JP2002189513A - 設備管理方法及び安否確認方法及び設備管理サーバ - Google Patents
設備管理方法及び安否確認方法及び設備管理サーバInfo
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- JP2002189513A JP2002189513A JP2001227679A JP2001227679A JP2002189513A JP 2002189513 A JP2002189513 A JP 2002189513A JP 2001227679 A JP2001227679 A JP 2001227679A JP 2001227679 A JP2001227679 A JP 2001227679A JP 2002189513 A JP2002189513 A JP 2002189513A
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Abstract
対する処置を的確に実施できる設備管理方法を提供す
る。 【解決手段】プラント管理サーバ14から携帯情報端末
20に設備の点検作業を指示する。指示に従って行った
点検作業で得られた情報が、携帯情報端末20を介して
プラント管理サーバ14に送信される。例えば点検結果
に異常があれば、プラント管理サーバ14は、原因究明
手順に沿った指示を携帯情報端末20に与える。
Description
用したプラント等における設備管理方法、携帯情報端末
を用いた安否確認方法及び設備管理サーバに関するもの
である。
されている。各設備の安定した運転を確保するために、
設備の点検を実施し、不具合があれば保全を行う必要が
ある。
者がプラント内を巡回して行う。点検保全作業が終了し
たときに、点検担当者は、点検保守の統括者に対して点
検及び保全の結果を日報等で報告する。
保全作業によりプラント内の設備を管理する方法では、
次のような課題があった。
ときには、異常の原因を究明しなくてはならない。とこ
ろが、従来は異常の判断が点検担当者の技量に依存して
おり、ある程度設備に精通していないと、異常の有無、
あるいは異常の原因を究明することが困難な場合があ
り、点検担当者によっては該原因を究明できない場合も
想定される。
する設備のすべてに精通する必要がある。しかしなが
ら、そうした必要な知識を有する熟練した点検担当者を
養成するのには、多くの時間と労力が必要であった。
生した場合に、熟練者でなくても適切な対応が可能にな
る設備管理方法を提供することを目的とする。
めに、請求項1に記載の発明は、携帯情報端末との間で
通信可能な管理サーバから特定の携帯情報端末に設備の
点検作業を指示する段階と、前記点検作業で得られた設
備点検情報を前記特定の携帯情報端末から入力する段階
と、前記特定の携帯情報端末から入力した前記点検情報
或いは他の入力情報に基づき異常の有無を判断し、異常
があればあらかじめ定められた原因究明手順に沿った点
検指示を前記管理サーバから前記携帯情報端末に送信す
る段階とを有することを要旨とする。
サーバから携帯情報端末に対して点検作業の指示が与え
られ、点検作業の結果が携帯情報端末から管理サーバに
与えられる。点検作業の結果で異常があれば、原因究明
手順に沿った指示が、携帯情報端末に送信される。
ていなくても、点検担当者が該携帯情報端末を介して与
えられる点検作業の指示に従って点検を実行すれば、あ
る程度設備に精通した点検担当者と同等の点検及び保全
を行えようになる。また、異常がある場合にも、原因究
明手順に沿った指示が、携帯情報端末を介して点検担当
者に与えられるので、異常に対する処置も適正化する。
さらに、点検担当者が携帯情報端末を携行するので、点
検中に他の場所で異常事態が発生しても、携帯情報端末
に連絡をとることにより、異常事態に速く対処でき、異
常の重大化を抑制できる。
の設備管理方法において、前記原因究明手順の内容が、
前記携帯情報端末の画面上に表示されることを要旨とす
る。このため、点検担当者は、携帯情報端末の画面上に
表示される原因究明手順に従って誤ることなく、効率的
に原因究明を進めることができる。
2に記載の設備管理方法において、前記原因究明手順
が、あらかじめ定められたファクタに従って順位付けら
れ、その順位に従って実行されるようにしたことを要旨
とする。
て有効なものを設定すれば、異常事態における他に対す
る影響度を少なくしたり、異常復旧を効率的かつ早期に
行うことが可能になったりする利点がある。
の設備管理方法において、有効な前記ファクタが複数設
定され、各ファクタにおける順位を総合して原因究明手
段が実行されるようにしたことを要旨とする。設備管理
方法。
従って原因究明手順が実行されるため、各種の条件を勘
案した好適な順位で原因究明を実行でき、異常事態にお
ける他に対する影響度を少なくしたり、異常復旧を効率
的かつ早期に行うことが可能になったりする利点が、さ
らにアップする。
4に記載の設備管理方法において、前記ファクタは、前
記異常にいたる確率であることを要旨とする。このよう
に、ファクタを異常にいたる確率とすると、早期に異常
を解除できる可能性が高くなる。
4に記載の設備管理方法において、前記ファクタは、前
記異常に基づいた他に対する影響度であることを要旨と
する。従って、異常に基づいた他に対する影響を小さな
ものに抑制できる可能性が高くなる。
4に記載の設備管理方法において、前記ファクタは、前
記点検者の位置であることを要旨とする。このため、点
検者の行動が効率的になり、早期に原因を究明できる可
能性が高くなる。
いずれかに記載の設備管理方法において、前記特定の携
帯情報端末には、カメラを搭載しておき、前記点検保全
作業或いは前記原因究明の際には、該カメラで撮影した
画像を取り込み前記特定の携帯情報端末から前記管理サ
ーバに送信することを要旨とする。
や異常の状態をカメラで撮影し、その画像を携帯情報端
末で送信すれば、設備や異常の状態を正確に伝達するこ
とが可能になり、点検者の負担を軽減できるばかりでな
く、点検担当者で対応できない異常事態にも、すばやく
対応できる。
いずれかに記載の設備管理方法において、点検作業に要
する時間の標準値である標準点検時間を格納する段階
と、前記特定の携帯情報端末と前記管理サーバとの間の
情報の送受信の履歴に基づいて点検作業に実際に要した
時間である実績点検時間を計測する段階と、その実績点
検時間の計測値が、前記格納された標準点検時間よりも
所定時間以上の超えたとき、予め決められた相手への通
報を行う段階と、を更に有するものである。
対して実績点検時間に所定時間以上の遅れがあるときに
は、点検作業者に何らかの不測の事態が生じたおそれが
あると判断され、定められた相手に対して通報が行われ
るようになる。そのため、点検作業者の安否確認のため
の対応を早急に講ずることができるようになる。
載の設備管理方法において、予め登録された点検計画に
基づいて点検作業のルートマップを作成して格納する手
段と、前記特定の携帯情報端末と前記管理サーバとの間
の情報の送受信の履歴に基づいて、点検作業の進捗状況
を前記ルートマップ上に表示する段階と、を更に有する
ものである。
なった点検作業者の所在を概ね把握し、迅速かつ適切な
対応を講ずることができるようになる。請求項11に記
載の発明は、請求項1〜8の携帯情報端末を用いた安否
確認方法において、携帯情報端末と通信可能な管理サー
により、特定の携帯情報端末から送信される情報を逐次
受信し、該受信した時刻を測定する段階と、前回の前記
受信から所定時間が経過しても新たな該受信がない時に
は、予め決められた相手に通報する段階とを有すること
を要旨とする。
者の行動を把握でき、安全等の確保につなげることがで
きる。請求項12に記載の発明は、設備の点検の指示を
作成する指示作成部と、前記指示を特定の携帯情報端末
に送信するとともに該指示に対応する応答として与えら
れた設備点検情報を受信する入出力部と、前記設備の異
常を判定するための判定用データを格納したデータベー
スと、前記設備点検情報と前記判定用データとに基づ
き、前記設備における異常の有無を判断する判断部と、
前記判断部により異常があったことが判断されたとき或
は他の入力情報から異常があったことが通報された場合
に、異常の原因究明手順を生成し、該原因究明手順に沿
った点検指示を前記入出力部を介して前記特定の携帯情
報端末に送信する究明手順制御部とを備えたことを特徴
することを要旨とする。
検担当者が携帯情報端末上で確認することにより、点検
者担当者は、指示に従った点検を実行できる。また、異
常が発生した場合、点検担当者が設備点検情報を携帯情
報端末を介して送信することにより、その設備点検情報
が判断部において、データベースの判定用データと比較
され、異常の有無が判断される。あるいは、判断部で
は、他の入力情報による異常情報が判定用データと比較
される。そして、異常があると判断された場合は、究明
手順生成部で、原因究明手順が作成され、それに沿った
点検指示が携帯情報端末に対して送信される。このた
め、点検担当者は、その指示に従い、異常の原因究明を
実行できる。従って、熟練を要することなく、容易かつ
短時間で、異常の原因を究明して異常対策を実行でき
る。
形態について、図1〜図15に従って説明する。
管理に適用され、図1に示すように、設備状態管理コン
ピュータ11と、設備機器管理コンピュータ12と、保
全作業管理コンピュータ13と、プラント管理サーバ1
4とを備える設備管理システムのもとで運用されてい
る。各コンピュータ11〜13及びプラント管理サーバ
14は、有線通信網(LAN等)を介して相互に接続さ
れるとともに、ホストコンピュータ15に接続されてい
る。
有線通信網によってプラント内の設備の原動力設備11
a、空調設備11b等の制御装置11c及び計測装置1
1d等に接続され、それら設備を遠隔制御するととも
に、それらの状況を遠隔監視するものである。設備機器
管理コンピュータ12には、データベース12aが接続
されている。このデータベース12aには、プラント内
の設備の点検項目や、点検項目ごとの異常判定基準等の
点検に必要な情報が点検項目マスタ(台帳)として格納
されている。保全作業管理コンピュータ13には、デー
タベース13a及びプリンタ13bが接続されている。
データベース13aは、プラント管理サーバ14から与
えられた点検保全結果等を蓄積するものであり、その点
検保全結果等がプリンタ13bにより、必要に応じて印
刷できるようになっている。
ス14aが接続されている。データベース14aには、
点検担当者及び携帯情報端末を特定するマスタ(台帳)
が格納されている。また、このデータベース14aに
は、設備機器管理コンピュータ12を介して前記データ
ベース12aから転送されてきた設備ごとの点検項目マ
スタ(台帳)、設備状態管理コンピュータ11から与え
られる現在の設備状態を示す現在値データ、保全作業管
理コンピュータ13を介してデータベース13aから転
送されてきた履歴(点検保全記録)、異常が発生したと
きの異常処置ガイド、点検保全計画、及び点検ごとの時
間を記録する巡回テーブル等を格納する。
ネット16及び携帯通信網17を介して携帯情報端末2
0に通信可能になっている。プラント管理サーバ14
は、図2のように指示生成部14Aと、入出力部14B
と、判断部14Cと、究明手順生成部14Dと、タイマ
14Eと、安否確認部14Fとを有する。指示生成部1
4Aは、点検実行の指示を作成する。入出力部14B
は、指示生成部14Aが生成した指示を携帯情報端末2
0へ送信するとともに、この指示に対する応答の設備点
検情報を受信する。判断部14Cは、設備の異常を判定
するための判定用データをデータベース14aから読み
出し、設備点検情報とその判定用データとに基づき、設
備における異常の有無を判断する。
手順を作成し、該手順に沿った指示を入出力部14Bを
介して携帯情報端末20に送信する。安否確認部14F
は、タイマ14Eを利用し、携帯情報端末20の応答間
隔から点検担当者の安否を確認する。携帯情報端末20
は、インターネット16上の文書を閲覧するためのソフ
トウエアであるwebプラウザ21を持つとともに、デ
ジタルカメラ22を搭載している。以上の各部の動作の
詳細は、後述する。
括者が使用するものであり、図3のように、統括者が計
画した例えば1日分の点検保全の作業内容30をプラン
ト管理サーバ14のデータベース14aに与える機能を
有する。また、点検作業の統括者は、設備状態管理コン
ピュータ11から与えられる現在値データと保全作業管
理コンピュータ13がデータベース13aに格納してい
る履歴とを参照し、必要であれば、設備点検の当日の作
業内容に、追加点検31を割込ませる。さらに、何らか
の設備異常により、設備状態管理コンピュータ11がア
ラームを発した場合には、他の点検保全作業を中断し、
アラームに対応する異常処理を優先して行うように、プ
ラント管理サーバ14を介して携帯情報端末20に指示
する機能も持っている。
理方法を説明する。まず、ホストコンピュータ15から
の指示により、設備機器管理コンピュータ12、保全作
業管理コンピュータ13のデータベース12a,13a
から必要なデータが、プラント管理サーバ14のデータ
ベース14aに転送される。そして、点検保全作業の開
始前に、点検及び保全を行う点検作業者は、特定の携帯
情報端末20を用いてプラント管理サーバ14にアクセ
スする。この携帯情報端末20は、各点検担当者毎に貸
与したものでもよいし、複数人に1つの割合で貸与し、
当日点検を実際に行う点検担当者が使用するようにして
もよい。
20からの受信の有無を図4のステップS10で確認
し、受信を確認した(Y)ときには、ステップS11で
携帯情報端末20との間で通信を行い、図7に示す設備
点検開始画面41を携帯情報端末20に送信して表示さ
せる。設備点検開始画面41は、点検担当者に担当者コ
ードの入力を促すものである。同画面41には、画面を
戻すための「戻す」及び画面を次に進めるための「進
む」も表示される。携帯情報端末20を持つ点検担当者
は、画面41に従って担当者コードを入力した後、「進
む」を選択して図示しない次頁の送信画面を表示させて
送信する。これにより、担当者IDが携帯情報端末20
の固有のIDとともにプラント管理サーバ14に送信さ
れる。プラント管理サーバ14と携帯情報端末20の通
信は、インターネット16及び携帯通信網17を介して
行われる。
ーバ14は、受信した担当者ID及び携帯情報端末20
のIDを、データベース14aに格納された社員マスタ
43及びログインマスタ42と参照して点検担当者及び
携帯情報端末20を認証する。ステップS12におい
て、プラント管理サーバ14は、当日の作業内容をデー
タベース14bに格納された点検項目マスタ44から読
出し、ステップS13で携帯情報端末20に送信する。
携帯情報端末20は、受信した作業内容を示す点検メニ
ュー画面45を表示する。画面45には、「1:日常点
検」、「2:コンプレッサの点検」、「3:空調設備の
点検」、「4:ボイラーの特別点検」等の当日の作業内
容が番号を付して順に表示されるとともに「戻る」及び
「進む」が表示される。
メニュー画面45に示された例えば「1:日常点検」を
選択し、さらに、同画面45中の「進む」を選択して次
頁の送信画面を利用して送信する。これにより、日常点
検を選択したことがプラント管理サーバ14に送信され
る。プラント管理サーバ14は、ステップS14で携帯
情報端末20からの受信を待ち、「1;日常点検」を選
択したことを受信したときには、ステップS15で受信
時刻を巡回テーブル46に書込むとともに、点検項目マ
スタ44から日常点検で行う日常点検細目を読出して携
帯情報端末20に送信する。これと同時にプラント管理
サーバ14は、タイマ14Eをスタートさせ、巡回テー
ブル46にそのときの時刻を書込む。
め順序を決めておき、プラント管理サーバ14は、まず
その1番目の点検項目を読み出して送信する。送信され
た点検項目は、携帯情報端末20に受信される。携帯情
報端末20は、受信した点検項目を日常点検画面47で
表示する。日常点検画面47には、点検項目として例え
ば装置名である「純水装置」と、点検項目における判定
基準を示す「バルブ接合部に漏れがないこと」と、選択
式の判定結果の「1:OK」及び「2:NG」と、「戻
る」及び「進む」とが表示される。
点検を行い、異常がなければ「1:OK」を選択してキ
ー入力し、さらに、「進む」を選択して次頁の送信画面
を用いて送信する。これにより、点検結果がプラント管
理サーバ14に送信される。
6,S17で携帯情報端末20からの応答を待ってい
る。タイマ14Eによって予定時間を経過しても携帯情
報端末20から応答がないことがステップS17におい
て判明した場合には、プラント管理サーバ14の安否確
認部14Fは、ステップS18でプラント管理サーバ1
4はホストコンピュータ15にその旨を通報する。
たものである。図9のように、各点検項目を点検して次
の設備に移動するのに要する標準的な時間をa,b,
…,nとする。点検担当者によって、その各時間a〜n
が異なるのが普通であるので、各時間a〜nを例えば
1.5倍して、ゆとりを持たせた時間a’,b’,…,
n’をそれぞれ予定時間とする。このように設定された
予定時間が過ぎても携帯情報端末20から応答がない場
合には、点検担当者に何らかの異変が想定されるので、
ステップS18でホストコンピュータ15に通報する。
この通報により、別の担当者等が、点検者担当者のいる
と思われる場所に出向いたり、安否を確認したりするこ
とができる。
前に携帯情報端末20からの応答を受信したときには、
プラント管理サーバ14は処理をステップS19に進
め、各種応答内容を点検詳細結果としてデータベース1
4aに書込むとともに、ホストコンピュータ15に通知
する。
4Cは、ステップS20において携帯情報端末20から
の応答内容が異常を示すものか否かを判定し、異常を示
すものではない(N)時には、処理を後述する図5のス
テップS33に進め、ステップS33〜ステップS39
を介してステップS15で新たな点検項目を点検項目マ
スタ44から読出し、携帯情報端末20に送信する。こ
れにより、新たな点検項目を示す画面47が携帯情報端
末20に表示され、点検担当者は、この指示に従って別
の項目の点検を行うことができる。
答内容が異常を示す(Y)のときには、プラント管理サ
ーバ14は、図5のステップS21に処理を移し、携帯
情報端末20にデータを送信し、該携帯情報端末20に
図8に示す原因究明用選択画面50の表示を行う。この
原因究明用選択画面50には、異常に対応するために必
要なモードの選択肢である「1:過去履歴表示」、
「2:不具合入力」、「3:対処方法」及び「4:関連
情報」が示されるとともに、「進む」及び「戻る」が示
される。
果をもとに選択された選択肢の情報は、送信画面を用い
てプラント管理サーバ14に送信される。プラント管理
サーバ14は、ステップS22で受信した選択肢の情報
を判定し、該選択された選択肢が「1:過去履歴表示」
のときには、ステップS23において、点検詳細結果4
8としてデータベース14aに格納されている過去履歴
を読出し、携帯情報端末20に送信して、該携帯情報端
末20に過去履歴表示画面51を表示させる。過去履歴
表示画面51には、過去の履歴と、「戻る」とが表示さ
れる。点検担当者が「戻る」を指定すると、再び前記画
面50が携帯情報端末20に表示される。
選択肢が「2:不具合入力」のときには、ステップS2
5において、プラント管理サーバ14は、不具合入力用
画面52のデータを携帯情報端末20に送信して、該携
帯情報端末20にその不具合入力用画面52を表示させ
る。図8の画面52の例では、不具合入力用画面52に
直接入力をする場合の選択肢「1:直接入力」と、登録
語句を選択的に使用するための選択肢「2:辞書参照」
とを設けている。点検担当者が「1:直接入力」を選択
した場合には、不具合の状態を携帯情報端末20の文字
キーを操作して直接入力することになる。「2:辞書参
照」が選択されると登録された語句が画面上に列挙さ
れ、それをキー入力で選択することにより、不具合状態
が入力される。この「2:辞書参照」を設けることによ
り、登録語句が何度でも使用可能になり、点検担当者の
負担を軽減できる。
の送信画面を用いて不具合状態のデータを送信する。プ
ラント管理サーバ14がこれを受信する。プラント管理
サーバ14は、ステップS26で不具合に関する情報が
入力されたと判断したときには(Y)、点検詳細結果4
8として不具合状態を履歴に書込むとともに、ステップ
S27でホストコンピュータ15に該情報を送信し、ホ
ストコンピュータ15からの所見49を入力する。この
所見49は、後に点検担当者が参照するためにホストコ
ンピュータ15を使用する統括者が作成する。
を送信した後に、再び画面50を表示する。そして、ス
テップS21の表示の結果、選択された選択肢が「4:
関連情報」の時には、ステップS28において、プラン
ト管理サーバ14は図10に示す関連情報選択用画面5
3を形成するデータを携帯情報端末20に送信し、該関
連情報選択用画面53を携帯情報端末20に表示させ
る。
ト内の他の設備の稼動状況や各計測装置11dの計測値
等の情報が必要なことがある。そのため、関連情報選択
用画面53においては、このような稼動状況や計測装置
11dの計測値を必要に応じて点検担当者に提示するた
めに、プラントにおける稼動していたり、計測されてい
る各ポイントを選択指定して計測データ等を要求できる
ようになっている。選択されたポイントについて、プラ
ント管理サーバ14は、設備状態管理コンピュータ11
からそのポイントにおける状況や計測値を現在値データ
55として受信し、ステップS29で該受信した現在値
データ55を携帯情報端末20に送信し、該携帯情報端
末20に要求情報表示画面54を表示させる。要求情報
表示画面54には、ポイント名と、その現在値データ5
5と「戻る」とが表示される。ステップS30におい
て、「戻る」が指定されると、携帯情報端末20には、
再び画面50が表示される。
の表示の結果をもとに選択された選択肢が「3:対処方
法」のときには、ステップS31において、プラント管
理サーバ14は対処方法選択画面56を形成するデータ
をデータベース14aに格納している対処方法マスタ5
7から読出して携帯情報端末20に送信し、図11に示
す対処方法選択画面56を携帯情報端末20に表示させ
る。
を究明して適切な処理を施すための原因究明手順を示す
ものである。以下、この原因究明手順の設定例を説明す
る。例えば排水処理設備において、或る管理値が規定を
下回ったとする。この異常が発生する原因をフォールト
ツリー解析(FTA)すると、図13のように、基幹側
(紙面左方)から末枝側(紙面右方)に複数の要因が枝
分かれたツリー構造になる。最末枝の要素が異常の発生
原因である。最末枝の要素数が少なければ、該最末枝の
要素を順に点検することにより、原因を迅速に突き止め
ることができるが、実際には、最末枝側になればなるほ
ど要素数が増え、原因を究明するのに時間がかかる。原
因究明に時間がかかれば、異常が重大な事態に発展する
こともある。
ベース14aは、例えば図14に示すテーブルを備えて
いる。このテーブルは、ポンプ異常、配管異常〜薬注装
置の各項目に関し、異常の影響度(ファクタ)、即ち、
異常が重大になる順に各項目に順位を付ける。また、発
生する頻度(ファクタ)が高い順に項目に対して順位を
付ける。さらに、点検箇所が点検担当者のいる位置(フ
ァクタ)を起点としてその起点に近い順に項目に対して
順位を付ける。そして、各項目における順位付け結果を
累計加算し、この加算結果の低い順を点検順とする。つ
まり、加算結果の低い順に優先度が高いことになる。な
お、点検担当者を起点とした順位は、担当者が移動する
ごとに、つまり、点検担当者が各設備の点検を進めるの
に従って書き換えられる。そして、この点検順に沿って
点検項目の点検を実施し、異常があればさらに末枝側に
掘り下げた点検項目の点検を実施し、最終的に真の原因
にたどり着けるようにした手順が原因究明手順である。
この原因究明手順は、対処方法マスタ57としてデータ
ベース14aに格納しておく。なお、この実施形態で
は、影響度、頻度及び位置ファクタに関する順位から総
合的に点検順を設定したが、いずれかの特定の順位に基
づき、点検順を設定してもよい。例えば影響度の大きい
順位に基づいて点検順を設定すれば、異常の規模を小さ
なものに抑制できる。また、異常の頻度の順位に基づき
点検順を設定すれば、異常を速く解除できる確率が高く
なる。また、点検担当者に最も近い位置にある点検箇所
の要因を点検順の第1順位とし、巡回順に従った点検箇
所をそれの下位の順位とすれば全て項目を点検する場合
に、最も短時間で巡回できることになる。
表示された対処方法選択画面56には、点検項目に順位
が付されて表示される。点検担当者は、順に点検項目を
選択して携帯情報端末20を介してプラント管理サーバ
14に通信する。プラント管理サーバ14は、選択され
た点検項目の点検に必要な現在値データを状態管理コン
ピュータ11から入力し、ガイダンス内容及び指示内容
等のデータとともに携帯情報端末20に送信する。携帯
情報端末20は、これらを指示画面58,59にして表
示する。図11の例は、異常の原因を究明するために対
処方法選択画面56で「給水ポンプ状態」の点検項目を
選択し、それに対応する指示画面58,59が表示され
たことを示している。
状態が停止していることが示され、ガイダンスとして、
ホンプの状態の異常の有無を確認し、異常がなければ、
ホンプ運転を促す指示が与えられている。図11は一例
であり、画面58,59の表示内容は、点検項目ごとに
異なる。点検担当者は、画面58,59に示されたガイ
ダンス及び指示に従い、ポンプの点検を行い。異常がな
ければ、ポンプを運転する。そして、点検担当者は、携
帯情報端末20及びプラント管理サーバ14を介して、
ポンプ運転の制御を要求するデータを設備状態管理コン
ピュータ11に送信する。ポンプに異常があれば、その
異常に対する処置を行う。ここで、点検担当者が一人で
処置を行えない場合には、携帯情報端末20を用いて点
検統括者に電話をかけ、応援を求めるか、或は処置方法
の指示を受ける。また、ポンプが正常か否かを判定でき
ないような場合には、点検担当者は、必要に応じてデジ
タルカメラ22でポンプの状態を撮影し、該撮影で得ら
れた画像を携帯情報端末20を介してプラント管理サー
バ14に送信する。この画像は、ホストコンピュータ1
5に送信され、点検統括者がディスプレイで該画像を参
照しつつ、点検担当者に通話等により適切な指示を与え
る。
できない場合には、プラント管理サーバ14は、ステッ
プS32で原因の究明ができずに対処が終了していない
と判断し、再びステップS31に処理を進め、次の対処
方法が表示される対処方法選択画面56のデータを携帯
情報端末20に送信して、該携帯情報端末20に表示さ
せる。例えば図11でおいて、画面58に従って給水ポ
ンプを点検した結果、給水ポンプに異常がない場合に
は、他に異常の原因があること考えられる。この場合、
点検担当者が送信用画面を利用して「1:OK」のデー
タをプラント管理サーバ14に送信する。プラント管理
サーバ14は、「1:OK」のデータに基づき対処が終
了していないと判断する。そして、原因を掘り下げるた
めの点検項目を示す対処方法選択画面56のデータを携
帯情報端末20に送り、該携帯情報端末20に表示させ
る。ステップS31,S32は、真の原因が究明される
まで繰返される。
対処が終了したとステップS32で判断した場合には、
ステップS33において、その時点のタイマ14Eの計
時値を巡回テーブル46に書込んでから、タイマ14E
をリセットする。このタイマ14Eをリセットした時点
から、タイマ14Eが計時を開始する。このタイマの計
時がステップS17の判定に用いられる。前記ステップ
S16における。前記ステップS20で異常がないと判
定された場合も、同様に、その時点のタイマ14Eの計
時値を巡回テーブルに書込んでから、タイマ14Eをリ
セットする。
の点検項目の点検に移る前に、ステップS34におい
て、割込みの点検があるか否かを判定する。ここでの割
込みの点検とは、前記ステップS15からステップS3
3を実施しているときに、ホストコンピュータ15によ
って、図3のように新たに特別に追加されて点検項目マ
スタ44に格納された点検項目を指す。この特別点検項
目があると判定した場合には、プラント管理サーバ14
は、ステップS35で、特別点検項目のデータを点検項
目マスタ44から読み出して携帯情報端末20に送信
し、該携帯情報端末20の内容を表示させる。点検担当
者は、携帯情報端末20の表示内容に従って点検を行
い、携帯情報端末20の返信画面を用いてプラント管理
サーバ14に点検結果を送信する。ステップS36にお
いて、プラント管理サーバ14は、ステップS36で携
帯情報端末20を介した応答を待ち、携帯情報端末20
からの応答の入力を確認したとき(Y)には、その応答
内容である点検結果をホストコンピュータ15に送信し
て通知する。
でなく、異常の原因等を究明する必要がある場合には、
プラント管理サーバ14は、ステップS35及びステッ
プS36の代わりに、例えば図12のような特別点検項
目の対象となる施設の現在の状態を示す画面61と、異
常対応選択画面62と、対処方法選択画面63とを携帯
情報端末20に表示させる。
来であれば100〜150(m3/H)であるべきとこ
ろ、現時点では0(m3/H)であることを示してい
る。点検担当者が異常対応選択画面62を用いて返信す
ると、プラント管理サーバ14は、携帯情報端末20に
データを送信し、図11の異常対応選択画面50に相当
するモード選択用の異常対応選択画面62を該携帯情報
端末20に表示させる。
サーバ14がステップS22〜ステップS32と同様の
処理を行う。即ち、異常対応選択画面62を表示した結
果で点検担当者が選択したモードに対応する画面が、携
帯情報端末20に表示される。例えば画面62に応じて
点検担当者が対処方法のモードを選択すると、図10の
画面56に相当する対処方法選択画面63が表示され
る。対処方法選択画面63に従って点検担当者が点検を
必要なだけ繰り返し、異常の原因を究明し、保全を行
う。
に応答をした後、或は異常の原因を究明して保全を行っ
た後のステップS38において、プラント管理サーバ1
4は、日常点検で未点検の点検項目があるか否かを判断
し、未点検項目がない(Y)と判断したときには、処理
を終了する。未点検項目がある(N)と判断したときに
は、前記ステップS33と同様にタイマ14Eをリセッ
トし、処理をステップS15に戻し、日常点検の次の点
検項目を携帯情報端末20に表示させるように、点検項
目マスタ44のデータを読出し、該携帯情報端末20に
送信する。
プラント管理サーバ14による設備点検方法の一例であ
るが、この設備管理システムは、さらに、設備状態管理
コンピュータ11が異常アラームを発生したときにも、
その異常アラーム発生の原因を究明し、適切な保全を行
うように、指示を出す。
タ11が計測装置11dからの出力により、設備等の異
常を検出したときに発生される。図15のように、異常
アラームの内容を示す異常アラームデータ71は、設備
状態管理コンピュータ11からプラント管理サーバ14
に入力される。プラント管理サーバ14は、異常アラー
ムデータ71を入力すると、点検担当者が日常点検の点
検項目の実施中或は特別点検項目の点検の実施中であっ
ても、図6のステップS40〜ステップS45を優先さ
せる。つまり、図4及び図5のステップS13〜ステッ
プS38のいずれの状態であっても、図6の処理フロー
を割込ませる。
データ71を入力すると、ステップS40において、図
14のように、該異常アラームデータ71の内容を示す
データを携帯情報端末20に送信し、該携帯情報端末2
0にアラーム発生通知画面72を表示させる。画面72
には、例えばアラームの発生時刻、異常の発生場所また
は装置である「総合排水処理場」、異常の内容としての
「管理値低下」等が表示される。画面72を表示した結
果、点検担当者が携帯情報端末20を介して応答する
と、プラント管理サーバ14がその応答を受信する。ス
テップS42において、プラント管理サーバ14は、異
常アラームの発生原因を究明する上で必要になると思わ
れる異常を示す現在値データ73を設備状態管理コンピ
ュータ11或はデータベース14aの格納データから抽
出し、携帯情報端末20に送信する。このとき、タイマ
14Eでの計時を中断する。現在値データ73をプラン
ト管理サーバ14から受信した携帯情報端末20は、関
連情報画面74を表示させる。関連情報画面74には、
例えば「1:送水汚泥ポンプ」〜「4:余剰汚泥量」等
の関連情報が現在値とともに表示される。
把握した点検担当者は、携帯情報端末20の返信用画面
を利用した応答をプラント管理サーバ14に送信する。
プラント管理サーバ14は応答を待ち、ステップS43
において、携帯情報端末20を介して応答を受信したか
否かを判定する。応答を受信したとき(Y)には、プラ
ント管理サーバ14は、データベース14aに格納され
た対処方法マスタ57から異常処理に必要な点検項目の
データを読出し、ステップS44で該データを携帯情報
端末20に送信する。異常処理に必要な点検項目のデー
タを受信した携帯情報端末20は、異常処理画面75を
表示する。画面75には、例えば「送水汚泥ポンプ」〜
「センサ汚れ」の点検項目が順位を付されて表示され
る。この画面75は、図11の対処方法選択画面56に
相当するものであり、点検項目の順位も、日常点検で異
常の原因を究明する場合と同様に設定されている。点検
担当者は画面75に表示された点検項目を指定し、携帯
情報端末20の送信画面を用いてプラント管理サーバ1
4に送信する。プラント管理サーバ14は、受信した点
検項目における現在値とガイダンス等のデータとを携帯
情報端末20に送信し、該携帯情報端末20に、これら
のデータを示す画面76を表示させる。以下は、日常点
検で異常の発生原因を究明する場合と同様に、ステップ
S45で異常アラームの発生原因が特定されてその保全
が終了するまで、点検項目に対する点検が行われる。
ト管理サーバ14との間で各種の送受信が行われ、これ
らの情報はタイマ14Eより、計時された時刻データと
ともにデータベース14aに蓄積される。そして、ホス
トコンピュータ15からの指示により、これらのデータ
は、所定のタイミングで、設備機器管理コンピュータ1
2,保全作業管理コンピュータ13のデータベース12
a,13aに転送され、それらのデータベース12a,
13aの内容が書き換えられて格納される。
テムには、次のような作用効果を奏する。 (1) プラント管理サーバ14から携帯情報端末20
に点検項目や、正常か否かの判定基準等を送信するの
で、点検担当者が機械設備に精通していなくても、その
携帯情報端末20を携行すれば、機械設備に精通した点
検者と同等の点検及び保全を行うことが可能になり、点
検の漏れ等を防止することが可能になる。
ていなくても、点検担当者が該携帯情報端末20を介し
て与えられる点検作業の指示に従って点検を実行すれ
ば、ある程度設備に精通した点検担当者と同等の点検及
び保全を行えようになる。また、異常がある場合にも、
原因究明手順に沿った指示が、携帯情報端末を介して点
検担当者に与えられるので、異常に対する処置も適正化
する。さらに、点検担当者が携帯情報端末を携行するの
で、点検中に他の場所で異常事態が発生しても、携帯情
報端末に連絡をとることにより、異常事態に速く対処で
き、異常の重大化を抑制できる。
し、点検の指示としての点検項目や判定基準等を携帯情
報端末20に表示するようにしたので、該表示を確認し
ながらの点検作業が可能になり、点検作業者の精神的負
担を軽減できるとともに、点検あるいは保全の信頼性も
向上する。
もって巡回し、点検結果をプラント管理サーバ14に逐
次送信するので、点検結果リアルタイムに取得でき、設
備状態管理コンピュータ11と合わせてプラント全体の
一元管理が可能になる。
メラ22を搭載したので、点検箇所の様子等を該カメラ
22で撮影し、それをプラント管理サーバ14に送信す
れば、点検の統括者にも点検箇所の様子が分り、適切な
指示を出すことが可能になる。
らの携帯情報端末20を利用した応答の間隔を測定し、
その結果に応じてホストコンピュータ15に通報する構
成にしたので、点検担当者の安全管理に有効である。
のファクタを用いて原因究明手順を設定し、該手順に沿
って点検担当者が実施する点検項目を指定するので、効
率的に原因究明を進めることができる。
点検細目を携帯情報端末20に送信してから、予定時間
を経過してもその携帯情報端末20から応答がないと
き、プラント管理サーバ14はホストコンピュータ15
にその旨を通報するようにしている。そしてこれによ
り、点検担当者に不測の事態が生じた場合などに、速や
かな安否確認の対応が可能となっている。
について、更に適切な対応を可能とするための上記シス
テムの改良について説明する。本実施形態では、図16
に示すように、点検作業の統括者の点検計画(点検保全
の作業内容30)の登録後、ホストコンピュータ15か
らの指示により、保全作業管理コンピュータ13は、次
の処理を実施する。
検計画により点検の予定された点検箇所それぞれについ
て、その箇所の点検に要する標準的な点検時間(標準点
検時間)を割り出し、その点検作業に必要とされる点検
項目マスタや対処方法マスタと共に、その標準点検時間
の情報をプラント管理サーバー14に転送する。ここで
は、点検箇所それぞれの標準点検時間は、データベース
13a等に予め登録されており、保全作業管理コンピュ
ータ13は、その登録された情報を基に上記標準点検時
間の割り出しを行っている。なお、点検計画の登録時
に、統括者等が各点検箇所の標準点検時間を指定するよ
うにしても良い。
ストコンピュータ15の指示に基づき、図17に例示す
るような計画された点検作業における点検ルートマップ
を作成し、データベース13aに蓄積する。点検ルート
マップは、計画された点検作業の箇所及びその点検の順
路を、点検作業の行われる設備及びその周辺の地図上に
表示した画像情報である。ちなみに本実施形態では、そ
うした点検ルートマップ上に、点検箇所やその周辺に存
在する危険などに対する注意を促す旨の情報も併せて表
示されるようになっている。保全作業管理コンピュータ
13には、各設備等の地図の画像情報など、そうした点
検ルートマップの作成に必要な各種情報が予め登録され
ている。
20とプラント管理サーバ14との間での情報の送受信
を通じて行われる。例えば点検作業者は、所定の点検箇
所に着くと携帯情報端末20を通じて点検項目等の必要
な情報をプラント管理サーバ14から受信し、点検作業
が終わればその点検結果を携帯情報端末20からプラン
ト管理サーバ14に送信することは上述した通りであ
る。そのため、プラント管理サーバ14では、携帯情報
端末20との間の情報の送受信が途絶えれば、点検作業
者に何らかの不測の事態が生じたおそれがあると判断で
きる。
者の安否確認を行うようにしている。図18に示すよう
に、プラント管理サーバ14は、携帯情報端末20より
所定点検箇所についての点検項目の送信要請を受信する
と、点検項目を送信する共に、受信した時刻を記録して
おく。そして、その点検項目の送受信より、その点検箇
所についての標準点検時間に所定時間αを加えた時間が
経過してもなお、点検結果等が携帯情報端末20から受
信されない場合、プラント管理サーバ14は、その携帯
情報端末20に対して、返信を要請する旨の安否確認メ
ールを送信する。ここでの所定時間αは、その時間αに
標準点検時間を加えた時間で、多少の遅延が生じようと
も十分に該当箇所の点検を終えることが可能な時間に設
定されている。
所定時間βが経過しても、その携帯情報端末20からの
返信が無い場合、プラント管理サーバ14は、その点検
作業者に不測の事態が生じたおそれがあるものと判断
し、点検作業の管理者の携帯情報端末に対してその旨通
知する通知メールを送信する。これにより、その点検作
業者の安否確認や救援の要員を派遣するなどの迅速な対
応が可能となる。
ュータ13は、携帯情報端末20からプラント管理サー
バ14を通じて送られる点検作業の進捗状況に応じて、
図19に示すような上記点検ルートマップ上に点検作業
状況を更に表示した点検状況確認マップを作成してい
る。この点検状況確認マップ上には、携帯情報端末20
からの送信により、既に点検作業の終了したことの確認
された点検箇所、あるいは点検項目の送信要請がなされ
たものの点検結果が未送信で点検作業中であると推測さ
れる点検箇所にその旨示す記号が表示されている。こう
した点検状況確認マップは、例えばホストコンピュータ
15などの保全作業管理コンピュータ13に接続された
任意のコンピュータ端末上で見ることができるようにな
っている。
の通知メールを受けた点検作業の管理者は、該当する点
検作業についての点検状況確認マップを参照すること
で、そうした安否の不明な作業者の予測される所在をよ
り早急かつ適切に把握できるようになっている。
20とプラント管理サーバ14との間での送受信の履歴
に基づいて点検作業に実際に要している時間(実績点検
時間)を計測している。そして、その計測される実績点
検時間が、予め登録された標準点検時間よりも所定時間
(α+β)以上の超えるときには、プラント管理サーバ
14は、点検作業の管理者に対して自動的に通報を行っ
ている。これにより、携帯情報端末20との送受信の履
歴から、点検作業者に何らかの不測の事態が生じたおそ
れのあることを自動的に判断して通報できるようにな
り、点検作業者の安否確認のための対応を早急に講ずる
ことができるようになる。
ュータ12は、予め登録された点検計画に基づいて点検
ルートマップを作成して格納しておき、携帯情報端末2
0から送信された情報を基に、そのルートマップ上に点
検作業の進捗状況を示した点検状況確認マップを作成し
ている。この点検状況確認マップをみれば、点検作業者
の所在を概ね把握することができ、作業者の安否が不明
となった場合であれ、迅速かつ適切な対応を講ずること
ができるようになる。
で利用されているGPS(全地球測位システム)が位置
情報を取得するための手段として良く知られている。こ
うしたGPSを用いて点検作業者の所在位置を確認する
システムを構築することもできる。例えば、人工衛星か
らの位置確認用電波の受信機能を上記形態情報端末20
に持たせ、それにより確認された位置情報をプラント管
理サーバ14に送信するようにすれば、点検作業者の所
在を直接的に探知することができる。
人工衛星からの電波が届きにくく、上記のようにそうし
た電波の届きにくい場所で点検作業することの多い場合
には、その点検作業者の所在確認には利用しにくくなっ
ている。またその所在位置の探知精度にも限界がある。
その点、携帯情報端末20として携帯電話を用いた場合
には、そうした場所でも通信障害が生じ難く、点検作業
者の所在位置を直接探知できないとは云え、上記実施形
態のような処置を講じることで、状況によってはより好
適に点検作業者の所在確認を行うことができる。また上
記携帯情報端末20として一般の携帯電話機をそのまま
利用できることから、システムの構築がより容易でもあ
る。
ン・システム)を利用した所在確認方法も良く知られて
いる。PHSでは、電話機は通信可能な基地局(アンテ
ナ)に対して周期的にコンタクト(所在通知のための通
信)を取っており、それによって現在、電話機がどの基
地局の通信範囲内に存在しているかを探知することがで
きる。こうした仕組みを利用して、点検作業者の所在を
確認するシステムを構築することもできる。
局網を構築し、そのとき通信可能な基地局に対して常時
或いは周期的にコンタクトを取る携帯無線機や携帯電話
を点検作業者に携帯させれば、的確な点検作業者の所在
確認が可能となる。ただしそうしたシステムの構築には
莫大なコストが発生してしまう。その点、上記実施形態
では、点検作業者の所在を直接には探知できないもの
の、一般に利用されている携帯電話機、及びその通信回
線をそのまま使用しており、システムをより少ないコス
トで容易に構築できる。
ることもできる。 ・設備状態管理コンピュータ11、設備機器管理コンピ
ュータ12、保全作業管理コンピュータ13、プラント
管理サーバ14及びホストコンピュータ15は、個別の
コンピュータで構成する必要はなく、例えば、これらを
1台のコンピュータで構成することも可能である。
び保全作業に限定されるものではなく、遠隔地に分散配
置された設備の点検も行うことができる。
ステムの構成図。
ート。
示を示す説明図。
す説明図。
図。
コンピュータ、14…プラント管理サーバ、20…携帯
情報端末。
Claims (12)
- 【請求項1】携帯情報端末との間で通信可能な管理サー
バから特定の携帯情報端末に設備の点検作業を指示する
段階と、 前記点検作業で得られた設備点検情報を前記特定の携帯
情報端末から入力する段階と、 前記特定の携帯情報端末から入力した前記点検情報或い
は他の入力情報に基づき異常の有無を判断し、異常があ
ればあらかじめ定められた原因究明手順に沿った点検指
示を前記管理サーバから前記特定の携帯情報端末に送信
する段階とを有することを特徴とする設備管理方法。 - 【請求項2】前記原因究明手順の内容が、前記携帯情報
端末の画面上に表示されることを特徴とした請求項1に
記載の設備管理方法。 - 【請求項3】前記原因究明手順が、あらかじめ定められ
たファクタに従って順位付けられ、その順位に従って実
行されるようにしたことを特徴とする請求項1または2
に記載の設備管理方法。 - 【請求項4】前記ファクタが複数設定され、各ファクタ
における順位を総合して原因究明手段が実行されるよう
にしたことを特徴とする請求項3に記載の設備管理方
法。 - 【請求項5】前記ファクタは、前記異常にいたる確率で
あることを特徴とする請求項3または4に記載の設備管
理方法。 - 【請求項6】前記ファクタは、前記異常に基づいた他に
対する影響度であることを特徴とする請求項3または4
に記載の設備管理方法。 - 【請求項7】前記ファクタは、点検者の位置であること
を特徴とする請求項3または4に記載の設備管理方法。 - 【請求項8】前記特定の携帯情報端末には、カメラを搭
載しておき、 前記点検保全作業或いは前記原因究明の際には、該カメ
ラで撮影した画像を取り込み前記特定の携帯情報端末か
ら前記管理サーバに送信することを特徴とする請求項1
〜7のいずれかに記載の設備管理方法。 - 【請求項9】点検作業に要する時間の標準値である標準
点検時間を格納する段階と、 前記特定の携帯情報端末と前記管理サーバとの間の情報
の送受信の履歴に基づいて点検作業に実際に要した時間
である実績点検時間を計測する段階と、 その実績点検時間の計測値が、前記格納された標準点検
時間よりも所定時間以上の超えたとき、予め決められた
相手への通報を行う段階と、を更に有する請求項1〜8
のいずれかに記載の設備管理方法。 - 【請求項10】予め登録された点検計画に基づいて点検
作業のルートマップを作成して格納する手段と、 前記特定の携帯情報端末と前記管理サーバとの間の情報
の送受信の履歴に基づいて、点検作業の進捗状況を前記
ルートマップ上に表示する段階と、 を更に有する請求項9に記載の設備管理方法。 - 【請求項11】携帯情報端末と通信可能な管理サーバに
より、特定の携帯情報端末から送信される情報を逐次受
信し、該受信した時刻を測定する段階と、 前回の前記受信から所定時間が経過しても新たな該受信
がない時には、予め決められた相手に通報する段階とを
有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載
の携帯情報端末を用いた安否確認方法。 - 【請求項12】設備点検の指示を生成する指示生成部
と、 前記指示を特定の携帯情報端末に送信するとともに該指
示に対応する応答として与えられた設備点検情報を受信
する入出力部と、 前記設備の異常を判定するための判定用データを格納し
たデータベースと、 前記設備点検情報と前記判定用データとに基づき、前記
設備における異常の有無を判断する判断部と、 前記判断部により異常があったことが判断されたとき或
は他の入力情報から異常があったことが通報された場合
に、原因究明手順に沿った点検指示を前記入出力部を介
して前記特定の携帯情報端末に送信する究明手順制御部
とを備えたことを特徴とする設備管理サーバ。
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