JP2003064724A - 旋回作業機 - Google Patents
旋回作業機Info
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- JP2003064724A JP2003064724A JP2001258411A JP2001258411A JP2003064724A JP 2003064724 A JP2003064724 A JP 2003064724A JP 2001258411 A JP2001258411 A JP 2001258411A JP 2001258411 A JP2001258411 A JP 2001258411A JP 2003064724 A JP2003064724 A JP 2003064724A
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- Japan
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- fuel tank
- hydraulic oil
- oil tank
- tank
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 作動油タンク、車両機器及び燃料タンク等の
メンテナンスの容易化、各タンクの容量の確保を可能に
する。 【解決手段】 旋回機体4の縦軸心の後側にエンジン2
0を搭載し、縦軸心の左右一側に作動油タンク24、少
なくとも1つの車両機器25及び燃料タンク23を前後
に配列して配置する。前記作動油タンク24、少なくと
も1つの車両機器25及び燃料タンク23の周囲を上部
が開口された側部カバー28で覆い、この側部カバー2
8の前記開口を側上カバー29で開閉自在に閉鎖してい
る。前記作動油タンク24の上部、少なくとも1つの車
両機器25の上部及び燃料タンク23の上部を後側から
前側へ次第に低く配置すると共に、これらの上部が側面
視において前記側部カバー28の外壁側の開口縁28A
から略露出するように前記開口縁28Aを後側から前側
へ次第に低く形成する。
メンテナンスの容易化、各タンクの容量の確保を可能に
する。 【解決手段】 旋回機体4の縦軸心の後側にエンジン2
0を搭載し、縦軸心の左右一側に作動油タンク24、少
なくとも1つの車両機器25及び燃料タンク23を前後
に配列して配置する。前記作動油タンク24、少なくと
も1つの車両機器25及び燃料タンク23の周囲を上部
が開口された側部カバー28で覆い、この側部カバー2
8の前記開口を側上カバー29で開閉自在に閉鎖してい
る。前記作動油タンク24の上部、少なくとも1つの車
両機器25の上部及び燃料タンク23の上部を後側から
前側へ次第に低く配置すると共に、これらの上部が側面
視において前記側部カバー28の外壁側の開口縁28A
から略露出するように前記開口縁28Aを後側から前側
へ次第に低く形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関する。
回作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、バックホーは、走行装置上に旋回
機体を縦軸心回り旋回自在に設け、前記旋回機体の縦軸
心の後側にエンジンを搭載し、縦軸心の左右一側に作動
油タンク及び燃料タンクを前後に配列して配置し、前記
エンジン、作動油タンク及び燃料タンクの周囲をカバー
で覆い、エンジンの前上方でかつタンクの側方に運転席
を配置している。前記カバーは大別して、エンジンを配
置したエンジンルームを覆うカバーと、作動油タンク及
び燃料タンクを配置したタンクルームを覆うカバーとを
有し、エンジンルームカバーとタンクルームカバーとは
平面視略L字状に連続形成されている。
機体を縦軸心回り旋回自在に設け、前記旋回機体の縦軸
心の後側にエンジンを搭載し、縦軸心の左右一側に作動
油タンク及び燃料タンクを前後に配列して配置し、前記
エンジン、作動油タンク及び燃料タンクの周囲をカバー
で覆い、エンジンの前上方でかつタンクの側方に運転席
を配置している。前記カバーは大別して、エンジンを配
置したエンジンルームを覆うカバーと、作動油タンク及
び燃料タンクを配置したタンクルームを覆うカバーとを
有し、エンジンルームカバーとタンクルームカバーとは
平面視略L字状に連続形成されている。
【0003】前記タンクルームは、作動油タンクと燃料
タンクとが配置され、その他にバッテリ、バルブ等の少
なくとも1つの車両機器も配置されており、これらの周
囲を上部が開口された側部カバーで覆い、この側部カバ
ーの前記開口を側上カバーで開閉自在に閉鎖している。
タンクとが配置され、その他にバッテリ、バルブ等の少
なくとも1つの車両機器も配置されており、これらの周
囲を上部が開口された側部カバーで覆い、この側部カバ
ーの前記開口を側上カバーで開閉自在に閉鎖している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、作動油タンク、車両機器及び燃料タンクは互いの存
在が容量を圧迫したり、メンテナンスの障害になること
があり、また、各部材の上部の高さがまちまちであるた
め、タンクルームの側面を大きく開放できるようにカバ
ーを形成しないと、メンテナンスが困難になることがあ
る。本発明は、このような従来技術の問題点を解決でき
るようにした旋回作業機を提供することを目的とする。
は、作動油タンク、車両機器及び燃料タンクは互いの存
在が容量を圧迫したり、メンテナンスの障害になること
があり、また、各部材の上部の高さがまちまちであるた
め、タンクルームの側面を大きく開放できるようにカバ
ーを形成しないと、メンテナンスが困難になることがあ
る。本発明は、このような従来技術の問題点を解決でき
るようにした旋回作業機を提供することを目的とする。
【0005】本発明は、作動油タンク、車両機器及び燃
料タンクの各上部を後側から前側へ次第に低く配置し、
かつこれらの上部が側面視において側部カバーの開口縁
から略露出するように前記開口縁を後側から前側へ次第
に低く形成することにより、メンテナンスの容易化、各
タンクの容量の確保を可能にした旋回作業機を提供する
ことを目的とする。
料タンクの各上部を後側から前側へ次第に低く配置し、
かつこれらの上部が側面視において側部カバーの開口縁
から略露出するように前記開口縁を後側から前側へ次第
に低く形成することにより、メンテナンスの容易化、各
タンクの容量の確保を可能にした旋回作業機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行装置3上に旋回機体
4を縦軸心回り旋回自在に設け、前記旋回機体4の縦軸
心の後側にエンジン20を搭載し、縦軸心の左右一側に
作動油タンク24、少なくとも1つの車両機器25及び
燃料タンク23を前後に配列して配置し、前記作動油タ
ンク24、少なくとも1つの車両機器25及び燃料タン
ク23の周囲を上部が開口された側部カバー28で覆
い、この側部カバー28の前記開口を側上カバー29で
開閉自在に閉鎖しており、前記作動油タンク24の上
部、少なくとも1つの車両機器25の上部及び燃料タン
ク23の上部を後側から前側へ次第に低く配置すると共
に、これらの上部が側面視において前記側部カバー28
の外壁側の開口縁28Aから略露出するように前記開口
縁28Aを後側から前側へ次第に低く形成していること
である。
のための第1の具体的手段は、走行装置3上に旋回機体
4を縦軸心回り旋回自在に設け、前記旋回機体4の縦軸
心の後側にエンジン20を搭載し、縦軸心の左右一側に
作動油タンク24、少なくとも1つの車両機器25及び
燃料タンク23を前後に配列して配置し、前記作動油タ
ンク24、少なくとも1つの車両機器25及び燃料タン
ク23の周囲を上部が開口された側部カバー28で覆
い、この側部カバー28の前記開口を側上カバー29で
開閉自在に閉鎖しており、前記作動油タンク24の上
部、少なくとも1つの車両機器25の上部及び燃料タン
ク23の上部を後側から前側へ次第に低く配置すると共
に、これらの上部が側面視において前記側部カバー28
の外壁側の開口縁28Aから略露出するように前記開口
縁28Aを後側から前側へ次第に低く形成していること
である。
【0007】これによって、側上カバー29を開放する
と、作動油タンク24の上部、少なくとも1つの車両機
器25の上部及び燃料タンク23の上部が側部カバー2
8の開口縁28Aから略露出し、それらのメンテナンス
が容易に行え、作動油タンク24及び燃料タンク23の
タンク容量を確保できる。本発明における課題解決のた
めの第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、
前記作動油タンク24の前側に燃料タンク23を配置
し、燃料タンク23の上側に少なくとも1つの車両機器
25を配置し、この車両機器25の前側で燃料タンク2
3の前上部を上方に突出して注入口23Aを形成してい
ることである。
と、作動油タンク24の上部、少なくとも1つの車両機
器25の上部及び燃料タンク23の上部が側部カバー2
8の開口縁28Aから略露出し、それらのメンテナンス
が容易に行え、作動油タンク24及び燃料タンク23の
タンク容量を確保できる。本発明における課題解決のた
めの第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、
前記作動油タンク24の前側に燃料タンク23を配置
し、燃料タンク23の上側に少なくとも1つの車両機器
25を配置し、この車両機器25の前側で燃料タンク2
3の前上部を上方に突出して注入口23Aを形成してい
ることである。
【0008】これによって、作動油タンク24及び燃料
タンク23のタンク容量を確保した上で、車両機器25
の上部の高さを適切にでき、注入口23Aからの燃料の
供給が容易になる。本発明における課題解決のための第
3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、
前記側上カバー29の上面を後側から前側へ次第に低く
形成していることである。これによって、タンクルーム
のカバーをスラントノーズにして、前側方の視界を良好
にできる。
タンク23のタンク容量を確保した上で、車両機器25
の上部の高さを適切にでき、注入口23Aからの燃料の
供給が容易になる。本発明における課題解決のための第
3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、
前記側上カバー29の上面を後側から前側へ次第に低く
形成していることである。これによって、タンクルーム
のカバーをスラントノーズにして、前側方の視界を良好
にできる。
【0009】本発明における課題解決のための第4の具
体的手段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加え
て、前記側上カバー29を、側部カバー28の縦軸心側
の側壁上部に略前後軸心回り開閉自在に支持しているこ
とである。これによって、側上カバー29の開閉が容易
になる。本発明における課題解決のための第5の具体的
手段は、第1〜4のいずれかの具体的手段に加えて、前
記作動油タンク24の前面に、少なくとも1つの車両機
器25を搭載する支持台51を取り付けていることであ
る。
体的手段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加え
て、前記側上カバー29を、側部カバー28の縦軸心側
の側壁上部に略前後軸心回り開閉自在に支持しているこ
とである。これによって、側上カバー29の開閉が容易
になる。本発明における課題解決のための第5の具体的
手段は、第1〜4のいずれかの具体的手段に加えて、前
記作動油タンク24の前面に、少なくとも1つの車両機
器25を搭載する支持台51を取り付けていることであ
る。
【0010】これによって、車両機器25を適正位置に
容易に配置することができる。
容易に配置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜7において、後方小旋回型
のバックホーとして例示する旋回作業機1は、左右一対
のクローラ走行部2を有する走行装置3と、この走行装
置3上に旋回自在に設けられた旋回機体4と、この旋回
機体4に装着された掘削装置5とを有して主構成されて
いる。走行装置3のクローラ走行部2は、トラックフレ
ーム7の左右両側に駆動輪、従動輪、転輪等を支持し、
これらにゴム等の弾性材又は金属で形成されたクローラ
14を巻き掛け、駆動輪を油圧モータ8により駆動する
ことにより、クローラ14を循環回走するように構成さ
れている。
に基づいて説明する。図1〜7において、後方小旋回型
のバックホーとして例示する旋回作業機1は、左右一対
のクローラ走行部2を有する走行装置3と、この走行装
置3上に旋回自在に設けられた旋回機体4と、この旋回
機体4に装着された掘削装置5とを有して主構成されて
いる。走行装置3のクローラ走行部2は、トラックフレ
ーム7の左右両側に駆動輪、従動輪、転輪等を支持し、
これらにゴム等の弾性材又は金属で形成されたクローラ
14を巻き掛け、駆動輪を油圧モータ8により駆動する
ことにより、クローラ14を循環回走するように構成さ
れている。
【0012】トラックフレーム7の上面中央部には、旋
回ベアリング9を介して前記旋回機体4が搭載されてい
る。この旋回機体4は、その内部に配置された旋回モー
タ11によって、縦軸心となっている旋回軸心6を中心
に旋回自在となっている。旋回軸心6上には旋回機体4
と走行装置3との間にスイベルジョイント10が配設さ
れている。前記トラックフレーム7の前部には、油圧シ
リンダによって昇降されるドーザ装置13が枢着されて
いる。旋回機体4は、機体フレーム16の前端に掘削装
置5を装着し、後端に掘削装置5との重量バランスを図
るウエイト17を装着しており、旋回軸心6より後側の
機体フレーム16の後部には、エンジン20、ラジエー
タ21及び油圧ポンプ22とを配置している。
回ベアリング9を介して前記旋回機体4が搭載されてい
る。この旋回機体4は、その内部に配置された旋回モー
タ11によって、縦軸心となっている旋回軸心6を中心
に旋回自在となっている。旋回軸心6上には旋回機体4
と走行装置3との間にスイベルジョイント10が配設さ
れている。前記トラックフレーム7の前部には、油圧シ
リンダによって昇降されるドーザ装置13が枢着されて
いる。旋回機体4は、機体フレーム16の前端に掘削装
置5を装着し、後端に掘削装置5との重量バランスを図
るウエイト17を装着しており、旋回軸心6より後側の
機体フレーム16の後部には、エンジン20、ラジエー
タ21及び油圧ポンプ22とを配置している。
【0013】また、旋回軸心6の右側方の機体フレーム
16の右側部には燃料タンク23及び作動油タンク24
等のタンク類の他、バッテリ、バルブ等の車両機器(実
施形態ではバッテリ25)が少なくとも1つ搭載されて
いる。前記旋回軸心6に重複する位置で、タンク類の左
側でかつエンジン20の前上方に運転席18が配置され
ており、この運転席18の略後半分がエンジン20と前
後にオーバラップしている。運転席18の中心は旋回軸
心6の左側に偏位している。
16の右側部には燃料タンク23及び作動油タンク24
等のタンク類の他、バッテリ、バルブ等の車両機器(実
施形態ではバッテリ25)が少なくとも1つ搭載されて
いる。前記旋回軸心6に重複する位置で、タンク類の左
側でかつエンジン20の前上方に運転席18が配置され
ており、この運転席18の略後半分がエンジン20と前
後にオーバラップしている。運転席18の中心は旋回軸
心6の左側に偏位している。
【0014】前記エンジン20等が配置されたエンジン
ルームの上方及び前側は主カバー26で覆われ、エンジ
ンルームの後方はボンネットカバー27で覆われ、燃料
タンク23、作動油タンク24、バッテリ25等が配置
されたタンクルームは周囲が側部カバー28で包囲さ
れ、側部カバー28の上部の開口が側上カバー29で閉
鎖されている。前記エンジンルームとタンクルームとは
内部が繋がっており、平面視において略L字状になって
いる。掘削装置5は、図1、3に示すように、旋回機体
4の前面から前方に突出した支持ブラケット31に支持
されており、この支持ブラケット31に対して上下軸心
回りに揺動自在(縦軸心回りスイング自在)に装着され
たスイングブラケット35と、このスイングブラケット
35に左右軸心回りに揺動自在に枢支連結されたブーム
36と、このブーム36に左右軸心回りに揺動自在に枢
支連結されたアーム37と、このアーム37に左右軸心
回りに揺動自在に枢支連結されたバケット38とを有す
る。
ルームの上方及び前側は主カバー26で覆われ、エンジ
ンルームの後方はボンネットカバー27で覆われ、燃料
タンク23、作動油タンク24、バッテリ25等が配置
されたタンクルームは周囲が側部カバー28で包囲さ
れ、側部カバー28の上部の開口が側上カバー29で閉
鎖されている。前記エンジンルームとタンクルームとは
内部が繋がっており、平面視において略L字状になって
いる。掘削装置5は、図1、3に示すように、旋回機体
4の前面から前方に突出した支持ブラケット31に支持
されており、この支持ブラケット31に対して上下軸心
回りに揺動自在(縦軸心回りスイング自在)に装着され
たスイングブラケット35と、このスイングブラケット
35に左右軸心回りに揺動自在に枢支連結されたブーム
36と、このブーム36に左右軸心回りに揺動自在に枢
支連結されたアーム37と、このアーム37に左右軸心
回りに揺動自在に枢支連結されたバケット38とを有す
る。
【0015】前記スイングブラケット35は、旋回機体
4内に装備されたスイングシリンダ40によってスイン
グ揺動駆動され、ブーム36は、このブーム36の下部
前側に沿って配設されたブームシリンダ41によって上
下揺動駆動され、アーム37は、前記ブーム36の上部
上側に沿って配設されたアームシリンダ42によって前
後揺動駆動され、前記バケット38は、アーム37の前
側(上側)に沿って配設されたバケットシリンダ43に
よって掬い・ダンプ駆動されるようになっている。
4内に装備されたスイングシリンダ40によってスイン
グ揺動駆動され、ブーム36は、このブーム36の下部
前側に沿って配設されたブームシリンダ41によって上
下揺動駆動され、アーム37は、前記ブーム36の上部
上側に沿って配設されたアームシリンダ42によって前
後揺動駆動され、前記バケット38は、アーム37の前
側(上側)に沿って配設されたバケットシリンダ43に
よって掬い・ダンプ駆動されるようになっている。
【0016】図6に示すように、前記機体フレーム16
は、その底部を構成する板材よりなるベース部材30
と、このベース部材30の前部に設けられ、前記掘削装
置5を装着・支持する精密鋳鋼製の支持ブラケット31
と、この支持ブラケット31から後方に延伸するように
ベース部材30上に立設された左右一対の縦リブ32
と、ベース部材30の前後中途部を左右方向に横切るよ
うに立設された横リブ33とを有している。これら支持
ブラケット31、縦リブ32、横リブ33は溶接にてベ
ース部材30に固着され、一体化されている。
は、その底部を構成する板材よりなるベース部材30
と、このベース部材30の前部に設けられ、前記掘削装
置5を装着・支持する精密鋳鋼製の支持ブラケット31
と、この支持ブラケット31から後方に延伸するように
ベース部材30上に立設された左右一対の縦リブ32
と、ベース部材30の前後中途部を左右方向に横切るよ
うに立設された横リブ33とを有している。これら支持
ブラケット31、縦リブ32、横リブ33は溶接にてベ
ース部材30に固着され、一体化されている。
【0017】ベース部材30の後端部及び横リブ33に
は、エンジン20を搭載するための搭載台45が設けら
れている。前側の搭載台45は横リブ33の左右中途部
に溶接等により固着され、後側の搭載台45は、ベース
部材30の後端に溶接等にて固着されている。この前後
搭載台45に、マウントゴム等を介してエンジン20が
横向き(クランク軸が左右方向)に搭載されるようにな
っている。後側の搭載台45には、左側の縦リブ32の
後端が接続されると共に、ウエイト17の左側部がボル
ト等により連結される連結部45aを備え、右側の縦リ
ブ32の後端部にはウエイト17の右側部がボルト等に
より連結される連結部32aを備えており、これによっ
て支持ブラケット31とウエイト17とが縦リブ32を
介して繋がった形態となっている。
は、エンジン20を搭載するための搭載台45が設けら
れている。前側の搭載台45は横リブ33の左右中途部
に溶接等により固着され、後側の搭載台45は、ベース
部材30の後端に溶接等にて固着されている。この前後
搭載台45に、マウントゴム等を介してエンジン20が
横向き(クランク軸が左右方向)に搭載されるようにな
っている。後側の搭載台45には、左側の縦リブ32の
後端が接続されると共に、ウエイト17の左側部がボル
ト等により連結される連結部45aを備え、右側の縦リ
ブ32の後端部にはウエイト17の右側部がボルト等に
より連結される連結部32aを備えており、これによっ
て支持ブラケット31とウエイト17とが縦リブ32を
介して繋がった形態となっている。
【0018】図1、7に示すように、エンジン20の左
側には油圧ポンプ22が直結され、右側にはエンジン2
0により駆動するラジエータファン21Aが設けられ、
その右側にラジエータ21が配設されている。図1、
2、5、8において、前記ラジエータ21の前側であっ
て機体フレーム16の右側部には、燃料タンク23、そ
の後方に作動油タンク24がそれぞれ配設され、燃料タ
ンク23の上側にはバッテリ25が配設され、燃料タン
ク23の注入口23Aはバッテリ25の前方に位置して
いる。
側には油圧ポンプ22が直結され、右側にはエンジン2
0により駆動するラジエータファン21Aが設けられ、
その右側にラジエータ21が配設されている。図1、
2、5、8において、前記ラジエータ21の前側であっ
て機体フレーム16の右側部には、燃料タンク23、そ
の後方に作動油タンク24がそれぞれ配設され、燃料タ
ンク23の上側にはバッテリ25が配設され、燃料タン
ク23の注入口23Aはバッテリ25の前方に位置して
いる。
【0019】前記作動油タンク24の上部、バッテリ2
5の上部及び燃料タンク23の上部はその順位で後側か
ら前側へ次第に低く配置されており、作動油タンク24
は容量を確保するために最も丈が高くなっており、上部
の給油口24Bは高位置になるが、作動油を給油するこ
とは少ないので余り支障はない。44は作動油タンク2
4の側面に設けた液面計を示している。前記燃料タンク
23は作動油タンク24の前側に位置し、その本体部分
は低位置に配置されるが、前上部を上方に突出して注入
口23Aを形成し、頻繁に行われる燃料供給を最良の高
さで行えるようになっている。
5の上部及び燃料タンク23の上部はその順位で後側か
ら前側へ次第に低く配置されており、作動油タンク24
は容量を確保するために最も丈が高くなっており、上部
の給油口24Bは高位置になるが、作動油を給油するこ
とは少ないので余り支障はない。44は作動油タンク2
4の側面に設けた液面計を示している。前記燃料タンク
23は作動油タンク24の前側に位置し、その本体部分
は低位置に配置されるが、前上部を上方に突出して注入
口23Aを形成し、頻繁に行われる燃料供給を最良の高
さで行えるようになっている。
【0020】バッテリ25は通常、燃料タンク23等と
同じ設置面に配置されることが多いが、ここでは作動油
タンク24の前側で燃料タンク23の上に配置し、作動
油タンク24の給油口24Bより低くし、燃料タンク2
3の注入口23Aより高くして、バッテリ液の水準を見
易くしている。エンジン20、油圧ポンプ22、ラジエ
ータファン21Aの上方、場合によってはラジエータ2
1を含むエンジンルームの前方及び左側方を覆う主カバ
ー26は、機体フレーム16に対して固定されており、
それらの後方を覆うボンネットカバー27は主カバー2
6の後上部で枢支具46を介して枢支されていて、主カ
バー26に対して開閉自在になっている。
同じ設置面に配置されることが多いが、ここでは作動油
タンク24の前側で燃料タンク23の上に配置し、作動
油タンク24の給油口24Bより低くし、燃料タンク2
3の注入口23Aより高くして、バッテリ液の水準を見
易くしている。エンジン20、油圧ポンプ22、ラジエ
ータファン21Aの上方、場合によってはラジエータ2
1を含むエンジンルームの前方及び左側方を覆う主カバ
ー26は、機体フレーム16に対して固定されており、
それらの後方を覆うボンネットカバー27は主カバー2
6の後上部で枢支具46を介して枢支されていて、主カ
バー26に対して開閉自在になっている。
【0021】ラジエータ21の右側、燃料タンク23、
作動油タンク24及びバッテリ25の周囲を覆う側部カ
バー28は、機体フレーム16に対して固定されてお
り、この側部カバー28の上部は開口されており、この
開口を開閉可能に閉鎖するように、側上カバー29が側
部カバー28に枢支連結されている。前記開口を形成し
ている側部カバー28の開口縁28A(側部カバー28
の外面側の上縁)は、後側から前側へ次第に低く形成さ
れており、側面視において、同じく後側から前側へ次第
に低く配置された作動油タンク24の上部、バッテリ2
5の上部及び燃料タンク23の上部を、開口縁28Aか
ら略露出できるようになっている。
作動油タンク24及びバッテリ25の周囲を覆う側部カ
バー28は、機体フレーム16に対して固定されてお
り、この側部カバー28の上部は開口されており、この
開口を開閉可能に閉鎖するように、側上カバー29が側
部カバー28に枢支連結されている。前記開口を形成し
ている側部カバー28の開口縁28A(側部カバー28
の外面側の上縁)は、後側から前側へ次第に低く形成さ
れており、側面視において、同じく後側から前側へ次第
に低く配置された作動油タンク24の上部、バッテリ2
5の上部及び燃料タンク23の上部を、開口縁28Aか
ら略露出できるようになっている。
【0022】従って、側上カバー29を開放すると、作
動油タンク24の給油口24B、バッテリ25の液面及
び燃料タンク23の注入口23Aが外側方から一目瞭然
となり、メンテナンスが容易にできる。また、作動油タ
ンク24は最後位置にあって最も背丈を高くしているの
で、作動油容量を十分に確保でき、燃料タンク23はバ
ッテリ25の下まで回り込んでいるので、燃料容量を十
分に確保できる。前記側上カバー29の上面は、開口縁
28Aに略対応するように、後側から前側へ次第に低く
形成され、後部より前部が低位置に位置し、側面視略円
弧形状になっている。
動油タンク24の給油口24B、バッテリ25の液面及
び燃料タンク23の注入口23Aが外側方から一目瞭然
となり、メンテナンスが容易にできる。また、作動油タ
ンク24は最後位置にあって最も背丈を高くしているの
で、作動油容量を十分に確保でき、燃料タンク23はバ
ッテリ25の下まで回り込んでいるので、燃料容量を十
分に確保できる。前記側上カバー29の上面は、開口縁
28Aに略対応するように、後側から前側へ次第に低く
形成され、後部より前部が低位置に位置し、側面視略円
弧形状になっている。
【0023】即ち、側部カバー28と側上カバー29で
形成されるタンクカバーの側面視形状は、前下がりで所
謂スラントノーズ形状であり、前側方の視界を良好にで
きるようになっている。また、側上カバー29が作動油
タンク24の上部、バッテリ25の上部及び燃料タンク
23の上部の階段状配置関係に対応することにより、両
者の間の無駄な空間が少なくなり、旋回機体4の右上部
を前後方向にも上下方向にもコンパクト化することがで
きる。
形成されるタンクカバーの側面視形状は、前下がりで所
謂スラントノーズ形状であり、前側方の視界を良好にで
きるようになっている。また、側上カバー29が作動油
タンク24の上部、バッテリ25の上部及び燃料タンク
23の上部の階段状配置関係に対応することにより、両
者の間の無駄な空間が少なくなり、旋回機体4の右上部
を前後方向にも上下方向にもコンパクト化することがで
きる。
【0024】前記側上カバー29は、図8、9にも示す
ように、側部カバー28の縦軸心側の側壁28Bの上部
に、前後一対の枢支具49Aを介して略前後軸心回り開
閉自在に支持され、側部カバー28の外側壁(開口縁2
8Aを形成している側)上部との間に設けた施錠具49
Bを介して施錠可能になっている。前記側壁28Bは開
口縁28Aよりも高く形成されている。前記作動油タン
ク24及び燃料タンク23は、機体フレーム16の支持
ブラケット31及び縦リブ32に対して取付支持されて
いる。
ように、側部カバー28の縦軸心側の側壁28Bの上部
に、前後一対の枢支具49Aを介して略前後軸心回り開
閉自在に支持され、側部カバー28の外側壁(開口縁2
8Aを形成している側)上部との間に設けた施錠具49
Bを介して施錠可能になっている。前記側壁28Bは開
口縁28Aよりも高く形成されている。前記作動油タン
ク24及び燃料タンク23は、機体フレーム16の支持
ブラケット31及び縦リブ32に対して取付支持されて
いる。
【0025】前記カバーの内、主カバー26及び側上カ
バー29は合成樹脂で形成され、それ以外のカバーは板
金で形成している。一般的に、合成樹脂は板金に比べて
熱伝導率が低いが製作コストが高い。そこで、運転席1
8上の運転者から見て、手が触れ易い、又は熱感を感じ
る雰囲気を作り出し易いところの、内外方向及び/又は
上下方向で運転者に近いカバー部分を合成樹脂で形成
し、運転者から遠いカバー部分を板金で形成しており、
運転者に不快感を与えずに、コストを可及的に低下でき
るようにしている。
バー29は合成樹脂で形成され、それ以外のカバーは板
金で形成している。一般的に、合成樹脂は板金に比べて
熱伝導率が低いが製作コストが高い。そこで、運転席1
8上の運転者から見て、手が触れ易い、又は熱感を感じ
る雰囲気を作り出し易いところの、内外方向及び/又は
上下方向で運転者に近いカバー部分を合成樹脂で形成
し、運転者から遠いカバー部分を板金で形成しており、
運転者に不快感を与えずに、コストを可及的に低下でき
るようにしている。
【0026】前記主カバー26及び側上カバー29は両
方を合成樹脂で形成しているが、どちらか一方の、より
手が触れ易いカバーのみを合成樹脂で形成してもよい。
図2、6に示すように、右側の縦リブ32は、その前後
中途部で左右外方に延伸する分岐部32Aを有し、この
分岐部32Aの基端部近傍と先端部とにそれぞれ支持台
47が設けられている。そして、左右の支持台47L、
47Rの上面に、作動油タンク24の下部に設けたL字
状の載せ具24Aが載置されてボルト等の締結具によっ
て固定されるようになっている。
方を合成樹脂で形成しているが、どちらか一方の、より
手が触れ易いカバーのみを合成樹脂で形成してもよい。
図2、6に示すように、右側の縦リブ32は、その前後
中途部で左右外方に延伸する分岐部32Aを有し、この
分岐部32Aの基端部近傍と先端部とにそれぞれ支持台
47が設けられている。そして、左右の支持台47L、
47Rの上面に、作動油タンク24の下部に設けたL字
状の載せ具24Aが載置されてボルト等の締結具によっ
て固定されるようになっている。
【0027】なお、左右の支持台47L、47Rは、少
なくとも一方が縦リブ32に対して設けられていればよ
く、他方をベース部材30上に設けた構成としてもよ
い。前記支持ブラケット31には、側方に突出する取付
片48が一体成型されており、この取付片48に支持部
材50の下端部がボルト等の締結具により固定されてい
る。この支持部材50は板材により構成され、取付片4
8より後上方へ斜めに延伸(延伸部分51a)し、その
上端部に側面視略L字状のバッテリ台(支持台)51が
連結されている。
なくとも一方が縦リブ32に対して設けられていればよ
く、他方をベース部材30上に設けた構成としてもよ
い。前記支持ブラケット31には、側方に突出する取付
片48が一体成型されており、この取付片48に支持部
材50の下端部がボルト等の締結具により固定されてい
る。この支持部材50は板材により構成され、取付片4
8より後上方へ斜めに延伸(延伸部分51a)し、その
上端部に側面視略L字状のバッテリ台(支持台)51が
連結されている。
【0028】前記バッテリ台51は、その縦壁部分51
Aが作動油タンク24の前面にボルト等の締結具によっ
て取り付けられており、横壁部分51Bにバッテリ25
が搭載されるとともに、押さえ具51Cによって上側か
ら押さえられるようになっている。前記作動油タンク2
4は、その下部側が支持台47L、47Rに支持され、
上部側が支持部材50を介して支持ブラケット31に支
持されるようになっている。
Aが作動油タンク24の前面にボルト等の締結具によっ
て取り付けられており、横壁部分51Bにバッテリ25
が搭載されるとともに、押さえ具51Cによって上側か
ら押さえられるようになっている。前記作動油タンク2
4は、その下部側が支持台47L、47Rに支持され、
上部側が支持部材50を介して支持ブラケット31に支
持されるようになっている。
【0029】支持部材50は、その下端部に正面視略L
字状の受けブラケット52を有しており、この受けブラ
ケット52の横壁部分52Bは、燃料タンク23の下部
内側に形成した凹部23Aに下側から係合することによ
って燃料タンク23を支持し、その姿勢を保持するよう
になっている。受けブラケット52の縦壁部分52Aに
は、側面視略U字状の引掛具53が設けられており、こ
の引掛具53には抱持バンド(支持部材)54の一端が
着脱自在に係止されている。
字状の受けブラケット52を有しており、この受けブラ
ケット52の横壁部分52Bは、燃料タンク23の下部
内側に形成した凹部23Aに下側から係合することによ
って燃料タンク23を支持し、その姿勢を保持するよう
になっている。受けブラケット52の縦壁部分52Aに
は、側面視略U字状の引掛具53が設けられており、こ
の引掛具53には抱持バンド(支持部材)54の一端が
着脱自在に係止されている。
【0030】この抱持バンド54は金属製等の帯板によ
り構成されており、燃料タンク23の前面及び外側面の
周溝23Bに巻付いた状態で後方に延伸し、その後端部
に設けた固定ボルト54Aが前記作動油タンク24また
は右側の支持台47Rに設けた取付板を貫通し、固定ナ
ットを螺合することによって固定されている。従って、
前記作動油タンク24及び燃料タンク23は、支持ブラ
ケット31及び縦リブ32に対して支持台47L、47
Rや支持部材50、抱持バンド54等を介して取付支持
されるようになっており、ベース部材30から他のブラ
ケット等を立設してタンク23、24を支持する場合に
比べてベース部材30上のスペースを侵食することが少
なくなり、旋回機体4の小型化に寄与するものとなって
いる。
り構成されており、燃料タンク23の前面及び外側面の
周溝23Bに巻付いた状態で後方に延伸し、その後端部
に設けた固定ボルト54Aが前記作動油タンク24また
は右側の支持台47Rに設けた取付板を貫通し、固定ナ
ットを螺合することによって固定されている。従って、
前記作動油タンク24及び燃料タンク23は、支持ブラ
ケット31及び縦リブ32に対して支持台47L、47
Rや支持部材50、抱持バンド54等を介して取付支持
されるようになっており、ベース部材30から他のブラ
ケット等を立設してタンク23、24を支持する場合に
比べてベース部材30上のスペースを侵食することが少
なくなり、旋回機体4の小型化に寄与するものとなって
いる。
【0031】掘削装置5のスイングシリンダ40は、縦
リブ32の分岐部32Aに形成した支持板57に後端が
枢支され、支持台47L、47Rによりベース部材30
から浮上した作動油タンク24の下側及び燃料タンク2
3の凹部23Aを通過して前方に突出するようになって
いる。ここで、燃料タンク23は、作動油タンク24の
ようにベース部材30から浮かせて配置するのではな
く、その下部に凹部23Dを形成することによってスイ
ングシリンダ40との干渉を避けているため、容量を可
及的に確保できるとともに重心を低くでき、最下面をベ
ース部材30上に安定して載置できるようになってい
る。
リブ32の分岐部32Aに形成した支持板57に後端が
枢支され、支持台47L、47Rによりベース部材30
から浮上した作動油タンク24の下側及び燃料タンク2
3の凹部23Aを通過して前方に突出するようになって
いる。ここで、燃料タンク23は、作動油タンク24の
ようにベース部材30から浮かせて配置するのではな
く、その下部に凹部23Dを形成することによってスイ
ングシリンダ40との干渉を避けているため、容量を可
及的に確保できるとともに重心を低くでき、最下面をベ
ース部材30上に安定して載置できるようになってい
る。
【0032】また、燃料タンク23はバッテリ25の前
方で上方に膨出した形態となっており、これによって容
量の増大を図り、さらにこの膨出部分23Cに注入口2
3Aを形成することによってこの注入口23Aを可及的
に高い位置に配設し、側部ボンネット28上面の点検口
から給油を行い易くしている。図2、4、7に示すよう
に、機体フレーム16の後部には、エンジン20に跨る
ように支持枠体58が立設されており、この支持枠体5
8は、左右方向に長い板材よりなる上部枠58Aと、こ
の上部枠58Aの左右両端及び中途部から前又は後下方
に伸びる3本の脚部58Bとを有し、各脚部58Bの下
端部は、左側の支持台47L、ウエイト用の後側の搭載
台45、横リブ33の左右側部にそれぞれボルトによっ
て取付固定されている。
方で上方に膨出した形態となっており、これによって容
量の増大を図り、さらにこの膨出部分23Cに注入口2
3Aを形成することによってこの注入口23Aを可及的
に高い位置に配設し、側部ボンネット28上面の点検口
から給油を行い易くしている。図2、4、7に示すよう
に、機体フレーム16の後部には、エンジン20に跨る
ように支持枠体58が立設されており、この支持枠体5
8は、左右方向に長い板材よりなる上部枠58Aと、こ
の上部枠58Aの左右両端及び中途部から前又は後下方
に伸びる3本の脚部58Bとを有し、各脚部58Bの下
端部は、左側の支持台47L、ウエイト用の後側の搭載
台45、横リブ33の左右側部にそれぞれボルトによっ
て取付固定されている。
【0033】この支持枠体58の上部枠58Aには、ボ
ンネットカバー27の開閉用枢支具46が取り付けら
れ、また、日除け装置59(図3参照)の支柱59Aの
基部が取り付けられるようになっている。図1、3に示
すように、前記旋回機体4前部の左側(ボンネットカバ
ー27を除く部分)には、操縦フロア60が設けられ、
この操縦フロア60に、運転席18、ステップ部62、
操縦レバー63、ペダル64等を有する運転部が配設さ
れている。
ンネットカバー27の開閉用枢支具46が取り付けら
れ、また、日除け装置59(図3参照)の支柱59Aの
基部が取り付けられるようになっている。図1、3に示
すように、前記旋回機体4前部の左側(ボンネットカバ
ー27を除く部分)には、操縦フロア60が設けられ、
この操縦フロア60に、運転席18、ステップ部62、
操縦レバー63、ペダル64等を有する運転部が配設さ
れている。
【0034】また、運転席18の上方は日除け装置59
によって覆われ、前方には、手摺りを兼ねたガード部材
65が立設されている。運転席18はシート台67上に
設けられ、左右に操作レバー68が配置されている。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形することができる。例えば、旋回機体4の
後部が旋回しても走行装置3から大きく突出しない後方
小旋回型のバックホーの代わりに、旋回機体4の後部が
旋回すると走行装置3から大きく突出する標準型のバッ
クホー、ブーム枢支部が旋回機体4の旋回軸心6近傍に
位置する超小旋回型のバックホー等として構成すること
が可能である。
によって覆われ、前方には、手摺りを兼ねたガード部材
65が立設されている。運転席18はシート台67上に
設けられ、左右に操作レバー68が配置されている。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、種々変形することができる。例えば、旋回機体4の
後部が旋回しても走行装置3から大きく突出しない後方
小旋回型のバックホーの代わりに、旋回機体4の後部が
旋回すると走行装置3から大きく突出する標準型のバッ
クホー、ブーム枢支部が旋回機体4の旋回軸心6近傍に
位置する超小旋回型のバックホー等として構成すること
が可能である。
【0035】運転席18の中心を旋回軸心6の右側に配
置し、タンクルームを旋回機体4の左側に配置してもよ
い。
置し、タンクルームを旋回機体4の左側に配置してもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、側上カバ
ー29を開放すると、作動油タンク24の上部、少なく
とも1つの車両機器25の上部及び燃料タンク23の上
部が側部カバー28の外壁側の開口縁28Aから略露出
し、それらのメンテナンスが容易に行え、作動油タンク
24及び燃料タンク23のタンク容量を確保できる。
ー29を開放すると、作動油タンク24の上部、少なく
とも1つの車両機器25の上部及び燃料タンク23の上
部が側部カバー28の外壁側の開口縁28Aから略露出
し、それらのメンテナンスが容易に行え、作動油タンク
24及び燃料タンク23のタンク容量を確保できる。
【図1】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】旋回機体の右側面図である。
【図3】旋回作業機の全体側面図である。
【図4】旋回機体の左側面図である。
【図5】タンクルームの正面図である。
【図6】ベース部材の平面図である。
【図7】エンジンルームの背面図である。
【図8】側部カバー及び側上カバーの側面図である。
【図9】側部カバー及び側上カバーの断面正面図であ
る。
る。
1 旋回作業機
3 走行装置
4 旋回機体
5 掘削装置
6 旋回軸心(縦軸心)
16 機体フレーム
20 エンジン
21 ラジエータ
22 油圧ポンプ
23 燃料タンク
23A 注入口
24 作動油タンク
24A 載せ具
24B 給油口
25 バッテリ(車両機器)
26 主カバー
27 ボンネットカバー
28 側部カバー
28A 開口縁
29 側上カバー
51 支持台(バッテリ台)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中田 裕雄
大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ
タ堺製造所内
Fターム(参考) 2D015 BA00 CA03
3D038 CA12 CB09 CD02
Claims (5)
- 【請求項1】 走行装置上に旋回機体を縦軸心回り旋回
自在に設け、前記旋回機体の縦軸心の後側にエンジンを
搭載し、縦軸心の左右一側に作動油タンク、少なくとも
1つの車両機器及び燃料タンクを前後に配列して配置
し、前記作動油タンク、少なくとも1つの車両機器及び
燃料タンクの周囲を上部が開口された側部カバーで覆
い、この側部カバーの前記開口を側上カバーで開閉自在
に閉鎖しており、前記作動油タンクの上部、少なくとも
1つの車両機器の上部及び燃料タンクの上部を後側から
前側へ次第に低く配置すると共に、これらの上部が側面
視において前記側部カバーの外壁側の開口縁から略露出
するように前記開口縁を後側から前側へ次第に低く形成
していることを特徴とする旋回作業機。 - 【請求項2】 前記作動油タンクの前側に燃料タンクを
配置し、燃料タンクの上側に少なくとも1つの車両機器
を配置し、この車両機器の前側で燃料タンクの前上部を
上方に突出して注入口を形成していることを特徴とする
請求項1に記載の旋回作業機。 - 【請求項3】 前記側上カバーの上面を後側から前側へ
次第に低く形成していることを特徴とする請求項1又は
2に記載の旋回作業機。 - 【請求項4】 前記側上カバーを、側部カバーの縦軸心
側の側壁上部に略前後軸心回り開閉自在に支持している
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の旋回
作業機。 - 【請求項5】 前記作動油タンクの前面に、少なくとも
1つの車両機器を搭載する支持台を取り付けていること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の旋回作業
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258411A JP2003064724A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 旋回作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258411A JP2003064724A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 旋回作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003064724A true JP2003064724A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19085943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001258411A Pending JP2003064724A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 旋回作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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- 2001-08-28 JP JP2001258411A patent/JP2003064724A/ja active Pending
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