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JP2002174243A - 動圧軸受装置の製造方法および動圧軸受装置 - Google Patents

動圧軸受装置の製造方法および動圧軸受装置

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JP2002174243A
JP2002174243A JP2000375335A JP2000375335A JP2002174243A JP 2002174243 A JP2002174243 A JP 2002174243A JP 2000375335 A JP2000375335 A JP 2000375335A JP 2000375335 A JP2000375335 A JP 2000375335A JP 2002174243 A JP2002174243 A JP 2002174243A
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JP
Japan
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lubricating oil
bearing
bearing unit
bearing device
dynamic pressure
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JP2000375335A
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English (en)
Inventor
Junichi Nakamura
純一 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受ユニットの内部に気泡を残すことなく、
しかも簡易な工程で軸受ユニット内への潤滑油の適正量
の注入が行なえる動圧軸受装置の製造方法および動圧軸
受装置を提供する。 【解決手段】 軸受ユニット20を真空チャンバ9等の
減圧雰囲気下に曝して軸体と軸受との隙間の空気を排気
する。軸受ユニット20の隙間の開放端20aに適正油
量の潤滑油7をディスペンサ10で滴下する。軸受ユニ
ット20を大気に開放して潤滑油7を軸受ユニット20
の隙間に充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク駆動
装置等に使用される動圧軸受装置とその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置などには、図6に
示すように、軸受体に軸体を挿入した軸受ユニットの隙
間に、潤滑油を充填した動圧軸受装置が使用されてい
る。
【0003】軸体としてのシャフト1には、スラストフ
ランジ2がネジ3にて固定されている。このシャフト1
が軸受体としてのスリーブ4の軸体挿入孔に挿入され、
スラストフランジ2と対向するようにスラストプレート
5がスリーブ4に接着されて、軸受ユニットとなる。
【0004】シャフト1の外周部とスリーブ4の内周部
の少なくとも一方には、動圧発生溝が形成されてラジア
ル軸受が構成され、スラストフランジ2,スラストプレ
ート5,スリーブ4の端面のいずれか2箇所に動圧発生
溝が形成されてスラスト軸受が構成される。
【0005】上記のように構成された軸受ユニットの軸
受体と軸体との隙間に、潤滑油7が注入されて動圧軸受
装置が構成される。潤滑油7の従来の注入方法として
は、軸受ユニットの組み立て時にユニット内に潤滑油7
を注入する方法と、軸受ユニットを組み立てた後に注入
する方法がある。
【0006】このようなものとしては、例えば、シャフ
ト1をスリーブ4に挿入する前にスリーブ4の内径部に
潤滑油7を規定量滴下し、その後にシャフト1を挿入す
る方法や、組み立て後の軸受ユニットの内部を真空状態
にした後に軸受ユニットの端部を潤滑油7に浸漬し、そ
の後、軸受ユニットを大気圧に戻して気圧差を利用して
軸受内に潤滑油7を注入する方法が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような潤滑油7の注入方法では、下記のような問題があ
る。
【0008】軸受ユニットの組み立て時に潤滑油7を注
入する方法では、軸受ユニットの内部へ空気が混入し易
く、温度変化や気圧変化によって混入した空気が膨張す
ると潤滑油7が外部へ漏れたり、混入した空気によって
モータ特性が低下することとなる。また、スリーブ4内
に潤滑油7を注入した後にシャフト1を挿入しているた
め、シャフト1にスラストフランジ2を取り付けるネジ
3のネジ孔3aには、潤滑油7が入りにくいという問題
がある。
【0009】組み立て後の軸受ユニットを真空状態にし
た後に潤滑油7に浸漬する方法では、潤滑油7を軸受ユ
ニットの内部に注入した後、潤滑油7の量を規定量に調
整する必要がある。また、軸受ユニットの少なくとも開
放端側の全面は潤滑油7に浸漬しなければならないた
め、この浸漬によって軸受ユニットの外周部に付着した
潤滑油7は除去しなければならず、組立工程が非常に煩
雑となる。さらに、例えば、軸受ユニットの一部に部品
取付用などのねじ穴が設けられている場合には、ねじ穴
内の潤滑油7の除去ができず、ユニット内には規定量よ
りも多い潤滑油7が注入されて潤滑油7の滲み出しなど
が発生することから、製品としての機能を満足できず、
上記の注油方法が行えないという問題がある。
【0010】本発明は前記問題点を解決し、軸受ユニッ
トの内部に気泡を残すことなく、しかも簡易な工程で軸
受ユニット内への潤滑油の適正量の注入が行なえる動圧
軸受装置の製造方法および動圧軸受装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の動圧軸受装置の
製造方法は、減圧雰囲気下に曝した軸受ユニットの隙間
の開放端に適正油量の潤滑油を滴下し、大気に開放して
潤滑油を隙間に充填することを特徴とする。
【0012】この構成によると、軸受ユニットの内部に
気泡を残すことなく、簡易な工程で軸受ユニット内への
潤滑油の注入が行なえる。本発明の動圧軸受装置は、軸
受ユニットの隙間の開放端に適正油量を規定する凹部を
形成したことを特徴とする。
【0013】この構成によると、上記の製造方法を実行
することによって潤滑油を過不足なく規定量だけ軸受内
に注入できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の動圧軸受
装置の製造方法は、軸受体に軸体を挿入した軸受ユニッ
トの隙間に潤滑油を充填した動圧軸受装置を製造するに
際し、前記軸受ユニットを減圧雰囲気下に曝して前記隙
間の空気を排気し、軸受ユニットの前記隙間の開放端に
適正油量の潤滑油を滴下した後に、前記軸受ユニットを
大気に開放して潤滑油を前記隙間に充填することを特徴
とする。
【0015】この構成によると、軸受内に空気を混入す
ることなく潤滑油を充填でき、温度や気圧の変化が生じ
ても潤滑油の流出がなく、モータ特性の良好な動圧軸受
装置が容易に実現できる。
【0016】本発明の請求項2記載の動圧軸受装置は、
軸受体に軸体を挿入し、一端が閉塞され他端が開放され
た軸受ユニットに潤滑油を充填した動圧軸受装置であっ
て、前記軸受ユニットの軸受体と軸体との隙間の開放端
に適正油量とほぼ同体積の環状の凹部を形成したことを
特徴とする。
【0017】この構成によると、過不足のない適正量の
潤滑油を容易に軸受ユニット内部に注入できる。本発明
の請求項3記載の動圧軸受装置は、前記環状の凹部を、
軸体と軸受体との少なくとも一方に形成したことを特徴
とする。
【0018】本発明の請求項4記載の動圧軸受装置は、
請求項2または請求項3において、前記環状の凹部を、
軸受ユニットの前記隙間の開放端に位置する軸受体の軸
体挿入孔の開口部の全周にわたって形成された面取り部
と、前記面取り部に連通する位置に形成され前記軸体の
外周と軸受体の内周とが近接するまでの環状の空間部と
で構成し、前記面取り部の面取り体積と前記空間部の体
積の和が潤滑油の適正油量とほぼ等しくなるようにした
ことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5記載の動圧軸受装置は、
請求項2において、前記軸受ユニットの開放側に潤滑油
の広がりを防止する環状の溝部を形成したことを特徴と
する。
【0020】この構成によると、軸受ユニットの開放端
に必要以上の潤滑油を付着させることなく、容易に規定
量の潤滑油を滴下できる。以下、本発明の実施の形態を
具体例に基づき図1〜図5を用いて説明する。
【0021】なお、従来例を示す図6と同様の構成をな
すものには同一の符号を付けて説明する。この実施の形
態では、図1に示すように、軸受ユニット20を減圧雰
囲気下に曝した状態で軸受ユニット20の軸受体と軸体
との隙間の開放端20aに潤滑油7を滴下し、その後、
大気圧雰囲気下で気圧差を利用して潤滑油7をユニット
内に注入する点で上記従来例とは異なる。
【0022】詳細には、図6と同様に組み立てられた一
端が閉塞され他端が開放された軸受ユニット20が、減
圧雰囲気下、例えば真空チャンバ9等に配置され、軸受
ユニット20の隙間の空気が排気されてほぼ真空状態と
なる。
【0023】真空チャンバ9には、軸受ユニット20に
潤滑油7を滴下する装置として、例えば、潤滑油7を滴
下するディスペンサ10などの部品と、ディスペンサ1
0を駆動するシリンダ11と、シリンダ11を固定する
土台12とからなる装置が設けられており、上記のよう
に内部がほぼ真空状態となった軸受ユニット20の隙間
の開放端20a、ここではスリーブ4の側に減圧状態の
ままで規定量の潤滑油7が滴下される。なお、ここで言
う潤滑油7の規定量とは、軸受ユニット20の使用環境
における各部品と潤滑油7の熱膨張,熱収縮などを考慮
して、油漏れや油不足が起こらないように規定した量で
ある。
【0024】規定量だけ滴下された潤滑油7は、表面張
力によってシャフト1の外周部とスリーブ4の端面部に
保持されるとともに、シャフト1およびスリーブ4の全
周に渉って広がる。
【0025】そして、潤滑油7を保持した状態で真空チ
ャンバ9内を大気圧に開放すると、軸受ユニット20の
内圧力と大気圧との気圧差によって、図2に示すように
潤滑油7は軸受ユニット20の内部にある隙間に入り込
む。
【0026】このような動圧軸受装置の製造方法による
と、軸受ユニット20の内部に気泡を残すことなく潤滑
油7を注入でき、温度変化や、例えば航空機の輸送など
での気圧の変化が生じても、潤滑油7の動圧軸受装置の
外部への流出を防止できる。
【0027】また、シャフト1とスラストフランジ2と
がネジ止めされた構造であっても、ネジ孔3aにも確実
に潤滑油7を注入できる。また、シャフト1の端面に他
の部材の取り付け様の穴部やネジ穴が設けられていて
も、容易にしかも短時間で潤滑油7の注入を行なえる。
【0028】また、滴下された潤滑油7は、軸受ユニッ
ト20の開放端20aにおけるシャフト1の外周部とス
リーブ4の端面にのみ付着するだけで、軸受ユニット2
0の内部に入っていくため余分な潤滑油7の付着がな
く、軸受装置の品質の向上が図れる。
【0029】また、滴下した潤滑油7は外部にあふれる
ことなく軸受ユニット20の内部に入っていくため、規
定量の潤滑油7を滴下すれば注入後に潤滑油7の量を調
整する必要がなくなる。
【0030】潤滑油7を規定量だけ滴下するためには、
軸受ユニット20の開放端20aをにおける環状の凹部
6の体積を、適正油量とほぼ同体積にすればよい。詳細
には、図3に示すように、環状の凹部6を、軸受ユニッ
ト20の軸受体と軸体との隙間の開放端20aに位置す
るスリーブ4の軸体挿入孔の開口部の全周にわたって形
成された面取り部6aと、面取り部6aに連通する位置
に形成されシャフト1の外周とスリーブ4の内周とが近
接するまでの環状の空間部6bとで構成する。
【0031】そして、面取り部6aの面取り体積と空間
部6bの体積の和が潤滑油7の適正油量とほぼ等しくな
るようにすると、ディスペンサ10から潤滑油7を滴下
する際に、潤滑油7をスリーブ4の軸体挿入孔の開口端
まで滴下するだけで、規定量の潤滑油7を容易に注入で
きる。
【0032】また、適正油量を溜めるだけの大きさの面
取り部6aが形成されていない場合には、図4に示すよ
うに、軸受ユニット20の開放側に潤滑油7の広がりを
防止する環状の溝部8a,8bを形成すればよい。
【0033】このような環状の溝部8a,8bが形成さ
れていると、図5に示すように、ディスペンサ10から
滴下された潤滑油7の広がりは環状の溝部8a,8bで
止まることとなる。従って、潤滑油7の規定量に基づい
て環状の溝部8a,8bの形成位置を設定することで、
容易に規定量の潤滑油7の滴下が行なえる。また、不要
な潤滑油7の広がりを防止することで、潤滑油7の拭き
取りを削減できる。
【0034】なお、上記説明では、環状の凹部6はスリ
ーブ4の側に形成されているが、この凹部6はスリーブ
4とシャフト1のうちの少なくとも一方に形成されてい
ればよい。
【0035】また、上記説明では、環状の溝部8a,8
bをスリーブ4とシャフト1の両方の側に設けたが、い
ずれか一方でもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の動圧軸受装置の製
造方法によると、軸受ユニットを減圧雰囲気下に曝して
隙間の空気を排気し、軸受ユニットの前記隙間の開放端
に適正油量の潤滑油を滴下した後に、前記軸受ユニット
を大気に開放して潤滑油を前記隙間に充填することで、
内部に気泡を残すことなく、簡易に軸受ユニットへの潤
滑油の注入が行なえる。
【0037】また、本発明の動圧軸受装置によると、軸
受ユニットの軸受体と軸体との隙間の開放端に適正油量
を規定する凹部を形成して、上記の製造方法を実行する
ことで、過不足ない適正量の潤滑油を容易に軸受ユニッ
トに滴下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における軸受ユニットへの
潤滑油の注入方法を説明する模式図
【図2】同実施の形態における動圧軸受装置の縦断面図
【図3】図2の要部を説明する拡大断面図
【図4】図2とは別の構成を有する動圧軸受装置の縦断
面図
【図5】図4の要部を説明する拡大断面図
【図6】従来の動圧軸受装置の縦断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 ネジ穴 4 スリーブ 6 凹部 6a 面取り部 6b 空間部 7 潤滑油 8a,8b 溝部 9 真空チャンバ 20 動圧軸受ユニット 20a 開放端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受体に軸体を挿入した軸受ユニットの隙
    間に潤滑油を充填した動圧軸受装置を製造するに際し、 前記軸受ユニットを減圧雰囲気下に曝して前記隙間の空
    気を排気し、 軸受ユニットの前記隙間の開放端に適正油量の潤滑油を
    滴下した後に、前記軸受ユニットを大気に開放して潤滑
    油を前記隙間に充填する動圧軸受装置の製造方法。
  2. 【請求項2】軸受体に軸体を挿入し、一端が閉塞され他
    端が開放された軸受ユニットに潤滑油を充填した動圧軸
    受装置であって、 前記軸受ユニットの軸受体と軸体との隙間の開放端に適
    正油量とほぼ同体積の環状の凹部を形成した動圧軸受装
    置。
  3. 【請求項3】前記環状の凹部を、軸体と軸受体との少な
    くとも一方に形成した請求項2記載の動圧軸受装置。
  4. 【請求項4】前記環状の凹部を、軸受ユニットの前記隙
    間の開放端に位置する軸受体の軸体挿入孔の開口部の全
    周にわたって形成された面取り部と、前記面取り部に連
    通する位置に形成され前記軸体の外周と軸受体の内周と
    が近接するまでの環状の空間部とで構成し、前記面取り
    部の面取り体積と前記空間部の体積の和が潤滑油の適正
    油量とほぼ等しくなるようにした請求項2または請求項
    3記載の動圧軸受装置。
  5. 【請求項5】前記軸受ユニットの開放側に潤滑油の広が
    りを防止する環状の溝部を形成した請求項2記載の動圧
    軸受装置。
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