開口13の上側且つ挿入部60の右側に設けられている。ユーザインタフェース部70の配置位置については、後に更に詳述される。
ユーザインタフェース部70は、プリンタ部11及びスキャナ部12を操作するための装置である。ユーザインタフェース部70には、操作キー71及びタッチパネル72が配設されている。なお、本実施形態においては、操作キー71及びタッチパネル72はそれぞれ1個配設されているが、操作キー71及びタッチパネル72の数は1個に限らない。また、ユーザインタフェース部70には、操作キー71が配設されずにタッチパネル72のみが配設されていてもよく、逆に、タッチパネル72が配設されずに操作キー71のみが配設されていてもよい。
制御部は、タッチパネル72に、ユーザへの指示や画像記録に関する情報などを表示させる。ユーザは、タッチパネル72に表示された情報に基づいて、操作キー71及びタッチパネル72を操作する。制御部は、操作キー71及びタッチパネル72からユーザによって入力された指示に従って動作する。
例えば、本実施形態において、制御部は、ユーザによるタッチパネル72の操作によって、挿入部60から第2コネクタ81に装填された外部デバイスに記憶された少なくとも一つの画像データを読み出して、当該画像データに関する情報をタッチパネル72に表示させる。ユーザは、タッチパネル72を操作することによって、表示された画像データから所定の画像データを選択する。さらに、ユーザは、タッチパネル72の操作や操作キー71を押すことにより、選択した画像データの記録条件を設定する。制御部は、選択された画像データを設定された記録条件で記録用紙に記録させる。
また、本実施形態において、制御部は、ユーザによるタッチパネル72の操作によって、制御部のRAMに記憶された少なくとも一つの画像データに関する情報をタッチパネル72に表示させる。ユーザは、タッチパネル72を操作することによって、表示された画像データから所定の画像データを選択する。制御部は、選択された画像データをRAMから第2コネクタ81に装填された外部デバイスに転送またはコピーする。
以上より、ユーザインタフェース部70は、外部デバイスに記憶されたデータの処理のために表示または操作される。
ユーザインタフェース部70の上端部近傍は、プリンタ筐体14(詳細には前側面72を構成する部材)に回動可能に支持されている。例えば、ユーザインタフェース部70の上端部近傍の左右方向9の両端には、外側に延びた突起(不図示)が形成されている。前側面72を含む部材において、ユーザインタフェース部70の右端から延びた突起と対向する位置には、孔(不図示)が形成されている。また、挿入部60の右側面において、ユーザインタフェース部70の左端から延びた突起と対向する位置にも、孔(不図示)が形成されている。ユーザインタフェース部70の左右方向9の両端の突起が、前側面72を含む部材の孔、及び挿入部60の右側面の孔に挿通される。これにより、ユーザインタフェース部70は、上端部近傍を軸として、回動可能となる。つまり、ユーザインタフェース部70の回動軸76(図4及び図5に十字線で示されている。)は、ユーザインタフェース部70の上端部近傍に設けられている。
なお、本実施形態では、ユーザインタフェース部70の回動軸76は、ユーザインタフェース部70の上端部近傍に設けられているが、ユーザインタフェース部70の回動軸76が、ユーザインタフェース部70の下端部近傍に設けられていてもよい。
ユーザインタフェース部70は、回動することによって、前側面72に沿った垂直姿勢(図1及び図4に示された状態)、及び前側面72に対して傾斜した傾斜姿勢(図2及び図5に示された状態)に姿勢変化される。
例えば、図1及び図4に示されるように、ユーザインタフェース部70が垂直姿勢をとっている状態で、ユーザがユーザインタフェース部70の下端部を把持して矢印73(図4参照)の向きに回動させると、ユーザインタフェース部70は、図2及び図5に示されるように、傾斜姿勢に姿勢変化される。なお、傾斜姿勢のユーザインタフェース部70は、自重によって垂直姿勢に戻らず、傾斜姿勢を維持する。このような傾斜姿勢の維持は、例えば、ユーザインタフェース部70の突起と前側面72を構成する部材の孔及び挿入部60の右側面の孔との接触部分に、ゴムなどの弾性部材が挟まれることによって実現可能である。
また、図2及び図5に示されるように、ユーザインタフェース部70が傾斜姿勢をとっている状態で、ユーザがユーザインタフェース部70の下端部を把持して矢印74(図5参照)の向きに回動させると、ユーザインタフェース部70は、図1及び図4に示されるように、垂直姿勢に姿勢変化される。
[カバー体90]
図1に示されるように、カバー体90(本発明のカバー体の一例)は、複合機10の前側面52の本体開口13の上側に設けられている。図1及び図4に示されるように、カバー体90は、概ね薄板形状の部材であり、プリンタ筐体14の外側から挿入口61を含む挿入部60を覆うように配置されている。つまり、カバー体90は、挿入部60よりもプリンタ筐体14に対して外側に設けられている。カバー体90の配置位置については、後に更に詳述される。
カバー体90の下端部近傍は、挿入部60に回動可能に支持されている。なお、カバー体90は、プリンタ筐体14(詳細にはプリンタ筐体14のうちの前側面72を含む部材)に回動可能に支持されていてもよい。また、カバー体90は、挿入部60及びプリンタ筐体14の双方に回動可能に支持されていてもよい。以上より、カバー体90は、挿入部60またはプリンタ筐体14の少なくとも一方に回動可能に支持されていればよい。
なお、本実施形態では、カバー体90の回動軸は、カバー体90の下端部近傍に設けられているが、カバー体90の回動軸が、カバー体90の上端部近傍に設けられていてもよい。
以下に、カバー体90が挿入部60に回動可能に支持される構成の一例が、図6及び図7に基づいて詳述される。
本実施形態において、図6(B)に示されるように、挿入部60の下端部近傍の左右方向9の長さは、下端部近傍以外の左右方向9の長さよりも短い。図6(A)、(B)に示されるように、挿入部60の下端部近傍の左右方向9の両端には、外側に延びた突起62、63が形成されている。右側の突起62の先端から左側の突起63の先端までの距離は、挿入部60の下端部近傍以外の左右方向9の長さと略等しい。
一方、図6(D)に示されるように、カバー体90の下端部における左右両端には、凸部91、92が形成されている。図6(C)に示されるように、カバー体90において、凸部91、92の前後方向8の長さは他の部分の前後方向8の長さよりも長く構成されている。図6(C)、(D)に示されるように、凸部91、92には、孔93A、93Bが形成されている。
図7(A)、(B)に示されるように、挿入部60の突起62、63がカバー体90の孔93A、93Bに挿通されることによって、カバー体90が挿入部60に取り付けられる。これにより、カバー体90は回動可能となる。つまり、カバー体90の回動軸101(図4及び図5に十字線で示されている。)は、カバー体90の下端部近傍に設けられている。なお、本実施形態では、カバー体90の回動軸101は、カバー体90の下端部近傍に設けられているが、カバー体90の回動軸101が、カバー体90の上端部近傍に設けられていてもよい。
また、カバー体90は、プリンタ筐体14の外側から挿入部60を覆って挿入部60を外部から遮蔽する遮蔽姿勢(図1、図4、及び図6(C)に示された状態、本発明の第1姿勢に相当)、及び挿入部60を外部に露出する露出姿勢(図2、図5、及び図6(D)に示された状態、本発明の第2姿勢に相当)の間で姿勢変化可能となる。
例えば、図1及び図4に示されるように、カバー体90が遮蔽姿勢をとっている状態で、ユーザがカバー体90の上面に設けられた凹部94(図1参照)に指を当てつつ破線の矢印95(図4参照)の向きに回動させると、カバー体90は、図2及び図5に示されるように、露出姿勢に姿勢変化される。
また、図2及び図5に示されるように、ユーザインタフェース部70が露出姿勢をとっている状態で、ユーザがユーザインタフェース部70の上端部を把持して破線の矢印96(図5参照)の向きに回動させると、ユーザインタフェース部70は、図1及び図4に示されるように、遮蔽姿勢に姿勢変化される。なお、図2に示されるように、カバー体90における挿入部60側の面である内面97の上端部には、突起93が形成されている。また、挿入部60の上端部には、突起93と嵌合可能な開口64が形成されている。カバー体90が遮蔽姿勢のとき、突起93と開口64とは嵌合される。これにより、遮蔽姿勢のカバー体90は、自重によって露出姿勢に姿勢変化せず、遮蔽姿勢を維持する。
本実施形態においては、図2に示されるように、カバー体90の内面97において、カバー体90が遮蔽姿勢のときに挿入部60の挿入口61と対向する位置には、凹部98(本発明の凹部に相当)が形成されている。これにより、挿入口61からカバー体90の内面97(詳細には凹部98の底面)までの距離99(図4参照)が、凹部98が設けられていない場合と比較して、長くなる。その結果、小型メモリカードが挿入口61から前側に突出されているとき、当該小型メモリカードの先端部分がカバー体90の内面97と接触する可能性が低くなる。
また、本実施形態において、カバー体90の遮蔽姿勢から露出姿勢までの回動角度は、90度(本発明の所定角度の一例)である。具体的には、カバー体90は、遮蔽姿勢において上下方向に沿って延びているのに対して、露出姿勢において前後方向8に沿って延びている。そして、カバー体90は、上記90度よりも大きい角度に回動しない。このようなカバー体90の回動角度の制限は、カバー体90が90度回動した位置、つまり図2、図5、及び図7(C)に示される露出姿勢の位置でカバー体90と当接する当接部材77(図7(C)参照、本発明のストッパの一例)によって実現される。なお、図7(C)以外において、当接部材77の記載は省略されている。
図7(C)に示されるように、本実施形態における当接部材77は、プリンタ筐体14から外側に延びた突起であり、露出姿勢のカバー体90と当接される。これにより、露出姿勢のカバー体90が矢印78の向きに回動することが、当接部材77によって妨げられる。換言すると、カバー体90は、所定の回動角度分(本実施形態では90度)を回動すると当接部材77と当接するため、それ以上回動することができなくなる。
[挿入部60、ユーザインタフェース部70、及びカバー体90の配置位置]
挿入部60及びユーザインタフェース部70は、スキャナ筐体12と本体開口13との間に配置されている。
挿入部60及びユーザインタフェース部70の下面は、本体開口13に面している。つまり、挿入部60及びユーザインタフェース部70の下方には、本体開口13が設けられている。
これにより、ユーザインタフェース部70がユーザによって回動されるとき、ユーザは本体開口13に手を入れてユーザインタフェース部70の下端部を把持することができる。また、カバー体90の回動軸が上端部近傍に設けられている場合において、カバー体90がユーザによって回動されるとき、ユーザは本体開口13に手を入れてカバー体90の下端部を把持することができる。
挿入部60及びユーザインタフェース部70の上面は、スキャナ筐体15の凹部17に面している。これにより、挿入部60及びユーザインタフェース部70の上面は、凹部17の底面を区画している。つまり、挿入部60及びユーザインタフェース部70の上端は、プリンタ筐体14の上端に位置するように配置されている。また、凹部17は、挿入部60の上端とユーザインタフェース部70の上端との上方に形成されている。
これにより、カバー体90がユーザによって回動されるとき、ユーザは、凹部17に手を入れて、カバー体90の上面に設けられた凹部94に指を当てることができる。また、ユーザインタフェース部70の回動軸が下端部近傍に設けられている場合において、ユーザインタフェース部70がユーザによって回動されるとき、ユーザは凹部17に手を入れてユーザインタフェース部70の上端部を把持することができる。
また、挿入部60の上下方向7の長さは、ユーザインタフェース部70の上下方向7の長さと同じである。また、上述したように、挿入部60及びユーザインタフェース部70は、上端及び下端の高さが同位置である。つまり、挿入部60及びユーザインタフェース部70は、プリンタ筐体14の前側面52の上下方向7、つまり高さ方向において同じ位置に配置されている。これにより、挿入部60に形成されている挿入口61は、上下方向7におけるユーザインタフェース部70が配置される領域内に配置されている。
また、図1に示されるように、挿入部60は、ユーザインタフェース部70の左側に配置されている。また、挿入部60及びユーザインタフェース部70の間には、他の部材は介されていない。つまり、挿入部60及びユーザインタフェース部70は、プリンタ筐体14の前側面52の左右方向9、つまり幅方向において相互に隣接して配置されている。
また、図1に示されるように、カバー体90が遮蔽姿勢であり且つユーザインタフェース部70が垂直姿勢であるとき、カバー体90において内面97(図2参照)と反対側の面である外面100(図1参照)の前後方向8の位置は、ユーザインタフェース部70の前面75の前後方向8の位置と同位置である。つまり、カバー体90は、遮蔽姿勢のカバー体90の外側の面が垂直姿勢のユーザインタフェース部70の外側の面と同一面となるように設けられている。なお、本実施形態においては、カバー体90の外面100及びユーザインタフェース部70の前面75は、プリンタ筐体14の前側面52と同一面となるように設けられている。
上述したように、カバー体90は、プリンタ筐体14の外側から挿入部60を覆うように配置されている。つまり、挿入部60の前面65(図2参照)は、カバー体90よりも後方に位置する。すなわち、挿入部60の前面65の前後方向8の位置は、ユーザインタフェース部70の前面75の前後方向8の位置よりも所定長さ(本発明の所定長さに相当)だけ後方、つまり奥側に位置する。なお、所定長さは、挿入部60の後面とユーザインタフェース部70の後面との前後方向8の位置が同位置となる長さであることが好ましい。
[基板80]
プリンタ筐体14の内部には、基板80(本発明の基板に相当)が配置されている。基板80は、プリンタ筐体14を構成するフレームなどにビスなどによって固定されている。基板80は、挿入部60及びユーザインタフェース部70の後側、つまりプリンタ筐体14の前端部近傍且つ左右方向9の中央部及び中央部から左側寄りに配置されている。
基板80の上面には、上述した制御部の他、ユーザインタフェース部70からの配線が接続される第1コネクタ82(図3参照、本発明の第1コネクタに相当)と、外部デバイスが当該外部デバイスの端子と接触する端子を有する第1コネクタ81(図4参照、本発明の第2コネクタに相当)とが実装されている。なお、図3において、第1コネクタ82及び第2コネクタ81の記載は省略されている。外部デバイスは第1コネクタ81に設けられた挿入口83(図3及び図4参照)から挿入される。挿入口83の最奥部には、端子が形成されている。また、外部デバイスの挿入先端にも端子が形成されている。これらの両端子が相互に接触することによって、外部デバイスが基板80に実装された制御部に接続される。
基板80の上下方向7の位置は、以下の条件を満たす位置である。上記条件は、図4に示されるように、基板80がプリンタ筐体14の内部に配置された状態において、基板80の上面に実装された第2コネクタ82が、挿入部60に形成された挿入口61と対向することである。
[実施形態の効果]
挿入口61は、上下方向7においてユーザインタフェース部70が配置される領域内に配置されており、且つ左右方向9において相互に隣接して配置されている。このため、ユーザは、外部デバイスを挿入口61に挿入させた後、外部デバイスを持っていた手を少し動かすだけで、ユーザインタフェース部70を操作することができる。つまり、本実施形態によれば、複合機10は良好な操作性を備える。
また、本実施形態によれば、挿入口61は遮蔽姿勢のカバー体90に覆われる。これにより、挿入口61に埃などの異物が入りにくくなる。
また、本実施形態によれば、カバー体90が回動可能であるため、簡易な構成で、カバー体90の姿勢変化を実現できる。また、簡単な操作で、カバー体90を姿勢変化させることができる。
また、本実施形態によれば、カバー体90が露出姿勢であるとき、カバー体90は自重によって露出姿勢を維持する。そのため、外部デバイスの挿入口61への挿入及び挿入口61からの脱抜が、カバー体90によって妨げられることなく実行可能である。
また、本実施形態によれば、当接部材77が形成されているために、排紙される記録用紙に干渉することなく、カバー体90を開閉することが可能となる。
また、本実施形態によれば、遮蔽姿勢のカバー体90の外面100が垂直姿勢のユーザインタフェース部70の前面75と同一面となる。よって、複合機10の外側の面の凹凸を少なくすることができる。これにより、複合機10の外観を単純化することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザが前側からユーザインタフェース部70を操作するときにユーザインタフェース部70は垂直姿勢にされ、ユーザが上側からユーザインタフェース部70を操作するときにユーザインタフェース部70は傾斜姿勢にされることによって、ユーザはユーザインタフェース部70を操作し易くなる。つまり、本実施形態によれば、ユーザインタフェース部70は、ユーザにとって操作し易い姿勢に変化可能である。
また、本実施形態によれば、ユーザは本体開口13から手を入れて、ユーザインタフェース部70を把持できる。そのため、ユーザインタフェース部70を回動させやすい。
また、本実施形態によれば、第1コネクタ82及び第2コネクタ81が実装された基板80が設けられているために、第1コネクタ82を実装するための基板と、第2コネクタ81を実装するための基板とを、別個に設ける必要がない。
また、本実施形態によれば、カバー体90に凹部98が形成されている。よって、小型メモリカードが挿入口61から外部に突出された状態でカバー体90が遮蔽姿勢に姿勢変化されたとき、当該小型メモリカードの前側端部は凹部98に入り込む。よって、当該小型メモリカードや基板80などが破損する可能性を低くすることができる。
通常、ユーザインタフェース部70は挿入部60よりも厚みがある。よって、本実施形態によれば、挿入部60の前面65がユーザインタフェース部70の前面75よりも後側であるため、挿入部60の後面、つまり奥面とユーザインタフェース部70の後面、つまり奥面との位置を揃えることができる。これにより、本実施形態による構造は、挿入部60及びユーザインタフェース部70の奥側に基板80などを配置し易い構造である。
また、本実施形態によれば、ユーザは凹部17に手を入れて、スキャナ筐体15を把持できる。そのため、スキャナ15筐体を回動させることが容易である。また、本実施形態によれば、ユーザは凹部17に手を入れて、カバー体90及びユーザインタフェース部70を把持できる。そのため、カバー体90及びユーザインタフェース部70が上端部側を中心に回動可能に構成されている場合、当該カバー体90及びユーザインタフェース部70を回動させることが容易である。
7・・・上下方向
8・・・前後方向
9・・・左右方向
10・・・複合機
14・・・プリンタ筐体
15・・・スキャナ筐体
17・・・凹部
52・・・前側面
60・・・挿入部
61・・・挿入口
70・・・ユーザインタフェース部
80・・・基板
81・・・第2コネクタ
82・・・第1コネクタ
90・・・カバー体
98・・・凹部

Claims (12)

  1. 被記録媒体に画像を記録する画像記録装置であって、
    当該画像記録装置の側面は、高さ方向と、当該高さ方向と直交する幅方向と、を有する第1側面を有しており、
    上記第1側面に配置されており、外部デバイスが挿入される挿入口が形成された挿入部と、
    上記第1側面に配置されており、上記外部デバイスに記憶されたデータの処理のために表示または操作されるユーザインタフェース部と、を備え、
    上記挿入口は、上記高さ方向における上記ユーザインタフェース部が配置される領域内に配置されており、且つ、上記挿入部は、上記第1側面の上記幅方向において相互に隣接して配置されている画像記録装置。
  2. 上記筐体の外側から上記挿入口を覆う第1姿勢、及び上記挿入口を露出する第2姿勢の間で姿勢変化可能なカバー体を更に備える請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 上記カバー体は、上記挿入部または上記筐体の少なくとも一方に回動可能に支持されている請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 上記カバー体の回動軸は、上記カバー体の下端部側に設けられている請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 上記挿入部の下方には、画像が記録された被記録媒体が排出される排出口が設けられ、
    上記カバー体が所定角度回動した位置で上記カバー体と当接し、上記所定角度以上の上記カバー体の回動を妨げるストッパが形成されている請求項2から4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 上記カバー体は、上記第1姿勢の上記カバー体の外側の面が上記ユーザインタフェース部の外側の面と同一面となるように設けられている請求項2から5のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 上記ユーザインタフェース部は、上記ユーザインタフェース部の上端部側を上記筐体に回動可能に支持される請求項1から6のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 上記ユーザインタフェース部の下方には、画像が記録された被記録媒体が排出される排出口が設けられている請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 上記ユーザインタフェース部からの配線が接続される第1コネクタと、上記外部デバイスが挿入され当該外部デバイスの端子と接触する端子を有する第2コネクタと、が実装された基板を更に備え、
    上記基板は、上記筐体の内部であって、上記挿入口と上記第2コネクタとが対向する位置に配置される請求項1から8のいずれかに記載の画像記録装置。
  10. 上記第1姿勢の上記カバー体の上記挿入口と対向する位置には、凹部が形成されている請求項2から9のいずれかに記載の画像記録装置。
  11. 上記挿入部は、上記挿入部の外側の面が上記ユーザインタフェース部の外側の面よりも所定長さだけ奥側となるように設けられている請求項1から10のいずれかに記載の画像記録装置。
  12. 上記側面を有する第1筐体と、
    上記第1筐体の上側に設けられており、上記高さ方向及び上記幅方向に直交する奥行き方向における上記第1側面と反対側の端部を中心に回動可能な第2筐体と、を備えており、
    上記挿入部の上端と上記ユーザインタフェース部の上端とは、上記第1筐体の上端に位置するように配置されており、
    上記第2筐体の下端部であって、上記挿入部の上端と上記ユーザインタフェース部の上端との上方には、凹部が形成されている請求項1から11のいずれかに記載の画像記録装置。
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