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JP2003047318A - コンバインの刈取装置 - Google Patents

コンバインの刈取装置

Info

Publication number
JP2003047318A
JP2003047318A JP2001238594A JP2001238594A JP2003047318A JP 2003047318 A JP2003047318 A JP 2003047318A JP 2001238594 A JP2001238594 A JP 2001238594A JP 2001238594 A JP2001238594 A JP 2001238594A JP 2003047318 A JP2003047318 A JP 2003047318A
Authority
JP
Japan
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raising
case
chain
tine
cases
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001238594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Shimada
耕治郎 嶋田
Shigeru Tsushima
津島  茂
Yuichi Niifuku
勇一 新福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP2001238594A priority Critical patent/JP2003047318A/ja
Publication of JP2003047318A publication Critical patent/JP2003047318A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未刈穀稈を引起す左右及び中央の引起ケース
25A,25B,25Cを備え、左引起ケース25Aと
中央引起ケース25Cの間に1条分の未刈穀稈を取入
れ、右引起ケース25Bと中央引起ケース25Cの間に
2条分の未刈穀稈を取入れるコンバインの刈取装置にお
いて、最も既刈側の未刈穀稈の引起し不良による刈残し
を防止する。 【解決手段】 最も既刈側の右引起ケース25Bの下部
従動輪84の横側に、チェン張出し部材87を設け、左
及び中央引起ケース25A,25Cのタインチェン82
下部を1輪84で巻回し、右引起ケース25Bのタイン
チェン82下部を2輪84,87で巻回す。このとき、
右引起ケース25Bの上部駆動輪83を、左及び中央引
起ケース25A,25Cの上部駆動輪83より低い位置
に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、圃場の穀稈を連続
的に刈取って脱穀するコンバインの刈取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引起タインを取付けるチェンを上
部駆動輪と下部従動輪を介して内部に張設し、チェンを
回転させて各引起タインを下部回行部及び上向き直走部
で外部に突出させて未刈穀稈に作用させる引起ケース
を、刈取り条数と同じ数だけ刈取部の前部に後傾姿勢で
横に並べて立設させ、分草後の未刈穀稈の引起しを行う
と同時に、刈刃で未刈穀稈の切断を行うときに、その上
部を支えて切断を助けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、各引
起ケース部の構成部品を共用するために、各引起ケース
部は左右が逆になるものがあることを除いて全く同じも
のが用いられているため、例えば最も既刈側の引起ケー
スにおける引起タイン先端の下部回行半径不足による最
も既刈側の未刈穀稈の引起し不良で刈残しを発生させる
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明のコンバ
インの刈取装置は、未刈穀稈を引起す左右及び中央の引
起ケースを備え、進行方向に向かって左引起ケースと中
央引起ケースの間に1条分の未刈穀稈を取入れ、右引起
ケースと中央引起ケースの間に2条分の未刈穀稈を取入
れるコンバインの刈取装置において、左及び中央引起ケ
ースのタインチェン下部を1輪で巻回し、右引起ケース
のタインチェン下部を2輪で巻回し、最も既刈側の右引
起ケースにおける引起タイン先端の下部回行半径を既刈
側に延ばし、最も既刈側の未刈穀稈の引起し不良による
刈残しを防止するものである。
【0005】また、引起タインを取付けたチェンを、上
部駆動輪と下部従動輪を介して内部に張設し、チェンを
回転させて各引起タインを下部回行部及び上向き直走部
で外部に突出させて未刈穀稈に作用させる引起ケースを
複数備えたコンバインの刈取装置において、所定の引起
ケースの下部従動輪の横側に、チェン張出し部材を設け
ると共に、下部従動輪横側へチェン張出し部材を設けた
引起ケースの上部駆動輪を、下部従動輪横側へチェン張
出し部材を設けない引起ケースの上部駆動輪より低い位
置に設け、例えば最も既刈側の右引起ケースにおける引
起タイン先端の下部回行半径を既刈側に延ばし、最も既
刈側の未刈穀稈の引起し不良による刈残しを防止すると
共に、これをチェン張出し部材を設けていない引起ケー
スのチェンと同じチェンを使用して、しかもチェン張出
し部材を設けた引起ケースの引起タインとチェン張出し
部材を設けていない引起ケースの引起タインとの相対位
置をずらすことなく一定に保って行い、コストの上昇及
び引起し性能の低下も同時に防止するものである。
【0006】引起タインを取付けたチェンを、上部駆動
輪と下部従動輪を介して内部に張設し、チェンを回転さ
せて各引起タインを下部回行部及び上向き直走部で外部
に突出させて未刈穀稈に作用させる左右及び中央の引起
ケースを備え、左引起ケースと中央引起ケースの間に1
条分の未刈穀稈を取入れ、右引起ケースと中央引起ケー
スの間に2条分の未刈穀稈を取入れるコンバインの刈取
装置において、右引起ケースの下部従動輪の横側に、チ
ェン張出し部材を設け、左及び中央引起ケースのタイン
チェン下部を1輪で巻回し、右引起ケースのタインチェ
ン下部を2輪で巻回すと共に、右引起ケースの上部駆動
輪を、左及び中央引起ケースの上部駆動輪より低い位置
に設け、最も既刈側の右引起ケースにおける引起タイン
先端の下部回行半径を既刈側に延ばし、最も既刈側の未
刈穀稈の引起し不良による刈残しを防止すると共に、こ
れをチェン張出し部材を設けていない引起ケースのチェ
ンと同じチェンを使用して、しかもチェン張出し部材を
設けた引起ケースの引起タインとチェン張出し部材を設
けていない引起ケースの引起タインとの相対位置をずら
すことなく一定に保って行い、コストの上昇及び引起し
性能の低下も同時に防止するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの側面図、図2はコ
ンバインの平面図、図3はコンバインの正面図であり、
図中1は左右走行クローラ2を装設するトラックフレー
ム、3はトラックフレーム1上に架設する機台、4はフ
ィードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴7を内
蔵している脱穀部、8は脱穀部4の前方に装備する3条
用の刈取装置である刈取部、9は排藁チェン10の終端
を臨ませる排藁処理部、11は脱穀部4からの穀粒を揚
穀筒12を介して搬入する穀粒タンク、13は穀粒タン
ク11の穀粒を搬出する排出オーガ、14は運転席15
の前側にステアリングコラム16を介して丸形の走行ハ
ンドル17を装備すると共に運転席15の左側のサイド
コラム18に主変速レバー19及び副変速レバー20及
び脱穀クラッチレバー21及び刈取クラッチレバー22
等を配設する運転操作部、23は運転席15の下側に配
設するエンジンであり、圃場の穀稈を連続的に刈取って
脱穀するように構成している。
【0008】図4は刈取部の側面図、図5は刈取部の平
面図、図6は刈取部前部の拡大平面図、図7は刈取部の
駆動系統図であり、3条用の刈取部8は、分草板24を
介して取入れられる3条分の未刈穀稈を引起す刈取条数
と同じ数の左右及び中央の3つの引起ケース25A,2
5B,25Cを前部に後傾姿勢で横に並べて立設させる
もので、左引起ケース25Aと中央引起ケース25Cの
間に左側1条分の未刈穀稈を取入れ、取入れた左側1条
分の未刈穀稈の引起しを左引起ケース24Aから右向き
に突出して下から上に移動する引起タイン26Aにより
行い、また右引起ケース25Bと中央引起ケース25C
の間に残りの右側2条分の未刈穀稈を取入れ、取入れた
右側2条分の未刈穀稈の引起しを右引起ケース25Bか
ら左向きに突出して下から上に移動する引起タイン26
Bと中央引起ケース25Cから左向きに突出して下から
上に移動する引起タイン26Cにより行うように構成し
ている。
【0009】また、引起こされた左側1条分の未刈穀稈
の稈元側を右斜め後方に掻込む左スターホイル27A及
び突起付きの左掻込みベルト28Aを左引起ケース25
Aの下部後方に配設し、また引起こされた右側1条分の
未刈穀稈の稈元側を左斜め後方に掻込む右スターホイル
27B及び突起付きの右掻込みベルト28Bを右引起ケ
ース25Bの下部後方に配設しすると共に、引起こされ
た中央1条分の未刈穀稈の稈元側を右斜め後方に掻込む
中央スターホイル27C及び突起付きの中央掻込みベル
ト28Cを中央引起ケース25Cの下部後方に配設し、
これら右及び中央のスターホイル27B,27C及び突
起付きの掻込みベルト28B,28Cにより、引起こさ
れた右側2条分の未刈穀稈の稈元側を、右引起ケース2
5Bと中央引起ケース25C間の導入通路中央後方で掻
込み合流させるように構成している。
【0010】そして、左右及び中央のスターホイル27
A,28B,28C及び掻込みベルト28A,28B,
28Cにより掻込み時に未刈り穀稈の稈元を3条同時に
切断するバリカン型の刈刃29を備えると共に、右側2
条分の刈稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右下部搬送
チェン30と、左側1条分の刈稈の稈元側及び穂先側を
右斜め後方に搬送し稈元側を右下部搬送チェン30の送
り終端部近傍に合流させる左下部搬送チェン31及び左
上部搬送タイン32及び左穂先搬送タイン33と、右下
部搬送チェン30の送り終端部近傍にて合流する3条分
の刈稈の稈元側及び穂先側を脱穀部4のフィードチェン
5の送り始端に受継ぎ搬送させる縦搬送チェン34及び
上部搬送タイン35を備え、右下部搬送チェン30と縦
搬送チェン34を平面視で略一直線状に設けて右引起ケ
ース25Bの下部後方からフィードチェン5の送り始端
部に略一直線状の下部搬送経路を形成し、また上部搬送
タイン35を右引起ケース25Bの後方にまで延ばし、
右引起ケース25Bの後方からフィードチェン5の送り
始端部に略一直線状の上部搬送経路を形成し、これら略
一直線状の上下搬送経路の途中に、左下部搬送チェン3
1及び左上部搬送タイン32によって形成されて左引起
ケース25Aの後方から右斜め後方に延ばす左側の上下
搬送経路の終端部を臨ませ、3条分の刈稈を平面視で大
文字のY字ではなく小文字のy字形穀稈搬送経路によっ
て刈取部8から脱穀部4のフィードチェン5に搬送させ
て脱穀処理させるように構成している。
【0011】また、機台3の前端に固設する走行ミッシ
ョン36と左走行クローラ2との間を通して脱穀部4の
前側から前方斜め下方に突出させる刈取主フレームであ
る縦伝動ケース37を備え、縦伝動ケース37の上端部
にベベルギアケース38を固設し、ベベルギヤケース3
8の左側にチェンケース39を固設し、チェンケース3
9の左側面下部とベベルギアケース38の右側面から機
体左右方向に水平に刈取部8の上下回動支点である左右
刈取入力ケース40A,40Bを同一軸芯上で突出固定
し、刈取入力ケース40A,40Bを機台3の前端に立
設固定する左右軸受け台41A,41Bに回動自在に支
持させる。
【0012】また、縦伝動ケース37の下端に中間部を
一体連結させて刈取部8の底部で機体左右方向に水平に
横架させる横伝動ケース42を備え、機体左右方向に平
行な前後バンパフレーム43A,43Bと機体前後方向
に平行な左右バンパフレーム44A,44Bとで横伝動
ケース42を包囲するような横長な四角枠形状のバンパ
45を構成し、平面視でバンパ45の内側に横伝動ケー
ス42を納めるように、横伝動ケース42の真下にバン
パ45を一体に取付け、横伝動ケース42の前方に横架
される前バンパフレーム43を横伝動ケース42及び後
バンパフレーム43Bより長尺に形成して4条分の穀稈
間隔と略同じ長さを与え、前バンパフレーム43を横伝
動ケース42より右側に突出させた状態で、横伝動ケー
ス42の前方に前バンパフレーム43を横架させる。
【0013】また、刈取る3条の穀稈条のうち左側の穀
稈条とその未刈側(左側)の未刈穀稈条の間を通過させ
る左外側刈取フレーム45Aと、刈取る3条の穀稈条の
うち左側の穀稈条と中央の穀稈条の間を通過させる左内
側刈取フレーム45Bと、刈取る3条の穀稈条のうち中
央の穀稈条と右側の穀稈条の間を通過させる右内側刈取
フレーム45Cと、刈取る3条の穀稈条のうち右側の穀
稈条とその既刈側(右側)の既刈穀稈条との間を通過さ
せる右外側刈取フレーム45Dの、4本の刈取フレーム
45A,45B,45C,45Dを前バンパフレーム4
3から機体前方に向けて平行に一体延出している。
【0014】そして、分草板24を各刈取フレーム45
A,45B,45C,45Dの前端に取付け、左引起ケ
ース25Aの後面下部を左外側刈取フレーム45Aに立
設固定する左支持パイプ46Aに支持させ、右引起ケー
ス25Bの後面下部を右外側刈取フレーム45Dに立設
固定する左支持パイプ46Bに支持させ、中央引起ケー
ス25Cの後面下部を左内側刈取フレーム45Bに立設
固定する左支持パイプ46Cに支持させると共に、横伝
動ケース42の左右端部上面から前傾姿勢で上方に一体
延出させる左右引起し伝動ケース47A,47Bと横伝
動ケース42の略中央部前面側に固設するベベルギアケ
ース48の上面から前傾姿勢で上方に一体延出させる中
央引起し伝動ケース47Cを設け、左右及び中央の引起
ケース25A,25B,25Cの後面上部を左右及び中
央の引起し伝動ケース47A,47B,47Cの上端に
固設する引起し駆動ケースである左右及び中央のベベル
ギアケース49A,49B,49Cにそれぞれ支持さ
せ、左右及び中央の3つの引起ケース25A,25B,
25Cを刈取部8の前部に後傾姿勢で横に並べて立設支
持している。
【0015】また、左右及び中央のスターホイル27
A,28B,28C及び掻込みベルト28A,28B,
28Cと、右下部搬送チェン30と、左下部搬送チェン
31及び左上部搬送タイン32及び左穂先搬送タイン3
3を刈取フレーム45A,45B,45C,45D及び
引起し伝動ケース47A,47B,47C等に支持させ
ると共に、刈刃29を刈取フレーム45A,45B,4
5C,45Dの後部下側に横架固定されて前バンパフレ
ーム43の長さと略同じ横幅を有する刈刃台50上に組
付けている。
【0016】そして、縦伝動ケース37と機台3の間に
張架する刈取昇降シリンダ51の伸縮動作により、刈取
部8を左右刈取入力ケース40A,40Bを支点に昇降
させるように構成している。
【0017】また、刈取部8の動力は入力部に直進用H
ST52Aと旋回用HST52Bを備えた走行ミッショ
ン36に設けるPTO軸53から取出すもので、エンジ
ン23の出力軸54から直進用HST52Aの油圧ポン
プ軸55にベルト伝動で動力を伝達し、直進用HST5
2Aの油圧ポンプ軸55から旋回用HST52Bの油圧
ポンプ軸56に動力を伝達し、直進用HST52A及び
旋回用HST52Bの各油圧モータを適宜駆動させて動
力を走行ミッション36に伝達させ、左右走行クローラ
2を同一回転方向で同一回転速度で駆動する機体の前後
方向直進走行及び左右クローラ2を逆方向に駆動する左
又は右旋回及び左右走行クローラ2を同一回転方向で異
なる回転速度で駆動する進路修正を行わせるように構成
している。
【0018】そして、左右刈取入力ケース40A,40
Bに刈取入力軸57を内挿し、右刈取入力ケース40B
の右側端部から突出させる刈取入力軸57に刈取入力プ
ーリ58を設け、走行ミッション36のPTO軸53か
ら刈取入力軸57にベルト伝動で、かつ、そのベルト伝
動のテンションローラを刈取クラッチ59として用いて
動力を継断自在に伝達している。刈取クラッチ59は刈
取クラッチレバー22により入切り操作される。また縦
伝動ケース37に縦伝動軸60を内挿すると共に、横伝
動ケース42に横伝動軸61を内挿し、刈取入力軸57
の中間部から縦伝動軸60の上端にベベルギア伝動で動
力を伝達し、縦伝動軸60の下端から横伝動軸61の中
間部にベベルギア伝動で動力を伝達している。また左右
及び中央の引起し伝動ケース47A,47B,47Cに
左右及び中央の引起し伝動軸62A,62B,62Cを
内挿し、横伝動軸61の左右端部から左右引起し伝動軸
62A,62Bの下端に直接ベベルギア伝動で動力を伝
達すると共に、横伝動軸61の中間部からベベルギアを
介して前向きに動力を取出す伝動軸63を設け、伝動軸
63の前端から中央引起し伝動軸62Cの下端にベベル
ギア伝動で動力を伝達し、左右及び中央のベベルギアケ
ース49A,49B,49Cから左右及び中央の引起ケ
ース25A,25B,25Cの上部内側に突出させる左
右及び中央の引起し駆動軸64A,64B,64Cを設
け、左右及び中央の引起し伝動軸62A,62B,62
Cの上端から左右及び中央の引起し駆動軸64A,64
B,64Cにベベルギア伝動で動力を伝達している。ま
た横伝動軸61中間の入力部と右端部の右引起し伝動軸
62Bへの出力部の間の横伝動軸61からベベルギアを
介して上向きに動力を取出して右下部搬送チェン30を
駆動スプロケット65を介して回転駆動させる右下部搬
送駆動軸66を設け、左引起し駆動軸64Aの中間部か
ら同じチェン伝動で、動力を下向きに取出す左下搬送駆
動軸68及び動力を上向きに取出す左上搬送駆動軸69
を設け、左下搬送駆動軸68の下端に設ける駆動スプロ
ケット70を介して左下部搬送チェン31を回転駆動さ
せ、左上搬送駆動軸69の上部に設ける駆動スプロケッ
ト71を介して左上部搬送タイン32を回転駆動させる
と共に、左上搬送駆動軸69の上端からベベルギアを介
してさらに上向きに動力を取出して左穂先搬送タイン3
3を駆動スプロケット72を介して回転駆動させる左穂
先搬送駆動軸73を設けている。尚、左のスターホイル
27A及び掻込みベルト28Aは左下部搬送チェン31
に連動連結されてこれと一体に回転駆動され、右のスタ
ーホイル28B及び掻込みベルト28Bは右下部搬送チ
ェン30に連動連結されてこれと一体に回転駆動され、
中央のスターホイル28C及び掻込みベルト28Cは、
右のスターホイル28Bに中央のスターホイル28Cが
噛合い回転することで回転駆動される。また横伝動ケー
ス42の左右端部前面からは後で説明する刈刃29を駆
動するための左右刈刃駆動軸である左右クランク軸74
A,74Bを内挿する左右刈刃駆動ケース75A,75
Bが前向きに一体延出されると共に、横伝動軸61の左
右端部から左右クランク軸74A,74Bの後端にベベ
ルギア伝動で動力を伝達している。
【0019】また、縦搬送チェン34及び上部搬送タイ
ン35は、チェンケース39の左側面上部から左刈取入
力ケース40Aと平行に突出固定させる筒軸76の端部
に回動自在に嵌合する縦搬送駆動ケース77に後部が支
持され、中間部が図示しない扱深調節機構を介して縦伝
動ケース37に支持され、刈取部8と一体に縦搬送チェ
ン34及び上部搬送タイン35を左右刈取入力ケース4
0A,40Bを支点にして昇降させると共に、刈取部8
とは別に縦搬送チェン34及び上部搬送タイン35のみ
を筒軸76を支点に上下に揺動させる扱深調節動作を行
わせるように構成している。筒軸76に横伝動軸78を
内挿し、刈取入力軸57の左端部から横伝動軸78の右
端部にチェンケース39内のチェン伝動で動力を伝達す
ると共に、縦搬送駆動ケース77に縦搬送チェン34及
び上部搬送タイン35の共通の縦搬送駆動軸79を略上
下方向に軸支し、横伝動軸78の左端部から縦搬送駆動
軸79の中間部にベベルギア伝動で動力を伝達し、縦搬
送駆動軸79の下端に設ける駆動スプロケット80を介
して縦搬送チェン34を回転駆動させ、縦搬送駆動軸7
9の上端に設ける駆動スプロケット81を介して上部搬
送タイン35を回転駆動させている。
【0020】図8は左右及び中央の引起ケースの前方視
図、図9は右と中央の引起ケースの前方視拡大図であ
り、各引起ケース25A,25B,25Cは、引起タイ
ン26A,26B,26Cを一定ピッチで起伏自在に取
付けるタインチェン82を、引起ケース25A,25
B,25Cの内部上側に突出させた引起し駆動軸64
A,64B,64Cに嵌合する上部駆動輪である上部駆
動スプロケット83と、引起ケース25A,25B,2
5Cの内部下側に支軸84aを介して回転自在に軸支す
る下部従動輪である下部従動ローラ84を介して内部に
上下方向に張設し、左と中央の引起ケース25A,25
Cのタインチェン82を前方視で時計方向に所定速度で
回転させ、また右の引起ケース25Bのタインチェン8
2を前方視で反時計方向に他のタインチェン82と同じ
速度で回転させることにより、下部回行部の直前で各引
起タイン26A,26B,26Cをタイン起し85に当
設させてタインチェン82から略直角に起立させると共
に、その起立状態を下部回行部及び上向き直走部を移動
する間図示しないタインガイドを介して保持させ、各引
起タイン26A,26B,26Cを下部回行部及び上向
き直走部で各引起ケース25A,25B,25Cの外部
に突出させ、左引起ケース25Aと中央引起ケース25
Cの間に取入れる左側1条分の未刈穀稈の引起しを、引
起ケース24Aから右向きに突出して下から上に移動す
る左引起タイン26Aにより行い、右引起ケース25B
と中央引起ケース25Cの間に取入れる右側2条分の未
刈穀稈の引起しを、右引起ケース25Bから左向きに突
出して下から上に移動する引起タイン26Bと中央引起
ケース25Cから左向きに突出して下から上に移動する
引起タイン26Cにより行うように構成している。
【0021】また、タインチェン82のテンションロー
ラ86を、駆動スプロケット83の下向き回転側の横側
に、引起し駆動軸64A,64B,64Cを支点に所定
範囲で上下揺動可能で、かつ、図示しないテンションバ
ネ力を常時上方に付勢する図示しないテンションアーム
を介して支持し、テンションローラ86によってタイン
チェン82の弛みを取るようにしている。
【0022】そして、右引起ケース25Bの下部従動ロ
ーラ84の下向き回転側の横側にチェン張出し部材であ
るチェン張出しローラ87を設け、チェン張出しローラ
87と下部従動ローラ84の間に左引起タイン26Bを
下部回行途中で直線的に横移動させる横移動区間88を
形成し、左と中央の引起ケース25A,25Cのタイン
チェン82を上部一輪下部二輪の三点張りで三角形状に
張設するのに対し、右引起ケース25Bのタインチェン
82を上部二輪下部二輪の四点張りで四角形状に張設
し、最も既刈側の右引起ケース25Bにおける引起タイ
ン26B先端の下部回行半径を引起し作用側と反対側で
ある既刈側に延ばし、左引起タイン26Aの下部回行部
における未刈穀稈の掻込み(取込み)作用範囲を引起し
作用側と反対側である既刈側に拡張し、最も既刈側の未
刈穀稈の引起し不良による刈残しを防止するように構成
するもので、このとき、チェン張出しローラ87を設け
た右引起ケース25Bのタインチェン82を、チェン張
出しローラ87を設けていない左及び中央の引起ケース
25A,25Cのタインチェン82と同じものを使用
し、かつ、チェン張出しローラ87を設けた引起ケース
25Bの引起タイン25Bとチェン張出しローラ87を
設けていない引起ケース25A,25Cの引起タイン2
6A,26Bとの相対位置をずらすことなく一定に保つ
ために、右引起ケース25Bの上部駆動スプロケット8
3の上向き回転から下向き回転に転じる点から下部従動
ローラ84の下向き回転から上向き回転に転じる点まで
の距離が、右引起ケース25Bにチェン張出しローラ8
7を設けたことによって、チェン張出しローラ87を設
けていない左及び中央の引起ケース25A,25Cの上
部駆動スプロケット83の上向き回転から下向き回転に
転じる点から下部従動ローラ84の下向き回転から上向
き回転に転じる点までの距離より長くなる寸法Tだけ、
チェン張出しローラ87を設けた右引起ケース25Bの
上部駆動スプロケット83及びテンションローラ86
を、チェン張出しローラ87を設けていない左及び中央
の引起ケース25A,25Cの上部駆動スプロケット8
3及びテンションローラ86より低い位置に設けてい
る。
【0023】図10は刈刃の部分拡大平面図、図11は
刈刃の駆動説明図、図12は刈刃のナイフヘッド部の断
面図であり、図5及び図6にも示すように、刈刃29
は、4条分の刈幅を有する一枚の固定刃部89と、固定
刃部89の上に重ね合わせる4条分の刈幅を有する可動
刃部を略中央部で左右に分割して形成する略2条分の刈
幅を有する左右の可動刃部90A,90Bからなり、固
定刃部89は刈刃台50に多数の固定刃91を一定ピッ
チでリベット止めしてなり、左右の可動刃部90A,9
0Bは刈刃台50の略半分の横幅を有するナイフバー9
2と、ナイフバー92の端から端に固定刃91と同じピ
ッチでリベット止めする多数の可動刃93と、数枚の可
動刃93と共にナイフバー92にリベット止めするナイ
フヘッド94からなり、刈刃台50にボルト・ナットで
摩擦板及び調整板と共に締付け固定する複数の刃押え9
5によって、左右の可動刃部90A,90Bを固定刃部
89の上面に機体左右方向にのみ往復移動自在に重合支
持している。
【0024】また、横伝動ケース42の左端部前面から
左可動刃部90Aを往復駆動させる左刈刃駆動軸である
左クランク軸74Aの主軸(ジャーナル)96Aを内挿
する左刈刃駆動ケース75Aを前向きに一体延出させる
と共に、横伝動ケース42の右端部前面から右可動刃部
90Bを往復駆動させる左刈刃駆動軸である左クランク
軸74Bの主軸(ジャーナル)96Bを内挿する左刈刃
駆動ケース75Bを前向きに一体延出させ、また左刈刃
駆動ケース75Aの前端から突出させる左クランク軸7
4Aの主軸96Aの前端に左クランク軸74Aのクラン
クアーム97Aの基端を嵌合固定し、クランクアーム9
7Aの先端から主軸96Aと平行に左クランク軸74A
のクランクピン98Aを前方に向けて突出させると共
に、右刈刃駆動ケース75Bの前端から突出させる右ク
ランク軸74Bの主軸96Bの前端に右クランク軸74
Bのクランクアーム97Bの基端を嵌合固定し、クラン
クアーム97Bの先端から主軸96Bと平行に右クラン
ク軸74Bのクランクピン98Bを前方に向けて突出さ
せ、また左クランク軸74Aの主軸96Aの後端を横伝
動ケース42の左端部内側に臨ませ、横伝動軸61の左
端部に左クランク軸74Aの主軸96Aの後端をベベル
ギア99A,99Bを介して連動連結させると共に、右
クランク軸74Bの主軸96Bの後端を横伝動ケース4
2の右端部内側に臨ませ、横伝動軸61の右端部に右ク
ランク軸74Bの主軸96Bの後端を前記ベベルギア9
9A,99Bと同じ方向で噛合わせるベベルギア100
A,100B介して連動連結させ、主軸96A及びクラ
ンクアーム97A及びクランクピン98Aからなる左ク
ランク軸74Aと主軸96B及びクランクアーム97B
及びクランクピン98Bからなる左クランク軸74Aと
同じ右クランク軸74Bを同じ一方向に同速度で回転さ
せ、かつ、左クランク軸74Aのクランクピン98Aの
回転位置と右クランク軸74Bのクランクピン98Bの
回転位置が180度又は略180度異なるように、左右
のクランク軸74A,74Bの位相を180度又は略1
80度異ならせて、同じ一方向に同速度で回転させる。
【0025】そして、左右の可動刃部90Aのナイフヘ
ッド94後端に開放部を後方に向ける断面コの字形のガ
イドレール101を左右クランク軸74A,74Bの主
軸96A,96Bと直角に立設固定させ、左右のクラン
ク軸74A,74Bの位相を180度又は略180度異
ならせた状態で、左クランク軸74Aのクランクピン9
8Aをベアリング102Aを介して嵌合させると共に、
右クランク軸74Bのクランクピン98Bをベアリング
102Bを介して嵌合させ、位相を180度又は略18
0度異ならせて同じ一方向に同速度で回転させる左右の
クランク軸74A,74Bにより、左右の可動刃部90
A,90Bを相反する方向に往復駆動させ、バリカン型
の刈刃29による左右方向の振動と共に、クランク軸7
4A,74Bと直交する方向の振動も同時に低下させる
ように構成している。
【0026】また、左右のクランク軸74A,74Bの
クランクピン98A,98Bの軸芯の回転軌跡が固定刃
部89と左右の可動刃部90A,90Bの合せ面103
より上方にできるように、左右のクランク軸74A,7
4Bを固定刃部89と左右の可動刃部90A,90Bの
合せ面103より上方で回転させ、左右の可動刃部90
A,90Bにこの刃先を固定刃部89から持ち上げる力
をかけて切断性能を低下させるのを防止するように構成
している。
【0027】また、横伝動ケース42の左端部前面から
左可動刃部90Aを往復駆動させる左刈刃駆動軸である
左クランク軸74Aの主軸(ジャーナル)96Aを内挿
する左刈刃駆動ケース75Aを前向きに一体延出させる
と共に、横伝動ケース42の右端部前面から右可動刃部
90Bを往復駆動させる左刈刃駆動軸である左クランク
軸74Bの主軸(ジャーナル)96Bを内挿する左刈刃
駆動ケース75Bを前向きに一体延出させ、左右のクラ
ンク軸74A,74B部全体を引起し後の穀稈を掻込む
掻込み部材である左右のスターホイル27A,27Bの
下方に配設し、左右のクランク軸74A,74B部に刈
稈が引っかかる等して搬送性能を低下させるのを防止す
ると共に、左右のクランク軸74A,74B部に藁屑が
付着したり巻付くのを防止するように構成している。
【0028】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、未刈穀稈を引起す左右及び中央の引起ケース25
A,25B,25Cを備え、左引起ケース25Aと中央
引起ケース25Cの間に1条分の未刈穀稈を取入れ、右
引起ケース25Bと中央引起ケース25Cの間に2条分
の未刈穀稈を取入れるコンバインの刈取装置において、
左及び中央引起ケース25A,25Cのタインチェン8
2下部を1輪84で巻回し、右引起ケース25Bのタイ
ンチェン82下部を2輪84,87で巻回すことによ
り、最も既刈側の右引起ケース25Bにおける引起タイ
ン26B先端の下部回行半径を既刈側に延ばし、最も既
刈側の未刈穀稈の引起し不良による刈残しを防止できる
効果を奏するものである。
【0029】また、引起タイン26を取付けたチェン8
2を、上部駆動輪83と下部従動輪84を介して内部に
張設し、チェン82を回転させて各引起タイン26を下
部回行部及び上向き直走部で外部に突出させて未刈穀稈
に作用させる引起ケース25を複数備えたコンバインの
刈取装置において、所定の引起ケース25Bの下部従動
輪84の横側に、チェン張出し部材87を設けると共
に、下部従動輪84横側へチェン張出し部材87を設け
た引起ケース25Bの上部駆動輪83を、下部従動輪8
4横側へチェン張出し部材87を設けない引起ケース2
5A,25Cの上部駆動輪83より低い位置に設けるこ
とにより、例えば最も既刈側の右引起ケース25Bにお
ける引起タイン26B先端の下部回行半径を既刈側に延
ばし、最も既刈側の未刈穀稈の引起し不良による刈残し
を防止できると共に、これをチェン張出し部材87を設
けていない引起ケース25A,25Cのチェン82と同
じチェン82を使用して、しかもチェン張出し部材87
を設けた引起ケース25Bの引起タイン26Bとチェン
張出し部材87を設けていない引起ケース25A,25
Cの引起タイン26A,26Cとの相対位置をずらすこ
となく一定に保って行い、コストの上昇及び引起し性能
の低下も同時に防止できる効果を奏するものである。
【0030】また、引起タイン26を取付けたチェン8
2を、上部駆動輪83と下部従動輪84を介して内部に
張設し、チェン82を回転させて各引起タイン26を下
部回行部及び上向き直走部で外部に突出させて未刈穀稈
に作用させる左右及び中央の引起ケース25A,25
B,25Cを備え、左引起ケース25Aと中央引起ケー
ス25Cの間に1条分の未刈穀稈を取入れ、右引起ケー
ス25Bと中央引起ケース25Cの間に2条分の未刈穀
稈を取入れるコンバインの刈取装置において、右引起ケ
ース25Bの下部従動輪84の横側に、チェン張出し部
材87を設け、左及び中央引起ケース25A,25Cの
タインチェン82下部を1輪84で巻回し、右引起ケー
ス25Bのタインチェン82下部を2輪84,87で巻
回すと共に、右引起ケース25Bの上部駆動輪83を、
左及び中央引起ケース25A,25Cの上部駆動輪83
より低い位置に設けることにより、最も既刈側の右引起
ケース25Bにおける引起タイン26B先端の下部回行
半径を既刈側に延ばし、最も既刈側の未刈穀稈の引起し
不良による刈残しを防止できると共に、これをチェン張
出し部材87を設けていない引起ケース25A,25C
のチェン82と同じチェン82を使用して、しかもチェ
ン張出し部材87を設けた引起ケース25Bの引起タイ
ン26Bとチェン張出し部材87を設けていない引起ケ
ース25A,25Cの引起タイン26A,26Cとの相
対位置をずらすことなく一定に保って行い、コストの上
昇及び引起し性能の低下も同時に防止できる効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図
【図2】 コンバインの平面図
【図3】 コンバインの正面図
【図4】 刈取部の側面図
【図5】 刈取部の平面図
【図6】 刈取部前部の拡大平面図
【図7】 刈取部の駆動系統図
【図8】 左右及び中央の引起ケースの前方視図
【図9】 右と中央の引起ケースの前方視拡大図
【図10】刈刃の部分拡大平面図
【図11】刈刃の駆動説明図
【図12】刈刃のナイフヘッド部の断面図
【符号の説明】
25A,25B,25C 引起ケース 26A,26B,26C 引起タイン 82 チェン 83 上部駆動輪(上部駆動スプロケット) 84 下部従動輪(下部従動ローラ) 87 チェン張出し部材(チェン張出しローラ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津島 茂 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株 式会社内 (72)発明者 新福 勇一 大阪市北区茶屋町1番32号ヤンマー農機株 式会社内 Fターム(参考) 2B081 AA01 BB05 CC17 DD07 DD57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未刈穀稈を引起す左右及び中央の引起ケ
    ースを備え、左引起ケースと中央引起ケースの間に1条
    分の未刈穀稈を取入れ、右引起ケースと中央引起ケース
    の間に2条分の未刈穀稈を取入れるコンバインの刈取装
    置において、左及び中央引起ケースのタインチェン下部
    を1輪で巻回し、右引起ケースのタインチェン下部を2
    輪で巻回すことを特徴とするコンバインの刈取装置。
  2. 【請求項2】 引起タインを取付けたチェンを、上部駆
    動輪と下部従動輪を介して内部に張設し、チェンを回転
    させて各引起タインを下部回行部及び上向き直走部で外
    部に突出させて未刈穀稈に作用させる引起ケースを複数
    備えたコンバインの刈取装置において、所定の引起ケー
    スの下部従動輪の横側に、チェン張出し部材を設けると
    共に、下部従動輪横側へチェン張出し部材を設けた引起
    ケースの上部駆動輪を、下部従動輪横側へチェン張出し
    部材を設けない引起ケースの上部駆動輪より低い位置に
    設けることを特徴とするコンバインの刈取装置。
  3. 【請求項3】 引起タインを取付けたチェンを、上部駆
    動輪と下部従動輪を介して内部に張設し、チェンを回転
    させて各引起タインを下部回行部及び上向き直走部で外
    部に突出させて未刈穀稈に作用させる左右及び中央の引
    起ケースを備え、左引起ケースと中央引起ケースの間に
    1条分の未刈穀稈を取入れ、右引起ケースと中央引起ケ
    ースの間に2条分の未刈穀稈を取入れるコンバインの刈
    取装置において、右引起ケースの下部従動輪の横側に、
    チェン張出し部材を設け、左及び中央引起ケースのタイ
    ンチェン下部を1輪で巻回し、右引起ケースのタインチ
    ェン下部を2輪で巻回すと共に、右引起ケースの上部駆
    動輪を、左及び中央引起ケースの上部駆動輪より低い位
    置に設けることを特徴とするコンバインの刈取装置。
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