JP2002310697A - 車両用高さ制限警告装置 - Google Patents
車両用高さ制限警告装置Info
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- JP2002310697A JP2002310697A JP2001113072A JP2001113072A JP2002310697A JP 2002310697 A JP2002310697 A JP 2002310697A JP 2001113072 A JP2001113072 A JP 2001113072A JP 2001113072 A JP2001113072 A JP 2001113072A JP 2002310697 A JP2002310697 A JP 2002310697A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンダーパス等の高さ制限地点に対し車高が
高さ制限値を超える場合に運転者に警告を発生する。 【解決手段】 車両が走行している道路において車両が
高さ制限地点に接近しているか否かを判定(ステップ1
01)し、車両が高さ制限地点に接近しているときに
は、地図データ記憶媒体からその高さ制限地点に対応し
て記憶されている高さ制限値を読み取り(ステップ10
2)、次に車高の設定を行い(ステップ103)、設定
された車高が高さ制限値を超えるか否かを判定(ステッ
プ104)し、車高が高さ制限値を超えるときには、警
告音声を発生させ(ステップ105)、またラジオアン
テナが伸びている場合にはラジオアンテナを格納させる
(ステップ106)。
高さ制限値を超える場合に運転者に警告を発生する。 【解決手段】 車両が走行している道路において車両が
高さ制限地点に接近しているか否かを判定(ステップ1
01)し、車両が高さ制限地点に接近しているときに
は、地図データ記憶媒体からその高さ制限地点に対応し
て記憶されている高さ制限値を読み取り(ステップ10
2)、次に車高の設定を行い(ステップ103)、設定
された車高が高さ制限値を超えるか否かを判定(ステッ
プ104)し、車高が高さ制限値を超えるときには、警
告音声を発生させ(ステップ105)、またラジオアン
テナが伸びている場合にはラジオアンテナを格納させる
(ステップ106)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンダーパス等の
高さ制限地点(高さ制限がある地点)において車高が高
さ制限値を超える場合に運転者に警告を発生する車両用
高さ制限警告装置に関する。
高さ制限地点(高さ制限がある地点)において車高が高
さ制限値を超える場合に運転者に警告を発生する車両用
高さ制限警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、特開平10
−315888号公報の「車両用上方障害物警報装置」
がある。このものでは、CCDカメラにより車両進行方
向の画像を取り込み、その画像から車両が上方障害物と
接触・衝突する可能性があると判定すると、警報を発生
するようにしている。
−315888号公報の「車両用上方障害物警報装置」
がある。このものでは、CCDカメラにより車両進行方
向の画像を取り込み、その画像から車両が上方障害物と
接触・衝突する可能性があると判定すると、警報を発生
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
よれば、CCDカメラおよびそれによる画像を認識する
装置などが必要になる。
よれば、CCDカメラおよびそれによる画像を認識する
装置などが必要になる。
【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、そのよ
うな装置を必要とせずに、高さ制限地点に対する警告を
発生できるようにすることを目的とする。
うな装置を必要とせずに、高さ制限地点に対する警告を
発生できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、記憶手段に記憶された
高さ制限地点に基づき、車両が高さ制限地点に接近して
いるか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判
定手段によって車両が高さ制限地点に接近していること
が判定されたとき、その高さ制限地点に対応して記憶手
段に記憶されている高さ制限値により、当該車両の車高
がその高さ制限値を超えるか否かを判定する第2の判定
手段と、この第2の判定手段によって当該車両の車高が
高さ制限値を超えることが判定されたとき、運転者に警
告を発生する警告発生手段とを備えたことを特徴として
いる。
め、請求項1に記載の発明では、記憶手段に記憶された
高さ制限地点に基づき、車両が高さ制限地点に接近して
いるか否かを判定する第1の判定手段と、この第1の判
定手段によって車両が高さ制限地点に接近していること
が判定されたとき、その高さ制限地点に対応して記憶手
段に記憶されている高さ制限値により、当該車両の車高
がその高さ制限値を超えるか否かを判定する第2の判定
手段と、この第2の判定手段によって当該車両の車高が
高さ制限値を超えることが判定されたとき、運転者に警
告を発生する警告発生手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0006】この発明によれば、記憶手段に記憶された
高さ制限地点とその地点の高さ制限値に基づいて、車両
が高さ制限地点に接近したときにその高さ制限地点を通
過できる否かを判定しているため、CCDカメラ、画像
を認識する装置等を用いなくても、高さ制限地点に対す
る警告を発生することができる。
高さ制限地点とその地点の高さ制限値に基づいて、車両
が高さ制限地点に接近したときにその高さ制限地点を通
過できる否かを判定しているため、CCDカメラ、画像
を認識する装置等を用いなくても、高さ制限地点に対す
る警告を発生することができる。
【0007】なお、請求項2に記載の発明のように、高
さ制限地点を地図構成要素とするナビゲーション用の地
図データを用いれば、ナビゲーションの機能を利用して
高さ制限地点に対する接近等の判定を容易に行うことが
できる。
さ制限地点を地図構成要素とするナビゲーション用の地
図データを用いれば、ナビゲーションの機能を利用して
高さ制限地点に対する接近等の判定を容易に行うことが
できる。
【0008】また、請求項3に記載の発明のように、ア
ンテナが伸びた位置にあるときに、アンテナの先端位置
の高さに車高を設定し、このときに車高が高さ制限値を
超えることを判定すると、アンテナを少なくとも高さ制
限値より低い位置まで下降させるようにすれば、アンテ
ナが高さ制限地点における上方障害物に接触・衝突する
のを回避することができる。
ンテナが伸びた位置にあるときに、アンテナの先端位置
の高さに車高を設定し、このときに車高が高さ制限値を
超えることを判定すると、アンテナを少なくとも高さ制
限値より低い位置まで下降させるようにすれば、アンテ
ナが高さ制限地点における上方障害物に接触・衝突する
のを回避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態に係
る車両用高さ制限警告装置の構成を示す。なお、この実
施形態では、車両用高さ制限警告装置として車両用ナビ
ゲーション装置を用い、このナビゲーション装置に高さ
制限機能を持たせたものとなっている。
る車両用高さ制限警告装置の構成を示す。なお、この実
施形態では、車両用高さ制限警告装置として車両用ナビ
ゲーション装置を用い、このナビゲーション装置に高さ
制限機能を持たせたものとなっている。
【0010】ナビゲーション装置は、車両の現在位置を
検出するための位置検出器1を有している。この位置検
出器1は、地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離
センサ4、GPS受信機5から構成されている。また、
ナビゲーション装置は、CDROM−ROM、DVD−
ROM等の地図データ記憶媒体(記憶手段)6aから地
図データを読み取る地図データ入力器6と、ナビゲーシ
ョンに必要な各種操作を行うための操作スイッチ群7
と、ナビゲーションに必要な各種処理を実行する制御回
路8と、地図等の表示を行う表示装置9と、音声発生を
行う音声発生装置10と、リモコン12からの信号を受
信するリモコンセンサ11などを備えている。
検出するための位置検出器1を有している。この位置検
出器1は、地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離
センサ4、GPS受信機5から構成されている。また、
ナビゲーション装置は、CDROM−ROM、DVD−
ROM等の地図データ記憶媒体(記憶手段)6aから地
図データを読み取る地図データ入力器6と、ナビゲーシ
ョンに必要な各種操作を行うための操作スイッチ群7
と、ナビゲーションに必要な各種処理を実行する制御回
路8と、地図等の表示を行う表示装置9と、音声発生を
行う音声発生装置10と、リモコン12からの信号を受
信するリモコンセンサ11などを備えている。
【0011】このナビゲーション装置において、制御回
路8は、地図データ記憶媒体6aから地図データを読み
出し、読み出した地図データと車両の現在位置に基づい
て走行案内(この走行案内には、目的地に対する経路案
内を含む)を行う機能の他、アンダーパス等の高さ制限
地点に対し車高が高さ制限値を超える場合に運転者に警
告を発生させる機能を備えている。このため、地図記憶
媒体6aには、高さ制限地点を地図構成要素とする地図
データが記憶されており、さらにその高さ制限地点に対
応して高さ制限値が記憶されている。
路8は、地図データ記憶媒体6aから地図データを読み
出し、読み出した地図データと車両の現在位置に基づい
て走行案内(この走行案内には、目的地に対する経路案
内を含む)を行う機能の他、アンダーパス等の高さ制限
地点に対し車高が高さ制限値を超える場合に運転者に警
告を発生させる機能を備えている。このため、地図記憶
媒体6aには、高さ制限地点を地図構成要素とする地図
データが記憶されており、さらにその高さ制限地点に対
応して高さ制限値が記憶されている。
【0012】また、上記した警告を行うに際し、ラジオ
アンテナが伸びた位置にあるときには、制御回路8から
ラジオアンテナ制御装置20に格納指令が出力される。
このことにより、ラジオアンテナが格納位置に格納さ
れ、ラジオアンテナが上方障害物に衝突しないようにす
ることができる。なお、この実施形態では、ラジオアン
テナ制御装置20は、ラジオスイッチの操作に応じて、
ラジオアンテナを、伸びた位置(先端が車両のルーフよ
り高くなる位置)と、格納位置のいずれかにする。
アンテナが伸びた位置にあるときには、制御回路8から
ラジオアンテナ制御装置20に格納指令が出力される。
このことにより、ラジオアンテナが格納位置に格納さ
れ、ラジオアンテナが上方障害物に衝突しないようにす
ることができる。なお、この実施形態では、ラジオアン
テナ制御装置20は、ラジオスイッチの操作に応じて、
ラジオアンテナを、伸びた位置(先端が車両のルーフよ
り高くなる位置)と、格納位置のいずれかにする。
【0013】以下、上記した、アンダーパス等の高さ制
限地点に対し車高が高さ制限値を超える場合に運転者に
警告を発生させる機能について、図2に示す制御回路8
の処理を参照して説明する。
限地点に対し車高が高さ制限値を超える場合に運転者に
警告を発生させる機能について、図2に示す制御回路8
の処理を参照して説明する。
【0014】制御回路8は、図2に示す処理を繰り返し
実行している。制御回路8は、まず車両が走行している
道路(経路案内を行っているときには経路案内の対象と
なっている道路)において車両が高さ制限地点に接近し
ているか否かを判定する(ステップ101)。車両の現
在位置および車両が走行している道路は、ナビゲーショ
ンの走行案内機能において把握されており、また高さ制
限地点はナビゲーションに用いる地図データを構成する
ものであるため、車両の現在位置と高さ制限地点との関
係から車両が高さ制限地点に接近しているか否かを判定
することができる。
実行している。制御回路8は、まず車両が走行している
道路(経路案内を行っているときには経路案内の対象と
なっている道路)において車両が高さ制限地点に接近し
ているか否かを判定する(ステップ101)。車両の現
在位置および車両が走行している道路は、ナビゲーショ
ンの走行案内機能において把握されており、また高さ制
限地点はナビゲーションに用いる地図データを構成する
ものであるため、車両の現在位置と高さ制限地点との関
係から車両が高さ制限地点に接近しているか否かを判定
することができる。
【0015】車両が高さ制限地点に接近しているときに
は、地図データ記憶媒体6aから地図データ入力器6を
介してその高さ制限地点に対応して記憶されている高さ
制限値を読み取る(ステップ102)。次に、車高の設
定を行う(ステップ103)。この場合、ラジオアンテ
ナ制御装置20からラジオアンテナの状態を示す情報を
得、ラジオアンテナが格納位置にあるときには、車高を
当該車両に予め設定された値に設定し、ラジオアンテナ
が伸びた位置にあるときには、車高をラジオアンテナの
先端位置の高さ(これも当該車両において予め設定され
た値となっている)に設定する。また、ユーザが操作ス
イッチ群7等の操作によって車高を数値等で設定してい
る場合には、それを車高として設定する。これは、スキ
ーキャリアが搭載されていたり、あるいはサンルーフか
ら長尺物が突出しているような場合に、それに対応した
車高が設定できるようにするためである。
は、地図データ記憶媒体6aから地図データ入力器6を
介してその高さ制限地点に対応して記憶されている高さ
制限値を読み取る(ステップ102)。次に、車高の設
定を行う(ステップ103)。この場合、ラジオアンテ
ナ制御装置20からラジオアンテナの状態を示す情報を
得、ラジオアンテナが格納位置にあるときには、車高を
当該車両に予め設定された値に設定し、ラジオアンテナ
が伸びた位置にあるときには、車高をラジオアンテナの
先端位置の高さ(これも当該車両において予め設定され
た値となっている)に設定する。また、ユーザが操作ス
イッチ群7等の操作によって車高を数値等で設定してい
る場合には、それを車高として設定する。これは、スキ
ーキャリアが搭載されていたり、あるいはサンルーフか
ら長尺物が突出しているような場合に、それに対応した
車高が設定できるようにするためである。
【0016】次に、上記のようにして設定された車高が
ステップ102で読み取った高さ制限値を超えるか否か
を判定する(ステップ104)。車高が高さ制限値を超
えるときには、警告音声を発生させるための指令を音声
発生装置10に出力する(ステップ105)。また、ラ
ジオアンテナが伸びた位置にあるときには、ラジオアン
テナを格納位置に格納させるための指令をラジオアンテ
ナ制御装置20に出力する(ステップ106)。このこ
とにより、車両の運転者は、前方の高さ制限地点に注意
し、車両が通過できない場合には、迂回するなどの方法
を取り、またラジオアンテナを格納させたことによって
通過可能である場合には、その高さ制限地点を通過す
る。
ステップ102で読み取った高さ制限値を超えるか否か
を判定する(ステップ104)。車高が高さ制限値を超
えるときには、警告音声を発生させるための指令を音声
発生装置10に出力する(ステップ105)。また、ラ
ジオアンテナが伸びた位置にあるときには、ラジオアン
テナを格納位置に格納させるための指令をラジオアンテ
ナ制御装置20に出力する(ステップ106)。このこ
とにより、車両の運転者は、前方の高さ制限地点に注意
し、車両が通過できない場合には、迂回するなどの方法
を取り、またラジオアンテナを格納させたことによって
通過可能である場合には、その高さ制限地点を通過す
る。
【0017】なお、ラジオアンテナを格納させた場合に
は、ステップ106において、車両がその高さ制限地点
を通過したこと、あるいは迂回したことを判定して、ラ
ジオアンテナを元の状態に戻すようにする。
は、ステップ106において、車両がその高さ制限地点
を通過したこと、あるいは迂回したことを判定して、ラ
ジオアンテナを元の状態に戻すようにする。
【0018】また、上記した警告およびラジオアンテナ
の格納は、以下の場合にも行われる。すなわち、ユーザ
が上方に障害物がある地点を操作スイッチ群7等の操作
によって予め登録しておいた場合には、車両がそのユー
ザ登録地点に接近しているか否かを判定し(ステップ1
07)、車両がそのユーザ登録地点に接近すると、上記
した警告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている
場合にはラジオアンテナを格納させる。なお、ラジオア
ンテナを格納させたときには、ステップ106におい
て、車両がそのユーザ登録地点を通過したことを判定し
て、ラジオアンテナを元の状態に戻すようにする。
の格納は、以下の場合にも行われる。すなわち、ユーザ
が上方に障害物がある地点を操作スイッチ群7等の操作
によって予め登録しておいた場合には、車両がそのユー
ザ登録地点に接近しているか否かを判定し(ステップ1
07)、車両がそのユーザ登録地点に接近すると、上記
した警告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている
場合にはラジオアンテナを格納させる。なお、ラジオア
ンテナを格納させたときには、ステップ106におい
て、車両がそのユーザ登録地点を通過したことを判定し
て、ラジオアンテナを元の状態に戻すようにする。
【0019】また、車両の後退時を検出する図示しない
後退検出スイッチからの信号により車両が後退している
ことを判定(ステップ108)したときにも、上記した
警告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている場合
にはラジオアンテナを格納させる。車両の後退時には、
運転者が後方視界にのみ注意しているため、運転者に注
意を喚起し、またラジオアンテナを格納させても何ら実
害がないからである。なお、ラジオアンテナを格納させ
たときには、ステップ106において、後退検出スイッ
チから車両の後退時である信号が出力されなくなったこ
とを判定して、ラジオアンテナを元の状態に戻すように
する。
後退検出スイッチからの信号により車両が後退している
ことを判定(ステップ108)したときにも、上記した
警告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている場合
にはラジオアンテナを格納させる。車両の後退時には、
運転者が後方視界にのみ注意しているため、運転者に注
意を喚起し、またラジオアンテナを格納させても何ら実
害がないからである。なお、ラジオアンテナを格納させ
たときには、ステップ106において、後退検出スイッ
チから車両の後退時である信号が出力されなくなったこ
とを判定して、ラジオアンテナを元の状態に戻すように
する。
【0020】また、車両が駐車場等の施設に進入したこ
とを判定(ステップ109)したときにも、上記した警
告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている場合に
はラジオアンテナを格納させる。車両が駐車場等の施設
に進入したときには、高さ制限をしている場合があり、
それに対応するためである。また、高さ制限がなくても
そのような施設に進入する場合に、運転者に注意を喚起
し、またラジオアンテナを格納させても何ら実害がない
からである。なお、ラジオアンテナを格納させたときに
は、ステップ106において、車両が駐車場等の施設か
ら出たことを判定して、ラジオアンテナを元の状態に戻
すようにする。
とを判定(ステップ109)したときにも、上記した警
告を発生させ、またラジオアンテナが伸びている場合に
はラジオアンテナを格納させる。車両が駐車場等の施設
に進入したときには、高さ制限をしている場合があり、
それに対応するためである。また、高さ制限がなくても
そのような施設に進入する場合に、運転者に注意を喚起
し、またラジオアンテナを格納させても何ら実害がない
からである。なお、ラジオアンテナを格納させたときに
は、ステップ106において、車両が駐車場等の施設か
ら出たことを判定して、ラジオアンテナを元の状態に戻
すようにする。
【0021】上記した実施形態では、車高が高さ制限値
を超える高さ制限地点等においてラジオアンテナを格納
させるものを示したが、サンルーフを、警告を発した上
で閉めるようにしてもよい。これは、サンルーフから搭
乗者が顔、手等を出している場合があるからである。
を超える高さ制限地点等においてラジオアンテナを格納
させるものを示したが、サンルーフを、警告を発した上
で閉めるようにしてもよい。これは、サンルーフから搭
乗者が顔、手等を出している場合があるからである。
【0022】また、警告を音声を用いて行うものを示し
たが、ブザー等により警告を行うようにしてもよい。
たが、ブザー等により警告を行うようにしてもよい。
【0023】また、本発明に係る車両用高さ制限警告装
置は、上記した車両用ナビゲーション装置とは別に独立
して構成されるものであってもよい。この場合、車両用
ナビゲーション装置を介して車両の現在位置、高さ制限
地点およびその高さ制限値等の情報を入手するようにす
ればよい。
置は、上記した車両用ナビゲーション装置とは別に独立
して構成されるものであってもよい。この場合、車両用
ナビゲーション装置を介して車両の現在位置、高さ制限
地点およびその高さ制限値等の情報を入手するようにす
ればよい。
【0024】なお、上記した実施形態において、ステッ
プ101の処理が、車両が走行している道路において車
両が高さ制限地点に接近しているか否かを判定する第1
の判定手段に相当し、ステップ104の処理が、車両の
車高がその高さ制限値を超えるか否かを判定する第2の
判定手段に相当し、ステップ105の処理および音声発
生装置10が、運転者に警告を発生する警告発生手段に
相当する。また、ステップ103の処理が、車高を設定
する車高設定手段に相当し、ステップ106の処理が、
アンテナを少なくとも高さ制限値より低い位置まで下降
させる手段に相当する。なお、それ以外の図2中の各ス
テップの処理は、それぞれの機能を実現する手段として
把握される。
プ101の処理が、車両が走行している道路において車
両が高さ制限地点に接近しているか否かを判定する第1
の判定手段に相当し、ステップ104の処理が、車両の
車高がその高さ制限値を超えるか否かを判定する第2の
判定手段に相当し、ステップ105の処理および音声発
生装置10が、運転者に警告を発生する警告発生手段に
相当する。また、ステップ103の処理が、車高を設定
する車高設定手段に相当し、ステップ106の処理が、
アンテナを少なくとも高さ制限値より低い位置まで下降
させる手段に相当する。なお、それ以外の図2中の各ス
テップの処理は、それぞれの機能を実現する手段として
把握される。
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用高さ制限警告
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図2】図1中の制御回路8の処理を示すフローチャー
トである。
トである。
1…位置検出器、6a…地図記憶媒体、6…地図データ
入力器、7…操作スイッチ群、8…制御回路、9…表示
装置、10…音声発生装置、20…ラジオアンテナ制御
装置。
入力器、7…操作スイッチ群、8…制御回路、9…表示
装置、10…音声発生装置、20…ラジオアンテナ制御
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G08G 1/0969 1/16 1/16 C G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB22 HC08 HC31 HC35 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AB12 AC02 AC09 AC18 5H180 AA01 BB13 CC12 DD04 DD05 FF22 FF25 FF33 LL01 LL07
Claims (3)
- 【請求項1】 記憶手段に記憶された高さ制限地点に基
づき、車両が高さ制限地点に接近しているか否かを判定
する第1の判定手段と、 この第1の判定手段によって前記車両が高さ制限地点に
接近していることが判定されたとき、その高さ制限地点
に対応して前記記憶手段に記憶されている高さ制限値に
より、当該車両の車高がその高さ制限値を超えるか否か
を判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段によって当該車両の車高が高さ制限
値を超えることが判定されたとき、運転者に警告を発生
する警告発生手段とを備えたことを特徴とする車両用高
さ制限警告装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段は、前記高さ制限地点を地
図構成要素とするナビゲーション用の地図データを記憶
するものであり、前記高さ制限地点に対応してその高さ
制限値が前記記憶手段に記憶されていることを特徴とす
る請求項1に記載の車両用高さ制限警告装置。 - 【請求項3】 前記車両には伸縮可能なアンテナが搭載
されており、前記アンテナが伸びた位置にあるときに、
前記車高を前記アンテナの先端位置の高さに設定する車
高設定手段と、この設定時に前記第2の判定手段によっ
て当該車両の車高が高さ制限値を超えることが判定され
たとき、前記アンテナを少なくとも前記高さ制限値より
低い位置まで下降させる手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の車両用高さ制限警告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113072A JP2002310697A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 車両用高さ制限警告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113072A JP2002310697A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 車両用高さ制限警告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310697A true JP2002310697A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18964361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113072A Pending JP2002310697A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 車両用高さ制限警告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002310697A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004264115A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Sanyo Electric Co Ltd | ナビゲーション装置 |
JP2005075616A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Nippon Yusoki Co Ltd | 荷役車両の安全装置 |
EP2431959A1 (en) * | 2010-09-21 | 2012-03-21 | Scania CV AB | Safety system for a vehicle |
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JPWO2018225172A1 (ja) * | 2017-06-07 | 2019-11-07 | 学校法人千葉工業大学 | 自走式掃除機 |
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JP2021010761A (ja) * | 2020-10-12 | 2021-02-04 | 学校法人千葉工業大学 | 自走式掃除機 |
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