JP2003249259A - 集合電池 - Google Patents
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Abstract
ネルギー密度および質量エネルギー密度に優れた集合電
池を提供する。 【解決手段】 本発明の集合電池は、集電体11の方面
に正極活物質12が形成され、他面に負極活物質13が
形成された複数の双極電極板10aと、集電体11aの
一面のみに負極活物質13が形成されて他方の最端部に
配置された端部負極板10bと、集電体11bの一面の
みに正極活物質12が形成されて一方の最端部に配置さ
れた端部正極板10cとを備えている。そして、複数の
双極電極板10aと端部負極板10bと端部正極板10
cは電解質を含有する隔離部材14を介して正極活物質
12と負極活物質13とが対向するように配設されてお
り、双極電極板10aと端部正極板10cと端部負極板
10bの端縁外周部は絶縁体15で封止されている。
Description
活物質と負極活物質が導電接続された構造の集合電池に
関する。 【0002】 【従来の技術】近年、携帯電話やノートパソコンなどの
携帯機器用電源としての電池の需要が急速に拡大し、電
動工具、アシスト自転車、電気自動車などの大電流用途
にも需要が拡大した。このため、ニッケル−水素蓄電池
やリチウム二次電池などの高電圧化、高容量化、ハイパ
ワー化、高出力化への需要、要望が高まるとともに、容
積エネルギー密度および質量エネルギー密度に優れた電
池のさらなる改良が求められるようになった。 【0003】このような背景にあって、この種の電池に
おいて、種々の高電圧化、高容量化、ハイパワー化、高
出力化が達成できる種々の改良が提案され、例えば、特
表平9−503618号公報に示されるような集合電池
が提案されるようになった。この特表平9−50361
8号公報に示された集合電池おいては、図5に示すよう
に、平板状の正極集電体51aの片面に正極活物質51
bを塗布して正極板51を形成する。 【0004】一方、平板状の負極集電体52aの片面に
負極活物質52bを塗布して負極板52を形成する。こ
れらの正極板51と負極板52とをセパレータ53を介
して対向させた後、これらの外周部の端縁を絶縁体54
で封止して単セル50aを形成する。ついで、これらの
単セル50aの間に接続用集電体55を介在させて、複
数個(例えば5個)の単セル50aを積層してスタック
セル50を形成し、このスタックセル50を電池容器内
に収容して集合電池となされている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に構成される特表平9−503618号公報にて提案さ
れた集合電池においては、単に、各集電体51a,52
aの片面に各活物質51b,52bを塗布して各電極5
1,52を形成し、これらの電極51,52をセパレー
タ53を介して対向させて単セル50aを形成し、複数
個の単セル50aを接続用集電体55を介在させて積層
しているだけである。 【0006】このため、各集電体51a,52aの容積
および質量が大きくなるとともに、接続用集電体55の
容積および質量も大きくなり、容積エネルギー密度およ
び質量エネルギー密度が向上しないという問題を生じ
た。また、特表平9−503618号公報にて提案され
た集合電池においては、単セル50a内で正極51と負
極52を隔離するセパレータ53が固定されていないた
め、正極51と負極52が短絡しやすいという問題も生
じた。 【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであって、単セル内で内部短絡が生じ
にくくて、容積エネルギー密度および質量エネルギー密
度に優れた集合電池を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は集電体を介して正極活物質と負極活物質が
導電接続された構造の集合電池であって、集電体の一方
面に正極活物質が形成され、他方面に負極活物質が形成
された複数の双極電極板と、集電体の一方面のみに正極
活物質が形成されて一方の最端部に配置される端部正極
板と、集電体の一方面のみに負極活物質が形成されて他
方の最端部に配置される端部負極板とを備え、複数の双
極電極板と端部正極板と端部負極板は電解質を含有する
隔離部材を介して正極活物質と負極活物質とが対向する
ように配設されており、双極電極板と端部正極板と端部
負極板の端縁外周部は絶縁体で封止されていることを特
徴とする。 【0009】このように、集電体の一方面に正極活物質
が形成され、他方面に負極活物質が形成された双極電極
を備えると、この集電体を介して正極と負極が直接直列
に接続されるようになる。このため、単セルを接続する
ための接続用の集電体の使用を省略できるようになると
ともに、活物質を保持するための集電体も削減できるよ
うになって、容積エネルギー密度および質量エネルギー
密度に優れた集合電池を提供することが可能となる。 【0010】この場合、単セル内での短絡を防止するた
めには、正極と負極を隔離する隔離部材(例えばセパレ
ータ)を双極電極板の外周部まで延出させ、この端部を
電極の一部で固定するのが望ましい。例えば、双極電極
板の集電体の端部に接着性の樹脂を配置するようにし、
この樹脂と隔離部材とを固着するようにしたり、隔離部
材の端部を厚肉に形成してこの厚肉を双極電極板の集電
体の端部に固着するようにすればよい。また、隔離部材
を双極電極板の外周部まで延出させない場合には、双極
電極の集電体の端部間にセラミックなどの絶縁体を配置
し、この絶縁体と双極電極の集電体の端部とを固着する
ようにすればよい。 【0011】そして、このように形成された端部正極板
と双極電極板と端部負極板からなるスタックセルは正極
端子と負極端子が形成された外装ケース(電池容器)に
収容し、端部正極板の集電体と正極端子とを接続し、端
部負極板と負極端子とを接続して用いるのが望ましい。
この場合、外装ケース(電池容器)に安全弁を設けるよ
うにするのが好ましい。また、双極電極板と端部正極板
と端部負極板の端縁外周部は絶縁体で封止された構造で
あるため、漏液を防止するためには、電解液をゲル化し
て用いるのが望ましい。この場合、固体高分子電解質を
用いると、この電解質は隔離部材の作用をするため、隔
離部材としてのセパレータを用いる必要がなくなるので
好ましい。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の集合電池の実施
の形態を図1〜図4に基づいて以下に説明するが、本発
明をニッケル−水素蓄電池に適用した場合を第1実施形
態とし、本発明をリチウム二次電池に適用した場合を第
2実施形態として説明する。なお、図1は第1実施形態
および第2実施形態の実施例1の集合電池を示す断面図
である。また、図2は第1実施形態および第2実施形態
の実施例2の集合電池を示す断面図であり、図3は第1
実施形態および第2実施形態の実施例3の集合電池を示
す断面図である。さらに、図4は第1実施形態および第
2実施形態の比較例の集合電池を示す断面図である。 【0013】1.第1実施形態(ニッケル−水素蓄電池
への適用例) (1)実施例1 まず、共沈成分として亜鉛2.5質量%とコバルト1質
量%を含有する水酸化ニッケル粉末90質量部と、水酸
化コバルト粉末10質量部と、酸化亜鉛粉末3質量部と
の混合粉末に、ヒドロキシプロピルセルロースの0.2
質量%水溶液50質量部を添加混練して正極活物質12
を作製した。一方、水素吸蔵合金(例えば、平均粒子径
が約150μmのMm1.0Ni3.4Co1.0Al0.2Mn
0.6)粉末にポリエチレンオキサイド等の結着剤と、適
量の水を加えて混合して負極活物質13を作製した。 【0014】ついで、金属板(例えば鉄板)の表面にニ
ッケルメッキを施した平板状の集電体11の片面に正極
活物質12を塗布するとともに、この集電体11の他面
に負極活物質13を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延
して双極電極板10aを作製した。また、金属板(例え
ば鉄板)の表面にニッケルメッキを施した平板状の端部
集電体11aの片面のみに負極活物質13を塗布し、乾
燥後、所定の厚みに圧延して端部負極板10bを作製し
た。また、金属板(例えば鉄板)の表面にニッケルメッ
キを施した平板状の端部集電体11bの片面のみに正極
活物質12を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端
部正極板10cを作製した。 【0015】なお、各集電体11,11a,11bに活
物質12あるいは13を塗布するに際しては、これらの
集電体11,11a,11bの塗布面の外周部には活物
質12あるいは13が塗布されない未塗布部が形成され
るように塗布している。そして、各集電体11,11
a,11bと大きさ(面積)がほぼ等しくなるように切
断されたポリプロピレン製のセパレータ14を用意し
た。 【0016】ついで、双極電極板10aを4枚と、端部
負極板10bと端部正極板10cとを1枚ずつ用いて、
図1(a)に示すように、双極電極板10a同士の間
と、端部負極板10bと双極電極板10aの間およびに
双極電極板10aと端部正極板10cの間にセパレータ
14を配置した後、これらを積層して積層体とした。こ
のとき、端部負極板10bの集電体11a、双極電極板
10aの集電体11および端部正極板10cの集電体1
1bに活物質が塗布された側の3方向の端部(未塗布
部)に、接着性樹脂15を塗布するようにしている。な
お、接着性樹脂15としては、ポリオレフィン系樹脂、
例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンな
どを用いるのが望ましい。 【0017】この後、端部負極板10bと端部正極板1
0cの間に、所定の圧力を附加しながら所定の温度に加
熱して、接着性樹脂15および接着性樹脂15に接触す
るセパレータ14の端部の一部を溶融させた。これによ
り、積層体の外周部の3方向の端部は液密に封止され、
セパレータ14の端部が固着されることとなる。つい
で、積層体の外周部の端部の封止されていない側の開口
部から、水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム
(NaOH)、水酸化リチウム(LiOH)からなる3
成分系アルカリ電解液を注液した。ついで、この電解液
を注液した開口部を接着性樹脂で密封して、図1(b)
に示すような、5つの単セルからなる容量が500mA
hのスタックセル10を作製した。 【0018】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル10を挿入した。ついで、スタックセ
ル10の一方の端部に配置された端部正極板10bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
10cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例1の集合電池Aを作製した。 【0019】(2)実施例2 まず、金属板(例えば鉄板)の表面にニッケルメッキを
施した平板状の集電体21の片面に実施例1と同様に作
製した正極活物質22を塗布するとともに、この集電体
21の他面に実施例1と同様に作製した負極活物質23
を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板2
0aを作製した。また、金属板(例えば鉄板)の表面に
ニッケルメッキを施した平板状の端部集電体21aの片
面のみに負極活物質23を塗布し、乾燥後、所定の厚み
に圧延して端部負極板20bを作製した。また、金属板
(例えば鉄板)の表面にニッケルメッキを施した平板状
の端部集電体21bの片面のみに正極活物質22を塗布
し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端部正極板20cを
作製した。 【0020】なお、各集電体21,21a,21bに活
物質22あるいは23を塗布するに際しては、これらの
集電体21,21a,21bの塗布面の外周部には活物
質22あるいは23が塗布されない未塗布部が形成され
るように塗布している。そして、外周縁部24aが折り
重ねられていて、目付および厚みが高くなるようになさ
れ、かつ各集電体21,21a,21bと大きさ(面
積)がほぼ等しくなるように切断されたポリプロピレン
製のセパレータ24を用意した。 【0021】ついで、双極電極板20aを4枚と、端部
正極板20bと端部負極板20cとを1枚ずつ用いて、
図2(a)に示すように、双極電極板20a同士の間
と、端部負極板20bと双極電極板20aの間およびに
双極電極板20aと端部正極板20cの間にセパレータ
24を配置し、これらを積層して積層体とした。この
後、この積層体の端部正極板10bと端部負極板10c
の間に、所定の圧力を附加しながら所定の温度に加熱し
て、セパレータ24の外周縁部24aの一部を溶融させ
た。 【0022】これにより、積層体の外周部の3方向の端
部は液密に封止され、セパレータ24の端部が固着され
るることとなる。ついで、積層体の外周部の端部の封止
されていない側の開口部から、水酸化カリウム(KO
H)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム
(LiOH)からなる3成分系アルカリ電解液を注液し
た。ついで、この電解液を注液した開口部を接着性樹脂
で密封して、図2(b)に示すような、5つの単セルか
らなる容量が500mAhのスタックセル20を作製し
た。 【0023】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル20を挿入した。ついで、スタックセ
ル20の一方の端部に配置された端部正極板20bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
20cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例2の集合電池Bを作製した。 【0024】(3)実施例3 まず、金属板(例えば鉄板)の表面にニッケルメッキを
施した平板状の集電体31の片面に実施例1と同様に作
製した正極活物質32を塗布するとともに、この集電体
31の他面に実施例1と同様に作製した負極活物質33
を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板3
0aを作製した。また、金属板(例えば鉄板)の表面に
ニッケルメッキを施した平板状の端部集電体31aの片
面のみに負極活物質33を塗布し、乾燥後、所定の厚み
に圧延して端部負極板30bを作製した。さらに、金属
板(例えば鉄板)の表面にニッケルメッキを施した平板
状の集電体31bの片面のみに正極活物質32を塗布
し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端部正極板30cを
作製した。 【0025】なお、各集電体31,31a,31bに正
極活物質スラリー活物質32あるいは負極活物質スラリ
ー33を塗布するに際しては、これらの集電体31,3
1a,31bの塗布面の外周部には活物質32あるいは
33が塗布されない未塗布部が形成されるように塗布し
ている。そして、各集電体31,31a,31bに塗布
された活物質層の大きさ(面積)とほぼ等しくなるよう
に切断されたポリプロピレン製のセパレータ34を用意
した。 【0026】ついで、双極電極板30aを4枚と、端部
正極板30bと端部負極板30cとを1枚ずつ用いて、
図3(a)に示すように、双極電極板30a同士の間
と、端部負極板30bと双極電極板30aの間および双
極電極板30aと端部正極板30cの間にセパレータ3
4を配置し、これらを積層して積層体とした。ついで、
端部負極板30bの集電体31a、双極電極板30aの
集電体31および端部正極板30cの集電体31bの活
物質が塗布された側の3方向の端部間に、略コ字状のア
ルミナ板35を配置した。なお、アルミナ板35の両面
にはポリオレフィン系樹脂からなる接着剤36が塗布さ
れている。 【0027】この後、この積層体の端部負極板30bと
端部正極板30cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して、ポリオレフィン系樹脂からなる接
着剤36を溶融させた。これにより、端部負極板30
b、双極電極板30aおよび端部負極板30cの活物質
が塗布された側の各集電体31,31a,31bの3方
向の端部とアルミナ板35とが溶着され、積層体の外周
部の3方向の端部は液密に封止され、セパレータ34の
端部が固着されることとなる。この場合、好ましくはア
ルミナ板35の間に、セパレータ34の端部を挟み込む
等すればよい。ついで、積層体の外周部の端部の封止さ
れていない側の開口部から、水酸化カリウム(KO
H)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム
(LiOH)からなる3成分系アルカリ電解液を注液し
た。ついで、この電解液を注液した開口部を接着性樹脂
で密封して、図3(b)に示すような、5つの単セルか
らなる容量が500mAhのスタックセル30を作製し
た。 【0028】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル30を挿入した。ついで、スタックセ
ル30の一方の端部に配置された端部正極板30bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
30cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例3の集合電池Cを作製した。 【0029】(4)比較例 まず、表面にニッケルメッキを施した集電体(例えば、
鉄などからなる金属板)41の片面に実施例1と同様に
作製した正極活物質42を塗布するとともに、この集電
体41の他面に実施例1と同様に作製した負極活物質4
3を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板
40aを作製した。また、集電体41の片面のみに正極
活物質42を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端
部正極板40bを作製した。さらに、集電体41の片面
のみに負極活物質43を塗布し、乾燥後、所定の厚みに
圧延して端部負極板40cを作製した。 【0030】なお、各集電体41,41a,41bに活
物質42あるいは43を塗布するに際しては、これらの
集電体41,41a,41bの塗布面の外周部には活物
質42あるいは43が塗布されない未塗布部が形成され
るように塗布している。そして、各集電体41,41
a,41bに塗布された活物質層の大きさ(面積)とほ
ぼ等しくなるように切断されたポリプロピレン製のセパ
レータ44を用意した。 【0031】ついで、双極電極板40aを4枚と、端部
正極板40bと端部負極板40cとを1枚ずつ用いて、
図4(a)に示すように、双極電極板40a同士の間
と、端部正極板40bと双極電極板40aの間および双
極電極板40aと端部負極板40cの間にポリプロピレ
ン製のセパレータ44を配置し、これらを積層して積層
体とした。このとき、端部正極板40b、双極電極板4
0aおよび端部負極板40cの集電体41に活物質が塗
布された側の3方向の端部に、接着性樹脂45を塗布す
るようにしている。 【0032】この後、この積層体の端部正極板40bと
端部負極板40cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して接着性樹脂45を溶融させた。これ
により、積層体の外周部の3方向の端部は液密に封止さ
れることとなる。ついで、積層体の外周部の端部の封止
されていない側の開口部から、水酸化カリウム(KO
H)、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム
(LiOH)からなる3成分系アルカリ電解液を注液し
た。ついで、この電解液を注液した開口部を接着性樹脂
で密封して、図4(b)に示すような、5つの単セルか
らなる容量が500mAhのスタックセル40を作製し
た。 【0033】ついで、正極端子および負極端子を有する
とともに安全弁を備えた外装ケース(電池容器)を用意
し、この外装ケースに上述のようにして作製したスタッ
クセル40を挿入した。ついで、スタックセル40の一
方の端部に配置された端部正極板40bに正極リードを
接続し、他方の端部に配置された端部負極板40cに負
極リードを接続した。この後、正極リードを外装ケース
に設けられた正極端子に接続するとともに、負極リード
を外装ケースに設けられた負極端子に接続し、比較例の
集合電池Xを作製した。 【0034】(5)短絡試験 ついで、上述のようにして作製した集合電池A,B,
C,Xをそれぞれ100個ずつ用意し、これらの各10
0個の集合電池A,B,C,Xの電圧を測定し、電圧が
0.5V以下の電池を短絡電池と判定して、短絡電池数
を求めると、下記の表1に示すような結果となった。 【0035】 【表1】 【0036】上記表1の結果から明らかなように、電池
Xにおいては短絡発生数が40個で、製造した電池の4
0%に短絡が発生したのに対して、電池A,B,Cにお
いては、短絡発生数が0個で短絡の発生が防止できてい
ることが分かる。これは、電池Xにおいては、積層組立
時にセパレータ44にズレが生じて正極と負極が直接接
触したり、あるいは封止に用いた接着性樹脂45にピン
ホールが生じて、このピンホールを通じて正極42と負
極43が短絡したためと考えられる。 【0037】一方、電池Aにおいては、セパレータ14
の一部が接着性樹脂15と融着しているため、積層組立
時にセパレータ14のズレの発生を抑制することが可能
となり、正極12と負極13の直接接触が防止できて、
ショート品質が向上したためと考えられる。また、電池
Bにおいては、セパレータ24が封止樹脂を兼ねている
ため、正極22と負極23の直接接触が防止できたため
と考えられる。さらに、電池Cにおいては、集電体31
間にアルミナ板35が配置されているため、接着性樹脂
36にピンホールが生じても正極32と負極33が短絡
するのが防止できたためと考えられる。 【0038】なお、上述した実施形態1においては、液
状のアルカリ電解液を用いる例について説明したが、液
状のアルカリ電解液に代えてアルカリ電解液をゲル化さ
せたゲル電解液を用いると漏液性が向上するので好まし
い。この場合、電解液にポリアクリル酸カリウムからな
るゲル化剤を添加するようにすればよい。また、絶縁体
で封止する端縁外周部にガス通路を設けるようにするの
が好ましい。この場合、電解液が漏出せず、ピンホール
となって短絡を生じさせないような孔を設けて、この孔
をガス通路とするのが好ましい。具体的には、封止部に
一部空間(単セル内部から外部に通ずる孔)を形成する
か、もしくはポレオレフィン樹脂を完全に硬化させない
で多孔質な状態を維持させてガス排出経路を確保する
か、あるいは絶縁性多孔質材(多孔質セラミックス)を
使用するか、または、一部完全には封止しない等の方法
が挙げられる。 【0039】2.第2実施形態(リチウムイオン電池へ
の適用例) (1)実施例1 コバルト酸リチウム(LiCoO2)と、炭素系導電剤
と、結着剤としてのポリビニリデンフルオライド(PV
dF)を有機溶剤等に溶解したものを混合して正極活物
質スラリー12を作製した。また、天然黒鉛と結着剤と
してのSBR,CMCとを添加混合して、負極活物質ス
ラリー13を作製した。一方、銅板11aとアルミニウ
ム板11bとを重ね合わせて、これらをアニール処理し
て板状の集電体11を作製した。 【0040】ついで、この集電体11のアルミニウム板
11b側に正極活物質スラリー12をドクターブレード
を用いて塗布するとともに、この集電体11の銅板11
a側に負極活物質スラリー13をドクターブレードを用
いて塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板
10aを作製した。また、アルミニウム板11bの片面
のみに正極活物質スラリー12をドクターブレードを用
いて塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端部正極板
10cを作製した。さらに、銅板11aの片面のみに負
極活物質スラリー13をドクターブレードを用いて塗布
し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端部負極板10bを
作製した。 【0041】なお、各集電体11,11a,11bに正
極活物質スラリー12あるいは負極活物質スラリー13
を塗布するに際しては、これらの集電体11,11a,
11bの塗布面の外周部には活物質12あるいは13が
塗布されない未塗布部が形成されるように塗布してい
る。そして、各集電体11,11a,11bと大きさ
(面積)がほぼ等しくなるように切断されたポリプロピ
レン製のセパレータ14を用意した。 【0042】ついで、双極電極板10aを4枚と、端部
正極板10bと端部負極板10cとを1枚ずつ用いて、
図1(a)に示すように、双極電極板10a同士の間
と、端部負極板10bと双極電極板10aの間およびに
双極電極板10aと端部正極板10cの間にポリプロピ
レン製のセパレータ14を配置し、これらを積層して積
層体とした。このとき、端部負極板10bの集電体11
a、双極電極板10aの集電体11および端部正極板1
0cの集電体11bに活物質が塗布された側の3方向の
端部に、接着性樹脂15を塗布するようにしている。な
お、接着性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンなどを
用いるのが望ましい。 【0043】この後、この積層体の端部正極板10bと
端部負極板10cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して、接着性樹脂15および接着性樹脂
15に接触するセパレータ14の端部の一部を溶融させ
た。これにより、積層体の外周部の3方向の端部は液密
に封止されてセパレータ14の端部が固着されるること
となる。ついで、エチレンカーボネート(EC)とジエ
チルカーボネート(DEC)からなる混合溶媒(EC:
DEC=30:70:体積比)にLiPF6を1モル/
リットル溶解して調製した電解液を用意した後、この電
解液を積層体の外周部の端部の封止されていない側の開
口部から注液した。ついで、この電解液を注液した開口
部を接着性樹脂で密封して、図1(b)に示すような、
5つの単セルからなる容量が500mAhのスタックセ
ル10を作製した。 【0044】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル10を挿入した。ついで、スタックセ
ル10の一方の端部に配置された端部正極板10bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
10cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例1の集合電池Dを作製した。 【0045】(2)実施例2 まず、銅板21aとアルミニウム板21bとを重ね合わ
せて、これらをアニール処理して板状の集電体21を作
製した。この集電体21のアルミニウム板21b側に実
施例1と同様に作製した正極活物質スラリー22をドク
ターブレードを用いて塗布するとともに、この集電体2
1の銅板21a側に実施例1と同様に作製した負極活物
質スラリー23をドクターブレードを用いて塗布し、乾
燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板20aを作製し
た。また、アルミニウム板21bの片面のみに正極活物
質スラリー22をドクターブレードを用いて塗布し、乾
燥後、所定の厚みに圧延して端部正極板20cを作製し
た。さらに、銅板21aの片面のみに負極活物質スラリ
ー23をドクターブレードを用いて塗布し、乾燥後、所
定の厚みに圧延して端部負極板20bを作製した。 【0046】なお、各集電体21,21a,21bに正
極活物質スラリー22あるいは負極活物質スラリー23
を塗布するに際しては、これらの集電体21,21a,
21bの塗布面の外周部には活物質22あるいは23が
塗布されない未塗布部が形成されるように塗布してい
る。そして、外周縁部24aが折り重ねられていて、目
付および厚みが高くなるようになされ、かつ各集電体2
1,21a,21bと大きさ(面積)がほぼ等しくなる
ように切断されたポリプロピレン製のセパレータ24を
用意した。 【0047】ついで、双極電極板20aを4枚と、端部
負極板20bと端部正極板20cとを1枚ずつ用いて、
図2(a)に示すように、双極電極板20a同士の間
と、端部負極板20bと双極電極板20aの間およびに
双極電極板20aと端部正極板20cの間にセパレータ
24を配置し、これらを積層して積層体とした。 【0048】この後、この積層体の端部負極板20bと
端部正極板20cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して、セパレータ24の外周縁部24a
の一部を溶融させた。これにより、積層体の外周部の3
方向の端部は液密に封止されてセパレータ24の端部が
固着されることとなる。ついで、エチレンカーボネート
(EC)とジエチルカーボネート(DEC)からなる混
合溶媒(EC:DEC=30:70:体積比)にLiP
F6を1モル/リットル溶解して調製した電解液を用意
した後、この電解液を積層体の外周部の端部の封止され
ていない側の開口部から注液した。ついで、この電解液
を注液した開口部を接着性樹脂で密封して、図2(b)
に示すような、5つの単セルからなる容量が500mA
hのスタックセル20を作製した。 【0049】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル20を挿入した。ついで、スタックセ
ル20の一方の端部に配置された端部正極板20bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
20cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例2の集合電池Eを作製した。 【0050】(3)実施例3 まず、銅板31aとアルミニウム板31bとを重ね合わ
せて、これらをアニール処理して板状の集電体31を作
製した。この集電体31のアルミニウム板31b側に実
施例1と同様に作製した正極活物質スラリー32をドク
ターブレードを用いて塗布するとともに、この集電体3
1の銅板31a側に実施例1と同様に作製した負極活物
質スラリー33をドクターブレードを用いて塗布し、乾
燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板30aを作製し
た。 【0051】なお、各集電体31,31a,31bに正
極活物質スラリー32あるいは負極活物質スラリー33
を塗布するに際しては、これらの集電体31,31a,
31bの塗布面の外周部には活物質32あるいは33が
塗布されない未塗布部が形成されるように塗布してい
る。そして、各集電体31,31a,31bに塗布され
た活物質層の大きさ(面積)とほぼ等しくなるように切
断されたポリプロピレン製のセパレータ34を用意し
た。 【0052】ついで、双極電極板30aを4枚と、端部
負極板30bと端部正極板30cとを1枚ずつ用いて、
図3(a)に示すように、双極電極板30a同士の間
と、端部負極板30bと双極電極板30aの間および双
極電極板30aと端部正極板30cの間にセパレータ3
4を配置し、これらを積層して積層体とした。ついで、
端部正極板30b、双極電極板30aおよび端部負極板
30cの各集電体31,31a,31bの活物質が塗布
された側の3方向の端部間に、略コ字状のアルミナ板3
5を配置した。なお、アルミナ板35の両面にはポリオ
レフィン系樹脂からなる接着剤36が塗布されている。 【0053】この後、この積層体の端部正極板30bと
端部負極板30cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して、ポリオレフィン系樹脂からなる接
着剤36を溶融させた。これにより、端部正極板30
b、双極電極板30aおよび端部負極板30cの活物質
が塗布された側の各集電体31,31a,31bの3方
向の端部とアルミナ板35とが溶着され、積層体の外周
部の3方向の端部は液密に封止され、セパレータ34の
端部が固着されることとなる。この場合、好ましくはア
ルミナ板35の間に、セパレータ34の端部を挟み込む
等すればよい。ついで、エチレンカーボネート(EC)
とジエチルカーボネート(DEC)からなる混合溶媒
(EC:DEC=30:70:体積比)にLiPF6を
1モル/リットル溶解して調製した非水電解液を用意し
た後、この電解液を積層体の外周部の端部の封止されて
いない側の開口部から注液した。ついで、この電解液を
注液した開口部を接着性樹脂で密封して、図3(b)に
示すような、5つの単セルからなる容量が500mAh
のスタックセル30を作製した。 【0054】ついで、図示しない正極端子および負極端
子を有するとともに安全弁を備えた外装ケース(電池容
器)を用意し、この外装ケースに上述のようにして作製
したスタックセル30を挿入した。ついで、スタックセ
ル30の一方の端部に配置された端部正極板30bに正
極リードを接続し、他方の端部に配置された端部負極板
30cに負極リードを接続した。この後、正極リードを
外装ケースに設けられた正極端子に接続するとともに、
負極リードを外装ケースに設けられた負極端子に接続
し、実施例3の集合電池Fを作製した。 【0055】(4)比較例 まず、銅板41aとアルミニウム板41bとを重ね合わ
せて、これらをアニール処理して板状の集電体41を作
製した。この集電体41のアルミニウム板41b側に実
施例1と同様に作製した正極活物質スラリー42をドク
ターブレードを用いて塗布するとともに、この集電体4
1の銅板41a側に実施例1と同様に作製した負極活物
質スラリー43をドクターブレードを用いて塗布し、乾
燥後、所定の厚みに圧延して双極電極板40aを作製し
た。また、銅板41aの片面のみに負極活物質43を塗
布し、乾燥後、所定の厚みに圧延して端部負極板40b
を作製した。また、アルミニウム板41bの片面のみに
正極活物質42を塗布し、乾燥後、所定の厚みに圧延し
て端部正極板40cを作製した。 【0056】なお、各集電体41,41a,41bに正
極活物質スラリー42あるいは負極活物質スラリー43
を塗布するに際しては、これらの集電体41,41a,
41bの塗布面の外周部には活物質42あるいは43が
塗布されない未塗布部が形成されるように塗布してい
る。そして、各集電体41,41a,41bに塗布され
た活物質層の大きさ(面積)とほぼ等しくなるように切
断されたポリプロピレン製のセパレータ44を用意し
た。 【0057】ついで、双極電極板40aを4枚と、端部
正極板40bと端部負極板40cとを1枚ずつ用いて、
図4(a)に示すように、双極電極板40a同士の間
と、端部負極板40bと双極電極板40aの間および双
極電極板40aと端部正極板40cの間にセパレータ4
4を配置し、これらを積層して積層体とした。このと
き、端部負極板40b、双極電極板40aおよび端部正
極板40cの集電体41,41a,41bに活物質が塗
布された側の3方向の端部に、接着性樹脂45を塗布す
るようにしている。 【0058】この後、この積層体の端部正極板40bと
端部負極板40cの間に、所定の圧力を附加しながら所
定の温度に加熱して、接着性樹脂45を溶融させた。こ
れにより、積層体の外周部の3方向の端部は液密に封止
されることとなる。ついで、エチレンカーボネート(E
C)とジエチルカーボネート(DEC)からなる混合溶
媒(EC:DEC=30:70:体積比)にLiPF6
を1モル/リットル溶解して調製した電解液を用意した
後、この電解液を積層体の外周部の端部の封止されてい
ない側の開口部から注液した。ついで、この電解液を注
液した開口部を接着性樹脂で密封して、図4(b)に示
すような、5つの単セルからなる容量が500mAhの
スタックセル40を作製した。 【0059】ついで、正極端子および負極端子を有する
とともに安全弁を備えた外装ケース(電池容器)を用意
し、この外装ケースに上述のようにして作製したスタッ
クセル40を挿入した。ついで、スタックセル40の一
方の端部に配置された端部正極板40bに正極リードを
接続し、他方の端部に配置された端部負極板40cに負
極リードを接続した。この後、正極リードを外装ケース
に設けられた正極端子に接続するとともに、負極リード
を外装ケースに設けられた負極端子に接続し、比較例の
集合電池Yを作製した。 【0060】(5)短絡試験 ついで、上述のようにして作製した集合電池D,E,
F,Yをそれぞれ100個ずつ用意し、これらの各10
0個の集合電池D,E,F,Yの電圧を測定し、電圧が
0.5V以下の電池を短絡電池と判定して、短絡電池数
を求めると、下記の表2に示すような結果となった。 【0061】 【表2】 【0062】上記表2の結果から明らかなように、電池
Yにおいては短絡発生数が40個で、製造した電池の4
0%に短絡が発生したのに対して、電池D,E,Fにお
いては、短絡発生数が0個で短絡の発生が防止できてい
ることが分かる。これは、電池Yにおいては、積層組立
時にセパレータ44にズレが生じて正極と負極が直接接
触したり、あるいは封止に用いた接着性樹脂45にピン
ホールが生じて、このピンホールを通じて正極42と負
極43が短絡したためと考えられる。 【0063】一方、電池Dにおいては、セパレータ14
の一部が接着性樹脂15と融着しているため、積層組立
時にセパレータ14のズレの発生を抑制することが可能
となり、正極12と負極13の直接接触が防止できて、
ショート品質が向上したためと考えられる。また、電池
Eにおいては、セパレータ24が封止樹脂を兼ねている
ため、正極22と負極23の直接接触が防止できたため
と考えられる。さらに、電池Fにおいては、集電体31
間にアルミナ板35が配置されているため、接着性樹脂
36にピンホールが生じても正極32と負極33が短絡
するのが防止できたためと考えられる。 【0064】なお、上述した実施形態2においては、液
状の非水電解液を用いる例について説明したが、液状の
非水電解液に代えて、非水電解液にPEOからなるゲル
化剤を添加してゲル化させたゲル電解液を用いたり、あ
るいは高分子固体電解質を用いるようにすると耐漏液性
が向上するので好ましい。また、絶縁体で封止する端縁
外周部にガス通路を設けるようにするのが好ましい。こ
の場合、電解液が漏出せず、ピンホールとなって短絡を
生じさせないような孔を設けて、この孔をガス通路とす
るのが好ましい。具体的には、封止部に一部空間(単セ
ル内部から外部に通ずる孔)を形成するか、もしくはポ
レオレフィン樹脂を完全に硬化させないで多孔質な状態
を維持させてガス排出経路を確保するか、あるいは絶縁
性多孔質材(多孔質セラミックス)を使用するか、また
は、一部完全には封止しない等の方法が挙げられる。 【0065】また、上述した実施形態2においては、ア
ルミニウム板と銅板からなる積層板をアニール処理した
集電体を用いる例について説明したが、このような集電
体に代えて、ニッケル板の片面にアルミニウムメッキを
施し、他面に銅メッキを施した集電体や、アルミニウム
板の片面に銅メッキを施した集電体を用いるようにして
もよい。さらに、ニッケル板の片面にアルミニウム蒸着
を施し、他面に銅蒸着を施した集電体や、アルミニウム
板の片面に銅蒸着を施した集電体や、銅板の片面にアル
ミニウム蒸着を施した集電体を用いるようにしてもよ
い。 【0066】なお、上述した実施の形態においては、本
発明をニッケル−水素蓄電池およびリチウムイオン電池
に適用する例について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、鉛蓄電池、ニッケル−カドミウム蓄電池などのどの
ような電池にも適用することが可能である。
の集合電池を示す断面図である。 【図2】 第1実施形態および第2実施形態の実施例2
の集合電池を示す断面図である。 【図3】 第1実施形態および第2実施形態の実施例3
の集合電池を示す断面図である。 【図4】 第1実施形態および第2実施形態の比較例の
集合電池を示す断面図である。 【図5】 従来例の集合電池を示す断面図である。 【符号の説明】 10…スタックセル、10a…双極電極板、10b…端
部正極板、10c…端部負極板、11…集電体、12…
正極活物質(正極活物質スラリー)、13…負極活物質
(負極活物質スラリー)、14…セパレータ、15…接
着性樹脂、20…スタックセル、20a…双極電極板、
20b…端部正極板、20c…端部負極板、21…集電
体、22…正極活物質、23…負極活物質、24…セパ
レータ、24a…外周縁部、30…スタックセル、30
a…双極電極板、30b…端部正極板、30c…端部負
極板、31…集電体、32…正極活物質、33…負極活
物質、34…セパレータ、35…アルミナ板、36…接
着剤
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 集電体を介して正極活物質と負極活物質
が導電接続された構造の集合電池であって、 前記集電体の一方面に正極活物質が形成され、他方面に
負極活物質が形成された複数の双極電極板と、 前記集電体の一方面のみに正極活物質が形成されて一方
の最端部に配置される端部正極板と、 前記集電体の一方面のみに負極活物質が形成されて他方
の最端部に配置される端部負極板とを備え、 前記複数の双極電極板と前記端部正極板と前記端部負極
板は電解質を含有する隔離部材を介して正極活物質と負
極活物質とが対向するように配設されており、 前記双極電極と前記端部正極板と前記端部負極板の端縁
外周部は絶縁体で封止されていることを特徴とする集合
電池。
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